8303 新生銀 2020-11-12 15:30:00
2021年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 株式会社 新生銀行 上場取引所 東
コード番号 8303 URL https://www.shinseibank.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)工藤 英之
問合せ先責任者 (役職名) グループ財務管理部GM (氏名)三宅 剛 TEL 03-6880-7000
四半期報告書提出予定日 2020年11月19日 特定取引勘定設置の有無 有
配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
親会社株主に帰属する
経常収益 経常利益
中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期中間期 182,100 △7.8 19,996 △37.0 13,316 △52.7
2020年3月期中間期 197,467 5.4 31,751 7.1 28,148 1.7
(注)包括利益 2021年3月期中間期 12,499百万円(△46.5%) 2020年3月期中間期 23,343百万円(△16.7%)
潜在株式調整後
1株当たり中間純利益
1株当たり中間純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期中間期 58.35 58.34
2020年3月期中間期 115.80 115.79
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期中間期 10,323,952 913,028 8.8
2020年3月期 10,226,571 910,485 8.8
(参考)自己資本 2021年3月期中間期 903,886百万円 2020年3月期 902,994百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権-期末非支配株主持分)を期末資産の部合計で除し
て算出しております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00
2021年3月期 - 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注1)当行は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりますが、定款上は、別途
期日を定めて剰余金の配当をすることが可能です。
(注2)2021年3月期の配当予想につきましては、現時点においては未定とさせていただきました。詳細は、添付資料3
ページをご覧ください。
3.2021年3月期の通期業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が業績に与える影
響の不確実性が高く、一定の仮定を置かない限り合理的に算定することが困難なことから未定としておりました。本
日(11月12日)付2021年3月期第2四半期(中間期)決算短信において、現時点の事業環境や業績動向、並びに当期
末までの一定の前提条件等を踏まえて、連結は親会社株主に帰属する当期純利益340億円、単体は当期純利益275億円
の見通しとさせていただきました。詳細は、添付資料3ページをご覧ください。
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当中間期における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期中間期 259,034,689株 2020年3月期 259,034,689株
② 期末自己株式数 2021年3月期中間期 35,483,470株 2020年3月期 28,290,791株
③ 期中平均株式数(中間期) 2021年3月期中間期 228,192,744株 2020年3月期中間期 243,061,193株
(個別業績の概要)
1.2021年3月期第2四半期(中間期)の個別業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は、対前年中間期増減率)
経常収益 経常利益 中間純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期中間期 66,151 △23.7 4,344 △80.5 560 △97.5
2020年3月期中間期 86,654 10.7 22,272 40.9 22,695 52.9
1株当たり中間純利益
円 銭
2021年3月期中間期 2.45
2020年3月期中間期 93.37
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期中間期 8,665,920 841,415 9.7
2020年3月期 8,686,696 853,629 9.8
(参考)自己資本 2021年3月期中間期 841,314百万円 2020年3月期 853,553百万円
(注)「自己資本比率」は、(期末純資産の部合計-期末新株予約権)を期末資産の部合計で除して算出しております。
※ 中間決算短信は公認会計士又は監査法人の中間監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.当行は、特定事業会社(企業内容等の開示に聞する内閣府令第17条の15第2項に規定する事業を行う会社)に該
当するため、中間会計期間については、中間連結財務諸表及び中間財務諸表を作成しております。
2.本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当行の経営方針・財務状況を踏まえつつ、当行が現
在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提のもとに作成されたものであり、当行としてその実
現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後の様々な要因によって大きく異なる可能性があ
ります。業績予想等に関する事項は、添付資料3ページをご覧ください。
(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当中間期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.中間連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………… 4
(1)中間連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 …………………………………………………………… 6
(3)中間連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)中間連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………… 10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 11
3.中間個別財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………… 12
(1)中間貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 12
(2)中間損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 14
(3)中間株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 15
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当中間期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間において、経常収益は1,821億円(前年同期比153億円減少)、経常費用は1,621億円(同
比36億円減少)、経常利益は199億円(同比117億円減少)となりました。
資金利益については、海外金利低下に伴う利息収入の減少や個人向け無担保カードローン業務における利息収
入の減少等により、前年同期に比べて減少しました。非資金利益(役務取引等利益、特定取引利益、その他業務
利益等の合計)については、アプラスフィナンシャルにおいてショッピングクレジット等の主要業務が伸長した
ものの、前年同期に計上した保有株式の売却益がなくなったことに加えて、法人業務での手数料収入及びデリバ
ティブ関連収益の減少や、リテールバンキングでの資産運用商品の販売関連収益の減少等により、前年同期に比
べて減少しました。次に、人件費・物件費といった経費については、前期の子会社買収に伴い経費が増加したも
のの、システム関連費用を中心とした抑制的な経費運営等により、前年同期に比べて減少しました。与信関連費
用については、個人向け無担保カードローン業務において貸倒引当金繰入額が減少したものの、新型コロナウイ
ルス感染症(COVID-19)の感染拡大による貸出先の業況悪化に伴い貸倒引当金を積み増したこと等により、前年
同期に比べて増加しました。利息返還損失引当金については、近時の利息返還動向に基づき、将来の過払負担を
カバーするために、必要額を再計算した結果、全体で9億円の取崩超となり、当該金額を利息返還損失引当金戻
入益へ計上しました。
また、収益計画に基づき繰延税金資産を一部取り崩したこと等により法人税等合計が65億円(損)となり、さ
らに特別損益や非支配株主に帰属する中間純損失を加除した結果、当中間連結会計期間の親会社株主に帰属する
中間純利益は133億円(前年同期比148億円減少)となりました。
セグメント別では、「法人業務」は、顧客基盤の拡充や収益力の強化に向けた取り組みが成果を上げつつある
ことや、昭和リースにおいて前期の子会社買収に伴う収益の増加があったものの、前年同期に計上した保有株式
の売却益がなくなったことに加えて、法人営業やストラクチャードファイナンス業務における手数料収入の減少
や、デリバティブ関連収益の減少等により、業務粗利益は前年同期に比べて減少しました。与信関連費用は、新
型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による貸出先の業況悪化に伴い貸倒引当金を積み増したこと等
により増加しました。その結果、セグメント利益は前年同期に比べて減少しました。
「個人業務」について、まずリテールバンキングは、資産運用商品の販売関連収益が減少したこと等により業
務粗利益が減少したことから、セグメント損益は前年同期に比べて減少しました。
次にコンシューマーファイナンスは、レイク事業の利息収入が減少したものの、アプラスフィナンシャルのシ
ョッピングクレジットの取り扱いが増加したこと等により、業務粗利益は前年同期に比べて増加しました。与信
関連費用は、個人向け無担保カードローン業務における貸出債権の残高減少を主因に減少しました。その結果、
セグメント利益は前年同期に比べて増加しました。
「経営勘定/その他」のセグメント損益は、前年同期に比べて減少しました。
(2)財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末において、総資産は10兆3,239億円(前連結会計年度末比973億円増加)となりました。
主要な勘定残高としては、貸出金は、個人向け貸出において住宅ローン残高やコンシューマーファイナンス業
務での残高が減少した一方で、ストラクチャードファイナンス業務での残高が着実に積みあがったことや、2020
年9月にUDC Finance Limitedを連結したこと等により、全体では5兆2,041億円(前連結会計年度末比937億円
増加)となりました。有価証券は8,532億円(同比1,038億円減少)となり、このうち、日本国債の残高は3,105
億円(同比500億円減少)となりました。一方、預金・譲渡性預金は6兆3,939億円(同比888億円増加)とな
り、引き続き、当行の安定的な資金調達基盤の重要な柱である個人のお客さまからの預金を中心に各ビジネスを
積極的に推進するのに十分な水準を維持しております。また、社債は、貸出金と同様に、2020年9月にUDC
Finance Limitedを連結したこと等により、3,533億円(同比1,868億円増加)となりました。
純資産は、公的資金返済の道筋をつけることを目指して、資本の状況や収益力、1株当たりの価値等に鑑み行
われた2020年5月13日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得を進めたものの、親会社株主に帰属する中間
純利益の計上により、9,130億円(前連結会計年度末比25億円増加)となりました。
不良債権については、金融再生法ベースの開示債権(単体)において、当中間会計期間末は338億円(前事業
年度末は176億円)、不良債権比率は0.64%(前事業年度末は0.34%)と、引き続き低水準を維持しておりま
す。
銀行法に基づく連結自己資本比率(バーゼルⅢ、国内基準)は10.92%となり、引き続き十分な水準を確保し
ております。
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当中間期の業績は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、前年同期に比べて減益とな
りましたが、下期においては、資金利益は無担保ローンの利息収益の減少があり上期の横ばいで推移し、経費は「新
しい働き方」を踏まえた先行投資により増加するものの、非資金利益は法人業務、リテールバンキング及びアプラス
フィナンシャルにおける手数料収益が増加し、与信関連費用において大きな発生は見込んでいないことから、業績の
回復を見込んでおります。したがいまして、連結は親会社株主に帰属する当期純利益340億円といたしました。ま
た、単体は連結子会社からの受取配当金の計上も勘案して、当期純利益275億円といたしました。
なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況やその経済環境への影響の変化等により、業績予想の修
正が必要であると判断した場合には、適切に開示してまいります。
2021年3月期の業績予想
(単位:億円)
2021年3月期 2020年3月期
(予想) (実績)
【連結】
親会社株主に帰属する当期純利益 340 455
1株当たり当期純利益(注) 151円47銭 190円59銭
【単体】
実質業務純益 390 418
当期純利益 275 331
(注)当行は2020年5月13日開催の取締役会において、自己株式の取得について決議いたしました。連結業績予
想の1株当たり当期純利益については、当該自己株式の2020年10月までの取得の影響を考慮しておりま
す。
今後の配当を含む株主還元については、収益動向等の経営成績やその将来の見通しを踏まえた株主重視の利益配分
を行うことを基本方針と考えておりますが、安全性や内部留保とのバランスに加えて、公的資金注入を受けている銀
行として経営健全化計画にも留意して決定したいと考えております。具体的には、国内銀行の一般的な総還元性向の
水準を念頭に置きつつ、総還元性向の維持・向上を目指しており、株主還元における配当と自己株式取得との内訳に
つきましては、その時点の経営状況や市場動向等に鑑みて適時適切に決定してまいる所存です。したがいまして、
2021年3月期の当行普通株式の配当については、5月13日付2020年3月期決算短信と同様に、現時点においては未定
とさせていただきました。
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
2.中間連結財務諸表及び主な注記
(1)中間連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
現金預け金 1,614,134 1,659,232
買入金銭債権 63,575 55,092
特定取引資産 213,707 201,005
金銭の信託 415,107 393,858
有価証券 957,040 853,226
貸出金 5,110,404 5,204,118
外国為替 73,879 64,578
リース債権及びリース投資資産 193,445 198,307
その他資産 1,007,605 1,102,339
有形固定資産 69,414 66,195
無形固定資産 67,073 70,985
退職給付に係る資産 5,683 5,952
繰延税金資産 16,977 14,479
支払承諾見返 526,520 544,275
貸倒引当金 △107,998 △109,694
資産の部合計 10,226,571 10,323,952
負債の部
預金 5,849,211 5,955,334
譲渡性預金 455,950 438,627
コールマネー及び売渡手形 165,000 95,000
売現先勘定 38,956 11,069
債券貸借取引受入担保金 350,407 311,171
特定取引負債 183,943 172,846
借用金 881,991 880,491
外国為替 687 1,208
短期社債 221,300 227,200
社債 166,500 353,368
その他負債 404,973 359,438
賞与引当金 8,560 4,928
役員賞与引当金 47 23
退職給付に係る負債 8,422 8,459
役員退職慰労引当金 50 17
睡眠預金払戻損失引当金 621 577
睡眠債券払戻損失引当金 3,513 3,406
利息返還損失引当金 49,308 43,365
繰延税金負債 119 115
支払承諾 526,520 544,275
負債の部合計 9,316,086 9,410,924
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当中間連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
資本金 512,204 512,204
資本剰余金 78,506 78,538
利益剰余金 389,600 400,609
自己株式 △61,097 △70,508
株主資本合計 919,214 920,843
その他有価証券評価差額金 4,755 4,637
繰延ヘッジ損益 △15,719 △16,532
為替換算調整勘定 △1,670 △1,529
退職給付に係る調整累計額 △3,585 △3,532
その他の包括利益累計額合計 △16,219 △16,957
新株予約権 125 149
非支配株主持分 7,364 8,992
純資産の部合計 910,485 913,028
負債及び純資産の部合計 10,226,571 10,323,952
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(2)中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書
(中間連結損益計算書)
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
経常収益 197,467 182,100
資金運用収益 76,720 68,774
(うち貸出金利息) 70,187 64,582
(うち有価証券利息配当金) 5,095 3,105
役務取引等収益 29,426 26,618
特定取引収益 5,036 2,383
その他業務収益 72,235 74,743
その他経常収益 14,048 9,581
経常費用 165,715 162,104
資金調達費用 9,931 6,892
(うち預金利息) 2,767 2,279
(うち借用金利息) 1,301 1,571
(うち社債利息) 113 237
役務取引等費用 13,760 13,056
その他業務費用 45,874 46,347
営業経費 75,203 74,171
その他経常費用 20,945 21,635
経常利益 31,751 19,996
特別利益 0 0
特別損失 512 261
税金等調整前中間純利益 31,239 19,735
法人税、住民税及び事業税 1,392 2,918
法人税等調整額 1,806 3,588
法人税等合計 3,199 6,506
中間純利益 28,039 13,228
非支配株主に帰属する中間純損失(△) △109 △87
親会社株主に帰属する中間純利益 28,148 13,316
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
(中間連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前中間連結会計期間 当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
中間純利益 28,039 13,228
その他の包括利益 △4,695 △729
その他有価証券評価差額金 △3,233 △671
繰延ヘッジ損益 △1,783 △812
為替換算調整勘定 △144 △19
退職給付に係る調整額 49 52
持分法適用会社に対する持分相当額 416 721
中間包括利益 23,343 12,499
(内訳)
親会社株主に係る中間包括利益 23,513 12,618
非支配株主に係る中間包括利益 △169 △118
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 512,204 78,506 346,562 △37,729 899,544
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,452 △2,452
親会社株主に帰属する中間純利益 28,148 28,148
自己株式の取得 △9,207 △9,207
自己株式の処分 △53 132 78
利益剰余金から資本剰余金への振
替
53 △53 -
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
△0 △0
連結子会社の新株予約権の失効に
よる増加高
- -
連結子会社増加による減少高 - -
連結子会社減少による減少高 △0 △0
その他有価証券評価差額金から利
益剰余金への振替
△29 △29
株主資本以外の項目の当中間期変
動額(純額)
当中間期変動額合計 - △0 25,613 △9,075 16,537
当中間期末残高 512,204 78,506 372,176 △46,804 916,082
その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算調 純資産合計
証券評価差 係る調整累 括利益累計 持分
損益 整勘定
額金 計額 額合計
当期首残高 10,041 △16,391 △1,527 378 △7,500 99 4,498 896,642
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,452
親会社株主に帰属する中間純利益 28,148
自己株式の取得 △9,207
自己株式の処分 78
利益剰余金から資本剰余金への振
替
-
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
△0
連結子会社の新株予約権の失効に
よる増加高
-
連結子会社増加による減少高 -
連結子会社減少による減少高 △0
その他有価証券評価差額金から利
益剰余金への振替
△29
株主資本以外の項目の当中間期変
△1,592 △1,783 △1,278 47 △4,606 26 2,616 △1,964
動額(純額)
当中間期変動額合計 △1,592 △1,783 △1,278 47 △4,606 26 2,616 14,573
当中間期末残高 8,448 △18,174 △2,806 425 △12,106 125 7,114 911,215
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
当中間連結会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 512,204 78,506 389,600 △61,097 919,214
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,307 △2,307
親会社株主に帰属する中間純利益 13,316 13,316
自己株式の取得 △9,543 △9,543
自己株式の処分 △40 132 91
利益剰余金から資本剰余金への振
替
40 △40 -
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
32 32
連結子会社の新株予約権の失効に
よる増加高
0 0
連結子会社増加による減少高 △0 △0
連結子会社減少による減少高 - -
その他有価証券評価差額金から利
益剰余金への振替
39 39
株主資本以外の項目の当中間期変
動額(純額)
当中間期変動額合計 - 32 11,008 △9,411 1,629
当中間期末残高 512,204 78,538 400,609 △70,508 920,843
その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権 非支配株主
繰延ヘッジ 為替換算調 純資産合計
証券評価差 係る調整累 括利益累計 持分
損益 整勘定
額金 計額 額合計
当期首残高 4,755 △15,719 △1,670 △3,585 △16,219 125 7,364 910,485
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,307
親会社株主に帰属する中間純利益 13,316
自己株式の取得 △9,543
自己株式の処分 91
利益剰余金から資本剰余金への振
替
-
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
32
連結子会社の新株予約権の失効に
よる増加高
0
連結子会社増加による減少高 △0
連結子会社減少による減少高 -
その他有価証券評価差額金から利
益剰余金への振替
39
株主資本以外の項目の当中間期変
△117 △812 140 52 △738 23 1,628 913
動額(純額)
当中間期変動額合計 △117 △812 140 52 △738 23 1,628 2,543
当中間期末残高 4,637 △16,532 △1,529 △3,532 △16,957 149 8,992 913,028
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(4)中間連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大に伴う貸倒引当金の計上)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大やそれに伴う経済活動停滞による影響は概ね2021年3月
末頃までに収束するものの、一部の特定債務者向け貸出金等の信用リスクに対する影響はさらに数年程度続く
ものと想定し、当行及び一部の連結子会社の特定債務者及び特定業種向け貸出金等の信用リスクに大きな影響
があるとの仮定を置いております。なお、当該仮定については、足許の状況を踏まえ、前連結会計年度末に想
定した一部の特定債務者向け貸出金等の信用リスクに対する影響を及ぼす期間に関して変更しております。
こうした仮定のもと、当該影響から予想される損失に備えるため、当中間連結会計期間において影響がある
と見込まれる特定債務者及び特定業種の見直しを行い、特定債務者の債務者区分を予想される業績悪化の状況
を踏まえて修正するとともに、当該特定業種ポートフォリオの貸倒実績に予想される業績悪化の状況に基づく
修正を加えた予想損失率によって、貸倒引当金6,652百万円(前連結会計年度末は7,011百万円)を計上してお
ります。
なお、当該金額は現時点の最善の見積りであるものの見積りに用いた仮定の不確実性は高く、新型コロナウ
イルス感染症(COVID-19)の感染状況やその経済環境への影響が変化した場合には、第3四半期連結会計期間
以降において増減する可能性があります。
(当行の連結子会社が保有するLimited Partnershipに対する出資持分に係る損失発生)
当行の連結子会社であるShinsei NIB (Cayman) Limited(中間決算日:6月末日)がLimited Partnerとし
て出資するNew NIB Partners LP(General Partner:New NIB GP LP)の投資先であるNIBC HOLDING N.V.(以
下、「NIBC」という。)は、2020年7月10日付でBlackstone Group Inc.傘下のFlora Acquisition B.V.との間
で、Flora Acquisition B.V.を公開買付者とするNIBCの発行済普通株式の公開買付に係る公開買付価格の修正に
関する契約を締結しました。New NIB Partners LPは当該修正契約に関連した売却契約に基づき、2020年12月末
までに保有する全てのNIBC株式をFlora Acquisition B.V.に譲渡する予定であります。この譲渡が成立した場
合、New NIB Partners LPにてNIBC株式の譲渡による損失が計上されることとなり、Shinsei NIB (Cayman)
LimitedのNew NIB Partners LPに対する出資持分割合に相当する約2,700百万円(2020年9月末為替換算)の損
失が生じる可能性があります。
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(重要な後発事象)
(共通支配下の取引等)
当行は2020年10月30日付取締役会において、連結子会社である株式会社アプラスフィナンシャル(以下、「対
象会社」という。)の非支配株主に対して、その所有する普通株式(以下、「対象会社普通株式」という。)の
全てを当行に売り渡すことの請求(以下、「本株式売渡請求」という。)を行うことを決議し、同日付で対象会
社に通知いたしました。これを受けて、対象会社の取締役会は同日付で本株式売渡請求を承認する旨の決議をい
たしました。
1.取引の概要
(1)結合当事企業の名称及びその事業の内容
結合当事企業の名称:株式会社アプラスフィナンシャル
事業の内容 :事業持株会社
(2)企業結合日
2020年12月1日(予定)
(3)企業結合の法的形式
非支配株主からの株式取得
(4)結合後企業の名称
変更はありません。
(5)その他取引の概要に関する事項
本株式売渡請求により当行が追加取得する対象会社の株式の議決権比率は5.1%であり、2020年12月1日
の本売渡請求の効力発生をもって、対象会社は当行の完全子会社となる予定です。また、これに伴い、対
象会社普通株式は東京証券取引所市場第一部において2020年11月27日付で上場廃止となる予定でありま
す。
本件は、中期経営戦略の更なる推進に向けたグループベースのリソース最適化及び意思決定の全体最適
化を実現するとともに、2017年に当行に設置したグループ本社を通じ、より高度なグループガバナンスも
実現していくことを目的としております。
2.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分
離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき共通支配下の取引
等のうち、非支配株主との取引として処理する予定であります。
3.子会社株式の追加取得に関する事項
取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 6,624百万円
取得原価 6,624百万円
4.非支配株主との取引に係る当行の持分変動に関する事項
(1)資本剰余金の主な変動要因
子会社株式の追加取得
(2)非支配株主との取引によって変動する資本剰余金の金額
現時点では確定しておりません。
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3.中間個別財務諸表
(1)中間貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
現金預け金 1,475,672 1,546,146
買入金銭債権 42,795 32,864
特定取引資産 206,547 194,847
金銭の信託 312,128 289,608
有価証券 1,265,800 1,203,863
貸出金 5,040,819 5,094,183
外国為替 73,879 64,578
その他資産 234,006 210,214
その他の資産 234,006 210,214
有形固定資産 12,435 11,489
無形固定資産 25,631 24,728
前払年金費用 6,940 7,101
繰延税金資産 2,731 322
支払承諾見返 18,787 22,165
貸倒引当金 △31,480 △36,195
資産の部合計 8,686,696 8,665,920
負債の部
預金 5,995,082 6,091,864
譲渡性預金 455,950 438,627
コールマネー 165,000 95,000
売現先勘定 38,956 11,069
債券貸借取引受入担保金 345,357 306,119
特定取引負債 182,969 172,324
借用金 342,683 384,531
外国為替 687 1,208
社債 116,500 175,000
その他負債 162,115 120,114
未払法人税等 1,532 2,241
リース債務 12 9
資産除去債務 7,307 7,387
その他の負債 153,262 110,475
賞与引当金 4,840 2,493
睡眠預金払戻損失引当金 621 577
睡眠債券払戻損失引当金 3,513 3,406
支払承諾 18,787 22,165
負債の部合計 7,833,066 7,824,504
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当中間会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
資本金 512,204 512,204
資本剰余金 79,465 79,465
資本準備金 79,465 79,465
利益剰余金 338,529 336,742
利益準備金 15,734 16,195
その他利益剰余金 322,795 320,546
繰越利益剰余金 322,795 320,546
自己株式 △61,097 △70,508
株主資本合計 869,102 857,903
その他有価証券評価差額金 624 △424
繰延ヘッジ損益 △16,174 △16,164
評価・換算差額等合計 △15,549 △16,589
新株予約権 76 101
純資産の部合計 853,629 841,415
負債及び純資産の部合計 8,686,696 8,665,920
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(2)中間損益計算書
(単位:百万円)
前中間会計期間 当中間会計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
経常収益 86,654 66,151
資金運用収益 60,697 49,648
(うち貸出金利息) 49,701 43,240
(うち有価証券利息配当金) 9,782 5,549
役務取引等収益 10,304 6,616
特定取引収益 3,126 1,801
その他業務収益 7,109 6,316
その他経常収益 5,416 1,769
経常費用 64,381 61,807
資金調達費用 8,427 5,529
(うち預金利息) 2,769 2,282
(うち社債利息) 42 169
役務取引等費用 13,971 12,636
その他業務費用 2,024 2,178
営業経費 36,505 34,651
その他経常費用 3,452 6,811
経常利益 22,272 4,344
特別利益 2,109 0
特別損失 268 510
税引前中間純利益 24,113 3,833
法人税、住民税及び事業税 243 635
法人税等調整額 1,174 2,638
法人税等合計 1,417 3,273
中間純利益 22,695 560
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(3)中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 512,204 79,465 - 79,465 15,243 292,611 307,855 △37,729 861,796
当中間期変動額
剰余金の配当 490 △2,943 △2,452 △2,452
中間純利益 22,695 22,695 22,695
自己株式の取得 △9,207 △9,207
自己株式の処分 △53 △53 132 78
利益剰余金から資本剰余金
への振替
53 53 △53 △53 -
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 - - - - 490 19,698 20,189 △9,075 11,113
当中間期末残高 512,204 79,465 - 79,465 15,734 312,310 328,044 △46,804 872,910
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算差額等
評価差額金
繰延ヘッジ損益
合計
当期首残高 4,719 △17,925 △13,205 49 848,640
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,452
中間純利益 22,695
自己株式の取得 △9,207
自己株式の処分 78
利益剰余金から資本剰余金
への振替
-
株主資本以外の項目の
△1,330 △422 △1,752 27 △1,725
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 △1,330 △422 △1,752 27 9,388
当中間期末残高 3,389 △18,347 △14,958 76 858,029
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(株)新生銀行(8303)2021年3月期 第2四半期決算短信
当中間会計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
その他資本 資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
剰余金 合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 512,204 79,465 - 79,465 15,734 322,795 338,529 △61,097 869,102
当中間期変動額
剰余金の配当 461 △2,768 △2,307 △2,307
中間純利益 560 560 560
自己株式の取得 △9,543 △9,543
自己株式の処分 △40 △40 132 91
利益剰余金から資本剰余金
への振替
40 40 △40 △40 -
株主資本以外の項目の
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 - - - - 461 △2,248 △1,787 △9,411 △11,198
当中間期末残高 512,204 79,465 - 79,465 16,195 320,546 336,742 △70,508 857,903
評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券 評価・換算差額等
評価差額金
繰延ヘッジ損益
合計
当期首残高 624 △16,174 △15,549 76 853,629
当中間期変動額
剰余金の配当 △2,307
中間純利益 560
自己株式の取得 △9,543
自己株式の処分 91
利益剰余金から資本剰余金
への振替
-
株主資本以外の項目の
△1,049 9 △1,040 25 △1,014
当中間期変動額(純額)
当中間期変動額合計 △1,049 9 △1,040 25 △12,213
当中間期末残高 △424 △16,164 △16,589 101 841,415
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