8209 フレンドリー 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年5月10日
上 場 会 社 名 株式会社フレンドリー 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8209 URL http://www.friendly-co.com/
代 表 者(役職名)代表取締役社長 (氏名)小野 哲矢
(役職名)取締役管理本部長
問合せ先責任者 (氏名)小椋 知己 (TEL)072(874)2747
兼経営管理部長
定時株主総会開催予定日 2019年6月21日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2019年6月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 6,875 △5.2 △209 ― △203 ― △454 ―
2018年3月期 7,250 △8.1 △109 ― △96 ― 37 ―
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 △176.39 ― △34.1 △4.5 △3.0
2018年3月期 21.76 20.05 3.6 △2.2 △1.5
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 - 百万円 2018年3月期 ― 百万円
(注)当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の
期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利
益を算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 4,981 1,594 32.0 406.43
2018年3月期 3,984 1,069 26.8 473.64
(参考) 自己資本 2019年3月期 1,594 百万円 2018年3月期 1,069 百万円
(注)当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の
期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産を算定しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 △202 △109 1,500 1,783
2018年3月期 77 669 △751 595
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 0 ― ―
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 0 ― ―
2020年3月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 3,454 △1.1 △240 ― △236 ― △249 ― △88.70
通 期 7,217 5.0 △333 ― △324 ― △350 ― △125.51
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 2,855,699 株 2018年3月期 1,359,928 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 3,433 株 2018年3月期 3,353 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 2,622,202 株 2018年3月期 1,356,672 株
(注)当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の期首
に当該株式併合が行われたと仮定し、期末発行済株式数、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しており
ます。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
○種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりです。
年間配当金
A種優先株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 ― 0 00 ― 0 00 0 00
2019年3月期 ― 0 00 ― 0 00 0 00
2020年3月期(予想) ― 0 00 ― 0 00 0 00
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………6
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………8
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………10
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………12
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(重要な会計方針) …………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
1
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期におけるわが国経済は、海外経済が緩やかな成長を続けるもとで、輸出や生産の一部に弱さが見られるもの
の、設備投資の増加の動きや政府の経済対策、日銀の金融政策を背景に雇用・所得環境が改善する中、個人消費の
持ち直しの動きが見られるなど、緩やかに景気が拡大する状況で推移いたしました。
外食業界においては、雇用・所得環境の改善等に伴い消費者マインドに持ち直しの動きが見られるものの、労働
力不足による人件費の更なる上昇など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社におきましては黒字体質への転換を早期に果たすべく、集客力の改善、コストの適
正化に取組みました。
集客力の改善では、QSC(Quality:良い品質。 Service:良いサービス。 Cleanliness:清潔な環境。)の強化
に取組みました。同時に「中価格・高品質」・「旨い・綺麗・安心」を商品創作の基本方針とし、商品開発と既存
商品のブラッシュアップに取組みました。
また、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」では、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で販売するサービス
を2019年3月より開始いたしました。
なお、食の安全・衛生管理につきましては、引き続き「フレンドリー品質基準」の構築と衛生管理・検査体制を
確立し、厳格に運用しております。
コスト削減では、食材原価や販売費および一般管理費の見直しによる適正化を行い、更なるコスト低減に取組み
ました。
店舗展開につきましては、「なじみ野 天神橋5丁目店」(2018年11月30日)、「なじみ野 天神橋4丁目店」
(2019年3月18日)を新規オープンいたしましたので、当期末の店舗数は、前期末比2店舗増加し、77店舗(うち、
1店舗は業態転換のため改装中)となりました。
業態別には、「ファミリーレストラン フレンドリー」9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)、「カ
フェレストラン ゴッツ」4店舗、「フレッシュフレンドリー」1店舗、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」18店
舗、「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」16店舗、「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」9店舗、「新・酒場 な
じみ野」6店舗、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」14店舗となっております。
業績につきましては、地震及び台風等の影響に加え、既存店の来店客数が計画未達であったことにより、売上高
が減少いたしました。一方、経費面では、労働力不足の影響による人件費の上昇や店舗運営に関わる人材確保の観
点から賞与の支給を再開したことなどにより、営業黒字化は果たせませんでした。
また、資産内容健全化の観点から「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、222百万円の減損損失を計上いた
しました。
以上の結果、当期の売上高は6,875百万円(前期比374百万円減、5.2%減)、営業損失は209百万円(前期は営業
損失109百万円)、経常損失は203百万円(前期は経常損失96百万円)、当期純損失は454百万円(前期は当期純利益
37百万円)となりました。
次に部門別の概況をご報告いたします。
「ファミリーレストラン フレンドリー」
「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする地域に根ざしたカジュアルな洋食のレストランです。
こだわりのバイキング料理(「サラダバー」「ランチバイキング」)は、「ご当地ランチバイキング」を開催し、
好調な売れ行きを示しております。当部門の店舗数は9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)で、部門売
上は677百万円となりました。前期比では、前期中にゴッツへの業態転換4店舗と閉店1店舗をおこなった影響もあ
り、275百万円の減少(28.9%減)となりました。
2
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
「カフェレストラン ゴッツ」
よりお気軽に品質にこだわったお値打ち商品を、リーズナブルな価格で提供する郊外型ファミリーレストランで
す。日替りランチ599円、チーズハンバーグ599円、サラダ249円~などお手頃で豊富な品揃えはファミリーを中心と
したお客様よりご好評を頂いております。当部門の店舗数は4店舗で、部門売上は314百万円となりました。前期比
では、前期中にフレンドリーからの業態転換を4店舗おこなった影響もあり、146百万円の増加(87.4%増)となり
ました。
「フレッシュフレンドリー」
商品の美味しさと美しさを追求した高級感を感じさせるカジュアルレストランです。清潔感ある雰囲気で心地よ
い時間を提供するとともに、大人のカップルやファミリーが過ごしやすい高品質な接客と商品を提供いたしており
ます。当部門の店舗数は1店舗で、部門売上は76百万円となりました。前期比では、5百万円の減少(6.4%減)と
なりました。
「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」
源ぺいの姉妹店として「鮮度感・季節感のある魚介・野菜類を豊富に品揃えし、お手頃価格で提供する」をコン
セプトとしたお店です。①握り寿司2貫80円~ ②ランチ海鮮メニュー500円~ ③天ぷら80円~を中心にメニュー
を取り揃えました。当部門の店舗数は16店舗で、部門売上は1,505百万円となりました。前期比では、前期中に源ぺ
い等からの業態転換を16店舗おこなった影響もあり、379百万円の増加(33.7%増)となりました。
「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」
旬の魚と寿司、炉端のお店です。厳選された海鮮食材にこだわり、市場直送の天然魚や活け〆の魚を使った鮮度
の高い刺身を提供いたしております。また、お寿司は新鮮な魚をデカネタにて提供しており、集客の柱となってお
ります。宴会コースメニューやランチ和膳メニューも用途ごとに取り揃えております。当部門の店舗数は18店舗に
減少し、部門売上は1,976百万円となりました。前期比では、前期中にマルヤス水軍への業態転換を15店舗おこなっ
た影響もあり、497百万円の減少(20.1%減)となりました。
「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」
「日本の原風景“里山”」をテーマにした都市型居酒屋です。古民家造りの旅館をイメージし、日本の四季や自
然の中での懐かしい記憶を呼び起こすことのできるノスタルジックな雰囲気と素材にこだわった季節ごとのメニュ
ーは、充実したドリンクメニューとともにお客様からご好評を頂いております。当部門の店舗数は9店舗で、部門
売上は858百万円(前期比63百万円減、6.9%減)となりました。
「新・酒場 なじみ野」
元気で楽しい酒場、仕事帰りに気軽に立ち寄れる酒場、“安くて旨い毎日でも通いたくなる居心地の良い新時代
の酒場”をコンセプトとした低価格居酒屋です。月変わりの新メニュー3品、季節ごとに入れ替えているこだわり
の日本酒、定番の刺身・天ぷらは人気のメニューになっています。当部門の店舗数は、前期末比2店舗増加し6店
舗で、部門売上は448百万円となりました。前期比では、今期中の開店2店舗の影響もあり、104百万円の増加
(30.4%増)となりました。
「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」
国産小麦を使った自家製麺をセルフスタイルで楽しめる、うどん専門店です。お子様からお年寄りまで、男女を
問わず幅広い人気のうどんを280円から提供いたしております。低価格でも“打ちたて・ゆでたて”の本格うどん
を、各種天ぷら・おにぎりと組み合わせてお楽しみいただいております。月替わりのおすすめうどんが好評で、特
に590円の「ちょっと贅沢な旬のうどん」は人気商品となっております。
また、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で販売するサービスを2019年3月より開始いたしました。
当部門の店舗数は14店舗で、部門売上は1,018百万円となりました。前期比では、36百万円の減少(3.5%減)と
なりました。
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
資産は、前期末比996百万円増加して4,981百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による現金及び
預金の増加1,187百万円、減価償却及び減損損失による有形固定資産の減少177百万円等によるものです。
負債は、前期末比472百万円増加して3,387百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による借入金の
増加1,500百万円、新株予約権の行使による社債の減少1,000百万円等によるものです。
純資産は、前期末比524百万円増加して1,594百万円となりました。主な要因は、新株予約権の行使による資本準
備金の増加500百万円、利益剰余金の減少454百万円等であります。
その結果、当期末の自己資本比率は、前期末比5.2ポイント上昇して32.0%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比1,187百万円増加して1,783百万円となりました。その要
因は、営業活動により202百万円減少、投資活動により109百万円減少、財務活動により1,500百万円増加したことに
よるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比280百万円減少して△202百万円となりました。主な増加要因は、
減損損失222百万円、減価償却費129百万円に対し、主な減少要因は、税引前当期純損失415百万円、未払消費税等の
減少70百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比779百万円減少して△109百万円となりました。主な要因は、有形
固定資産の取得による支出△103百万円、差入保証金の差入による支出△15百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比2,251百万円増加して1,500百万円となりました。主な要因は、長
期借入れよる収入1,500百万円等であります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、企業収益や雇用環境の改善により景気は緩やかな回復基調が見込まれる一方、個
人消費の回復には力強さが感じられず、世界情勢動向などもあり為替や株式市場は不安定な動きとなっており、経
営環境は依然不透明な状況が続くものと予想されます。
このような環境下ではありますが、当社は、「お客様満足度」の向上を徹底して追及していくことにより、業績
の回復を図ってまいります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、前期において13期ぶりの当期純利益を計上しましたが、2011年2月より取引金融機関に対して借入金の
返済猶予を要請している状況にあることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存
在しております。
当該状況を解消すべく、当社は、①既存店舗の集客力の改善、②業態転換による業態の絞り込みと集中、③コス
トの適正化、④戦略的な店舗撤退と出店の4つの施策を柱とし、業績改善を図っております。更に、2018年11月に
「なじみ野 天神橋5丁目店」、2019年3月に「なじみ野 天神橋4丁目店」をオープンいたしました。
また、当社は、取引金融機関に対する2019年9月末までの金融債権元本の弁済猶予を受けております。
さらに、2018年5月12日に公表いたしました「株式会社ジョイフルによる当社普通株式に対する公開買付けに関
する意見表明のお知らせ」の通り、当社及び株式会社ジョイフルの外食事業に関する経験及びノウハウを結集・融
合することで、競争力のある企業グループを形成する計画を実行中であります。
資金面においても、2019年2月8日に公表いたしました「親会社から資金の借入に関するお知らせ」の通り、
2019年2月に設備投資を目的とした借入を行い、さらなる業績の改善を図ります。
当社としては、これら施策の実行により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断してお
ります。
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社の業務は現在日本国内に限定されており、海外での活動がないことから、日本基準に基づき財務諸表を作成
しております。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 599,930 1,787,924
売掛金 72,821 76,029
商品 39,859 36,526
貯蔵品 1,064 1,050
前払費用 51,604 48,152
その他 15,313 41,506
貸倒引当金 △82 △79
流動資産合計 780,512 1,991,110
固定資産
有形固定資産
建物 4,543,311 4,613,654
減価償却累計額 △3,927,869 △4,129,791
建物(純額) 615,441 483,863
構築物 482,437 475,880
減価償却累計額 △468,756 △471,813
構築物(純額) 13,681 4,066
機械及び装置 100,274 94,116
減価償却累計額 △100,274 △94,116
機械及び装置(純額) 0 0
車両運搬具 1,670 1,670
減価償却累計額 △1,669 △1,669
車両運搬具(純額) 0 0
工具、器具及び備品 1,393,612 1,418,305
減価償却累計額 △1,305,466 △1,367,542
工具、器具及び備品(純額) 88,145 50,762
建設仮勘定 - 900
土地 1,467,515 1,467,515
リース資産 113,484 -
減価償却累計額 △113,484 -
リース資産(純額) 0 -
有形固定資産合計 2,184,784 2,007,109
無形固定資産
借地権 8,950 -
ソフトウエア 14,340 7,214
電話加入権 7,912 7,832
無形固定資産合計 31,203 15,046
投資その他の資産
投資有価証券 102,848 84,468
長期貸付金 555 189
長期前払費用 12,414 18,290
差入保証金 874,427 867,485
貸倒引当金 △1,780 △1,750
投資その他の資産合計 988,465 968,684
固定資産合計 3,204,453 2,990,839
資産合計 3,984,965 4,981,949
6
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 214,543 201,714
1年内返済予定の長期借入金 - 930,852
未払金 242,003 328,397
未払法人税等 59,619 -
未払消費税等 70,140 -
預り金 12,568 13,051
前受収益 14,311 13,552
資産除去債務 - 7,505
その他 222 654
流動負債合計 613,408 1,495,727
固定負債
社債 1,000,000 -
長期借入金 930,852 1,500,000
繰延税金負債 17,096 26,857
再評価に係る繰延税金負債 59,389 66,119
長期預り金 19,090 19,090
資産除去債務 275,247 279,551
固定負債合計 2,301,675 1,891,618
負債合計 2,915,084 3,387,346
純資産の部
株主資本
資本金 4,175,062 100,000
資本剰余金
資本準備金 2,555,531 3,055,867
その他資本剰余金 702,614 5,278,013
資本剰余金合計 3,258,146 8,333,880
利益剰余金
その他利益剰余金
別途積立金 540,000 540,000
繰越利益剰余金 △5,818,948 △6,273,482
利益剰余金合計 △5,278,948 △5,733,482
自己株式 △13,869 △14,010
株主資本合計 2,140,390 2,686,388
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 33,210 18,665
土地再評価差額金 △1,103,719 △1,110,449
評価・換算差額等合計 △1,070,508 △1,091,784
純資産合計 1,069,881 1,594,603
負債純資産合計 3,984,965 4,981,949
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高
商品売上高 7,250,427 6,875,848
売上高合計 7,250,427 6,875,848
売上原価
商品期首たな卸高 40,677 39,859
当期商品仕入高 2,190,896 2,068,061
合計 2,231,574 2,107,921
商品期末たな卸高 39,859 36,526
売上原価合計 2,191,714 2,071,394
売上総利益 5,058,713 4,804,453
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 273,450 209,528
役員報酬 32,437 19,570
給料手当及び福利費 612,684 583,748
雑給 1,748,812 1,744,950
賞与 3,670 48,900
退職給付費用 24,814 23,793
法定福利費 190,978 189,239
福利厚生費 39,221 36,213
消耗品費 121,714 151,351
賃借料 975,562 964,111
修繕維持費 105,002 128,217
水道光熱費 434,351 435,612
租税公課 128,393 24,798
減価償却費 135,002 128,384
衛生費 56,223 61,266
その他 285,846 263,844
販売費及び一般管理費合計 5,168,165 5,013,534
営業損失(△) △109,451 △209,080
営業外収益
受取利息 1,601 1,290
受取配当金 2,618 2,966
受取家賃 98,451 48,720
設備賃貸料 26,538 26,861
受取手数料 3,583 3,356
雑収入 2,806 2,598
営業外収益合計 135,600 85,793
営業外費用
支払利息 72,225 24,086
賃貸費用 35,287 28,693
設備賃貸費用 10,641 11,175
雑損失 4,286 16,264
営業外費用合計 122,441 80,219
経常損失(△) △96,293 △203,507
8
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 156,600 -
受取保険金 - 37,847
特別利益合計 156,600 37,847
特別損失
固定資産売却損 8,987 -
減損損失 19,970 222,859
固定資産除却損 1,188 3,220
店舗閉鎖損失 9,670 1,630
災害による損失 - 22,141
その他 - 213
特別損失合計 39,816 250,064
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 20,491 △415,723
法人税、住民税及び事業税 26,195 25,214
法人税等調整額 △43,224 13,595
法人税等合計 △17,028 38,809
当期純利益又は当期純損失(△) 37,519 △454,533
9
株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他資本 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
剰余金 別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 4,175,062 2,555,531 702,614 3,258,146 540,000 △5,955,950 △5,415,950
当期変動額
当期純利益又は当期
37,519 37,519
純損失(△)
新株の発行(新株予
約権の行使)
転換社債型新株予約
権付社債の転換
資本金から剰余金へ
の振替
土地再評価差額金の
99,481 99,481
取崩
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - - - - 137,001 137,001
当期末残高 4,175,062 2,555,531 702,614 3,258,146 540,000 △5,818,948 △5,278,948
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 土地再評価 評価・換算 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額金 差額等合計
当期首残高 △13,536 2,003,722 34,804 △1,004,238 △969,433 1,034,288
当期変動額
当期純利益又は当期
37,519 37,519
純損失(△)
新株の発行(新株予
- -
約権の行使)
転換社債型新株予約
- -
権付社債の転換
資本金から剰余金へ
- -
の振替
土地再評価差額金の
99,481 99,481
取崩
自己株式の取得 △333 △333 △333
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,593 △99,481 △101,075 △101,075
額)
当期変動額合計 △333 136,668 △1,593 △99,481 △101,075 35,593
当期末残高 △13,869 2,140,390 33,210 △1,103,719 △1,070,508 1,069,881
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他資本 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
剰余金 別途積立金 繰越利益剰余金
当期首残高 4,175,062 2,555,531 702,614 3,258,146 540,000 △5,818,948 △5,278,948
当期変動額
当期純利益又は当期
△454,533 △454,533
純損失(△)
新株の発行(新株予
336 336 336
約権の行使)
転換社債型新株予約
499,999 499,999 499,999
権付社債の転換
資本金から剰余金へ
△4,575,398 4,575,398 4,575,398
の振替
土地再評価差額金の
取崩
自己株式の取得
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 △4,075,063 500,335 4,575,398 5,075,734 - △454,533 △454,533
当期末残高 100,000 3,055,867 5,278,013 8,333,880 540,000 △6,273,482 △5,733,482
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 土地再評価 評価・換算 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額金 差額等合計
当期首残高 △13,869 2,140,390 33,210 △1,103,719 △1,070,508 1,069,881
当期変動額
当期純利益又は当期
△454,533 △454,533
純損失(△)
新株の発行(新株予
672 672
約権の行使)
転換社債型新株予約
999,999 999,999
権付社債の転換
資本金から剰余金へ
- -
の振替
土地再評価差額金の
- -
取崩
自己株式の取得 △140 △140 △140
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △14,545 △6,730 △21,276 △21,276
額)
当期変動額合計 △140 545,997 △14,545 △6,730 △21,276 524,721
当期末残高 △14,010 2,686,388 18,665 △1,110,449 △1,091,784 1,594,603
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 20,491 △415,723
減価償却費 139,472 129,058
減損損失 19,970 222,859
貸倒引当金の増減額(△は減少) △156 △33
受取利息及び受取配当金 △4,219 △4,256
支払利息 72,225 24,086
有形固定資産除売却損益(△は益) △147,432 165
その他の損益(△は益) △81,500 △25,403
売上債権の増減額(△は増加) △6,035 △3,208
たな卸資産の増減額(△は増加) 819 3,348
仕入債務の増減額(△は減少) 5,752 △12,828
未払消費税等の増減額(△は減少) 66,462 △70,140
その他の資産の増減額(△は増加) 25,631 △31,262
その他の負債の増減額(△は減少) △24,176 1,847
小計 87,304 △181,490
利息及び配当金の受取額 2,653 3,024
その他の収入 131,380 81,536
利息の支払額 △71,812 △23,482
その他の支出 △50,215 △56,133
法人税等の支払額 △21,732 △26,249
法人税等の還付額 392 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 77,969 △202,794
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △100,217 △103,122
有形固定資産の売却による収入 806,050 -
無形固定資産の取得による支出 △160 △623
貸付けによる支出 △2,330 -
貸付金の回収による収入 1,099 2,002
差入保証金の差入による支出 △4,441 △15,000
差入保証金の回収による収入 60,920 7,000
預り保証金の返還による支出 △75,363 -
資産除去債務の履行による支出 △11,799 -
その他の支出 △4,000 -
投資活動によるキャッシュ・フロー 669,758 △109,743
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 - △100,000
短期借入金の返済による支出 - 100,000
長期借入れによる収入 - 1,500,000
長期借入金の返済による支出 △750,990 -
社債の償還による支出 - 671
自己株式の取得による支出 △333 △140
財務活動によるキャッシュ・フロー △751,323 1,500,531
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,595 1,187,993
現金及び現金同等物の期首残高 599,526 595,930
現金及び現金同等物の期末残高 595,930 1,783,924
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
1 有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
期末日現在の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
2 たな卸資産の評価基準及び評価方法
通常の販売目的で保有するたな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
商品 総平均法による原価法
貯蔵品 最終仕入原価法
3 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに
2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 8~34年
機械及び装置 9年
工具、器具及び備品 3~6年
(2) 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
ただし、ソフトウェア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用し
ております。
(3) リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(4) 長期前払費用
定額法を採用しております。
4 引当金の計上基準
貸倒引当金
売掛金等債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定
の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
店舗閉鎖損失引当金
店舗の閉鎖に伴い発生する損失に備えるため、店舗閉鎖により発生すると合理的に見込まれる閉店関連損失
額を計上しております。
5 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、要求払預金及び取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、
かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資を範囲といたしております。
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
6 その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、フードサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 473.64円 406.43円
1株当たり当期純利益
21.76円 △176.39円
又は1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後
20.05円 ―
1株当たり当期純利益
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であるため記載しておりませ
ん。
2 2018年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前事業年度の期首に当
該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失
及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
3 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基
礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益
又は1株当たり当期純損失(△)
損益計算書上の当期純利益
37,519千円 △454,533千円
又は当期純損失(△)
普通株式に係る当期純利益
29,519千円 △462,533千円
又は当期純損失(△)
普通株主に帰属しない金額 8,000千円 8,000千円
(うち優先配当額) (8,000千円) (8,000千円)
普通株式の期中平均株式数 1,356,672株 2,622,202株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額 27,656千円 ―
(うち支払利息(税額相当額控除後)) (27,656千円) ―
普通株式増加数 1,495,451株 ―
(うち転換社債型新株予約権付社債) (1,428,571株) ―
(うち新株予約権) (66,880株) ―
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株式会社フレンドリー(8209) 2019年3月期 決算短信(非連結)
4 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額 1,069,881千円 1,594,603千円
純資産の部の合計額から控除する金額 427,353千円 435,353千円
(うち優先株式払込金額) (400,000千円) (400,000千円)
(うち優先配当額) (27,353千円) (35,353千円)
普通株式に係る期末の純資産額 642,528千円 1,159,250千円
1株当たり純資産額の算定に用いられ
1,356,575株 2,852,266株
た期末の普通株式の数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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