8202 ラオックス 2019-02-28 16:00:00
株主提案に関する書面受領及び株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ [pdf]
平成 31 年2月 28 日
各 位
会 社 名 ラ オ ッ ク ス 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 羅 怡 文
(コード番号 8 2 0 2 東 証 第 2 部 )
問合せ先 経 営 企 画 部 長 山 崎 陽 子
(TEL 0 3 - 6 8 5 2 - 8 8 8 1 )
株主提案に関する書面受領及び株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ
当社は、当社株主より、平成 31 年 1 月 24 日付で、平成 31 年 3 月 29 日開催予定の当社第 43 期定時株主総会に
おいて株主提案を行う旨の書面を受領いたしましたが、本日開催の取締役会にて本株主提案について反対する決
議をいたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 提案株主
(1) 氏名:個人株主であるため氏名の開示は控えさせていただきます。
(2) 保有議決権数:1,544 個(総株主の議決権数に対する割合 0.239%)
2. 本株主提案の内容 *原文をそのまま引用
1、 自社株買いをする。400 万株 20 億円で行う
理由 ラオックスの市場価格は額面を割れている状態が常態化している
これは、市場環境や従業員、株主の責任ではなくラオックスの経営者
経営陣の責任である。特に社長は大株主の庇護のもと市場で買う一般株主を
大切にしていない。ラオックスは 1000 株単位 50 円額面だったのを
10 株を 1 株に併合しているので 100 株単位だと 500 円が額面である。
いまの 市場価格は額面を割れている状態である。こんな状態を放置しておくのは
株主をばかにしているのか経営者がバカなのかどちらかだと思う。
ラオックスは速やかに額面回復を目指し自社株買いをするべきである。
3. 本株主提案に対する当社取締役会の意見
当社取締役会は、以下の理由により、本株主提案に反対いたします。
当社は、平成 28 年 2 月 18 日及び平成 28 年 7 月 1 日付で開示しているとおり、東京証券取引所におけ
る市場買付を過去実施しており、自社株式価値については常に意識をもって経営しております。
また、当社は、日本国内の店舗で買い物を目的としたインバウンド客を待ち受けるビジネスモデルから、
買い物だけでない体験型の商品の提供を目的とした事業の多角化および日本の商品を中国で販売するビジ
ネスモデル構築への大きな転換期を向かえております。転換期ゆえの投資の先行が続き収益基盤が未だ脆
弱な部分もあり、その強化に向けて、鋭意取り組みをしている状況です。よって、中長期的な視点に立ち、
成長にむけての事業の多角化のための先行投資に現時点では資本を集中すべきと判断しており、以上の理
由により、当社取締役会は、本株主提案に反対いたします。
以上