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米子会社のクォーク社が米国食品医薬品局(FDA)との協議を開始~腎移植後臓器機能障害(DGF)予防薬のフェーズIIIの結果について~ [pdf]

                                                     2019年3月29日
各位
                         本店所在地   東京都港区六本木一丁目6番1号
                         会  社  名 SBIホールディングス株式会社
                         ( コ ー ド番 号 8 4 7 3        東 証 第 一 部 )
                         代  表  者 代表取締役社長 北             尾   吉   孝
                         問い合せ先   責任者役職名 専 務 取 締 役
                                                  森    田   俊   平
                         電 話 番 号 0 3 - 6 2 2 9 - 0 1 0 0 ( 代 表 )


      米子会社のクォーク社が米国食品医薬品局(FDA)との協議を開始
     ~腎移植後臓器機能障害(DGF)予防薬のフェーズⅢの結果について~


 当社の子会社で、siRNA の新薬候補物質を数多く保有している Quark Pharmaceuticals, Inc.(本
社:米国カリフォルニア、Chairman & CEO:Daniel Zurr、以下「クォーク社」)は、これまで実
施してきた医薬品候補「QPI-1002」による腎移植後臓器機能障害(DGF)に対するフェーズⅢ臨床
試験の結果について、米国食品医薬品局(以下「FDA」)との協議を開始しましたのでお知らせいた
します。


                            2018 年 11 月 20 日付のプレスリリー
 これまで実施してきたフェーズⅢ臨床試験の結果については、
スで発表した通り、良好な結果であったフェーズⅡ臨床試験と同条件下の 156 名の被験者集団(※被
験者全体 594 名のうち約 26%に該当、以下「サブグループ」
                               )において、フェーズⅡで見られた DGF
発生率および重症度で同様の相対リスク低下が確認され、QPI-1002 の有用性が示されました。
 このたび、クォーク社は FDA に対してこのフェーズⅢ臨床試験の結果とサブグループの追加分析
について説明し、QPI-1002 の臨床的有用性を示しました。FDA は QPI-1002 がサブグループにおけ
る重篤性の高い希少疾患のアンメットメディカルニーズに対応する医薬品候補である観点から更な
る検証を行うこととし、クォーク社に対して追加データを提供するよう求めました。今後クォーク社
は追加情報を提供し、DGF 予防薬の NDA(新薬承認申請)手続きへの移行についての議論を FDA
と継続してまいります。NDA 手続きへの移行に関する FDA の判断は半年以内で結果が出るものと思
われ、判明次第、本件に係わる追加情報について改めてお知らせいたします。


 なお、本件による当社の 2019 年 3 月期連結業績への影響は軽微でありますが、今後の進展により
開示すべき事項が発生した場合は速やかにお知らせいたします。
                                                             以上


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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBIホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 03-6229-0126