8202 ラオックス 2019-11-14 16:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                2019 年 11 月 14 日
各 位


                                           会 社 名 ラ オ ッ ク ス 株 式 会 社
                                           代表者名 代 表 取 締 役 社 長     羅    怡 文
                                           (コード番号     8 2 0 2 東 証 第 2 部 )
                                                 執行役員
                                           問合せ先                   若林孝太郎
                                                 コーポレート統括本部長
                                           (TEL  0 3 - 6 8 5 2 - 8 8 8 1 )



                             業績予想の修正に関するお知らせ



 最近の業績動向等をふまえ、2019 年9月2日に公表しました 2019 年 12 月期(2019 年1月1日~2019 年 12 月
31 日)の連結業績予想を下記のとおり修正いたしましたのでお知らせします。


1. 業績予想の修正について


  2019 年 12 月期(2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)の業績予想の修正


                       売上高            営業利益           経常利益
 前回発表予想(A)                  百万円            百万円            百万円

                  140,000            200            200
 今回修正予想(B)        134,000         △2,000         △2,200
 増減額(B-A)         △6,000          △2,200         △2,400
 増減率(%)           △4.3%               -%             -%
 (ご参考)前期実績        117,995          △943          △1,341
 (2018 年 12 月期)



2. 修正の理由


 当第3四半期連結会計期間(2019 年7月1日~2019 年9月 30 日)以降、もともと売上・営業利益が下期偏重
である当社グループにおいて、前回予想発表時には下期(2019 年7月1日~2019 年 12 月 31 日)は、順調に推移
するものとの前提でおりました。特に、主力事業であるインバウンド事業は、7~8月の夏休み期間、10 月初旬
の国慶節や秋の紅葉シーズンで中国人観光客の来日により売上が伸張します。生活ファッション事業のシャディ
株式会社では、中元期の6~7月及び最繁忙期である歳暮期の 11 月~12 月が年間売上の約 50%を占めておりま
す。このような事業特性の中、9月以降に発生した台風 15 号をはじめとする度重なる豪雨による災害などで、イ
ンバウンド事業及び生活ファッション事業において以下の状況が生じたことが主な理由です。


(インバウンド事業)
 客数(レジ通過数)は前年を上回る推移となりましたが、円高元安トレンドにより、訪日中国人観光客の購買
マインドが低下した結果、9月以降の客単価が顕著に下落し売上減少となりました。客単価の下落傾向が第4四
半期においても見込まれております。加えて、10 月以降も台風 19 号の上陸や豪雨の影響による店舗の臨時休業及
び店舗への買い物が組み込まれている観光ツアーのキャンセルなどにより、客数も減少していることから売上が
前回発表予想を下回る見込みです。この売上の減少に伴い売上総利益も減少し、観光ツアー集客方法の見直し
や、通信費をはじめとする本部経費など、販売費及び一般管理において緊急のコスト削減策の実施による挽回策
を講じたものの、その減少幅を補うことができず営業利益及び経常利益も前回発表予想を下回る見込みです。


(生活ファッション事業)
 7月中の冷夏に続き、9月の台風 15 号以降の台風・豪雨に伴う天候不順による消費マインドの冷え込み、店舗
の臨時休業などから靴事業(婦人靴小売の株式会社モード・エ・ジャコモ、株式会社オギツ)において売上が著
しく減少したのをはじめ、シャディ株式会社においては、豪雨の影響による物流拠点の一時的な出荷停止や一部
のフランチャイズ店で豪雨による浸水被害なども発生したことから売上が低迷しました。この売上低迷による利
益減少分を補うことができず、営業利益及び経常利益が前回発表予想を下回る見込みとなりました。


 以上により、前回発表予想と乖離が生じる見込みとなりましたので、今回修正を行うことにいたしました。
 上記を鑑み、当社においては各事業の問題点の分析整理及び構造改革を急ぐと共に、中国においては、当社中
国子会社が、10 月に「日本酒博物館」のオープン、11 月には日本料理飲食店「八十八屋」の開店を行い、シャ
ディ株式会社においては、10 月に販売会社を新たに設立するなど、中国ビジネスへの本格的進出を通じて売上の
伸張及び収益の改善を図ってまいります。


(注)上記記載の今回修正予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社にて判断したものであり、不確実要素が含まれておりますので、実際
の業績は記載の予想と異なる可能性があります。


                                                           以上