8511 日証金 2020-06-17 14:00:00
兼業業務の承認取得のお知らせおよび「日証金 信用取引プライム指数」の公表について [pdf]
２０２０年６月１７日
各 位
会 社 名 日 本 証 券 金 融 株 式 会 社
代 表 者 名 代表執行役社長 櫛 田 誠 希
（コード番号 ８５１１ 東証第１部 ）
問 合 せ 先 経営企画部長 由 元 裕 二
（ T EL ． ０３ − ３ ６ ６ ６− ３ １ ８ ４ ）
兼業業務の承認取得のお知らせおよび「日証金 信用取引プライム指数」の公表について
当社は、先般、金融庁より指数情報等の提供に関する兼業業務の承認を取得し、本日「日証金 信
用取引プライム指数」（略称：日証金プライム指数）を公表いたしました。
日証金プライム指数は、個別銘柄の信用取引残高や貸借取引残高を分析し、信用取引の投資家が
買い方向で注目している銘柄で構成されたポートフォリオの動向を示す指数で、信用取引に関連す
るデータが指数化されることは世界初※となります。
※
2020 年 6 月 16 日現在 当社調べ
信用取引の投資家は、典型的な逆張り型と言われることが多く、株価の変動に応じて積極的に売
買を入れ、思惑通りに株価が動くと機敏に反対売買を行い、柔軟に相場を切り抜けていくイメージ
が一般的にあります。しかし、必ずしも単純に値下がりした銘柄を購入しているわけではなく、各
投資家の得意分野における目利き力を活かし、相場観や個別銘柄の特性に応じて投資銘柄を選別し
ているようです。このような信用取引の投資家の動向を、信用取引に長年携わってきた日本で唯一
の証券金融会社である当社が、京都大学大学院加藤康之客員教授および Qontigo 社と共同で計量化
し、日証金プライム指数をリリースいたしました。
当社としては、日証金プライム指数の公表により、信用取引・貸借取引の認知度向上を図るとと
もに、証券市場の発展に寄与して参ります。
なお、本件の当社業績への影響は軽微です。
以 上
＜本件についてのお問い合わせ先＞
日本証券金融株式会社
業務開発部
E-mail：bddept@jsf.co.jp
ご参考
○ 累積リターン（2004 年 4 月末＝100、いずれも配当込）
500
差 日証金ﾌﾟﾗｲﾑ指数 TOPIX
400
393
300
200
161
100
0
※バックテスト期間（2004 年 4 月末∼2020 年 3 月末）のみ、参考として掲載しております。
※将来の成果を予想するものではありません。
○ Qontigo（コンティゴ）社について
ドイツ取引所傘下の金融・投資情報サービス会社。2019 年 9 月、ポートフォリオ構築・リス
ク分析ツールの Axioma（アクシオマ）社と指数開発の STOXX（ストックス）社が合併して誕生
しました。スペイン語で「あなたと共に」を意味する「Contigo（コンティゴ）」が新社名の由来
です。リスク分析事業のサービスはマルチアセットに対応しており、アクシオマのリスク管理・
最適化技術を世界各国の金融機関に提供しています。指数事業では、STOXX・DAX ブランドで欧
州を中心に 10,000 超の指数を展開。世界最大規模の資産運用会社など 500 以上の顧客と取引が
あります。
◎日証金プライム指数ウェブサイト： https://www.taisyaku.jp/jsf-index/
指数値については、上記ウェブサイトのほか、Refinitiv 社 EIKON（RIC コード：.JSFMTPI（配当
なし）
）にて、毎営業日終値を公表しています。
本資料は情報提供のみを目的としたものであり、投資勧誘や特定の証券会社との取引を推奨する
ことを目的として作成されたものではありません。
万一、本資料に基づき被った損害があった場合でも、当社は責任を負いかねます。
本資料で提供している情報は万全を期していますが、その情報の完全性を保証しているものでは
ありません。
本資料は日証金プライム指数について平易に解説・記述しておりますが、すべての内容を網羅し
たものではありません。
本資料に記載されている内容は、将来予告なしに内容が変更される可能性があります。また、過去
の情報は実績であり、将来の成果を予想するものではありません。