8242 Ｈ２Ｏリテイル 2020-05-25 15:00:00
2020年3月期 業績概要 [pdf]
2020年３月期
業績概要
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社
2020年3月期
1. 連結業績
2. セグメント別業績
3. 百貨店事業
4. 食品事業
5. 特別損失
6. 業績予想について
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1. 連結業績
▶消費税増税や暖冬、新型コロナウイルス感染症拡大による売上減少
▶店舗等の減損損失141億円、イズミヤの事業構造改革費用38億円などの
特別損失計上
対予想
金額 対前年
（単位：億円） 2020年1月29日発表
売上高 8,972 ▲295 96.8% ▲307 96.7%
営業利益 111 ▲92 54.7% ▲48 69.8%
経常利益 118 ▲95 55.3% ▲43 73.0%
特別利益 17
特別損失 228
親会社株主に
▲131 ▲153 － ▲181 －
帰属する当期純損失
2
２. セグメント別業績
売上高 営業利益
（単位：億円） 金額 対前年 金額 対前年
百貨店 4,732 ▲213 95.7％ 114 ▲64
食品 3,541 ▲134 96.3％ ▲25 ▲20
不動産 87 ▲0 99.9% 41 ▲1
612 +52 109.4％ 29 ▲21
その他 アズナス、阪急フレッズ 新規子会社利益増＜
子会社化 H2Oリテイリング・
子会社の配当減少
連結調整 ▲48 +15
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３. 百貨店事業
▶消費税増税・暖冬、新型コロナウイルス感染症拡大による売上減少
▶秋冬物ファッション商品の販売苦戦による粗利率低下
阪急阪神百貨店＋神戸・高槻事業（H2Oアセット）
（単位：億円） 金額 対前年
売上高 4,703 ▲214 95.6%
売上総利益 1,109 ▲73 93.8%
総利益率 23.59% ▲0.47%
その他収入 34 +1 106.1%
販管費 1,029 ▲10 99.0%
営業利益 114 ▲61 65.0%
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４. 食品事業
▶食品事業全体：営業利益▲25億円、対前年▲20億円
▶イズミヤ：営業利益対前年 衣・住▲10億円、食品▲9億円
▶阪急オアシス：価格政策の見直しにより売上減少するも益率改善
▶新型コロナの売上影響： イズミヤ（食品） 2月 102％ 3月 104%
阪急オアシス 2月 103% 3月 105%
イズミヤ 阪急オアシス
対前年 対前年
（単位：億円） 金額 金額
（既存店） （既存店）
96.6% 97.2%
売上高 2,109 ▲73
(93.4%)
1,094 ▲31
(95.2%)
売上総利益 544 ▲36 93.7% 288 ▲1 99.6%
衣料品の売上減、
総利益率 25.84% ▲0.82% 住関の益率減(▲2.5pt）
26.36% +0.64%
その他収入 145 ▲1 98.8% 70 +3 105.2%
販管費 721 ▲19 97.4% 358 +6 101.9%
営業利益 ▲31 ▲19 － 0 ▲4 －
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４. 食品事業ーイズミヤ
▶売上高で7割を占める
・阪急オアシスとの一体運用による収益拡大
食品部門が利益貢献
▶営業面積で7割を占める ・テナント化（衣住部門圧縮）
衣料品・住居関連品が利益毀損 ・CFIZ※活用（美容・ドラッグ・日用雑貨）
※㈱ココカラファインとの合弁による
ドラッグストア運営会社
営業面積 売上高 営業利益
（㎡） （億円） （億円）
食品 140,000 1,459 24
衣料・住関他 350,000 520 ▲55
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５. 特別損失
▶事業モデル転換に伴い、要員・商品見直し（イズミヤ）
▶過去5年以内の新店の固定資産減損（阪急オアシス及びイズミヤ）
▶阪急メンズ東京の固定資産減損（阪急阪神百貨店）
金額 内訳
店舗減損 69億円 SuC※3店舗、直近出店4店舗等
イズミヤ ※スーパーセンター
進路支援 33億円 早期退職割増金
事業構造改革 116億円 店舗売却損 9億円 大東店土地建物
・店舗減損 在庫評価損 5億円 衣料等
阪急オアシス 14～18年度出店 35億円 直近出店8店舗
47億円
店舗減損 その他 12億円 その他店舗
思い切ったコンセプトチェンジを図
阪急阪神百貨店 って大規模改装したが、想定した顧
22億円 阪急メンズ東京 22億円
店舗減損 客層への浸透にタイムラグと既存顧
客層が想定以上の離反
事業譲渡・撤退 8億円 キッチンエール九州、カルネ 他
子会社再編 13億円 株式交換差損 5億円 家族亭・サンローリー譲渡
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６. 業績予想について
新型コロナウイルス影響下における現状
■2020/4/7 緊急事態宣言の発令、休業要請による店舗の休業・営業時間短縮
【百貨店】 全面休業（一部店舗は食品売場のみ営業）
【イズミヤ、阪急オアシス】 営業時間短縮
【小売店舗】休業、営業時間短縮
（4月 前年比）
【阪急阪神百貨店】 既存店ベース 20%
【イズミヤ】 食品スーパーベース 107%
【旧イズミヤ（衣料・住居関連)】 衣料 35％、住居関連 73％
【阪急オアシス】 108%
今後について
■2020/5/21 京都・大阪・兵庫の緊急事態宣言解除、店舗営業の再開
【不透明な環境】
緊急事態宣言、休業要請は一旦解除されるものの、外出自粛や新常態による生活スタイル
が継続されることで、国内消費需要動向及び店頭販売回復ペースが現時点では見通せず。
また、インバウンド需要は世界各国における出入国規制の緩和が見通せず。
⇒現時点において、2020年度業績の合理的な予測は極めて困難なため、
業績予想の開示を見送り
⇒消費需要動向の方向性が見え、年間ベースでの業績予測が可能になった段階で開示
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