8518 アジア投資 2019-08-13 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月13日
上場会社名 日本アジア投資株式会社 上場取引所 東
コード番号 8518 URL http://www.jaic-vc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 下村 哲朗
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名) 岸本 謙司 TEL 03-3259-8518
四半期報告書提出予定日 2019年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 483 14.3 △57 ― △126 ― △143 ―
2019年3月期第1四半期 422 △37.2 △516 ― △561 ― △540 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △244百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △546百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 △8.09 ―
2019年3月期第1四半期 △30.51 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第1四半期 28,974 8,236 22.7 371.17
2019年3月期 28,845 8,400 23.6 383.89
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 6,571百万円 2019年3月期 6,796百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日~2020年 3月31日)
当社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、加えて昨今の変動の激しい環
境下においては合理的な業績予想が困難なため、当社は業績予想を行っておりません。
しかしながら、投資家及び株主の皆さまの利便に資するべく、業績予想に代えて、ある一定の前提を元に策定した「従来連結基準による見込値」を、数値
の合理性は低いものの、参考情報として開示しております。なお、当該「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲載されている全ての将来に
関する記述は、当社が現時点において入手している情報及び一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実
際の数値は様々な要因により、記述されている内容とは大きく異なる可能性があります。
詳細につきましては18ページ「3.従来連結基準による四半期連結財務諸表等、(1)従来連結基準による業績等の概況、2.2020年3月期の従来連結基準
業績予想(2019年4月1日~ 2020年3月31日)」をご覧ください。
また、「従来連結基準による見込値」の前提となる条件およびご利用にあたっての注意事項等については、20ページ「3.従来連結基準による四半期連結財
務諸表等(4)従来連結基準による連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」、及び、2019年5月15日付の「2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連
結)」の26ページ「5.従来連結基準による連結財務諸表等、(4)従来連結基準による今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 17,884,392 株 2019年3月期 17,884,392 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 181,009 株 2019年3月期 181,009 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 17,703,383 株 2019年3月期1Q 17,703,383 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(決算補足説明資料の入手方法について)
決算補足説明資料は、2019年8月13日に当社ウェブサイトに掲載予定であります。
(将来に関する記述等についてのご注意)
「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲載されている全ての将来に関する記述は、当社が現時点において入手している情報及び一定の
前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の数値は様々な要因により、記述されている内容とは大きく異なる
可能性があります。
なお、「従来連結基準による見込値」の前提となる条件およびご利用にあたっての注意事項等については、20ページ「3.従来連結基準による四半期連結財
務諸表等(4)従来連結基準による連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」、及び、2019年5月15日付の「2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連
結)」の26ページ「5.従来連結基準による連結財務諸表等、(4)従来連結基準による今後の見通し」をご覧ください。
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(1-1)経営成績の内訳 ……………………………………………………………………………………… 2
(1-2)営業活動の状況 ……………………………………………………………………………………… 4
(2)キャッシュ・フローに関する説明 ……………………………………………………………………………… 9
(3)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 10
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 11
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 12
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 14
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 15
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 16
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 17
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 17
3.従来連結基準による四半期連結財務諸表等
(1)従来連結基準による業績等の概況 ……………………………………………………………………………… 18
(2)従来連結基準による経営成績に関する説明 …………………………………………………………………… 20
(3)従来連結基準による財政状態に関する説明 …………………………………………………………………… 20
(4)従来連結基準による連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………… 20
(5)従来連結基準による四半期連結財務諸表等 …………………………………………………………………… 21
1
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)の当社グループの業績等の概要は、営業収益483百
万円(前年同期比14.3%増)、営業総利益292百万円(前年同期 営業総損失187百万円)、営業損失57百万円(前年同
期 営業損失516百万円)、経常損失126百万円(前年同期 経常損失561百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失
143百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失540百万円)となりました。その内訳や背景となる営業活動
の状況は、次のとおりです。
(1-1)経営成績の内訳
(a) 営業収益・営業原価内訳
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期 前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
(自 2018年 4月1日 (自 2019年 4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年 6月30日) 至 2019年 6月30日) 至 2019年3月31日)
営業収益合計(A) 422 483 3,503
うち 管理運営報酬等 42 35 152
うち 営業投資有価証券売却高(B) 81 113 1,897
うち 組合持分利益等 297 328 1,419
うち その他営業収益 2 5 33
営業原価合計(C) 610 190 1,895
うち 営業投資有価証券売却原価(D) 67 55 616
うち 営業投資有価証券評価損・
415 15 710
投資損失引当金繰入額 合計(E)
うち 組合持分損失等 126 118 562
うち その他営業原価 1 1 6
営業総損益(A)-(C) △187 292 1,608
実現キャピタルゲイン(B)-(D) 13 58 1,281
投資損益 (B)-(D)-(E) △402 43 570
(管理運営報酬等)
投資事業組合等の管理運営報酬等は、前年同期に比べ減少し35百万円(前年同期比16.1%減)となりました。減少
要因は、清算したファンドの影響やグループ会社に運営を引き継いだファンドがあったためです。
(投資損益)
営業投資有価証券の売却高は、前年同期においては未上場株式の売却が中心でしたが、当第1四半期連結累計期間
においては投資倍率の高い上場株式の売却が中心となりました。その結果、売却高は、前年同期から増加して113百万
円(同40.4%増)となりました。これに伴い、売却高から売却原価を差し引いた実現キャピタルゲインも前年同期から
増加し58百万円(同343.2%増)となりました。
営業投資有価証券評価損及び投資損失引当金繰入額の合計額は、前年同期から大幅に減少し15百万円(同96.2%
減)となりました。減少要因は、前年同期には、投資期間が長期に亘る海外の投資資産の流動化を進める過程で売却見
込額が投資額を下回る企業が発生しましたが、当第1四半期連結累計期間ではそのような企業が発生しなかったためで
す。
以上の結果、実現キャピタルゲインから営業投資有価証券評価損及び投損失引当金繰入額の合計を控除した投資損
益は、43百万円の利益(前年同期 402百万円の損失)となりました。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(組合持分利益等)
営業収益のうち組合持分利益等には、当社グループが運営するプロジェクトの売電収益、他社が運営するプロジェ
クトの持分利益(売電収益を源泉としたプロジェクトの純利益や、プロジェクトの売却益)、他社が運営するプライベ
ートエクイティファンドの持分利益、利息・配当収入、及びその他の収益が含まれています。
当第1四半期連結累計期間の組合持分利益等の合計額は、前年同期から増加し328百万円(前年同期比10.6%増)と
なりました。このうち売電収益が313百万円(同13.6%増)を占めます。前期中に売却したプロジェクトの減少分を前
期中に売電を開始したプロジェクトによる増加分が上回ったため、前年同期から増加しました。
(組合持分損失等)
営業原価のうち組合持分損失等には、当社グループが運営するプロジェクトの売電原価、他社が運営するプロジェ
クトの持分損失(建設中のプロジェクトのコスト等)、及び他社が運営するプライベートエクイティファンドの持分損
失等が含まれています。
当第1四半期連結累計期間の組合持分損失等の合計額は118百万円(同6.2%減)となり、前年同期から減少しまし
た。このうち売電原価が115百万円(同1.2%減)を占めます。前年同期に比べて売電中のプロジェクトが増加した一方
で、前年同期に発生していた一時的な原価が減少したため、前年同期並みとなりました。
以上の結果、営業収益は483百万円(同14.3%増)、営業原価は190百万円(同68.8%減)、営業総利益は292百万円
(前年同期 営業総損失187百万)となりました。
(b) 販売費及び一般管理費、営業損益
販売費及び一般管理費の合計額は、前年同期に比べ増加し350百万円(前年同期比6.7%増)となりました。前年同期
には、過去の貸し倒れ実績の減少に伴い貸倒引当金繰入額が△40百万円となる特殊要因がありました。一方、当第1四
半期連結累計期間には特殊要因が無かったため、前年同期に比べ増加しました。
これらの結果、営業損失は57百万円(前年同期 営業損失516百万円)となりました。
(c)営業外収益、営業外費用及び経常損益
営業外収益は、前年同期から減少し12百万円(前年同期比75.8%減)となりました。主な要因は、外貨建て投資資産
の回収に伴う為替差益の減少です。
営業外費用は、前年同期から減少し82百万円(同15.9%減)となりました。当社単体の借入金を圧縮しているため、
支払利息が減少しました。なお、建設中のプロジェクトにおけるプロジェクトファイナンスにかかる支払利息は費用に
計上されず建設仮勘定に計上されます。そのため、プロジェクトファイナンスの残高は増加していますが、支払利息は
前年同期に比べ減少しました。
これらの結果、経常損失は126百万円(前年同期 経常損失561百万円)となりました。
(d)特別損益及び親会社株主に帰属する四半期純損益
(特別損益)
前年同期は、特別利益には、再生可能エネルギープロジェクトに関連して受取保険金34百万円が発生しました。一
方、当第1四半期連結累計期間においては、休眠中のグループ会社の整理に伴う関係会社株式売却益や清算益等が発生
し、特別利益の合計額は7百万円となりました。また、前年同期及び当第1四半期連結累計期間ともに、特別損失は発
生しませんでした。
その結果、税金等調整前四半期純損失は119百万円(前年同期 税金等調整前四半期純損失527百万円)となりまし
た。
(親会社株主に帰属する四半期純損益)
法人税等合計については、子会社において3百万円(前年同期比63.2%増)発生しました。なお、当社単体では、前
年同期及び当第1四半期連結累計期間ともに税務上繰越欠損金が生じる見込みであることから、税効果会計については
保守的に見積もっており繰延税金資産を計上しておりません。
非支配株主に帰属する四半期純損益については、主に当社グループが運営するファンドやプロジェクトの損益のう
ち、当社グループ以外の出資者に帰属する部分が計上されています。当第1四半期連結累計期間においては、これらの
ファンドやプロジェクトで発生した利益が損失の額を超過したため、20百万円の利益(同86.0%増)となりました。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は143百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失540百万
円)となりました。
(1-2)営業活動の状況
(a)投資の状況
当社グループによる自己勘定並びに当社グループが運営の任にある、又は運営の為に必要な情報の提供を行っている
ファンドによる投資実行額及び投資残高の内訳は以下のとおりであります。
① 投資実行額内訳
前第1四半期 当第1四半期
前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
(自2018年4月1日
(自2018年4月1日 (自2019年4月1日
至2019年3月31日)
至2018年6月30日) 至2019年6月30日)
社数 社数 社数
又は 金額 又は 金額 又は 金額
件数 (百万円) 件数 (百万円) 件数 (百万円)
(社・件) (社・件) (社・件)
1)地域別
日本 5 1,343 9 1,144 14 3,662
中華圏(中国、香港、台湾) 1 86 - - 1 86
東南アジア - - - - - -
その他 - - - - 1 0
2)業種別
プロジェクト投資 4 1,323 4 380 12 3,612
プライベートエクイティ投資 小計 2 106 5 764 4 136
うち QOL関連 1 86 1 52 1 86
うち IT・インターネット関連 - - 1 77 1 0
うち 機械・精密機器 - - 1 260 - -
うち サービス関連 1 20 1 25 2 50
うち その他 - - 1 350 - -
合計 6 1,429 9 1,144 16 3,749
(注) 1 QOL関連とは、生活の質「Quality of Life」を高める事業分野として、バイオ、医療機器、医薬品、環境、
福祉・介護などを表しております。
2 当社グループが運営に関わらない当社以外の第三者が運営するファンドへの出資分は含まれておりません。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
② 投資残高内訳
前第1四半期 当第1四半期
前連結会計年度末
連結会計期間末 連結会計期間末
(2019年3月31日現在)
(2018年6月30日現在) (2019年6月30日現在)
社数 社数 社数
又は 金額 又は 金額 又は 金額
件数 (百万円) 件数 (百万円) 件数 (百万円)
(社・件) (社・件) (社・件)
1)地域別
日本 95 8,697 85 9,645 81 8,485
中華圏(中国、香港、台湾) 43 4,864 41 5,004 42 5,164
東南アジア 5 189 5 189 5 189
その他 7 61 6 111 6 111
2)業種別
プロジェクト投資 26 4,660 29 5,923 26 5,514
プライベートエクイティ投資 小計 124 9,153 108 9,026 108 8,437
うち QOL関連 30 3,555 29 3,593 29 3,540
うち IT・インターネット関連 56 2,439 46 2,060 48 2,119
うち 機械・精密機器 7 549 7 684 6 462
うち サービス関連 16 1,262 14 1,179 14 1,173
うち その他 15 1,346 12 1,508 11 1,141
合計 150 13,813 137 14,950 134 13,951
(注) 1 QOL関連とは、生活の質「Quality of Life」を高める事業分野として、バイオ、医療機器、医薬品、環境、
福祉・介護などを表しております。
2 当社グループが運営に関わらない当社以外の第三者が運営するファンドへの出資分は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間の、当社グループの自己勘定及び当社グループが管理運営するファンドからの投資実行額
は、総計で9件、1,144百万円(前年同期比19.9%減)となり前年同期から減少しました。
また、当社グループの自己勘定及び当社グループが管理運営するファンドからの投資残高は、当第1四半期連結会計
期間末において137件、14,950百万円(前連結会計年度末134件、13,951百万円)と前連結会計年度末から増加しまし
た。
プライベートエクイティ投資は、当社の自己資金を用いた投資は、原則として、経営理念に従った事業テーマに基づ
き「企業への投資」と「プロジェクト(事業)への投資」を組み合わせる「戦略的投資」に選別的に投資を行っていま
す。また、ファンドの資金を用いた投資は、ファンドの投資方針に基づいて投資を行っています。
当第1四半期連結累計期間の投資実行額は、前年同期から増加し5社、764百万円(前年同期比616.1%増)となりまし
た。国内で事業承継ファンドからの投資やプロジェクト投資のパートナー企業に対する戦略投資等を行いました。投資
回収については、上場株式の売却を進めたものの大型の回収はありませんでした。その結果、投資残高は前連結会計年
度末から増加し、108社、9,026百万円(前連結会計年度末108社、8,437百万円)となりました。
プロジェクト投資は、再生可能エネルギープロジェクトは、電力の固定買取価格が低下している現在では高採算案件
への投資機会には時限性があるため、メガソーラーへの投資を最優先として引き続き積極的に投資を推進し、含み益、
つまりは将来の安定収益を積上げる方針です。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間の投資実行額は、前年同期から減少し4件、380百万円(前年同期比71.2%減)となりまし
た。新規に3件のメガソーラープロジェクトへ投資を行ったほか、植物工場への追加投資を行いました。前年同期に
は、短期保有目的で大型のメガソーラープロジェクトに投資を行っていましたが、当第1四半期連結累計期間において
は比較的小型のプロジェクトへの投資を行ったため、投資実行額が減少しました。また、前年同期及び当第1四半期連
結累計期間ともに、プロジェクトの売却や回収はありませんでした。その結果、投資残高は前連結会計年度末から増加
し、29件、5,923百万円(前連結会計年度末26件、5,514百万円)となりました。
また、当第1四半期連結会計期間末現在において投資を行っているメガソーラープロジェクトは、売却や回収した案
件を除き、合計で24件、99.8MWとなりました。このうち、当社が出資した持分に帰属する部分は56.4MWとなりま
す。また、メガソーラー以外の再生可能エネルギープロジェクトについては、バイオガスプロジェクト2件、1.6MW
(うち1件0.03MWが売電中)、木質バイオマスプロジェクト1件、2.0MW(売電中)、風力発電プロジェクト1件、
最大25.2MW(企画中)となりました。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(b)IPOの状況
当第1四半期連結累計期間及び前年同期ともに、当社グループの投資先企業の中からIPOを果たした企業はありませ
んでした。
①IPOの状況
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 (自 2018年4月1日
投資先企業の所在地 至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日) 至 2019年3月31日)
会社数(社) 会社数(社) 会社数(社)
国内 - - 2
海外 - - -
合計 - - 2
②初値倍率の状況
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 (自 2018年4月1日
投資先企業の所在地 至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日) 至 2019年3月31日)
倍率(倍) 倍率(倍) 倍率(倍)
国内 - - 9.7
海外 - - -
(注)初値倍率=初値時価総額の合計/取得額の合計。なお、初値倍率の計算には株式交換等による上場株式取得分は含
めておりません。
③新規上場した投資先企業の一覧
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
本社
社数 投資先企業名 上場年月日 上場市場 事業内容
所在地
国内:2社 特許・文書解析ツール「TechRadar」、
海外:-社 東京証券取引所 「DocRadar」のASPライセンスサービス及び
VALUENEX株式会社 2018年10月30日 東京都
マザーズ これを用いたコンサルティングサービスの
提供
AI、クラウドインプットによる情報生成技
株式会社ミンカブ・ジ・イン 東京証券取引所 術を活用した金融情報メディア(「みんなの
2019年3月19日 東京都
フォノイド マザーズ 株式」等)の運営並びに金融機関向け情報系
フィンテックソリューションの提供
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
該当事項はありません。
(参考)
当第1四半期連結会計期間末以降、当四半期決算短信提出日までに新規上場した投資先企業
本社
社数 投資先企業名 上場年月日 上場市場 事業内容
所在地
生体内に存在する幹細胞を活性化し、損傷
国内:1社 東京証券取引所 組織の再生を誘導する医薬品・医療機器及
株式会社ステムリム 2019年8月9日 大阪府
海外:-社 マザーズ び遺伝子治療等製品の研究、開発、製造、
販売
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(c)ファンドの状況
当第1四半期連結会計期間末における当社グループが管理、運用又は投資情報の提供を行っているファンドの運用残
高は、10ファンド、16,150百万円(前連結会計年度末10ファンド、16,494百万円)となりました。当第1四半期連結累
計期間においては、ファンドの新設や清算等による増減は発生せず、為替の変動により前連結会計年度末から運用残高
が減少しました。
①運用残高
前第1四半期 当第1四半期
前連結会計年度末
連結会計期間末 連結会計期間末
(2019年3月31日現在)
(2018年6月30日現在) (2019年6月30日現在)
ファンド総額
17,601 16,150 16,494
(百万円)
うち当社グループ出資
5,801 5,216 5,344
額(百万円)
ファンド数 11 10 10
(注)満期を迎えた後に清算期間に入っているファンドは上記の数値に含めておりません。
②新規設立又はファンド総額が増加したファンド
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
新規設立 ファンド総額増加
ファンド総額(百万円) - ファンド総額の増加額(百万円) 600
ファンド数 - ファンド数 1
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
新規設立 ファンド総額増加
ファンド総額(百万円) - ファンド総額の増加額(百万円) -
ファンド数 - ファンド数 -
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
新規設立 ファンド総額増加
ファンド総額(百万円) - ファンド総額の増加額(百万円) 2,000
ファンド数 - ファンド数 1
③新規設立又はファンド総額が増加したファンド一覧
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
ファンド総額
ファンド総額
ファンド名 増加額 特徴
増加時期
(百万円)
サクセッション1号 日本国内の事業承継問題を抱える中小企
2018年6月 600
投資事業有限責任組合 業を投資対象とするファンド
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
該当事項はありません。
8
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
ファンド総額
ファンド総額
ファンド名 増加額 特徴
増加時期
(百万円)
サクセッション1号 日本国内の事業承継問題を抱える中小企
2018年6月、10月 2,000
投資事業有限責任組合 業を投資対象とするファンド
当第1四半期連結会計期間末日以降3年以内において満期を迎えるファンド
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日) 至 2022年3月31日)
ファンド総額(百万円) 5,558 5,091 500
ファンド数 4 3 1
(注)上記①から④の各表について
1 外貨建によるファンドは、各連結会計期間末日及び年度末日現在の為替レートを乗じて計算した金額を記載してお
ります。従って、運用資産の増減額には為替による影響額も含まれております。
2 ファンド総額につきましては、コミットメントベース(契約で定められた出資約束金額ベース)の金額を記載して
おります。
(2)キャッシュ・フローに関する説明
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日) 至 2019年3月31日)
営業活動による
△172 △187 299
キャッシュ・フロー
投資活動による
△25 43 1,224
キャッシュ・フロー
財務活動による
△1,468 △896 △2,173
キャッシュ・フロー
現金及び
3,078 3,048 4,082
現金同等物期末残高
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純損失を計上したことや、投資の実行により営業投資有価証券の増加額が314百万円(前年同期
は減少額が249百万円)となったこと等から、187百万円の支出(前年同期172百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資有価証券に該当するファンドの償還による収入が47百万円となったこと等から、合計で43百万円の収入(前年同
期25百万円の支出)となりました。前年同期に比べて当該償還による収入が増加したため、支出から収入へと転換して
います。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
長期借入金の返済による支出が発生した結果、896百万円の支出(前年同期1,468百万円の支出)となりました。返済
優先の財務対応を改め返済額を減額したことから、前年同期に比べて支出額が減少しました。
これに現金及び現金同等物に係る換算差額5百万円を加算した結果、当第1四半期連結会計期間末において現金及び
現金同等物の残高は1,034百万円減少して3,048百万円となりました。
9
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)財政状態に関する説明
(資産)
当社グループが運営するプロジェクトの再生可能エネルギー発電所や植物工場の設備が増加したこと等により、資産
合計は前連結会計年度末から増加し28,974百万円(前連結会計年度末28,845百万円)となりました。
このうち現金及び預金については、借入金の返済や投資の実行により前連結会計年度末から減少し、5,426百万円
(同 7,108百万円)となりました。
なお、当該金額には、当社グループの運営するファンドに帰属する預金が含まれています。これらは各ファンドの組
合契約に従い運用しなければならない資金であり、当社グループに帰属する資金と明確に分別して管理しています。当
社グループに帰属する資金は、連結キャッシュ・フロー計算書の現金及び現金同等物の期末残高の3,048百万円(同
4,082百万円)となります。加えて、当社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場
等の変動要因による影響が極めて大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績予想が困難な事業
です。そのため、プライベートエクイティ投資からの資金回収額が大きく下振れすることも想定されます。そのような
状況の中、経費や利息の支払い及び借入金の返済だけでなく、将来の成長に向けた投資を確実に行うために、当社グル
ープは常に一定の現預金残高を保有する必要があります。
資産のうち有形固定資産については、当社グループが運営するプロジェクトの再生可能エネルギー発電所や植物工場
の設備が増加したこと等により、前連結会計年度末から増加して12,278百万円(同 10,656百万円)となりました。
資産のうち営業投資有価証券の残高は、10,317百万円(同 10,242百万円)となりました。主として、プライベート
エクイティ投資において投資を実行した一方で売却が少なかったため、前連結会計年度末に比べ残高が増加しました。
また、投資損失引当金については、引当済みの投資資産の売却や評価損の計上に伴う取り崩しが生じた一方、投資資
産の価値の毀損による繰入額が少なかったことから、前連結会計年度末から減少して1,514百万円(同 1,538百万円)と
なりました。
その結果、プライベートエクイティ投資全体に占める新規に投資した資産の割合が増加したことなどにより、当四半
期連結会計期間末における引当率(営業投資有価証券の期末残高に対する投資損失引当金の期末残高の割合)は14.7%
となり、前連結会計年度末から0.3ポイント低下しました。
前第1四半期連結会計期間末 当第1四半期連結会計期間末 前連結会計年度末
(2018年6月30日現在) (2019年6月30日現在) (2019年3月31日現在)
期末残高
引当率(%) 引当率(%) 引当率(%)
金額(百万円) 金額(百万円) 金額(百万円)
(b)/(a) (b)/(a) (b)/(a)
営業投資有価証券残高(a) 9,819 - 10,317 - 10,242 -
投資損失引当金残高(b) △1,493 15.2 △1,514 14.7 △1,538 15.0
10
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(負債)
当社グループが運営するプロジェクトにおけるプロジェクトファイナンスの残高が増加したため、負債合計は前連
結会計年度末から増加して20,738百万円(前連結会計年度末 20,444百万円)となりました。
負債のうち借入金の残高は、当第1四半期連結会計期間末現在、合計で19,984百万円(同 19,552百万円)となりま
した。このうち、当社単体の金融機関からの借入額は8,887百万円(同 9,784百万円)です。残額は、当社グループが
運営するプロジェクトにおけるプロジェクトファイナンスの残高11,096百万円(同 9,768百万円)です。
(単位:百万円)
前第1四半期連結会計期間末 当第1四半期連結会計期間末 前連結会計年度末
(2018年6月30日現在) (2019年6月30日現在) (2019年3月31日現在)
借入金・リース債務残高合計 19,145 19,984 19,552
うち 当社単体借入額 10,486 8,887 9,784
うち 匿名組合による
8,659 11,096 9,768
プロジェクトファイナンス
当社単体の借入金については、当第1四半期連結累計期間中に896百万円を返済したため、前連結会計年度末から減
少しました。今後も当社単体の借入額は引き続き圧縮して参ります。
他方、当社は今後も、積極的にプロジェクト投資を行い、その資産残高を積み上げていく方針です。そのため、事業
の進捗に伴い、プロジェクトファイナンスの残高も増加する見込みです。
なお、当社グループの運営するプロジェクトにおけるプロジェクトファイナンスは、プロジェクトの資産や収益のみ
を返済原資としているため、当社グループの財務健全性には影響を与えません。そのため、当社は、今後も当社グルー
プの運営する再生可能エネルギー等の多様なプロジェクトにおいて、プロジェクトファイナンス等による資金調達を拡
大することでレバレッジを効かせた投資を行い、財務健全性を損ねることなく収益性を高めていく方針です。
(純資産)
純資産のうち自己資本は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上や有価証券の含み益の減少により、前連結会
計年度末から減少し6,571百万円(同 6,796百万円)となりました。その結果、当四半期連結会計期間末における自己
資本比率は前連結会計年度末から0.9ポイント低下し22.7%(同 23.6%)となりました。また、純資産全体も前連結会
計年度末から減少し、8,236百万円(同 8,400百万円)となりました。
なお、当社単体の自己資本比率は40.1%(同 38.9%)であり、前連結会計年度から1.2ポイント上昇しています。
これは、借入金の圧縮に伴い財務健全性が改善しているためです。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場等の変動要因による影響が極めて
大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績予想が困難なため、当社は業績予想を行っておりま
せん。
しかしながら、投資家及び株主の皆さまの利便に資するべく、業績予想に代えて、ある一定の前提を元に策定した
「従来連結基準による見込値」を、数値の合理性は低いものの、参考情報として開示しております。
なお、当該「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲載されている全ての将来に関する記述は、当
社が現時点において入手している情報及び一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものでは
ありません。実際の数値は様々な要因により、記述されている内容とは大きく異なる可能性があります。
詳細につきましては18ページ「3.従来連結基準による四半期連結財務諸表等、(1)従来連結基準による業績等の概
況、2.2020年3月期の従来連結基準業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)」をご覧ください。また、「従来連
結基準による見込値」の前提となる条件及びご利用にあたっての注意事項等については、20ページ「3.従来連結基準
による四半期連結財務諸表等、(4)従来連結基準による連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くだ
さい。
11
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,108 5,426
営業投資有価証券 10,242 10,317
投資損失引当金 △1,538 △1,514
営業貸付金 204 204
その他 347 517
貸倒引当金 △0 -
流動資産合計 16,363 14,952
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 29 29
減価償却累計額 △16 △16
建物及び構築物(純額) 13 13
機械及び装置 7,207 7,608
減価償却累計額 △547 △653
機械及び装置(純額) 6,659 6,954
車両運搬具及び工具器具備品 70 71
減価償却累計額 △60 △61
車両運搬具及び工具器具備品(純額) 10 10
土地 22 82
建設仮勘定 3,949 5,217
有形固定資産合計 10,656 12,278
無形固定資産
その他 783 768
無形固定資産合計 783 768
投資その他の資産
投資有価証券 514 460
破産更生債権等 82 74
その他 470 459
貸倒引当金 △24 △19
投資その他の資産合計 1,042 975
固定資産合計 12,481 14,022
資産合計 28,845 28,974
12
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
短期借入金 1,250 1,621
未払費用 219 197
未払法人税等 67 31
賞与引当金 62 22
関係会社整理損失引当金 63 -
その他 48 79
流動負債合計 1,711 1,952
固定負債
長期借入金 18,302 18,363
繰延税金負債 12 0
退職給付に係る負債 116 119
資産除去債務 301 301
固定負債合計 18,733 18,785
負債合計 20,444 20,738
純資産の部
株主資本
資本金 5,426 5,426
資本剰余金 3,408 3,408
利益剰余金 △1,952 △2,095
自己株式 △353 △353
株主資本合計 6,528 6,385
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 71 △11
為替換算調整勘定 195 196
その他の包括利益累計額合計 267 185
新株予約権 21 22
非支配株主持分 1,583 1,642
純資産合計 8,400 8,236
負債純資産合計 28,845 28,974
13
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業収益 422 483
営業原価 610 190
営業総利益又は営業総損失(△) △187 292
販売費及び一般管理費 328 350
営業損失(△) △516 △57
営業外収益
受取利息 5 1
受取配当金 16 3
為替差益 24 0
投資事業組合運用益 - 6
雑収入 5 1
営業外収益合計 52 12
営業外費用
支払利息 95 82
雑損失 2 0
営業外費用合計 98 82
経常損失(△) △561 △126
特別利益
関係会社清算益 - 3
関係会社株式売却益 - 4
受取保険金 34 0
その他 - 0
特別利益合計 34 7
税金等調整前四半期純損失(△) △527 △119
法人税、住民税及び事業税 2 3
法人税等合計 2 3
四半期純損失(△) △529 △123
非支配株主に帰属する四半期純利益 10 20
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △540 △143
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △529 △123
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 39 △105
為替換算調整勘定 △53 △2
持分法適用会社に対する持分相当額 △2 △12
その他の包括利益合計 △16 △121
四半期包括利益 △546 △244
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △556 △225
非支配株主に係る四半期包括利益 9 △19
15
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △527 △119
減価償却費 4 3
投資損失引当金の増減額(△は減少) △163 △0
貸倒引当金の増減額(△は減少) △40 △5
賞与引当金の増減額(△は減少) △30 △39
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 3 3
受取利息及び受取配当金 △17 △4
支払利息 48 40
営業投資有価証券評価損 359 0
営業投資有価証券の増減額(△は増加) 249 △314
破産更生債権等の増減額(△は増加) 4 7
投資事業組合への出資による支出 △251 △144
投資事業組合からの分配金 135 492
投資事業組合等の非支配株主持分の増減額(△は
△10 △19
減少)
その他 136 △19
小計 △99 △118
利息及び配当金の受取額 17 4
利息の支払額 △76 △62
法人税等の支払額 △13 △10
営業活動によるキャッシュ・フロー △172 △187
投資活動によるキャッシュ・フロー
無形固定資産の取得による支出 △9 △3
投資有価証券の取得による支出 △15 -
投資有価証券の売却による収入 0 0
投資有価証券の償還による収入 0 47
その他 △0 △0
投資活動によるキャッシュ・フロー △25 43
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △1,468 △896
その他 - △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,468 △896
現金及び現金同等物に係る換算差額 △13 5
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,679 △1,034
現金及び現金同等物の期首残高 4,757 4,082
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,078 3,048
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
17
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
3.従来連結基準による四半期連結財務諸表等
(1)従来連結基準による業績等の概況
2020 年 3 月期第 1 四半期決算短信〔日本基準〕
(連結)
2019 年 8 月 13 日
当社グループでは、2007 年 3 月期より、 「投資事業組合に対する支配力基準及び影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」
(企業会計基準委員会 2006 年 9 月 8 日 実務対応報告第 20 号)を適用し、当社グループで運営している投資事業組合等の
一部を連結の範囲に加えて連結財務諸表等を作成しております。
しかしながら、投資家及び株主の皆さまに、当社グループの経営成績及び財務状況を正しくご認識頂くためには、従来から
の会計基準による財務諸表等の開示も必要と考えております。
以上のことから、今後も参考情報として、従来の会計基準による連結財務諸表等を継続的に開示して参ります。
(百万円未満切捨て)
1.2020 年 3 月期第1四半期の従来連結基準業績(2019 年 4 月 1 日 ~ 2019 年 6 月 30 日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は対前年同期増減率)
親会社株主に帰属
営 業 収 益 営 業 利 益 経 常 利 益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 196 (3.7) △118 ( - ) △146 ( - ) △142( - )
2019年3月期第1四半期 189(△73.6) △537 ( - ) △537 ( - ) △539( - )
1 株 当 た り 潜在株式調整後
四 半 期 純 利 益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 △8 07 -
2019年3月期第1四半期 △30 48 -
(2)連結財政状態
総 資 産 純 資 産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第1四半期 16,029 6,637 41.3 373 67
2019年3月期 17,305 6,861 39.5 386 38
(参考) 自己資本 2020 年 3 月期第 1 四半期 6,615 百万円 2019 年 3 月期 6,840 百万円
2.2020 年 3 月期の従来連結基準業績予想(2019 年 4 月 1 日 ~ 2020 年 3 月 31 日)
業績予想につきましては、当社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場等
の変動要因による影響が極めて大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績予想が困難な
ため、当社は業績予想を行っておりません。
しかしながら、投資家及び株主の皆さまの利便に資するべく、業績予想に代えて、ある一定の前提を元に策定
した「従来連結基準による見込値」を、数値の合理性は低いものの、参考情報として開示しております。
(参考情報)従来連結基準による見込値 (%表示は対前年同期増減率)
親会社株主に
1 株当たり
営業収益 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円
第 2 四半期(累計) 600 △16.2 △240 - △320 - △330 - △18.64
通期 3,500 41.4 800 350.9 650 674.8 500 △13.6 28.24
(注)直近に公表されている「従来連結基準による見込値」からの修正の有無: 無
18
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
2020 年 3 月期の従来連結基準による見込値については、 株当たり当期純利益」の算定上の基礎となる期中平
「1
均株式数については、2019 年 6 月 30 日現在の発行済み株式数(自己株式を除く)を使用しております。
なお、当該「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲載されている全ての将来に関する記述は、
当社が現時点において入手している情報及び一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨の
ものではありません。 実際の数値は様々な要因により、 記述されている内容とは大きく異なる可能性があります。
また、 「従来連結基準による見込値」の前提となる条件およびご利用にあたっての注意事項等については、2019
年 5 月 15 日付の「2019 年 3 月期決算短信〔日本基準〕(連結) 」の 26 ページ「5. 従来連結基準による連結財務諸
表等(4)従来連結基準による今後の見通し」をご覧ください。
19
日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
(2)従来連結基準による経営成績に関する説明
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期
前連結会計年度
連結累計期間 連結累計期間
(自 2018 年4月 1日
(自 2018 年4月 1日 (自 2019 年4月 1日
至 2019 年3月 31 日)
至 2018 年6月 30 日) 至 2019 年6月 30 日)
営業収益合計(A) 189 196 2,475
うち 管理運営報酬等 65 55 241
うち 営業投資有価証券売却高(B) 70 90 1,746
うち 組合持分利益等 44 40 429
うち その他営業収益 8 10 57
営業原価合計(C) 487 59 1,188
うち 営業投資有価証券売却原価(D) 64 50 554
うち 営業投資有価証券評価損・
415 5 579
投資損失引当金繰入額 合計 (E)
うち 組合持分損失等 5 1 49
うち その他営業原価 1 1 6
営業総利益(A)-(C) △297 136 1,286
実現キャピタルゲイン(B)-(D) 5 39 1,192
投資損益 (B)-(D)-(E) △409 34 613
(3)従来連結基準による財政状態に関する説明
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期
連結会計期間末 連結会計期間末 前連結会計年度末
(2019 年3月 31 日現在)
(2018 年6月 30 日現在) (2019 年6月 30 日現在)
資産合計 17,218 16,029 17,305
負債合計 11,204 9,392 10,443
うち 借入金 10,486 8,887 9,784
純資産合計 6,013 6,637 6,861
うち 自己資本 5,990 6,615 6,840
(4)従来連結基準による連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年 5 月 15 日付の「2019 年 3 月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 」で公表致しました「従来連結基準による
見込値」に変更はありません。
なお、当該「従来連結基準による見込値」をはじめとする本資料に掲載されている全ての将来に関する記述は、
当社が現時点において入手している情報及び一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨の
ものではありません。 実際の数値は様々な要因により、 記述されている内容とは大きく異なる可能性があります。
また、 「従来連結基準による見込値」の前提となる条件およびご利用にあたっての注意事項等については、2019
年 5 月 15 日付の「2019 年 3 月期決算短信〔日本基準〕 (連結)」の 26 ページ「5. 従来連結基準による連結財務諸
表等(4)従来連結基準による今後の見通し」をご覧ください。
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
(5) 従来連結基準による四半期連結財務諸表等
①四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,564 3,724
営業投資有価証券 11,671 12,281
投資損失引当金 △ 1,018 △ 994
営業貸付金 204 204
その他 140 127
貸倒引当金 △0 -
流動資産合計 16,561 15,343
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 29 29
減価償却累計額 △ 16 △ 16
建物及び構築物 (純額) 13 13
車両運搬具及び工具器具備品 70 70
減価償却累計額 △ 60 △ 61
車両運搬具及び工具器具備品 (純額) 10 9
土地 22 22
有形固定資産合計 46 45
無形固定資産
その他 94 94
無形固定資産合計 94 94
投資その他の資産
投資有価証券 514 460
破産更生債権等 82 74
その他 30 30
貸倒引当金 △ 24 △ 19
投資その他の資産合計 602 545
固定資産合計 743 686
資産合計 17,305 16,029
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
短期借入金 896 1,214
未払費用 71 47
未払法人税等 67 31
賞与引当金 62 22
関係会社整理損失引当金 63 -
その他 265 282
流動負債合計 1,426 1,598
固定負債
長期借入金 8,887 7,673
繰延税金負債 12 0
退職給付に係る負債 116 119
固定負債合計 9,017 7,793
負債合計 10,443 9,392
純資産の部
株主資本
資本金 5,426 5,426
資本剰余金 3,505 3,505
利益剰余金 △ 2,006 △ 2,149
自己株式 △ 353 △ 353
株主資本合計 6,571 6,428
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 312 171
為替換算調整勘定 △ 44 14
その他の包括利益累計額合計 268 186
新株予約権 21 22
純資産合計 6,861 6,637
負債純資産合計 17,305 16,029
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日本アジア投資㈱(8518) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(補足情報)従来連結基準
②四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業収益 189 196
営業原価 487 59
営業総利益又は営業総損失(△) △ 297 136
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費合計 239 255
営業損失(△) △ 537 △ 118
営業外収益
受取利息 4 1
受取配当金 16 3
投資事業組合運用益 - 6
為替差益 24 0
雑収入 5 1
営業外収益合計 51 12
営業外費用
支払利息 48 40
雑損失 2 0
営業外費用合計 50 40
経常損失(△) △ 537 △ 146
特別利益
関係会社清算益 - 3
関係会社株式売却益 - 4
その他 - 0
特別利益合計 - 7
税金等調整前四半期純損失(△) △ 537 △ 139
法人税、住民税及び事業税 2 3
法人税等合計 2 3
四半期純損失(△) △ 539 △ 142
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △ 539 △ 142
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