第23期(2021年3月期)
第2四半期決算のご説明
2020/11/12
1
目次
1. 市場環境 ・・・・P.03
2. 決算説明 ・・・・P.08
3. 主な取り組み ・・・・P.18
2
市場環境
3
1.1. 株式市場の状況
日経平均、新興市場は共に2020年2月以降、新型コロナウィルス感染拡大の
影響で下落、持ち直しを見せるも先行きは不透明な状況。
170
FVC
Nikkei 225
JASDAQ Index
Mothers Index
150
130
110
90
70
50
2019/4/1 2019/6/1 2019/8/1 2019/10/1 2019/12/1 2020/2/1 2020/4/1 2020/6/1 2020/8/1 2020/9/30
※2019年4月1日を100とした指数 4
1.2. 新規上場市場の状況【新規上場社数】
2020年度上期は新型コロ ナウイルス感染拡大に対する懸念が広がる中、5社
が上場中止となった。一方で35社が上場を果たすなど、前期上期34社とほぼ
同水準で推移している。
100
50 99 98 99 99
91 91
85
54 57
49
34 37 35
19 23
0
'07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 2Q
5
1.3. 新規上場市場の状況【平均初値騰落率】
2020年度上期上場した35社のうち、公募割れは2社のみ。一方、平均初値騰落率
は255.9%となり、Withコロナ、Afterコロナでの成長企業への期待が現れた。
※初値騰落率 : { ( 初値 - 公募価格 ) / 公募価格 } × 100 ( % )
240% 255.9%
平均初値騰落率
210%
180%
150%
122.9%
120% 109.0%
90%
65.9% 88.1% 91.6%
86.8%
82.2%
48.9% 69.4%
60%
37.0% 54.8%
30%
26.3%
13.0% 20.7%
0%
2006 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 2Q
6
1.4. 新規上場市場の状況【公募割れ比率】
2020年1月以降、初値が公募価格を下回るケースは突出し、新型コロナウイルス感染
症拡大による株式市場の混乱の影響を受けたていたが、落ち着きを見せつつある。
※公募割れ比率: 新規上場企業のうち、初値が公募価格を下回った企業の比率
100%
公募割れ比率
80%
60%
50.0%
38.9%
40% 34.8%
32.3%
25.3%
26.3%
20% 15.0% 15.4%
13.3% 12.1%
15.1% 9.4% 8.1%
5.3% 5.7%
0%
2006 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 2Q 7
決算説明
8
2.1.決算概要(PL)
第22期2Q 第23期2Q
単位:百万円
(2019/4~2019/9) (2020/4~2020/9)
対前期比
売上高 205 396 191
営業損益 △76 △167 △90
経常損益 △23 △131 △108
当期純損益 △33 △152 △119
親会社株主に帰属する
当期純損益 △43 △158 △115
9
2.2.売上高推移
新規ファンドの設立による管理報酬の増加、投資先企業の上場による有価証券の
売却および成功報酬獲得により、売上高は大幅に増加
(百万円)
500
投資事業組合等管理業務
設立/成功報酬
コンサルティング業務
400
営業投資有価証券売上高 396
コワーキング収入
その他
前年同期比
191
300
205
200
百万円
100
0
22期(1Q-2Q) 23期(1Q-2Q)
10
2.3.決算概要(四半期PL)
(百万円) 売上高 営業損益 経常損益 親会社株主に帰属する当期純損益
286
172
131 144 140
121 116 111
83
△ 22 18 14 △9
0
△ 20 △ 12 △ 12 △8
△ 24 △ 22
△ 52
△ 311 △ 304 △ 299
22期 1Q 22期 2Q 22期 3Q 22期 4Q 23期 1Q 23期 2Q
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2.4.経常損益の増減分析(前年同期比)
売上高は大幅増収となる一方、個別の投資先企業の減損により、赤字幅は拡大
安定収益となるファンド管理収入が増加し、かつ、投資人材の採用により人件
費は増加するも全体では経費削減することで、成功報酬、営業投資関連損益を
除く定常的な損益について、赤字から黒字への転換を達成
(百万円)
151 △ 301
投資事業組 営業投資
合管理収入 関連損益 前年比
(成功報酬) △118
百万円
△17
0
△23 △3 △ 10 35 持分法利益
投資損失 人件費 経費等
37 引当金 定常的
投資事業組合 損益の
等管理収入
△132
黒字化
第22期2Q 第23期2Q
経常損益 経常損益 12
2.5.営業外損益
持分法適用関連会社であるデジアラホールディングスの業績は一時的に減収と
なったものの引き続き堅調に推移し、持分法による投資利益を計上
※業績数値の詳細は非開示
持分法による
投資利益
35
所在地 神戸市東灘区向洋町6丁目9
百万円
事業内容 インターネットを利用した大型住宅設備機器等の販売 など
資本金 99百万円
取得株式数 5,080株(持株比率24.8%)
株式取得実行日 2017年9月28日,11月30日
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2.6.決算概要(BS)
第22期4Q 第23期2Q
単位:百万円
(2020/3末) (2020/9末)
対前期比
流動資産 2,284 2,046 △238
うち 現金及び預金 1,794 1,695 △99
うち 営業投資有価証券 457 166 △291
うち 投資損失引当金 △2 △6 △4
固定資産 762 771 9
資産合計 3,046 2,818 △228
流動負債 282 202 △80
固定負債 33 38 5
負債合計 315 241 △74
自己資本 2,597 2,438 △159
純資産 2,731 2,577 △154
総資産 3,046 2,818 △228
自己資本比率 85.3% 86.5% 1.2 14
2.7.決算概要(CF)
第22期2Q 第23期2Q
単位:百万円
(2019/4~2019/9) (2020/4~2020/9)
対前期比
営業活動による
-99 -87 12
キャッシュ・フロー
投資活動による
-2 -11 -9
キャッシュ・フロー
財務活動による
-64 -0 64
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
1,973 1,695 -278
期末残高
※当社及び当社が管理・運営する投資事業組合からのスタートアップ等への投資及び売却に係る
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローにて計上しております。
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2.8.KIYOラーニングの上場承認
かんしん未来ファンド、ウィルグループインキュベートファンドより出資した、
KIYOラーニング株式会社が6月12日に上場承認を受け、
7月15日にマザーズ上場。
所在地 東京都千代田区
個人向けオンライン資格講座及び
事業内容
法人向け社員教育クラウドサービスの提供
かんしん未来ファンド 3.70%
株式比率 ウィルグループファンド 2.67%
※両ファンドを合わせるとVCとしては第2位の比率
FVCは、同社の上場に伴いFVCが運営するファ
ンドが株式を売却したことにより、成功報酬が
発生したことに伴い、投資事業管理収入として
合計で150百万円を計上。
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2.9. 株式会社ZMP
FVCグロース二号ファンド(当社出資比率52.6%)より48百万円投資し、
第20期(2018年3月期)に株式を一部売却。
第21期(2019年3月期)、第22期(2020年3月期)及び当第2Q累計期間に
は売却しておらず、180万株保有中。
所在地 東京都文京区
事業内容 自律移動ロボットテクノロジー事業
資本金 1,302百万円
投資時点株価 20円
残株数 1,800,000株
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主な取り組み
2020/4~2020/9
18
FVCのファンドについて
地方創生ファンド CVCファンド ベンチャーファンド
出口戦略を必ずしも コーポレートベンチャ 優れた技術やサービス
IPOやM&Aに限定せず、 リングの取り組みの促 を持ち、成長性が高く
地域における創業率の 進ツールとして、特定 見込まれるベンチャー
向上、域内経済の活性 の事業会社と事業シナ 企業への投資を行う
化を実現するための ジーの高いベンチャー ファンド
ファンド 企業への投資を行う
ファンド
19
3.1.重点施策
「地方創生ファンド」と「CVCファンド」に注力
安定収益源確保のために、ニーズの高さを見せる「地方創生ファンド」と
01
「CVCファンド」の新規設立を促進
ファンドの新規設立件数を拡大するために、
02
人材強化と営業戦略の再構築を実施
ベンチャー企業への支援メニューの拡充と、
03
ファンド運営の効率化を図るための新たなプラットフォームを構築
20
3.2. 地方創生ファンドの成果
地域のベンチャー企業を支援する「地方創生ファンド」を新たに2ファンド設立
(単位:百万円)
エリア ファンド名 設立 総額 新規ファンド設立数
大分 ほうわ創業・事業承継ファンド(*1) 2020/6 300
2本
新規ファンド設立総額
京都 京都市スタートアップ支援2号ファンド 2020/9 260
560 百万円
(*2)
(*1)当ファンドは、FVCにとって九州地域における初の地方創生ファンドの組成となります。
(*2)当ファンドは、2016年に設立した京都市スタートアップ支援ファンドの後継ファンドです。
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3.3.CVCファンドの成果
事業会社のオープンイノベーションを目的とした「CVCファンド」を新たに
1ファンド設立
2020年7月にCVCファンドとしてブリッジベンチャーファンド 新規ファンド設立数
2020を設立しました。
当ファンドは、2014年に設立したブリッジベンチャーファンド
2014の投資組入完了に伴い、後継ファンドとして設立したもの 1本
です。
新規ファンド設立総額
設立 2020年7月
ファンド総額 非公表
非公表
組合員構成 有限責任組合員:事業会社(非公表)、無限責任組合員:FVC
投資対象 特定の事業会社の戦略に沿った投資を行う
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3.4.投資活動
新設ファンドの増加により、投資残高社数/額は堅調に推移
(社)
(百万円)
7,000 300
当期投資残高額(左軸)
271
6,000 当期投資残高社数(右軸)
251
5,000 216
200
184
4,000
145
3,000 6,213
121
111
5,441
100
2,000 4,201
3,517
2,447
1,000 1,917
1,732
0 0
20期2Q 20期4Q 21期2Q 21期4Q 22期2Q 22期4Q 23期2Q
23
3.5.ファンド運用状況
従来型ベンチャーキャピタル業務からイノベーションとリスクマネー供給のため
のプラットフォーム会社へ、事業モデルの変革が進む
ベンチャーファンド
(百万円)
CVCファンド
25,000
23,267 22,887 地方創生ファンド
22,423
21,117
19,882
20,000
18,591
17,488
3,842
13,222 3,732
15,000
13,122
20,437 17,297
22,317 6,200
5,900
10,000
4,200
5,000 2,900
7,856 8,549
1,400
300 900 5,001
3,860
1,550 2,420
0 650
17期 18期 19期 20期 21期 22期 23期2Q
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新型コロナウイルス感染症の影響について
新型コロナ問題が長期化し、投資先企業の業績、資金繰りが悪化し、投資損失引当金
01 や減損損失が増加する可能性があります。これに対し、当社はファンドへの出資比率
を抑えることで、当社の業績へ与える影響を従来から減少させています。
株式市場の低迷、新規上場の減少によりExit環境が悪化し、ファンドパフォーマン
02 ス低下や成功報酬減少の可能性があります。しかし、投資時のバリュエーションの低下
は投資の好機でもあり、中長期的にはプラスと捉えることもできます。
ファンド設立が減少する可能性があります。市況の変化に左右されにくい、IPOやM&A
03 に出口を限った投資以外の創業支援投資、事業承継投資、事業シナジー投資によって、コ
ロナ禍でも円滑な資金供給ができるファンド設立を推進してまいります。
従前からのビジネスモデルの転換により、新型コロナウイルスによる影響を最小限に。
今後の感染状況を注視しながらも成長が見込める先に積極的に投資を継続してまいります。
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