8369 京都銀 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上 場 会 社 名 株式会社京都銀行 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8369 URL https://www.kyotobank.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役頭取 (氏名) 土井 伸宏
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部長 (氏名) 本政 悦治 (TEL) 075-361-2273
四半期報告書提出予定日 2021年2月5日 配当支払開始予定日 ―
特定取引勘定設置の有無 無
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満、小数点第1位未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
経常収益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 86,273 △4.4 26,909 △3.9 19,220 △3.4
2020年3月期第3四半期 90,251 0.3 28,010 6.3 19,915 5.9
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 331,916百万円( 190.0%) 2020年3月期第3四半期 114,421百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 254.26 253.99
2020年3月期第3四半期 263.63 263.25
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 11,144,021 1,162,419 10.4
2020年3月期 10,078,463 834,987 8.2
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 1,159,682百万円 2020年3月期 832,249百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部合計で除し
て算出しております。なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 30.00 - 30.00 60.00
2021年3月期 - 30.00 -
2021年3月期(予想) 30.00 60.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する
経常利益 1株当たり当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 21,300 △27.1 15,000 △26.4 198.52
(注) 1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響等について、現時点で想定される事象を考
慮し算出しております。なお、業績修正が必要となる場合は速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注) 詳細は、添付資料P.4「1.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項」をご
覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 75,840,688株 2020年3月期 75,840,688株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 233,950株 2020年3月期 283,989株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 75,590,599株 2020年3月期3Q 75,541,997株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
・四半期決算説明資料は四半期決算短信に添付しております。
㈱京都銀行(8369) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………2
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………2
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………3
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………4
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………4
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………4
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………4
2020年度第3四半期決算説明資料 …………………………………………………………………………5
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㈱京都銀行(8369) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
現金預け金 1,085,260 1,511,963
コールローン及び買入手形 92,130 176,689
買入金銭債権 13,231 13,891
商品有価証券 196 161
金銭の信託 13,068 13,082
有価証券 2,867,102 3,192,373
貸出金 5,818,355 6,058,164
外国為替 9,993 8,183
リース債権及びリース投資資産 12,764 12,590
その他資産 93,945 81,135
有形固定資産 75,998 75,626
無形固定資産 3,017 2,850
繰延税金資産 1,215 1,216
再評価に係る繰延税金資産 58 58
支払承諾見返 14,577 18,662
貸倒引当金 △22,455 △22,629
資産の部合計 10,078,463 11,144,021
負債の部
預金 7,117,030 7,802,024
譲渡性預金 881,765 573,696
コールマネー及び売渡手形 447,618 370,000
債券貸借取引受入担保金 429,624 388,664
借用金 72,716 440,518
外国為替 232 304
信託勘定借 3,178 4,168
その他負債 94,843 63,717
退職給付に係る負債 30,641 30,050
睡眠預金払戻損失引当金 564 564
偶発損失引当金 949 1,002
特別法上の引当金 0 0
繰延税金負債 149,734 288,227
支払承諾 14,577 18,662
負債の部合計 9,243,476 9,981,601
純資産の部
資本金 42,103 42,103
資本剰余金 34,260 34,190
利益剰余金 376,249 390,934
自己株式 △1,550 △1,277
株主資本合計 451,063 465,952
その他有価証券評価差額金 407,222 711,888
繰延ヘッジ損益 △22,168 △14,753
土地再評価差額金 △132 △132
退職給付に係る調整累計額 △3,735 △3,273
その他の包括利益累計額合計 381,186 693,729
新株予約権 488 337
非支配株主持分 2,249 2,399
純資産の部合計 834,987 1,162,419
負債及び純資産の部合計 10,078,463 11,144,021
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㈱京都銀行(8369) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
経常収益 90,251 86,273
資金運用収益 62,059 62,664
(うち貸出金利息) 34,263 33,741
(うち有価証券利息配当金) 26,198 28,155
信託報酬 8 6
役務取引等収益 14,077 13,321
その他業務収益 8,976 7,583
その他経常収益 5,129 2,697
経常費用 62,241 59,363
資金調達費用 6,921 3,380
(うち預金利息) 3,960 1,399
役務取引等費用 5,689 5,524
その他業務費用 4,154 4,654
営業経費 43,875 42,269
その他経常費用 1,600 3,535
経常利益 28,010 26,909
特別利益 - 0
固定資産処分益 - 0
特別損失 302 389
固定資産処分損 176 389
減損損失 126 -
金融商品取引責任準備金繰入額 0 0
税金等調整前四半期純利益 27,707 26,520
法人税、住民税及び事業税 5,700 6,660
法人税等調整額 2,026 558
法人税等合計 7,727 7,219
四半期純利益 19,980 19,301
非支配株主に帰属する四半期純利益 64 80
親会社株主に帰属する四半期純利益 19,915 19,220
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 19,980 19,301
その他の包括利益 94,441 312,615
その他有価証券評価差額金 98,694 304,738
繰延ヘッジ損益 △4,394 7,415
退職給付に係る調整額 140 462
四半期包括利益 114,421 331,916
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 114,284 331,763
非支配株主に係る四半期包括利益 137 153
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
連結子会社の税金費用は、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じることにより算定して
おります。
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2020年度第3四半期決算説明資料
1.2020年度第3四半期の業績
( 2020年4月1日~2020年12月31日 )
(1)連結・単体損益の概要
2020年度第3四半期の連結損益については、連結粗利益が700億円、経常利益が
269億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が192億円となりました。
【連結損益】 (百万円)
2020年度 2019年度
第3四半期 前年同期比 第3四半期
連結粗利益 70,017 1,660 68,357
連結経常利益 26,909 △ 1,100 28,010
親会社株主に帰属する四半期純利益 19,220 △ 695 19,915
【単体損益】 (百万円)
2020年度 2019年度
第3四半期 前年同期比 第3四半期
業務粗利益 66,325 1,750 64,575
経常利益 24,760 △ 1,357 26,118
四半期純利益 17,902 △ 1,201 19,104
【連単差(子会社寄与分)】 (百万円)
2020年度 2019年度
第3四半期 前年同期比 第3四半期
業務粗利益 3,691 △ 90 3,781
経常利益 2,148 256 1,891
四半期純利益 1,317 505 811
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(2)単体損益の状況
業務粗利益は、国債等債券損益等が減少した一方で、有価証券利息配当金等の
資金利益が増加したことにより、前年同期比17億円増加の663億円となりました。
本業の利益を示す実質業務純益は、上記に加え、経費削減の取り組みが進んだことにより、
前年同期比32億円増加の256億円となりました。
経常利益は、株式等関係損益の減少や与信関連費用の増加により、
前年同期比13億円減少の247億円となりました。
これらの結果、四半期純利益は、前年同期比12億円減少の179億円となりました。
(百万円)
2020年度 2019年度
第3四半期 前年同期比 第3四半期
業務粗利益 66,325 1,750 64,575
資金利益 59,239 4,155 55,084
役務取引等利益 5,270 △ 560 5,831
その他業務利益 1,815 △ 1,844 3,659
( ( ( (
うち国債等債券損益 1,045 △ 2,541 3,587
経 費 40,682 △ 1,459 42,141
実質業務純益 25,643 3,209 22,433
コア業務純益 24,597 5,751 18,845
除く投資信託解約損益 23,393 5,717 17,675
一般貸倒引当金繰入額 ① 1,042 1,042 -
業務純益 24,601 2,167 22,433
臨時損益 159 △ 3,524 3,684
不良債権処理額 ② 889 459 430
貸倒引当金戻入益 ③ - △ 264 264
一般貸倒引当金戻入益 - △ 144 144
個別貸倒引当金戻入益 - △ 120 120
株式等関係損益 300 △ 2,358 2,658
その他臨時損益 748 △ 443 1,191
経常利益 24,760 △ 1,357 26,118
特別損益 △ 373 △ 402 29
税引前四半期純利益 24,387 △ 1,759 26,147
法人税等合計 6,485 △ 558 7,043
四半期純利益 17,902 △ 1,201 19,104
与信関連費用 (①+②-③) 1,931 1,765 166
(注)実質業務純益とは、業務粗利益から経費を差し引いたものであります。
コア業務純益とは、実質業務純益から国債等債券損益を除いたものであります。
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2.主要勘定の状況 【単体】
(1) 預金・譲渡性預金
預金・譲渡性預金は、個人預金・法人預金ともに増加しており、期末残高は2019年12月末比
6,261億円増加の8兆4,050億円となりました。
(億円)
2020年12月末 2019年12月末比 2019年12月末 2020年9月末
増減額 増減率
預 金 78,088 7,358 10.4% 70,730 75,295
譲渡性預金 5,961 △ 1,097 △ 15.5% 7,059 7,108
預金・譲渡性預金 84,050 6,261 8.0% 77,789 82,403
個人 52,468 3,462 7.0% 49,005 51,162
法人 25,175 4,018 18.9% 21,157 24,138
金融・公金 6,406 △ 1,220 △ 15.9% 7,627 7,102
(2) 貸出金
貸出金は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたお客様の資金ニーズに幅広く
対応したことなどにより、2019年12月末比4,212億円増加の6兆684億円となりました。
また、中小企業等貸出金は、2019年12月末比2,615億円増加の3兆9,783億円となりました。
(億円)
2020年12月末 2019年12月末比 2019年12月末 2020年9月末
増減額 増減率
貸出金 60,684 4,212 7.4% 56,472 60,196
うち中小企業等貸出金 39,783 2,615 7.0% 37,168 39,270
うち中小企業向け貸出金 23,395 2,393 11.3% 21,001 22,942
住宅ローン 17,248 206 1.2% 17,041 17,184
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(3) 有価証券
有価証券残高は、市場動向を注視しつつ適切な運用に努め、評価差額を除いたベースで
2兆1,717億円となりました。
(億円)
2020年12月末 2019年12月末比 2019年12月末 2020年9月末
増減額 増減率
有価証券 31,952 1,879 6.2% 30,073 29,974
債 券 20,251 △ 944 △ 4.4% 21,195 20,079
株 式 11,701 2,824 31.8% 8,877 9,895
(うち評価差額) 10,235 2,809 37.8% 7,425 8,412
評価差額除く有価証券 21,717 △ 929 △ 4.1% 22,647 21,562
(4) グループ預かり資産
グループ預かり資産残高は、2019年12月末比76億円減少の6,485億円となりました。
期中販売額は、前年同期比で投資信託は増加したものの、 金融商品仲介や保険は減少しました。
〈 残高 〉 (億円)
2020年12月末 2019年12月末
2020年9月末
2019年12月末比
投 資 信 託 1,796 △ 42 1,839 1,737
金 融 商 品 仲 介 1,120 9 1,111 1,103
保 険 2,617 △ 70 2,688 2,605
外 貨 預 金 247 40 207 228
公 共 債 703 △ 12 715 714
合 計 6,485 △ 76 6,562 6,389
(注)外貨預金は、個人外貨預金残高を記載。
〈 期中販売額 〉 (億円)
2020年度 2019年度
第3四半期 前年同期比 第3四半期
投 資 信 託 330 52 278
金 融 商 品 仲 介 387 △ 135 522
保 険 65 △ 13 79
(注)保険は、一時払の個人年金保険および終身保険の販売額合計を記載。
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3.健全性の状況
(1)時価のある有価証券の評価差額(含み益) 【単体】
時価のある有価証券の評価差額(含み益)は、1兆235億円と引き続き高水準を維持しております。
(億円)
2020年12月末 2019年12月末 2020年9月末
評価差額 評価差額 評価差額
評価益 評価損 評価益 評価損 評価益 評価損
その他有価証券 10,235 10,336 101 7,425 7,477 52 8,412 8,544 131
株式 9,952 9,980 27 7,096 7,120 23 8,138 8,172 34
債券 73 103 29 137 154 17 85 115 30
その他 208 252 44 191 203 11 189 257 67
(注) 満期保有目的の債券、時価のある子会社・関連会社株式は該当ありません。
(2)不良債権の状況 【単体】
金融再生法開示債権残高は、2019年12月末比74億円増加の737億円となり、開示債権比率は
2019年12月末比0.04%上昇して1.20%となりました。
また、部分直接償却を実施した場合の開示債権残高は707億円、開示債権比率は1.15%となりました。
金融再生法開示債権の推移 (億円)
2020年12月末 2019年12月末 2020年9月末
2019年12月末比
破産更生債権及び
これらに準ずる債権 60 △ 15 75 70
危険債権 598 37 561 580
要管理債権 77 51 25 76
開示債権合計 737 74 662 727
開示債権比率 1.20% 0.04 % 1.16% 1.19%
<部分直接償却後>
開示債権合計 707 76 630 694
開示債権比率 1.15% 0.05 % 1.10% 1.14%
自己資本比率(国内基準)の2020年12月末実績につきましては、算出次第公表いたします。
- 9 -(終)