8303 新生銀 2020-05-13 15:30:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月13日
上場会社名 株式会社 新生銀行 上場取引所 東
コード番号 8303 URL https://www.shinseibank.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)工藤 英之
問合せ先責任者 (役職名) グループ財務管理部GM (氏名)三宅 剛 TEL 03-6880-7000
定時株主総会開催予定日 2020年6月17日 配当支払開始予定日 2020年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月18日 特定取引勘定設置の有無 有
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
経常収益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 399,503 7.3 51,036 △7.9 45,575 △12.9
2019年3月期 372,243 △3.0 55,397 △2.5 52,319 1.8
(注)包括利益 2020年3月期 36,307百万円 (△26.6%) 2019年3月期 49,492百万円 (4.2%)
潜在株式調整後 自己資本 総資産 経常収益
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 経常利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 190.59 190.55 5.1 0.5 12.8
2019年3月期 211.24 211.22 6.0 0.6 14.9
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 3,942百万円 2019年3月期 5,697百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 10,226,571 910,485 8.8 3,913.40
2019年3月期 9,571,172 896,642 9.3 3,636.92
(参考)自己資本 2020年3月期 902,994百万円 2019年3月期 892,044百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部合計で除し
て算出しております。
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 306,515 49,153 △23,193 1,578,264
2019年3月期 13,946 △152,545 △50,158 1,245,870
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00 2,452 4.7 0.3
2020年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00 2,307 5.2 0.3
(注1)当行は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりますが、定款上は、別途
期日を定めて剰余金の配当をすることが可能です。
(注2)2021年3月期の配当予想につきましては、現時点においては未定とさせていただきました。詳細は、添付資料3
ページをご覧ください。
3.2021年3月期の通期業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大が業績に与える影響の不確実性が高
く、現段階においては一定の仮定を置かない限り合理的に算定することが困難なことから未定としております。今
後、業績予想が可能となった時点(中間期決算発表までを目処)で速やかに公表いたします。詳細は、添付資料3ペ
ージをご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料14ページ「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方
針の変更)」をご覧ください
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 259,034,689株 2019年3月期 259,034,689株
② 期末自己株式数 2020年3月期 28,290,791株 2019年3月期 13,760,190株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 239,127,169株 2019年3月期 247,670,196株
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
経常収益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 170,640 4.0 33,938 △12.1 33,180 △6.4
2019年3月期 164,135 △3.1 38,630 5.6 35,443 △12.5
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 138.75 138.73
2019年3月期 143.10 143.09
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 8,686,696 853,629 9.8 3,699.13
2019年3月期 8,328,595 848,640 10.2 3,459.75
(参考)自己資本 2020年3月期 853,553百万円 2019年3月期 848,590百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部合計で除して算出しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当行の経営方針・財務状況を踏まえつつ、当行が現在入
手している情報及び合理的であると判断する一定の前提のもとに作成されたものであり、当行としてその実現を約束
する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後の様々な要因によって大きく異なる可能性があります。業績
予想等に関する事項は、添付資料3ペ-ジをご覧ください。
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績・財政状態の概況 ……………………………………………………………………………… 2
(2)次期の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 14
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………… 14
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………… 14
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………………… 15
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 16
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………… 21
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 23
4.個別財務諸表 …………………………………………………………………………………………………………… 24
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 24
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 26
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 28
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績・財政状態の概況
(経営成績)
当連結会計年度において、経常収益は3,995億円(前連結会計年度比272億円増加)、経常費用は3,484億円(同比
316億円増加)、経常利益は510億円(同比43億円減少)となりました。
資金利益については、ストラクチャードファイナンス業務における利息収入が増加したものの、リテールバンキン
グ業務やアプラスフィナンシャルの住宅関連ローンの利息収入の減少等により前連結会計年度に比べて減少しまし
た。非資金利益(役務取引等利益、特定取引利益、その他業務利益等の合計)については、法人業務での保有株式の
売却益計上に加えて、アプラスフィナンシャルでのショッピングクレジット等の主要業務の伸長やALM業務での国債
等の債券売却益の増加、さらにリテールバンキング業務が堅調に推移したこと等もあって、前連結会計年度に比べて
増加しました。次に、人件費・物件費といった経費については、新基幹システムの稼働等に伴うシステム費の増加に
加えて、子会社買収に伴う経費の増加やグループ拠点再編に係る経費の計上等により、前連結会計年度に比べて増加
しました。与信関連費用については、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う貸出先の業況悪化に備えて貸倒引当金を
積み増したこと等により、前連結会計年度に比べて増加しました。利息返還損失引当金については、近時の利息返還
動向に基づき、将来の過払負担をカバーするために、必要額を再計算した結果、全体で26億円の取崩超となり、当該
金額を利息返還損失引当金戻入益に計上しました。
さらに、特別損益、法人税等合計、非支配株主に帰属する当期純損失を加除した結果、当連結会計年度の親会社株
主に帰属する当期純利益は455億円(前連結会計年度比67億円減少)となりました。
セグメント別では、法人業務は、顧客基盤の拡充や収益力の強化に向けた取り組みが成果を上げつつあり、ストラ
クチャードファイナンス業務において利息収入が増加したことや、保有株式の売却益を計上したこと、さらにデリバ
ティブ関連収益や証券仲介業務が堅調に推移した等により、業務粗利益は増加しました。一方、与信関連費用は、前
連結会計年度に計上した貸倒引当金戻入益がなくなったことや新型コロナウイルスの感染拡大に伴う貸出先の業況悪
化に備えて貸倒引当金を積み増したこと等により増加しました。結果、セグメント利益は前連結会計年度に比べて減
少しました。
個人業務について、まずリテールバンキングは、住宅ローンの利息収入が減少したものの、「新生ステップアップ
プログラム」改定に伴う一部のお客さまに対するATM手数料有料化等により業務粗利益が増加したことから、セグメ
ント利益は前連結会計年度に比べて増加しました。
次にコンシューマーファイナンスは、アプラスフィナンシャルのショッピングクレジット等の取り扱いが増加した
ものの、アプラスフィナンシャルの住宅関連ローンの利息収入が減少したことや、新生フィナンシャルの地銀保証の
残高が減少したこと等により業務粗利益は減少しました。一方、アプラスフィナンシャルにおいて前連結会計年度に
計上した延滞債権の一括売却に伴う処理コストがなくなったことを主因に与信関連費用が改善したものの、セグメン
ト利益は前連結会計年度に比べて減少しました。
「経営勘定/その他」のセグメント利益は、ALM業務を所管するトレジャリーにおいて国債等の債券売却益が増加
したものの、前連結会計年度に比べて減少しました。
(財政状態)
当連結会計年度末において、総資産は10兆2,265億円(前連結会計年度末比6,553億円増加)となりました。
主要な勘定残高としては、貸出金は、住宅ローン残高が減少した一方で、ストラクチャードファイナンス業務での
残高が着実に積み上がったことから、全体では5兆1,104億円(前連結会計年度末比1,235億円増加)となりました。
有価証券は9,570億円(同比1,732億円減少)となり、このうち、日本国債の残高は3,605億円(同比1,409億円減少)
となりました。一方、預金・譲渡性預金は6兆3,051億円(同比3,830億円増加)となり、引き続き、当行の安定的な
資金調達基盤の重要な柱である個人のお客さまからの預金を中心に各ビジネスを積極的に推進するのに十分な水準を
維持しております。また、社債は1,665億円(同比741億円増加)となりました。
純資産は、公的資金返済の道筋をつけることを目指して、資本の状況や収益力、1株当たりの価値等に鑑み行われ
た2019年5月15日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得を進めたものの、親会社株主に帰属する当期純利益の
計上により、9,104億円(前連結会計年度末比138億円増加)となりました。
不良債権については、金融再生法ベースの開示債権(単体)において、当事業年度末は176億円(前事業年度末は
102億円)、不良債権比率は0.34%(前事業年度末は0.20%)となり、引き続き低水準を維持しております。
銀行法に基づく連結自己資本比率(バーゼルⅢ、国内基準)は11.21%となり、引き続き十分な水準を確保してお
ります。
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(キャッシュ・フロー)
当連結会計年度における連結キャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の
増加、資金運用による収入、借入金の増加による収入等と、債券貸借取引受入担保金等の減少による支出等により
3,065億円の収入(前連結会計年度は139億円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券等の売却・
償還による収入が、取得による支出を上回ったこと等により491億円の収入(同1,525億円の支出)、財務活動による
キャッシュ・フローは、自己株式の取得等により231億円の支出(同501億円の支出)となりました。この結果、当連
結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比3,323億円増加し、1兆5,782億円となりま
した。
(2)次期の見通し
2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大が業績に与える影響の不確実性が高
く、現段階においては一定の仮定を置かない限り合理的に算定することが困難なことから未定としております。
新型コロナウイルスの感染拡大による2021年3月期の業績に対する当行の考え方は以下のとおりであり、今後の経
済状況とそれによるビジネス活動への影響を精査の上、今後、業績予想が可能となった時点(中間期決算発表までを
目処)で速やかに公表いたします。また、中期経営戦略で示した戦略の方向性は変わらず、むしろ様々な取り組みを
より加速すべき状況と考えます。引き続き中長期的な視点から持続的な収益力の強化を進めてまいります。
・新型コロナウイルスの感染拡大による影響を織り込む以前の2021年3月期の通期業績予想
‐2020年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益の当初計画(530億円)から約2%の成長を想定
・新型コロナウイルスの感染拡大によるビジネスへの影響についての考え方
‐緊急事態宣言解除後も、「三密」回避が求められる状態が長期化。ビジネス活動は第2四半期以降回復し始め
るが、インバウンド関連・宿泊・飲食・その他サービス業の回復や棄損したサプライチェーンの復活には時間
を要する。また、関連する中小企業や個人の信用状況の悪化が継続する。悪影響の時間軸は、効果のある治療
薬、ワクチンの開発タイミングが鍵
‐回復する過程で、すべてが元に戻るわけではなく、消費者のマインドセット・行動変化、分散型社会への移
行、デジタル投資の加速、サプライチェーンの見直し、物理的空間利用の見直し、過剰サービスの見直しな
ど、不可逆的変化も発生
‐不動産価格について、今後は新型コロナウイルスの感染拡大の経験を踏まえた新しい価格水準(賃料×期待利
回り)の模索が続くが、アセットタイプごとの調整幅(価格下落幅)の跛行性が予想される
・新型コロナウイルスの感染拡大による財務への相応の影響を想定
‐事業ポートフォリオの収益力:コアビジネスである不動産ファイナンスや無担保ローンを含め、ビジネス活動
の減少により、既存ビジネスからの収益はある程度減少してもおかしくない。一方で、新しく生まれる資金・
ビジネスニーズもあり、激減は考えにくい
‐事業ポートフォリオのリスク特性:他の金融グループと比較し、日本全体あるいは特定地域のマクロ経済への
直接的なリンク度が低い。また、世界金融危機を経て、ポートフォリオの入替やリスク管理体制を強化してい
る
・各ビジネスによって影響度合いは異なるが、不動産関連ビジネスと無担保ローンを特に注視
‐業務粗利益:各ビジネスによって影響度合いは異なるが、多くのビジネスセグメントで減少する可能性
‐与信関連費用:2020年3月期に取引先の業況悪化に備えて追加的に貸倒引当金を積み増した。債権の質の低下
による更なる与信コストの可能性については、回収、延滞、貸倒などの状況を注視していく。その中で、特に
注視しているビジネスは、資産価格動向に左右される不動産関連ビジネスと、相対的に与信関連費用率の高い
無担保ローンビジネス
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当期の当行普通株式の配当については、当期末において、相応の利益水準を確保できたことから、1株当たり10円
の配当を実施するとともに、当行の資本の状況や収益力、1株当たり価値などに鑑み、20.5百万株、205億円を上限
とする自己株式の取得を行うことを2020年5月13日開催の取締役会において決議しました。なお、極端に不透明な新
型コロナウイルス感染症を巡る状況に鑑み、実際の自己株式取得は、外部環境や自らの財務・収益・株価等を見なが
ら、適切なタイミングで適切な金額を実施することといたします。
今後の配当を含む株主還元については、収益動向等の経営成績やその将来の見通しを踏まえた株主重視の利益配分
を行うことを基本方針と考えておりますが、安全性や内部留保とのバランスに加えて、公的資金注入を受けている銀
行として経営健全化計画にも留意して決定したいと考えております。具体的には、国内銀行の一般的な総還元性向の
水準を念頭に置きつつ、総還元性向の維持・向上を目指しており、株主還元における配当と自己株式取得との内訳に
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
つきましては、その時点の経営状況や市場動向等に鑑みて適時適切に決定してまいる所存です。したがいまして、次
期の当行普通株式の配当については、現時点においては未定とさせていただきました。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当行グループは日本基準を適用していますが、将来のIFRS適用に備え、国内のIFRS採用動向を踏まえつつ、IFRSの適
用方法を引き続き検討していく方針であります。なお、適用の時期については未定であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 1,355,966 1,614,134
債券貸借取引支払保証金 2,119 -
買入金銭債権 30,994 63,575
特定取引資産 204,415 213,707
金銭の信託 305,879 415,107
有価証券 1,130,286 957,040
貸出金 4,986,839 5,110,404
外国為替 29,546 73,879
リース債権及びリース投資資産 176,553 193,445
その他資産 851,287 1,007,605
有形固定資産 45,341 69,414
建物 11,805 12,350
土地 2,665 2,665
有形リース資産 24,479 47,148
建設仮勘定 266 741
その他の有形固定資産 6,125 6,508
無形固定資産 67,189 67,073
ソフトウエア 54,499 52,405
のれん 10,989 10,626
無形リース資産 3 65
無形資産 690 2,496
その他の無形固定資産 1,007 1,479
退職給付に係る資産 10,931 5,683
繰延税金資産 15,096 16,977
支払承諾見返 456,759 526,520
貸倒引当金 △98,034 △107,998
資産の部合計 9,571,172 10,226,571
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
預金 5,351,564 5,849,211
譲渡性預金 570,580 455,950
コールマネー及び売渡手形 145,000 165,000
売現先勘定 59,098 38,956
債券貸借取引受入担保金 510,229 350,407
特定取引負債 182,363 183,943
借用金 684,077 881,991
外国為替 471 687
短期社債 191,000 221,300
社債 92,335 166,500
その他負債 347,383 404,973
賞与引当金 8,598 8,560
役員賞与引当金 44 47
退職給付に係る負債 8,232 8,422
役員退職慰労引当金 - 50
睡眠預金払戻損失引当金 - 621
睡眠債券払戻損失引当金 3,764 3,513
利息返還損失引当金 63,025 49,308
繰延税金負債 - 119
支払承諾 456,759 526,520
負債の部合計 8,674,529 9,316,086
純資産の部
資本金 512,204 512,204
資本剰余金 78,506 78,506
利益剰余金 346,562 389,600
自己株式 △37,729 △61,097
株主資本合計 899,544 919,214
その他有価証券評価差額金 10,041 4,755
繰延ヘッジ損益 △16,391 △15,719
為替換算調整勘定 △1,527 △1,670
退職給付に係る調整累計額 378 △3,585
その他の包括利益累計額合計 △7,500 △16,219
新株予約権 99 125
非支配株主持分 4,498 7,364
純資産の部合計 896,642 910,485
負債及び純資産の部合計 9,571,172 10,226,571
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 372,243 399,503
資金運用収益 154,843 153,777
貸出金利息 140,176 140,204
有価証券利息配当金 12,531 10,794
コールローン利息及び買入手形利息 0 11
債券貸借取引受入利息 0 0
預け金利息 1,162 1,121
その他の受入利息 971 1,645
役務取引等収益 55,332 59,213
特定取引収益 6,673 15,821
その他業務収益 134,051 144,855
その他経常収益 21,341 25,835
償却債権取立益 6,658 6,464
その他の経常収益 14,682 19,370
経常費用 316,846 348,466
資金調達費用 21,027 20,266
預金利息 7,765 6,295
譲渡性預金利息 36 61
債券利息 0 -
コールマネー利息及び売渡手形利息 △13 43
売現先利息 419 356
債券貸借取引支払利息 1,142 840
借用金利息 3,369 2,875
短期社債利息 108 145
社債利息 466 283
その他の支払利息 7,731 9,364
役務取引等費用 23,981 26,782
その他業務費用 84,157 97,532
営業経費 148,545 152,494
のれん償却額 2,211 2,144
無形資産償却額 599 291
その他の営業経費 145,734 150,057
その他経常費用 39,134 51,391
貸倒引当金繰入額 35,241 44,818
その他の経常費用 3,892 6,572
経常利益 55,397 51,036
- 7 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益 218 26
固定資産処分益 0 0
その他の特別利益 218 25
特別損失 1,031 1,862
固定資産処分損 68 423
減損損失 955 660
その他の特別損失 8 778
税金等調整前当期純利益 54,584 49,200
法人税、住民税及び事業税 3,810 4,119
法人税等調整額 △1,306 △45
法人税等合計 2,503 4,073
当期純利益 52,080 45,126
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △239 △449
親会社株主に帰属する当期純利益 52,319 45,575
- 8 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 52,080 45,126
その他の包括利益 △2,588 △8,818
その他有価証券評価差額金 △295 △6,646
繰延ヘッジ損益 △1,933 671
為替換算調整勘定 △4 173
退職給付に係る調整額 △1,708 △3,971
持分法適用会社に対する持分相当額 1,354 954
包括利益 49,492 36,307
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 49,692 36,824
非支配株主に係る包括利益 △200 △516
- 9 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 512,204 78,506 361,368 △89,540 862,538
在外持分法適用関連会社の会計方針
の変更による累積的影響額
△311 △311
会計方針の変更を反映した当期首残高 512,204 78,506 361,057 △89,540 862,227
当期変動額
剰余金の配当 △2,528 △2,528
親会社株主に帰属する当期純利益 52,319 52,319
自己株式の取得 △12,999 △12,999
自己株式の処分 △78 178 100
自己株式の消却 △64,632 64,632 -
利益剰余金から資本剰余金への振替 64,710 △64,710 -
非支配株主との取引に係る親会社の
持分変動
△0 △0
連結子会社の新株予約権の失効によ
る増加高
1 1
連結子会社減少による減少高 △1 △1
その他有価証券評価差額金から利益
剰余金への振替
426 426
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - △0 △14,494 51,811 37,317
当期末残高 512,204 78,506 346,562 △37,729 899,544
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
証券評価差
損益 整勘定
係る調整累 括利益累計
額金 計額 額合計
当期首残高 5,187 △14,457 △1,573 2,089 △8,754 318 1,930 856,034
在外持分法適用関連会社の会計方針
の変更による累積的影響額
4,307 4,307 3,996
会計方針の変更を反映した当期首残高 9,495 △14,457 △1,573 2,089 △4,446 318 1,930 860,030
当期変動額
剰余金の配当 △2,528
親会社株主に帰属する当期純利益 52,319
自己株式の取得 △12,999
自己株式の処分 100
自己株式の消却 -
利益剰余金から資本剰余金への振替 -
非支配株主との取引に係る親会社の
持分変動
△0
連結子会社の新株予約権の失効によ
る増加高
1
連結子会社減少による減少高 △1
その他有価証券評価差額金から利益
剰余金への振替
426
株主資本以外の項目の当期変動額
546 △1,933 45 △1,711 △3,053 △219 2,567 △705
(純額)
当期変動額合計 546 △1,933 45 △1,711 △3,053 △219 2,567 36,611
当期末残高 10,041 △16,391 △1,527 378 △7,500 99 4,498 896,642
- 10 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 512,204 78,506 346,562 △37,729 899,544
在外持分法適用関連会社の会計方針
の変更による累積的影響額
- -
会計方針の変更を反映した当期首残高 512,204 78,506 346,562 △37,729 899,544
当期変動額
剰余金の配当 △2,452 △2,452
親会社株主に帰属する当期純利益 45,575 45,575
自己株式の取得 △23,500 △23,500
自己株式の処分 △53 132 78
自己株式の消却 - - -
利益剰余金から資本剰余金への振替 53 △53 -
非支配株主との取引に係る親会社の
持分変動
△0 △0
連結子会社の新株予約権の失効によ
る増加高
- -
連結子会社減少による減少高 △0 △0
その他有価証券評価差額金から利益
剰余金への振替
△32 △32
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - △0 43,037 △23,368 19,669
当期末残高 512,204 78,506 389,600 △61,097 919,214
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
証券評価差
損益 整勘定
係る調整累 括利益累計
額金 計額 額合計
当期首残高 10,041 △16,391 △1,527 378 △7,500 99 4,498 896,642
在外持分法適用関連会社の会計方針
の変更による累積的影響額
- - -
会計方針の変更を反映した当期首残高 10,041 △16,391 △1,527 378 △7,500 99 4,498 896,642
当期変動額
剰余金の配当 △2,452
親会社株主に帰属する当期純利益 45,575
自己株式の取得 △23,500
自己株式の処分 78
自己株式の消却 -
利益剰余金から資本剰余金への振替 -
非支配株主との取引に係る親会社の
持分変動
△0
連結子会社の新株予約権の失効によ
る増加高
-
連結子会社減少による減少高 △0
その他有価証券評価差額金から利益
剰余金への振替
△32
株主資本以外の項目の当期変動額
△5,285 671 △142 △3,963 △8,719 26 2,865 △5,826
(純額)
当期変動額合計 △5,285 671 △142 △3,963 △8,719 26 2,865 13,842
当期末残高 4,755 △15,719 △1,670 △3,585 △16,219 125 7,364 910,485
- 11 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 54,584 49,200
減価償却費(リース賃貸資産を除く) 12,519 14,258
のれん償却額 2,211 2,144
無形資産償却額 599 291
減損損失 955 660
持分法による投資損益(△は益) △5,697 △3,950
貸倒引当金の増減(△) △2,805 9,942
賞与引当金の増減額(△は減少) 109 △75
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 2,330 5,247
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △134 △0
睡眠預金払戻損失引当金の増減額(△は減少) - 621
睡眠債券払戻損失引当金の増減額(△は減少) △366 △251
利息返還損失引当金の増減額(△は減少) △16,527 △13,716
その他の引当金の増減額(△は減少) △6 1
資金運用収益 △154,843 △153,777
資金調達費用 21,027 20,266
有価証券関係損益(△) △1,776 △6,672
金銭の信託の運用損益(△は運用益) △2,352 △2,998
為替差損益(△は益) 5,278 12,612
固定資産処分損益(△は益) 67 423
特定取引資産の純増(△)減 880 △9,292
特定取引負債の純増減(△) △2,219 1,579
貸出金の純増(△)減 △62,901 △121,837
預金の純増減(△) △276,679 497,684
譲渡性預金の純増減(△) 131,653 △114,630
債券の純増減(△) △423 -
借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減
△40,483 116,016
(△)
社債(劣後特約付社債を除く)の純増減(△) 32,335 74,165
預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減 △78,740 75,225
買入金銭債権の純増(△)減 5,337 △29,273
債券貸借取引支払保証金の純増(△)減 510 2,119
コールマネー等の純増減(△) 148,179 △142
債券貸借取引受入担保金の純増減(△) 76,767 △159,822
外国為替の純増(△)減 3,333 △44,115
短期社債(負債)の純増減(△) 15,300 30,300
資金運用による収入 157,568 158,671
資金調達による支出 △35,716 △19,268
運用目的の金銭の信託の純増(△)減 4,702 3,257
リース債権及びリース投資資産の純増(△)減 17,511 6,930
その他 5,567 △91,574
小計 17,657 310,220
法人税等の支払額 △3,710 △3,705
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,946 306,515
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出 △1,691,648 △1,858,495
有価証券の売却による収入 1,395,159 1,751,834
有価証券の償還による収入 271,477 275,752
金銭の信託の設定による支出 △231,584 △311,351
金銭の信託の解約、売却及び配当による収入 157,683 210,117
有形固定資産(リース賃貸資産を除く)の取得に
△3,833 △5,340
よる支出
無形固定資産(リース賃貸資産を除く)の取得に
△18,249 △7,561
よる支出
事業譲受による支出 △33,020 △67
事業譲受による収入 1,982 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △5,127
支出
その他 △512 △607
投資活動によるキャッシュ・フロー △152,545 49,153
財務活動によるキャッシュ・フロー
劣後特約付借入金の返済による支出 △12,400 -
劣後特約付社債の償還による支出 △25,000 -
非支配株主からの払込みによる収入 2,770 2,808
配当金の支払額 △2,528 △2,452
非支配株主への配当金の支払額 - △48
自己株式の取得による支出 △12,999 △23,500
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
△0 △0
よる支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △50,158 △23,193
現金及び現金同等物に係る換算差額 52 △81
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △188,704 332,394
現金及び現金同等物の期首残高 1,434,574 1,245,870
現金及び現金同等物の期末残高 1,245,870 1,578,264
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱いの適用)
「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第24号 2018年9月14日)を当連結会
計年度の期首から適用しております。
在外持分法適用関連会社等がIFRS第9号「金融商品」を適用し、資本性金融商品の公正価値の事後的な変動をそ
の他の包括利益に表示する選択をしている場合に、修正のために必要な情報の入手が極めて困難と認められる場合
を除き、連結決算手続上、当該資本性金融商品の売却損益相当額及び減損損失相当額を当期の損益として計上する
ように修正することとしております。
この変更による連結財務諸表に与える影響はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大に伴う貸倒引当金の追加計上)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大やそれに伴う経済活動停滞による影響は今後1年程度続くも
のと想定し、特に当行及び一部の連結子会社の特定業種向け貸出金等の信用リスクに大きな影響があるとの仮定を
置いております。こうした仮定のもと、当該影響により予想される損失に備えるため、特定債務者の債務者区分を
足許の業績悪化の状況を踏まえて修正するとともに、特定業種ポートフォリオの貸倒実績に予想される業績悪化の
状況に基づく修正を加えた予想損失率によって、貸倒引当金7,011百万円を追加計上しております。なお、当該金
額は現時点の最善の見積りであるものの見積りに用いた仮定の不確実性は高く、新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)の感染状況やその経済環境への影響が変化した場合には、翌年度の連結財務諸表において当該貸倒引
当金は増減する可能性があります。
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(企業結合等関係)
株式の取得による会社等の買収
当行グループの連結子会社である昭和リース株式会社は、2019年4月23日付で三菱UFJリース株式会社と締結した
株式譲渡契約に基づき、2019年7月1日に三菱UFJリース株式会社の子会社である神鋼リース株式会社の株式を取得
し、子会社化いたしました。
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 神鋼リース株式会社
事業の内容 総合リース業
(2)企業結合を行った主な理由
本株式取得により収益拡大を図るためであります。
(3)企業結合日
2019年7月1日
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5)結合後企業の名称
結合後企業の名称に変更はありません。
(6)取得した議決権比率
80%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
昭和リース株式会社が、現金を対価として株式取得をしたことによります。
2.当連結会計年度に係る連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2019年7月1日から2020年3月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 2,489百万円
取得原価 2,489百万円
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリーに対する報酬・手数料等 31百万円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
のれんの発生はありません。
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
(1)資産の額
資産合計 95,664百万円
うち、その他資産(割賦売掛金) 39,262百万円
うち、有形リース資産 24,015百万円
うち、リース債権及びリース投資資産 23,436百万円
(2)負債の額
負債合計 92,552百万円
うち、借用金 80,367百万円
7.企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結財務諸表に及ぼす影響の
概算額及び算定方法
当該影響の概算額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(セグメント情報)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントの概要
当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
り、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、経営会議が、定期的に検討を行う対象となっている
ものであります。
当行グループは、『法人業務』及び『個人業務』を通じ、お客様へ幅広い金融商品・サービスを提供して
います。『法人業務』及び『個人業務』は、それぞれが提供する金融商品・サービス別のセグメントから構
成されており、『法人業務』は「法人営業」、「ストラクチャードファイナンス」、「プリンシパルトラン
ザクションズ」、「昭和リース」、「市場営業」、「その他金融市場」を報告セグメントに、『個人業務』
は「リテールバンキング」、「新生フィナンシャル」、「アプラスフィナンシャル」を報告セグメントとし
ております。また、『法人業務』及び『個人業務』のいずれにも属さない業務を『経営勘定/その他』と位
置づけ、「トレジャリー」を報告セグメントとしております。
『法人業務』の「法人営業」セグメントは事業法人、公共法人、金融法人向けの金融商品・サービス、ア
ドバイザリー業務及び信託業務を、「ストラクチャードファイナンス」セグメントはノンリコースローン等
の不動産金融業務、建設・不動産業を営む事業法人向けの金融商品・サービス、プロジェクトファイナンス
やスペシャルティファイナンス(M&Aファイナンス等)に関する金融商品・サービスを、「プリンシパルト
ランザクションズ」セグメントはプライベートエクイティ業務や事業承継業務、クレジットトレーディング
に関連する金融商品・サービス等を、「昭和リース」セグメントはリースを中心とする金融商品・サービス
を提供しております。「市場営業」セグメントは、外国為替、デリバティブ、株式関連、その他のキャピタ
ルマーケッツ業務を、「その他金融市場」セグメントは、新生証券株式会社による証券業務、アセットマネ
ジメント業務及びウェルスマネージメント業務等を提供しております。
『個人業務』の「リテールバンキング」セグメントは個人向けの金融取引・サービスを、「新生フィナン
シャル」セグメントは無担保カードローンおよび信用保証業務(新生フィナンシャル、新生銀行エル(旧新
生銀行レイク)、ノーローン、レイクALSA)を提供しております。「アプラスフィナンシャル」セグメント
はショッピングクレジット、カード、ローン、ペイメント業務を提供しております。また、『個人業務』の
「その他個人」には、その他子会社の損益が含まれております。
『経営勘定/その他』の「トレジャリー」セグメントはALM業務、資本性を含む資金調達業務を行ってお
ります。
2.報告セグメントごとの業務粗利益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、事業セグメント間の資金収支及び経費のうち間接業務
の経費を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
事業セグメント間の資金収支については内部の仕切レートを基準に算出しております。また、経費のうち
間接業務の経費については、予め決められた経費配賦ルールに基づき、期初に設定した予算に応じて各事業
セグメントに賦課しております。
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの業務粗利益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
(単位:百万円)
法人業務
法人営業 ストラクチ プリンシパ 昭和リース 市場営業 その他金融
ャードファ ルトランザ 市場
イナンス クションズ
業務粗利益 18,956 19,703 10,010 14,499 9,598 4,038
資金利益
10,825 12,022 4,360 △132 2,365 595
(△は損失)
非資金利益
8,130 7,680 5,650 14,631 7,233 3,443
(△は損失)
経費 12,576 8,347 4,109 10,794 3,367 3,130
与信関連費用
2,339 6,427 161 980 △30 △68
(△は益)
セグメント利益
4,040 4,927 5,740 2,723 6,261 977
(△は損失)
セグメント資産 1,654,339 1,896,052 189,449 581,071 330,689 40,011
セグメント負債 1,489,349 146,619 8,360 2,227 181,892 18,581
その他の項目
持分法投資利益 - - 3,525 142 - -
持分法適用会社へ
- - 67,078 1,266 - -
の投資金額
個人業務 経営勘定/その他
リテールバ コンシューマーファイナンス トレジャリ その他
ンキング 新生フィナ アプラスフ その他個人 ー 合計
ンシャル ィナンシャ
ル
業務粗利益 28,399 68,371 58,282 1,592 5,991 551 239,996
資金利益
23,474 69,329 9,713 906 50 0 133,510
(△は損失)
非資金利益
4,925 △958 48,569 685 5,940 551 106,485
(△は損失)
経費 28,036 34,380 38,948 2,007 1,631 2,241 149,573
与信関連費用
13 14,441 15,105 △191 - 3 39,183
(△は益)
セグメント利益
348 19,548 4,228 △223 4,360 △1,693 51,239
(△は損失)
セグメント資産 1,162,028 523,213 1,236,237 56,007 528,541 88 8,197,730
セグメント負債 4,659,899 46,058 461,788 848 - - 7,015,625
その他の項目
持分法投資利益 - - △12 287 - - 3,942
持分法適用会社へ
- - 585 7,062 - - 75,992
の投資金額
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(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(注) 1.一般事業会社の売上高に代えて、経営管理上の業務粗利益を記載しております。経営管理上の業務粗利益は、資金運用収支、
役務取引等収支、特定取引収支、その他業務収支、金銭の信託運用損益、株式関連損益等の合計であり、収支とは、収益と費用
の差額であります。これらの収支及び損益は、当行グループ本来の業務による収益と費用を表したものであります。
2.経費は、営業経費から、のれん償却額、無形資産償却額及び臨時的な費用を控除したものであります。なお、臨時的な費用に
は、退職給付費用の数理計算上の差異の償却及びその他臨時費用が含まれております。
3.与信関連費用は、貸倒引当金繰入額、貸倒引当金戻入益、貸出金償却、債権処分損及び償却債権取立益によって構成されてお
ります。
4.セグメント資産は、買入金銭債権、特定取引資産、金銭の信託、有価証券、貸出金、リース債権及びリース投資資産、その他
資産のうち割賦売掛金、有形リース資産、無形リース資産及び支払承諾見返によって構成されております。
5.セグメント負債は、預金、譲渡性預金、債券、特定取引負債及び支払承諾によって構成されております。
6.各事業セグメントに配賦していない資産及び負債について、関連する収益及び費用については合理的な配賦基準で各事業セグ
メントに配賦しているものがあります。例えば、借用金利息は業務粗利益の一部としてセグメント利益に含めておりますが、借
用金については各セグメント負債への配賦は行なっておりません。また、減価償却費についても経費の一部としてセグメント利
益に含めておりますが、固定資産の各セグメント資産への配賦は行なっておりません。
7.「新生フィナンシャル」には、個人向け無担保カードローン事業「新生銀行カードローンエル」及び新生パーソナルローン株
式会社等の損益が含まれております。新生銀行カードローンレイクは、2019年11月28日に新生銀行カードローンエルに名称変更
しました。
8.『経営勘定/その他』の「その他」には、報告セグメントに含まれない全社損益、予算配賦した経費の予実差異の金額、セグメ
ント間取引消去額等が含まれております。
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4.報告セグメントの合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(1)セグメント利益の合計額と連結損益計算書の経常利益計上額
(単位:百万円)
利益 当連結会計年度
セグメント利益計 51,239
のれん償却額 △2,144
無形資産償却額 △291
臨時的な費用 △461
睡眠預金払戻損失引当金繰入額 △621
睡眠預金の収益計上額 578
利息返還損失引当金戻入益 2,628
その他 109
連結損益計算書の経常利益 51,036
(2)セグメント資産の合計額と連結貸借対照表の資産計上額
(単位:百万円)
資産 当連結会計年度
セグメント資産計 8,197,730
現金預け金 1,614,134
外国為替 73,879
割賦売掛金を除くその他資産 336,889
有形リース資産を除く有形固定資産 22,266
無形リース資産を除く無形固定資産 67,008
退職給付に係る資産 5,683
繰延税金資産 16,977
貸倒引当金 △107,998
連結貸借対照表の資産合計 10,226,571
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(3)セグメント負債の合計額と連結貸借対照表の負債計上額
(単位:百万円)
負債 当連結会計年度
セグメント負債計 7,015,625
コールマネー及び売渡手形 165,000
売現先勘定 38,956
債券貸借取引受入担保金 350,407
借用金 881,991
外国為替 687
短期社債 221,300
社債 166,500
その他負債 404,973
賞与引当金 8,560
役員賞与引当金 47
退職給付に係る負債 8,422
役員退職慰労引当金 50
睡眠債券払戻損失引当金 3,513
睡眠預金払戻損失引当金 621
利息返還損失引当金 49,308
繰延税金負債 119
連結貸借対照表の負債合計 9,316,086
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 3,636円92銭 3,913円40銭
1株当たり当期純利益 211円24銭 190円59銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 211円22銭 190円55銭
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額 百万円 896,642 910,485
純資産の部の合計額から控除する金額 百万円 4,597 7,490
うち新株予約権 百万円 99 125
うち非支配株主持分 百万円 4,498 7,364
普通株式に係る期末の純資産額 百万円 892,044 902,994
1株当たり純資産額の算定に用いられ
千株 245,274 230,743
た連結会計年度末の普通株式の数
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2.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりでありま
す。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益 百万円 52,319 45,575
普通株主に帰属しない金額 百万円 - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
百万円 52,319 45,575
当期純利益
普通株式の期中平均株式数 千株 247,670 239,127
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整
百万円 - -
額
普通株式増加数 千株 30 44
うち新株予約権 千株 30 44
連結子会社(OJBC Co. Ltd) 連結子会社(OJBC Co. Ltd)
(1)A種優先株式1,750,000株 (1)A種優先株式1,750,000株
希薄化効果を有しないため、潜在株式 (2)B種優先株式150,000株 (2)B種優先株式150,000株
調整後1株当たり当期純利益の算定に (3)C種優先株式19,400,000株 (3)C種優先株式19,400,000株
含めなかった潜在株式の概要 (4)D種優先株式600,000株 (4)D種優先株式600,000株
(5)新株予約権3種類(同社B種 (5)新株予約権3種類(同社B種
優先株式1,895,920個) 優先株式1,859,460個)
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(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
当行は、2020年5月13日の取締役会において、会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づき、自己株式
の取得に係る事項を決議しました。
1.自己株式の取得を行う理由
公的資金返済の道筋をつける取り組みの一環として、現在の当行の資本の状況や収益力、1株当たりの価値などに
鑑み、自己株式の取得を行うものであります。これにより、充分な資本の維持を前提としつつ、適切な資本政策の実
施を通じて、1株当たりの価値の向上を目指してまいります。
2.取得に係る事項の内容
(1)取得する株式の種類 普通株式
(2)取得する株式の総数 20.5百万株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)の8.88%)
(3)株式の取得価額の総額 205億円(上限)
(4)取得期間 2020年5月14日から2021年3月31日まで
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4.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
現金預け金 1,280,991 1,475,672
現金 4,896 6,124
預け金 1,276,094 1,469,547
買入金銭債権 10,809 42,795
特定取引資産 200,276 206,547
特定取引有価証券派生商品 7,432 2,255
特定金融派生商品 192,843 204,291
金銭の信託 198,717 312,128
有価証券 1,445,927 1,265,800
国債 499,550 358,567
社債 171,148 168,949
株式 363,911 346,266
その他の証券 411,317 392,017
貸出金 4,932,610 5,040,819
手形貸付 17,084 28,313
証書貸付 3,972,580 4,087,003
当座貸越 942,945 925,502
外国為替 29,546 73,879
外国他店預け 28,487 73,879
取立外国為替 1,059 -
その他資産 190,104 234,006
前払費用 2,967 2,767
未収収益 9,716 8,055
先物取引差入証拠金 4,852 4,782
先物取引差金勘定 - 266
金融派生商品 54,988 71,745
金融商品等差入担保金 40,606 66,258
社債発行費 145 349
未収金 2,946 5,775
その他の資産 73,880 74,006
有形固定資産 12,610 12,435
建物 8,239 8,386
リース資産 46 38
建設仮勘定 177 307
その他の有形固定資産 4,147 3,703
無形固定資産 26,483 25,631
ソフトウエア 24,773 23,617
のれん 703 537
リース資産 992 1,463
その他の無形固定資産 13 12
前払年金費用 6,849 6,940
繰延税金資産 1,127 2,731
支払承諾見返 18,060 18,787
貸倒引当金 △25,519 △31,480
資産の部合計 8,328,595 8,686,696
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(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
預金 5,636,286 5,995,082
当座預金 77,173 94,819
普通預金 2,773,889 2,703,933
通知預金 13,897 3,353
定期預金 2,271,980 2,652,189
その他の預金 499,344 540,786
譲渡性預金 570,580 455,950
コールマネー 145,000 165,000
売現先勘定 59,098 38,956
債券貸借取引受入担保金 510,229 345,357
特定取引負債 179,749 182,969
特定取引有価証券派生商品 4,536 1,985
特定金融派生商品 175,212 180,984
借用金 195,628 342,683
借入金 195,628 342,683
外国為替 471 687
未払外国為替 471 687
社債 42,335 116,500
その他負債 113,903 162,115
未払法人税等 2,088 1,532
未払費用 9,395 10,533
前受収益 390 658
先物取引差金勘定 487 77
金融派生商品 64,296 85,080
金融商品等受入担保金 15,519 25,110
リース債務 18 12
資産除去債務 7,410 7,307
その他の負債 14,296 31,802
賞与引当金 4,847 4,840
睡眠預金払戻損失引当金 - 621
睡眠債券払戻損失引当金 3,764 3,513
支払承諾 18,060 18,787
負債の部合計 7,479,955 7,833,066
純資産の部
資本金 512,204 512,204
資本剰余金 79,465 79,465
資本準備金 79,465 79,465
利益剰余金 307,855 338,529
利益準備金 15,243 15,734
その他利益剰余金 292,611 322,795
繰越利益剰余金 292,611 322,795
自己株式 △37,729 △61,097
株主資本合計 861,796 869,102
その他有価証券評価差額金 4,719 624
繰延ヘッジ損益 △17,925 △16,174
評価・換算差額等合計 △13,205 △15,549
新株予約権 49 76
純資産の部合計 848,640 853,629
負債及び純資産の部合計 8,328,595 8,686,696
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(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
経常収益 164,135 170,640
資金運用収益 124,464 120,335
貸出金利息 101,292 98,008
有価証券利息配当金 21,413 20,003
コールローン利息 0 11
預け金利息 1,113 1,080
その他の受入利息 644 1,230
役務取引等収益 19,484 21,295
受入為替手数料 1,226 1,085
その他の役務収益 18,258 20,210
特定取引収益 4,194 10,994
特定取引有価証券収益 275 827
特定金融派生商品収益 3,918 10,167
その他業務収益 11,002 10,022
外国為替売買益 5,741 529
国債等債券売却益 4,295 7,385
金融派生商品収益 - 254
その他の業務収益 965 1,853
その他経常収益 4,989 7,992
貸倒引当金戻入益 526 -
償却債権取立益 231 105
株式等売却益 1,240 4,626
金銭の信託運用益 1,464 2,381
その他の経常収益 1,526 877
経常費用 125,504 136,702
資金調達費用 18,002 17,244
預金利息 7,770 6,300
譲渡性預金利息 36 61
債券利息 0 -
コールマネー利息 △13 43
売現先利息 419 356
債券貸借取引支払利息 1,142 840
借用金利息 602 141
社債利息 313 137
金利スワップ支払利息 7,709 9,344
その他の支払利息 21 17
役務取引等費用 29,660 27,530
支払為替手数料 1,308 1,262
その他の役務費用 28,352 26,268
- 26 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特定取引費用 - 0
その他の特定取引費用 - 0
その他業務費用 4,229 6,614
国債等債券売却損 1,191 3,538
国債等債券償却 449 422
社債発行費償却 56 74
金融派生商品費用 516 -
その他の業務費用 2,015 2,578
営業経費 72,498 72,308
その他経常費用 1,113 13,004
貸倒引当金繰入額 - 8,813
貸出金償却 27 5
株式等売却損 242 86
株式等償却 386 2,784
金銭の信託運用損 0 0
睡眠債券払戻損失引当金繰入額 122 -
その他の経常費用 335 1,312
経常利益 38,630 33,938
特別利益 218 2,109
固定資産処分益 0 0
その他の特別利益 218 2,109
特別損失 2,817 2,334
固定資産処分損 38 80
減損損失 676 631
その他の特別損失 2,101 1,622
税引前当期純利益 36,032 33,713
法人税、住民税及び事業税 1,679 1,792
法人税等調整額 △1,091 △1,260
法人税等合計 588 532
当期純利益 35,443 33,180
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 512,204 79,465 - 79,465 14,738 324,912 339,650 △89,540 841,780
当期変動額
剰余金の配当 505 △3,034 △2,528 △2,528
当期純利益 35,443 35,443 35,443
自己株式の取得 △12,999 △12,999
自己株式の処分 △78 △78 178 100
自己株式の消却 △64,632 △64,632 64,632 -
利益剰余金から
資本剰余金への振替
64,710 64,710 △64,710 △64,710 -
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - - - 505 △32,301 △31,795 51,811 20,015
当期末残高 512,204 79,465 - 79,465 15,243 292,611 307,855 △37,729 861,796
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算差額等
評価差額金
繰延ヘッジ損益
合計
当期首残高 4,268 △15,759 △11,490 270 830,560
当期変動額
剰余金の配当 △2,528
当期純利益 35,443
自己株式の取得 △12,999
自己株式の処分 100
自己株式の消却 -
利益剰余金から
資本剰余金への振替
-
株主資本以外の項目
の当期変動額 450 △2,166 △1,715 △220 △1,936
(純額)
当期変動額合計 450 △2,166 △1,715 △220 18,079
当期末残高 4,719 △17,925 △13,205 49 848,640
- 28 -
(株)新生銀行(8303)2020年3月期 決算短信
当事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 512,204 79,465 - 79,465 15,243 292,611 307,855 △37,729 861,796
当期変動額
剰余金の配当 490 △2,943 △2,452 △2,452
当期純利益 33,180 33,180 33,180
自己株式の取得 △23,500 △23,500
自己株式の処分 △53 △53 132 78
自己株式の消却 - - - -
利益剰余金から資本
剰余金への振替
53 53 △53 △53 -
株主資本以外の項目
の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - - - 490 30,183 30,674 △23,368 7,306
当期末残高 512,204 79,465 - 79,465 15,734 322,795 338,529 △61,097 869,102
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算差額等
評価差額金
繰延ヘッジ損益
合計
当期首残高 4,719 △17,925 △13,205 49 848,640
当期変動額
剰余金の配当 △2,452
当期純利益 33,180
自己株式の取得 △23,500
自己株式の処分 78
自己株式の消却 -
利益剰余金から資本
剰余金への振替
-
株主資本以外の項目
の当期変動額 △4,094 1,751 △2,343 27 △2,316
(純額)
当期変動額合計 △4,094 1,751 △2,343 27 4,989
当期末残高 624 △16,174 △15,549 76 853,629
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