8508 Jトラスト 2021-08-12 16:00:00
2021年12月期 第2四半期決算補足説明資料 [pdf]
2021年12月期 第2四半期
決算補足説明資料
2021年8月12日
Jトラスト株式会社
本資料のお取扱いに関して
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や不確実性が含まれております。そのため、事業環境の変化等の様々な要因により、実際の業績及び記載され
ている将来見通しとは乖離が生じることがありますのでご承知おきください。
【 本資料及び当社IRに関するお問い合わせ先 】
Jトラスト株式会社 広報・IR部
TEL (03) 4330-9100
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目 次
1. 主要な経営指標の推移
2. 2021年12月期 第2四半期 連結決算概要
1)連結業績(累計)の前期比較
2)セグメント別営業収益及び営業利益(連結・累計)の前期比較
3. 2021年12月期 連結決算進捗状況
「データ集」につきましては、弊社ウェブサイトに記載しております。
併せてご高覧いただきますようお願い申し上げます。
(IR情報_IR資料室_決算資料_財務データ)
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1. 主要な経営指標の推移
(単位:百万円)
2021年6月30日 2019年3月期 2019年12月期 2020年12月期 2021年12月期
※1 ※2※4 ※3
現在 2Q(1-6月)
時価総額(百万円) 42,723 営業収益 74,935 24,728 44,326 22,340
発行済み株式数 営業費用 78,253 16,054 23,695 11,403
115,469,910
(株) 営業総利益 -3,318 8,673 20,630 10,936
株価(円) 370 販売費及び一般管理費 28,488 18,926 22,485 11,083
その他の収益 366 5,215 624 7,342
その他の費用 1,159 93 724 35
営業利益 -32,600 -5,130 -1,953 7,160
営業収益構成 金融収益 1,612 76 2,052 1,160
2021年12月期 金融費用 110 472 283 869
第2四半期 (累計) 持分法による投資損益 -36 - - 113
税引前利益 -31,135 -5,526 -184 7,565
親会社の所有者に帰属する
-36,107 -3,260 -5,342 3,894
投資・その他事業 当期利益
3% 営業収益営業利益率 -43.50% -20.75% -4.41% 32.05%
日本金融事業 ROA(総資産利益率)※5 -5.45% -0.62% -0.85% 1.40%
21%
ROE(自己資本利益率)※6 -29.06% -4.26% -5.58% 8.22%
東南アジア金融事業
34%
韓国及びモンゴル ※1 税引前利益までの数値について、非継続事業(ハイライツ・エンタテインメント)を除く数値で表示しております。
金融事業 ※2 税引前利益までの数値について、非継続事業(キーノート、Jトラストカード、JT親愛貯蓄銀行、JT貯蓄銀行、キーホルダー
42% (子会社含む))を除く数値で表示しております。
※3 税引前利益までの数値について、非継続事業(キーノート、Jトラストカード、JT親愛貯蓄銀行、キーホルダー(子会社含
む))を除く数値で表示しております。また、JT貯蓄銀行について、株式譲渡を延期したことにより継続事業としたため、税引前
利益までの数値について、継続事業への遡及修正を反映しております。
※4 オルファスの株式交換に係る暫定的な会計処理の確定による遡及修正を反映しております。
※5 ROA(年換算)=親会社の所有者に帰属する当期利益÷資産合計(%)※資産合計(前期末+当期末)/2
※6 ROE(年換算)=親会社の所有者に帰属する当期利益÷親会社の所有者帰属持分(%)
※親会社の所有者帰属持分(前期末+当期末)/2
2021年12月期第2四半期(4~6月)
当社グループの主な取り組みについて(一部、提出時点での取り組みを含む)
(ⅰ) 日本での事業展開
(Jトラスト)
・保有するNexus Bank㈱の新株予約権の一部譲渡
2019年3月27日、第三者割当により引き受けたもの、保有方針を純投資目的としており、株主価値の向上に資する有利な条件
での行使及び売却を模索する中、今般、㈱オータスから申し出があり、譲渡を決議
(日本保証)
・海外不動産担保ローン及びクラウドファンディングを活用した保証事業の拡大
①海外不動産担保ローン 2021年4月、提携先の三井不動産リアルティ㈱とプレビルド(竣工前)でも利用可能なサービスの開始
②クラウドファンディング 提携先企業がクラウドファンディングサイトを通じて募集する商品に、日本保証の債務保証を組み込み
<保証提携先の拡大>(2021年7月末現在)
・融資型クラウドファンディング⇒ ㈱CAMPFIRE 他3社、・不動産投資型クラウドファンディング⇒ ㈱グローベルス他 2社
(ⅱ) 海外での事業展開
(Jトラストアジア)
・Group Lease PCLとの訴訟判決の一部履行
Jトラストアジアは、シンガポールの控訴裁判所が下した判決に基づき、Group Lease Holdings Pte.Ltd.(GLH)及び此下益
司氏より、当該勝訴判決の一部履行として2021年1月11日に37,000千米ドルを受領したのに続き、GLHより4月7日に17,000
千米ドル、4月29日に7,200千米ドル、5月14日に1,250千米ドルを受領
(Jトラスト)
・2021年4月に韓国のJT貯蓄銀行及びJTキャピタルの株式譲渡を決議
事業ポートフォリオの価値や将来性について徹底的な見直しによる収益構造の改善を図る
①JTキャピタルの全株式をVI金融投資㈱に譲渡
②JT貯蓄銀行の全株式をVI金融投資㈱もしくは許容された譲受人※に譲渡
することを決議、①について株式譲渡契約を締結⇒譲渡完了日は8月末を予定
※VI金融投資の了解覚書上の地位及び権利・義務の譲渡及び移転について当社が同意した譲受人
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3
2. 2021年12月期 第2四半期 連結決算概要
1)連結業績(累計)の前期比較
※ 2020年12月期に連結の範囲から除外したキーノート、Jトラストカード、JT親愛貯蓄銀行、キーホルダー(子会社含む)
の業績につきましては、IFRS第5号(売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業)に基づき非継続事業に分類した
ため、2020年12月期第2Q(1-6月)累計の関連する数値について遡及修正しております。
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
第2Q(1-6月) 第2Q(1-6月) 増減
前期
累計 累計 率 主な増減要因
増減
百分比 百分比 (%)
実 績 実 績
(%) (%)
増 銀行業における貸出金の増加に伴い利息収益が増加
営業収益 21,625 100.0 22,340 100.0 714 3.3 ・営業貸付金の減少に伴い利息収益が減少
減 ・Jトラスト銀行インドネシアにおいて、銀行業における有価証
券の減少に伴い利息収益が減少
・東南アジア金融事業で、銀行預金残高の増加により銀行業預
増
金利息費用が増加
営業費用 11,851 54.8 11,403 51.0 -448 -3.8
Jトラスト銀行インドネシアにおいて、前期、保有有価証券の売
減
却に伴い有価証券売却損を計上したことに比べ当期減少
販売費及び一
11,091 51.3 11,083 49.6 -8 -0.1
般管理費
・シンガポールでの訴訟における勝訴判決の一部履行金を受領
その他の収益・費
277 1.3 7,307 32.7 7,029 - 増 ・インドネシアでの訴訟における進展を踏まえ訴訟損失引当金を
用
取崩し
営業利益 -1,040 -4.8 7,160 32.1 8,201 -
・Nexus Bankの普通株式及び新株予約権の譲渡に係る投資
有価証券売却益の計上
増
・Nexus Bank及び澤田ホールディングスの普通株式に係る投
金融収益・費
-4 -0.0 290 1.3 295 - 資有価証券評価益の計上
用
・Nexus BankのA種優先株式に係る投資有価証券評価損の
減
計上
持分法による投資利
益・投資損失 - - 113 0.5 113 - 増 KeyHolderについて持分法による投資利益を計上
税引前利益 -1,045 -4.8 7,565 33.9 8,610 -
保有する澤田ホールディングス株式の評価益や売却を予定して
いるJTキャピタル及びJT貯蓄銀行の留保利益に対する繰延
増
法人所得税 税金負債の計上、JT貯蓄銀行の株式譲渡延期による繰延
125 0.6 3,783 16.9 3,657 - 税金資産計上額の見直し
費用他
減 保有するNexus Bank株式の評価損を計上
継続事業からの
当期(四半 -1,170 -5.4 3,782 16.9 4,953 -
期)利益
非継続事業から 前期、株式交換及び株式譲渡を行ったことにより該当する会社
の当期(四半期) 1,024 4.7 - - -1,024 - 減 を非継続事業に分類し組替て表示
利益
非支配持分 -589 -2.7 -112 -0.5 476 -
親会社の所有者
に帰属する当期 442 2.0 3,894 17.4 3,452 780.2
(四半期)利益
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2. 2021年12月期 第2四半期 連結決算概要
2)セグメント別営業収益及び営業利益(連結・累計)
の前期比較
※ 2020年12月期に連結の範囲から除外したキーノート、Jトラストカード、JT親愛貯蓄銀行、キーホルダー(子会社含む)の
業績につきましては、IFRS第5号(売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業)に基づき非継続事業に分類したた
め、2020年12月期第2Q(1-6月)累計の関連する数値について遡及修正しております。
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
前期 増減率
第2Q(1-6月) 第2Q(1-6月) 主な増減要因
増減 (%)
累計 累計
・アパートローンや個品割賦に対する保証残高の減
少により保証料収益が若干減少した一方で、買取
営業収益 4,561 4,640 78 1.7 債権の回収が好調で買取債権にかかる利息収益
日本
が増加
金融事業
・日本保証において、買取債権の将来CFの見直し
営業利益 2,237 2,430 193 8.6 に伴い貸倒引当金繰入額が減少
・JTキャピタルにおける営業貸付金の減少に伴い、営
業貸付金にかかる利息収益が減少した一方で、
営業収益 8,567 9,424 857 10.0 貯蓄銀行業における利息収益や、有価証券評価
韓国及び
モンゴル 益が増加
金融事業
・営業収益の増加
営業利益 1,356 2,189 833 61.5 ・経費削減効果により販売費及び一般管理費が減
少
・銀行業における貸出金の増加に伴い利息収益が
増加した一方で、営業貸付金の減少や銀行業に
おける有価証券の減少に伴い利息収益が減少し
営業収益 7,941 7,752 -188 -2.4 たことや、前期、保有有価証券の売却に伴い有価
証券売却益を計上したことに比べ当期減少したこ
と、また前期、大型の簿外回収益を計上したことに
東南アジ 比べ当期減少したこと等により減少
ア金融事
業 ・銀行預金残高の増加により銀行業預金利息費用
が増加した一方で、前期、保有有価証券の売却に
伴い有価証券売却損を計上したことに比べ当期
営業利益 -2,894 -2,084 809 - 営業費用が減少したことや、現地にて提起されてい
る訴訟の進展を踏まえ、 訴訟損失引当金を取り
崩したこと等により増加
営業収益 503 427 -76 -15.2
・訴訟関係費用が増加するも、シンガポールにおいて、
投資事業 Jトラストアジアが提起していた控訴裁判所における
営業利益 -822 5,390 6,212 - 訴訟の勝訴判決の一部履行を受けたことにより増
加
営業収益 326 361 34 10.7
その他の
事業 Jトラストシステムにおいて、経費削減効果により販
営業利益 -274 -41 233 - 売費及び一般管理費が減少
営業収益 21,625 22,340 714 3.3
連結
営業利益 -1,040 7,160 8,201 -
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3. 2021年12月期 連結決算進捗状況
セグメント別業績予想に対する進捗 (単位:百万円)
2021年12月期第2Q 進捗率
業績予想 実績 今後の戦略等
(1月-6月) (%)
・従前どおり、保証事業、債権回収事業に注力
営業収益 8,359 4,640 55.5 ・保証事業においては、既存の信用保証残高からの安定的な保証
日本金融事業 料収益を計上。アパートローン保証に代わり、不動産担保ローン、
クラウドファンディングの保証等、保証商品の多角化を推進
営業利益 3,674 2,430 66.2
・回収事業についても順調に推移
・従前どおり、貯蓄銀行業、キャピタル業務と債権回収業務による安
営業収益 13,695 9,424 68.8 定的な利息収益を計上、今後も「量の成長」から「質の成長」を目
指す
韓国及びモンゴル
・修正業績予想では、JT貯蓄銀行を継続事業、JTキャピタルを非
金融事業
継続事業として再計算
営業利益 2,685 2,189 81.6 ・銀行業における貸出金からの利息収益が順調に推移しており、今
後も安定的な収益を見込む
インドネシアはほぼ計画どおり、カンボジアは計画を上回って推移
(Jトラスト銀行インドネシア)
以下3つを経営課題とし収益確保に取り組む
・債権の積み上げ
①ローン残高の増加:パンデミックの中、事故率の低い大手企業を
中心としてコーポレートローン・コマーシャルローンを中心。
②社債の増加:格付Aマイナス以上への投資を積極推進、プラ
イマリー/セカンダリー市場への参加
営業収益 18,921 7,752 41.0 ③貸出増強、調達コスト低減:ビジネス部門と連携、営業プロセ
スの可視化により、貸出増強、小口預金獲得、新規口座獲得
を通じて、COFの引き下げを図り調達コストを低減、金利収益
改善を目指す
④マルチファイナンス
低リスク、安定顧客へのマルチファイナンスローンに注力
・自己資本の拡充
①規制改正に伴い、新OJK(インドネシア金融庁)規制に基づき、
東南アジア金融 2021年度末Tire1資本2Tルピア。2022年末Tire1資本3T
事業 ルピアの達成へ向け、外部投資家からの調達やM&A等検討中
・マーケティング活動
①各種キャンペーンを行い、預金残高を増加
(Jトラストインベストメンツインドネシア(JTII))
・回収金の最大化を図るべく、管理部門の体制、仕組みを見直し、
早期回収に向けた対策を検討。法的回収部員(弁護士資格
合格者等)、鑑定評価士の増員、オートコールシステムの本格
稼働等により法的回収を強化
営業利益 -4,389 -2,084 - (Jトラストオリンピンドマルチファイナンス(JTO))
・パンデミックの影響を受けない農機具ローンのみとし、債権管理、回
収業務に注力。コスト圧縮の為、ITシステムをデジタル化し、約
1,000人の人員削減と、支店数の最小化を実施中。
(Jトラストロイヤル銀行/カンボジア)
・ビジネスバンキング部門(中企業向け金利の取れる層)が堅調で、
資金需要は堅調に推移。ローンの原資となる、預金獲得を強化し
たことにより、貸出も順調に増加中。また、各種マーケティング、キャ
ンペーン等により、利便性の向上、取引手数料の増加を図る
・Group Lease PCL.に対する債権回収に重点
営業収益 646 427 66.1 2021年7月19日のリリースのとおり、シンガポールでの訴訟判決にお
投資事業 ける損害賠償及びシンガポールにおける訴訟費用については全額回
収済み。今後も裁判費用等の回収コストを抑制しつつ、回収強化
営業利益 5,301 5,390 101.7
を図る
営業収益 506 361 71.4
その他の事業
営業利益 -200 -41 -
営業収益 42,101 22,340 53.1
連結
営業利益 5,503 7,160 130.1
Copyright(C)2020-2021 J TRUST Co., Ltd. All Rights Reserved.
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