2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年1月31日
上場会社名 株式会社 岩手銀行 上場取引所 東
コード番号 8345 URL https://www.iwatebank.co.jp/
代表者 （役職名） 取締役頭取 （氏名） 田口 幸雄
問合せ先責任者 （役職名） 常務取締役総合企画部長 （氏名） 佐々木 泰司 TEL 019-623-1111
四半期報告書提出予定日 2020年2月7日 特定取引勘定設置の有無 ： 無
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（表示単位未満切捨て）
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績（2019年4月1日∼2019年12月31日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四半期純
経常収益 経常利益
利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期第3四半期 34,617 △5.4 5,096 15.3 3,681 12.5
2019年3月期第3四半期 36,604 4.4 4,419 △35.7 3,272 △30.5
（注）包括利益 2020年3月期第3四半期 3,932百万円 （―％） 2019年3月期第3四半期 △6,643百万円 （―％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 205.98 205.37
2019年3月期第3四半期 182.68 174.04
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年3月期第3四半期 3,445,883 202,848 5.8
2019年3月期 3,509,420 200,944 5.7
（参考）自己資本 2020年3月期第3四半期 202,623百万円 2019年3月期 200,735百万円
（注）「自己資本比率」は、（期末純資産の部合計−期末新株予約権）を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 35.00 ― 35.00 70.00
2020年3月期 ― 35.00 ―
2020年3月期（予想） 35.00 70.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想（2019年 4月 1日∼2020年 3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 6,300 △0.4 4,300 2.7 239.95
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年3月期3Q 18,497,786 株 2019年3月期 18,497,786 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 844,534 株 2019年3月期 582,641 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年3月期3Q 17,875,035 株 2019年3月期3Q 17,912,805 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当行としてその
実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ·································· 2
（１）経営成績に関する説明 ········································ 2
（２）財政状態に関する説明 ········································ 2
（３）連結業績などの将来予測情報に関する説明 ······················ 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ·································· 3
（１）四半期連結貸借対照表 ········································ 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ············· 4
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ·························· 5
（継続企業の前提に関する注記） ······························ 5
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ············· 5
※〔説明資料〕２０２０年３月期第３四半期決算の概要【単体】
- 1 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第 3 四半期の経営成績につきましては、
経常収益は、資金運用収益や有価証券関係収益が減少したことなどから、
前年同期比 19 億 87 百万円減の 346 億 17 百万円となりました。
経常費用は、与信関連費用が減少したことなどから、前年同期比 26 億 64 百万円減の 295 億 20 百万円となりまし
た。
この結果、経常利益は、前年同期比 6 億 77 百万円増の 50 億 96 百万円となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同 4 億 9 百万円増の 36 億 81 百万円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第 3 四半期の財政状態につきましては、預金等（譲渡性預金を含む）は、公金預金の減少を主因として前連結
会計年度末比 1,601 億円減少し 3 兆 573 億円となりました。
貸出金は、法人向け貸出および個人向け貸出が増加したことなどから、前連結会計年度末比 170 億円増加し 1 兆
8,121 億円となりました。
有価証券は、社債等の残高が増加したことなどにより、前連結会計年度末比 554 億円増加し 1 兆 2,744 億円とな
りました。
(3) 連結業績などの将来予測情報に関する説明
2019 年 11 月 8 日に公表いたしました業績予想に変更はございません。
- 2 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
- 3 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
- 4 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
- 5 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
〔説明資料〕２０２０年３月期第３四半期決算の概要（単体）
１． 損益の状況
（単位：百万円）
2020年3月期 2019年3月期 ＜単体＞ ※増減は前年同期比
第3四半期 前年同期比 第3四半期
経常収益 31,052 △ 2,028 33,080 ■経常収益～310億円（△20億円）
業務粗利益 24,932 △ 126 25,058 資金運用収益や有価証券売却益の減少など
により20億円減少
資金利益 22,316 △ 782 23,098
役務取引等利益 2,771 △ 59 2,830
■業務粗利益～249億円（△1億円）
その他業務利益 △ 155 715 △ 870
資金利益の減少などにより1億円減少
（うち国債等債券損益） 138 640 △ 502
経費（△） 18,526 △ 618 19,144
■経費～185億円（△6億円）
うち人件費 9,748 △ 380 10,128
人件費、物件費の減少などにより6億円減少
うち物件費 7,642 △ 225 7,867
実質業務純益 ※１ 6,405 492 5,913
■実質業務純益～64億円（＋4億円）
コア業務純益 ※２ 6,267 △ 149 6,416
業務粗利益は減少したものの、経費が減少
除く投資信託解約損益 5,006 △ 56 5,062 したことにより4億円増加
一般貸倒引当金繰入額(△） 1,851 390 1,461
業務純益 4,554 102 4,452 ■経常利益～51億円（＋3億円）
臨時損益 568 290 278 実質業務純益が増加したことなどにより3億
うち不良債権処理額（△） 502 △ 1,584 2,086 円増加
うち貸倒引当金戻入益 － － －
うち株式等関係損益 899 △ 1,729 2,628 ■四半期純利益～38億円（＋1億円）
上記の要因により1億円増加
経常利益 5,123 392 4,731
特別損益 △ 49 15 △ 64
法人税等 1,246 303 943
四半期純利益 3,827 104 3,723
※１．実質業務純益＝業務粗利益（資金利益＋役務取引等利益＋その他業務利益）－経費
※２．コア業務純益＝業務粗利益（資金利益＋役務取引等利益＋その他業務利益）－経費－国債等債券損益
実質業務純益の推移（単体） 四半期純利益の推移（単体）
百万円 百万円
5,000
6,000
4,000
6,405
4,000 4,980
5,603 5,913
3,000
3,723
3,827
2,000 2,000
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
- 6 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
２． 貸出金
貸出金残高は、法人向け貸出および個人向け貸出が増加したことなどにより、前年同期比275億円
（1.5％）増加の1兆8,172億円となりました。
また、平均残高は、同324億円（1.8％）増加の1兆7,880億円となりました。
（単位：億円、％）
2017年12月末 2018年12月末 2019年12月末 前年同期比 前年同期比 2019年3月末
増減額 増減率
貸出金末残 17,311 17,897 18,172 275 1.5 17,993
貸出金平残 16,792 17,556 17,880 324 1.8 17,638
※平残は第3四半期（9ヵ月間）の計数
貸出金末残の推移 貸出金平残の推移
法人 個人 地方公共団体 法人 個人 地方公共団体
億円 17,897 18,172 億円 17,880
17,311 17,556
16,792
3,732 3,499 3,619
15,000 3,739 15,000 3,809
3,754
4,098 4,330 3,841 4,068
3,901 3,677
10,000 10,000
5,000 9,669 10,065 10,342 5,000 9,360 9,905 10,192
0 0
2017/12末 2018/12末 2019/12末 2018/3期 2019/3期 2020/3期
第3四半期 第3四半期 第3四半期
【中小企業等貸出金の状況】
中小企業等貸出金残高は、前年同期比632億円増加の1兆364億円となりました。
このうち、中小企業向け貸出金残高は、前年同期比400億円増加の6,033億円、個人向け貸出金残高は、
同232億円増加の4,330億円となりました。
中小企業等貸出金残高の推移
中小企業等貸出金残高 うち中小企業向け貸出 うち個人向け貸出
末残、億円 10,364
9,348 9,732
10,000
6,033
5,446 5,633
4,330
5,000 3,901 4,098
0
2017/12末 2018/12末 2019/12末
- 7 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
３． 預金等（譲渡性預金を含む）
預金等残高は、個人預金および公金預金が増加したことなどから、前年同期比652億円（2.1％）増加の
3兆662億円となりました。
また、平均残高は、同328億円（1.0％）増加の3兆872億円となりました。
（単位：億円、％）
2017年12月末 2018年12月末 2019年12月末 前年同期比 前年同期比 2019年3月末
増減額 増減率
預金等末残 30,105 30,010 30,662 652 2.1 32,268
預金等平残 30,849 30,544 30,872 328 1.0 30,408
※平残は第3四半期（9ヵ月間）の計数
預金等末残の推移 預金等平残の推移
個人 一般法人 公金 金融機関 個人 一般法人 公金 金融機関
億円 億円
30,105 30,010 30,662 30,849 30,544
30,872
159 143 152 149 145
30,000 131
3,644 30,000
3,663 3,352 4,771 4,070 4,141
6,464 6,481 6,545 6,554 6,606
6,306
20,000 20,000
10,000 19,846 20,018 20,329 10,000 19,619 19,770 19,978
0 0
2017/12末 2018/12末 2019/12末 2018/3期 2019/3期 2020/3期
第3四半期 第3四半期 第3四半期
４． 預り資産
預り資産の残高は、保険の増加などにより、前年同期比188億円増加の2,960億円となりました。
また、期中販売額は、432億円となり、前年同期比21億円増加しました。
預り資産残高の推移 預り資産販売額
保険 公共債 投資信託 （単位：億円、％）
億円
2,960 2020年3月期
3,000 2,757 2,772 第3四半期 前年同期比 前年同期比
762 （9ヵ月間） 増減額 増減率
811 709
2,000 314 販売合計 432 21 5.1%
232 259
投資信託 212 16 8.1%
1,000 1,803 1,883
1,713 公共債 76 28 58.3%
保険 143 △ 23 △ 13.8%
0
2017/12末 2018/12末 2019/12末
※保険については有効契約残高を記載しております。
- 8 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
有価証券末残の推移
５． 有価証券
債券 株式 外国証券 その他証券
億円
有価証券残高は、国債等の運用残高が減少し
14,000 13,530
たことなどにより、前年同期比242億円（1.8％）減 13,014 12,772
1,569
少の1兆2,772億円となりました。 12,000 1,466
1,419
また、平均残高は、同538億円（4.0％）減少の 1,275
1,345 1,329
594
1兆2,663億円となりました。 10,000 487 470
8,000 10,090 9,715 9,553
6,000
2017/12末 2018/12末 2019/12末
（単位：億円、％）
2017年12月末 2018年12月末 2019年12月末 前年同期比 前年同期比 2019年3月末
増減額 増減率
有価証券末残 13,530 13,014 12,772 △ 242 △ 1.8 12,219
有価証券平残 13,905 13,201 12,663 △ 538 △ 4.0 13,073
※平残は第3四半期（9ヵ月間）の計数
有価証券の評価差額（含み益）の推移
債券 株式 その他（投資信託等）
（１） 有価証券の評価差額（含み益）の状況 億円
700 664
80
有価証券の評価差額（含み益）は、前年同期比 525
450
75億円増加し、525億円（うち債券246億円、株式 500 61
302
217億円、投資信託等61億円）となりました。 209 217
300
281 263 246
100
△ 21
2017/12末 2018/12末 2019/12末
△ 100
（２） 有価証券関係損益
有価証券関係損益は、株式等売却益が減少したことなどから、前年同期比10億円減少の10億円となりま
した。
（単位：百万円）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
第3四半期 第3四半期 第3四半期 2019年3月期
（9ヵ月間） （9ヵ月間） （9ヵ月間） 前年同期比
有価証券関係損益 A＋B 738 2,125 1,038 △ 1,087 3,044
国債等債券損益 A △ 291 △ 502 138 640 △ 1,025
売却益 237 244 344 100 282
償還益 － － － － －
売却損（△） 3 79 3 △ 76 79
償還損（△） 525 667 203 △ 464 1,228
償却（△） － － － － －
株式等損益 B 1,030 2,628 899 △ 1,729 4,070
売却益 1,086 2,781 1,525 △ 1,256 4,225
売却損（△） 56 122 225 103 126
償却（△） 0 30 400 370 29
- 9 -
㈱岩手銀行（8345）2020年3月期 第3四半期決算短信
６． 与信費用
与信費用は、貸倒引当金繰入額の減少などにより、前年同期比11億円減少の23億円となりました。
（単位：百万円）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
第3四半期 第3四半期 第3四半期 2019年3月期
（9ヵ月間） （9ヵ月間） （9ヵ月間） 前年同期比
与信費用 △ 496 3,547 2,353 △ 1,194 4,134
一般貸倒引当金繰入額 － 1,461 1,851 390 536
不良債権処理額 31 2,086 502 △ 1,584 3,598
貸出金償却 0 0 － 0 0
個別貸倒引当金繰入額 － 2,015 445 △ 1,570 3,496
偶発損失引当金繰入額 11 70 57 △ 13 65
債権売却損 19 － － － 35
貸倒引当金戻入益（△） 527 － － － －
偶発損失引当金戻入益（△） － － － － －
７． 金融再生法開示債権
金融再生法開示債権は、前年同期比46億円増加の420億円となりました。
また、不良債権比率は、不良債権残高の増加により、前年同期比0.21ポイント上昇し、2.29％となりました。
（単位：億円）
2017年12月末 2018年12月末 2019年12月末 2019年3月期
前年同期比
破産更生債権及び
60 87 95 8 97
これらに準ずる債権
危険債権 207 204 270 66 237
要管理債権 78 82 55 △ 27 73
合 計 345 374 420 46 408
金融再生法開示債権の推移 総与信額に対する比率の推移
億円 要管理債権 危険債権 破産更生債権等
不良債権比率
420 部分直接償却を実施した場合の不良債権比率
％
400 374
345 95
3.0
60 87
300 2.29
1.98 2.08
200 204 270
207 2.0
1.92 1.88 2.09
100
78 82 55
0 1.0
2017/12末 2018/12末 2019/12末
2017/12末 2018/12末 2019/12末
８． 自己資本比率
2019年12月末時点の自己資本比率（国内基準）については、現在算出中であり、確定次第、開示する予
定であります。
- 10 -