8370 紀陽銀行 2020-11-09 14:20:00
2021年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月9日
上場会社名 株式会社 紀陽銀行 上場取引所 東
コード番号 8370 URL https://www.kiyobank.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役頭取 (氏名) 松岡 靖之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員経営企画本部長 (氏名) 原口 裕之 TEL 073-426-7133
四半期報告書提出予定日 2020年11月16日 特定取引勘定設置の有無 無
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
経常収益 経常利益 親会社株主に帰属する中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期中間期 36,952 △13.2 10,221 △34.7 6,728 △38.8
2020年3月期中間期 42,565 6.8 15,643 49.2 10,998 57.6
(注)包括利益 2021年3月期中間期 12,877百万円 (73.2%) 2020年3月期中間期 7,433百万円 (306.6%)
潜在株式調整後1株当たり中間純
1株当たり中間純利益
利益
円銭 円銭
2021年3月期中間期 99.41 99.30
2020年3月期中間期 161.45 161.28
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期中間期 5,157,331 229,987 4.4
2020年3月期 4,728,166 220,256 4.6
(参考)自己資本 2021年3月期中間期 227,339百万円 2020年3月期 217,561百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計−期末新株予約権−期末非支配株主持分)を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 35.00 35.00
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 35.00 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期 1株当たり当期純
経常収益 経常利益
純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 74,900 △13.7 14,800 △31.8 10,000 △27.1 147.93
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当中間期における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期中間期 70,300,000 株 2020年3月期 70,300,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期中間期 2,785,690 株 2020年3月期 2,351,865 株
③ 期中平均株式数(中間期) 2021年3月期中間期 67,685,598 株 2020年3月期中間期 68,124,590 株
(個別業績の概要)
1. 2021年3月期第2四半期(中間期)の個別業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
経常収益 経常利益 中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期中間期 32,731 △15.6 10,141 △33.5 6,712 △37.5
2020年3月期中間期 38,782 7.1 15,257 52.0 10,747 59.2
1株当たり中間純利益
円銭
2021年3月期中間期 99.17
2020年3月期中間期 157.76
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期中間期 5,153,692 218,108 4.2
2020年3月期 4,723,572 208,020 4.4
(参考)自己資本 2021年3月期中間期 218,019百万円 2020年3月期 207,889百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計−期末新株予約権)を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 2021年3月期の個別業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純
経常収益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 65,500 △15.8 13,800 △32.2 9,400 △27.1 139.05
※ 中間決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・当行は、特定事業会社(企業内容等の開示に関する内閣府令第17条の15第2項に規定する事業を行う会社)に該当するため、第2四半期会計期間に
ついては、中間連結財務諸表及び中間財務諸表を作成しております。
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
【添付資料】
[目次]
1.当中間決算に関する定性的情報 ……………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 2
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………… 3
(1)中間連結貸借対照表 ………………………………………………………………… 3
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 ……………………………… 4
(3)中間連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………… 6
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………… 8
3.中間財務諸表 …………………………………………………………………………… 9
(1)中間貸借対照表 ……………………………………………………………………… 9
(2)中間損益計算書 ………………………………………………………………………11
(3)中間株主資本等変動計算書 …………………………………………………………12
※2021年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当中間決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間における連結経営成績につきましては、連結経常収益は、貸出金利息や役務
取引等収益が増加したものの、有価証券利息配当金や国債等債券売却益が減少したことなどから、
前年同期比56億13百万円減少の369億52百万円となりました。
連結経常費用につきましては、役務取引等費用や株式等売却損、与信コストが増加したものの、
資金調達費用や国債等債券売却損、営業経費が減少したことなどから、前年同期比1億92百万円減
少の267億30百万円となりました。
以上などにより、連結経常利益は、前年同期比54億22百万円減少の102億21百万円、親会社株主
に帰属する中間純利益は、前年同期比42億70百万円減少の67億28百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末における連結財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比
4,291億円増加の5兆1,573億円、純資産が前連結会計年度末比97億円増加の2,299億円となりまし
た。
貸出金につきましては、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比1,384
億円増加の3兆2,105億円となりました。
預金・譲渡性預金につきましては、前連結会計年度末比3,388億円増加の4兆3,763億円となりま
した。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、今後の経済・金融情勢等により有価証券関係損益や与
信関連費用等が変動する可能性があるため、2020年5月11日に公表しました業績予想から変更して
おりません。
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2.中間連結財務諸表及び主な注記
(1)中間連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
現金預け金 507,968 840,907
買入金銭債権 688 338
商品有価証券 45 55
有価証券 1,056,793 1,007,888
貸出金 3,072,120 3,210,584
外国為替 3,726 11,210
その他資産 48,796 49,630
有形固定資産 34,678 34,534
無形固定資産 3,386 3,129
退職給付に係る資産 13,510 13,699
繰延税金資産 597 661
支払承諾見返 8,845 8,722
貸倒引当金 △22,991 △24,030
資産の部合計 4,728,166 5,157,331
負債の部
預金 3,977,940 4,304,152
譲渡性預金 59,563 72,210
債券貸借取引受入担保金 161,505 165,125
借用金 249,051 323,668
外国為替 217 401
その他負債 48,012 47,519
退職給付に係る負債 28 29
役員退職慰労引当金 30 -
睡眠預金払戻損失引当金 791 659
偶発損失引当金 408 391
繰延税金負債 1,515 4,463
支払承諾 8,845 8,722
負債の部合計 4,507,910 4,927,344
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 3,074 3,069
利益剰余金 130,571 134,911
自己株式 △3,983 △4,693
株主資本合計 209,759 213,384
その他有価証券評価差額金 6,299 12,970
繰延ヘッジ損益 △7 △58
退職給付に係る調整累計額 1,510 1,042
その他の包括利益累計額合計 7,802 13,954
新株予約権 130 89
非支配株主持分 2,564 2,558
純資産の部合計 220,256 229,987
負債及び純資産の部合計 4,728,166 5,157,331
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(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書
中間連結損益計算書
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
経常収益 42,565 36,952
資金運用収益 22,651 21,517
(うち貸出金利息) 16,479 16,603
(うち有価証券利息配当金) 5,976 4,714
役務取引等収益 7,111 7,485
その他業務収益 9,020 5,732
その他経常収益 3,782 2,217
経常費用 26,922 26,730
資金調達費用 1,852 737
(うち預金利息) 365 187
役務取引等費用 2,376 2,477
その他業務費用 3,774 2,614
営業経費 17,625 17,211
その他経常費用 1,293 3,689
経常利益 15,643 10,221
特別利益 10 184
固定資産処分益 10 184
特別損失 121 135
固定資産処分損 34 29
減損損失 87 105
税金等調整前中間純利益 15,531 10,271
法人税、住民税及び事業税 3,770 3,216
法人税等調整額 771 346
法人税等合計 4,541 3,562
中間純利益 10,990 6,708
非支配株主に帰属する中間純損失(△) △8 △20
親会社株主に帰属する中間純利益 10,998 6,728
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中間連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
中間純利益 10,990 6,708
その他の包括利益 △3,556 6,168
その他有価証券評価差額金 △3,344 6,687
繰延ヘッジ損益 404 △50
退職給付に係る調整額 △616 △467
中間包括利益 7,433 12,877
(内訳)
親会社株主に係る中間包括利益 7,433 12,881
非支配株主に係る中間包括利益 0 △4
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(3)中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 3,075 119,264 △3,434 199,001
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
親会社株主に帰属
10,998 10,998
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001 △1,001
自己株式の処分 △1 273 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 - △1 8,586 △727 7,857
当中間期末残高 80,096 3,074 127,850 △4,162 206,859
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 26,830 △552 6,094 32,371 106 2,487 233,968
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412
親会社株主に帰属
10,998
する中間純利益
自己株式の取得 △1,001
自己株式の処分 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △3,352 404 △616 △3,565 5 △2 △3,561
(純額)
当中間期変動額合計 △3,352 404 △616 △3,565 5 △2 4,295
当中間期末残高 23,477 △148 5,477 28,806 112 2,485 238,263
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
当中間連結会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 80,096 3,074 130,571 △3,983 209,759
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388 △2,388
親会社株主に帰属
6,728 6,728
する中間純利益
自己株式の取得 △1,002 △1,002
自己株式の処分 △4 292 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 - △4 4,339 △709 3,625
当中間期末残高 80,096 3,069 134,911 △4,693 213,384
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 6,299 △7 1,510 7,802 130 2,564 220,256
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388
親会社株主に帰属
6,728
する中間純利益
自己株式の取得 △1,002
自己株式の処分 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 6,671 △50 △467 6,152 △41 △6 6,105
(純額)
当中間期変動額合計 6,671 △50 △467 6,152 △41 △6 9,730
当中間期末残高 12,970 △58 1,042 13,954 89 2,558 229,987
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りに用いた仮定)
新型コロナウイルス感染症の収束時期を見通すことは困難であるものの、社会経済活動につ
いては一定程度の持ち直しの動きが見られます。
しかしながら、依然として先行きが不透明な状況であるため、会計上の見積りに用いた仮定
については、前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した内容から重要な変更
はありません。
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3.中間財務諸表
(1)中間貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
現金預け金 507,738 840,665
買入金銭債権 688 338
商品有価証券 45 55
有価証券 1,060,537 1,011,465
貸出金 3,084,322 3,222,753
外国為替 3,726 11,210
その他資産 29,237 30,326
その他の資産 29,237 30,326
有形固定資産 34,338 34,133
無形固定資産 3,053 2,845
前払年金費用 11,340 12,201
支払承諾見返 8,845 8,722
貸倒引当金 △20,301 △21,025
資産の部合計 4,723,572 5,153,692
負債の部
預金 3,987,606 4,314,023
譲渡性預金 69,563 82,210
債券貸借取引受入担保金 161,505 165,125
借用金 249,051 323,668
外国為替 217 401
その他負債 36,856 36,623
未払法人税等 2,601 3,283
リース債務 512 534
資産除去債務 788 791
その他の負債 32,954 32,013
役員退職慰労引当金 30 ―
睡眠預金払戻損失引当金 791 659
偶発損失引当金 408 391
繰延税金負債 671 3,753
再評価に係る繰延税金負債 3 3
支払承諾 8,845 8,722
負債の部合計 4,515,552 4,935,584
9
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
資本金 80,096 80,096
資本剰余金 1,286 1,283
資本準備金 259 259
その他資本剰余金 1,027 1,024
利益剰余金 124,298 128,622
利益準備金 6,555 7,033
その他利益剰余金 117,743 121,589
繰越利益剰余金 117,743 121,589
自己株式 △3,885 △4,596
株主資本合計 201,797 205,406
その他有価証券評価差額金 6,093 12,664
繰延ヘッジ損益 △7 △58
土地再評価差額金 7 7
評価・換算差額等合計 6,092 12,612
新株予約権 130 89
純資産の部合計 208,020 218,108
負債及び純資産の部合計 4,723,572 5,153,692
10
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)中間損益計算書
(単位:百万円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
経常収益 38,782 32,731
資金運用収益 22,655 21,532
(うち貸出金利息) 16,481 16,614
(うち有価証券利息配当金) 5,978 4,718
役務取引等収益 5,890 6,287
その他業務収益 6,499 3,007
その他経常収益 3,736 1,903
経常費用 23,524 22,589
資金調達費用 1,851 737
(うち預金利息) 365 187
役務取引等費用 2,668 2,772
その他業務費用 1,659 270
営業経費 16,476 16,050
その他経常費用 868 2,759
経常利益 15,257 10,141
特別利益 10 177
特別損失 121 135
税引前中間純利益 15,146 10,183
法人税、住民税及び事業税 3,598 3,073
法人税等調整額 800 397
法人税等合計 4,399 3,471
中間純利益 10,747 6,712
11
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,028 1,287 6,072 107,681 113,754
当中間期変動額
剰余金の配当 482 △2,894 △2,412
中間純利益 10,747 10,747
自己株式の取得
自己株式の処分 △0 △0
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 - - △0 △0 482 7,852 8,335
当中間期末残高 80,096 259 1,027 1,286 6,555 115,534 122,089
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △3,335 191,803 26,623 △552 65 26,136 106 218,046
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,412 △2,412
中間純利益 10,747 10,747
自己株式の取得 △1,001 △1,001 △1,001
自己株式の処分 273 272 272
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 △3,391 404 - △2,987 5 △2,981
(純額)
当中間期変動額合計 △728 7,606 △3,391 404 - △2,987 5 4,624
当中間期末残高 △4,064 199,409 23,232 △148 65 23,149 112 222,671
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
当中間会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他資本 資本剰余金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 80,096 259 1,027 1,286 6,555 117,743 124,298
当中間期変動額
剰余金の配当 477 △2,866 △2,388
中間純利益 6,712 6,712
自己株式の取得
自己株式の処分 △3 △3
株主資本以外の項目
の当中間期変動額
(純額)
当中間期変動額合計 - - △3 △3 477 3,845 4,323
当中間期末残高 80,096 259 1,024 1,283 7,033 121,589 128,622
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証 繰延ヘッジ 土地再評価 評価・換算 新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
券評価差額金 損益 差額金 差額等合計
当期首残高 △3,885 201,797 6,093 △7 7 6,092 130 208,020
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,388 △2,388
中間純利益 6,712 6,712
自己株式の取得 △1,002 △1,002 △1,002
自己株式の処分 291 287 287
株主資本以外の項目
の当中間期変動額 6,570 △50 - 6,519 △41 6,478
(純額)
当中間期変動額合計 △710 3,609 6,570 △50 - 6,519 △41 10,088
当中間期末残高 △4,596 205,406 12,664 △58 7 12,612 89 218,108
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2021年3月期 第2四半期(中間期)
決算説明資料
株式会社 紀陽銀行
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
【 目 次 】
1.2021年3月期 第2四半期(中間期)決算ダイジェスト …………… P2∼7
2.第2四半期(中間期)決算の概況
(1)損益状況 …………… P8∼9
(2)業務純益(単体) …………… P10
(3)利鞘(単体) …………… P10
(4)有価証券関係損益(単体) …………… P10
(5)有価証券の評価損益 …………… P11
(6)自己資本比率(国内基準) …………… P12
(7)ROE …………… P13
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結) …………… P14
(2)リスク管理債権(単体) …………… P15
(3)金融再生法開示債権(単体) …………… P16
(4)開示債権における各種基準の比較(単体) …………… P17
(5)業種別貸出状況等(単体) …………… P18
(6)消費者ローン残高(単体) …………… P19
(7)中小企業等貸出比率(単体) …………… P19
(8)預金等、貸出金の残高(単体) …………… P19
(9)預かり資産残高、預かり資産関連販売額(単体) …………… P19
(注)1.記載金額、比率は単位未満を切り捨てて表示しております。
2.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により
大きく異なる可能性があります。
1
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.2021年3月期 第2四半期(中間期)決算ダイジェスト
(1)損益の状況
① 連結
○当中間期の連結の経営成績は、経常利益は前年同期比54億円減少の102億円、親会社
株主に帰属する中間純利益は前年同期比42億円減少の67億円となりました。
前年同期と比べ、役務取引等利益は増加し、営業経費は減少したものの、国債等債券損益
や株式等関係損益は減少し、与信コスト総額は増加しました。
○当初業績予想との比較では、経常利益は+22億円、親会社株主に帰属する中間純利益は
+10億円となり、業績予想を大きく上回る実績となりました。
(単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 経常収益 36,952 △ 5,613 42,565
2 連結粗利益 28,905 △ 1,874 30,779
3 資金利益 20,779 △ 19 20,798
4 役務取引等利益 5,007 273 4,734
5 その他業務利益 3,118 △ 2,128 5,246
6 うち国債等債券損益 2,454 △ 2,159 4,613
7 営業経費(△) 17,211 △ 414 17,625
8 一般貸倒引当金繰入額①(△) 927 927 −
9 不良債権処理額②(△) 1,000 △ 7 1,007
10 (与信費用①+②(△)) (1,927) (920) (1,007)
11 うち貸出金償却(△) 502 △ 279 781
12 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 371 371 −
13 貸倒引当金戻入益 − △ 23 23
14 償却債権取立益 538 △ 789 1,327
15 株式等関係損益 △ 175 △ 1,719 1,544
16 経常利益 10,221 △ 5,422 15,643
17 特別損益 49 160 △ 111
18 うち減損損失(△) 105 18 87
19 法人税、住民税及び事業税(△) 3,216 △ 554 3,770
20 法人税等調整額(△) 346 △ 425 771
21 親会社株主に帰属する中間純利益 6,728 △ 4,270 10,998
22 与信コスト総額(△) 1,371 1,738 △ 367
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益、償却債権取立益などの与信関連損益
を加味して算出しております。
3.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2020年中間期 2020年中間期
当初業績予想(2020年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 36,952 252 36,700
2 経常利益 10,221 2,221 8,000
3 親会社株主に帰属する中間純利益 6,728 1,028 5,700
2
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
② 単体
○当中間期の単体の経営成績につきましては、中間純利益が当初業績予想を13億円上回る67億円となりま
した。
○当初業績予想においては、新型コロナウイルス感染症の影響等から役務取引等利益の減少や与信コストの増
加を見込んでいたものの、当中間期の損益への大きな影響はなく、当初業績予想を大きく上回ることとなり
ました。
○なお、前年同期との比較では、有価証券関係損益については、前年同期は市場動向等に対応した運用の結果
年間収益計画に対し前倒しでの確保となりましたが、当中間期はポートフォリオ改善を進めつつ、ほぼ計画
通り進捗しております。また与信コストについては、前年同期は戻り益でしたが、当中間期は依然低水準で
はあるものの費用処理となりました。これらの変動を主因に経常利益や中間純利益が減少しています。
○コア業務純益などの本業の利益については、貸出金利息や役務取引等利益が前年同期比増加し、経費が前年
同期比減少したことなどから、順調に増加しています。
(単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 経常収益 32,731 △ 6,051 38,782
2 業務粗利益 27,047 △ 1,819 28,866
3 資金利益 20,795 △ 8 20,803
4 うち貸出金利息 16,614 133 16,481
5 うち有価証券利息配当金 4,718 △ 1,260 5,978
6 うち投資信託解約損益 381 △ 62 443
7 うち預金等利息(△) 190 △ 178 368
8 役務取引等利益 3,515 293 3,222
9 その他業務利益 2,737 △ 2,103 4,840
10 うち国債等債券損益 2,454 △ 2,159 4,613
11 経費(除く臨時処理分)(△) 16,637 △ 637 17,274
12 人件費(△) 8,847 △ 136 8,983
13 物件費(△) 6,569 △ 347 6,916
14 税金(△) 1,220 △ 154 1,374
15 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 10,409 △ 1,182 11,591
16 うちコア業務純益 7,955 977 6,978
17 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 7,574 1,040 6,534
18 一般貸倒引当金繰入額①(△) 789 789 −
19 業務純益 9,620 △ 1,971 11,591
20 不良債権処理額②(△) 278 △ 305 583
21 (与信費用①+②(△)) (1,067) (484) (583)
22 うち貸出金償却(△) 169 △ 314 483
23 うち個別貸倒引当金繰入額(△) 62 62 −
24 貸倒引当金戻入益 − △ 259 259
25 償却債権取立益 275 △ 793 1,068
26 株式等関係損益 △ 183 △ 1,684 1,501
27 その他臨時損益 707 △ 714 1,421
28 経常利益 10,141 △ 5,116 15,257
29 特別損益 42 153 △ 111
30 法人税、住民税及び事業税(△) 3,073 △ 525 3,598
31 法人税等調整額(△) 397 △ 403 800
32 中間純利益 6,712 △ 4,035 10,747
33 与信コスト総額(△) 775 1,542 △ 767
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益を加味して算
出しております。
3.(△)は損失項目です。
(単位:百万円)
2020年中間期 2020年中間期
当初業績予想(2020年5月)との比較
実績 当初業績予想比 当初業績予想
1 経常収益 32,731 231 32,500
2 コア業務純益 7,955 2,455 5,500
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 7,574 2,074 5,500
4 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 10,409 3,209 7,200
5 経常利益 10,141 2,541 7,600
6 中間純利益 6,712 1,312 5,400
7 与信コスト総額(△) 775 △ 825 1,600
3
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)主要勘定、預かり資産の状況(単体)
○貸出金残高は、中小企業向け貸出が増加したことなどから、前期末比1,384億円増加の
3兆2,227億円となりました。
○預金・譲渡性預金合計は、前期末比3,390億円増加の4兆3,962億円となりました。
(単位:百万円)
(期末残高) 2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 貸出金 3,222,753 138,431 199,791 3,084,322 3,022,962
2 うち中小企業等貸出金 2,359,417 112,481 180,720 2,246,936 2,178,697
3 預金・譲渡性預金合計 4,396,234 339,064 366,109 4,057,170 4,030,125
4 うち個人預金 2,983,530 104,464 134,632 2,879,066 2,848,898
5 預かり資産残高 117,170 12,000 △ 9,211 105,170 126,381
6 投資信託 113,001 12,315 △ 8,596 100,686 121,597
7 国債等 4,169 △ 315 △ 614 4,484 4,783
<預金等、貸出金残高> (億円) <預かり資産残高> (億円)
預金等 2,000
43,962
45,000 40,301 40,571 計1,263
貸出金 1,500 国債等 1,051 1,171
35,000 30,229 30,843 32,227 41
1,000 47 44
投資信託 1,130
25,000 500 1,006
1,215
15,000 0
2019/9 2020/3 2020/9 2019/9 2020/3 2020/9
(単位:百万円)
(期中実績) 2020年9月期 2019年9月期
2019年9月期比
1 預かり資産関連販売額 45,653 6,772 38,881
2 投資信託 25,424 6,364 19,060
3 証券仲介 7,086 400 6,686
4 個人年金保険等 13,142 9 13,133
(3)有価証券の状況(単体)
○当中間期は、株式相場が上昇したことなどから、その他有価証券評価差額は、前期末比
92億円増加し、178億円の評価益となりました。
<その他有価証券で時価のあるもの> (単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末
評価損益 評価損益
評価益 評価損 評価益 評価損
2020年3月末比
1 株式 14,193 4,307 16,030 1,836 9,886 12,286 2,399
2 国内債券 3,715 △ 568 4,930 1,215 4,283 5,405 1,121
3 外国債券 6,025 2,871 6,101 76 3,154 3,749 594
4 その他 △ 6,215 2,878 579 6,795 △ 9,093 656 9,750
5 うち投資信託 △ 6,252 2,875 542 6,794 △ 9,127 622 9,750
6 小計 17,718 9,487 27,642 9,923 8,231 22,097 13,866
保有目的区分の変
7 157 △ 210 157 − 367 367 −
更による評価差額
8 合計 17,875 9,277 27,799 9,923 8,598 22,465 13,866
4
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)不良債権(金融再生法開示債権)の状況(単体)
○新型コロナウイルス感染症拡大の影響などから、危険債権及び要管理債権が前期末比でそれぞれ
48億円、39億円増加し、金融再生法ベースの不良債権残高は716億円となりました。
また、不良債権比率は、前期末比で0.17%上昇し、2.18%となりました。
○なお、当中間期末の引当率は44.2%、保全率は77.8%となりました。
新型コロナウイルス感染症拡大による影響を踏まえ、お取引先の資金繰り等に関するサポート体制
を一層強化しております。今後もお取引先の資金繰り支援だけでなく、深度ある対話の促進により、
経営改善・事業再生に向けた本業支援に取り組んでまいります。
① 不良債権(金融再生法開示債権)の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,471 △ 315 △ 391 15,786 15,862
2 危険債権 47,289 4,864 3,141 42,425 44,148
3 要管理債権 8,867 3,929 3,620 4,938 5,247
4 小計(不良債権) 71,627 8,478 6,370 63,149 65,257
5 正常債権 3,209,751 138,081 203,748 3,071,670 3,006,003
6 合計 3,281,379 146,560 210,118 3,134,819 3,071,261
7 再生法開示債権比率(不良債権比率) 2.18% 0.17% 0.06% 2.01% 2.12%
② 保全状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 不良債権額 71,627 8,478 6,370 63,149 65,257
2 担保・保証等 43,139 4,703 3,096 38,436 40,043
不良債権額のうち、担保・保証等によ
3 28,488 3,775 3,274 24,713 25,214
りカバーされていない部分
4 貸倒引当金 12,596 666 344 11,930 12,252
5 引当率 44.2% △ 4.0% △ 4.3% 48.2% 48.5%
6 保全率 77.8% △ 1.9% △ 2.3% 79.7% 80.1%
<金融再生法開示債権・不良債権比率の推移>
(億円) (%)
1,100 不良債権比率 3.00
2.36
2.15 2.18
2.01
900
2.00
金融再生法開示債権残高
689 716
700 650 1.00
631
500 0.00
2018/3 2019/3 2020/3 2020/9
5
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)自己資本比率の状況
○自己資本比率(国内基準)につきましては、有価証券にかかる信用リスク・アセットの
額が減少したことなどから、連結自己資本比率は前期末比+1.07%の11.03%、
単体自己資本比率は前期末比+0.86%の10.35%となりました。
① 連結
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末
2020年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 11.03% 1.07% 9.96%
2 自己資本(3−4) 205,349 3,637 201,712
3 コア資本に係る基礎項目 217,082 3,591 213,491
4 コア資本に係る調整項目 11,733 △ 45 11,778
5 リスク・アセット等 1,861,328 △ 163,485 2,024,813
6 総所要自己資本額(5×4%) 74,453 △ 6,539 80,992
② 単体
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末
2020年3月末比
1 自己資本比率(2÷5) 10.35% 0.86% 9.49%
2 自己資本(3−4) 192,567 3,271 189,296
3 コア資本に係る基礎項目 205,512 5,963 199,549
4 コア資本に係る調整項目 12,945 2,692 10,253
5 リスク・アセット等 1,859,837 △ 133,126 1,992,963
6 総所要自己資本額(5×4%) 74,393 △ 5,325 79,718
<自己資本比率の推移>
(%)
11.50 11.03
10.50 9.96
連結自己資本比率(国内基準)
10.35
9.32
9.50
9.49
8.50 8.90
単体自己資本比率(国内基準)
7.50
2019/3 2020/3 2020/9
※信用リスク計測手法について、2019/3は「標準的手法」、2020/3及び2020/9は「基礎的内部格付手法」を
採用しております。
6
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(6)2021年3月期 業績予想・配当予想
① 業績予想
新型コロナウイルス感染症の収束時期を見通すことは困難であるものの、社会経済活動について
は一定程度の持ち直しの動きが見られます。
しかしながら、依然として先行きが不透明な状況であるため、業績予想については、2020年5月
に公表した予想数値を据え置きとしております。
○経常収益につきましては、有価証券関係収益が前期比減少する見込みであることなどから、前
期比減少することを見込んでおります。
○貸出金利息につきましては、一定の利回低下を見込んでおりますが、残高の増加により前期比
増加することを見込んでおります。
○与信コストにつきましては、前提を踏まえ見積りを行った結果、前期比増加することを見込ん
でおります。
○有価証券関係損益につきましては、一部売却益を見込んでおります。
○これらを踏まえ、2021年3月期の業績予想につきましては、連結経常利益148億円、親会社
株主に帰属する当期純利益100億円の見込となります。
今後、業績予想の修正が必要になった場合には、速やかに開示いたします。
(単位:億円)
(連結) 2021年3月期通期
1 経常収益 749
2 経常利益 148
3 親会社株主に帰属する当期純利益 100
(単位:億円)
(単体) 2021年3月期通期
1 経常収益 655
2 コア業務純益 123
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 123
4 実質業務純益(コア業務純益+国債等債券損益) 160
5 経常利益 138
6 当期純利益 94
7 与信コスト総額(△) 54
② 配当予想
○2021年3月期の普通株式配当金につきましては、2020年3月期に引き続き、年間35円を期末
一括でお支払いさせていただく予定です。
2021年3月期 通期
期末
1 普通株式 35円00銭 35円00銭
7
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.第2四半期(中間期)決算の概況
(1)損益状況
【連結】 (単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 経常収益 36,952 △ 5,613 42,565
2 連結粗利益 28,905 △ 1,874 30,779
3 資金利益 20,779 △ 19 20,798
4 役務取引等利益 5,007 273 4,734
5 その他業務利益 3,118 △ 2,128 5,246
6 うち国債等債券損益 2,454 △ 2,159 4,613
7 営業経費(△) 17,211 △ 414 17,625
8 一般貸倒引当金繰入額①(△) 927 927 −
9 不良債権処理額②(△) 1,000 △ 7 1,007
10 (与信費用①+②(△)) (1,927) (920) (1,007)
11 貸出金償却(△) 502 △ 279 781
12 個別貸倒引当金繰入額(△) 371 371 −
13 その他の不良債権処理額(△) 126 △ 100 226
14 貸倒引当金戻入益 − △ 23 23
15 償却債権取立益 538 △ 789 1,327
16 株式等関係損益 △ 175 △ 1,719 1,544
17 その他 91 △ 510 601
18 経常利益 10,221 △ 5,422 15,643
19 特別損益 49 160 △ 111
20 うち減損損失(△) 105 18 87
21 税金等調整前中間純利益 10,271 △ 5,260 15,531
22 法人税等合計(△) 3,562 △ 979 4,541
23 法人税、住民税及び事業税(△) 3,216 △ 554 3,770
24 法人税等調整額(△) 346 △ 425 771
25 中間純利益 6,708 △ 4,282 10,990
26 非支配株主に帰属する中間純利益(△) △ 20 △ 12 △ 8
27 親会社株主に帰属する中間純利益 6,728 △ 4,270 10,998
28 与信コスト総額(△) 1,371 1,738 △ 367
(注)1.連結粗利益=(資金運用収益−資金調達費用)+(役務取引等収益−役務取引等費用)
+(その他業務収益−その他業務費用)
2.与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益
を加味して算出しております。
3.(△)は損失項目です。
(連結対象会社数)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 連結子会社数 6 − 6
2 持分法適用会社数 − − −
8
(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
【単体】 (単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 経常収益 32,731 △ 6,051 38,782
2 業務粗利益 27,047 △ 1,819 28,866
3 (除く国債等債券損益) 24,592 340 24,252
4 資金利益 20,795 △ 8 20,803
5 うち貸出金利息 16,614 133 16,481
6 うち有価証券利息配当金 4,718 △ 1,260 5,978
7 うち投資信託解約損益 381 △ 62 443
8 うち預金等利息(△) 190 △ 178 368
9 役務取引等利益 3,515 293 3,222
10 その他業務利益 2,737 △ 2,103 4,840
11 国内業務粗利益 23,717 △ 1,586 25,303
12 (除く国債等債券損益) 22,979 △ 81 23,060
13 資金利益 19,488 △ 383 19,871
14 役務取引等利益 3,491 308 3,183
15 その他業務利益 738 △ 1,510 2,248
16 (うち国債等債券損益) 738 △ 1,504 2,242
17 国際業務粗利益 3,329 △ 233 3,562
18 (除く国債等債券損益) 1,613 422 1,191
19 資金利益 1,306 374 932
20 役務取引等利益 24 △ 14 38
21 その他業務利益 1,998 △ 593 2,591
22 (うち国債等債券損益) 1,716 △ 654 2,370
23 経費(除く臨時処理分)(△) 16,637 △ 637 17,274
24 人件費(△) 8,847 △ 136 8,983
25 物件費(△) 6,569 △ 347 6,916
26 税金(△) 1,220 △ 154 1,374
27 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 10,409 △ 1,182 11,591
28 うちコア業務純益 7,955 977 6,978
29 うちコア業務純益(除く投資信託解約損益) 7,574 1,040 6,534
30 一般貸倒引当金繰入額①(△) 789 789 −
31 業務純益 9,620 △ 1,971 11,591
32 うち国債等債券損益 2,454 △ 2,159 4,613
33 臨時損益 521 △ 3,145 3,666
34 不良債権処理額②(△) 278 △ 305 583
35 (与信費用①+②(△)) (1,067) (484) (583)
36 貸出金償却(△) 169 △ 314 483
37 個別貸倒引当金繰入額(△) 62 62 −
38 貸出債権譲渡損(△) 6 6 0
39 その他の不良債権処理額(△) 40 △ 58 98
40 貸倒引当金戻入益 − △ 259 259
41 償却債権取立益 275 △ 793 1,068
42 株式等関係損益 △ 183 △ 1,684 1,501
43 株式等売却益 1,278 △ 447 1,725
44 株式等売却損(△) 1,452 1,228 224
45 株式等償却(△) 9 9 −
46 その他臨時損益 707 △ 714 1,421
47 経常利益 10,141 △ 5,116 15,257
48 特別損益 42 153 △ 111
49 固定資産処分損益 147 170 △ 23
50 減損損失(△) 105 18 87
51 税引前中間純利益 10,183 △ 4,963 15,146
52 法人税等合計(△) 3,471 △ 928 4,399
53 法人税、住民税及び事業税(△) 3,073 △ 525 3,598
54 法人税等調整額(△) 397 △ 403 800
55 中間純利益 6,712 △ 4,035 10,747
56 与信コスト総額(△) 775 1,542 △ 767
(注)1.コア業務純益とは、一般貸倒引当金繰入前、国債等債券損益(債券5勘定尻)控除後の業務
純益です。
2.与信コスト総額は、与信費用に貸倒引当金戻入益・償却債権取立益などの与信関連損益
を加味して算出しております。
3.(△)は損失項目です。
(ご参考)貸倒引当金繰入額の内訳 (単位:百万円)
2020年中間期
2019年中間期比 2019年中間期
57 一般貸倒引当金繰入額 789 1,045 △ 256
58 個別貸倒引当金繰入額 62 64 △ 2
59 合計 851 1,110 △ 259
(注)2019年中間期においては、一般貸倒引当金繰入額と個別貸倒引当金繰入額の合計で取崩しとなり
ましたので、その合計額を貸倒引当金戻入益に計上しております。
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)業務純益(単体)
(単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 コア業務純益 7,955 977 6,978
2 職員一人当たり(千円) 3,463 460 3,003
3 コア業務純益(除く投資信託解約損益) 7,574 1,040 6,534
4 職員一人当たり(千円) 3,297 485 2,812
5 実質業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 10,409 △ 1,182 11,591
6 職員一人当たり(千円) 4,531 △ 458 4,989
7 業務純益 9,620 △ 1,971 11,591
8 職員一人当たり(千円) 4,188 △ 801 4,989
(3)利鞘(単体)
(単位:%)
(全体) 2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 資金運用利回 (A) 1.03 △ 0.12 1.15
2 貸出金利回 (B) 1.05 △ 0.05 1.10
3 有価証券利回 0.94 △ 0.33 1.27
4 資金調達原価 (C) 0.72 △ 0.12 0.84
5 預金等原価 (D) 0.78 △ 0.08 0.86
6 預金等利回 0.00 △ 0.01 0.01
7 経費率 0.77 △ 0.07 0.84
8 外部負債利回 0.06 0.07 △ 0.01
9 総資金利鞘 (A)−(C) 0.31 △ 0.00 0.31
10 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.27 0.03 0.24
(単位:%)
(国内業務部門) 2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 資金運用利回 (A) 0.99 △ 0.07 1.06
2 貸出金利回 (B) 1.05 △ 0.04 1.09
3 有価証券利回 0.78 △ 0.22 1.00
4 資金調達原価 (C) 0.72 △ 0.06 0.78
5 預金等原価 (D) 0.77 △ 0.07 0.84
6 預金等利回 0.00 △ 0.01 0.01
7 経費率 0.76 △ 0.07 0.83
8 総資金利鞘 (A)−(C) 0.27 △ 0.01 0.28
9 預貸金利鞘 (B)−(D) 0.28 0.03 0.25
(4)有価証券関係損益(単体)
(単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 国債等債券損益(債券5勘定尻) 2,454 △ 2,159 4,613
2 売却益 2,724 △ 3,232 5,956
3 償還益 − △ 167 167
4 売却損(△) 270 △ 1,240 1,510
5 償還損(△) − − −
6 償却(△) − − −
(単位:百万円)
2020年中間期 2019年中間期
2019年中間期比
1 株式等関係損益(株式3勘定尻) △ 183 △ 1,684 1,501
2 売却益 1,278 △ 447 1,725
3 売却損(△) 1,452 1,228 224
4 償却(△) 9 9 −
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)有価証券の評価損益
①有価証券の評価基準
売買目的有価証券 時価法(評価差額を損益処理)
満期保有目的有価証券 償却原価法
その他有価証券 時価法(評価差額を全部純資産直入)
子会社株式及び関連会社株式 原価法
②評価損益
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末
(連結)
評価損益 評価損益
2020年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 235 77 235 − 158 158 −
2 その他有価証券 18,557 9,662 28,480 9,923 8,895 22,761 13,866
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) 157 △ 210 157 − 367 367 −
4 合計 18,949 9,528 28,873 9,923 9,421 23,288 13,866
5 株式 15,032 4,482 16,869 1,836 10,550 12,950 2,399
6 債券 3,950 △ 492 5,165 1,215 4,442 5,564 1,121
7 その他 △ 190 5,748 6,681 6,871 △ 5,938 4,406 10,345
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) 157 △ 210 157 − 367 367 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2020年9月末 12,970百万円、2020年
3月末 6,299百万円であります。
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末
(単体)
評価損益 評価損益
2020年 評価益 評価損 評価益 評価損
3月末比
1 満期保有目的 235 77 235 − 158 158 −
2 その他有価証券 17,718 9,487 27,642 9,923 8,231 22,097 13,866
保有目的区分の変更に
3 よる評価差額(注2) 157 △ 210 157 − 367 367 −
4 合計 18,111 9,354 28,034 9,923 8,757 22,624 13,866
5 株式 14,193 4,307 16,030 1,836 9,886 12,286 2,399
6 債券 3,950 △ 492 5,165 1,215 4,442 5,564 1,121
7 その他 △ 190 5,748 6,681 6,871 △ 5,938 4,406 10,345
保有目的区分の変更に
8 よる評価差額(注2) 157 △ 210 157 − 367 367 −
(注)1.「その他有価証券」については、時価評価しておりますので、上記の表上は、貸借対照表価額(時
価)と取得原価との差額を計上しております。
2.変動利付国債の保有目的区分変更(「その他有価証券」から「満期保有目的」へ)により発生した
評価差額を記載しております。
3.純資産の部に計上している「その他有価証券評価差額金」は、2020年9月末 12,664百万円、2020年
3月末 6,093百万円であります。
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(6)自己資本比率(国内基準)
【算出方法】
信用リスク 基礎的内部格付手法
オペレーショナル・リスク 粗利益配分手法
(単位:百万円)
(連結) 2020年9月末 2020年3月末
2020年3月末比
1 自己資本比率(2÷8) 11.03% 1.07% 9.96%
2 自己資本(3−7) 205,349 3,637 201,712
3 コア資本に係る基礎項目 217,082 3,591 213,491
4 うち引当金 1,558 △ 1,907 3,465
5 一般貸倒引当金 113 19 94
6 適格引当金 1,445 △ 1,925 3,370
7 コア資本に係る調整項目 11,733 △ 45 11,778
8 リスク・アセット等 1,861,328 △ 163,485 2,024,813
9 信用リスク 1,766,434 △ 162,485 1,928,919
10 オペレーショナル・リスク 94,894 △ 1,000 95,894
11 総所要自己資本額(8×4%) 74,453 △ 6,539 80,992
(単位:百万円)
(単体) 2020年9月末 2020年3月末
2020年3月末比
1 自己資本比率(2÷8) 10.35% 0.86% 9.49%
2 自己資本(3−7) 192,567 3,271 189,296
3 コア資本に係る基礎項目 205,512 5,963 199,549
4 うち引当金 14 5 9
5 一般貸倒引当金 14 5 9
6 適格引当金 − − −
7 コア資本に係る調整項目 12,945 2,692 10,253
8 リスク・アセット等 1,859,837 △ 133,126 1,992,963
9 信用リスク 1,772,167 △ 132,212 1,904,379
10 オペレーショナル・リスク 87,669 △ 915 88,584
11 総所要自己資本額(8×4%) 74,393 △ 5,325 79,718
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(7)ROE
(単位:%)
(連結) 2020年中間期 2020年 2019年 2020年3月期 2019年中間期
3月期比 中間期比
1 親会社株主に帰属する中間(当期)純利益ベース(注1) 6.03 △ 0.08 △ 3.36 6.11 9.39
親会社株主に帰属する中間(当期)純利益
(注1) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権−非支配株主持分)}÷2
(単位:%)
(単体) 2020年中間期 2020年 2019年 2020年3月期 2019年中間期
3月期比 中間期比
1 業務純益ベース(注2) 9.01 0.90 △ 1.48 8.11 10.49
2 中間(当期)純利益ベース(注3) 6.28 0.23 △ 3.45 6.05 9.73
業務純益
(注2) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権)}÷2
中間(当期)純利益
(注3) ×100
{(期首純資産の部合計−新株予約権)+(中間期末(期末)純資産の部合計−新株予約権)}÷2
中間期については年間に換算し計算しております。
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
3.貸出金等の状況
(1)リスク管理債権(連結)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 リ 破綻先債権額 1,723 7 483 1,716 1,240
ス
2 延滞債権額 60,426 4,547 2,382 55,879 58,044
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 40 36 40 4 −
理
4 債 貸出条件緩和債権額 11,395 5,281 4,916 6,114 6,479
5 権 合計 73,585 9,870 7,821 63,715 65,764
(注)部分直接償却による減少額
2020年9月末:破綻先債権額 5,589百万円、 延滞債権額 8,174百万円
2020年3月末:破綻先債権額 5,674百万円、 延滞債権額 8,543百万円
2019年9月末:破綻先債権額 4,957百万円、 延滞債権額 9,096百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,210,584 138,464 198,690 3,072,120 3,011,894
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.05 △ 0.00 0.01 0.05 0.04
貸
8 出 延滞債権額 1.88 0.07 △ 0.04 1.81 1.92
金
9 残 3カ月以上延滞債権額 0.00 0.00 0.00 0.00 −
10 高 貸出条件緩和債権額 0.35 0.16 0.14 0.19 0.21
比
11 合計 2.29 0.22 0.11 2.07 2.18
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 貸倒引当金合計 24,030 1,039 780 22,991 23,250
2 一般貸倒引当金 8,898 928 1,084 7,970 7,814
3 個別貸倒引当金 15,132 111 △ 304 15,021 15,436
4 特定海外債権引当勘定 − − − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 部分直接償却前 43.42 △ 4.53 △ 3.55 47.95 46.97
2 部分直接償却後 32.65 △ 3.43 △ 2.70 36.08 35.35
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)リスク管理債権(単体)
*部分直接償却実施後
*未収利息計上基準:自己査定ベース
① リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 リ 破綻先債権額 2,004 35 484 1,969 1,520
ス
2 延滞債権額 60,610 4,535 2,409 56,075 58,201
ク
3 管 3カ月以上延滞債権額 40 36 40 4 −
理
4 債 貸出条件緩和債権額 8,826 3,893 3,579 4,933 5,247
5 権 合計 71,482 8,500 6,513 62,982 64,969
(注)部分直接償却による減少額
2020年9月末:破綻先債権額 4,630百万円、 延滞債権額 7,588百万円
2020年3月末:破綻先債権額 4,767百万円、 延滞債権額 7,878百万円
2019年9月末:破綻先債権額 4,020百万円、 延滞債権額 8,360百万円
(単位:百万円)
6 貸出金残高(末残) 3,222,753 138,431 199,791 3,084,322 3,022,962
(単位:%)
7 破綻先債権額 0.06 △ 0.00 0.01 0.06 0.05
貸
8 出 延滞債権額 1.88 0.07 △ 0.04 1.81 1.92
金
9 残 3カ月以上延滞債権額 0.00 0.00 0.00 0.00 −
10 高 貸出条件緩和債権額 0.27 0.12 0.10 0.15 0.17
比
11 合計 2.21 0.17 0.07 2.04 2.14
② 貸倒引当金等の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 貸倒引当金合計 21,025 724 658 20,301 20,367
2 一般貸倒引当金 6,965 789 1,008 6,176 5,957
3 個別貸倒引当金 14,059 △ 66 △ 351 14,125 14,410
4 特定海外債権引当勘定 − − − − −
③ リスク管理債権に対する引当率
(単位:%)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 部分直接償却前 39.88 △ 3.90 △ 2.70 43.78 42.58
2 部分直接償却後 29.41 △ 2.82 △ 1.93 32.23 31.34
(注)貸倒引当率=貸倒引当金/リスク管理債権
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)金融再生法開示債権(単体)
*部分直接償却実施後
① 金融再生法開示債権の状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末比 2019年9月末比 2020年3月末 2019年9月末
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 15,471 △ 315 △ 391 15,786 15,862
2 危険債権 47,289 4,864 3,141 42,425 44,148
3 要管理債権 8,867 3,929 3,620 4,938 5,247
4 小計 ① 71,627 8,478 6,370 63,149 65,257
5 (合計債権残高に占める比率) (2.18%) (0.17%) (0.06%) (2.01%) (2.12%)
6 正常債権 3,209,751 138,081 203,748 3,071,670 3,006,003
7 合計 3,281,379 146,560 210,118 3,134,819 3,071,261
(注)部分直接償却による減少額
2020年9月末:12,336百万円、2020年3月末:12,764百万円、2019年9月末:12,519百万円
② 金融再生法開示債権の保全状況
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末比 2019年9月末比 2020年3月末 2019年9月末
1 保全額 ② 55,735 5,368 3,439 50,367 52,296
2 貸倒引当金 12,596 666 344 11,930 12,252
3 担保・保証等 43,139 4,703 3,096 38,436 40,043
4 保全率 ②/① 77.8% △ 1.9% △ 2.3% 79.7% 80.1%
<2020年9月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,471 47,289 8,867 71,627
2 担保・保証等(B) 14,977 26,423 1,738 43,139
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 494 20,865 7,128 28,488
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 494 11,047 1,055 12,596
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.9% 14.8% 44.2%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 79.2% 31.5% 77.8%
<2020年3月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,786 42,425 4,938 63,149
2 担保・保証等(B) 15,307 21,678 1,450 38,436
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 478 20,746 3,487 24,713
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 478 10,864 587 11,930
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.3% 16.8% 48.2%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 76.7% 41.2% 79.7%
<2019年9月末> (単位:百万円)
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 合計
1 債権額(A) 15,862 44,148 5,247 65,257
2 担保・保証等(B) 15,035 23,523 1,485 40,043
(B)によりカバーされていない部分
3 (C)=(A)−(B) 826 20,624 3,762 25,214
4 対象債権に対する貸倒引当金(D) 826 10,801 624 12,252
5 引当率(D)/(C) 100.0% 52.3% 16.5% 48.5%
6 保全率(B+D)/(A) 100.0% 77.7% 40.1% 80.1%
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)開示債権における各種基準の比較(単体)
<2020年9月末> (単位:億円)
自己査定結果 金融再生法開示債権 リスク管理債権
分類 担保・
債務者区分 区分 保証等
引当額 保全率 区分 貸出金
与信残高 非分類 Ⅱ分類 Ⅲ分類 Ⅳ分類 与信残高 による
保全額
破綻先 破産更生債権 破綻先債権 20
20 3 16 − − 及びこれらに
(1) (−) 準ずる債権
154 149 4 100.0%
実質破綻先 延滞債権 606
134 122 11 − −
(3) (−)
破綻懸念先 危険債権
471 299 73 98 472 264 110 79.2%
(110)
要管理先 要管理債権 3カ月以上 0
119 21 97 88 17 10 31.5% 延滞債権
貸出条件 88
要 緩和債権
注 小計(A)
意 要管理先 716 431 125 77.8% リスク 714
先
以外の 管理債権
要注意先 合計(C)
3,241 962 2,279 正常債権
32,097
正常先 貸出金 32,227
28,449 28,449 残高(D)
合計 総与信(B)
32,436 29,860 2,478 98 − 32,813 総与信に占める 貸出金に占める
(115) (−) 金融再生法開示 リスク管理債権
債権の割合 の割合
(A)÷(B) 2.18% (C)÷(D) 2.21%
(注)1.対象債権
・金融再生法開示債権:貸出金、支払承諾見返、外国為替、銀行保証付私募債、未収利息及び貸出金に準
ずる仮払金等を対象としております。
・リスク管理債権 :貸出金を対象としております。
2.要管理債権と要管理先債権の違いについて
要管理債権は貸出債権単位の集計であり、要管理先債権は要管理債権を有する債務者への総与信の集計で
あります。
3.破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先の自己査定結果における分類額
非分類額 :引当金、優良担保(預金等)・優良保証(信用保証協会等)等でカバーされている債権
Ⅱ分類額 :不動産担保等一般担保・保証等でカバーされている債権
Ⅲ・Ⅳ分類額:全額または必要額について償却・引当を実施、引当済分は非分類に計上
(破綻先及び実質破綻先については全額償却・引当済)
4.自己査定結果における( )内は、分類額に対する引当額であります。
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)業種別貸出状況等(単体)
①業種別貸出金
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
国内店分
1 3,222,753 138,431 199,791 3,084,322 3,022,962
(除く特別国際金融取引勘定)
2 製造業 408,462 31,661 29,764 376,801 378,698
3 農業、林業 1,533 △ 37 △ 95 1,570 1,628
4 漁業 631 △ 62 5 693 626
5 鉱業、採石業、砂利採取業 3,384 133 85 3,251 3,299
6 建設業 111,288 6,854 14,157 104,434 97,131
7 電気・ガス・熱供給・水道業 46,618 2,195 7,355 44,423 39,263
8 情報通信業 22,315 969 49 21,346 22,266
9 運輸業、郵便業 96,988 9,780 4,086 87,208 92,902
10 卸売業、小売業 332,091 6,031 11,714 326,060 320,377
11 金融業、保険業 87,700 △ 9,415 △ 6,711 97,115 94,411
12 不動産業、物品賃貸業 500,632 18,607 49,341 482,025 451,291
13 各種サービス業 285,490 28,285 36,740 257,205 248,750
14 地方公共団体 424,959 22,415 13,336 402,544 411,623
15 その他 900,662 21,015 39,965 879,647 860,697
②業種別リスク管理債権
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
国内店分
1 71,482 8,500 6,513 62,982 64,969
(除く特別国際金融取引勘定)
2 製造業 16,414 2,600 2,358 13,814 14,056
3 農業、林業 74 17 △ 1 57 75
4 漁業 24 △ 0 △ 0 24 24
5 鉱業、採石業、砂利採取業 343 △ 185 △ 188 528 531
6 建設業 4,980 943 669 4,037 4,311
7 電気・ガス・熱供給・水道業 182 182 182 − −
8 情報通信業 292 70 109 222 183
9 運輸業、郵便業 2,747 402 459 2,345 2,288
10 卸売業、小売業 12,259 1,763 755 10,496 11,504
11 金融業、保険業 7 △ 0 △ 2 7 9
12 不動産業、物品賃貸業 15,621 722 356 14,899 15,265
13 各種サービス業 12,370 1,213 1,883 11,157 10,487
14 地方公共団体 − − − − −
15 その他 6,165 776 △ 64 5,389 6,229
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(株)紀陽銀行(8370) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(6)消費者ローン残高(単体)
(単位:百万円)
2020年9月末 2020年3月末 2019年9月末
2020年3月末比 2019年9月末比
1 消費者ローン残高 1,018,925 23,973 50,036 994,952 968,889
2 住宅ローン残高 844,890 24,272 42,173 820,618 802,717
3 その他ローン残高 174,034 △ 300 7,863 174,334 166,171
(7)中小企業等貸出比率(単体)