8254 さいか屋 2019-01-15 16:00:00
平成31年２月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結） [pdf]
平成31年２月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年１月15日
上 場 会 社 名 株式会社さいか屋 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8254 URL http://www.saikaya.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長兼社長執行役員 (氏名) 岡本 洋三
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経理部長 (氏名) 堀江 肇 (TEL) 046（845）6803
四半期報告書提出予定日 平成31年１月15日 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：無
四半期決算説明会開催の有無 ：無
(百万円未満切捨て)
１．平成31年２月期第３四半期の連結業績（平成30年３月１日～平成30年11月30日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
31年２月期第３四半期 14,355 △2.1 △38 ― △133 ― △118 ―
30年２月期第３四半期 14,662 △6.1 △5 ― △86 ― △88 ―
(注) 包括利益 31年２月期第３四半期 △132百万円( ―％) 30年２月期第３四半期 △123百万円( ―％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年２月期第３四半期 △38.05 ―
30年２月期第３四半期 △28.26 ―
(注)1.潜在株式調整後１株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、１株当たり四半期純損失で
あるため、記載しておりません。
2.平成29年９月１日付で普通株式10株につき普通株式１株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度
の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、１株当たり四半期純利益を算定しております。
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
31年２月期第３四半期 11,970 1,415 11.8
30年２月期 11,958 1,548 13.0
(参考) 自己資本 31年２月期第３四半期 1,415百万円 30年２月期 1,548百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年２月期 ― ― ― 0.00 0.00
31年２月期 ― ― ―
31年２月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．平成31年２月期の連結業績予想（平成30年３月１日～平成31年２月28日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属す １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 19,770 △0.4 15 ― △110 ― △100 ― △32.05
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 （社名） 、 除外 ―社 （社名）
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：無
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 31年２月期３Ｑ 3,135,314株 30年２月期 3,135,314株
② 期末自己株式数 31年２月期３Ｑ 15,061株 30年２月期 14,930株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 31年２月期３Ｑ 3,120,299株 30年２月期３Ｑ 3,120,800株
平成30年９月１日付で普通株式10株につき普通株式１株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首
に当該株式併合が行われたと仮定し、期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P２「連結業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
（１）四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………………………7
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ……………………………………………7
３．補足情報 …………………………………………………………………………………………………8
（１）連結売上高の内訳 ……………………………………………………………………………………8
（２）店別売上高（単体） …………………………………………………………………………………8
（３）商品別売上高（単体） ………………………………………………………………………………8
―1―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間（平成30年３月１日～平成30年11月30日）におけるわが国経済は、緩やかな回復基調
が続いております。また、消費者マインドは弱含んでいるものの、個人消費については、雇用・所得環境も着実に
改善していることから、総じてみれば持ち直しの動きがあり、緩やかな回復基調が続いております。
百貨店業界におきましては、主力の衣料品が気温の低下に伴いコートなどの秋冬物商材が堅調に立ち上ったもの
の、その後、気温が高めに推移したことにより動きが鈍化しました。９月は２度の台風上陸や北海道胆振東部地震
などの度重なる自然災害の影響もあり減収となりましたが、10月の売上高は４か月ぶりにプラスに転じるなど、大
都市圏を中心に高額消費とインバウンドが引き続き好調に推移し回復傾向にある一方、地方では依然厳しい状況が
続いております。
このような状況の下、当社におきましては、平成30年２月期を初年度とする３年間の新中期経営計画を策定し、
「営業力の強化」、「財務基盤の強化」、「CS徹底の推進」の３つの基本戦略に対応するための施策実行に全社を
挙げて取り組んでまいりました。
「営業力の強化」におきましては、基幹店の藤沢店では、６月に新規 13 ショップをオープンしたことをはじめ
として近隣商業施設改装工事に伴う一部休業による取込み効果を踏み上げたことや、前年のリニューアルの効果が
入店客数の増加や収益の下支えとなり、第２四半期に引き続き第３四半期においても売上高が前年同期を上回り、
第３四半期累計期間の売上高においても前年同期を上回るなど、これまで実施した諸施策の効果が着実に出てきて
おります。更に一部テナント化に伴う賃料収入も増加しております。
しかしながら、当社全体では中元・歳暮需要の低迷に加え、９月の度重なる自然災害の影響もあり、第２四半期
に比べ回復傾向にはあるものの、全店舗で予測した売上高を下回る結果となりました。
一方、財務基盤の強化におきましては、ローコストオペレーションを推進し効果的な経費運用に引き続き取り組
んだ結果、経費全体では計画内の着地となりました。引き続き各種経費の削減に努めるとともに、効果的な経費の
運用に取り組んでおります。
「CS徹底の推進」におきましては、平成30年９月１日付組織変更より、店頭各フロアに販売指揮者を配置するな
ど、店頭販売体制を強化したことにより、店頭でのCS向上を更に推進する体制としました。
当第３四半期連結累計期間の業績につきましては、上記の各施策をおこないましたが、会社全体での販売収益の
計画値未達を埋めきれず、売上高は14,355百万円（前年同期比97.9%）、営業損失38百万円（前年同期は営業損失
５百万円）、経常損失133百万円（前年同期は経常損失86百万円）、親会社株主に帰属する四半期純損失118百万円
（前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失88百万円）となりました。
今後につきましては、「営業力の強化」においては、藤沢店の営業力を更に向上させるとともに、藤沢店で実績
のある店舗リモデルのノウハウを活かし、お客様に支持され、入店客数の増加に繋がる施策を横須賀店に展開し、
魅力を向上させる店舗リモデルの検討を進めてまいります。
「財務基盤の強化」におきましては、一定の効果が出ておりますローコストオペレーションの実施に加え、各種
業務の運営方法の変更まで踏み込んだ業務の見直しをおこなうなど、抜本的なローコストオペレーションを推進し
てまいります。更に、間接部門の人員について、間接部門から営業部門への人員配置などを実施し、人的資源の効
果的な活用をはかってまいります。
「CS徹底の推進」におきましては、平成30年９月１日付組織変更による効果を向上させ、お客様にご満足いただ
ける売場環境を整備してまいります。
上記にかかげた取り組みを全社一丸となっておこなうことにより、早期の黒字化をはかってまいります。
（２）財政状態に関する説明
当第３四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産については11,970百万円となり、前連結会計年度末に比べ12
百万円増加しました。負債については、前連結会計年度末に比べて145百万円増加し10,554百万円となりました。純
資産については、前連結会計年度末に比べて133百万円減少し1,415百万円となりました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第３四半期連結累計期間の業績等に基づき検討した結果、平成30年10月11日に公表いたしました通期の連結業
績予想に変更はありません。
―2―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：千円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年２月28日) (平成30年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 655,188 620,537
売掛金 447,953 657,386
商品 618,951 605,299
貯蔵品 41,658 41,551
その他 161,768 194,602
流動資産合計 1,925,520 2,119,377
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 3,517,038 3,301,545
土地 4,563,792 4,563,792
リース資産（純額） 87,657 54,162
その他（純額） 21,508 19,630
有形固定資産合計 8,189,997 7,939,131
無形固定資産
その他 32,858 15,343
無形固定資産合計 32,858 15,343
投資その他の資産
投資有価証券 378,348 342,195
敷金及び保証金 979,726 962,451
破産更生債権等 13,121 12,724
長期前払費用 389,146 529,389
その他 61,970 61,970
貸倒引当金 △12,450 △12,170
投資その他の資産合計 1,809,862 1,896,561
固定資産合計 10,032,719 9,851,036
資産合計 11,958,239 11,970,414
―3―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
(単位：千円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年２月28日) (平成30年11月30日)
負債の部
流動負債
支払手形 34,461 41,571
買掛金 1,418,108 1,637,218
短期借入金 250,000 700,000
1年内返済予定の長期借入金 424,300 137,750
未払法人税等 19,415 9,701
商品券 696,615 686,872
賞与引当金 38,039 57,959
商品券回収損引当金 660,647 652,640
ポイント引当金 30,842 41,455
その他 840,006 618,902
流動負債合計 4,412,434 4,584,069
固定負債
長期借入金 5,009,729 4,986,939
繰延税金負債 157,057 144,180
退職給付に係る負債 397,712 418,540
資産除去債務 149,370 151,604
リース債務 25,217 11,404
その他 257,824 257,824
固定負債合計 5,996,912 5,970,495
負債合計 10,409,346 10,554,565
純資産の部
株主資本
資本金 1,945,290 1,945,290
資本剰余金 1,637,078 1,637,078
利益剰余金 △2,041,194 △2,159,908
自己株式 △42,909 △42,967
株主資本合計 1,498,265 1,379,493
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 50,627 36,355
その他の包括利益累計額合計 50,627 36,355
純資産合計 1,548,892 1,415,848
負債純資産合計 11,958,239 11,970,414
―4―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：千円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年３月１日 (自 平成30年３月１日
至 平成29年11月30日) 至 平成30年11月30日)
売上高 14,662,877 14,355,152
売上原価 11,517,811 11,271,259
売上総利益 3,145,066 3,083,893
販売費及び一般管理費 3,150,293 3,122,752
営業損失（△） △5,227 △38,859
営業外収益
受取利息 323 160
受取配当金 3,607 3,969
固定資産受贈益 1,465 －
商品券等整理益 5,256 －
その他 10,037 4,222
営業外収益合計 20,688 8,352
営業外費用
支払利息 91,201 87,686
その他 11,161 14,856
営業外費用合計 102,363 102,542
経常損失（△） △86,902 △133,049
特別利益
投資有価証券売却益 － 22,960
固定資産売却益 2,248 －
特別利益合計 2,248 22,960
特別損失
固定資産除却損 2,190 2,043
投資有価証券評価損 － 8,023
特別損失合計 2,190 10,066
税金等調整前四半期純損失（△） △86,843 △120,155
法人税、住民税及び事業税 7,962 5,141
法人税等調整額 △6,616 △6,583
法人税等合計 1,346 △1,441
四半期純損失（△） △88,190 △118,713
親会社株主に帰属する四半期純損失（△） △88,190 △118,713
―5―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：千円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年３月１日 (自 平成30年３月１日
至 平成29年11月30日) 至 平成30年11月30日)
四半期純損失（△） △88,190 △118,713
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △35,451 △14,272
その他の包括利益合計 △35,451 △14,272
四半期包括利益 △123,642 △132,986
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 △123,642 △132,986
非支配株主に係る四半期包括利益 － －
―6―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
―7―
株式会社さいか屋(8254) 平成31年２月期 第３四半期決算短信
３．補足情報
（１）連結売上高の内訳
前第３四半期 当第３四半期
（自 平成29年3月１日 （自 平成30年3月１日 前年増減・対比
至 平成29年11月30日） 至 平成30年11月30日）
売上高 構成比 売上高 構成比 前年増減額 前年対比
（千円） （％） （千円） （％） （千円） （％）
㈱さいか屋 14,643,920 95.5 14,344,628 95.9 △299,291 98.0
アルファトレンド㈱ 673,003 4.4 596,228 4.0 △76,774 88.6
㈱さいか屋友の会 11,808 0.1 11,251 0.1 △556 95.3
小 計 15,328,731 100.0 14,952,108 100.0 △376,623 97.5
内部売上高の消去 △665,854 ― △596,956 ― 68,898 ―
合 計 14,662,877 ― 14,355,152 ― △307,724 97.9
（２）店別売上高（単体）
前第３四半期 当第３四半期
（自 平成29年3月１日 （自 平成30年3月１日 前年増減・対比
至 平成29年11月30日） 至 平成30年11月30日）
売上高 構成比 売上高 構成比 前年増減額 前年対比
（千円） （％） （千円） （％） （千円） （％）
藤沢店 7,798,527 54.7 7,953,649 57.1 155,121 102.0
横須賀店 5,617,908 39.4 5,196,105 37.3 △421,802 92.5
川崎店 789,146 5.6 756,127 5.4 △33,018 95.8
町田ジョルナ 45,615 0.3 34,519 0.2 △11,096 75.7
小 計 14,251,198 100.0 13,940,402 100.0 △310,796 97.8
テナント及び手数料収入 392,721 ― 404,226 ― 11,504 102.9
合 計 14,643,920 ― 14,344,628 ― △299,291 98.0
（３）商品別売上高（単体）
前第３四半期 当第３四半期
（自 平成29年3月１日 （自 平成30年3月１日 前年対比・増減
至 平成29年11月30日） 至 平成30年11月30日）
売上高 構成比 売上高 構成比 前年増減額 前年対比
（千円） （％） （千円） （％） （千円） （％）
衣料品 3,607,481 25.3 3,670,885 26.3 63,403 101.8
身回品 1,362,497 9.6 1,362,090 9.8 △407 100.0
雑貨 2,637,810 18.5 2,416,547 17.3 △221,263 91.6
家庭用品 388,864 2.7 362,371 2.6 △26,493 93.2
食料品 5,467,102 38.4 5,380,749 38.6 △86,352 98.4
食堂・喫茶 358,925 2.5 349,381 2.5 △9,544 97.3
その他 428,517 3.0 398,377 2.9 △30,139 93.0
合 計 14,251,198 100.0 13,940,402 100.0 △310,796 97.8
―8―