8370 紀陽銀行 2020-05-11 14:20:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
【添付資料】
[目次]
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………2
(4)目標とする経営指標 …………………………………………………………………2
(5)今後の見通し …………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………3
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………4
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書……………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項……………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記)…………………………………………………12
(セグメント情報)…………………………………………………………………13
(1株当たり情報)…………………………………………………………………14
(重要な後発事象)…………………………………………………………………15
4.個別財務諸表………………………………………………………………………………16
(1)貸借対照表……………………………………………………………………………16
(2)損益計算書……………………………………………………………………………18
(3)株主資本等変動計算書………………………………………………………………20
※ 2020年3月期 決算説明資料
1
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
連結経常収益につきましては、貸出金利息や有価証券利息配当金、役務取引等収益、国債等債券
売却益が増加したことなどにより、前期比123億95百万円増加し867億59百万円となりました。
連結経常利益につきましては、経費削減への継続的な取組みなどによる営業経費の減少などによ
り、前期比35億28百万円増加し216億86百万円となりました。
以上の結果などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比20億99百万円増加し137億19
百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
貸出金につきましては、中小企業向け貸出の増加などにより、前期末比1,127億円増加し3兆721
億円となりました。
預金・譲渡性預金につきましては、前期末比483億円増加し4兆375億円となりました。
以上の結果などにより、当期末の連結総資産は4兆7,281億円、連結純資産は2,202億円となりま
した。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、債券貸借取引受入担保金の増加を主因に
647億円のプラスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、有価証券の
取得による支出を主因に1,167億円のマイナスとなりました。財務活動によるキャッシュ・フロー
につきましては、劣後特約付借入金の返済による支出を主因に81億円のマイナスとなりました。
以上の結果などにより、現金及び現金同等物の当期末残高は、期中601億円減少し5,079億円とな
りました。
(4)目標とする経営指標
当行グループでは、「第5次中期経営計画」(計画期間:2018年4月から2021年3月までの3
年間)において、以下の経営指標を目標としております。
目標指標 2020年3月期実績 2021年3月期計画
(最終年度)
収益性 親会社株主に帰属する当期純利益<連結> 137億円 100億円以上
効率性 本業OHR<単体> 82.9% 90%以下
(顧客向けサービス業務収益増強と経費削減)
健全性 自己資本比率<連結> 9.9%(速報値) 9%以上
株主還元 株主還元率 24.7%(予定) 安定的に30%程度
※本業OHR<単体>
=営業経費÷[貸出金平残×(貸出金利回り-預金等利回り)+役務取引等利益]
※株主還元率
=(年間配当額+自己株式取得額)÷親会社株主に帰属する当期純利益<連結>
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(5)今後の見通し
次期の通期連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の収束時期を現時点で見通すこ
とが困難であるものの、年度後半にかけて経済活動は持ち直していくことを前提としております。
このような前提のもと、役務取引等収益につきましては、営業活動に制約を受ける影響から前期
比減少することを見込むとともに、与信コストについても、前提を踏まえ見積りを行った結果、前
期比増加することを見込んでおります。
これらを踏まえ、2021年3月期通期業績予想につきましては、連結経常利益148億円、親会社株
主に帰属する当期純利益100億円の見込となりますが、国内において感染拡大が長期化もしくは深
刻化するなど前提条件からの乖離が生じ、業績に与える影響が重大と見込まれる場合につきまして
は速やかに開示いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当行グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につ
きましては日本基準を適用しております。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に
対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 568,124 507,968
買入金銭債権 799 688
商品有価証券 36 45
有価証券 967,308 1,056,793
貸出金 2,959,342 3,072,120
外国為替 2,798 3,726
その他資産 44,838 48,796
有形固定資産 34,471 34,678
建物 11,910 13,873
土地 19,020 18,030
リース資産 443 346
建設仮勘定 346 36
その他の有形固定資産 2,750 2,390
無形固定資産 3,300 3,386
ソフトウエア 2,875 2,891
リース資産 116 78
その他の無形固定資産 308 417
退職給付に係る資産 17,877 13,510
繰延税金資産 647 597
支払承諾見返 9,509 8,845
貸倒引当金 △23,713 △22,991
資産の部合計 4,585,341 4,728,166
負債の部
預金 3,919,136 3,977,940
譲渡性預金 69,994 59,563
債券貸借取引受入担保金 82,004 161,505
借用金 229,466 249,051
外国為替 194 217
その他負債 30,310 48,012
退職給付に係る負債 25 28
役員退職慰労引当金 30 30
睡眠預金払戻損失引当金 1,042 791
偶発損失引当金 436 408
繰延税金負債 9,221 1,515
支払承諾 9,509 8,845
負債の部合計 4,351,372 4,507,910
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 3,075 3,074
利益剰余金 119,264 130,571
自己株式 △3,434 △3,983
株主資本合計 199,001 209,759
その他有価証券評価差額金 26,830 6,299
繰延ヘッジ損益 △552 △7
退職給付に係る調整累計額 6,094 1,510
その他の包括利益累計額合計 32,371 7,802
新株予約権 106 130
非支配株主持分 2,487 2,564
純資産の部合計 233,968 220,256
負債及び純資産の部合計 4,585,341 4,728,166
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 74,364 86,759
資金運用収益 45,402 48,353
貸出金利息 32,509 33,076
有価証券利息配当金 12,475 14,882
コールローン利息及び買入手形利息 9 6
預け金利息 290 289
その他の受入利息 117 98
役務取引等収益 13,445 14,535
その他業務収益 7,843 16,764
その他経常収益 7,672 7,106
償却債権取立益 1,286 1,870
その他の経常収益 6,386 5,235
経常費用 56,206 65,072
資金調達費用 1,998 3,867
預金利息 853 637
譲渡性預金利息 9 5
コールマネー利息及び売渡手形利息 △52 △44
売現先利息 163 ―
債券貸借取引支払利息 658 2,884
借用金利息 66 11
社債利息 53 ―
その他の支払利息 245 373
役務取引等費用 4,559 4,825
その他業務費用 8,420 15,316
営業経費 35,787 34,974
その他経常費用 5,440 6,088
貸倒引当金繰入額 463 244
その他の経常費用 4,977 5,844
経常利益 18,158 21,686
特別利益 2 95
固定資産処分益 2 95
特別損失 287 1,567
固定資産処分損 128 53
減損損失 159 1,513
税金等調整前当期純利益 17,873 20,214
法人税、住民税及び事業税 4,540 5,298
法人税等調整額 1,585 1,113
法人税等合計 6,125 6,412
当期純利益 11,747 13,802
非支配株主に帰属する当期純利益 127 82
親会社株主に帰属する当期純利益 11,620 13,719
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 11,747 13,802
その他の包括利益 △2,351 △24,573
その他有価証券評価差額金 △2,426 △20,533
繰延ヘッジ損益 △519 544
退職給付に係る調整額 594 △4,584
包括利益 9,395 △10,770
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 9,225 △10,850
非支配株主に係る包括利益 170 79
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 2,310 110,074 △1,521 190,960
当期変動額
剰余金の配当 △2,431 △2,431
親会社株主に帰属す
11,620 11,620
る当期純利益
自己株式の取得 △2,103 △2,103
自己株式の処分 △1 190 188
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 766 766
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 ― 764 9,189 △1,913 8,040
当期末残高 80,096 3,075 119,264 △3,434 199,001
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 29,300 △33 5,500 34,767 81 3,483 229,292
当期変動額
剰余金の配当 △2,431
親会社株主に帰属す
11,620
る当期純利益
自己株式の取得 △2,103
自己株式の処分 188
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 766
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額 △2,469 △519 594 △2,395 25 △996 △3,365
(純額)
当期変動額合計 △2,469 △519 594 △2,395 25 △996 4,675
当期末残高 26,830 △552 6,094 32,371 106 2,487 233,968
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 3,075 119,264 △3,434 199,001
当期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
親会社株主に帰属す
13,719 13,719
る当期純利益
自己株式の取得 △1,003 △1,003
自己株式の処分 △1 454 453
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 ― △1 11,307 △549 10,757
当期末残高 80,096 3,074 130,571 △3,983 209,759
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 26,830 △552 6,094 32,371 106 2,487 233,968
当期変動額
剰余金の配当 △2,412
親会社株主に帰属す
13,719
る当期純利益
自己株式の取得 △1,003
自己株式の処分 453
株主資本以外の項目
の当期変動額 △20,530 544 △4,584 △24,569 23 77 △24,469
(純額)
当期変動額合計 △20,530 544 △4,584 △24,569 23 77 △13,712
当期末残高 6,299 △7 1,510 7,802 130 2,564 220,256
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 17,873 20,214
減価償却費 3,398 2,905
減損損失 159 1,513
貸倒引当金の増減(△) △855 △721
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △2,493 △2,219
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 4 2
睡眠預金払戻損失引当金の増減(△) △96 △250
偶発損失引当金の増減(△) △7 △27
資金運用収益 △45,402 △48,353
資金調達費用 1,998 3,867
有価証券関係損益(△) △2,315 △1,417
為替差損益(△は益) △4,112 4,458
固定資産処分損益(△は益) 126 △41
商品有価証券の純増(△)減 53 △9
貸出金の純増(△)減 △90,562 △112,778
預金の純増減(△) 37,763 58,804
譲渡性預金の純増減(△) 9,546 △10,431
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△) △33,115 24,585
コールローン等の純増(△)減 ― 111
コールマネー等の純増減(△) △17,520 ―
債券貸借取引受入担保金の純増減(△) △77,272 79,500
外国為替(資産)の純増(△)減 1,183 △927
外国為替(負債)の純増減(△) 165 22
資金運用による収入 42,409 45,719
資金調達による支出 △2,359 △3,977
その他 △19,581 9,063
小計 △181,014 69,612
法人税等の支払額 △5,162 △4,854
営業活動によるキャッシュ・フロー △186,177 64,758
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △340,054 △770,905
有価証券の売却による収入 333,067 520,337
有価証券の償還による収入 156,877 138,765
有形固定資産の取得による支出 △1,319 △3,691
有形固定資産の売却による収入 40 269
無形固定資産の取得による支出 △710 △1,473
その他 △88 △96
投資活動によるキャッシュ・フロー 147,812 △116,793
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入金の返済による支出 ― △5,000
劣後特約付社債の償還による支出 △10,000 ―
自己株式の取得による支出 △2,103 △1,003
自己株式の売却による収入 188 453
配当金の支払額 △2,431 △2,412
非支配株主への配当金の支払額 △4 △2
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得によ
△419 ―
る支出
その他 △117 △138
財務活動によるキャッシュ・フロー △14,888 △8,102
現金及び現金同等物に係る換算差額 6 △17
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △53,246 △60,156
現金及び現金同等物の期首残高 621,370 568,124
現金及び現金同等物の期末残高 568,124 507,968
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当行グループは、当行及び連結子会社6社で構成され、銀行業務を中心として各種金融サービス
に係る事業を行っております。
当行グループでは、取締役会等において、経営資源の配分や業績の評価を定期的に行っており、
その評価単位については、銀行業務を営む当行の計数を主としております。
従いまして、当行グループにおいては、「銀行業」を報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成方法と同一であります。
また、セグメント間の取引価額は第三者間の取引価額に基づいております。
3.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸表
その他 合計 調整額
銀行業 計上額
経常収益
外部顧客に対する
77,508 9,250 86,759 - 86,759
経常収益
セグメント間の
286 1,486 1,773 △1,773 -
内部経常収益
計 77,795 10,737 88,532 △1,773 86,759
セグメント利益 20,347 1,303 21,651 35 21,686
セグメント資産 4,725,129 38,836 4,763,965 △35,799 4,728,166
セグメント負債 4,516,220 23,586 4,539,807 △31,896 4,507,910
その他の項目
減価償却費 2,559 346 2,905 - 2,905
資金運用収益 48,363 68 48,432 △78 48,353
資金調達費用 3,866 77 3,943 △75 3,867
特別利益 94 0 95 - 95
(固定資産処分益) (94) (0) (95) - (95)
特別損失 1,566 0 1,567 - 1,567
(固定資産処分損) (52) (0) (53) - (53)
(減損損失) (1,513) (-) (1,513) - (1,513)
税金費用 5,980 424 6,404 7 6,412
有形固定資産及び無形
4,832 336 5,168 - 5,168
固定資産の増加額
(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2.「その他」の区分は報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、事務代行業
務、信用保証業務、リース業務、ベンチャーキャピタル業務、クレジットカード業務、電
子計算機関連業務を含んでおります。
3.調整額は、次のとおりであります。
(1)経常収益の調整額△1,773百万円は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント利益の調整額35百万円は、セグメント間取引消去であります。
(3)セグメント資産の調整額△35,799百万円は、セグメント間取引消去であります。
(4)セグメント負債の調整額△31,896百万円は、セグメント間取引消去であります。
(5)資金運用収益の調整額△78百万円は、セグメント間取引消去であります。
(6)資金調達費用の調整額△75百万円は、セグメント間取引消去であります。
(7)税金費用の調整額7百万円は、セグメント間取引消去であります。
4.セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
13
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 3,201円86銭
1株当たり当期純利益 201円73銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 201円49銭
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
当連結会計年度
(2020年3月31日)
純資産の部の合計額 百万円 220,256
純資産の部の合計額から控除する金額 百万円 2,694
うち新株予約権 百万円 130
うち非支配株主持分 百万円 2,564
普通株式に係る期末の純資産額 百万円 217,561
1株当たり純資産額の算定に用いられた
千株 67,948
期末の普通株式の数
(注)2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎
は、次のとおりであります。
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益 百万円 13,719
普通株主に帰属しない金額 百万円 ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
百万円 13,719
当期純利益
普通株式の期中平均株式数 千株 68,010
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額 百万円 ―
普通株式増加数 千株 80
うち新株予約権 千株 80
希薄化効果を有しないため、潜在株式調
整後1株当たり当期純利益の算定に含め ―
なかった潜在株式の概要
(注)3.株主資本において自己株式として計上している紀陽フィナンシャルグループ従業
員持株会信託が保有する当行株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済
株式総数から控除する自己株式数に含めており、また、1株当たり当期純利益及
び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算におい
て控除する自己株式数に含めております。
1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は305千株で
あり、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定
上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は422千株であります。
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 567,922 507,738
現金 50,896 53,996
預け金 517,026 453,742
買入金銭債権 799 688
商品有価証券 36 45
商品国債 35 45
商品地方債 0 ―
有価証券 971,031 1,060,537
国債 229,061 197,342
地方債 178,456 199,825
社債 195,545 210,861
株式 55,827 44,817
その他の証券 312,140 407,688
貸出金 2,968,025 3,084,322
割引手形 20,662 14,955
手形貸付 76,100 88,008
証書貸付 2,539,216 2,613,024
当座貸越 332,046 368,335
外国為替 2,798 3,726
外国他店預け 1,765 2,914
買入外国為替 44 90
取立外国為替 988 721
その他資産 28,668 29,237
前払費用 203 198
未収収益 2,514 2,462
先物取引差入証拠金 ― 1,052
金融派生商品 2,007 2,488
金融商品等差入担保金 54 150
その他の資産 23,888 22,885
有形固定資産 34,249 34,338
建物 11,908 13,872
土地 19,028 18,038
リース資産 699 512
建設仮勘定 346 36
その他の有形固定資産 2,266 1,878
無形固定資産 2,964 3,053
ソフトウエア 2,670 2,748
その他の無形固定資産 294 304
前払年金費用 9,121 11,340
支払承諾見返 9,509 8,845
貸倒引当金 △20,971 △20,301
資産の部合計 4,574,154 4,723,572
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
預金 3,927,743 3,987,606
当座預金 204,421 205,043
普通預金 1,996,483 2,132,918
貯蓄預金 26,849 27,335
通知預金 8,890 8,852
定期預金 1,583,935 1,512,599
その他の預金 107,163 100,858
譲渡性預金 79,994 69,563
債券貸借取引受入担保金 82,004 161,505
借用金 229,466 249,051
借入金 229,466 249,051
外国為替 194 217
売渡外国為替 168 39
未払外国為替 25 177
その他負債 19,300 36,856
未払法人税等 2,183 2,601
未払費用 2,107 1,977
前受収益 798 1,446
金融派生商品 2,711 2,049
金融商品等受入担保金 322 401
リース債務 699 512
資産除去債務 837 788
その他の負債 9,640 27,079
役員退職慰労引当金 30 30
睡眠預金払戻損失引当金 1,042 791
偶発損失引当金 436 408
繰延税金負債 6,356 671
再評価に係る繰延税金負債 28 3
支払承諾 9,509 8,845
負債の部合計 4,356,108 4,515,552
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 1,287 1,286
資本準備金 259 259
その他資本剰余金 1,028 1,027
利益剰余金 113,754 124,298
利益準備金 6,072 6,555
その他利益剰余金 107,681 117,743
繰越利益剰余金 107,681 117,743
自己株式 △3,335 △3,885
株主資本合計 191,803 201,797
その他有価証券評価差額金 26,623 6,093
繰延ヘッジ損益 △552 △7
土地再評価差額金 65 7
評価・換算差額等合計 26,136 6,092
新株予約権 106 130
純資産の部合計 218,046 208,020
負債及び純資産の部合計 4,574,154 4,723,572
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 66,381 77,795
資金運用収益 45,430 48,363
貸出金利息 32,505 33,085
有価証券利息配当金 12,507 14,883
コールローン利息 9 6
預け金利息 290 289
その他の受入利息 117 98
役務取引等収益 11,032 12,064
受入為替手数料 2,901 2,976
その他の役務収益 8,131 9,087
その他業務収益 2,826 10,900
商品有価証券売買益 0 0
国債等債券売却益 2,366 10,139
国債等債券償還益 ― 167
金融派生商品収益 459 592
その他の業務収益 0 0
その他経常収益 7,092 6,467
償却債権取立益 698 1,348
株式等売却益 5,196 4,020
その他の経常収益 1,197 1,098
経常費用 49,435 57,446
資金調達費用 1,997 3,866
預金利息 853 637
譲渡性預金利息 9 5
コールマネー利息 △52 △44
売現先利息 163 ―
債券貸借取引支払利息 658 2,884
借用金利息 66 11
社債利息 53 ―
金利スワップ支払利息 244 372
その他の支払利息 △0 △0
役務取引等費用 5,078 5,388
支払為替手数料 547 543
その他の役務費用 4,530 4,845
その他業務費用 4,475 10,620
外国為替売買損 751 175
国債等債券売却損 3,718 10,445
国債等債券償却 5 ―
営業経費 33,653 32,643
その他経常費用 4,231 4,927
貸倒引当金繰入額 320 107
貸出金償却 1,783 1,245
株式等売却損 1,456 2,435
株式等償却 101 102
その他の経常費用 569 1,035
経常利益 16,945 20,349
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益 1 94
固定資産処分益 1 94
特別損失 298 1,566
固定資産処分損 128 52
減損損失 170 1,513
税引前当期純利益 16,648 18,878
法人税、住民税及び事業税 4,157 4,922
法人税等調整額 1,588 1,057
法人税等合計 5,746 5,979
当期純利益 10,902 12,898
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 394 653 5,586 99,683 105,269
当期変動額
剰余金の配当 486 △2,917 △2,431
当期純利益 10,902 10,902
株式交換による増加 635 635
自己株式の取得
自己株式の処分 △1 △1
土地再評価差額金の
13 13
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 ― ― 633 633 486 7,998 8,484
当期末残高 80,096 259 1,028 1,287 6,072 107,681 113,754
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △1,521 184,499 29,122 △33 78 29,167 81 213,748
当期変動額
剰余金の配当 △2,431 △2,431
当期純利益 10,902 10,902
株式交換による増加 855 1,490 1,490
自己株式の取得 △2,859 △2,859 △2,859
自己株式の処分 190 188 188
土地再評価差額金の
13 13
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額 △2,498 △519 △13 △3,031 25 △3,005
(純額)
当期変動額合計 △1,814 7,303 △2,498 △519 △13 △3,031 25 4,298
当期末残高 △3,335 191,803 26,623 △552 65 26,136 106 218,046
20
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,028 1,287 6,072 107,681 113,754
当期変動額
剰余金の配当 482 △2,894 △2,412
当期純利益 12,898 12,898
自己株式の取得
自己株式の処分 △0 △0
土地再評価差額金の
58 58
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 ― ― △0 △0 482 10,061 10,544
当期末残高 80,096 259 1,027 1,286 6,555 117,743 124,298
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △3,335 191,803 26,623 △552 65 26,136 106 218,046
当期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
当期純利益 12,898 12,898
自己株式の取得 △1,003 △1,003 △1,003
自己株式の処分 453 453 453
土地再評価差額金の
58 58
取崩
株主資本以外の項目
の当期変動額 △20,530 544 △58 △20,043 23 △20,020
(純額)
当期変動額合計 △549 9,993 △20,530 544 △58 △20,043 23 △10,026
当期末残高 △3,885 201,797 6,093 △7 7 6,092 130 208,020
21
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
2020年3月期
決算説明資料
株式会社 紀陽銀行
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
【 目 次 】
1.2020年3月期 決算ダイジェスト …………… P2∼7
2.決算の概況
(1)損益状況 …………… P8∼9
(2)業務純益(単体) …………… P10
(3)利鞘(単体) …………… P10
(4)有価証券関係損益(単体) …………… P10
(5)有価証券の評価損益 …………… P11
(6)自己資本比率(国内基準) …………… P12
(7)ROE …………… P13
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結) …………… P14
(2)リスク管理債権(単体) …………… P15
(3)金融再生法開示債権(単体) …………… P16
(4)開示債権における各種基準の比較(単体) …………… P17
(5)業種別貸出状況等(単体) …………… P18
(6)消費者ローン残高(単体) …………… P19
(7)中小企業等貸出比率(単体) …………… P19
(8)預金等、貸出金の残高(単体) …………… P19
(9)預かり資産残高、預かり資産関連販売額(単体) …………… P19
(注)1.記載金額、比率は単位未満を切り捨てて表示しております。
2.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。
1
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
1.2020年3月期 決算ダイジェスト
(1)損益の状況
① 連結
○当期の連結の経営成績は、経常利益は前期比35億円増加の216億円、親会社株主に帰
属する当期純利益は前期比20億円増加の137億円となりました。
株式等関係損益は前期比減少したものの、資金利益や国債等債券損益は前期比増加し、営
業経費や与信コスト総額は前期比減少しました。
○当初業績予想との比較では、経常収益は+114億円、経常利益は+33億円、親会社株
主に帰属する当期純利益は+20億円となり、業績予想を上回る実績となりました。
(単位:百万円)
(前期実績との比較) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 連結粗利益 55,644 3,931 51,713
2 資金利益 44,486 1,083 43,403
3 役務取引等利益 9,709 824 8,885
4 その他業務利益 1,447 2,023 △ 576
5 うち国債等債券損益 △ 138 1,219 △ 1,357
6 営業経費(△) 34,974 △ 813 35,787
7 一般貸倒引当金繰入額①(△) △ 61 5 △ 66
8 不良債権処理額②(△) 2,669 △ 878 3,547
9 (与信費用①+②(△)) (2,608) (△ 872) (3,480)
10 うち貸出金償却(△) 1,862 △ 730 2,592
11 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 306 △ 224 530
12 償却債権取立益 1,870 584 1,286
13 株式等関係損益 1,555 △ 2,117 3,672
14 経常利益 21,686 3,528 18,158
15 特別損益 △ 1,471 △ 1,186 △ 285
16 うち減損損失(△) 1,513 1,354 159
17 法人税、住民税及び事業税(△) 5,298 758 4,540
18 法人税等調整額(△) 1,113 △ 472 1,585
19 親会社株主に帰属する当期純利益 13,719 2,099 11,620
20 与信コスト総額(△) 710 △ 1,476 2,186
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出して
おります。
3.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2020年3月期 2020年3月期
当初業績予想(2019年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 86,759 11,459 75,300
2 経常利益 21,686 3,386 18,300
3 親会社株主に帰属する当期純利益 13,719 2,019 11,700
2
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
② 単体
○当期の単体の経営成績につきましては、当期純利益は、主に資金利益や国債等債券損益の増加と経費
や与信コスト総額の減少により、前期比19億円増加の128億円となりました。
○業務粗利益は、資金利益が増加したことなどから、前期比37億円増加の514億円となりました。
○資金利益は、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことや、預金等利息が減少したことなどか
ら、前期比10億円増加の444億円となりました。
○役務取引等利益は、事業性取引に係る手数料収入が増加したことなどから、前期比7億円増加の66
億円となりました。
○その他業務利益は、国債等債券売却益が増加したことなどから、前期比19億円増加の2億円となり
ました。
○経費は、経費削減への継続的な取組みや預金保険料の減少による物件費の減少などから、前期比10
億円減少の342億円となりました。
○与信コスト総額は、貸出金償却が減少したことなどから、前期比14億円減少の1億円となりました。
○株式等関係損益は、株式等売却益の計上が前期に比べ少額であったことなどから、前期比21億円減
少の14億円となりました。
○当初業績予想との比較では、第5次中期経営計画の施策に取り組んだ結果、業績予想を上回る実績と
なりました。
(単位:百万円)
(前期実績との比較) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 業務粗利益 51,452 3,714 47,738
2 資金利益 44,496 1,063 43,433
3 うち貸出金利息 33,085 580 32,505
4 うち有価証券利息配当金 14,883 2,376 12,507
5 うち投資信託解約損益 3,318 131 3,187
6 うち預金等利息(△) 642 △ 221 863
7 役務取引等利益 6,675 721 5,954
8 その他業務利益 279 1,928 △ 1,649
9 うち国債等債券損益 △ 138 1,219 △ 1,357
10 経費(除く臨時処理分)(△) 34,217 △ 1,008 35,225
11 人件費(△) 17,816 △ 666 18,482
12 物件費(△) 13,777 △ 674 14,451
13 税金(△) 2,622 331 2,291
14 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 17,235 4,723 12,512
15 うちコア業務純益 17,374 3,505 13,869
16 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 14,055 3,373 10,682
17 一般貸倒引当金繰入額①(△) △ 37 △ 1 △ 36
18 業務純益 17,273 4,724 12,549
19 不良債権処理額②(△) 1,592 △ 731 2,323
20 (与信費用①+②(△)) (1,555) (△ 732) (2,287)
21 うち貸出金償却(△) 1,245 △ 538 1,783
22 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 145 △ 211 356
23 償却債権取立益 1,348 650 698
24 株式等関係損益 1,482 △ 2,156 3,638
25 その他臨時損益 1,837 △ 546 2,383
26 経常利益 20,349 3,404 16,945
27 特別損益 △ 1,471 △ 1,174 △ 297
28 法人税、住民税及び事業税(△) 4,922 765 4,157
29 法人税等調整額(△) 1,057 △ 531 1,588
30 当期純利益 12,898 1,996 10,902
31 与信コスト総額(△) 178 △ 1,403 1,581
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出しております。
3.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
当初業績予想(2019年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 77,795 11,295 66,500
2 コア業務純益 17,374 5,374 12,000
3 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 17,235 1,235 16,000
4 経常利益 20,349 3,049 17,300
5 当期純利益 12,898 1,798 11,100
3
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(2)主要勘定、預かり資産の状況(単体)
○貸出金残高は、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前期末比1,162億円増加の
3兆843億円となりました。
○預金・譲渡性預金合計は、前期末比494億円増加の4兆571億円となりました。
(単位:百万円)
(期末残高) 2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 貸出金 3,084,322 116,297 2,968,025
2 うち消費者ローン 994,952 42,197 952,755
3 預金・譲渡性預金合計 4,057,170 49,432 4,007,738
4 うち個人預金 2,879,066 30,893 2,848,173
5 預かり資産残高 105,170 △ 24,833 130,003
6 投資信託 100,686 △ 23,796 124,482
7 国債等 4,484 △ 1,036 5,520
<預金等、貸出金残高> (億円) <預かり資産残高> (億円)
預金等 2,000 計1,437
45,000 39,599 40,077 40,571 1,300 1,051
貸出金 1,500 国債等
30,843 72 55
35,000 28,762 29,680 1,000 44
投資信託
25,000 500 1,244 1,006
1,364
15,000 0
2018/3 2019/3 2020/3 2018/3 2019/3 2020/3
(単位:百万円)
(期中実績) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 預かり資産関連販売額 85,402 5,428 79,974
2 投資信託 46,407 9,099 37,308
3 証券仲介 13,438 △ 986 14,424
4 個人年金保険等 25,556 △ 2,685 28,241
(3)有価証券の状況(単体)
○当期は、期中に有価証券売却益の確保を進めたことや、株式相場が軟調に推移したことな
どから、その他有価証券評価差額は、前期末比275億円減少し、85億円の評価益とな
りました。
<その他有価証券で時価のあるもの> (単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
評価損益 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
2019年3月末比
1 株式 9,886 △ 12,737 12,286 2,399 22,623 23,145 521
2 国内債券 4,283 △ 5,982 5,405 1,121 10,265 10,332 67
3 外国債券 3,154 89 3,749 594 3,065 3,173 107
4 その他 △ 9,093 △ 8,447 656 9,750 △ 646 2,460 3,106
5 うち投資信託 △ 9,127 △ 8,452 622 9,750 △ 675 2,427 3,103
6 小計 8,231 △ 27,077 22,097 13,866 35,308 39,111 3,803
保有目的区分の変
7 367 △ 458 367 − 825 825 −
更による評価差額
8 合計 8,598 △ 27,536 22,465 13,866 36,134 39,937 3,803
4
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(4)不良債権(金融再生法開示債権)の状況(単体)
○お取引先の情報蓄積、強み・弱みの把握などに基づく事業性評価を重視した融資や、経営改善支
援及び事業再生支援の積極的な取組みを通じて、お取引先や地域の発展に貢献すべく活動を行っ
てまいりました。
○このような活動の結果、金融再生法ベースの不良債権残高は、前期末比で18億円減少し、
631億円となりました。また、不良債権比率は、前期末比で0.14%低下し、2.01%と
なりました。
○なお、当期末の引当率は48.2%、保全率は79.7%となりました。
① 不良債権(金融再生法開示債権)の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,786 △ 2,339 18,125
2 危険債権 42,425 1,727 40,698
3 要管理債権 4,938 △ 1,268 6,206
4 小計(不良債権) 63,149 △ 1,881 65,030
5 正常債権 3,071,670 123,575 2,948,095
6 合計 3,134,819 121,693 3,013,126
7 再生法開示債権比率(不良債権比率) 2.01% △ 0.14% 2.15%
② 保全状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 不良債権額 63,149 △ 1,881 65,030
2 担保・保証等 38,436 △ 1,608 40,044
不良債権額のうち、担保・保証等により
3 24,713 △ 273 24,986
カバーされていない部分
4 貸倒引当金 11,930 △ 561 12,491
5 引当率 48.2% △ 1.7% 49.9%
6 保全率 79.7% △ 1.0% 80.7%
<金融再生法開示債権・不良債権比率の推移>
(億円) (%)
1,000 不良債権比率
3.00
2.81
900
2.36 2.50
802
800 2.15
金融再生法開示債権残高 2.01
689 2.00
700
650
631
600 1.50
2017/3 2018/3 2019/3 2020/3
5
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(5)自己資本比率の状況
○自己資本比率(国内基準)につきましては、2019年9月末より、信用リスク計測
手法を、「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に変更しております。
手法の変更に伴い、リスク・アセット等が減少したことなどから、連結自己資本比率
は9.96%(前期末比+0.64%)、単体自己資本比率は9.49%(前期末比
+0.59%)となりました。
① 連結
(単位:百万円)
2020年3月末
2019年3月末
(速報値) 2019年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 9.96% 0.64% 9.32%
2 自己資本(3−4) 201,712 △ 1,016 202,728
3 コア資本に係る基礎項目 213,491 △ 3,996 217,487
4 コア資本に係る調整項目 11,778 △ 2,981 14,759
5 リスク・アセット等 2,024,813 △ 149,527 2,174,340
6 総所要自己資本額(5×4%) 80,992 △ 5,981 86,973
② 単体
(単位:百万円)
2020年3月末
2019年3月末
(速報値) 2019年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 9.49% 0.59% 8.90%
2 自己資本(3−4) 189,296 △ 3,461 192,757
3 コア資本に係る基礎項目 199,549 △ 1,619 201,168
4 コア資本に係る調整項目 10,253 1,842 8,411
5 リスク・アセット等 1,992,963 △ 172,242 2,165,205
6 総所要自己資本額(5×4%) 79,718 △ 6,890 86,608
<自己資本比率の推移> (%)
11.00
連結自己資本比率(国内基準)
9.96
10.00 9.71
9.32
9.49
9.00 9.29
8.90
単体自己資本比率(国内基準)
8.00
2018/3 2019/3 2020/3
6
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(6)2021年3月期 業績予想・配当予想
① 業績予想
通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期を現時点で見通すことが困難
であるものの、年度後半にかけて経済活動は持ち直していくことを前提としております。
○経常収益につきましては、有価証券関係収益が前期比減少する見込みであることなどから、前期比
減少することを見込んでおります。
○貸出金利息につきましては、一定の利回低下を見込んでおりますが、残高の増加により前期比増加
することを見込んでおります。
○役務取引等収益につきましては、営業活動に制約を受ける影響から前期比減少することを見込んで
おります。
○与信コストにつきましては、前提を踏まえ見積りを行った結果、前期比増加することを見込んでお
ります。
○有価証券関係損益につきましては、一部売却益を見込んでおります。
○これらを踏まえ、2021年3月期通期業績予想につきましては、連結経常利益148億円、親会社株
主に帰属する当期純利益100億円の見込となりますが、国内において感染拡大が長期化もしくは
深刻化するなど前提条件からの乖離が生じ、業績に与える影響が重大と見込まれる場合につきまし
ては速やかに開示いたします。
(単位:億円)
実績 予想
(連結) 2021年3月期
2020年3月期通期 2021年3月期通期
第2四半期連結累計期間
1 経常収益 867 367 749
2 経常利益 216 80 148
3 親会社株主に帰属する当期(中間)純利益 137 57 100
(単位:億円)
実績 予想
(単体) 2021年3月期
2020年3月期通期 2021年3月期通期
第2四半期累計期間
1 経常収益 777 325 655
2 コア業務純益 173 55 123
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 140 55 123
4 実質業務純益(コア業務純益+国債等債券損益) 172 72 160
5 経常利益 203 76 138
6 当期(中間)純利益 128 54 94
7 与信コスト総額(△) 1 16 54
② 配当予想
○2021年3月期の普通株式配当金につきましては、2020年3月期に引き続き、年間35円を期末一
括でお支払いさせていただく予定です。
2021年3月期通期
中間 期末
1 普通株式 − 35円00銭 35円00銭
7
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
2.決算の概況
(1)損益状況
【連結】 (単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 連結粗利益 55,644 3,931 51,713
2 資金利益 44,486 1,083 43,403
3 役務取引等利益 9,709 824 8,885
4 その他業務利益 1,447 2,023 △ 576
5 うち国債等債券損益 △ 138 1,219 △ 1,357
6 営業経費(△) 34,974 △ 813 35,787
7 一般貸倒引当金繰入額①(△) △ 61 5 △ 66
8 不良債権処理額②(△) 2,669 △ 878 3,547
9 (与信費用①+②(△)) (2,608) (△ 872) (3,480)
10 貸出金償却(△) 1,862 △ 730 2,592
11 個別貸倒引当金繰入額(△) 306 △ 224 530
12 その他の不良債権処理額(△) 500 76 424
13 償却債権取立益 1,870 584 1,286
14 株式等関係損益 1,555 △ 2,117 3,672
15 その他 199 △ 555 754
16 経常利益 21,686 3,528 18,158
17 特別損益 △ 1,471 △ 1,186 △ 285
18 うち減損損失(△) 1,513 1,354 159
19 税金等調整前当期純利益 20,214 2,341 17,873
20 法人税等合計(△) 6,412 287 6,125
21 法人税、住民税及び事業税(△) 5,298 758 4,540
22 法人税等調整額(△) 1,113 △ 472 1,585
23 当期純利益 13,802 2,055 11,747
24 非支配株主に帰属する当期純利益(△) 82 △ 45 127
25 親会社株主に帰属する当期純利益 13,719 2,099 11,620
26 与信コスト総額(△) 710 △ 1,476 2,186
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出して
おります。
3.(△)は損失項目です。
(連結対象会社数)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 連結子会社数 6 − 6
2 持分法適用会社数 − − −
8
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
【単体】 (単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 業務粗利益 51,452 3,714 47,738
2 (除く国債等債券損益) 51,591 2,496 49,095
3 資金利益 44,496 1,063 43,433
4 うち貸出金利息 33,085 580 32,505
5 うち有価証券利息配当金 14,883 2,376 12,507
6 うち投資信託解約損益 3,318 131 3,187
7 うち預金等利息(△) 642 △ 221 863
8 役務取引等利益 6,675 721 5,954
9 その他業務利益 279 1,928 △ 1,649
10 国内業務粗利益 45,660 △ 2,026 47,686
11 (除く国債等債券損益) 49,230 2,177 47,053
12 資金利益 42,611 1,453 41,158
13 役務取引等利益 6,613 719 5,894
14 その他業務利益 △ 3,564 △ 4,197 633
15 (うち国債等債券損益) △ 3,570 △ 4,203 633
16 国際業務粗利益 5,792 5,741 51
17 (除く国債等債券損益) 2,360 318 2,042
18 資金利益 1,885 △ 389 2,274
19 役務取引等利益 62 2 60
20 その他業務利益 3,844 6,126 △ 2,282
21 (うち国債等債券損益) 3,431 5,421 △ 1,990
22 経費(除く臨時処理分)(△) 34,217 △ 1,008 35,225
23 人件費(△) 17,816 △ 666 18,482
24 物件費(△) 13,777 △ 674 14,451
25 税金(△) 2,622 331 2,291
26 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 17,235 4,723 12,512
27 うちコア業務純益 17,374 3,505 13,869
28 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 14,055 3,373 10,682
29 一般貸倒引当金繰入額①(△) △ 37 △ 1 △ 36
30 業務純益 17,273 4,724 12,549
31 うち国債等債券損益 △ 138 1,219 △ 1,357
32 臨時損益 3,076 △ 1,320 4,396
33 不良債権処理額②(△) 1,592 △ 731 2,323
34 (与信費用①+②(△)) (1,555) (△ 732) (2,287)
35 貸出金償却(△) 1,245 △ 538 1,783
36 個別貸倒引当金繰入額(△) 145 △ 211 356
37 貸出債権譲渡損(△) 0 0 −
38 その他の不良債権処理額(△) 200 16 184
39 償却債権取立益 1,348 650 698
40 株式等関係損益 1,482 △ 2,156 3,638
41 株式等売却益 4,020 △ 1,176 5,196
42 株式等売却損(△) 2,435 979 1,456
43 株式等償却(△) 102 1 101
44 その他臨時損益 1,837 △ 546 2,383
45 経常利益 20,349 3,404 16,945
46 特別損益 △ 1,471 △ 1,174 △ 297
47 固定資産処分損益 41 167 △ 126
48 減損損失(△) 1,513 1,343 170
49 税引前当期純利益 18,878 2,230 16,648
50 法人税等合計(△) 5,979 233 5,746
51 法人税、住民税及び事業税(△) 4,922 765 4,157
52 法人税等調整額(△) 1,057 △ 531 1,588
53 当期純利益 12,898 1,996 10,902
54 与信コスト総額(△) 178 △ 1,403 1,581
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務
純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出しており
ます。
3.(△)は損失項目です。
9
(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(2)業務純益(単体)
(単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 コア業務純益 17,374 3,505 13,869
2 職員一人当たり(千円) 7,610 1,703 5,907
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 14,055 3,373 10,682
4 職員一人当たり(千円) 6,156 1,607 4,549
5 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 17,235 4,723 12,512
6 職員一人当たり(千円) 7,549 2,220 5,329
7 業務純益 17,273 4,724 12,549
8 職員一人当たり(千円) 7,565 2,221 5,344
(3)利鞘(単体)
(単位:%)
(全体) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 資金運用利回 (A) 1.20 0.02 1.18
2 貸出金利回 (B) 1.09 △ 0.03 1.12
3 有価証券利回 1.53 0.20 1.33
4 資金調達原価 (C) 0.83 △ 0.00 0.83
5 預金等原価 (D) 0.85 △ 0.05 0.90
6 預金等利回 0.01 △ 0.01 0.02
7 経費率 0.84 △ 0.04 0.88
8 外部負債利回 △ 0.00 △ 0.00 0.00
9 総資金利鞘 (A)−(C) 0.37 0.02 0.35
10 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.24 0.02 0.22
(単位:%)
(国内業務部門) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 資金運用利回 (A) 1.12 0.02 1.10
2 貸出金利回 (B) 1.08 △ 0.03 1.11
3 有価証券利回 1.35 0.17 1.18
4 資金調達原価 (C) 0.77 △ 0.03 0.80
5 預金等原価 (D) 0.84 △ 0.04 0.88
6 預金等利回 0.01 △ 0.00 0.01
7 経費率 0.83 △ 0.03 0.86
8 総資金利鞘 (A)−(C) 0.35 0.05 0.30
9 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.24 0.01 0.23
(4)有価証券関係損益(単体)
(単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 国債等債券損益(債券5勘定尻) △ 138 1,219 △ 1,357
2 売却益 10,139 7,773 2,366
3 償還益 167 167 −
4 売却損(△) 10,445 6,727 3,718
5 償還損(△) − − −
6 償却(△) − △ 5 5
(単位:百万円)
2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 株式等関係損益(株式3勘定尻) 1,482 △ 2,156 3,638
2 売却益 4,020 △ 1,176 5,196
3 売却損(△) 2,435 979 1,456
4 償却(△) 102 1 101
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(5)有価証券の評価損益
①有価証券の評価基準
売買目的有価証券 時価法(評価差額を損益処理)
満期保有目的有価証券 償却原価法
その他有価証券 時価法(評価差額を全部純資産直入)
子会社株式及び関連会社株式 原価法
②評価損益
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
(連結)
評価損益 評価損益
2019年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 158 215 158 − △ 57 28 86
2 その他有価証券 8,895 △ 27,082 22,761 13,866 35,977 39,780 3,803
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) 367 △ 458 367 − 825 825 −
4 合計 9,421 △ 27,324 23,288 13,866 36,745 40,634 3,889
5 株式 10,550 △ 12,742 12,950 2,399 23,292 23,813 521
6 債券 4,442 △ 5,765 5,564 1,121 10,207 10,360 153
7 その他 △ 5,938 △ 8,357 4,406 10,345 2,419 5,633 3,214
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) 367 △ 458 367 − 825 825 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2020年3月末 6,299百万円、2019年
3月末 26,830百万円であります。
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
(単体)
評価損益 評価損益
2019年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 158 215 158 − △ 57 28 86
2 その他有価証券 8,231 △ 27,077 22,097 13,866 35,308 39,111 3,803
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) 367 △ 458 367 − 825 825 −
4 合計 8,757 △ 27,319 22,624 13,866 36,076 39,965 3,889
5 株式 9,886 △ 12,737 12,286 2,399 22,623 23,145 521
6 債券 4,442 △ 5,765 5,564 1,121 10,207 10,360 153
7 その他 △ 5,938 △ 8,357 4,406 10,345 2,419 5,633 3,214
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) 367 △ 458 367 − 825 825 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2020年3月末 6,093百万円、2019年
3月末 26,623百万円であります。
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(6)自己資本比率(国内基準)
【算出方法】
信用リスク 基礎的内部格付手法
オペレーショナル・リスク 粗利益配分手法
(注)2019年9月末より、信用リスク計測手法を、「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に
変更しております。
(単位:百万円)
(連結) 2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率(2÷9) 9.96% 0.64% 9.32%
2 自己資本(3−8) 201,712 △ 1,016 202,728
3 コア資本に係る基礎項目 213,491 △ 3,996 217,487
4 うち引当金 3,465 △ 5,003 8,468
5 一般貸倒引当金 94 △ 8,374 8,468
6 適格引当金 3,370
7 うち適格旧資本調達手段 − △ 5,000 5,000
8 コア資本に係る調整項目 11,778 △ 2,981 14,759
9 リスク・アセット等 2,024,813 △ 149,527 2,174,340
10 信用リスク 1,928,919 △ 150,598 2,079,517
11 オペレーショナル・リスク 95,894 1,072 94,822
12 総所要自己資本額(9×4%) 80,992 △ 5,981 86,973
(単位:百万円)
(単体) 2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率(2÷9) 9.49% 0.59% 8.90%
2 自己資本(3−8) 189,296 △ 3,461 192,757
3 コア資本に係る基礎項目 199,549 △ 1,619 201,168
4 うち引当金 9 △ 6,641 6,650
5 一般貸倒引当金 9 △ 6,641 6,650
6 適格引当金 −
7 うち適格旧資本調達手段 − △ 5,000 5,000
8 コア資本に係る調整項目 10,253 1,842 8,411
9 リスク・アセット等 1,992,963 △ 172,242 2,165,205
10 信用リスク 1,904,379 △ 173,234 2,077,613
11 オペレーショナル・リスク 88,584 993 87,591
12 総所要自己資本額(9×4%) 79,718 △ 6,890 86,608
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(7)ROE
(単位:%)
(連結) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 親会社株主に帰属する当期純利益ベース(注1) 6.11 1.03 5.08
親会社株主に帰属する当期純利益
(注1) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)+(期末純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)}÷2
(単位:%)
(単体) 2020年3月期 2019年3月期
2019年3月期比
1 業務純益ベース(注2) 8.11 2.30 5.81
2 当期純利益ベース(注3) 6.05 1.00 5.05
業務純益
(注2) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(期末純資産の部合計−新株予約権)}÷2
当期純利益
(注3) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(期末純資産の部合計−新株予約権)}÷2
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 リ 破綻先債権額 1,716 301 1,415
ス
2 延滞債権額 55,879 △ 761 56,640
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 4 △ 762 766
理
4 債 貸出条件緩和債権額 6,114 △ 694 6,808
5 権 合計 63,715 △ 1,916 65,631
(注) 部分直接償却による減少額
2020年3月末:破綻先債権額 5,674百万円、 延滞債権額 8,543百万円
2019年3月末:破綻先債権額 5,259百万円、 延滞債権額 10,759百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,072,120 112,778 2,959,342
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.05 0.01 0.04
貸
8 出 延滞債権額 1.81 △ 0.10 1.91
金
9 3カ月以上延滞債権額 0.00 △ 0.02 0.02
残
10 高 貸出条件緩和債権額 0.19 △ 0.04 0.23
比
11 合計 2.07 △ 0.14 2.21
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 貸倒引当金合計 22,991 △ 722 23,713
2 一般貸倒引当金 7,970 △ 62 8,032
3 個別貸倒引当金 15,021 △ 660 15,681
4 特定海外債権引当勘定 − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 部分直接償却前 47.95 △ 0.83 48.78
2 部分直接償却後 36.08 △ 0.05 36.13
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(2)リスク管理債権(単体)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 リ 破綻先債権額 1,969 176 1,793
ス
2 延滞債権額 56,075 △ 750 56,825
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 4 △ 762 766
理
4 債 貸出条件緩和債権額 4,933 △ 507 5,440
5 権 合計 62,982 △ 1,843 64,825
(注) 部分直接償却による減少額
2020年3月末:破綻先債権額 4,767百万円、 延滞債権額 7,878百万円
2019年3月末:破綻先債権額 4,295百万円、 延滞債権額 10,058百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,084,322 116,297 2,968,025
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.06 0.00 0.06
貸
8 出 延滞債権額 1.81 △ 0.10 1.91
金
9 3カ月以上延滞債権額 0.00 △ 0.02 0.02
残
10 高 貸出条件緩和債権額 0.15 △ 0.03 0.18
比
11 合計 2.04 △ 0.14 2.18
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 貸倒引当金合計 20,301 △ 670 20,971
2 一般貸倒引当金 6,176 △ 37 6,213
3 個別貸倒引当金 14,125 △ 633 14,758
4 特定海外債権引当勘定 − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2020年3月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 部分直接償却前 43.78 △ 0.95 44.73
2 部分直接償却後 32.23 △ 0.12 32.35
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2020年3月期 決算短信
(3)金融再生法開示債権(単体)
*部分直接償却実施後
① 金融再生法開示債権の状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末比 2019年3月末
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,786 △ 2,339 18,125
2 危険債権 42,425 1,727 40,698
3 要管理債権 4,938 △ 1,268 6,206
4 小計 ① 63,149 △ 1,881 65,030
5 (合計債権残高に占める比率) (2.01%) (△ 0.14%) (2.15%)
6 正常債権 3,071,670 123,575 2,948,095
7 合計 3,134,819 121,693 3,013,126
(注)部分直接償却による減少額
2020年3月末:12,764百万円、2019年3月末:14,398百万円
② 金融再生法開示債権の保全状況
(単位:百万円)
2020年3月末 2019年3月末比 2019年3月末
1 保全額 ② 50,367 △ 2,168 52,535
2 貸倒引当金 11,930 △ 561 12,491
3 担保・保証等 38,436 △ 1,608 40,044
4 保全率 ②/① 79.7% △ 1.0% 80.7%
<2020年3月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,786 42,425 4,938 63,149
2 担保・保証等(B) 15,307 21,678 1,450 38,436
(B)によりカバーされていない部分
3 478 20,746 3,487 24,713
(C)=(A)−(B)
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 478 10,864 587 11,930
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.3% 16.8% 48.2%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 76.7% 41.2% 79.7%
<2019年3月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A)