種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る１株当たり配当金の内訳は以下のとおりです。
年間配当金
第 1 種優先株式
第 1 四半期末 第 2 四半期末 第 3 四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020 年 3 月期 ― 9 88 ― 14 83 24 72
2021 年 3 月期 ―
2021 年 3 月期(予想) 9 96 ― 14 95 24 92
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 4
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………… 4
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………… 5
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 6
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………………… 6
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ……………………………………… 6
（追加情報） ……………………………………………………………………………………… 6
３．2021年３月期 第１四半期決算説明資料
（１）損益の状況（単体） …………………………………………………………………………… 7
（２）金融再生法ベースのカテゴリーによる開示（単体） ……………………………………… 8
（３）自己資本比率（国内基準）（単体） ………………………………………………………… 8
（４）時価のある有価証券の評価損益（単体） …………………………………………………… 8
（５）預金等・貸出金の残高（単体） ……………………………………………………………… 8
- 1 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期連結累計期間のわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するた
め社会経済活動が急減速した影響により、輸出や生産が低迷したほか、設備投資や雇用環境につ
いても弱い動きとなり、総じて極めて厳しい状況となりました。
当行の主要営業基盤である高知県の経済について、設備投資は横ばい圏内で推移しましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、製造業の生産は弱めの動きが継続し、個人消費は減少
するなど、全体としては弱い動きとなりました。
このような情勢の下、当第１四半期連結累計期間における経営成績は次のとおりとなりまし
た。
経常収益は株式等売却益の増加等により、前年同期比８億５百万円増加して67億14百万円とな
りました。一方、経常費用も与信関連費用の増加等により、前年同期比７億61百万円増加して58
億94百万円となりました。この結果、経常利益は前年同期比43百万円増加して８億19百万円とな
りました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比80百万円増加して５億49百万円となり
ました。
（２）財政状態に関する説明
当第１四半期連結会計期間末における財政状態については、総資産は前連結会計年度末に比べ
938億円増加して１兆2,172億円となりました。また、純資産は前連結会計年度末に比べ22億円増
加して720億円となりました。
譲渡性預金を含めた預金等は、金融機関預金が減少しましたが、一般法人預金、個人預金、公
金預金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ710億円増加して１兆450億円となりまし
た。一方、貸出金は、金融業・保険業等が減少しましたが、各種サービス業、地方公共団体、卸
売業・小売業等で増加したことから、前連結会計年度末に比べ206億円増加して7,327億円となり
ました。また、有価証券は、国債が減少しましたが、社債が増加したことなどから、前連結会計
年度末に比べ41億円増加して3,040億円となりました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理
的に算定することが困難であったことから未定としておりましたが、社会・経済活動が再開され
るなどの動きが見えてまいりましたので、業績予想を算定いたしました。
当連結会計年度（2021年３月期）の連結業績予想につきまして、経常利益20億円（前年同期比
△23.6％）、親会社株主に帰属する当期純利益12億50百万円（前年同期比△7.6％）を予想して
おります。
なお、本業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算定したもので、実際の業績は新型コ
ロナウイルス感染症の影響など、様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
- 2 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
資産の部
現金預け金 81,066 145,767
コールローン及び買入手形 － 6,000
金銭の信託 1,069 1,096
有価証券 299,868 304,041
貸出金 712,085 732,709
外国為替 1,202 803
リース債権及びリース投資資産 6,915 6,864
その他資産 14,013 14,453
有形固定資産 15,738 15,812
無形固定資産 244 220
繰延税金資産 1,460 679
支払承諾見返 1,566 1,653
貸倒引当金 △11,854 △12,873
資産の部合計 1,123,375 1,217,228
負債の部
預金 919,238 1,009,256
譲渡性預金 54,700 35,750
コールマネー及び売渡手形 1,632 1,723
借用金 65,342 84,850
外国為替 0 0
その他負債 8,514 9,499
賞与引当金 366 184
退職給付に係る負債 148 106
睡眠預金払戻損失引当金 188 183
株式報酬引当金 35 38
繰延税金負債 83 150
再評価に係る繰延税金負債 1,661 1,661
負ののれん 85 81
支払承諾 1,566 1,653
負債の部合計 1,053,563 1,145,139
純資産の部
資本金 19,544 19,544
資本剰余金 16,699 16,699
利益剰余金 26,159 26,444
自己株式 △189 △189
株主資本合計 62,213 62,498
その他有価証券評価差額金 1,102 3,001
土地再評価差額金 3,474 3,474
退職給付に係る調整累計額 △32 △30
その他の包括利益累計額合計 4,544 6,445
新株予約権 38 38
非支配株主持分 3,015 3,106
純資産の部合計 69,811 72,089
負債及び純資産の部合計 1,123,375 1,217,228
- 3 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
経常収益 5,909 6,714
資金運用収益 3,649 3,707
（うち貸出金利息） 2,519 2,504
（うち有価証券利息配当金） 1,115 1,186
役務取引等収益 504 473
その他業務収益 1,580 1,354
その他経常収益 174 1,179
経常費用 5,133 5,894
資金調達費用 113 116
（うち預金利息） 100 97
役務取引等費用 458 441
その他業務費用 1,283 1,151
営業経費 2,958 2,895
その他経常費用 320 1,289
経常利益 775 819
特別損失 1 7
固定資産処分損 1 7
税金等調整前四半期純利益 774 812
法人税、住民税及び事業税 179 264
法人税等調整額 112 △11
法人税等合計 292 253
四半期純利益 481 559
非支配株主に帰属する四半期純利益 13 9
親会社株主に帰属する四半期純利益 468 549
- 4 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
四半期純利益 481 559
その他の包括利益 84 1,984
その他有価証券評価差額金 83 1,982
退職給付に係る調整額 1 1
四半期包括利益 566 2,543
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 542 2,450
非支配株主に係る四半期包括利益 23 93
- 5 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当ありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当ありません。
（追加情報）
（取締役に対する業績連動型株式報酬制度）
当行は、2018年３月期より、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高める
ことを目的として、当行の取締役（社外取締役を除く。以下同じ。）を対象に、業績連動型株式
報酬制度（以下「本制度」という。）を導入しております。なお、新規に新株予約権の付与は行
わないこととしております。
１．取引の概要
本制度は、当行が金銭を拠出することにより設定する信託（以下「本信託」という。）が当
行株式を取得し、各取締役に対して当行が定める株式交付規程に従い、業績達成度等一定の基
準に応じて当行が付与するポイントの数に相当する当行株式及び当行株式に代わる金銭が、本
信託を通じて交付される業績連動型の株式報酬制度です。
２．信託に残存する当行の株式
信託に残存する当行の株式は、株主資本において自己株式として計上しており、前連結会計
年度末及び当第１四半期連結会計期間末の当該自己株式の帳簿価額は55,800千円、株式数は45
千株であります。
（新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り）
新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、概ね１年間程度の期間があれば収束するものと予想
しております。
主に貸出金等の信用リスクについては、一定の影響があると認識しておりますが、政府や自治
体の経済対策が打ち出されており、また、当行の主要営業基盤である高知県の感染状況等を勘案
すれば、影響は限定的で、与信費用の増加は多額とはならないとの仮定をおいて貸倒引当金を算
定しております。
当該仮定は不確実であり、その経済への影響が変化した場合には、将来の業績に影響を及ぼす
可能性があります。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りの仮定につきましては、
前連結会計年度の有価証券報告書の（追加情報）に記載した内容から重要な変更はありません。
- 6 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
３．2021年３月期 第１四半期決算説明資料
（１）損益の状況（単体）
（単位：百万円）
2021年３月期 2020年３月期 2021年３月期
比較
第１四半期(Ａ) 第１四半期(Ｂ) 通期業績予想
(Ａ)－(Ｂ)
（３ヵ月間） （３ヵ月間） （12ヵ月累計）
経常収益 5,498 4,646 852
①業務粗利益 3,725 3,761 △36
コア業務粗利益（①－②） 3,722 3,456 266
資金利益 3,589 3,536 53
役務取引等利益 12 17 △5
その他業務利益 123 207 △84
（②うち国債等債券損益） 2 304 △302
経費（除く臨時処理分） 2,827 2,868 △41
人件費 1,531 1,551 △20
物件費 1,072 1,114 △42
税金 223 202 21
③実質業務純益（業務粗利益－経費） 897 892 5
コア業務純益（③－②） 894 588 306
コア業務純益（除く投資信託解約損益） 679 475 204
④一般貸倒引当金繰入額 449 243 206
業務純益 447 649 △202
臨時損益 319 76 243
⑤不良債権処理額 713 47 666
貸出金償却 34 5 29
個別貸倒引当金繰入額 679 41 638
その他（債権売却損等） － － －
⑥貸倒引当金戻入益 － － －
⑦償却債権取立益 36 13 23
株式等関係損益 980 114 866
株式等売却益 1,086 114 972
株式等売却損 49 － 49
株式等償却 55 － 55
その他臨時損益 15 △4 19
経常利益 767 725 42 1,800
特別損益 △7 △1 △6
うち固定資産処分損益 △7 △1 △6
うち減損損失 － － －
税引前四半期純利益 760 723 37
法人税、住民税及び事業税 251 166 85
法人税等調整額 △18 108 △126
法人税等合計 233 274 △41
四半期純利益 526 448 78 1,200
実質与信費用（④＋⑤－⑥－⑦） 1,126 277 849
（注）金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。
- 7 -
株式会社 高知銀行（8416） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（２）金融再生法ベースのカテゴリーによる開示（単体）
（単位：億円） 【参考】 （単位：億円）
金融再生法開示債権 2020年６月末 2019年６月末 2020年３月末
破産更生債権及びこれらに準ず
53 54 50
る債権
危険債権 230 226 220
要管理債権 15 13 12
開示債権合計 299 294 283
総与信残高 7,538 7,052 7,325
開示債権比率 3.97％ 4.17％ 3.86％
（３）自己資本比率（国内基準）（単体）
（単位：百万円） 【参考】（単位：百万円）
2020年６月末 2019年６月末 2020年３月末
自己資本比率 9.47％ 9.75％ 9.25％
自己資本（コア資本） 63,414 62,206 62,421
コア資本に係る基礎項目 63,562 62,432 62,586
コア資本に係る調整項目（△） 147 226 164
リスク・アセット等 669,250 637,849 674,351
（４）時価のある有価証券の評価損益（単体）
（単位：百万円） 【参考】 （単位：百万円）
2020年６月末 2019年６月末 2020年３月末
時価 評価損益 時価 評価損益 時価 評価損益
その他有価証券 301,711 4,132 305,892 8,485 297,774 1,490
株式 13,880 3,395 15,423 3,834 13,884 2,538
債券 183,486 1,261 184,029 3,848 178,965 1,849
その他 104,344 △524 106,439 801 104,923 △2,897
（注）「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、評価損益は貸借対照表価額と取得価額との差額を計
上しております。
（５）預金等・貸出金の残高（単体）
（単位：億円） 【参考】 （単位：億円）
2020年６月末 2019年６月末 2020年３月末
預金等（末残） 10,460 9,642 9,753
うち個人預金 6,616 6,413 6,380
貸出金（末残） 7,349 6,903 7,146
うち住宅ローン 882 866 884
（注）預金等は、預金及び譲渡性預金であります。
- 8 -