8202 ラオックス 2020-02-14 16:00:00
連結業績予想数値と実績値との差異ならびに特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2020 年2月 14 日
各 位


                                         会 社 名 ラ オ ッ ク ス 株 式 会 社
                                         代表者名 代 表 取 締 役 社 長 羅        怡 文
                                         (コード番号 8 2 0 2 東 証 第 2 部 )
                                               執行役員
                                         問合せ先                   若林 孝太郎
                                               コーポレート統括本部長
                                         (TEL  0 3 - 6 8 5 2 - 8 8 8 1 )



           連結業績予想数値と実績値との差異ならびに特別損失の計上に関するお知らせ


 当社は、2019 年 11 月 14 日に公表いたしました 2019 年 12 月期通期(2019 年1月1日から 2019 年 12 月 31 日)連
結業績予想数値と、本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
 また、当社は、2019 年 12 月期(2019 年1月1日から 2019 年 12 月 31 日)の連結決算において、特別損失を計上い
たしましたので、お知らせいたします。
                                          記


1. 連結業績予想数値と実績値との差異について


 (1)2019 年 12 月期通期連結業績予想数値と実績値の差異
   (2019 年1月1日から 2019 年 12 月 31 日)

                          売上高                    営業利益       経常利益

                                百万円                 百万円        百万円

  前回発表予想 ( A )                 134,000             △2,000     △2,200
  実 績 値 ( B )                  129,520             △3,103     △3,684

  増 減 額 ( B-A )                △4,480              △1,103     △1,484

  増 減 率 ( % )                    △3.3                   -           -
 (参考)前期実績
                               117,995              △943      △1,341
 (2018 年 12 月期)


(2)差異の理由


  (インバウンド事業)
  客数(レジ通過数)は 2,446,372 人と前回予想発表時の見込みどおりの水準を維持出来たものの、円高元安トレン
 ドによる訪日中国人観光客の購買マインドの低下が想定以上であったことにより、11 月の平均購買単価は計画比
 96.8%、12 月は計画比 91.8%となり、想定していた売上高および粗利益からさらに下回ることとなりました。緊急対
 策として本部経費などコスト削減策の実施だけではなく、11 月から 12 月にかけて収益性の悪化した計7店舗の閉鎖
 を行い店舗効率と生産性の向上を図ったものの、粗利益の減少幅を補うことが出来ませんでした。


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  (生活ファッション事業)
  特にギフト販売事業で、年間最大繁忙期である、お歳暮商戦での受注が計画値に及ばなかったことにより売上高
 と、それに伴う粗利益が共に大きな減少となりました。その他、婦人靴事業においても消費税増税後の売上低迷な
 どが想定を超え業績に影響を与えたことから、緊急で不採算店の撤退や本部組織・人員の見直しなどで、販売費及
 び一般管理費の削減を実施したものの、売上減少に伴う粗利益の減少を挽回するに至らず、前回予想から減収及
 び減益となりました。


  以上の各事業による売上高・営業利益の悪化に加え、当社の貸付先の財政状態等を勘案した結果、貸付金のう
 ち回収可能見込額に対して貸倒引当金繰入額469百万円を営業外費用として計上した結果、経常利益も減少し、売
 上高・営業利益・経常利益共に、前回発表の予想と乖離が生じる見込みとなりましたので、今回修正を行うことにい
 たしました。


2. 特別損失の内容
  下記のとおり、3,787 百万円の特別損失を計上いたします。


  (主な内訳)
   インバウンド事業・生活ファッション事業・エンターテインメントの各事業において、投    2,206 百万円
   資額の回収を見込めなくなった店舗等固定資産の減損による損失
   主に、当連結会計年度において連結の範囲に含めた子会社等ののれんの減損によ         566 百万円
   る損失
   投資有価証券評価損による損失                               389 百万円
   その他                                          625 百万円


3. 業績への影響
本日公表の「2019 年 12 月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」に反映しております。




                                                     以上




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