8518 アジア投資 2019-11-14 16:00:00
2020年3月期第2四半期決算補足資料(従来連結基準) [pdf]
日本アジア投資株式会社
2020年3月期 第2四半期
決算補足資料
決算発表日:2019年11月14日
(ご注意)本資料に記載された事項は、資料作成時点での当社の判断であり、その情報の正確性を保証するものではありません。また、今後予告
なしに変更されることがあります。本資料に含まれる意見や予測などについては、様々な要因の変化により、実際の業績や結果とは大きく異なる
可能性があることをご留意下さい。また、本資料は情報の提供のみを目的としており、当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的とするものでは
ありません。なお、本資料内の業績数値は全て従来連結基準にて表示しております。
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目次
1. 総括 P3
2. 当四半期の実績 P4
3. 営業活動の状況 P12
4. 通期の業績予想 P19
5. 参考情報 P21
(ご注意)本資料内の業績数値は全て従来連結基準にて表示しております。
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1. 総括
当四半期の実績
• 前年同期比:3.5%減収、赤字幅53百万円縮小
• プライベートエクイティ投資の株式評価損が減少
営業活動の状況
• FIT価格30円台のメガソーラープロジェクトに新規で3件投資実行
• プロジェクト投資のパートナー企業に対する戦略投資を3件実行
• IPO実績2社:㈱ステムリム:8月9日東証マザーズ上場
㈱ピー・ビーシステムズ:9月12日福証Q-Board上場
※第2四半期以降:Fangdd Network Group Ltd. 11月1日Nasdaq上場
通期の業績予想
• 通期の見込みに変更なし、上期に見込んでいた一部の株式売却益や
コンサルティング売上が、下期に実現する見込み
• 第4四半期に株式売却益が集中する見込み、国内の追加IPOにも期待
• 仮に株式売却益が下振れる場合はメガソーラーの売却でカバーする計画
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2. 当四半期の実績
ハイライト P5
営業収益・営業原価内訳 P8
中期経営計画の進捗状況 P9
KPIの進捗状況 P11
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2.当四半期の実績–ハイライト P/L
2019/3期
2020/3期 2Q 実績
2Q 実績
金額 金額
増減率
(百万円) (百万円)
営業収益 716 691 △3.5%
営業原価 638 582 △8.7%
営業総利益 78 108 39.2%
販管費 543 530 △2.4%
営業利益 △465 △421 -
経常利益 △460 △483 -
親会社株主に帰属する当期純利益 △534 △481 -
前年同期比:3.5%減収、53百万円赤字幅縮小
営業収益は、他社ファンドからの持分利益の減少を株式売却高の増加が補
い、小幅な減収で着地
営業原価のうちプライベートエクイティ投資資産の評価損が減少し、営業
総利益が増加、これに伴い最終利益の赤字幅が縮小
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2.当四半期の実績–ハイライト B/S
2019/3期末
2020/3期 2Q 実績
実績
金額 金額
増減率
(百万円) (百万円)
総資産 17,305 15,761 △8.9%
うち 現預金 5,564 2,825 △49.2%
うち プロジェクト投資資産 5,514 6,667 20.9%
うち 戦略投資資産 373 745 99.9%
うち プライベートエイクイティ投資
4,765 4,577 △4.0%
資産(戦略投資以外、引当後)
借入金 9,784 8,689 △11.2%
自己資本 6,840 6,507 △4.9%
現預金+プロジェクト投資△借入金 1,294 803 △37.9%
プロジェクト投資資産:順調な投資実行により残高が増加
戦略投資資産:3件の投資実行により残高が増加
財務バランス※:投資実行により減少したものの、プラスを維持
(※現預金とプロジェクト投資資産の合計額と、借入金とを比較した財務バランス)
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2.当四半期の実績–ハイライト C/F
(単位:百万円) 2019/3期 2Q 実績 2020/3期 2Q 実績
営業活動によるCF 458 △870
投資活動によるCF 65 56
財務活動によるCF △1,668 △1,095
CF増減額 △1,158 △1,920
期末残高 3,599 2,161
営業CF: 870百万円の支出
投資の実行により支出超過
投資CF: 56百万円の収入
ファンドの償還による収入等が発生
財務CF: 1,095百万円の支出
返済優先の財務対応を改め返済額を減額したため、
マイナス幅が前年同期から減少
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2.当四半期の実績-営業収益・営業原価 内訳
合計 プライベートエクイティ投資 プロジェクト投資
2019/3期 2020/3期 2019/3期 2020/3期 2019/3期 2020/3期
(単位:百万円)
2Q 実績 2Q 実績 2Q 実績 2Q 実績 2Q 実績 2Q 実績
営業収益 716 691 582 586 133 104
管理運営報酬等 129 107 128 106 0 1
営業投資有価証券売却高 196 406 172 406 23 0
組合持分利益等 367 155 271 66 96 89
その他営業収益 22 20 9 7 13 13
営業原価 638 582 621 531 16 50
営業投資有価証券売却原価 205 356 188 356 16 0
営業投資有価証券評価損・
420 160 420 160 - -
投資損失引当金繰入額
組合持分損失等 8 61 8 11 - 50
その他営業原価 3 2 3 2 - -
営業総利益 78 108 △39 54 117 54
プライベートエクイティ投資:営業総利益が黒字転換
営業収益は、国内上場株式や中国の未上場株式の売却高が増加し、組合持分利益等に含まれ
る他社ファンド利益の減少分をカバー
営業原価は、前年同期は海外投資先企業に多額の評価損が発生したが、当四半期は減少
プロジェクト投資:プロジェクトの売却が無く、加えて、植物工場の先行費用で営業原価の
うち組合持分損失等が増加したため、営業総利益が減少
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2.当四半期の実績-中期経営計画の進捗状況
-プライベートエクイティ投資
項目 施策 進捗状況
• 前期にIPO済みの国内株式の売却や、中国の未上
既存資産の IPOによる売却益獲得に加え、未上場株 場株式の流動化を実現
流動化 式や営業外の資産も流動化を促進する • 上期に見込んでいた一部の未上場株式や、営業外
資産の流動化は、下期の実現を目指す
ファンドの 海外進出支援、対日直接投資支援を 今期中の設立を目指して、ファンドの投資家候補へ
新設 目的とする2つのファンドを設立する の募集活動を実施中
• 社外ネットワーク(国内・アジア) • 中国西安市ハイテク産業区と協力協定を締結、
を強化し、グローバル支援体制を バンコクでは現地のベンチャーキャピタルと協力
ネットワー 構築する 協定を締結
ク、M&A • アジアのビジネスパートナーからのM&A案件を、
• クロスボーダーM&Aを中心とした 当社の国内ネットワークを用いて日本の上場会社
FA業務への取り組みを開始する 向けに提案中
• 2019年10月に、障がい者向けグループホームの
Bankable(金融機関からの負債性資金 建設プロジェクトを開始
調達が可能)な新規事業を創出し、 • 3件の戦略投資を実行
戦略投資
プロジェクトへの投資と共に、 ソーシャルインクルー㈱(グループホーム)
パートナー企業への戦略投資も行う ㈱森久エンジニアリング(植物工場)
スマートソーラー㈱(メガソーラー)
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2.当四半期の実績-中期経営計画の進捗状況
-プロジェクト投資
項目 施策 進捗状況
• メガソーラーを最優先として、
• メガソーラープロジェクト新規案件3件に投資
バイオガス・バイオマスの新規案件
再生可能 実行
にも投資する
エネルギー • バイオガス発電所の原料となる廃棄物の、中間
• 高採算案件への投資機会は時限性が
処理施設のオペレーターに対して投資を実行
あるため、積極投資を継続する
• 1号工場では、大手外食チェーン等の販路開拓に
成功し、納品を開始
• 食の展示商談会「第14回地方銀行フードセレク
スマート 植物工場1号案件を軌道に乗せ、
ション」への出展などを通じて、大手コンビニ
アグリ 後続案件に投資する
チェーンと商談を開始
• 今期中の投資実行を目指して、2号工場の建設予
定地を選定中
1件のプロジェクトへの投資を決定
件数を追わず採算性を重視し、
ヘルスケア 開発業者によるプロジェクト全体の組成を待ち、
介護施設開発案件に選別的に投資する
下期に投資実行予定
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2.当四半期の実績-KPIの進捗状況
最終目標 2021/3期
最終利益 7億円
ROE 9%
KPI KPI
戦略 施策 2020/3期2Q 2021/3期
実績 目標
プロジェクト投資資産残高 67億円 90億円
プロジェクト投資 プロジェクト投資資産の含み益
83億円 200億円
資産からの安定収 (割引前累計利益見込額)※
益拡大
現預金とプロジェクト投資資産
+8億円 +56億円
の合計額と借入金のバランス
戦略投資等以外の資産の早期流 残高45億円 残高10億円
プライベートエク 動化・収益化 (引当後) (引当後)
イティ投資資産他
の入替 ・新規投資用のファンド設立
残高7億円 残高10億円
・戦略投資の実行
※一定の仮定のもとに試算した、当社グループの運営するプロジェクトを保有し続けた場合の累計利益の合計額(割引前の額)
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3. 営業活動の状況
プライベートエクイティ投資 P13
プロジェクト投資 P16
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3. 営業活動の状況-プライベートエクイティ投資 投資実行
投資実行 6社、合計8.2億円
スマートソーラー ソーシャルインクルー
株式会社ウエタニ
株式会社 株式会社
メガソーラープロジェクトの 障がい者向けグループホーム 事業承継ファンドの第1号投資
パートナー企業への戦略投資 プロジェクトのパートナー企業 案件、商業施設内装・オーダー
への戦略投資 家具製造の老舗
株式会社 株式会社
森久エンジニアリング ネーブル・ジャパン
スマートアグリプロジェクト 株式会社第三銀行等が設立した
のパートナー企業への戦略投資 三重県松阪市の地域商社
他IT関連1社
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3. 営業活動の状況-プライベートエクイティ投資 アジアネットワーク
当社の強みである
天津(ファンド、子会社)
アジアのビジネス
天津エコシティ (ファンド出資者)
瀋陽 (ファンド、子会社) ネットワークを
青島市・山東半島藍色経済区(提携先) 瀋陽市渾南新区市政府
(ファンド出資者)
さらに強化
藍色経済区産業ファンド(戦略的提携先)
青島市政府(当社が国際投資促進顧問に就任)
煙台(協力先) 2019年9月には、
煙台市政府 (経済交流実績) 北京(アドバイザー)
中国西安市ハイテク
産業開発区と協力協
西安 (提携先、アドバイザー)
・西安高新技術産業開発区(協力協定先)
定を締結
上海 (ファンド、子会社)
サイバーエージェント・ベンチャー
香港 (提携先) ズ(ファンドの共同運営) 今後も、中国の主要
First Eastern (Holdings) Limited
な市政府との提携を
拡大する方針
蘇州 (ファンド、子会社)
蘇州ベンチャーグループ
タイでは現地のベン
バンコク(提携先) (ファンド出資者) チャーキャピタル等
VNET Venture Capital Management
Securities Co., Ltd.
と協力協定を締結
M&A事業の立上げや
シンガポール・マレーシア・インドネシア
ホーチミン (協力先) (協力先) 投資先企業の支援に
㈱ワールド・リンク・ジャパン
(当社OB所属先) BA Partners Pte. Ltd. 活用
(当社OB運営会社)
Lingua Franca Holdings Pte. Ltd.
(当社OB運営会社)
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3. 営業活動の状況-プライベートエクイティ投資 IPO実績
㈱ステムリム ㈱ピー・ビーシステムズ
生体内に存在する幹細胞を活性化し、企業の基幹システムをクラウド化する
損傷組織の再生を誘導する医薬品・ 「セキュアクラウドシステム事業 」、
医療機器及び遺伝子治療等製品の VRシアター4D王の製造販売を行う
研究、開発、製造、販売 「エモーショナルシステム事業」
上場市場:東証マザーズ(4599) 上場市場:福証Q-Board(4447)
上場日 :2019年8月9日 上場日 :2019年9月12日
Fangdd Network Group Ltd.
中国最大の不動産仲介サイト「房多多」の運営
上場市場:NASDAQグローバル(DUO)
上場日:2019年11月1日
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3. 営業活動の状況-プロジェクト投資 投資実行
投資実行 6件、合計9.2億円
No. 所在場所 プロジェクト種類 発電容量 特徴
1 栃木県 太陽光発電所 2.0MW 新規案件(FIT32円)
2 栃木県 太陽光発電所 2.0MW 新規案件(FIT32円)
3 栃木県 太陽光発電所 2.0MW 新規案件(FIT36円)
併設する廃棄物処理施設の
4 東京都 バイオガス発電所 1.6MW
オペレーターへの投資
5 兵庫県 植物工場 - 工場の操業資金を追加投資
6 熊本県 太陽光発電所 11.8MW 追加投資(FIT36円)
FIT価格30円台のメガソーラープロジェクトへの投資が進捗
植物工場は2020年3月末のフル稼働を目指して順調に操業中
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3. 営業活動の状況-プロジェクト投資
再生可能エネルギープロジェクト一覧 (2019年9月末)
メガソーラープロジェクト 青森県
売電中 12件 29.8MW バイオガス 北海道 太陽光
1件 4.4MW
1件 0.03MW
建設・企画中 12件 70.0MW 3件20.0MW
合計 24件 99.8MW 岩手県 太陽光
(うち当社出資持分 56.4MW) 4件 10.0MW
宮城県 太陽光
上記の他
1件 2.4MW
売却・他回収済 22件 119.7MW
東京都 バイオガス
その他再生可能エネルギー 1件 1.6MW
福島県 太陽光
1件 1.2MW
木質バイオマス(売電中)1件 2.0MW
2件 5.1MW
バイオガス(売電中)1件 0.03MW
バイオガス(建設中)1件 1.6MW 栃木県 太陽光
風力(企画中) 1件最大25.2MW 3件 6.0MW
神奈川県 太陽光
三重県 1件 2.4MW
熊本県 太陽光
木質バイオマス 1件 2.0MW
1件 3.1MW 福岡県 太陽光 香川県 太陽光
太陽光 1件 21.8MW
1件 11.8MW 1件 2.9MW 4件 8.7MW 風力 1件 最大25.2MW
※各プロジェクトに対する当社の出資比率はプロジェクト毎に異なるため、当社の投資額や当社に帰属する売電収益の金額は、必ずしもプロジェクト
のMW数に連動しておりません。
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3. 営業活動の状況-プロジェクト投資- プロジェクトの多様化
障がい者向けグループホーム
発電所完成予想図
(静岡県浜松市)
・障がい者向け小規模集合住宅施設
・2020年5月完成予定
運営会社の他施設全景
羽村バイオガス発電所(東京都羽村市)
・食品工場等の有機性廃棄物をメタン発酵さ
せて生成するバイオガスを活用
・ガスを取り出した後の廃棄物は質量が減る 2019年 今後の
ため、発電所が廃棄物の中間処理施設とし
ても機能する 2018年 10月 計画
植物工場 障がい者 ・アジアの
2017年 施設 再生エネ
バイオ
・物流施設
ガス
2016年
・バイオマス
・高齢者施設 植物工場(兵庫県丹波篠山市)
2012年 ・リーフレタスや結球レタスなどを栽培
メガ ・外食チェーン企業等への販売を開始
・2020年3月末までにフル稼働して単月黒字化を目指す
ソーラー ・フル稼働での年間生産量は約200t、年商は約2億円
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4. 通期の業績予想
業績予想につきましては、当社グループが展開するプライベートエク
イティ投資はその事業特性上株式市場等の変動要因による影響が極め
て大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績
予想が困難なため、当社は業績予想を行っておりません。
しかしながら、投資家及び株主の皆さまの利便に資するべく、業績予
想に代えて、ある一定の前提を元に策定した「従来連結基準による見
込値」を、数値の合理性は低いものの、参考情報として開示しており
ます。
なお、当該「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲
載されている全ての将来に関する記述は、当社が現時点において入手
している情報及び一定の前提に基づいており、その達成を当社として
約束する趣旨のものではありません。実際の数値は様々な要因により
記述されている内容とは大きく異なる可能性があります。
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4. 通期の業績予想
2020/3期 2020/3期 上期 見込 2020/3期 通期 見込
2Q実績 (2019/5/15発表値) (2019/5/15発表値)
金額 金額 金額
達成率 進捗率
(百万円) (百万円) (百万円)
営業収益 691 600 115.2% 3,500 19.8%
営業原価 582 290 200.8% 1,600 36.4%
営業総利益 108 310 35.2% 1,900 5.7%
販管費 530 550 96.5% 1,100 48.2%
営業利益 △421 △240 - 800 -
経常利益 △483 △320 - 650 -
親会社株主に帰属する当期純利益 △481 △330 - 500 -
通期の見込みに変更なし
上期実績は、2019/10/31に下方修正した上期見込みどおりに着地
上期利益の下振れは、主に未上場株式の売却時期が下期へずれ込んだため
株式売却益が第4四半期に集中発生する見込み
国内で投資先企業からの追加のIPOにも期待
仮に株式売却益が下振れた場合には、メガソーラーの売却でカバーの予定
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5. 参考情報
プロジェクト投資の案件一覧 P22
プライベートエクイティ投資 投資残高内訳 P24
ファンド運用残高・投資残高・営業投資有価証券残高の関係 P25
主要データの推移 P26
営業収益・営業原価 内訳 P28
JAICの強み P29
収益構造 P30
会社概要 P32
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(参考情報)
プロジェクト投資 案件一覧-1 (2019年9月末)
プロジェクト 発電所名/所在地 発電容量 プロジェクト進捗状況 FIT(税抜、円) プロジェクト総額
種類 (MW)
メガソーラー 1 熊本県球磨郡錦町 3.1 売電中 (2015年12月売電開始) 40 約10.5億円
発電
2 一関市藤沢町太陽光発電所 2.3 売電中 (2016年9月売電開始) 36 約7.3億円
3 野間池ソーラー発電所 2.4 売電中 (2017年5月売電開始) 36 約8億円
4 福島猪苗代太陽光発電所 1.2 売電中 (2017年9月売電開始) 36 約3.4億円
5 御田神辺池ソーラー発電所 1.5 売電中 (2017年9月売電開始) 32 約5億円
6 岩手一関ソーラーパーク 2.4 売電中 (2018年1月売電開始) 36 約8億円
7 帯広ソーラーパーク 4.4 売電中 (2018年3月売電開始) 40 約22億円
8 中王田池ソーラー発電所 2.4 売電中 (2018年4月売電開始) 36 約8.6億円
9 一関市吉高太陽光発電所 2.6 売電中 (2018年6月売電開始) 36 -
10 東王田池ソーラー発電所 2.4 売電中 (2018年7月売電開始) 36 約8.6億円
11 一関市鈴ヶ沢太陽光発電所 2.7 売電中 (2018年10月売電開始) 36 -
12 加美ソーラーパーク 2.4 売電中 (2018年10月売電開始) 36 約9.6億円
13 北海道紋別市弘道太陽光発電所 15.7 建設・企画中 40 約66億円
14 北海道 2.0 建設・企画中 36 -
15 三重県 21.8 建設・企画中 24 -
16 福島県 2.4 建設・企画中 32 -
17 福島県 2.7 建設・企画中 40 -
18 熊本県 11.8 建設・企画中 36 -
19 北海道 2.3 建設・企画中 40 -
20 神奈川県 2.4 建設・企画中 32 -
21 福岡県 2.9 建設・企画中 36 -
22 栃木県 2.0 建設・企画中 36 -
23 栃木県 2.0 建設・企画中 32 -
24 栃木県 2.0 建設・企画中 32 -
合計99.8MW (うち当社出資持分 56.4MW)
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(参考情報)
プロジェクト投資 案件一覧-2 (2019年9月末)
プロジェクト 発電所名/所在地 発電容量 プロジェクト進捗状況 FIT(税抜、円) プロジェクト総額
種類 (MW)
木質バイオマス
三重県松阪市 2.0 売電中 (2018年1月売電開始) - -
発電
バイオガス発電 1 東京都 1.6 建設・企画中 39 -
併設する廃棄物中間処理施設のオペレーター - -
2 青森東北町発電所 0.03 売電中 (2018年11月売電開始) 39 -
風力発電 三重県 最大25.2 建設・企画中 22 -
植物工場 兵庫県丹波篠山市 - 操業中(2019年3月操業開始) - 約7億円
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プライベートエクイティ投資 投資残高内訳
投資残高 103社、合計83億円
【地域別内訳】 【業種別内訳】
【QOL内訳】
その他 その他
11社 11社 QOL
3億円
サービス 15億円 27社
日本
中華圏 総計 14社
総計 32億円
その他
54社 3億円
103社 9億円 103社
医療
38社 機器・
83億円 83億円
バイオ・
43億 36億 精密機器 QOL サービス
創薬・
7社 7億円 32億円 12億円
円 円 医薬品
環境
10億円
20億円 機器・
IT
サービス
44社 7億円
1社当たり平均投資金額:
日本67百万円、中華圏114百万円/QOL118百万円、IT45百万円
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(参考情報)
ファンド運用残高・投資残高・営業投資有価証券残高の関係
ファンド投資残高 損益・既分配累計額 未払込残高
ファンド運用残高
159億円 45 68 33
現預金等
13
当社 他社
本体投資残高
投資残高 出資分 出資分
146億円 102
16 29
従来連結基準営業投 連結以外プロジェクト 連結プロジェクト その他
資有価証券残高 /PE投資, 53 48 ※ 16 13
130億円 ※ファンド連結基準では、本体投
資額のうち、当社が運営するプロ
ジェクトに対する投資部分は、子
ファンド連結基準営
53 16 15
会社に対する投資とみなされ投資
業投資有価証券残高 子会社ファンド 資本消去される。
96億円 他方、プロジェクトが保有する発
他社出資分, 12
電所や工場の設備等が、固定資産
に計上される。
日本アジア投資株式会社 2020年3月期 第2四半期決算補足資料 (2019年11月14日 発表) - 25 -
(参考情報)
主要データの推移 ①
・ファンドの状況、投資の状況
(単位:百万円) 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 19/3(2Q) 20/3(2Q)
ファンド設立・増加額 - 5,201 500 1,000 2,000 600 -
ファンド運用残高 43,897 39,335 28,753 19,150 16,494 17,329 15,948
うち 当社グループ出資額 14,004 9,427 5,867 5,344 5,584 5,131
投資実行額(プライベートエクイティ投資) 1,470 1,304 1,131 1,205 136 106 824
投資残高 (プライベートエクイティ投資) 18,385 15,061 11,981 10,398 8,437 8,812 8,260
投資実行額(プロジェクト投資) 1,257 2,788 3,184 2,681 3,612 1,353 920
投資残高 (プロジェクト投資) 1,337 3,722 4,576 3,582 5,514 4,672 6,418
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(参考情報)
主要データの推移 ②
・業績、財務状況
(単位:百万円) 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 19/3(2Q) 20/3(2Q)
業績
営業収益 4,532 4,043 3,926 5,403 2,475 716 691
営業総利益 882 1,554 2,176 2,328 1,286 78 108
販売費及び一般管理費 1,433 1,472 1,339 1,311 1,109 543 530
営業利益 △550 82 836 1,017 177 △465 △421
経常利益 △610 612 726 954 83 △460 △483
親会社株主に帰属する当期純利益 △850 597 553 874 578 △534 △481
財務状況
現預金 9,437 8,202 6,213 7,308 5,564 4,885 2,825
営業投資有価証券(プロジェクト投資) 1,337 3,722 4,081 3,582 5,514 4,672 6,667
営業投資有価証券(戦略投資投資) - 100 100 373 373 373 745
引当後 営業投資有価証券
10,364 8,126 7,256 5,657 4,765 5,074 4,577
(戦略投資以外のプライベートエイクイティ投資)
借入金 20,193 16,910 14,128 11,954 9,784 10,288 8,689
自己資本 3,373 4,976 5,686 6,545 6,840 5,986 6,507
総資産 24,396 22,680 20,305 19,220 17,305 16,941 15,761
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(参考情報)
営業収益・営業原価 内訳
(単位:百万円) 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 19/3(2Q) 20/3(2Q) 増減率(%)
1. 投資事業組合等管理業務
管理運営報酬等 571 441 364 277 241 129 107 △16.7%
成功報酬 63 288 101 86 - - - -
営業収益 634 729 466 364 241 129 107 △16.7%
営業原価 - - - - - - - -
営業総利益 634 729 466 364 241 129 107 △16.7%
2. 投資業務
営業投資有価証券売却高 3,651 2,954 2,275 3,219 1,746 196 406 107.3%
組合持分利益等 193 345 1,159 1,677 429 367 155 △57.6%
営業収益 3,844 3,300 3,434 4,897 2,176 563 562 △0.2%
営業投資有価証券売却原価 1,767 1,863 1,423 2,469 554 205 356 73.9%
営業投資有価証券評価損・
1,704 569 274 562 579 420 160 △61.7%
投資損失引当金繰入額
組合持分損失等 168 47 46 36 49 8 61 618.4%
営業原価 3,640 2,481 1,744 3,069 1,182 634 579 △8.6%
営業総利益 203 818 1,690 1,827 993 △70 △16 -
3. その他
営業収益 53 13 25 142 57 22 20 △10.3%
営業原価 9 7 6 5 6 3 2 △30.4%
営業総利益 44 5 19 136 51 19 18 △6.5%
合計
連結営業収益 4,532 4,043 3,926 5,403 2,475 716 691 △3.5%
連結営業原価 3,650 2,488 1,750 3,074 1,188 638 582 △8.7%
連結営業総利益 882 1,554 2,176 2,328 1,286 78 108 39.2%
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(参考情報)
JAICの強み
1981年に経済同友会を母体に設立
されて以来、35年に亘り日本とア
投資候補となる企業やプ ジアの経済交流に貢献し、アジアで
ロジェクトの発掘を通じ の高い知名度を有しています。
て、専門性の高い、業界
の最先端の動向を把握し
ています。
国内外で3,300億円の累計投資実績
を有しています。
プロジェクト投資事業では、当社か
国内外で300社超の上場実績を有し、これまでの投 らの投資資金だけでなく、プロジェ
資活動を通じて、多数のベンチャー企業と親密な関 クトファイナンスなどの融資資金も
係を構築しています。 交えた調達スキームを構築していま
そのネットワークを、投資先企業の支援や、当社が す。
新規事業テーマを開拓する際のアライアンスに活用
します。
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(参考情報)
収益構造 – 投資業務
●投資業務:プライベートエクイティ
投資資金は、
・JAIC自身の手元資金からの拠出
・ファンドを通じて国内外のファンド
出資者から運用を委託された資金
の2通りがあります
ファンドには、JAIC自身も一部出資し、
出資比率に応じた運用益を獲得します。
●投資業務:再生可能エネルギープロジェクト 発電事業者は、発電所建設資金を、
・JAIC、他の投資家の出資金
・金融機関からの借入金
の2通りで調達し、発電所を保有
します。
発電した電力は、固定価格で電力会社に買
い取られます
JAIC等の投資家は、出資比率に応じて、
売電を源泉とした安定収益を獲得します
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(参考情報)
収益構造 – ファンド管理業務
●投資事業組合等(ファンド)の管理業務
ファンドの管理業務では、
・経常的な管理・運営に対して受領する
管理報酬
・ファンドのパフォーマンスに応じて受領
する成功報酬
の2種類の報酬があります
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(参考情報)
会社概要(2019年9月末現在)
商号 日本アジア投資株式会社 (略称)JAIC
本社所在地 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地
設立年月日 1981年7月10日
資本金 5,426百万円
株式上場市場 東京証券取引所 市場第一部 (証券コード:8518)
従業員数 単体21名/連結39名
事業領域 プライベートエクイティ投資、プロジェクト投資
役員 取締役会長(独立社外) 川俣 喜昭 : 取締役会議長
代表取締役社長 下村 哲朗
取締役(執行役員) 八田 正史
取締役 大森 和徳 : 監査等委員長
取締役(独立社外) 安川 均 : 監査等委員
取締役(独立社外) 沼波 正 : 監査等委員
取締役(独立社外) 片桐 春美 : 監査等委員
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JAIC
日本アジア投資株式会社
〒101-8570 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル
代表 Tel(03)3259-8518 Fax(03)3259-8511
http://www.jaic-vc.co.jp
IRに関するお問合せ先:
執行役員 岸本
管理グループ 丸山
IRに関するお問合せアドレス:ir@jaic-vc.co.jp
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するものではありません。なお、本資料内の業績数値は全て従来連結ベースにて表示しております。
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