8287 MV西日本 2019-09-27 15:00:00
業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ [pdf]
2019 年9月 27 日
各 位
会社名 マックスバリュ西日本株式会社
代表者名 代表取締役社長 平尾健一
(コード番号 8287 東証第2部)
問い合わせ先 取締役経営管理本部長 守岡幸三
(電話:082-535-8494)
当社の親会社 イオン株式会社
代表者名 取締役兼代表執行役社長 岡田元也
(コード番号 8267 東証第1部)
業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ
当社グループは、2019 年4月 10 日に公表した 2020 年2月期第2四半期累計期間(2019 年3月1日~
2019 年8月 31 日)の業績予想を修正するとともに、下記の通り特別損失を計上いたしますのでお知らせ
いたします。
記
1.2020 年2月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正 (百万円未満切捨て)
親会社株主に 1 株当たり
営業収益 営業利益 経常利益 帰属する四半 四半期純利益
期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 274,300 3,100 3,200 1,500 28.57
今回修正予想(B) 270,341 808 937 △136 △2.60
増減額(B-A) △3,958 △2,291 △2,262 △1,636 -
増減率(%) △1.4 △73.9 △70.7 - -
(ご参考)前期実績
138,361 1,169 1,326 824 31.43
(2019 年2月期第2四半期)
2020 年2月期第2四半期(累計)個別業績予想の修正 (百万円未満切捨て)
1 株当たり
営業収益 営業利益 経常利益 四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) 134,500 1,500 1,600 850 16.19
今回修正予想(B) 129,386 65 214 △54 △1.05
増減額(B-A) △5,113 △1,434 △1,385 △904 -
増減率(%) △3.8 △95.7 △86.6 - -
(ご参考)前期実績
138,228 1,259 1,414 816 31.12
(2019 年2月期第2四半期)
2.修正の理由
当第2四半期連結累計期間において当社グループは、スーパーマーケットのみならず、ドラッグス
トアやコンビニエンスストア、またネット販売といった異業種を含めた厳しい競争環境のもと、デリ
カ部門を柱として、継続して需要が伸長している「即食」商品の開発や売場拡大、また、
「お客さま感
謝デー」「火曜・水曜市」などの冠デーや週末の販売強化、販促面においては「WAONポイント」
、 、
「ときめきポイント」のポイントアップセールなどによる売上拡大に取り組みましたが、来店客数が
伸び悩み、売上高、営業収益を大きく減少させる結果となりました。
主たる要因は、マックスバリュ西日本個別業績が大幅に悪化したことによるものであります。同社
では 2019 年3月 21 日より、開店時や夕方のお買物ピーク時など、時間帯ごとにあるべき品揃えの見
直し、その売場づくりの出来映え向上と店舗間格差の解消、オペレーション改善を主たる目的として、
基本の営業時間をマックスバリュ店舗では 9 時から 22 時、ザ・ビッグ店舗は 9 時から 21 時に変更、
短縮いたしました。開店から 12 時までは売場づくり、品揃えレベルも向上し、同時間帯の売上高既存
比は 98.8%、まで回復いたしましたが、夕方以降の売れ筋商品の売り込み不足や品切れなど、お客さ
まに対する不便を解消することができず、 時から19 時の客数既存比は96.1%、 時以降は同94.1%
16 19
と大きく落ち込み、個別売上高は前年から 8,159 百万円減少、同営業収益は 8,892 百万円減少する結
果となりました。
利益面におきましては、低価格訴求や原料原価の高騰に対する値入率改善などの取り組み不足、ま
た商品ロス(廃棄)の増加などにより、売上荒利益率が 21.5%、計画から△0.5%の結果となり、売上
高減少の影響も大きく、営業総利益高が計画から△2,474 百万円の未達となりました。一方、販売費及
び一般管理費は既存比 99.2%とほぼ計画内に進捗管理できましたが、売上高、営業総利益の落ち込み
をカバーするには至らず、個別営業利益並びに経常利益、四半期純利益は前回予想を大幅に下回る見
通しとなりました。
また、同社の個別業績低迷に加えて、連結子会社である株式会社マルナカにおいてデリカ、鮮魚部
門でのレジ値引及び廃棄の増加を主因として売上総利益が計画に対し低下したことにより、連結営業
利益、同経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回予想を大きく下回る見通
しとなったため、2020 年2月期第2四半期連結業績予想及び個別業績予想を修正いたします。
3.特別損失の計上及びその内容
① 減損損失
当第2四半期連結会計期間におきまして、当社グループは「固定資産の減損に係る会計基準」に
基づき、当社の保有する固定資産についての将来の回収可能性を検討した結果、店舗等に係る減損
損失 190 百万円を計上いたします。
② 退職給付制度改定損
当第2四半期連結会計期間におきまして、当社グループの連結子会社である株式会社マルナカ、
株式会社山陽マルナカにおいて退職給付制度を確定拠出年金制度に移行したことに伴い、退職給付
制度改定損 742 百万円を計上いたします。
③ 固定資産除却損等
第2四半期連結会計期間におきまして、当社グループは店舗閉鎖等により固定資産除却損等 50 百
万円を計上いたします。
科 目 連 結 個 別 計
減損損失 156 百万円 34 百万円 190 百万円
退職給付制度改定損 742 百万円 -百万円 742 百万円
固定資産除却損等 20 百万円 30 百万円 50 百万円
なお、本件は、2019 年4月 10 日に公表した 2020 年2月期第2四半期累計期間及び通期連結業績予
想に織り込み済みです。
また、通期につきましては、2019 年4月 10 日に開示した連結及び個別業績予想から変更はありませ
ん。
当第2四半期累計期間において大きく業績が低下したマックスバリュ西日本株式会社の個別業績回
復を最重要課題とし、販売点数アップにこだわった売上高対策を柱として取り組んでまいります。具体
的な取組みとしましては、①お客さまニーズに合った売場づくりの徹底(売れ筋、旬、小容量商品の品
揃え、売場拡大)②「地域」に軸足を置いた品揃え・プロモーションを実現するための兵庫、岡山、四
国、
、山口エリアの地区仕入機能強化。③特に兵庫エリアを重点対策エリアとし、付加価値型商品、地
域商品を軸とした競争店対策の徹底。④店ごとに営業時間を再度見直し、一部店舗の再延長による営業
機会の拡大。⑤16 時以降のデリカ徹底強化。⑥重点日「お客さま感謝デー」
「火・水曜市」
「週末」の
販売強化の継続などの諸施策を愚直に実行してまいります。また、定番商品の原価低減による値入率改
善、販売及び製造計画の精度アップ、細かな売場管理の徹底による値下げと売り切り、廃棄削減などの
取り組みによって荒利益率を改善するとともに、販売費及び一般管理費を継続して進捗管理していくこ
とにより、早期の利益回復を実現してまいります。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際
の業績は今後様々な要因によって業績予想数値と異なる場合があります。
以上