8508 Jトラスト 2020-08-12 16:00:00
2020年12月期 第2四半期決算補足説明資料 [pdf]

                        2020年12月期 第2四半期
                               決算補足説明資料

                                                   2020年8月12日

                                             Jトラスト株式会社

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           ました。これにより2019年12月期は、決算期変更の経過期間となり、9ヶ月間(2019年4月1日~2019年
           12月31日)を対象とした変則決算となっております。


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           ている将来見通しとは乖離が生じることがありますのでご承知おきください。

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                                                目         次

               1. 主要な経営指標の推移
               2. 2020年12月期第2四半期 連結決算概要
                    1)連結業績(累計)の前期比較
                    2)セグメント別営業収益及び営業利益(連結・累計)の前期比較
               3. 2020年12月期連結決算進捗状況




                    尚、 「データ集」につきましては、弊社ウェブサイトに記載しております。
                    併せてご高覧いただきますようお願い申し上げます。

                   (IR情報_IR資料室_決算資料_財務データ)
                         https://www.jt-corp.co.jp/ir/library/ir_data_00/




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    1. 主要な経営指標の推移
                                                                                                        (単位:百万円)

                     2020年6月30日                               2018年3月期       2019年3月期       2019年       2020年12月期
                                                                 ※1             ※2         12月期※3
                         現在                                                                             2Q(1-6月)
 時価総額(百万円)                     35,333   営業収益                       74,321         74,935      58,105         36,809
 発行済み株式数                                営業費用                       47,451         78,253      35,706         21,320
                         115,469,910
 (株)                                    営業総利益                      26,870         -3,318      22,398         15,489
 株価(円)                            306   販売費及び一般管理費                 24,128         28,488      27,414         15,085
                                        その他の収益                      2,239            366       5,624            427
                                        その他の費用                        222          1,159         365            141
                                        営業利益                        4,759        -32,600         243            689
          営業収益構成                        金融収益                           47          1,612         121            146
       2020年12月期第2Q                     金融費用                        1,895            110         712            279
            (累計)                        持分法による投資利益                    -12            -36          -9              0
                                        税引前利益                       2,898        -31,135        -356            558
                                        親会社の所有者に帰属する
                                                                      -731       -36,107       -3,260          442
          非金融事業                         当期利益
           17% 日本金融事業                   営業収益営業利益率                   6.40%       -43.50%        0.42%         1.87%
                 13%                    ROA(総資産利益率)※4              -0.11%        -5.45%       -0.62%         0.12%
                                        ROE(自己資本利益率)※5             -0.50%       -29.06%       -4.26%         0.90%
     東南アジア金融事業
        21%                             ※1   税引前利益までの数値について、非継続事業(アドアーズ、ハイライツ・エンタテインメント)を除く数値で表示しております。
            韓国及びモンゴル                    ※2   税引前利益までの数値について、非継続事業(ハイライツ・エンタテインメント)を除く数値で表示しております。
              金融事業                      ※3   オルファスの株式交換に係る暫定的な会計処理の確定による遡及修正を反映しております。
               49%
                                        ※4   ROA(年換算)=親会社の所有者に帰属する当期利益÷資産合計(%)※資産合計(前期末+当期末)/2
                                        ※5   ROE(年換算)=親会社の所有者に帰属する当期利益÷親会社の所有者帰属持分(%)
                                                                         ※親会社の所有者帰属持分(前期末+当期末)/2




     2020年12月期第2四半期(4~6月)
      当社グループの主な取り組みについて(一部、提出時点での取り組みを含む)

     (ⅰ) 日本での事業展開
       (日本保証)
       ・クラウドファンディングを通じた保証残高の増加
         日本保証の債務保証を組み込んだファンドを業務提携先である株式会社CAMPFIREグループの融資型クラウドファンディング
         サービス「CAMPFIRE Owners」にて共同で組成

      (キーホルダー)
       ・女性アイドルグループ「乃木坂46」の運営かつ芸能プロダクション会社である乃木坂46合同会社の50%の株式を保有する株式会社
        ノース・リバーの全株式取得を決議し、2020年6月30日時点で当該株式の50%の取得となる株式譲渡契約を締結


     (ⅱ) 海外での事業展開
      (Jトラストロイヤル銀行)
       ・マイクロ普通預金商品の提供を開始(ローカルモバイル決済市場で初の試み)
         Wing (Cambodia) Limited Specialised Bank(Wing社)と提携し、Wing社のスマホアプリの簡単な操作によりカン
         ボジアで銀行預金口座を保有していないWing社の利用者にも預金金利のメリットが取れるマイクロ普通預金商品の提供を開始




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                                                                                                                      3
   2. 2020年12月期 第2四半期 連結決算概要
       1)連結業績(累計)の前期比較
         ※当社は2019年12月期より決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更しております。この変更に伴い、
          当期は比較対象となる前期と対象期間が異なるため、対前年同期比につきましては記載しておりません。さらに、前期に行われた
          企業結合に係る暫定的な会計処理を、前第3四半期及び当期に確定させたため、前期の関連する数値を遡及修正しています。
                                                                                                 (単位:百万円)
                         2019年12月期2Q          2020年12月期2Q
                          (4-9月)累計             (1-6月)累計
                                                                                   主な増減要因
                                百分比                  百分比
                         実 績                  実 績
                                 (%)                  (%)

                                                                      ・Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化により営業収益が増加
                                                                  増   ・キーノートの商業施設建築部門において、ホール、飲食店工事等の受注が
                                                                       増加したことにより工事契約収益が増加

          営業収益           36,307      100.0    36,809      100.0
                                                                      ・総合エンターテインメント事業等における新型コロナウイルス感染症の影響
                                                                      ・TAAにおける前期末の大規模な買取債権の売却により、簿価修正益が
                                                                  減    減少
                                                                      ・キーノートにおいて、一戸建て分譲住宅について、営業エリアの見直しや、事
                                                                       業リソースの集約を行っている過程で販売収益が減少


                                                                      ・Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化により営業費用が増加
                                                                  増
                                                                      ・キーノートの商業施設建築部門において、役務原価が増加
          営業費用           23,328       64.3    21,320       57.9
                                                                      ・前期、東南アジア金融事業で買取債権に対する貸倒引当金繰入額を大
                                                                  減
                                                                       幅に計上したことに比べ当期減少

                                                                      ・Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化により販売費及び一般管理費が
                                                                  増
       販売費及び一般                                                         増加
                         17,226       47.4    15,085       41.0
         管理費
                                                                  減   ・M&A費用及び訴訟関係費用の減少

       その他の収益・費                                                   減   ・前期、Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化に伴い、負ののれん発生益
                          5,281       14.5        286       0.8        を計上したことに比べ当期減少
          用

          営業利益            1,033         2.8       689       1.9

       金融収益・費用             -535        -1.5      -132      -0.4

       持分法による投資
       利益・投資損失                -6       -0.0         0       0.0

         税引前利益              491         1.4       558       1.5

         法人所得税
                          1,104         3.0       704       1.9
          費用他

       継続事業からの
       当期(四半期)             -613        -1.7      -146      -0.4
         利益

       非継続事業からの
       当期(四半期)利益              -          -         -         -

         非支配持分             -357        -1.0      -589      -1.6
       親会社の所有者に
       帰属する当期(四            -256        -0.7       442       1.2
        半期)利益




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    2. 2020年12月期 第2四半期 連結決算概要
        2)セグメント別営業収益及び営業利益(連結・累計)
          の前期比較
          ※当社は2019年12月期より決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更しております。この変更に伴い、
           当期は比較対象となる前期と対象期間が異なるため、対前年同期比につきましては記載しておりません。さらに、前期に
           行われた企業結合に係る暫定的な会計処理を、前第3四半期及び当期に確定させたため、前期の関連する数値を遡及
           修正しています。
                                                                                               (単位:百万円)

                                        2019年12月期         2020年12月期
                                        2Q(4-9月)           2Q(1-6月)                 主な増減要因
                                            累計                累計

                            営業収益                4,908          4,779
             日本
             金融事業
                            営業利益                2,270          2,230

                                                                       ・JTCKにおける営業貸付金の減少に伴い、貸付金利息収益が
                                                                        減少
                            営業収益              18,994          18,268
                                                                       ・TAAにおける前期末の大規模な買取債権の売却により、簿価修
             韓国及び
                                                                        正益が減少
             モンゴル
             金融事業                                                      ・貯蓄銀行において、銀行預金利息費用が減少となるも、前期、
                            営業利益                4,258          3,710    債権回収実績率の見直しに伴い貸倒引当金繰入額が減少したこ
                                                                        とに比べ当期増加したことにより減少

                            営業収益                5,873          7,941   ・Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化により営業収益が増加

             東南アジア                                                     ・前期、買取債権に対する貸倒引当金繰入額を大幅に計上したこ
                                                                        とに比べ当期増加するも、前期、Jトラストロイヤル銀行の連結子
             金融事業
                            営業利益                 -934         -2,894    会社化に伴い、負ののれん発生益を計上したことに比べ当期減少
                                                                        したうえ、Jトラストロイヤル銀行の連結子会社化により営業費用、
                                                                        販売費及び一般管理費が増加したことにより減少

                            営業収益                3,279          2,931   ・営業収益は、ワイゼンラージの連結子会社化により増加するも、
             総合エンターテイン                                                  新型コロナウイルス感染症の影響による下押し圧力等により減少、
             メント事業                                                      営業利益は固定費負担が重く減少
                            営業利益                    -9          -496

                            営業収益                2,312          1,640   ・一戸建て分譲住宅について、営業エリアの見直しや、事業リソース
             不動産事業                                                      の集約を行っている過程で販売収益が減少したことにより、営業収
                                                                        益、営業利益とも減少
                            営業利益                  168            48

                            営業収益                  533           503
             投資事業
                            営業利益               -1,093           -822   ・訴訟関係費用が減少

                            営業収益                  672          1,045   ・営業収益はキーノートの商業施設建築部門において、ホール、飲
             その他の
                                                                        食店工事等の受注が増加したことにより増加したものの、営業利
             事業                                                         益はやや減少
                            営業利益                 -158           -266

                            営業収益              36,307          36,809
             連結
                            営業利益                1,033           689




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   3. 2020年12月期 連結決算進捗状況
        セグメント別業績予想に対する進捗
                                                                                                 (単位:百万円)

       2020年12月期             期初          修正後業績            実績       進捗率
                                                                                       今後の戦略等
        2Q(1-6月)            業績予想         予想※1             ※2       (%)

       営業収益                    86,511         78,511      34,493    43.9

           日本金融事業               8,330          8,330       4,779    57.4   ・好調な保証事業、債権回収事業に注力

                                                                           ・安定して推移している銀行業における貸出金残高からの利息収
           韓国及びモンゴ
                               38,876         38,876      18,268    47.0    益の増加及び債権市場の高騰を背景とする定期的な債権売却
           ル金融事業
                                                                            益の計上

                                                                           ・Jトラストロイヤル銀行におけるリテール戦略への展開に伴う営業
                                                                            収益の増加
           東南アジア金融                                                         ・Jトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金の増加に伴
                               21,671         21,671       7,941    36.6
           事業                                                               う利息収益の増加及び外国為替取引等のフロー収入の強化
                                                                           ・Jトラストインベストメンツインドネシアにおける法的回収を含む回
                                                                            収金の最大化

                                                                           ・新型コロナウイルス感染症の影響に注視しつつ、新たに開始した
           総合エンターテ                                                          各事業における事業基盤の強化に加え、機動的な事業再編や
                                9,222          7,222       2,931    40.6
           インメント事業                                                          経営資源の最適配分による収益拡大を目指す
                                                                           ・ノース・リバーの連結子会社化による収益貢献

                                                                           ・2020年8月12日、キーノートを株式交換による譲渡を決議した
           不動産事業                5,230              -         42      -
                                                                            ことにより非継続事業として組替表示見込み

           投資事業                   990             990       503     50.9

                                                                           ・2020年8月12日、キーノートを株式交換による譲渡を決議した
           その他の事業               2,536          1,766        327     18.6    ことにより商業建築設計事業を非継続事業として組替表示見込
                                                                            み

       営業利益                     1,681          1,731        633     36.6

           日本金融事業               2,930          2,930       2,230    76.1   ・安定した営業収益の増加

                                                                           ・安定した営業収益の増加
           韓国及びモンゴ
                                5,835          5,835       3,710    63.6   ・審査基準の厳格化、良質な債権獲得及び不良債権の抑制等
           ル金融事業
                                                                            により貸倒引当金繰入額の減少を図る

           東南アジア金融                                                         ・営業収益の増加に加え、貸倒引当金繰入額の減少や、訴訟関
                               -3,423          -3,423     -2,894     -
           事業                                                               係費用の減少等による増加

                                                                           ・営業収益の増加に加え、新規連結事業のシナジー効果等を発
           総合エンターテ                                                          揮し、売上原価の減少、経費削減等による収益体制の向上を
                                  720             970       -496     -
           インメント事業                                                          目指す
                                                                           ・ノース・リバーの連結子会社化による利益貢献

                                                                           ・2020年8月12日、キーノートを株式交換による譲渡を決議した
           不動産事業                  298              -         12      -
                                                                            ことにより非継続事業として組替表示見込み

           投資事業                -1,853          -1,853       -822     -

                                                                           ・2020年8月12日、キーノートを株式交換による譲渡を決議した
           その他の事業                -154             -56       -286     -      ことにより商業建築設計事業を非継続事業として組替表示見込
                                                                            み

           ※1 2020年8月12日付けで公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
           ※2 キーノート株式会社を非継続事業として分類したことから、実績数値から非継続事業を除いた数値に組み替えて表示しています。


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