２０２２年３月期 第２四半期
決算概要資料
２０２１年１１月５日
芙蓉総合リース株式会社
目次
１．連結業績の概況
２．事業活動の概況
３．業績予想・配当方針
４．参考資料
本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判
断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、実際の業績は記述
されている将来見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おき下さい。
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１．連結業績の概況
（１）2022/3期 第２四半期 決算概要
・戦略分野を中心とした差引利益の伸長に加え、営業外収益（債権取立益・持分法投資利益等）の
増加も寄与し、 各段階利益は増益かつ過去最高実績を更新
・収益性を意識したアセットコントロールを進め、ROAも現中期経営計画目標値（2.0%）を上回る
（単位：億円）
2021/3期 2022/3期 増減額 増減率
2Q実績 2Q実績
売上高※ 3,574 2,854 ▲720 ▲20.1%
差引利益＊1 459 481 +22 +4.8% ＊1 資金原価控除前
売上総利益
売上総利益 409 435 +26 +6.3%
営業利益 209 235 +26 +12.3%
経常利益 228 275 +47 +20.7%
四半期純利益＊2 139 181 +42 +30.3% ＊2 親会社株主に帰属する
四半期純利益
１株当たり四半期純利益 462.79円 602.58円 +139.79円 +30.2%
契約実行高 6,624 6,439 ▲186 ▲2.8%
営業資産残高 25,559＊4 25,582 +24 +0.1% ＊3 経常利益(年換算)
÷営業資産残高(平残)
ROA＊3 1.94%＊4 2.15% +0.21pt ＊4 2021/3末数値
※「収益認識に関する会計基準」等を第１四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年３月期第２四半期の
売上高については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。
従来の基準で売上高を認識した場合、3,552 億円（対前年同四半期増減率▲0.6％）となります。
また、「収益認識に関する会計基準」等を適用したことによる損益への影響はありません。 3
１．連結業績の概況
（２）損益推移
（単位：億円）
17/9 18/9 19/9 20/9 21/9 増減額
「収益認識に関する会計基準」等の
売上高 3,026 2,957 3,445 3,574 2,854 ▲720 適用を主因とする減収。
適用による損益への影響はなし。
売上原価＊1 2,678 2,595 3,029 3,114 2,373 ▲742
差引利益＊2 348 362 416 459 481 +22 ＊1 資金原価を除く
＊2 資金原価控除前売上総利益
資金原価 36 41 47 50 47 ▲4
売上総利益 312 321 369 409 435 +26
販管費 137 139 164 200 200 ▲0
差引利益
（貸倒関連費用） (1) (2) (5) (9) (14) (+5) ・戦略分野やファイナンスが
好調に推移
営業利益 175 182 205 209 235 +26
販管費
営業外損益 13 14 15 18 40 +21 ・前年同期に計上した本社移転
関連費用などの一過性コスト
（貸倒関連損益） (4) (1) (1) (2) (15) (+13) が剥落
経常利益 188 196 220 228 275 +47
営業外損益
特別損益 ▲0 2 2 ▲0 1 +1 ・持分法投資利益、債権取立益
の増加が寄与
親会社株主に帰属する
四半期純利益
117 127 137 139 181 +42
一株当たり四半期純利益
（円） 387.59 419.54 455.81 462.79 602.58 +139.79
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１．連結業績の概況
（３）経常利益の増加要因
・エネルギー・環境や不動産を中心とした戦略分野の伸長により、差引利益＊1が増加
・前年同期に計上した一過性コストの剥落もあり、人物件費は減少
・債権取立益や持分法投資利益の増加による営業外収益の伸長も寄与し、経常利益は大きく増益
単位：億円
営業外損益＊2
貸倒関連損益
人物件費 資金原価 +9
差引利益 +8
+5 +4
+22
経常利益
経常利益
275
前年同期に本社移転関連 航空機事業を中心に、
228 費用６億円を計上 債権取立益14億円を計上
20/9 21/9
（単位：億円）
20/9 21/9 増減 20/9 21/9 増減
差引利益 459 481 +22 営業外損益 ＊2
16 25 +9
人件費 111 112 +1 経常利益 228 275 +47
物件費 80 73 ▲7
資金原価 50 47 ▲4 ＊1 資金原価控除前売上総利益
＊2 貸倒関連を除く
貸倒関連損益 7 ▲1 ▲8 5
１．連結業績の概況
（４） 差引利益＊1 ＊1 資金原価控除前売上総利益
・「リース」は戦略分野が堅調に推移したため、増益基調が継続
・「ファイナンス」はエネルギー・環境や不動産におけるエクイティ投資の利益拡大が寄与
（単位：億円）
リース ファイナンス
単位：億円
20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率 差引利益
差引利益 264 269 +6 +2.1% 97 114 +17 +17.5%
481
資金原価 26 27 +0 +0.5% 20 18 ▲3 ▲12.3% 459
416 90
売上総利益 237 243 +5 +2.3% 77 96 +20 +25.5% 89
割賦 その他 78
20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率 97 114
71
差引利益 9 8 ▲2 ▲18.5% 89 90 +1 +1.4% 8 9 8
資金原価 2 1 ▲1 ▲34.8% 2 1 ▲1 ▲32.7%
売上総利益 8 6 ▲1 ▲14.6% 88 89 +2 +2.1%
258 264 269
リース及び割賦 計 合計
20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率
差引利益 273 277 +4 +1.4% 459 481 +22 +4.8%
19/9 20/9 21/9
資金原価 28 28 ▲1 ▲1.8% 50 47 ▲4 ▲7.1% リース 割賦 ファイナンス その他（BPO等）
売上総利益 245 249 +4 +1.8% 409 435 +26 +6.3%
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１．連結業績の概況
（５） 調達の状況
・良好な調達環境を背景に、積極的に社債を活用
・ＥＳＧファイナンスの取組みを積極的に進め、サステナビリティボンド（芙蓉ＣＳＶボンド）を発行
・ユーロＭＴＮプログラム（発行限度額20億USドル）を設定し、安定的な外貨調達基盤を構築
単位：億円
調達残高・直接調達比率
34.1% 34.1% 33.4% 32.6% 31.1%
24,310 23,880
22,310 2,211
20,970 2,512
19,650 1,700 1,009
1,250 846
1,252
1,100 892 4,702
859 4,072
4,507
5,007
4,737
10,743 10,671
9,548
8,280 8,904
4,673 4,917 5,303 5,646 5,779
18/3 19/3 20/3 21/3 21/9
短期借入金 長期借入金 ＣＰ リース債権流動化 社債 直接調達比率
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２．事業活動の概況
（１） 契約実行高
・不動産が堅調に推移したことに加え、航空機の新規実行もあり、オペレーティング・リースが増加
・診療・介護報酬債権を中心にアクリーティブのファクタリングが増加
（単位：億円）
19/9 20/9 21/9 増減額 増減率 単位：億円
契約実行高
6,887
リース 3,016 2,173 2,272 +99 +4.6% 6,624
6,439
ファイナンス・ 2,054 30%
リース (2,066) (1,608) (1,241) (▲367) (▲22.8%) 5,235 2,170 33%
4,845 2,521 39%
オペレーティング・ 1,045 20%
リース (950) (565) (1,031) (+466) (+82.4%)
1,427 30% 1,629 23%
1,098 21%
割賦 187 171 113 ▲58 ▲34.1% 187 3%
2,111 32%
1,533 24%
285 5%
1,372 28%
616 12% 950 14%
171 3% 113 2%
ファイナンス・ 163 3%
その他 3,684 4,281 4,054 ▲226 ▲5.3% 247 5% 565 8% 1,031 16%
2,191 42% 2,066 30%
アクリーティブ (2,054) (2,170) (2,521) (+351) (+16.2%) 1,636 34% 1,608 24%
1,241 19%
合計 6,887 6,624 6,439 ▲186 ▲2.8% 17/9 18/9 19/9 20/9 21/9
ファイナンス・リース オペレーティング・リース
割賦 ファイナンス・その他
アクリーティブ：アクリーティブのファイナンス実行高
（右記グラフのファイナンス・その他にはアクリーティブの実行高は含まない） アクリーティブ
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２．事業活動の概況
（２） 営業資産残高・ＲＯＡ
・不動産・航空機を中心に、「オペレーティング・リース」の積上げが進む
・流動化によるアセットコントロールを進めたこともあり「ファイナンス・リース」は減少するも、
収益性の高いポートフォリオへの入替えが進み、ＲＯＡは大きく良化
（単位：億円） 単位：億円
営業資産残高・ROA＊ 2.15%
20/3 21/3 21/9 増減額 増減率 1.94%
1.90%
1.76% 25,559 25,582
1.67%
リース 16,136 17,133 17,347 213 +1.2% 23,840
22,628
21,726
7,590 30% 7,489 29%
ファイナンス・ 6,919 29%
(11,068) (10,808) (10,283) (▲524) (▲4.9%) 6,020 27%
リース 5,831 27%
835 3% 747 3%
784 3%
960 4%
1,151 5%
オペレーティング・
リース (5,068) (6,325) (7,063) (+738) (+11.7%)
割賦 784 835 747 ▲88 ▲10.6% 16,136 68% 17,133 67%
17,347 68%
14,744 68% 15,648 69%
ファイナンス・
6,919 7,590 7,489 ▲101 ▲1.3%
その他
18/3 19/3 20/3 21/3 21/9
合計 23,840 25,559 25,582 +24 +0.1%
リース 割賦 ファイナンス・その他 ROA
＊経常利益（年換算）÷営業資産残高（平残） 9
３．業績予想・配当方針
（１）2022/3期 業績予想（連結）・配当予想
・業績予想、年間配当予想とも前回公表数値から変更なし
（単位：億円）
2022/3期 2022/3期
2Q実績 予想
売上高 2,854 6,100
営業利益 235 465
経常利益 275 500
親会社株主に帰属する
四半期（当期）純利益
181 310
１株当たり四半期（当期）純利益 602.58円 1,033.44円
１株当たり配当金 130円 260円
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４．参考資料
（１）セグメント別営業実績 ＊1 資金原価控除前売上総利益
（単位：億円）
リース 割賦 リース及び割賦 計
20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率
売上 2,377 2,388 +11 +0.5% 223 168 ▲55 ▲24.6% 2,600 2,556 ▲44 ▲1.7%
売上原価 2,113 2,119 +6 +0.3% 213 160 ▲53 ▲24.9% 2,326 2,279 ▲47 ▲2.0%
差引利益＊１ 264 269 +6 +2.1% 9 8 ▲2 ▲18.5% 273 277 +4 +1.4%
資金原価 26 27 +0 +0.5% 2 1 ▲1 ▲34.8% 28 28 ▲1 ▲1.8%
売上総利益 237 243 +5 +2.3% 8 6 ▲1 ▲14.6% 245 249 +4 +1.8%
ファイナンス その他 合計
20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率 20/9 21/9 増減額 増減率
売上 99 116 +17 +16.9% 875 182 ▲693 ▲79.2% 3,574 2,854 ▲720 ▲20.1%
売上原価 2 2 ▲0 ▲12.3% 786 92 ▲694 ▲88.3% 3,114 2,373 ▲742 ▲23.8%
差引利益＊１ 97 114 +17 +17.5% 89 90 +1 +1.4% 459 481 +22 +4.8%
資金原価 20 18 ▲3 ▲12.3% 2 1 ▲1 ▲32.7% 50 47 ▲4 ▲7.1%
売上総利益 77 96 +20 +25.5% 88 89 +2 +2.1% 409 435 +26 +6.3%
※「収益認識に関する会計基準」等を適用したことによる減収であり、従来の基準で売上高を認識した場合、
21/9期のその他売上高は880 億円（対前年同四半期増減率+0.6％）となります。
また、「収益認識に関する会計基準」等を適用したことによる損益への影響はありません。
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４．参考資料
（２）契約実行高
（単位：億円）
17/9 18/9 19/9 20/9 21/9 増減額 増減率
リース 2,807 1,884 3,016 2,173 2,272 +99 +4.6%
ファイナンス・
リース
(2,191) (1,636) (2,066) (1,608) (1,241) (▲367) (▲22.8%)
オペレーティング・
リース
(616) (247) (950) (565) (1,031) (+466) (+82.4%)
割賦 285 163 187 171 113 ▲58 ▲34.1%
ファイナンス・その他 2,143 2,799 3,684 4,281 4,054 ▲226 ▲5.3%
合計 5,235 4,845 6,887 6,624 6,439 ▲186 ▲2.8%
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４．参考資料
（３）物件別リース契約実行高
(単位：億円)
セグメント名称 19/9 20/9 21/9 増減額
情報・事務用機器 1,199 869 662 ▲208
産業工作機械 260 136 92 ▲44
土木・建設機械 52 42 16 ▲26
輸送用機器 329 180 356 +176
医療機器 160 98 84 ▲13
商業・サービス用機器 168 119 86 ▲34
建物等 722 625 881 +257
その他 128 103 95 ▲9
合計 3,016 2,173 2,272 +99
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４．参考資料
（４）営業資産残高
（単位：億円）
18/3 19/3 20/3 21/3 21/9 増減額 増減率
リース 14,744 15,648 16,136 17,133 17,347 213 +1.2%
ファイナンス・
リース
(10,987) (10,835) (11,068) (10,808) (10,283) (▲524) (▲4.9%)
オペレーティング・
リース
(3,757) (4,813) (5,068) (6,325) (7,063) (+738) (+11.7%)
割賦 1,151 960 784 835 747 ▲88 ▲10.6%
ファイナンス・その他 5,831 6,020 6,919 7,590 7,489 ▲101 ▲1.3%
合計 21,726 22,628 23,840 25,559 25,582 +24 +0.1%
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