8370 紀陽銀行 2021-11-12 15:00:00
2022年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上場会社名 株式会社 紀陽銀行 上場取引所 東
コード番号 8370 URL https://www.kiyobank.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役頭取 (氏名) 原口 裕之
取締役常務執行役員経営企画本部長
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 横山 達慶 TEL 073-426-7133
兼東京本部長
四半期報告書提出予定日 2021年11月19日 特定取引勘定設置の有無 無
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2021年4月1日∼2021年9月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
経常収益 経常利益 親会社株主に帰属する中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期中間期 41,997 13.7 13,715 34.2 8,970 33.3
2021年3月期中間期 36,952 △13.2 10,221 △34.7 6,728 △38.8
(注)包括利益 2022年3月期中間期 11,973百万円 (△7.0%) 2021年3月期中間期 12,877百万円 (73.2%)
潜在株式調整後1株当たり中間純
1株当たり中間純利益
利益
円銭 円銭
2022年3月期中間期 133.18 133.05
2021年3月期中間期 99.41 99.30
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期中間期 5,772,601 254,319 4.4
2021年3月期 5,664,467 245,699 4.3
(参考)自己資本 2022年3月期中間期 252,509百万円 2021年3月期 243,940百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計−期末新株予約権−期末非支配株主持分)を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 35.00 35.00
2022年3月期 ― 0.00
2022年3月期(予想) ― 35.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日∼2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期 1株当たり当期純
経常収益 経常利益
純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 75,600 △4.2 18,200 △10.9 11,500 △15.4 171.14
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当中間期における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.8「2.中間連結財務諸表及び主な注記 (4)中間連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期中間期 70,300,000 株 2021年3月期 70,300,000 株
② 期末自己株式数 2022年3月期中間期 3,267,084 株 2021年3月期 2,677,847 株
③ 期中平均株式数(中間期) 2022年3月期中間期 67,356,431 株 2021年3月期中間期 67,685,598 株
(個別業績の概要)
1. 2022年3月期第2四半期(中間期)の個別業績(2021年4月1日∼2021年9月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
経常収益 経常利益 中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期中間期 37,741 15.3 13,048 28.7 8,569 27.7
2021年3月期中間期 32,731 △15.6 10,141 △33.5 6,712 △37.5
1株当たり中間純利益
円銭
2022年3月期中間期 127.22
2021年3月期中間期 99.17
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期中間期 5,759,961 235,436 4.1
2021年3月期 5,649,472 226,278 4.0
(参考)自己資本 2022年3月期中間期 235,335百万円 2021年3月期 226,177百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計−期末新株予約権)を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 2022年3月期の個別業績予想(2021年4月1日∼2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純
経常収益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 66,400 △5.2 17,400 △9.3 11,000 △14.2 163.70
※ 中間決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・当行は、特定事業会社(企業内容等の開示に関する内閣府令17条の15第2項に規定する事業を行う会社)に該当するため、第2四半期会計期間に
ついては、中間連結財務諸表及び中間財務諸表を作成しております。
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
【添付資料】
[目次]
1.当中間決算に関する定性的情報 ……………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(3)目標とする経営指標 ………………………………………………………………… 2
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 2
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………… 3
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………… 3
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………… 4
(3)中間連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………… 6
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………… 8
(会計方針の変更) …………………………………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………… 8
3.中間財務諸表 …………………………………………………………………………… 9
(1)中間貸借対照表 ……………………………………………………………………… 9
(2)中間損益計算書 ………………………………………………………………………11
(3)中間株主資本等変動計算書 …………………………………………………………12
※2022年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当中間決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間における連結経営成績につきましては、連結経常収益は、貸出金利息や役務
取引等収益、株式等売却益が増加したことなどから、前年同期比50億45百万円増加の419億97百万
円となりました。
連結経常費用につきましては、与信コストや株式等売却損が減少したものの、国債等債券売却損
が増加したことなどから、前年同期比15億52百万円増加の282億82百万円となりました。
以上などにより、連結経常利益は、前年同期比34億94百万円増加の137億15百万円、親会社株主
に帰属する中間純利益は、前年同期比22億42百万円増加の89億70百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末における連結財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比
1,081億円増加の5兆7,726億円、純資産が前連結会計年度末比86億円増加の2,543億円となりまし
た。
貸出金につきましては、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比884億
円増加の3兆3,596億円となりました。
預金・譲渡性預金につきましては、前連結会計年度末比471億円増加の4兆5,039億円となりまし
た。
(3)目標とする経営指標
当行グループでは、「第6次中期経営計画」(計画期間:2021年4月から2024年3月までの3
年間)において、以下の経営指標を目標としております。
目標とする経営指標 2021年中間期実績 2024年3月期計画
(最終年度)
顧客向けサービス業務利益<単体> 62億円 100億円以上
本業OHR<単体> 70.9% 75%以下
親会社株主に帰属する当期純利益<連結> 89億円 125億円以上
ROE<連結> 7.2% 5%以上
※顧客向けサービス業務利益<単体>
=貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益-営業経費
※本業OHR<単体>
=営業経費÷(貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益)
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の業績予想につきましては、今後の経済・金融情勢等により有価証券関係損益や与
信関連費用等が変動する可能性があるため、2021年5月14日に公表しました業績予想から変更して
おりません。
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.中間連結財務諸表及び主な注記
(1)中間連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
現金預け金 1,216,774 1,394,274
買入金銭債権 38 0
商品有価証券 54 54
有価証券 1,077,055 917,463
貸出金 3,271,208 3,359,670
外国為替 2,540 4,364
その他資産 51,243 50,519
有形固定資産 34,277 34,468
無形固定資産 2,966 3,370
退職給付に係る資産 25,714 25,883
繰延税金資産 580 579
支払承諾見返 8,619 8,443
貸倒引当金 △26,607 △26,492
資産の部合計 5,664,467 5,772,601
負債の部
預金 4,413,441 4,461,471
譲渡性預金 43,324 42,469
債券貸借取引受入担保金 184,714 153,774
借用金 709,314 780,382
外国為替 272 232
その他負債 50,235 60,830
退職給付に係る負債 29 30
睡眠預金払戻損失引当金 626 550
偶発損失引当金 389 394
繰延税金負債 7,801 9,700
支払承諾 8,619 8,443
負債の部合計 5,418,767 5,518,281
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 2,835 2,832
利益剰余金 141,773 148,248
自己株式 △4,505 △5,359
株主資本合計 220,200 225,817
その他有価証券評価差額金 14,848 18,713
繰延ヘッジ損益 29 2
退職給付に係る調整累計額 8,862 7,975
その他の包括利益累計額合計 23,740 26,691
新株予約権 100 101
非支配株主持分 1,658 1,708
純資産の部合計 245,699 254,319
負債及び純資産の部合計 5,664,467 5,772,601
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書
中間連結損益計算書
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
経常収益 36,952 41,997
資金運用収益 21,517 23,183
(うち貸出金利息) 16,603 17,100
(うち有価証券利息配当金) 4,714 5,596
役務取引等収益 7,485 8,411
その他業務収益 5,732 6,101
その他経常収益 2,217 4,301
経常費用 26,730 28,282
資金調達費用 737 309
(うち預金利息) 187 73
役務取引等費用 2,477 2,604
その他業務費用 2,614 6,567
営業経費 17,211 16,201
その他経常費用 3,689 2,598
経常利益 10,221 13,715
特別利益 184 0
固定資産処分益 184 0
特別損失 135 85
固定資産処分損 29 82
減損損失 105 3
税金等調整前中間純利益 10,271 13,629
法人税、住民税及び事業税 3,216 4,055
法人税等調整額 346 543
法人税等合計 3,562 4,599
中間純利益 6,708 9,029
非支配株主に帰属する中間純利益又は非支配株主に
△20 59
帰属する中間純損失(△)
親会社株主に帰属する中間純利益 6,728 8,970
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
中間連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
中間純利益 6,708 9,029
その他の包括利益 6,168 2,943
その他有価証券評価差額金 6,687 3,857
繰延ヘッジ損益 △50 △27
退職給付に係る調整額 △467 △887
中間包括利益 12,877 11,973
(内訳)
親会社株主に係る中間包括利益 12,881 11,922
非支配株主に係る中間包括利益 △4 51
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(3)中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 3,074 130,571 △3,983 209,759
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388 △2,388
親会社株主に帰属
6,728 6,728
する中間純利益
自己株式の取得 △1,002 △1,002
自己株式の処分 △4 292 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 ― △4 4,339 △709 3,625
当中間期末残高 80,096 3,069 134,911 △4,693 213,384
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 6,299 △7 1,510 7,802 130 2,564 220,256
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388
親会社株主に帰属
6,728
する中間純利益
自己株式の取得 △1,002
自己株式の処分 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 6,671 △50 △467 6,152 △41 △6 6,105
(純額)
当中間期変動額合計 6,671 △50 △467 6,152 △41 △6 9,730
当中間期末残高 12,970 △58 1,042 13,954 89 2,558 229,987
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
当中間連結会計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 2,835 141,773 △4,505 220,200
会計方針の変更による
△127 △127
累積的影響額
会計方針の変更を反映
80,096 2,835 141,646 △4,505 220,072
した当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,369 △2,369
親会社株主に帰属
8,970 8,970
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001 △1,001
自己株式の処分 △3 148 144
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 ― △3 6,601 △853 5,744
当中間期末残高 80,096 2,832 148,248 △5,359 225,817
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 14,848 29 8,862 23,740 100 1,658 245,699
会計方針の変更による
△127
累積的影響額
会計方針の変更を反映
14,848 29 8,862 23,740 100 1,658 245,572
した当期首残高
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,369
親会社株主に帰属
8,970
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001
自己株式の処分 144
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 3,865 △27 △887 2,951 0 50 3,002
(純額)
当中間期変動額合計 3,865 △27 △887 2,951 0 50 8,747
当中間期末残高 18,713 2 7,975 26,691 101 1,708 254,319
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
1.収益認識に関する会計基準等の適用
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会
計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配
が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識
することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な
取扱いに従っており、当中間連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の
累積的影響額を、当中間連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会
計方針を適用しております。
この結果、当中間連結会計期間の損益及び利益剰余金期首残高に与える影響は軽微でありま
す。
2.時価の算定に関する会計基準等の適用
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下、「時価算定
会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び
「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過
的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用する
こととしております。
なお、当中間連結会計期間において、中間連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りに用いた仮定)
新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りに用いた仮定については、前連結
会計年度の有価証券報告書の(重要な会計上の見積り)に記載した内容から重要な変更はあり
ません。
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.中間財務諸表
(1)中間貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
現金預け金 1,216,553 1,394,224
買入金銭債権 38 0
商品有価証券 54 54
有価証券 1,081,759 922,138
貸出金 3,283,511 3,372,926
外国為替 2,540 4,364
その他資産 30,689 29,812
その他の資産 30,689 29,812
有形固定資産 33,869 34,104
無形固定資産 2,688 3,108
前払年金費用 12,980 14,424
支払承諾見返 8,619 8,443
貸倒引当金 △23,833 △23,641
資産の部合計 5,649,472 5,759,961
負債の部
預金 4,423,216 4,472,377
譲渡性預金 53,324 52,469
債券貸借取引受入担保金 184,714 153,774
借用金 709,314 780,382
外国為替 272 232
その他負債 39,124 50,026
未払法人税等 4,107 3,892
リース債務 610 585
資産除去債務 772 776
その他の負債 33,633 44,772
睡眠預金払戻損失引当金 626 550
偶発損失引当金 389 394
繰延税金負債 3,589 5,869
再評価に係る繰延税金負債 3 3
支払承諾 8,619 8,443
負債の部合計 5,423,194 5,524,525
9
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 1,283 1,280
資本準備金 259 259
その他資本剰余金 1,023 1,021
利益剰余金 134,732 140,932
利益準備金 7,033 7,506
その他利益剰余金 127,699 133,425
繰越利益剰余金 127,699 133,425
自己株式 △4,409 △5,263
株主資本合計 211,703 217,046
その他有価証券評価差額金 14,437 18,278
繰延ヘッジ損益 29 2
土地再評価差額金 7 7
評価・換算差額等合計 14,474 18,288
新株予約権 100 101
純資産の部合計 226,278 235,436
負債及び純資産の部合計 5,649,472 5,759,961
10
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)中間損益計算書
(単位:百万円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
経常収益 32,731 37,741
資金運用収益 21,532 23,200
(うち貸出金利息) 16,614 17,115
(うち有価証券利息配当金) 4,718 5,599
役務取引等収益 6,287 7,275
その他業務収益 3,007 3,166
その他経常収益 1,903 4,098
経常費用 22,589 24,693
資金調達費用 737 309
(うち預金利息) 187 73
役務取引等費用 2,772 2,968
その他業務費用 270 4,133
営業経費 16,050 15,175
その他経常費用 2,759 2,106
経常利益 10,141 13,048
特別利益 177 0
特別損失 135 85
税引前中間純利益 10,183 12,962
法人税、住民税及び事業税 3,073 3,912
法人税等調整額 397 480
法人税等合計 3,471 4,393
中間純利益 6,712 8,569
11
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,027 1,286 6,555 117,743 124,298
当中間期変動額
剰余金の配当 477 △2,866 △2,388
中間純利益 6,712 6,712
自己株式の取得
自己株式の処分 △3 △3
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 ― ― △3 △3 477 3,845 4,323
当中間期末残高 80,096 259 1,024 1,283 7,033 121,589 128,622
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △3,885 201,797 6,093 △7 7 6,092 130 208,020
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388 △2,388
中間純利益 6,712 6,712
自己株式の取得 △1,002 △1,002 △1,002
自己株式の処分 291 287 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 6,570 △50 ― 6,519 △41 6,478
(純額)
当中間期変動額合計 △710 3,609 6,570 △50 ― 6,519 △41 10,088
当中間期末残高 △4,596 205,406 12,664 △58 7 12,612 89 218,108
12
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
当中間会計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,023 1,283 7,033 127,699 134,732
当中間期変動額
剰余金の配当 473 △2,842 △2,369
中間純利益 8,569 8,569
自己株式の取得
自己株式の処分 △2 △2
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 ― ― △2 △2 473 5,726 6,200
当中間期末残高 80,096 259 1,021 1,280 7,506 133,425 140,932
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △4,409 211,703 14,437 29 7 14,474 100 226,278
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,369 △2,369
中間純利益 8,569 8,569
自己株式の取得 △1,001 △1,001 △1,001
自己株式の処分 147 144 144
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 3,841 △27 ― 3,814 0 3,815
(純額)
当中間期変動額合計 △854 5,343 3,841 △27 ― 3,814 0 9,158
当中間期末残高 △5,263 217,046 18,278 2 7 18,288 101 235,436
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2022年3月期 第2四半期(中間期)
決算説明資料
株式会社 紀陽銀行
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
【 目 次 】
1.2022年3月期 第2四半期(中間期)決算ダイジェスト …………… P2∼7
2.第2四半期(中間期)決算の概況
(1)損益状況 …………… P8∼9
(2)業務純益(単体) …………… P10
(3)利鞘(単体) …………… P10
(4)有価証券関係損益(単体) …………… P10
(5)有価証券の評価損益 …………… P11
(6)自己資本比率(国内基準) …………… P12
(7)ROE …………… P13
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結) …………… P14
(2)リスク管理債権(単体) …………… P15
(3)金融再生法開示債権(単体) …………… P16
(4)開示債権における各種基準の比較(単体) …………… P17
(5)業種別貸出状況等(単体) …………… P18
(6)消費者ローン残高(単体) …………… P19
(7)中小企業等貸出比率(単体) …………… P19
(8)預金等、貸出金の残高(単体) …………… P19
(9)預かり資産残高、預かり資産関連販売額(単体) …………… P19
(注)1.記載金額、比率は単位未満を切り捨てて表示しております。
2.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。
1
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.2022年3月期 第2四半期(中間期)決算ダイジェスト
(1)損益の状況
① 連結
○当中間期の連結の経営成績は、経常利益は前年同期比34億円増加の137億円、親会社
株主に帰属する中間純利益は前年同期比22億円増加の89億円となりました。
前年同期と比べ、国債等債券損益は減少したものの、資金利益や役務取引等利益は増加し、
営業経費は減少しました。
○当初業績予想との比較では、経常利益は+49億円、親会社株主に帰属する中間純利益は
+32億円となり、業績予想を上回る実績となりました。
(単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 経常収益 41,997 5,045 36,952
2 連結粗利益 28,213 △ 692 28,905
3 資金利益 22,873 2,094 20,779
4 役務取引等利益 5,806 799 5,007
5 その他業務利益 △ 466 △ 3,584 3,118
6 うち国債等債券損益 △ 1,202 △ 3,656 2,454
7 営業経費(△) 16,201 △ 1,010 17,211
8 一般貸倒引当金繰入額①(△) 191 △ 736 927
9 不良債権処理額②(△) 1,260 260 1,000
10 (与信費用①+②(△)) (1,451) (△ 476) (1,927)
11 うち貸出金償却(△) 934 432 502
12 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 217 △ 154 371
13 償却債権取立益 591 53 538
14 株式等関係損益 1,853 2,028 △ 175
15 経常利益 13,715 3,494 10,221
16 特別損益 △ 85 △ 134 49
17 うち減損損失(△) 3 △ 102 105
18 法人税、住民税及び事業税(△) 4,055 839 3,216
19 法人税等調整額(△) 543 197 346
20 親会社株主に帰属する中間純利益 8,970 2,242 6,728
21 与信コスト総額(△) 859 △ 512 1,371
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出して
おります。
3.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2021年中間期 2021年中間期
当初業績予想(2021年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 41,997 3,997 38,000
2 経常利益 13,715 4,915 8,800
3 親会社株主に帰属する中間純利益 8,970 3,270 5,700
2
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
② 単体
○当中間期の単体の経営成績につきましては、当初業績予想において増加を見込んでいた与信コスト
は低水準にとどまりました。経常利益は当初業績予想を44億円上回る130億円、中間純利益は
当初業績予想を29億円上回る85億円となりました。
○貸出金利息は、前年同期比5億円増加の171億円となりました。
○役務取引等利益は、事業性関連収益や預かり資産関連収益の増加などから、前年同期比7億円増加
の43億円となりました。
○経費は、前年同期比3億円減少の163億円となりました。
○これらの変動を主因にコア業務純利益(除く投資信託解約損益)や顧客向けサービス業務利益など
の本業の利益については、順調に増加しております。
(単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 経常収益 37,741 5,010 32,731
2 業務粗利益 26,231 △ 816 27,047
3 資金利益 22,891 2,096 20,795
4 うち貸出金利息 17,115 501 16,614
5 うち有価証券利息配当金 5,599 881 4,718
6 うち投資信託解約損益 1,262 881 381
7 うち預金等利息(△) 74 △ 116 190
8 役務取引等利益 4,306 791 3,515
9 その他業務利益 △ 966 △ 3,703 2,737
10 うち国債等債券損益 △ 1,202 △ 3,656 2,454
11 経費(除く臨時処理分)(△) 16,337 △ 300 16,637
12 人件費(△) 8,539 △ 308 8,847
13 物件費(△) 6,503 △ 66 6,569
14 税金(△) 1,294 74 1,220
15 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 9,893 △ 516 10,409
16 うちコア業務純益 11,095 3,140 7,955
17 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 9,832 2,258 7,574
18 一般貸倒引当金繰入額①(△) 186 △ 603 789
19 業務純益 9,707 87 9,620
20 不良債権処理額②(△) 772 494 278
21 (与信費用①+②(△)) (959) (△ 108) (1,067)
22 うち貸出金償却(△) 695 526 169
23 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 39 △ 23 62
24 償却債権取立益 392 117 275
25 株式等関係損益 1,853 2,036 △ 183
26 その他臨時損益 1,867 1,160 707
27 経常利益 13,048 2,907 10,141
28 特別損益 △ 85 △ 127 42
29 法人税、住民税及び事業税(△) 3,912 839 3,073
30 法人税等調整額(△) 480 83 397
31 中間純利益 8,569 1,857 6,712
32 与信コスト総額(△) 566 △ 209 775
33 顧客向けサービス業務利益 6,214 2,139 4,075
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出しております。
3.顧客向けサービス業務利益は、以下の通りです。
顧客向けサービス業務利益=貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益−営業経費
4.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2021年中間期 2021年中間期
当初業績予想(2021年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 37,741 4,041 33,700
2 コア業務純益 11,095 2,945 8,150
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 9,832 2,182 7,650
4 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 9,893 943 8,950
5 経常利益 13,048 4,448 8,600
6 中間純利益 8,569 2,969 5,600
7 与信コスト総額(△) 566 △ 2,434 3,000
3
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)主要勘定、預かり資産の状況(単体)
○貸出金残高は、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前期末比894億円増加の
3兆3,729億円となりました。
○預金・譲渡性預金合計は、前期末比483億円増加の4兆5,248億円となりました。
(単位:百万円)
(期末残高) 2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 貸出金 3,372,926 89,415 150,173 3,283,511 3,222,753
2 うち中小企業等貸出金 2,509,215 57,175 149,798 2,452,040 2,359,417
3 預金・譲渡性預金合計 4,524,847 48,306 128,613 4,476,541 4,396,234
4 うち個人預金 3,090,316 28,999 106,786 3,061,317 2,983,530
5 預かり資産残高 135,554 10,765 18,384 124,789 117,170
6 投資信託 131,521 10,923 18,520 120,598 113,001
7 国債等 4,033 △ 158 △ 136 4,191 4,169
<預金等、貸出金残高> (億円) <預かり資産残高> (億円)
預金等
44,765 45,248 2,000
43,962 計1,171
45,000 貸出金 1,500 1,355
32,227 32,835 33,729 国債等 1,247 41 40
35,000 1,000 41
投資信託 1,205 1,315
25,000 500
1,130
15,000 0
2020/9 2021/3 2021/9 2020/9 2021/3 2021/9
(単位:百万円)
(期中実績) 2021年9月期 2020年9月期
2020年9月期比
1 預かり資産関連販売額 58,174 12,521 45,653
2 投資信託 40,208 14,784 25,424
3 証券仲介 4,417 △ 2,669 7,086
4 個人年金保険等 13,548 406 13,142
(3)有価証券の状況(単体)
○当中間期は、株式や外国債券の評価差額が前期末比増加したことなどから、その他有価証
券評価差額は、前期末比56億円増加し、248億円の評価益となりました。
<その他有価証券で時価のあるもの> (単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末
評価損益 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
2021年3月末比
1 株式 24,024 2,488 24,310 286 21,536 21,736 199
2 国内債券 2,666 952 3,677 1,011 1,714 3,780 2,066
3 外国債券 1,970 2,574 4,047 2,076 △ 604 4,761 5,366
4 その他 △ 3,779 △ 307 1,209 4,988 △ 3,472 4,010 7,482
5 うち投資信託 △ 3,825 △ 265 1,163 4,988 △ 3,560 3,921 7,482
6 小計 24,882 5,709 33,245 8,363 19,173 34,289 15,115
保有目的区分の変
7 − △ 55 − − 55 55 −
更による評価差額
8 合計 24,882 5,653 33,245 8,363 19,229 34,345 15,115
4
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)不良債権(金融再生法開示債権)の状況(単体)
○新型コロナウイルス感染症の影響などから、危険債権が前期末比で10億円増加し、金融再生
法ベースの不良債権残高は805億円となりました。
また、不良債権比率は、前期末比で0.05%低下し、2.35%となりました。
○なお、当中間期末の引当率は44.4%、保全率は77.4%となりました。
新型コロナウイルス感染症の長期化による影響を踏まえ、お取引先の業績見通しを把握するとと
もに、「経営改善・事業再生支援」活動に一層取り組んでまいります。
① 不良債権(金融再生法開示債権)の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,263 △ 143 △ 208 15,406 15,471
2 危険債権 55,137 1,019 7,848 54,118 47,289
3 要管理債権 10,187 △ 528 1,320 10,715 8,867
4 小計(不良債権) 80,588 348 8,961 80,240 71,627
5 正常債権 3,342,667 89,732 132,916 3,252,935 3,209,751
6 合計 3,423,255 90,079 141,876 3,333,176 3,281,379
7 再生法開示債権比率(不良債権比率) 2.35% △ 0.05% 0.17% 2.40% 2.18%
② 保全状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 不良債権額 80,588 348 8,961 80,240 71,627
2 担保・保証等 47,839 1,417 4,700 46,422 43,139
不良債権額のうち、担保・保証等によ
3 32,748 △ 1,070 4,260 33,818 28,488
りカバーされていない部分
4 貸倒引当金 14,543 △ 443 1,947 14,986 12,596
5 引当率 44.4% 0.1% 0.2% 44.3% 44.2%
6 保全率 77.4% 0.9% △ 0.4% 76.5% 77.8%
<金融再生法開示債権・不良債権比率の推移>
(億円) (%)
1,100
3.00
不良債権比率 2.40 2.35
2.15
2.01
900
2.00
802 805
金融再生法開示債権残高
700 650 1.00
631
500 0.00
2019/3 2020/3 2021/3 2021/9
5
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)自己資本比率の状況
○自己資本比率(国内基準)につきましては、自己資本の額が増加したことなどから、
連結自己資本比率は前期末比+0.26%の10.66%、単体自己資本比率は前期
末比+0.24%の9.99%となりました。
① 連結
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末
2021年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 10.66% 0.26% 10.40%
2 自己資本(3−4) 213,177 6,705 206,472
3 コア資本に係る基礎項目 234,498 7,125 227,373
4 コア資本に係る調整項目 21,321 420 20,901
5 リスク・アセット等 1,999,204 13,965 1,985,239
6 総所要自己資本額(5×4%) 79,968 559 79,409
② 単体
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末
2021年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 9.99% 0.24% 9.75%
2 自己資本(3−4) 200,310 6,331 193,979
3 コア資本に係る基礎項目 217,163 7,716 209,447
4 コア資本に係る調整項目 16,853 1,386 15,467
5 リスク・アセット等 2,004,675 16,106 1,988,569
6 総所要自己資本額(5×4%) 80,187 645 79,542
<自己資本比率の推移>
11.50
(%)
連結自己資本比率(国内基準) 10.66
10.40
10.50
9.96
9.99
9.50 9.75
9.49
単体自己資本比率(国内基準)
8.50
2020/3 2021/3 2021/9
6
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(6)2022年3月期 業績予想・配当予想
① 業績予想
新型コロナウイルス感染症が2022年3月までに収束すると想定しておりますが、経済活動へ与え
る影響は一定期間継続することを前提としております。業績予想については、2021年5月に公表
した予想数値を据え置きとしております。
○経常収益につきましては、有価証券関係収益が前期比減少する見込みであることなどから、前
期比減少することを見込んでおります。
○貸出金利息につきましては、一定の利回低下を見込んでおりますが、残高の増加により前期比
増加することを見込んでおります。
○与信コストにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が経済活動へ与える影響は一定
期間継続することを前提としているため、前期比増加することを見込んでおります。
○有価証券関係損益につきましては、一部売却益を見込んでおります。
○これらを踏まえ、2022年3月期の業績予想につきましては、連結経常利益182億円、親会社
株主に帰属する当期純利益115億円の見込となります。
(単位:億円)
(連結) 2022年3月期通期
1 経常収益 756
2 経常利益 182
3 親会社株主に帰属する当期純利益 115
(単位:億円)
(単体) 2022年3月期通期
1 経常収益 664
2 コア業務純益 167
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 162
4 実質業務純益(コア業務純益+国債等債券損益) 185
5 経常利益 174
6 当期純利益 110
7 与信コスト総額(△) 55
② 配当予想
○2022年3月期の普通株式配当金につきましては、2021年3月期に引き続き、年間35円を期末
一括でお支払いさせていただく予定です。
2022年3月期 通期
期末
1 普通株式 35円00銭 35円00銭
7
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.第2四半期(中間期)決算の概況
(1)損益状況
【連結】 (単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 経常収益 41,997 5,045 36,952
2 連結粗利益 28,213 △ 692 28,905
3 資金利益 22,873 2,094 20,779
4 役務取引等利益 5,806 799 5,007
5 その他業務利益 △ 466 △ 3,584 3,118
6 うち国債等債券損益 △ 1,202 △ 3,656 2,454
7 営業経費(△) 16,201 △ 1,010 17,211
8 一般貸倒引当金繰入額①(△) 191 △ 736 927
9 不良債権処理額②(△) 1,260 260 1,000
10 (与信費用①+②(△)) (1,451) (△ 476) (1,927)
11 貸出金償却(△) 934 432 502
12 個別貸倒引当金繰入額(△) 217 △ 154 371
13 その他の不良債権処理額(△) 108 △ 18 126
14 償却債権取立益 591 53 538
15 株式等関係損益 1,853 2,028 △ 175
16 その他 709 618 91
17 経常利益 13,715 3,494 10,221
18 特別損益 △ 85 △ 134 49
19 うち減損損失(△) 3 △ 102 105
20 税金等調整前中間純利益 13,629 3,358 10,271
21 法人税等合計(△) 4,599 1,037 3,562
22 法人税、住民税及び事業税(△) 4,055 839 3,216
23 法人税等調整額(△) 543 197 346
24 中間純利益 9,029 2,321 6,708
25 非支配株主に帰属する中間純利益(△) 59 79 △ 20
26 親会社株主に帰属する中間純利益 8,970 2,242 6,728
27 与信コスト総額(△) 859 △ 512 1,371
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出して
おります。
3.(△)は損失項目です。
(連結対象会社数)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 連結子会社数 8 2 6
2 持分法適用会社数 − − −
8
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
【単体】 (単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 経常収益 37,741 5,010 32,731
2 業務粗利益 26,231 △ 816 27,047
3 (除く国債等債券損益) 27,433 2,841 24,592
4 資金利益 22,891 2,096 20,795
5 うち貸出金利息 17,115 501 16,614
6 うち有価証券利息配当金 5,599 881 4,718
7 うち投資信託解約損益 1,262 881 381
8 うち預金等利息(△) 74 △ 116 190
9 役務取引等利益 4,306 791 3,515
10 その他業務利益 △ 966 △ 3,703 2,737
11 国内業務粗利益 25,512 1,795 23,717
12 (除く国債等債券損益) 25,735 2,756 22,979
13 資金利益 21,450 1,962 19,488
14 役務取引等利益 4,284 793 3,491
15 その他業務利益 △ 223 △ 961 738
16 (うち国債等債券損益) △ 223 △ 961 738
17 国際業務粗利益 718 △ 2,611 3,329
18 (除く国債等債券損益) 1,697 84 1,613
19 資金利益 1,440 134 1,306
20 役務取引等利益 22 △ 2 24
21 その他業務利益 △ 743 △ 2,741 1,998
22 (うち国債等債券損益) △ 979 △ 2,695 1,716
23 経費(除く臨時処理分)(△) 16,337 △ 300 16,637
24 人件費(△) 8,539 △ 308 8,847
25 物件費(△) 6,503 △ 66 6,569
26 税金(△) 1,294 74 1,220
27 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 9,893 △ 516 10,409
28 うちコア業務純益 11,095 3,140 7,955
29 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 9,832 2,258 7,574
30 一般貸倒引当金繰入額①(△) 186 △ 603 789
31 業務純益 9,707 87 9,620
32 うち国債等債券損益 △ 1,202 △ 3,656 2,454
33 臨時損益 3,340 2,819 521
34 不良債権処理額②(△) 772 494 278
35 (与信費用①+②(△)) (959) (△ 108) (1,067)
36 貸出金償却(△) 695 526 169
37 個別貸倒引当金繰入額(△) 39 △ 23 62
38 貸出債権譲渡損(△) 6 0 6
39 その他の不良債権処理額(△) 31 △ 9 40
40 償却債権取立益 392 117 275
41 株式等関係損益 1,853 2,036 △ 183
42 株式等売却益 2,807 1,529 1,278
43 株式等売却損(△) 954 △ 498 1,452
44 株式等償却(△) − △ 9 9
45 その他臨時損益 1,867 1,160 707
46 経常利益 13,048 2,907 10,141
47 特別損益 △ 85 △ 127 42
48 固定資産処分損益 △ 85 △ 232 147
49 減損損失(△) − △ 105 105
50 税引前中間純利益 12,962 2,779 10,183
51 法人税等合計(△) 4,393 922 3,471
52 法人税、住民税及び事業税(△) 3,912 839 3,073
53 法人税等調整額(△) 480 83 397
54 中間純利益 8,569 1,857 6,712
55 与信コスト総額(△) 566 △ 209 775
56 顧客向けサービス業務利益 6,214 2,139 4,075
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務
純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算出しており
ます。
3.顧客向けサービス業務利益は、以下の通りです。
顧客向けサービス業務利益=貸出金平残×預貸金利回差+役務取引等利益−営業経費
4.(△)は損失項目です。
9
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)業務純益(単体)
(単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 コア業務純益 11,095 3,140 7,955
2 職員一人当たり(千円) 4,993 1,530 3,463
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 9,832 2,258 7,574
4 職員一人当たり(千円) 4,425 1,128 3,297
5 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 9,893 △ 516 10,409
6 職員一人当たり(千円) 4,452 △ 79 4,531
7 業務純益 9,707 87 9,620
8 職員一人当たり(千円) 4,368 180 4,188
(3)利鞘(単体)
(単位:%)
(全体) 2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 資金運用利回 (A) 1.05 0.02 1.03
2 貸出金利回 (B) 1.02 △ 0.03 1.05
3 有価証券利回 1.16 0.22 0.94
4 資金調達原価 (C) 0.55 △ 0.17 0.72
5 預金等原価 (D) 0.71 △ 0.07 0.78
6 預金等利回 0.00 △ 0.00 0.00
7 経費率 0.71 △ 0.06 0.77
8 外部負債利回 △ 0.00 △ 0.06 0.06
9 総資金利鞘 (A)−(C) 0.50 0.19 0.31
10 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.31 0.04 0.27
(単位:%)
(国内業務部門) 2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 資金運用利回 (A) 1.01 0.02 0.99
2 貸出金利回 (B) 1.02 △ 0.03 1.05
3 有価証券利回 1.11 0.33 0.78
4 資金調達原価 (C) 0.56 △ 0.16 0.72
5 預金等原価 (D) 0.70 △ 0.07 0.77
6 預金等利回 0.00 △ 0.00 0.00
7 経費率 0.70 △ 0.06 0.76
8 総資金利鞘 (A)−(C) 0.45 0.18 0.27
9 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.32 0.04 0.28
(4)有価証券関係損益(単体)
(単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 国債等債券損益(債券5勘定尻) △ 1,202 △ 3,656 2,454
2 売却益 2,931 207 2,724
3 償還益 − − −
4 売却損(△) 2,663 2,393 270
5 償還損(△) − − −
6 償却(△) 1,469 1,469 −
(単位:百万円)
2021年中間期 2020年中間期
2020年中間期比
1 株式等関係損益(株式3勘定尻) 1,853 2,036 △ 183
2 売却益 2,807 1,529 1,278
3 売却損(△) 954 △ 498 1,452
4 償却(△) − △ 9 9
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)有価証券の評価損益
①有価証券の評価基準
売買目的有価証券 時価法(評価差額を損益処理)
満期保有目的有価証券 償却原価法
その他有価証券 時価法(評価差額を全部純資産直入)
子会社株式及び関連会社株式 原価法
②評価損益
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末
(連結)
評価損益 評価損益
2021年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 4 △ 166 5 0 170 170 −
2 その他有価証券 25,993 5,735 34,356 8,363 20,258 35,373 15,115
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) − △ 55 − − 55 55 −
4 合計 25,998 5,514 34,361 8,363 20,484 35,600 15,115
5 株式 25,135 2,515 25,421 286 22,620 22,820 199
6 債券 2,671 787 3,682 1,011 1,884 3,951 2,066
7 その他 △ 1,808 2,268 5,257 7,065 △ 4,076 8,772 12,849
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) − △ 55 − − 55 55 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2021年9月末 18,713百万円、2021年
3月末 14,848百万円であります。
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末
(単体)
評価損益 評価損益
2021年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 4 △ 166 5 0 170 170 −
2 その他有価証券 24,882 5,709 33,245 8,363 19,173 34,289 15,115
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) − △ 55 − − 55 55 −
4 合計 24,887 5,487 33,250 8,363 19,400 34,515 15,115
5 株式 24,024 2,488 24,310 286 21,536 21,736 199
6 債券 2,671 787 3,682 1,011 1,884 3,951 2,066
7 その他 △ 1,808 2,268 5,257 7,065 △ 4,076 8,772 12,849
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) − △ 55 − − 55 55 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2021年9月末 18,278百万円、2021年
3月末 14,437百万円であります。
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(6)自己資本比率(国内基準)
【算出方法】
信用リスク 基礎的内部格付手法
オペレーショナル・リスク 粗利益配分手法
(単位:百万円)
(連結) 2021年9月末 2021年3月末
2021年3月末比
1 自己資本比率(2÷8) 10.66% 0.26% 10.40%
2 自己資本(3−7) 213,177 6,705 206,472
3 コア資本に係る基礎項目 234,498 7,125 227,373
4 うち引当金 119 8 111
5 一般貸倒引当金 119 8 111
6 適格引当金 − − −
7 コア資本に係る調整項目 21,321 420 20,901
8 リスク・アセット等 1,999,204 13,965 1,985,239
9 信用リスク 1,902,146 12,813 1,889,333
10 オペレーショナル・リスク 97,058 1,152 95,906
11 総所要自己資本額(8×4%) 79,968 559 79,409
(単位:百万円)
(単体) 2021年9月末 2021年3月末
2021年3月末比
1 自己資本比率(2÷8) 9.99% 0.24% 9.75%
2 自己資本(3−7) 200,310 6,331 193,979
3 コア資本に係る基礎項目 217,163 7,716 209,447
4 うち引当金 14 4 10
5 一般貸倒引当金 14 4 10
6 適格引当金 − − −
7 コア資本に係る調整項目 16,853 1,386 15,467
8 リスク・アセット等 2,004,675 16,106 1,988,569
9 信用リスク 1,914,845 14,933 1,899,912
10 オペレーショナル・リスク 89,829 1,172 88,657
11 総所要自己資本額(8×4%) 80,187 645 79,542
12
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(7)ROE
(単位:%)
(連結) 2021年中間期 2021年 2020年 2021年3月期 2020年中間期
3月期比 中間期比
1 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益ベース(注1) 7.21 1.32 1.18 5.89 6.03
親会社株主に帰属する中間(当期)純利益
(注1) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)}÷2
(単位:%)
(単体) 2021年中間期 2021年 2020年 2021年3月期 2020年中間期
3月期比 中間期比
1 業務純益ベース(注2) 8.39 0.02 △ 0.62 8.37 9.01
2 中間(当期)純利益ベース(注3) 7.40 1.50 1.12 5.90 6.28
業務純益
(注2) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権)}÷2
中間(当期)純利益
(注3) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権)}÷2
中間期については年間に換算し計算しております。
13
(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 リ 破綻先債権額 1,396 △ 22 △ 327 1,418 1,723
ス
2 延滞債権額 68,376 997 7,950 67,379 60,426
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 − △ 2 △ 40 2 40
理
4 債 貸出条件緩和債権額 12,580 △ 1,070 1,185 13,650 11,395
5 権 合計 82,353 △ 96 8,768 82,449 73,585
(注)部分直接償却による減少額
2021年9月末:破綻先債権額 4,154百万円、 延滞債権額 7,897百万円
2021年3月末:破綻先債権額 3,804百万円、 延滞債権額 8,126百万円
2020年9月末:破綻先債権額 5,589百万円、 延滞債権額 8,174百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,359,670 88,462 149,086 3,271,208 3,210,584
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.04 △ 0.00 △ 0.01 0.04 0.05
貸
8 出 延滞債権額 2.03 △ 0.02 0.15 2.05 1.88
金
9 残 3カ月以上延滞債権額 − △ 0.00 △ 0.00 0.00 0.00
10 高 貸出条件緩和債権額 0.37 △ 0.04 0.02 0.41 0.35
比
11 合計 2.45 △ 0.07 0.16 2.52 2.29
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 貸倒引当金合計 26,492 △ 115 2,462 26,607 24,030
2 一般貸倒引当金 9,675 192 777 9,483 8,898
3 個別貸倒引当金 16,817 △ 306 1,685 17,123 15,132
4 特定海外債権引当勘定 − − − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 部分直接償却前 40.96 △ 0.01 △ 2.46 40.97 43.42
2 部分直接償却後 32.16 △ 0.11 △ 0.49 32.27 32.65
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)リスク管理債権(単体)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 リ 破綻先債権額 1,775 43 △ 229 1,732 2,004
ス
2 延滞債権額 68,582 974 7,972 67,608 60,610
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 − △ 2 △ 40 2 40
理
4 債 貸出条件緩和債権額 10,187 △ 526 1,361 10,713 8,826
5 権 合計 80,544 488 9,062 80,056 71,482
(注)部分直接償却による減少額
2021年9月末:破綻先債権額 3,329百万円、 延滞債権額 7,367百万円
2021年3月末:破綻先債権額 2,998百万円、 延滞債権額 7,539百万円
2020年9月末:破綻先債権額 4,630百万円、 延滞債権額 7,588百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,372,926 89,415 150,173 3,283,511 3,222,753
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.05 △ 0.00 △ 0.01 0.05 0.06
貸
8 出 延滞債権額 2.03 △ 0.02 0.15 2.05 1.88
金
9 残 3カ月以上延滞債権額 − △ 0.00 △ 0.00 0.00 0.00
10 高 貸出条件緩和債権額 0.30 △ 0.02 0.03 0.32 0.27
比
11 合計 2.38 △ 0.05 0.17 2.43 2.21
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 貸倒引当金合計 23,641 △ 192 2,616 23,833 21,025
2 一般貸倒引当金 7,790 186 825 7,604 6,965
3 個別貸倒引当金 15,850 △ 379 1,791 16,229 14,059
4 特定海外債権引当勘定 − − − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
1 部分直接償却前 37.77 △ 0.32 △ 2.11 38.09 39.88
2 部分直接償却後 29.35 △ 0.42 △ 0.06 29.77 29.41
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)金融再生法開示債権(単体)
*部分直接償却実施後
① 金融再生法開示債権の状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末比 2020年9月末比 2021年3月末 2020年9月末
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,263 △ 143 △ 208 15,406 15,471
2 危険債権 55,137 1,019 7,848 54,118 47,289
3 要管理債権 10,187 △ 528 1,320 10,715 8,867
4 小計 ① 80,588 348 8,961 80,240 71,627
5 (合計債権残高に占める比率) (2.35%) (△ 0.05%) (0.17%) (2.40%) (2.18%)
6 正常債権 3,342,667 89,732 132,916 3,252,935 3,209,751
7 合計 3,423,255 90,079 141,876 3,333,176 3,281,379
(注)部分直接償却による減少額
2021年9月末:10,812百万円、2021年3月末:10,655百万円、2020年9月末:12,336百万円
② 金融再生法開示債権の保全状況
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末比 2020年9月末比 2021年3月末 2020年9月末
1 保全額 ② 62,383 975 6,648 61,408 55,735
2 貸倒引当金 14,543 △ 443 1,947 14,986 12,596
3 担保・保証等 47,839 1,417 4,700 46,422 43,139
4 保全率 ②/① 77.4% 0.9% △ 0.4% 76.5% 77.8%
<2021年9月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,263 55,137 10,187 80,588
2 担保・保証等(B) 14,926 30,454 2,458 47,839
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 337 24,683 7,728 32,748
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 337 12,994 1,212 14,543
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.6% 15.6% 44.4%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 78.8% 36.0% 77.4%
<2021年3月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,406 54,118 10,715 80,240
2 担保・保証等(B) 14,641 29,529 2,250 46,422
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 764 24,588 8,465 33,818
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 764 12,946 1,275 14,986
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.6% 15.0% 44.3%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 78.4% 32.9% 76.5%
<2020年9月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,471 47,289 8,867 71,627
2 担保・保証等(B) 14,977 26,423 1,738 43,139
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 494 20,865 7,128 28,488
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 494 11,047 1,055 12,596
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.9% 14.8% 44.2%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 79.2% 31.5% 77.8%
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)開示債権における各種基準の比較(単体)
<2021年9月末> (単位:億円)
自己査定結果 金融再生法開示債権 リスク管理債権
分類 担保・
債務者区分 区分 保証等
引当額 保全率 区分 貸出金
与信残高 非分類 Ⅱ分類 Ⅲ分類 Ⅳ分類 与信残高 による
保全額
破綻先 破産更生債権 破綻先債権 17
17 4 13 − − 及びこれらに
(0) (−) 準ずる債権
152 149 3 100.0%
実質破綻先 延滞債権 685
134 124 10 − −
(2) (−)
破綻懸念先 危険債権
551 354 79 116 551 304 129 78.8%
(129)
要管理先 要管理債権 3カ月以上 −
131 23 108 101 24 12 36.0% 延滞債権
貸出条件 101
要 緩和債権
注 小計(A)
意 要管理先 805 478 145 77.4% リスク 805
先
以外の 管理債権
要注意先 合計(C)
3,922 1,153 2,769 正常債権
33,426
正常先 貸出金 33,729
29,110 29,110 残高(D)
合計 総与信(B)
33,868 30,770 2,981 116 − 34,232 総与信に占める 貸出金に占める
(133) (−) 金融再生法開示 リスク管理債権
債権の割合 の割合
(A)÷(B) 2.35% (C)÷(D) 2.38%
(注)1.対象債権
・金融再生法開示債権:貸出金、支払承諾見返、外国為替、銀行保証付私募債、未収利息及び貸出金に準
ずる仮払金等を対象としております。
・リスク管理債権 :貸出金を対象としております。
2.要管理債権と要管理先債権の違いについて
要管理債権は貸出債権単位の集計であり、要管理先債権は要管理債権を有する債務者への総与信の集計で
あります。
3.破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先の自己査定結果における分類額
非分類額 :引当金、優良担保(預金等)・優良保証(信用保証協会等)等でカバーされている債権
Ⅱ分類額 :不動産担保等一般担保・保証等でカバーされている債権
Ⅲ・Ⅳ分類額:全額または必要額について償却・引当を実施、引当済分は非分類に計上
(破綻先及び実質破綻先については全額償却・引当済)
4.自己査定結果における( )内は、分類額に対する引当額であります。
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(株)紀陽銀行(8370) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)業種別貸出状況等(単体)
①業種別貸出金
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
国内店分
1 3,372,926 89,415 150,173 3,283,511 3,222,753
(除く特別国際金融取引勘定)
2 製造業 397,389 △ 4,248 △ 11,073 401,637 408,462
3 農業、林業 1,761 85 228 1,676 1,533
4 漁業 300 △ 274 △ 331 574 631
5 鉱業、採石業、砂利採取業 3,797 89 413 3,708 3,384
6 建設業 129,082 388 17,794 128,694 111,288
7 電気・ガス・熱供給・水道業 61,167 3,805 14,549 57,362 46,618
8 情報通信業 19,857 215 △ 2,458 19,642 22,315
9 運輸業、郵便業 97,675 △ 2,462 687 100,137 96,988
10 卸売業、小売業 345,396 12,028 13,305 333,368 332,091
11 金融業、保険業 94,706 9,771 7,006 84,935 87,700
12 不動産業、物品賃貸業 535,213 12,905 34,581 522,308 500,632
13 各種サービス業 290,289 431 4,799 289,858 285,490
14 地方公共団体 435,195 29,028 10,236 406,167 424,959
15 その他 961,099 27,654 60,437 933,445 900,662
②業種別リスク管理債権
(単位:百万円)
2021年9月末 2021年3月末 2020年9月末
2021年3月末比 2020年9月末比
国内店分
1 80,544 488 9,062 80,056 71,482
(除く特別国際金融取引勘定)
2 製造業 13,839 △ 634 △ 2,575 14,473 16,414
3 農業、林業 48 △ 73 △ 26 121 74
4 漁業 95 △ 25