8233 高島屋 2020-10-13 15:00:00
2021年2月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月13日
上場会社名 株式会社 髙島屋 上場取引所 東
コード番号 8233 URL https://www.takashimaya.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)村 田 善 郎
問合せ先責任者 (役職名) 広報・IR室長 (氏名)西 方 慶 之 TEL (03)3211-4111
四半期報告書提出予定日 2020年10月15日 配当支払開始予定日 2020年11月20日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第2四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年8月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第2四半期 297,352 △34.4 △10,217 - △10,914 - △23,284 -
2020年2月期第2四半期 453,144 2.6 13,424 0.0 12,659 △21.5 12,404 41.2
(注)包括利益 2021年2月期第2四半期 △25,756百万円 (-%) 2020年2月期第2四半期 8,159百万円 (121.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第2四半期 △139.64 -
2020年2月期第2四半期 71.32 58.76
(注)当第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失で
あるため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第2四半期 1,169,360 427,504 34.8
2020年2月期 1,168,503 455,871 37.2
(参考)自己資本 2021年2月期第2四半期 406,441百万円 2020年2月期 434,703百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 12.00 - 12.00 24.00
2021年2月期 - 12.00
2021年2月期(予想) - 12.00 24.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 682,000 △25.8 △18,000 - △19,500 - △36,500 - △218.91
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
詳細につきましては、本日公表の「連結業績予想の修正及び連結納税制度の適用に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期2Q 177,759,481株 2020年2月期 177,759,481株
② 期末自己株式数 2021年2月期2Q 11,026,194株 2020年2月期 11,026,113株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期2Q 166,733,337株 2020年2月期2Q 173,912,457株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 8
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………… 12
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………… 12
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………… 12
(追加情報) …………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………… 15
- 1 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年8月31日)におけるわが国経済は、新型コ
ロナウイルス感染症拡大の深刻な影響を被り、なかでも個人消費は緊急事態宣言の発出を受けた休
業要請や外出自粛の強まりを背景に大きく落ち込み、GDP成長率は戦後最大のマイナス成長を記
録しました。欧米各国でもGDPが過去最大の落ち込みを記録するなど、コロナ影響は全世界に広
がっております。
新規感染者数は高止まりし、収束時期の見通しが立たない中、世界経済全体の先行きには依然と
して不透明感が強く、企業業績へのマイナス影響は長期化することが想定されます。
こうした環境の下、当社グループは、「グループ総合戦略『まちづくり』(以下、まちづくり戦
略)の深耕・拡大と『グループコスト構造改革』の断行」を本年度の経営課題に掲げ成長をめざし
ております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて2月末から6月にかけ
て実施した国内外の商業施設での臨時休業や営業時間短縮に加え、その後も外出を控える動きが続
いていること等により、入店客数・売上ともに前年を大きく下回る結果となりました。
現在は、お客様や従業員の安全・安心の確保を第一に、感染防止策を徹底した上で、全商業施設
で営業を再開しております。コロナ禍において外出を控える動きが続く中、オンラインストアの売
上は「巣ごもり消費」による食料品やリビング用品のほか、中元をはじめとしたギフトが好調に推
移し、前年を大きく上回りました。また、デジタル技術を活用した接客を強化し、お客様の利便性
向上を図りました。さらに、グループ本社ビル勤務者を中心に在宅勤務を実施し、オンライン会議
の導入などデジタル技術を活用することで生産性向上に努めました。今後も引き続きデジタルトラ
ンスフォーメーションによる経営の在り方や働き方の変革に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、人々の消費行動や生活様式も大きく変容しておりま
す。これを受け、商業開発業を担う東神開発株式会社がけん引役となり、まちづくり戦略を進化さ
せていくことで、百貨店業をはじめ当社グループ事業の再構築に取り組んでまいります。
持続可能な社会の実現につきましては、短期的・中長期的双方の視点に立って取り組みを進めて
おります。4月には食料品用レジ袋の有料化や素材変更を実施する等、廃プラスチックゼロに向け
た取り組みを進めております。また4月から6月には、新型コロナウイルス感染症への対応に従事
する医療関係者支援のためのWEB募金を当社サイト「クラウドファンディング型 髙島屋募金」
で実施いたしました。今後も行政やお取引先等との協働により、社会課題の解決に取り組んでまい
ります。
当期の連結業績につきましては、連結営業収益は297,352百万円(前年同期比34.4%減)、連結
営業損失は10,217百万円(前年同期は営業利益13,424百万円)、連結経常損失は10,914百万円(前
年同期は経常利益12,659百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は23,284百万円(前
年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益12,404百万円)となりました。
事業のセグメント別業績は、次のとおりです。
<百貨店業>
百貨店業での営業収益は241,963百万円(前年同期比37.7%減)、営業損失は13,888百万円(前
年同期は営業利益4,274百万円)となりました。
国内百貨店におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、2月末から臨時休業
や営業時間短縮を実施し、さらに4月7日の緊急事態宣言発出以降、全店で食料品フロアを除き臨
時休業をいたしました。その後、各店の営業を順次再開し、5月27日には全店で全館営業を再開い
たしました。しかしながら、多くのお客様の来店が予想される営業施策や販売促進策を見合わせた
ことに加え、引き続き外出を控える動きは強く、また、渡航制限で訪日外国人数が大幅に減少した
- 2 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
ことでインバウンド売上が前年から94.6%減となったこともあり、売上高は大きく減少いたしまし
た。
なお、3月1日に子会社の株式会社米子髙島屋の全株式を売却し、同社は商標ライセンス契約会
社となりました。また、8月16日をもちまして港南台店の営業を終了いたしました。
一方、株式会社岡山髙島屋につきましては、両備ホールディングス株式会社が保有する全株式を
取得し、7月1日に当社の完全子会社といたしました。
海外(2020年1月~6月)におきましては、当社が事業を展開するASEAN・中国でも新型コロナ
ウイルス感染症の影響を大きく受けました。上海高島屋では1月から3月まで営業時間を短縮し、
ホーチミン髙島屋では3月から4月、サイアム髙島屋では3月から5月、シンガポール髙島屋では
4月から6月にかけて一部食料品を除き臨時休業いたしました。その後、各店ともに全館での営業
を再開しましたが、売上高は大きく減少いたしました。
<商業開発業>
商業開発業での営業収益は17,489百万円(前年同期比22.4%減)、営業利益は3,238百万円(前
年同期比35.5%減)となりました。
商業開発業におきましては、東神開発株式会社が「まちづくり戦略」の中核としての役割を担っ
ており、グループが一体となった事業開発・拠点開発を通じて、当社の成長戦略をけん引しており
ます。7月には髙島屋東別館リノベーション第2弾として、「コミュニティー フードホール 大
阪・日本橋」を開業し、館の価値向上に努めました。また、アクティブシニア向け住宅に対するニ
ーズの高まりを背景に、当社グループの重点開発地域の一つである千葉県柏市において、7月にサ
ービス付き高齢者向け住宅を取得いたしました。
一方、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向け、百貨店業と同様、各商業施設において2月
末から営業時間の短縮を実施し、緊急事態宣言発出以降は食料品を除いて臨時休業をいたしまし
た。その後、順次営業範囲を拡大いたしましたが、引き続き外出を控える動きは強く、入店客数・
売上ともに前年を大きく下回り減収減益となりました。
海外においては、トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD.が、シンガポール政府によ
る入国規制の影響や2ヵ月を超える臨時休業の影響により減収減益となりました。また、ベトナム
事業では、インドチャイナプラザ・ハノイが3月から4月下旬まで全館休業となったほか、ホーチ
ミンのA&Bタワーの一部飲食テナントも3月から5月上旬まで営業を休止いたしました。
<金融業>
金融業での営業収益は8,103百万円(前年同期比6.0%減)、営業利益は2,106百万円(前年同期
比19.2%減)となりました。
金融業におきましては、3月に髙島屋クレジット株式会社と髙島屋保険株式会社が合併し、髙島
屋ファイナンシャル・パートナーズ株式会社が誕生いたしました。当社グループにおける新たなフ
ァイナンシャルサービス開始に向けて、株式会社SBI証券との提携による金融商品仲介業の登録、
ほがらか信託株式会社との提携による信託契約代理店の登録を行いました。6月には日本橋髙島屋
S.C.本館8階に「タカシマヤ ファイナンシャル カウンター」をオープンし、お客様の資産形成や
資産の継承などの相談を承るとともに、金融商品を取り扱うファイナンシャルサービス事業を開始
しました。当社グループでは金融業を成長分野と位置付け、百貨店の顧客基盤を活用した事業の強
化・拡大を図ってまいります。一方、商業施設の休業により、クレジットカード取扱高、新規入会
顧客は大幅に落ち込み、減収減益となりました。
<建装業>
建装業での営業収益は12,576百万円(前年同期比23.2%減)、営業損失は121百万円(前年同期
は営業利益758百万円)となりました。
- 3 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
建装業におきましては、髙島屋スペースクリエイツ株式会社が、緊急事態宣言発出により、受注
した工事の中断・遅延に加え、景気の先行き不透明感が強まったことに伴う設備投資の抑制によっ
て内装工事の需要が急減したことにより、減収減益となりました。
<その他の事業>
クロスメディア事業等その他の事業での営業収益は17,220百万円(前年同期比0.3%増)、営業
利益は376百万円(前年同期比61.4%減)となりました。
その他の事業におきましては、クロスメディア事業及び株式会社セレクトスクエアが新型コロナ
ウイルス感染症の影響により「巣ごもり消費」が拡大したことで、ネットビジネスが好調に推移し
増収増益となりました。しかしながら、株式会社センチュリーアンドカンパニーが、人材派遣先で
ある商業施設の休業による業務の縮小により減収減益となり、その他の事業全体では増収減益とな
りました。
- 4 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、1,169,360百万円と前連結会計年度末に比べ856百万円
増加しました。これは、受取手形及び売掛金、有形固定資産の使用権資産(純額)が減少した一
方、現金及び預金が増加したことが主な要因です。負債については、741,855百万円と前連結会計
年度末に比べ29,223百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金が減少した一方、長
期借入金、コマーシャル・ペーパーが増加したことが主な要因です。純資産については、427,504
百万円と利益剰余金が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ28,366百万円減少しました。
営業活動キャッシュ・フローは、13,302百万円の収入となり、前年同期が13,924百万円の収入で
あったことに比べ621百万円の収入の減少となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益
が41,616百万円減少したものの、売上債権の増減額が28,919百万円増加したこと、及び前受金の増
減額が6,279百万円増加したことなどによるものです。
投資活動キャッシュ・フローは、12,882百万円の支出となり、前年同期が5,434百万円の支出で
あったことに比べ7,448百万円の支出の増加(収入の減少)となりました。主な要因は、有形及び
無形固定資産の売却による収入が10,428百万円減少したことなどによるものです。
財務活動キャッシュ・フローは、31,679百万円の収入となり、前年同期が11,180百万円の支出で
あったことに比べ42,860百万円の収入の増加となりました。主な要因は、長期借入れによる収入が
35,534百万円増加したことをはじめ、コマーシャル・ペーパーの増減額が20,000百万円増加したこ
となどによるものです。
以上の結果及び換算差額により、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結
会計年度末に比べ29,678百万円増加し、118,090百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の結果を踏まえて、営業収益、営業利
益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を下記のとおり試算しました。
2021年2月期通期連結業績予想数値
(2020年3月1日~2021年2月28日)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) - - - - -
今回修正予想 (B) 682,000 △18,000 △19,500 △36,500 △218.91
増減額(B-A) - - - - -
増減率(%) - - - - -
前期実績
919,094 25,582 23,200 16,028 93.29
(2020年2月期)
- 5 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 89,820 119,432
受取手形及び売掛金 115,919 102,554
商品及び製品 44,374 43,153
仕掛品 323 410
原材料及び貯蔵品 1,276 1,307
その他 36,704 33,567
貸倒引当金 △655 △665
流動資産合計 287,764 299,760
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 193,471 190,815
土地 412,051 412,870
リース資産(純額) 2,876 3,179
使用権資産(純額) 88,429 80,531
その他(純額) 18,974 21,152
有形固定資産合計 715,804 708,548
無形固定資産
借地権 10,567 10,378
使用権資産 5,193 4,984
のれん 2,769 2,641
その他 19,409 18,446
無形固定資産合計 37,939 36,450
投資その他の資産
投資有価証券 76,598 74,364
差入保証金 27,733 26,905
その他 24,969 25,960
貸倒引当金 △2,305 △2,630
投資その他の資産合計 126,995 124,600
固定資産合計 880,739 869,599
資産合計 1,168,503 1,169,360
- 6 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年8月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 102,626 88,051
短期借入金 42,185 31,200
1年内償還予定の社債 25,118 25,059
コマーシャル・ペーパー - 20,000
リース債務 7,733 7,651
未払法人税等 5,076 5,815
前受金 101,717 110,641
商品券 53,037 55,098
ポイント引当金 2,796 2,315
建物修繕工事引当金 74 74
その他 57,548 59,788
流動負債合計 397,915 405,697
固定負債
社債 70,394 70,379
長期借入金 55,344 84,586
リース債務 88,102 81,196
資産除去債務 3,524 5,036
退職給付に係る負債 56,137 55,348
役員退職慰労引当金 276 290
環境対策引当金 258 236
建物修繕工事引当金 3,516 3,516
その他 37,162 35,568
固定負債合計 314,717 336,158
負債合計 712,632 741,855
純資産の部
株主資本
資本金 66,025 66,025
資本剰余金 55,026 54,790
利益剰余金 308,397 283,108
自己株式 △15,993 △15,993
株主資本合計 413,456 387,931
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,990 6,124
繰延ヘッジ損益 △0 △1
土地再評価差額金 5,926 5,926
為替換算調整勘定 8,948 6,217
退職給付に係る調整累計額 381 242
その他の包括利益累計額合計 21,247 18,510
非支配株主持分 21,168 21,062
純資産合計 455,871 427,504
負債純資産合計 1,168,503 1,169,360
- 7 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業収益 453,144 297,352
売上高 417,630 268,559
売上原価 311,176 204,351
売上総利益 106,453 64,207
その他の営業収入 35,513 28,793
営業総利益 141,967 93,001
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 13,114 7,580
ポイント引当金繰入額 1,326 917
貸倒引当金繰入額 545 519
役員報酬及び給料手当 34,253 27,715
退職給付費用 777 979
不動産賃借料 12,205 9,275
その他 66,319 56,231
販売費及び一般管理費合計 128,543 103,219
営業利益又は営業損失(△) 13,424 △10,217
営業外収益
受取利息 609 376
受取配当金 860 929
持分法による投資利益 973 122
その他 548 892
営業外収益合計 2,992 2,322
営業外費用
支払利息 2,794 2,389
為替差損 171 365
その他 791 264
営業外費用合計 3,757 3,019
経常利益又は経常損失(△) 12,659 △10,914
特別利益
固定資産売却益 9,677 -
助成金収入 - 1,473
リース債務免除益 - 970
その他 39 -
特別利益合計 9,717 2,444
特別損失
固定資産除却損 3,431 1,189
減損損失 - 1,853
新型コロナウイルス感染症による損失 - 10,336
その他 133 953
特別損失合計 3,564 14,333
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
18,811 △22,804
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 3,697 1,658
法人税等調整額 2,395 △1,691
法人税等合計 6,093 △32
四半期純利益又は四半期純損失(△) 12,718 △22,771
非支配株主に帰属する四半期純利益 313 512
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
12,404 △23,284
に帰属する四半期純損失(△)
- 8 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 12,718 △22,771
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,194 183
繰延ヘッジ損益 △3 △0
為替換算調整勘定 △572 △2,106
退職給付に係る調整額 △383 △142
持分法適用会社に対する持分相当額 △405 △918
その他の包括利益合計 △4,558 △2,984
四半期包括利益 8,159 △25,756
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 7,858 △26,021
非支配株主に係る四半期包括利益 300 264
- 9 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
18,811 △22,804
期純損失(△)
減価償却費 15,467 12,528
減損損失 - 1,853
のれん償却額 107 76
貸倒引当金の増減額(△は減少) 293 339
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1,103 △997
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △29 13
ポイント引当金の増減額(△は減少) 109 △478
建物修繕工事引当金の増減額(△は減少) △807 -
受取利息及び受取配当金 △1,470 △1,306
支払利息 2,794 2,389
持分法による投資損益(△は益) △973 △122
固定資産売却損益(△は益) △9,677 -
固定資産除却損 968 383
助成金収入 - △1,473
リース債務免除益 - △970
新型コロナウイルス感染症による損失 - 10,336
売上債権の増減額(△は増加) △15,646 13,272
たな卸資産の増減額(△は増加) △434 436
仕入債務の増減額(△は減少) 4,694 △13,816
前受金の増減額(△は減少) 2,670 8,949
その他 648 12,568
小計 16,425 21,177
利息及び配当金の受取額 2,617 2,114
利息の支払額 △2,715 △2,366
助成金の受取額 - 1,473
新型コロナウイルス感染症による損失の支払額 - △7,174
法人税等の支払額 △2,403 △1,921
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,924 13,302
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △316 -
定期預金の払戻による収入 974 2
有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による
615 32
収入
関係会社株式の取得による支出 △1,272 -
関係会社株式の売却による収入 - 378
有形及び無形固定資産の取得による支出 △19,734 △12,646
有形及び無形固定資産の売却による収入 10,429 0
関連会社への投資の払戻による収入 4,003 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
- △638
支出
その他 △133 △11
投資活動によるキャッシュ・フロー △5,434 △12,882
- 10 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年8月31日) 至 2020年8月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △800 7,500
長期借入れによる収入 5,800 41,334
長期借入金の返済による支出 △5,010 △30,585
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) - 20,000
リース債務の返済による支出 △3,727 △3,981
自己株式の取得による支出 △4,945 △0
配当金の支払額 △2,096 △2,000
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △200
よる支出
その他 △399 △386
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,180 31,679
現金及び現金同等物に係る換算差額 △955 △2,421
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,645 29,678
現金及び現金同等物の期首残高 94,692 88,411
現金及び現金同等物の四半期末残高 91,046 118,090
- 11 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
(1)連結の範囲の重要な変更
第1四半期連結会計期間において、㈱米子髙島屋及び㈱フードアンドパートナーズは、株
式譲渡により連結の範囲から除外しております。当第2四半期連結会計期間において、Dear
Mayuko㈱は、清算結了により連結の範囲から除外しております。
また、第1四半期連結会計期間において、髙島屋保険㈱は、髙島屋クレジット㈱(「髙島
屋ファイナンシャル・パートナーズ株式会社」に商号変更)に吸収合併され、髙島屋スペー
スクリエイツ東北㈱は、髙島屋スペースクリエイツ㈱に吸収合併されました。
(2)持分法適用の範囲の重要な変更
当第2四半期連結会計期間において、㈱新南海ストアは株式譲渡により持分法適用の範囲
から除外しております。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積り)
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた店舗
の臨時休業などの影響により、売上高の大幅な減少等が生じております。新型コロナウイルス
感染症の影響については、収束時期等を正確に予測することは困難な状況にありますが、2021
年上期中に正常化していくなどの仮定を設定し、固定資産の減損会計及び繰延税金資産の回収
可能性等の会計上の見積りを行っております。
(連結納税制度導入に伴う会計処理)
当社及び一部の国内連結子会社は、当第2四半期連結累計期間中に連結納税制度の承認申請
を行い、翌連結会計年度から連結納税制度を適用する予定となったため、当第2四半期連結累
計期間より「連結納税制度を適用する場合の税効果会計に関する当面の取扱い(その1)」
(企業会計基準委員会 実務対応報告第5号 2015年1月16日)及び「連結納税制度を適用する
場合の税効果会計に関する当面の取扱い(その2)」(企業会計基準委員会 実務対応報告第7
号 2015年1月16日)に基づき、連結納税制度の適用を前提とした会計処理を行っております。
なお、当社及び一部の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第
8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせ
て単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度へ
の移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3
項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号
2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改
正前の税法の規定に基づいています。
- 12 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年8月31日)
1 報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
(注)1 (注)2
商業開発 計上額
百貨店業 金融業 建装業 計
業 (注)3
営業収益
(1) 外部顧客への
388,450 22,527 8,619 16,369 435,967 17,176 453,144 - 453,144
営業収益
(2) セグメント間
の内部営業収 4,711 5,609 2,001 1,932 14,254 8,930 23,184 △23,184 -
益又は振替高
計 393,162 28,137 10,620 18,302 450,222 26,107 476,329 △23,184 453,144
セグメント利益 4,274 5,022 2,606 758 12,662 976 13,639 △215 13,424
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通信販売業、卸売業、衣料品加
工業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△215百万円は、セグメント間取引消去△110百万円、各報告セグメントに配分して
いない全社資産の減価償却費△105百万円であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 13 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年8月31日)
1 報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
合計 計算書
(注)1 (注)2
商業開発 計上額
百貨店業 金融業 建装業 計
業 (注)3
営業収益
(1) 外部顧客への
241,963 17,489 8,103 12,576 280,132 17,220 297,352 - 297,352
営業収益
(2) セグメント間
の内部営業収 4,565 5,341 1,378 249 11,535 6,841 18,376 △18,376 -
益又は振替高
計 246,528 22,831 9,482 12,826 291,668 24,061 315,729 △18,376 297,352
セグメント利益又
△13,888 3,238 2,106 △121 △8,665 376 △8,288 △1,929 △10,217
は損失(△)
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通信販売業、卸売業、衣料品加
工業等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,929百万円は、セグメント間取引消去△1,352百万円、各報告セ
グメントに配分していない全社資産の減価償却費△576百万円であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「百貨店業」セグメントにおいて、1,853百万円減損損失を計上しております。
- 14 -
㈱髙島屋(8233)2021年2月期第2四半期決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 15 -