2020年3月期 第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）
2019年11月11日
上場会社名 株式会社 紀陽銀行 上場取引所 東
コード番号 8370 URL http://www.kiyobank.co.jp/
代表者 （役職名） 取締役頭取 （氏名） 松岡 靖之
問合せ先責任者 （役職名） 取締役常務執行役員企画本部長 （氏名） 原口 裕之 TEL 073-426-7133
四半期報告書提出予定日 2019年11月18日 特定取引勘定設置の有無 無
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 2020年3月期第2四半期（中間期）の連結業績（2019年4月1日∼2019年9月30日）
(1) 連結経営成績 （％表示は、対前年中間期増減率）
経常収益 経常利益 親会社株主に帰属する中間純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期中間期 42,565 6.8 15,643 49.2 10,998 57.6
2019年3月期中間期 39,843 2.5 10,484 △9.2 6,977 △12.0
（注）包括利益 2020年3月期中間期 7,433百万円 （306.6％） 2019年3月期中間期 1,827百万円 （△83.2％）
潜在株式調整後1株当たり中間純
1株当たり中間純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期中間期 161.45 161.28
2019年3月期中間期 100.98 100.90
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年3月期中間期 4,691,465 238,263 5.0
2019年3月期 4,585,341 233,968 5.0
（参考）自己資本 2020年3月期中間期 235,666百万円 2019年3月期 231,373百万円
（注）「自己資本比率」は、（期末純資産の部合計−期末新株予約権−期末非支配株主持分）を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 35.00 35.00
2020年3月期 ― 0.00
2020年3月期（予想） ― 35.00 35.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2020年3月期の連結業績予想（2019年4月1日∼2020年3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属する当期 1株当たり当期純
経常収益 経常利益
純利益 利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 75,300 1.3 18,300 0.8 11,700 0.7 172.10
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当中間期における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(3) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年3月期中間期 70,300,000 株 2019年3月期 70,300,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期中間期 2,454,513 株 2019年3月期 1,933,203 株
③ 期中平均株式数（中間期） 2020年3月期中間期 68,124,590 株 2019年3月期中間期 69,101,879 株
（個別業績の概要）
1. 2020年3月期第2四半期（中間期）の個別業績（2019年4月1日∼2019年9月30日）
(1) 個別経営成績 （％表示は、対前年中間期増減率）
経常収益 経常利益 中間純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期中間期 38,782 7.1 15,257 52.0 10,747 59.2
2019年3月期中間期 36,206 2.6 10,038 △9.1 6,749 △12.1
1株当たり中間純利益
円銭
2020年3月期中間期 157.76
2019年3月期中間期 97.67
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年3月期中間期 4,680,275 222,671 4.8
2019年3月期 4,574,154 218,046 4.8
（参考）自己資本 2020年3月期中間期 222,558百万円 2019年3月期 217,939百万円
（注）「自己資本比率」は、（期末純資産の部合計−期末新株予約権）を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 2020年3月期の個別業績予想（2019年4月1日∼2020年3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
1株当たり当期純
経常収益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 66,500 0.2 17,300 2.1 11,100 1.8 163.27
※ 中間決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・当行は、特定事業会社（企業内容等の開示に関する内閣府令第17条の15第２項に規定する事業を行う会社）に該当するため、第２四半期会計期間につ
いては、中間連結財務諸表及び中間財務諸表を作成しております。
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
【添付資料】
[目次]
１．当中間決算に関する定性的情報 ………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………… 2
２．中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………… 3
（１）中間連結貸借対照表 …………………………………………………………………… 3
（２）中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ………………………………… 4
（３）中間連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………… 6
（４）中間連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 8
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………… 8
３．中間財務諸表 ……………………………………………………………………………… 9
（１）中間貸借対照表 ………………………………………………………………………… 9
（２）中間損益計算書 …………………………………………………………………………11
（３）中間株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………12
※2020年３月期 第２四半期（中間期）決算説明資料
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
１．当中間決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当中間連結会計期間における連結経営成績につきましては、連結経常収益は、資金運用収益や株
式等売却益が減少したものの、役務取引等収益や国債等債券売却益が増加したことなどから、前年
同期比27億22百万円増加の425億65百万円となりました。
連結経常費用につきましては、資金調達費用が増加したものの、国債等債券売却損、営業経費や
与信コストが減少したことなどから、前年同期比24億37百万円減少の269億22百万円となりまし
た。
以上などにより、連結経常利益は、前年同期比51億59百万円増加の156億43百万円、親会社株主
に帰属する中間純利益は、前年同期比40億21百万円増加の109億98百万円となりました。
（２）財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末における連結財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比
1,061億円増加の4兆6,914億円、純資産が前連結会計年度末比42億円増加の2,382億円となりまし
た。
貸出金につきましては、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比525億
円増加の3兆118億円となりました。
預金・譲渡性預金につきましては、前連結会計年度末比219億円増加の4兆110億円となりまし
た。
また、有価証券につきましては、前連結会計年度末比131億円増加の9,804億円となりました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年３月期の業績予想につきましては、今後の経済・金融情勢等により有価証券関係損益や与
信関連費用等が変動する可能性があるため、2019年５月13日に公表しました業績予想から変更して
おりません。
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
２．中間連結財務諸表及び主な注記
（１）中間連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年９月30日)
資産の部
現金預け金 568,124 602,222
買入金銭債権 799 800
商品有価証券 36 35
有価証券 967,308 980,451
貸出金 2,959,342 3,011,894
外国為替 2,798 3,981
その他資産 44,838 48,459
有形固定資産 34,471 35,643
無形固定資産 3,300 3,292
退職給付に係る資産 17,877 18,025
繰延税金資産 647 677
支払承諾見返 9,509 9,233
貸倒引当金 △23,713 △23,250
資産の部合計 4,585,341 4,691,465
負債の部
預金 3,919,136 3,950,502
譲渡性預金 69,994 60,535
債券貸借取引受入担保金 82,004 165,764
借用金 229,466 205,317
外国為替 194 139
その他負債 30,310 51,319
退職給付に係る負債 25 26
役員退職慰労引当金 30 30
睡眠預金払戻損失引当金 1,042 821
偶発損失引当金 436 411
繰延税金負債 9,221 9,098
支払承諾 9,509 9,233
負債の部合計 4,351,372 4,453,201
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 3,075 3,074
利益剰余金 119,264 127,850
自己株式 △3,434 △4,162
株主資本合計 199,001 206,859
その他有価証券評価差額金 26,830 23,477
繰延ヘッジ損益 △552 △148
退職給付に係る調整累計額 6,094 5,477
その他の包括利益累計額合計 32,371 28,806
新株予約権 106 112
非支配株主持分 2,487 2,485
純資産の部合計 233,968 238,263
負債及び純資産の部合計 4,585,341 4,691,465
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（２）中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書
中間連結損益計算書
(単位：百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年９月30日) 至 2019年９月30日)
経常収益 39,843 42,565
資金運用収益 23,705 22,651
（うち貸出金利息） 16,180 16,479
（うち有価証券利息配当金） 7,320 5,976
役務取引等収益 6,664 7,111
その他業務収益 3,584 9,020
その他経常収益 5,888 3,782
経常費用 29,359 26,922
資金調達費用 985 1,852
（うち預金利息） 455 365
役務取引等費用 2,264 2,376
その他業務費用 5,455 3,774
営業経費 18,209 17,625
その他経常費用 2,444 1,293
経常利益 10,484 15,643
特別利益 0 10
固定資産処分益 0 10
特別損失 118 121
固定資産処分損 69 34
減損損失 48 87
税金等調整前中間純利益 10,366 15,531
法人税、住民税及び事業税 2,543 3,770
法人税等調整額 763 771
法人税等合計 3,307 4,541
中間純利益 7,058 10,990
非支配株主に帰属する中間純利益又は非支配株主に
81 △8
帰属する中間純損失（△）
親会社株主に帰属する中間純利益 6,977 10,998
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
中間連結包括利益計算書
(単位：百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年９月30日) 至 2019年９月30日)
中間純利益 7,058 10,990
その他の包括利益 △5,230 △3,556
その他有価証券評価差額金 △4,523 △3,344
繰延ヘッジ損益 △97 404
退職給付に係る調整額 △609 △616
中間包括利益 1,827 7,433
（内訳）
親会社株主に係る中間包括利益 1,690 7,433
非支配株主に係る中間包括利益 137 0
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（３）中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自 2018年４月１日 至 2018年９月30日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 2,310 110,074 △1,521 190,960
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,431 △2,431
親会社株主に帰属
6,977 6,977
する中間純利益
自己株式の取得 △1,003 △1,003
自己株式の処分 △1 61 60
非支配株主との取
引に係る親会社の 766 766
持分変動
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
（純額）
当中間期変動額合計 ― 764 4,546 △941 4,370
当中間期末残高 80,096 3,075 114,621 △2,462 195,331
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 29,300 △33 5,500 34,767 81 3,483 229,292
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,431
親会社株主に帰属
6,977
する中間純利益
自己株式の取得 △1,003
自己株式の処分 60
非支配株主との取
引に係る親会社の 766
持分変動
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △4,579 △97 △609 △5,286 7 △1,029 △6,309
（純額）
当中間期変動額合計 △4,579 △97 △609 △5,286 7 △1,029 △1,938
当中間期末残高 24,720 △130 4,890 29,480 88 2,454 227,353
6
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
当中間連結会計期間(自 2019年４月１日 至 2019年９月30日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 3,075 119,264 △3,434 199,001
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
親会社株主に帰属
10,998 10,998
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001 △1,001
自己株式の処分 △1 273 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
（純額）
当中間期変動額合計 － △1 8,586 △727 7,857
当中間期末残高 80,096 3,074 127,850 △4,162 206,859
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 26,830 △552 6,094 32,371 106 2,487 233,968
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412
親会社株主に帰属
10,998
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001
自己株式の処分 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △3,352 404 △616 △3,565 5 △2 △3,561
（純額）
当中間期変動額合計 △3,352 404 △616 △3,565 5 △2 4,295
当中間期末残高 23,477 △148 5,477 28,806 112 2,485 238,263
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（４）中間連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
8
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
３．中間財務諸表
（１）中間貸借対照表
(単位：百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2019年３月31日) (2019年９月30日)
資産の部
現金預け金 567,922 602,003
買入金銭債権 799 800
商品有価証券 36 35
有価証券 971,031 984,097
貸出金 2,968,025 3,022,962
外国為替 2,798 3,981
その他資産 28,668 29,066
その他の資産 28,668 29,066
有形固定資産 34,249 35,323
無形固定資産 2,964 2,984
前払年金費用 9,121 10,154
支払承諾見返 9,509 9,233
貸倒引当金 △20,971 △20,367
資産の部合計 4,574,154 4,680,275
負債の部
預金 3,927,743 3,959,590
譲渡性預金 79,994 70,535
債券貸借取引受入担保金 82,004 165,764
借用金 229,466 205,317
外国為替 194 139
その他負債 19,300 39,250
未払法人税等 2,183 3,729
リース債務 699 586
資産除去債務 837 784
その他の負債 15,580 34,150
役員退職慰労引当金 30 30
睡眠預金払戻損失引当金 1,042 821
偶発損失引当金 436 411
繰延税金負債 6,356 6,480
再評価に係る繰延税金負債 28 28
支払承諾 9,509 9,233
負債の部合計 4,356,108 4,457,603
9
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
(単位：百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2019年３月31日) (2019年９月30日)
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 1,287 1,286
資本準備金 259 259
その他資本剰余金 1,028 1,027
利益剰余金 113,754 122,089
利益準備金 6,072 6,555
その他利益剰余金 107,681 115,534
繰越利益剰余金 107,681 115,534
自己株式 △3,335 △4,064
株主資本合計 191,803 199,409
その他有価証券評価差額金 26,623 23,232
繰延ヘッジ損益 △552 △148
土地再評価差額金 65 65
評価・換算差額等合計 26,136 23,149
新株予約権 106 112
純資産の部合計 218,046 222,671
負債及び純資産の部合計 4,574,154 4,680,275
10
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（２）中間損益計算書
(単位：百万円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年９月30日) 至 2019年９月30日)
経常収益 36,206 38,782
資金運用収益 23,704 22,655
（うち貸出金利息） 16,181 16,481
（うち有価証券利息配当金） 7,318 5,978
役務取引等収益 5,465 5,890
その他業務収益 1,334 6,499
その他経常収益 5,702 3,736
経常費用 26,168 23,524
資金調達費用 984 1,851
（うち預金利息） 455 365
役務取引等費用 2,535 2,668
その他業務費用 3,708 1,659
営業経費 17,179 16,476
その他経常費用 1,759 868
経常利益 10,038 15,257
特別利益 0 10
特別損失 129 121
税引前中間純利益 9,909 15,146
法人税、住民税及び事業税 2,333 3,598
法人税等調整額 827 800
法人税等合計 3,160 4,399
中間純利益 6,749 10,747
11
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（３）中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自 2018年４月１日 至 2018年９月30日)
(単位：百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 394 653 5,586 99,683 105,269
当中間期変動額
剰余金の配当 486 △2,917 △2,431
中間純利益 6,749 6,749
自己株式の取得
自己株式の処分 △1 △1
土地再評価差額金の
13 13
取崩
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
（純額）
当中間期変動額合計 ― ― △1 △1 486 3,844 4,331
当中間期末残高 80,096 259 392 652 6,072 103,528 109,601
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △1,521 184,499 29,122 △33 78 29,167 81 213,748
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,431 △2,431
中間純利益 6,749 6,749
自己株式の取得 △1,003 △1,003 △1,003
自己株式の処分 61 60 60
土地再評価差額金の
13 13
取崩
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △4,618 △97 △13 △4,729 7 △4,722
（純額）
当中間期変動額合計 △941 3,388 △4,618 △97 △13 △4,729 7 △1,334
当中間期末残高 △2,462 187,887 24,503 △130 65 24,438 88 212,413
12
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
当中間会計期間(自 2019年４月１日 至 2019年９月30日)
(単位：百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,028 1,287 6,072 107,681 113,754
当中間期変動額
剰余金の配当 482 △2,894 △2,412
中間純利益 10,747 10,747
自己株式の取得
自己株式の処分 △0 △0
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
（純額）
当中間期変動額合計 － － △0 △0 482 7,852 8,335
当中間期末残高 80,096 259 1,027 1,286 6,555 115,534 122,089
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △3,335 191,803 26,623 △552 65 26,136 106 218,046
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
中間純利益 10,747 10,747
自己株式の取得 △1,001 △1,001 △1,001
自己株式の処分 273 272 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △3,391 404 － △2,987 5 △2,981
（純額）
当中間期変動額合計 △728 7,606 △3,391 404 － △2,987 5 4,624
当中間期末残高 △4,064 199,409 23,232 △148 65 23,149 112 222,671
13
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
2020年３月期 第２四半期(中間期)
決算説明資料
株式会社 紀陽銀行
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
【 目 次 】
１．2020年３月期 第２四半期（中間期）決算ダイジェスト …………… Ｐ２～７
２．第２四半期（中間期）決算の概況
（１）損益状況 …………… Ｐ８～９
（２）業務純益（単体） …………… Ｐ１０
（３）利鞘（単体） …………… Ｐ１０
（４）有価証券関係損益（単体） …………… Ｐ１０
（５）有価証券の評価損益 …………… Ｐ１１
（６）自己資本比率（国内基準） …………… Ｐ１２
（７）ＲＯＥ …………… Ｐ１３
３．貸出金等の状況
（１）リスク管理債権（連結） …………… Ｐ１４
（２）リスク管理債権（単体） …………… Ｐ１５
（３）金融再生法開示債権（単体） …………… Ｐ１６
（４）開示債権における各種基準の比較（単体） …………… Ｐ１７
（５）業種別貸出状況等（単体） …………… Ｐ１８
（６）消費者ローン残高（単体） …………… Ｐ１９
（７）中小企業等貸出比率（単体） …………… Ｐ１９
（８）預金等、貸出金の残高（単体） …………… Ｐ１９
（９）預かり資産残高、預かり資産関連販売額（単体） …………… Ｐ１９
（注）１．記載金額、比率は単位未満を切り捨てて表示しております。
２．本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。
1
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
１．2020年３月期 第２四半期（中間期）決算ダイジェスト
（１）損益の状況
① 連結
○当中間期の連結の経営成績は、経常利益は前年同期比５１億円増加の１５６億円、親会社
株主に帰属する中間純利益は前年同期比４０億円増加の１０９億円となりました。
役務取引等利益や国債等債券損益は前年同期比増加し、営業経費や与信コスト総額は前年
同期比減少したものの、資金利益や株式等関係損益は減少しました。
○当初業績予想との比較では、経常収益は＋４４億円、経常利益は＋４９億円、親会社株主
に帰属する中間純利益は＋３７億円となり、業績予想を上回る実績となりました。
（単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 連結粗利益 30,779 5,530 25,249
2 資金利益 20,798 △ 1,922 22,720
3 役務取引等利益 4,734 335 4,399
4 その他業務利益 5,246 7,116 △ 1,870
5 うち国債等債券損益 4,613 6,733 △ 2,120
6 営業経費（△） 17,625 △ 584 18,209
7 一般貸倒引当金繰入額①（△） － △ 110 110
8 不良債権処理額②（△） 1,007 △ 840 1,847
9 （与信費用①＋②（△）） (1,007) (△ 951) (1,958)
10 うち貸出金償却（△） 781 △ 862 1,643
11 うち個別貸倒引当金繰入額（△） － △ 23 23
12 貸倒引当金戻入益 23 23 －
13 償却債権取立益 1,327 551 776
14 株式等関係損益 1,544 △ 2,952 4,496
15 経常利益 15,643 5,159 10,484
16 特別損益 △ 111 6 △ 117
17 うち減損損失（△） 87 39 48
18 法人税、住民税及び事業税（△） 3,770 1,227 2,543
19 法人税等調整額（△） 771 8 763
20 親会社株主に帰属する中間純利益 10,998 4,021 6,977
21 与信コスト総額（△） △ 367 △ 1,546 1,179
（注）１．連結粗利益＝（資金運用収益－資金調達費用）＋（役務取引等収益－役務取引等費用）
＋（その他業務収益－その他業務費用）
２．与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益
を加味して算出しております。
３．（△）は損失項目です。
（単位：百万円）
2019年中間期 2019年中間期
当初業績予想（2019年５月）との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 42,565 4,465 38,100
2 経常利益 15,643 4,943 10,700
3 親会社株主に帰属する中間純利益 10,998 3,798 7,200
2
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
② 単体
○当中間期の単体の経営成績につきましては、中間純利益は、主に役務取引等利益や国債等債券損益の
増加と経費や与信コスト総額の減少により、前年同期比３９億円増加の１０７億円となりました。
○業務粗利益は、資金利益が減少したものの、国債等債券損益が増加したことなどから、前年同期比
５５億円増加の２８８億円となりました。
○資金利益は、貸出金利息が増加したものの、有価証券利息配当金が減少したことなどにより、前年同
期比１９億円減少の２０８億円となりました。
○役務取引等利益は、事業性取引に係る手数料収入が増加したことなどにより、前年同期比２億円増加
の３２億円となりました。
○その他業務利益は、国債等債券売却益が増加したことなどにより、前年同期比７２億円増加の４８億
円となりました。
○経費は、徹底した経費削減への取組みや預金保険料の減少による物件費の減少などにより、前年同期
比６億円減少の１７２億円となりました。
○与信コスト総額は、貸出金償却が減少したことなどから、前年同期比１４億円減少の△７億円（利益
要因）となりました。
○株式等関係損益は、株式等売却益の計上が前年同期に比べ少額であったことなどから、前年同期比
２９億円減少の１５億円となりました。
○当初業績予想との比較では、第５次中期経営計画の施策に取り組んだ結果、業績予想を上回る実績と
なりました。
（単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 業務粗利益 28,866 5,591 23,275
2 資金利益 20,803 △ 1,917 22,720
3 うち貸出金利息 16,481 300 16,181
4 うち有価証券利息配当金 5,978 △ 1,340 7,318
5 うち投資信託解約損益 443 △ 1,738 2,181
6 うち預金等利息（△） 368 △ 93 461
7 役務取引等利益 3,222 292 2,930
8 その他業務利益 4,840 7,214 △ 2,374
9 うち国債等債券損益 4,613 6,733 △ 2,120
10 経費（除く臨時処理分）（△） 17,274 △ 691 17,965
11 人件費（△） 8,983 △ 393 9,376
12 物件費（△） 6,916 △ 411 7,327
13 税金（△） 1,374 113 1,261
14 実質業務純益（一般貸倒引当金繰入前） 11,591 6,281 5,310
15 うちコア業務純益 6,978 △ 453 7,431
16 うちコア業務純益（除く投資信託解約損益） 6,534 1,284 5,250
17 一般貸倒引当金繰入額①（△） － － －
18 業務純益 11,591 6,281 5,310
19 不良債権処理額②（△） 583 △ 701 1,284
20 （与信費用①＋②（△）） (583) (△ 701) (1,284)
21 うち貸出金償却（△） 483 △ 717 1,200
22 うち個別貸倒引当金繰入額（△） － － －
23 貸倒引当金戻入益 259 104 155
24 償却債権取立益 1,068 628 440
25 株式等関係損益 1,501 △ 2,987 4,488
26 その他臨時損益 1,421 493 928
27 経常利益 15,257 5,219 10,038
28 特別損益 △ 111 18 △ 129
29 法人税、住民税及び事業税（△） 3,598 1,265 2,333
30 法人税等調整額（△） 800 △ 27 827
31 中間純利益 10,747 3,998 6,749
32 与信コスト総額（△） △ 767 △ 1,453 686
（注）１．コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益（債券５勘定尻）控除後の業務純益です。
２．与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出
しております。
３．（△）は損失項目です。
（単位：百万円）
2019年中間期 2019年中間期
当初業績予想（2019年５月）との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 38,782 4,582 34,200
2 コア業務純益 6,978 978 6,000
3 実質業務純益（一般貸倒引当金繰入前） 11,591 2,591 9,000
4 経常利益 15,257 5,057 10,200
5 中間純利益 10,747 3,747 7,000
3
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（２）主要勘定、預かり資産の状況（単体）
○貸出金残高は、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前期末比５４９億円増加の
３兆２２９億円となりました。
○預金・譲渡性預金合計は、前期末比２２３億円増加の４兆３０１億円となりました。
（単位：百万円）
（期末残高） 2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 貸出金 3,022,962 54,937 105,563 2,968,025 2,917,399
2 うち消費者ローン 968,889 16,134 31,511 952,755 937,378
3 預金・譲渡性預金合計 4,030,125 22,387 58,192 4,007,738 3,971,933
4 うち個人預金 2,848,898 725 13,880 2,848,173 2,835,018
5 預かり資産残高 126,381 △ 3,622 △ 9,615 130,003 135,996
6 投資信託 121,597 △ 2,885 △ 7,679 124,482 129,276
7 国債等 4,783 △ 737 △ 1,936 5,520 6,719
＜預金等、貸出金残高＞ （億円） ＜預かり資産残高＞ （億円）
預金等 2,000
39,719 40,077 40,301 計1,359 1,300
45,000 1,500 国債等 1,263
貸出金
55 47
35,000 29,173 29,680 30,229 1,000 67
投資信託 1,215
25,000 500 1,244
1,292
15,000 0
2018/9 2019/3 2019/9 2018/9 2019/3 2019/9
（単位：百万円）
（期中実績） 2019年9月期 2018年9月期
2018年9月期比
1 預かり資産関連販売額 38,881 △ 1,530 40,411
2 投資信託 19,060 12 19,048
3 証券仲介 6,686 △ 392 7,078
4 個人年金保険等 13,133 △ 1,150 14,283
（３）有価証券の状況（単体）
○当中間期は、期中に有価証券売却益の確保を進めたことなどから、その他有価証券評価
差額は、前期末比４２億円減少し、３１８億円の評価益となりました。
＜その他有価証券で時価のあるもの＞ （単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末
評価損益 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
2019年3月末比
1 株式 16,484 △ 6,139 16,945 460 22,623 23,145 521
2 国内債券 10,491 226 10,578 86 10,265 10,332 67
3 外国債券 4,202 1,137 4,213 11 3,065 3,173 107
4 その他 115 761 2,728 2,613 △ 646 2,460 3,106
5 うち投資信託 98 773 2,711 2,613 △ 675 2,427 3,103
6 小計 31,293 △ 4,015 34,466 3,172 35,308 39,111 3,803
保有目的区分の変
7 596 △ 229 596 － 825 825 －
更による評価差額
8 合計 31,890 △ 4,244 35,062 3,172 36,134 39,937 3,803
4
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（４）不良債権（金融再生法開示債権）の状況（単体）
○お取引先の情報蓄積、強み・弱みの把握などに基づく事業性評価を重視した融資や、経営改善支
援及び事業再生支援の積極的な取組みを通じて、お取引先や地域の発展に貢献すべく活動を行っ
てまいりました。
○このような活動の結果、金融再生法ベースの不良債権残高は、前期末比で２億円増加し、６５２
億円となりました。また、不良債権比率は、前期末比で０．０３％低下し、２．１２％となりま
した。
○なお、当中間期末の引当率は４８．５％、保全率は８０．１％となりました。
① 不良債権（金融再生法開示債権）の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,862 △ 2,263 △ 3,320 18,125 19,182
2 危険債権 44,148 3,450 3,571 40,698 40,577
3 要管理債権 5,247 △ 959 △ 2,173 6,206 7,420
4 小計（不良債権） 65,257 227 △ 1,923 65,030 67,180
5 正常債権 3,006,003 57,908 108,139 2,948,095 2,897,864
6 合計 3,071,261 58,135 106,217 3,013,126 2,965,044
7 再生法開示債権比率（不良債権比率） 2.12% △ 0.03% △ 0.14% 2.15% 2.26%
② 保全状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 不良債権額 65,257 227 △ 1,923 65,030 67,180
2 担保・保証等 40,043 △ 1 △ 2,004 40,044 42,047
不良債権額のうち、担保・保証等によ
3 25,214 228 81 24,986 25,133
りカバーされていない部分
4 貸倒引当金 12,252 △ 239 △ 12 12,491 12,264
5 引当率 48.5% △ 1.4% △ 0.2% 49.9% 48.7%
6 保全率 80.1% △ 0.6% △ 0.7% 80.7% 80.8%
＜金融再生法開示債権・不良債権比率の推移＞
（億円） （％）
1,000 不良債権比率
2.81 3.00
900
2.36 2.50
金融再生法開示債権残高
2.15 2.12
802
800
2.00
689
700 1.50
650 652
600 1.00
2017/3 2018/3 2019/3 2019/9
5
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（５）自己資本比率の状況
○自己資本比率（国内基準）につきましては、２０１９年９月末より、信用リスク計測
手法を、「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に変更しております。
手法の変更に伴い、リスク・アセット等が減少したことなどから、連結自己資本比率
は１０．４１％（前期末比＋１．０９％）、単体自己資本比率は９．９３％（前期末
比＋１．０３％）となりました。
① 連結
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率（2÷5） 10.41% 1.09% 9.32%
2 自己資本（3－4） 203,208 480 202,728
3 コア資本に係る基礎項目 218,066 579 217,487
4 コア資本に係る調整項目 14,857 98 14,759
5 リスク・アセット等 1,950,419 △ 223,921 2,174,340
6 総所要自己資本額（5×4%） 78,016 △ 8,957 86,973
② 単体
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率（2÷5） 9.93% 1.03% 8.90%
2 自己資本（3－4） 190,852 △ 1,905 192,757
3 コア資本に係る基礎項目 199,997 △ 1,171 201,168
4 コア資本に係る調整項目 9,145 734 8,411
5 リスク・アセット等 1,920,378 △ 244,827 2,165,205
6 総所要自己資本額（5×4%） 76,815 △ 9,793 86,608
＜自己資本比率の推移＞ （％）
11.00
10.41
連結自己資本比率（国内基準）
10.00 9.71
9.32 9.93
9.00 9.29
8.90
単体自己資本比率（国内基準）
8.00
2018/3 2019/3 2019/9
6
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（６）2020年３月期 業績予想・配当予想
① 業績予想
○貸出金利息は、地元企業に対する積極的なリスクテイクによる中小企業向け貸出の増強
に最大限注力していく方針であり、現在の市場金利環境が続く想定のもと利回の低下を
見込んでおりますが、残高の増加による貸出金利息の増加を見込んでおります。一方で、
有価証券利息配当金は減少を見込んでおります。
以上などにより、資金利益につきましては、前期比減少を見込んでおります。
○役務取引等利益につきましては、中小企業とのリレーション強化による事業性サービス
収益の拡大などに取り組むことで、前期比増加を見込んでおります。
○経費につきましては、消費税増税の影響もある中、引き続き削減に取り組み、前期比横
這いを見込んでおります。
○与信コストにつきましては、経営改善支援及び事業再生支援に積極的に取り組むことや、
お取引先数増加と貸出金残高の増強に努めることなどから、一定額の発生を見込んでお
ります。
○有価証券関係損益につきましては、当中間期において有価証券売却益の確保を行ってお
りますが、今後の市場環境次第では変動する可能性があります。
○以上のような状況などを総合的に判断し、2020年３月期の業績予想につきましては、連
結経常利益１８３億円、親会社株主に帰属する当期純利益１１７億円を見込んでおりま
す。
（単位：億円）
（連結） 2020年3月期通期
1 経常収益 ７５３
2 経常利益 １８３
3 親会社株主に帰属する当期純利益 １１７
（単位：億円）
（単体） 2020年3月期通期
1 経常収益 ６６５
2 コア業務純益 １２０
3 実質業務純益（コア業務純益＋国債等債券損益） １６０
4 経常利益 １７３
5 当期純利益 １１１
② 配当予想
○2020年３月期の普通株式配当金につきましては、2019年３月期に引き続き、年間３５
円を期末一括でお支払いさせていただく予定です。
2020年3月期 通期
期末
1 普通株式 ３５円００銭 ３５円００銭
7
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
２．第２四半期（中間期）決算の概況
（１）損益状況
【連結】 （単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 連結粗利益 30,779 5,530 25,249
2 資金利益 20,798 △ 1,922 22,720
3 役務取引等利益 4,734 335 4,399
4 その他業務利益 5,246 7,116 △ 1,870
5 うち国債等債券損益 4,613 6,733 △ 2,120
6 営業経費（△） 17,625 △ 584 18,209
7 一般貸倒引当金繰入額①（△） － △ 110 110
8 不良債権処理額②（△） 1,007 △ 840 1,847
9 （与信費用①＋②（△）） (1,007) (△ 951) (1,958)
10 貸出金償却（△） 781 △ 862 1,643
11 個別貸倒引当金繰入額（△） － △ 23 23
12 その他の不良債権処理額（△） 226 45 181
13 貸倒引当金戻入益 23 23 －
14 償却債権取立益 1,327 551 776
15 株式等関係損益 1,544 △ 2,952 4,496
16 その他 601 472 129
17 経常利益 15,643 5,159 10,484
18 特別損益 △ 111 6 △ 117
19 うち減損損失（△） 87 39 48
20 税金等調整前中間純利益 15,531 5,165 10,366
21 法人税等合計（△） 4,541 1,234 3,307
22 法人税、住民税及び事業税（△） 3,770 1,227 2,543
23 法人税等調整額（△） 771 8 763
24 中間純利益 10,990 3,932 7,058
25 非支配株主に帰属する中間純利益（△） △ 8 △ 89 81
26 親会社株主に帰属する中間純利益 10,998 4,021 6,977
27 与信コスト総額（△） △ 367 △ 1,546 1,179
（注）１．連結粗利益＝（資金運用収益－資金調達費用）＋（役務取引等収益－役務取引等費用）
＋（その他業務収益－その他業務費用）
２．与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益
を加味して算出しております。
３．（△）は損失項目です。
（連結対象会社数）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 連結子会社数 6 － 6
2 持分法適用会社数 － － －
8
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
【単体】 （単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 業務粗利益 28,866 5,591 23,275
2 （除く国債等債券損益） 24,252 △ 1,144 25,396
3 資金利益 20,803 △ 1,917 22,720
4 うち貸出金利息 16,481 300 16,181
5 うち有価証券利息配当金 5,978 △ 1,340 7,318
6 うち投資信託解約損益 443 △ 1,738 2,181
7 うち預金等利息（△） 368 △ 93 461
8 役務取引等利益 3,222 292 2,930
9 その他業務利益 4,840 7,214 △ 2,374
10 国内業務粗利益 25,303 1,176 24,127
11 （除く国債等債券損益） 23,060 △ 1,235 24,295
12 資金利益 19,871 △ 1,523 21,394
13 役務取引等利益 3,183 283 2,900
14 その他業務利益 2,248 2,415 △ 167
15 （うち国債等債券損益） 2,242 2,409 △ 167
16 国際業務粗利益 3,562 4,413 △ 851
17 （除く国債等債券損益） 1,191 90 1,101
18 資金利益 932 △ 393 1,325
19 役務取引等利益 38 9 29
20 その他業務利益 2,591 4,797 △ 2,206
21 （うち国債等債券損益） 2,370 4,323 △ 1,953
22 経費（除く臨時処理分）（△） 17,274 △ 691 17,965
23 人件費（△） 8,983 △ 393 9,376
24 物件費（△） 6,916 △ 411 7,327
25 税金（△） 1,374 113 1,261
26 実質業務純益（一般貸倒引当金繰入前） 11,591 6,281 5,310
27 うちコア業務純益 6,978 △ 453 7,431
28 うちコア業務純益（除く投資信託解約損益） 6,534 1,284 5,250
29 一般貸倒引当金繰入額①（△） － － －
30 業務純益 11,591 6,281 5,310
31 うち国債等債券損益 4,613 6,733 △ 2,120
32 臨時損益 3,666 △ 1,062 4,728
33 不良債権処理額②（△） 583 △ 701 1,284
34 （与信費用①＋②（△）） (583) (△ 701) (1,284)
35 貸出金償却（△） 483 △ 717 1,200
36 個別貸倒引当金繰入額（△） － － －
37 貸出債権譲渡損（△） 0 0 －
38 その他の不良債権処理額（△） 98 15 83
39 貸倒引当金戻入益 259 104 155
40 償却債権取立益 1,068 628 440
41 株式等関係損益 1,501 △ 2,987 4,488
42 株式等売却益 1,725 △ 3,047 4,772
43 株式等売却損（△） 224 △ 59 283
44 株式等償却（△） － － －
45 その他臨時損益 1,421 493 928
46 経常利益 15,257 5,219 10,038
47 特別損益 △ 111 18 △ 129
48 固定資産処分損益 △ 23 45 △ 68
49 減損損失（△） 87 27 60
50 税引前中間純利益 15,146 5,237 9,909
51 法人税等合計（△） 4,399 1,239 3,160
52 法人税、住民税及び事業税（△） 3,598 1,265 2,333
53 法人税等調整額（△） 800 △ 27 827
54 中間純利益 10,747 3,998 6,749
55 与信コスト総額（△） △ 767 △ 1,453 686
（注）１．コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益（債券５勘定尻）控除後の業務
純益です。
２．与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益を加
味して算出しております。
３．（△）は損失項目です。
（ご参考）貸倒引当金繰入額の内訳 （単位：百万円）
2019年中間期
2018年中間期比 2018年中間期
56 一般貸倒引当金繰入額 △ 256 △ 332 76
57 個別貸倒引当金繰入額 △ 2 229 △ 231
58 合計 △ 259 △ 104 △ 155
（注）2019年中間期及び2018年中間期においては、一般貸倒引当金繰入額と個別貸倒引当金繰入額の合
計で取崩しとなりましたので、その合計額を貸倒引当金戻入益に計上しております。
9
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（２）業務純益（単体）
（単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 コア業務純益 6,978 △ 453 7,431
2 職員一人当たり（千円） 3,003 △ 82 3,085
3 コア業務純益（除く投資信託解約損益） 6,534 1,284 5,250
4 職員一人当たり（千円） 2,812 632 2,180
5 実質業務純益（一般貸倒引当金繰入前） 11,591 6,281 5,310
6 職員一人当たり（千円） 4,989 2,784 2,205
7 業務純益 11,591 6,281 5,310
8 職員一人当たり（千円） 4,989 2,784 2,205
（３）利鞘（単体）
（単位：％）
（全体） 2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 資金運用利回 （Ａ） 1.15 △ 0.07 1.22
2 貸出金利回 （Ｂ） 1.10 △ 0.02 1.12
3 有価証券利回 1.27 △ 0.22 1.49
4 資金調達原価 （Ｃ） 0.84 △ 0.00 0.84
5 預金等原価 （Ｄ） 0.86 △ 0.05 0.91
6 預金等利回 0.01 △ 0.01 0.02
7 経費率 0.84 △ 0.05 0.89
8 外部負債利回 △ 0.01 △ 0.02 0.01
9 総資金利鞘 （Ａ）－（Ｃ） 0.31 △ 0.07 0.38
10 預貸金利鞘 （Ｂ）－（Ｄ） 0.24 0.03 0.21
（単位：％）
（国内業務部門） 2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 資金運用利回 （Ａ） 1.06 △ 0.09 1.15
2 貸出金利回 （Ｂ） 1.09 △ 0.03 1.12
3 有価証券利回 1.00 △ 0.36 1.36
4 資金調達原価 （Ｃ） 0.78 △ 0.04 0.82
5 預金等原価 （Ｄ） 0.84 △ 0.06 0.90
6 預金等利回 0.01 △ 0.00 0.01
7 経費率 0.83 △ 0.05 0.88
8 総資金利鞘 （Ａ）－（Ｃ） 0.28 △ 0.05 0.33
9 預貸金利鞘 （Ｂ）－（Ｄ） 0.25 0.04 0.21
（４）有価証券関係損益（単体）
（単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 国債等債券損益（債券５勘定尻） 4,613 6,733 △ 2,120
2 売却益 5,956 4,783 1,173
3 償還益 167 167 －
4 売却損（△） 1,510 △ 1,766 3,276
5 償還損（△） － － －
6 償却（△） － △ 17 17
（単位：百万円）
2019年中間期 2018年中間期
2018年中間期比
1 株式等関係損益（株式３勘定尻） 1,501 △ 2,987 4,488
2 売却益 1,725 △ 3,047 4,772
3 売却損（△） 224 △ 59 283
4 償却（△） － － －
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（５）有価証券の評価損益
①有価証券の評価基準
売買目的有価証券 時価法（評価差額を損益処理）
満期保有目的有価証券 償却原価法
その他有価証券 時価法（評価差額を全部純資産直入）
子会社株式及び関連会社株式 原価法
②評価損益
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末
（連結）
評価損益 評価損益
2019年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 54 111 59 4 △ 57 28 86
2 その他有価証券 32,031 △ 3,946 35,203 3,172 35,977 39,780 3,803
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注２) 596 △ 229 596 － 825 825 －
4 合計 32,681 △ 4,064 35,859 3,177 36,745 40,634 3,889
5 株式 17,222 △ 6,070 17,683 460 23,292 23,813 521
6 債券 10,545 338 10,637 91 10,207 10,360 153
7 その他 4,317 1,898 6,942 2,625 2,419 5,633 3,214
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注２) 596 △ 229 596 － 825 825 －
（注）１．「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額（時
価）と取得原価との差額を計上しております。
２．変動利付国債の保有目的区分変更（「その他有価証券」から「満期保有目的」へ）により発生した
評価差額を記載しております。
３．純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2019年9月末 23,477百万円、2019年
3月末 26,830百万円であります。
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末
（単体）
評価損益 評価損益
2019年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 54 111 59 4 △ 57 28 86
2 その他有価証券 31,293 △ 4,015 34,466 3,172 35,308 39,111 3,803
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注２) 596 △ 229 596 － 825 825 －
4 合計 31,944 △ 4,132 35,122 3,177 36,076 39,965 3,889
5 株式 16,484 △ 6,139 16,945 460 22,623 23,145 521
6 債券 10,545 338 10,637 91 10,207 10,360 153
7 その他 4,317 1,898 6,942 2,625 2,419 5,633 3,214
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注２) 596 △ 229 596 － 825 825 －
（注）１．「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額（時
価）と取得原価との差額を計上しております。
２．変動利付国債の保有目的区分変更（「その他有価証券」から「満期保有目的」へ）により発生した
評価差額を記載しております。
３．純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2019年9月末 23,232百万円、2019年
3月末 26,623百万円であります。
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（６）自己資本比率（国内基準）
【算出方法】
信用リスク 基礎的内部格付手法
オペレーショナル・リスク 粗利益配分手法
（注）2019年9月末より、信用リスク計測手法を、「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に
変更しております。
（単位：百万円）
（連結） 2019年9月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率（2÷9） 10.41% 1.09% 9.32%
2 自己資本（3－8） 203,208 480 202,728
3 コア資本に係る基礎項目 218,066 579 217,487
4 うち引当金 4,391 △ 4,077 8,468
5 一般貸倒引当金 96 △ 8,372 8,468
6 適格引当金 4,294
7 うち適格旧資本調達手段 － △ 5,000 5,000
8 コア資本に係る調整項目 14,857 98 14,759
9 リスク・アセット等 1,950,419 △ 223,921 2,174,340
10 信用リスク 1,856,539 △ 222,978 2,079,517
11 オペレーショナル・リスク 93,879 △ 943 94,822
12 総所要自己資本額（9×4%） 78,016 △ 8,957 86,973
（単位：百万円）
（単体） 2019年9月末 2019年3月末
2019年3月末比
1 自己資本比率（2÷9） 9.93% 1.03% 8.90%
2 自己資本（3－8） 190,852 △ 1,905 192,757
3 コア資本に係る基礎項目 199,997 △ 1,171 201,168
4 うち引当金 454 △ 6,196 6,650
5 一般貸倒引当金 9 △ 6,641 6,650
6 適格引当金 444
7 うち適格旧資本調達手段 － △ 5,000 5,000
8 コア資本に係る調整項目 9,145 734 8,411
9 リスク・アセット等 1,920,378 △ 244,827 2,165,205
10 信用リスク 1,833,675 △ 243,938 2,077,613
11 オペレーショナル・リスク 86,702 △ 889 87,591
12 総所要自己資本額（9×4%） 76,815 △ 9,793 86,608
12
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（７）ＲＯＥ
（単位：％）
（連結） 2019年中間期 2019年 2018年 2019年3月期 2018年中間期
3月期比 中間期比
1 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益ベース（注１） 9.39 4.31 3.22 5.08 6.17
親会社株主に帰属する中間（当期）純利益
(注１) ×100
｛（期首純資産の部合計－新株予約権－非支配株主持分）＋（中間期末（期末）純資産の部合計－新株予約権－非支配株主持分）｝÷２
（単位：％）
（単体） 2019年中間期 2019年 2018年 2019年3月期 2018年中間期
3月期比 中間期比
1 業務純益ベース（注２） 10.49 4.68 5.52 5.81 4.97
2 中間(当期)純利益ベース（注３） 9.73 4.68 3.41 5.05 6.32
業務純益
(注２) ×100
｛（期首純資産の部合計－新株予約権）＋（中間期末（期末）純資産の部合計－新株予約権）｝÷２
中間（当期）純利益
(注３) ×100
｛（期首純資産の部合計－新株予約権）＋（中間期末（期末）純資産の部合計－新株予約権）｝÷２
中間期については年間に換算し計算しております。
13
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
３．貸出金等の状況
（１）リスク管理債権（連結）
＊部分直接償却実施後
＊未収利息計上基準：自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 リ 破綻先債権額 1,240 △ 175 △ 692 1,415 1,932
ス
2 延滞債権額 58,044 1,404 715 56,640 57,329
ク
3 管 ３カ月以上延滞債権額 － △ 766 △ 8 766 8
理
4 債 貸出条件緩和債権額 6,479 △ 329 △ 2,463 6,808 8,942
5 権 合計 65,764 133 △ 2,448 65,631 68,212
（注）部分直接償却による減少額
2019年9月末：破綻先債権額 4,957百万円、 延滞債権額 9,096百万円
2019年3月末：破綻先債権額 5,259百万円、 延滞債権額 10,759百万円
2018年9月末：破綻先債権額 5,236百万円、 延滞債権額 10,903百万円
（単位：百万円）
6 貸出金残高（末残） 3,011,894 52,552 102,973 2,959,342 2,908,921
（単位：％）
7 破綻先債権額 0.04 △ 0.00 △ 0.02 0.04 0.06
貸
8 出 延滞債権額 1.92 0.01 △ 0.05 1.91 1.97
金
9 ３カ月以上延滞債権額 － △ 0.02 △ 0.00 0.02 0.00
残
10 高 貸出条件緩和債権額 0.21 △ 0.02 △ 0.09 0.23 0.30
比
11 合計 2.18 △ 0.03 △ 0.16 2.21 2.34
② 貸倒引当金等の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 貸倒引当金合計 23,250 △ 463 △ 545 23,713 23,795
2 一般貸倒引当金 7,814 △ 218 △ 395 8,032 8,209
3 個別貸倒引当金 15,436 △ 245 △ 149 15,681 15,585
4 特定海外債権引当勘定 － － － － －
③ リスク管理債権に対する引当率
（単位：％）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 部分直接償却前 46.97 △ 1.81 △ 0.50 48.78 47.47
2 部分直接償却後 35.35 △ 0.78 0.47 36.13 34.88
（注）貸倒引当率＝貸倒引当金／リスク管理債権
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（２）リスク管理債権（単体）
＊部分直接償却実施後
＊未収利息計上基準：自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 リ 破綻先債権額 1,520 △ 273 △ 729 1,793 2,249
ス
2 延滞債権額 58,201 1,376 763 56,825 57,438
ク
3 管 ３カ月以上延滞債権額 － △ 766 △ 8 766 8
理
4 債 貸出条件緩和債権額 5,247 △ 193 △ 2,164 5,440 7,411
5 権 合計 64,969 144 △ 2,139 64,825 67,108
（注）部分直接償却による減少額
2019年9月末：破綻先債権額 4,020百万円、 延滞債権額 8,360百万円
2019年3月末：破綻先債権額 4,295百万円、 延滞債権額 10,058百万円
2018年9月末：破綻先債権額 4,322百万円、 延滞債権額 10,045百万円
（単位：百万円）
6 貸出金残高（末残） 3,022,962 54,937 105,563 2,968,025 2,917,399
（単位：％）
7 破綻先債権額 0.05 △ 0.01 △ 0.02 0.06 0.07
貸
8 出 延滞債権額 1.92 0.01 △ 0.04 1.91 1.96
金
9 ３カ月以上延滞債権額 － △ 0.02 △ 0.00 0.02 0.00
残
10 高 貸出条件緩和債権額 0.17 △ 0.01 △ 0.08 0.18 0.25
比
11 合計 2.14 △ 0.04 △ 0.16 2.18 2.30
② 貸倒引当金等の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 貸倒引当金合計 20,367 △ 604 △ 483 20,971 20,850
2 一般貸倒引当金 5,957 △ 256 △ 369 6,213 6,326
3 個別貸倒引当金 14,410 △ 348 △ 113 14,758 14,523
4 特定海外債権引当勘定 － － － － －
③ リスク管理債権に対する引当率
（単位：％）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
1 部分直接償却前 42.58 △ 2.15 △ 0.78 44.73 43.36
2 部分直接償却後 31.34 △ 1.01 0.28 32.35 31.06
（注）貸倒引当率＝貸倒引当金／リスク管理債権
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（３）金融再生法開示債権（単体）
＊部分直接償却実施後
① 金融再生法開示債権の状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末比 2018年9月末比 2019年3月末 2018年9月末
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,862 △ 2,263 △ 3,320 18,125 19,182
2 危険債権 44,148 3,450 3,571 40,698 40,577
3 要管理債権 5,247 △ 959 △ 2,173 6,206 7,420
4 小計 ① 65,257 227 △ 1,923 65,030 67,180
5 （合計債権残高に占める比率） (2.12%) (△ 0.03%) (△ 0.14%) (2.15%) (2.26%)
6 正常債権 3,006,003 57,908 108,139 2,948,095 2,897,864
7 合計 3,071,261 58,135 106,217 3,013,126 2,965,044
（注）部分直接償却による減少額
2019年9月末：12,519百万円、2019年3月末：14,398百万円、2018年9月末：14,429百万円
② 金融再生法開示債権の保全状況
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末比 2018年9月末比 2019年3月末 2018年9月末
1 保全額 ② 52,296 △ 239 △ 2,015 52,535 54,311
2 貸倒引当金 12,252 △ 239 △ 12 12,491 12,264
3 担保・保証等 40,043 △ 1 △ 2,004 40,044 42,047
4 保全率 ②／① 80.1% △ 0.6% △ 0.7% 80.7% 80.8%
＜2019年9月末＞ （単位：百万円）
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,862 44,148 5,247 65,257
2 担保・保証等(B) 15,035 23,523 1,485 40,043
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)＝(A)－(B) 826 20,624 3,762 25,214
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 826 10,801 624 12,252
5 引当率(D)／(C) 100.0% 52.3% 16.5% 48.5%
6 保全率(B＋D)／(A) 100.0% 77.7% 40.1% 80.1%
＜2019年3月末＞ （単位：百万円）
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 18,125 40,698 6,206 65,030
2 担保・保証等(B) 15,918 22,135 1,990 40,044
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)＝(A)－(B) 2,207 18,563 4,216 24,986
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 2,207 9,545 738 12,491
5 引当率(D)／(C) 100.0% 51.4% 17.5% 49.9%
6 保全率(B＋D)／(A) 100.0% 77.8% 43.9% 80.7%
＜2018年9月末＞ （単位：百万円）
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 19,182 40,577 7,420 67,180
2 担保・保証等(B) 16,833 23,009 2,204 42,047
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)＝(A)－(B) 2,349 17,568 5,215 25,133
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 2,349 9,032 882 12,264
5 引当率(D)／(C) 100.0% 51.4% 16.9% 48.7%
6 保全率(B＋D)／(A) 100.0% 78.9% 41.6% 80.8%
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（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（４）開示債権における各種基準の比較（単体）
＜2019年9月末＞ （単位：億円）
自己査定結果 金融再生法開示債権 リスク管理債権
分類 担保・
債務者区分 区分 保証等
引当額 保全率 区分 貸出金
与信残高 非分類 Ⅱ分類 Ⅲ分類 Ⅳ分類 与信残高 による
保全額
破綻先 破産更生債権 破綻先債権 15
15 2 13 － － 及びこれらに
(1) (－) 準ずる債権
158 150 8 100.0%
実質破綻先 延滞債権 582
143 129 14 － －
(7) (0)
破綻懸念先 危険債権
440 267 74 98 441 235 108 77.7%
(108)
要管理先 要管理債権 ３カ月以上 －
64 11 52 52 14 6 40.1% 延滞債権
貸出条件 52
緩和債権
要
注 小計(A)
意 要管理先 652 400 122 80.1% リスク 649
先
以外の 管理債権
要注意先 合計(C)
2,754 698 2,055 正常債権
30,060
正常先 貸出金 30,229
26,954 26,954 残高(D)
合計 総与信(B)
30,371 28,063 2,209 98 － 30,712 総与信に占める 貸出金に占める
(116) (0) 金融再生法開示 リスク管理債権
債権の割合 の割合
(A)÷(B) 2.12% (C)÷(D) 2.14%
（注）１．対象債権
・金融再生法開示債権：貸出金、支払承諾見返、外国為替、銀行保証付私募債、未収利息及び貸出金に準
ずる仮払金等を対象としております。
・リスク管理債権 ：貸出金を対象としております。
２．要管理債権と要管理先債権の違いについて
要管理債権は貸出債権単位の集計であり、要管理先債権は要管理債権を有する債務者への総与信の集計で
あります。
３．破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先の自己査定結果における分類額
非分類額 ：引当金、優良担保（預金等）・優良保証（信用保証協会等）等でカバーされている債権
Ⅱ分類額 ：不動産担保等一般担保・保証等でカバーされている債権
Ⅲ・Ⅳ分類額：全額または必要額について償却・引当を実施、引当済分は非分類に計上
（破綻先及び実質破綻先については全額償却・引当済）
４．自己査定結果における（ ）内は、分類額に対する引当額であります。
17
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（５）業種別貸出状況等（単体）
①業種別貸出金
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
国内店分
1 3,022,962 54,937 105,563 2,968,025 2,917,399
（除く特別国際金融取引勘定）
2 製造業 378,698 △ 2,175 △ 6,802 380,873 385,500
3 農業、林業 1,628 △ 388 △ 1,334 2,016 2,962
4 漁業 626 △ 72 △ 22 698 648
5 鉱業、採石業、砂利採取業 3,299 △ 88 620 3,387 2,679
6 建設業 97,131 △ 6,148 △ 2,752 103,279 99,883
7 電気・ガス・熱供給・水道業 39,263 6,218 11,483 33,045 27,780
8 情報通信業 22,266 1,667 1,927 20,599 20,339
9 運輸業、郵便業 92,902 △ 438 △ 590 93,340 93,492
10 卸売業、小売業 320,377 △ 2,928 △ 8,088 323,305 328,465
11 金融業、保険業 94,411 3,409 12,131 91,002 82,280
12 不動産業、物品賃貸業 451,291 22,927 50,360 428,364 400,931
13 各種サービス業 248,750 3,914 9,209 244,836 239,541
14 地方公共団体 411,623 15,288 14,542 396,335 397,081
15 その他 860,697 13,751 24,879 846,946 835,818
②業種別リスク管理債権
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末
2019年3月末比 2018年9月末比
国内店分
1 64,969 144 △ 2,139 64,825 67,108
（除く特別国際金融取引勘定）
2 製造業 14,056 1,277 1,386 12,779 12,670
3 農業、林業 75 △ 489 △ 367 564 442
4 漁業 24 △ 1 △ 2 25 26
5 鉱業、採石業、砂利採取業 531 188 188 343 343
6 建設業 4,311 △ 595 △ 1,039 4,906 5,350
7 電気・ガス・熱供給・水道業 － － － － －
8 情報通信業 183 △ 33 △ 55 216 238
9 運輸業、郵便業 2,288 637 295 1,651 1,993
10 卸売業、小売業 11,504 281 247 11,223 11,257
11 金融業、保険業 9 △ 99 △ 5 108 14
12 不動産業、物品賃貸業 15,265 △ 166 △ 618 15,431 15,883
13 各種サービス業 10,487 △ 389 △ 1,788 10,876 12,275
14 地方公共団体 － － － － －
15 その他 6,229 △ 469 △ 385 6,698 6,614
18
（株）紀陽銀行（8370） 2020年３月期 第２四半期決算短信
（６）消費者ローン残高（単体）
（単位：百万円）
2019年9月末 2019年3月末 2018年9月末