2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年7月31日
上場会社名 株式会社 岩手銀行 上場取引所 東
コード番号 8345 URL https://www.iwatebank.co.jp/
代表者 （役職名） 取締役頭取 （氏名） 田口 幸雄
問合せ先責任者 （役職名） 常務取締役総合企画部長 （氏名） 佐々木 泰司 TEL 019-623-1111
四半期報告書提出予定日 2020年8月6日 特定取引勘定設置の有無 : 無
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（表示単位未満切捨て）
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績（2020年4月1日∼2020年6月30日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四半期純
経常収益 経常利益
利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年3月期第1四半期 11,637 △3.4 2,488 △2.1 1,841 △6.1
2020年3月期第1四半期 12,052 △13.2 2,542 112.5 1,961 80.7
（注）包括利益 2021年3月期第1四半期 6,754百万円 （186.8％） 2020年3月期第1四半期 2,355百万円 （―％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 104.67 104.34
2020年3月期第1四半期 109.46 109.17
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年3月期第1四半期 3,566,945 193,595 5.4
2020年3月期 3,485,537 187,456 5.3
（参考）自己資本 2021年3月期第1四半期 193,390百万円 2020年3月期 187,231百万円
（注）「自己資本比率」は、（期末純資産の部合計−期末新株予約権）を期末資産の部合計で除して算出しております。
なお、本「自己資本比率」は、自己資本比率告示に定める自己資本比率ではありません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 35.00 ― 35.00 70.00
2021年3月期 ―
2021年3月期（予想） 30.00 ― 30.00 60.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想（2020年 4月 1日∼2021年 3月31日）
（％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率）
経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
第2四半期(累計) 2,500 △35.9 1,500 △44.7 85.27
通期 4,700 △11.6 3,000 △20.7 170.55
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2021年3月期1Q 18,497,786 株 2020年3月期 18,497,786 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 902,909 株 2020年3月期 907,897 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年3月期1Q 17,590,270 株 2020年3月期1Q 17,915,525 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来に関する記述は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当行としてその
実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ·································· 2
（１）経営成績に関する説明 ········································ 2
（２）財政状態に関する説明 ········································ 2
（３）連結業績などの将来予測情報に関する説明 ······················ 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ·································· 3
（１）四半期連結貸借対照表 ········································ 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ············· 4
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ·························· 5
（継続企業の前提に関する注記） ······························ 5
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ············· 5
※〔説明資料〕２０２１年３月期第１四半期決算の概要【単体】
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1. 当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第 1 四半期の経営成績につきましては、経常収益は、資金運用収益が減少したことなどから、前年同期比 4 億
15 百万円減の 116 億 37 百万円となりました。
経常費用は、有価証券関係損失が減少したことなどから、前年同期比 3 億 60 百万円減の 91 億 49 百万円となりま
した。
この結果、経常利益は、前年同期比 54 百万円減の 24 億 88 百万円となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同 1 億 20 百万円減の 18 億 41 百万円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第 1 四半期の財政状態につきましては、預金等（譲渡性預金を含む）は、個人預金の増加を主因として前連結
会計年度末比 410 億円増加し 3 兆 2,423 億円となりました。
貸出金は、法人向け貸出や個人向け貸出が増加したことから、前連結会計年度末比 365 億円増加し 1 兆 8,516 億
円となりました。
有価証券は、社債等の残高が増加したことなどにより、前連結会計年度末比 712 億円増加し 1 兆 2,714 億円とな
りました。
(3) 連結業績などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの感染拡大により、将来の経済環境は不確実性が増しておりますが、当行は、新型コロナウ
イルス感染症対策を徹底していくとともに、引続き地域経済の安定化のため、地域への円滑かつ安定的な資金供給
に、より積極的に取組みしていくこととしております。
当第 1 四半期の業績につきましては、2020 年 5 月 14 日に公表いたしました第 2 四半期（累計）の業績予想計数を
上回って推移しておりますが、新型コロナウイルスの影響による貸倒引当金の追加繰入など与信関連費用等が変動
する可能性があることを考慮し、業績予想に変更はございません。
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〔説明資料〕２０２１年３月期第１四半期決算の概要（単体）
１． 損益の状況
（単位：百万円）
2021年3月期 2020年3月期 ＜単体＞ ※増減は前年同期比
第1四半期 前年同期比 第1四半期
経常収益 10,443 △ 735 11,178 ■経常収益～104億円（△7億円）
業務粗利益 7,987 △ 583 8,570 資金運用収益の減少などにより7億円減少
資金利益 7,218 △ 537 7,755
役務取引等利益 717 △ 292 1,009 ■業務粗利益～79億円（△5億円）
資金利益の減少などにより5億円減少
その他業務利益 50 244 △ 194
（うち国債等債券損益） △ 11 95 △ 106
経費（△） 6,272 △ 105 6,377
■経費～62億円（△1億円）
人件費、物件費の減少などにより1億円減少
うち人件費 3,229 △ 77 3,306
うち物件費 2,491 △ 68 2,559
■実質業務純益～17億円（△4億円）
実質業務純益 ※１ 1,714 △ 478 2,192
経費は減少したものの、業務粗利益の減少
コア業務純益 ※２ 1,726 △ 573 2,299
により4億円減少
除く投資信託解約損益 1,371 △ 451 1,822
一般貸倒引当金繰入額(△） ① 12 12 －
■経常利益～21億円（△5億円）
業務純益 1,702 △ 490 2,192
株式等関係損益は増加したものの、 実質業
臨時損益 489 △ 43 532 務純益が減少したことに加え、個別貸倒引当金
うち不良債権処理額（△） ② 259 223 36 繰入など不良債権処理額が増加したことなどに
うち貸倒引当金戻入益 ③ － △ 241 241 より5億円減少
うち株式等関係損益 702 347 355
経常利益 2,191 △ 534 2,725
■四半期純利益～16億円（△5億円）
上記の要因により5億円減少
特別損益 5 29 △ 24
法人税等 531 12 519
四半期純利益 1,666 △ 514 2,180
与信費用（①＋②－③） 271 476 △ 205
※１．実質業務純益＝業務粗利益（資金利益＋役務取引等利益＋その他業務利益）－経費
※２．コア業務純益＝業務粗利益（資金利益＋役務取引等利益＋その他業務利益）－経費－国債等債券損益
実質業務純益の推移（単体） 四半期純利益の推移（単体）
3,000 百万円 3,000 百万円
2,000 2,000
2,635
1,000 2,192 1,000 2,180
1,714 1,529
1,666
0 0
2019/3期 2020/3期 2021/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
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２． 貸出金
貸出金残高は、法人向け貸出および個人向け貸出が増加したことなどにより、前年同期比793億円
（4.4％）増加の1兆8,569億円となりました。
また、平均残高は、同403億円（2.2％）増加の1兆8,244億円となりました。
（単位：億円、％）
2018年6月末 2019年6月末 2020年6月末 前年同期比 前年同期比 2020年3月末
増減額 増減率
貸出金末残 17,520 17,776 18,569 793 4.4 18,203
貸出金平残 17,388 17,841 18,244 403 2.2 17,933
※平残は第1四半期（3ヵ月間）の計数
貸出金末残の推移 貸出金平残の推移
法人 個人 地方公共団体 法人 個人 地方公共団体
億円 17,776
18,569 億円 17,841 18,244
17,520 17,388
3,503 3,411
3,895 3,654 3,819 3,703
15,000 15,000
4,444 4,009 4,246
3,978 4,209 3,790
10,000 10,000
5,000 9,647 9,911 10,622 5,000 9,778 10,129 10,586
0 0
2018/6末 2019/6末 2020/6末 2019/3期 2020/3期 2021/3期
第１四半期 第１四半期 第１四半期
【中小企業等貸出金の状況】
中小企業等貸出金残高は前年同期比871億円増加の1兆765億円となりました。
このうち、中小企業向け貸出金残高は、前年同期比637億円増加の6,321億円、個人向け貸出金残高
は、同235億円増加の4,444億円となりました。
中小企業等貸出金残高の推移
中小企業等貸出金残高 うち中小企業向け貸出 うち個人向け貸出
末残、億円 10,765
9,894
10,000 9,476
8,000 6,321
6,000 5,497 5,684
4,444
3,978 4,209
4,000
2,000
2018/6末 2019/6末 2020/6末
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３． 預金等（譲渡性預金を含む）
預金等残高は、個人預金が増加したことなどから、前年同期比1,075億円（3.4％）増加の3兆2,514億円
となりました。
また、平均残高は、同847億円（2.7％）増加し、3兆1,974億円となりました。
（単位：億円、％）
2018年6月末 2019年6月末 2020年6月末 前年同期比 前年同期比 2020年3月末
増減額 増減率
預金等末残 30,985 31,439 32,514 1,075 3.4 32,105
預金等平残 31,324 31,127 31,974 847 2.7 30,666
※平残は第1四半期（3ヵ月間）の計数
預金等末残の推移 預金等平残の推移
個人 一般法人 公金 金融機関 個人 一般法人 公金 金融機関
億円 32,514 億円
31,439 31,324 31,127
31,974
30,985
194 158
162 161 161 148
30,000 4,114 4,334 4,460 30,000 4,626
4,769 4,384
6,690 6,760 6,889 6,806
6,709 6,704
20,000 20,000
10,000 20,018 20,183 20,970 10,000 19,684 19,889 20,383
0 0
2018/6末 2019/6末 2020/6末 2019/3期 2020/3期 2021/3期
第１四半期 第１四半期 第１四半期
４． 預り資産
預り資産の残高は、公共債の増加などにより、前年同期比25億円増加の2,900億円となりました。
また、期中販売額は85億円となり、前年同期比20億円減少しました。
預り資産残高の推移 預り資産販売額
保険 公共債 投資信託 （単位：億円、％）
億円 2,900
2,875 2021年3月期
2,745
675 第1四半期 前年同期比 前年同期比
749
769 （3ヵ月間） 増減額 増減率
2,000 278 342
243 販売合計 85 △ 20 △ 19.0%
投資信託 44 1 2.3%
1,000 1,846 1,881
1,732
公共債 16 △ 5 △ 23.8%
保険 25 △ 14 △ 35.8%
0
2018/6末 2019/6末 2020/6末
※保険については有効契約残高を記載しております。
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有価証券末残の推移
５． 有価証券 債券 株式 外国証券 その他証券
億円
有価証券残高は、国債等の債券運用残高が減
14,000 13,568 13,307
少 し た こ と な ど に よ り 、 前 年 同 期 比 563 億 円 12,744
1,520 1,449
（ 4.2 ％ ） 減 少 の 1 兆 2,744 億 円 と な り ま し た 。 12,000 1,411
1,315 1,424
また、平均残高は、同540億円（4.2％）減少の 1,240
550 450
10,000 402
1兆2,269億円となりました。
8,000 10,182 9,983 9,690
6,000
2018/6末 2019/6末 2020/6末
（単位：億円、％）
2018年6月末 2019年6月末 2020年6月末 前年同期比 前年同期比 2020年3月末
増減額 増減率
有価証券末残 13,568 13,307 12,744 △ 563 △ 4.2 12,030
有価証券平残 13,342 12,809 12,269 △ 540 △ 4.2 12,631
※平残は第1四半期（3ヵ月間）の計数
有価証券の評価差額（含み益）の推移
億円 債券 株式 その他（投資信託等）
（１） 有価証券の評価差額（含み益）の状況
600 568
535
有価証券の評価差額（含み益）は、前年同期比 39
39
142億円減少し、393億円（うち債券209億円、株式 393
163億円、投資信託等20億円）となりました。 400 264 192 20
163
200
264 303
209
0
2018/6末 2019/6末 2020/6末
（２） 有価証券関係損益
有価証券関係損益は、株式等償却が減少したことなどから、前年同期比4億円増加の6億円となりました。
（単位：百万円）
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 2020年3月期
（3ヵ月間） （3ヵ月間） （3ヵ月間） 前年同期比
有価証券関係損益 A＋B 2,102 249 691 442 △ 296
国債等債券損益 A 66 △ 106 △ 11 95 △ 648
売却益 225 59 116 57 422
償還益 － － － － －
売却損（△） － 3 107 104 9
償還損（△） 159 162 20 △ 142 1,062
償却（△） － － － － －
株式等損益 B 2,036 355 702 347 352
売却益 2,038 749 926 177 1,719
売却損（△） － 85 161 76 475
償却（△） 1 307 62 △ 245 891
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６． 与信費用
与信費用は、個別貸倒引当金繰入額の増加などにより、前年同期比4億円増加の2億円となりました。
（単位：百万円）
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期 2020年3月期
（3ヵ月間） （3ヵ月間） （3ヵ月間） 前年同期比
与信費用 3,030 △ 205 271 476 1,670
一般貸倒引当金繰入額 1,183 － 12 12 939
不良債権処理額 1,847 36 259 223 731
貸出金償却 － － － － 0
個別貸倒引当金繰入額 1,807 － 190 190 688
偶発損失引当金繰入額 39 36 69 33 41
債権売却損 － － － － 1
貸倒引当金戻入益（△） － 241 － △ 241 －
７． 金融再生法開示債権
金融再生法開示債権は、前年同期比7億円減少の398億円となりました。
また、不良債権比率は、総与信額の増加により、前年同期比0.14ポイント低下し、2.12％となりました。
（単位：億円）
2018年6月末 2019年6月末 2020年6月末 2020年3月期
前年同期比
破産更生債権及び
89 92 62 △ 30 73
これらに準ずる債権
危険債権 203 236 284 48 270
要管理債権 80 76 51 △ 25 46
合 計 373 405 398 △ 7 390
金融再生法開示債権の推移 総与信額に対する比率の推移
億円 要管理債権 危険債権 破産更生債権等
不良債権比率
405 398 部分直接償却を実施した場合の不良債権比率
％
400 373
92 62
3.0
89
300
2.26 2.12
2.11
200 236 284
203 2.0
2.05
1.91 2.04
100
80 76 51
0 1.0
2018/6末 2019/6末 2020/6末
2018/6末 2019/6末 2020/6末
８． 自己資本比率
2020年6月末時点の自己資本比率（国内基準）については、現在算出中であり、確定次第、開示する予
定であります。
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