2021年３月期 第1四半期
決算説明
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
１．連結業績
２．セグメント別業績
３．百貨店事業
４．食品事業
1
1. 連結業績
▶臨時休業や外出自粛により百貨店事業中心に売上減少
▶新型コロナウイルス感染症による特別損失49億円計上
（人件費30億円、家賃・償却費17億円、その他2億円）
（単位：億円） 金額 対前年
売上高 1,459 ▲712 67.2%
営業利益 ▲33 ▲61 －
経常利益 ▲30 ▲65 －
特別利益 0
特別損失 52
親会社株主に
▲61 ▲77 －
帰属する四半期純利益
2
1. 連結業績ー営業利益増減要因
単位:億円
2020年3月期 2021年3月期
1Q 1Q
特別対応
29 ▲93 ▲33
▲121 +60
粗利減少
▲193
+49
賃料減免
+11
19年度 休業期間費用
構造改革 特別損失へ
19年度 振り替え
による
減損による +64
人件費減
償却費減
+3 +5
販管費削減
百貨店事業 ▲55
（宣伝装飾費、販売手数料、委託作業費など）
3
２. セグメント別業績
▶イズミヤ分社化による食品事業・不動産事業への影響額
売上高 195億円、営業利益 10億円
売上高 営業利益
（単位：億円） 金額 対前年 金額 対前年
百貨店 484 ▲651 42.6％ ▲29 ▲58
▲178 79.8％ 15 +23
食品 702 SM３社 ＋27
食品製造他 ▲4
不動産 167 +146 783.8% 1 ▲11
その他 107 ▲29 78.6％ 0 ▲29
連結調整 ▲19 +13
合計 1,428 ▲743 65.8％ ▲33 ▲61
4
３. 百貨店事業
▶臨時休業・外出自粛による売上減少
売上高前年比 4月20.6％、5月31.3％、6月77.9％
▶販管費は、人件費、賃借料、販売手数料などを中心に減少
新型コロナウイルス感染症による損失として人件費24億円、
家賃・償却費16億円など、41億円を特別損失に計上
阪急阪神百貨店＋神戸・高槻事業（H2Oアセット）
（単位：億円） 金額 対前年
売上高 481 ▲648 42.6%
売上総利益 110 ▲163 40.4%
総利益率 22.96% ▲1.22%
その他収入 5 ▲3 65.5%
販管費 143 ▲109 56.8%
営業利益 ▲28 ▲56 －
5
３. 百貨店事業
▶緊急事態宣言後、食料品売場を除き43～51日間休業
▶営業再開後も営業時間短縮、催事・販促施策の自粛は継続
１Q
休業
前年比
阪急本店 38.5%
4/8-5/20,23,24
阪神本店 36.2％
※食料品売場（平日）のみ営業
神戸阪急 －
阪急メンズ東京 4/8-5/28 32.5%
4/8-5/20
博多阪急 30.9%
※食料品売場（平日）のみ営業（5/13-）
4/8-5/20
その他支店 64.7%
※食料品売場のみ営業
6
３. 百貨店事業
▶広域集客の都心店は休業期間中、客数減少により食品売上も低調
営業再開後の6月は外出自粛の反動需要やクリアランス前倒し開催に
より国内売上前年比84％（免税売上10％）
▶近隣集客の郊外店は都心店よりも落ち込み幅は小さい
▶7月はクリアランス前倒しおよび新型コロナウイルス感染症再拡大の
影響で減速
店舗立地・アイテム別の既存店売上高前年比の推移
100%
食品
（郊外）
80%
ファッション
60% 雑貨等
（郊外）
40% 食品
（都心）
20% ファッション、雑貨等
（都心）
0%
4月
1 5月
2 6月
3 7月
4
（1-20日）
7
４. 食品事業
▶SM各社は内食需要高まりによる売上増加に構造改革効果も加わり大幅増益
デリカなどの製造各社は卸先の休業や即食需要落ち込みによる苦戦
・イズミヤ：分社化影響除く実質の営業利益増加 7億円
食品売上増加による利益増加 3億円
2019年度構造改革による人件費減 3.5億円
2019年度減損による償却費減 0.6億円
・オアシス：営業利益 8億円改善
売上増加による利益増加 6.5億円
2019年度減損による償却費減 1.3億円
イズミヤ 阪急オアシス
対前年 対前年
（単位：億円） 金額 金額
（既存店） （既存店）
売上高および ▲205 63.7% 104.4%
360 296 +13
その他の営業収入 分社化影響 (104.2％) (102.7%)
▲195
営業利益 10 +17 － 6 +8 －
分社化影響
+10
8
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