8190 ヤマナカ 2021-01-25 14:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月25日
上 場 会 社 名 株式会社ヤマナカ 上場取引所 名
コ ー ド 番 号 8190 URL https://www.super-yamanaka.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)中野 義久
問合せ先責任者 (役職名)管理ユニット長 (氏名)野間 祐也 (TEL)052-937-9310
四半期報告書提出予定日 2021年1月26日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年3月21日~2020年12月20日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
営業収益 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 74,942 4.0 1,534 ― 1,641 ― 715 ―
2020年3月期第3四半期 72,087 △0.9 70 △87.5 147 △78.5 16 △96.6
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 964 百万円 ( ―%) 2020年3月期第3四半期 △32 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 37.37 ―
2020年3月期第3四半期 0.87 ―
(注) 営業収益は、連結損益計算書の「売上高」と「営業収入」を合計して記載しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 42,116 15,854 37.6
2020年3月期 36,462 15,081 41.4
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 15,854 百万円 2020年3月期 15,081 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 5.00 ― 5.00 10.00
2021年3月期 ― 5.00 ―
2021年3月期(予想) 5.00 10.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年3月21日~2021年3月20日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 99,000 1.9 1,700 144.9 1,800 133.2 800 126.3 41.77
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 20,425,218株 2020年3月期 20,425,218株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,270,577株 2020年3月期 1,270,491株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 19,154,660株 2020年3月期3Q 19,154,803株
(注) 期末自己株式数には、「株式給付信託(BBT)」に係る信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E
口)が保有する当社株式(2021年3月期3Q 108,300株、2020年3月期 108,300株)が含まれております。ま
た、期中平均株式数の算定上控除する自己株式には、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当
社株式(2021年3月期3Q 108,300株、2020年3月期3Q 108,300株)が含まれております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
―1―
株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、世界的に経済
活動が停滞し、企業収益や雇用環境は大幅に悪化しました。2020年5月の政府による緊急事態宣言の解除後は、
徐々に経済活動は回復の兆しが見られたものの、足元では再び感染症が拡大する中、非常に厳しい経営環境が続い
ております。
食品小売業界におきましては、コロナ禍における不要不急の外出自粛やテレワークなどによる内食需要・巣ごも
り消費の高まりが売上を押し上げる要因となった一方で、個人所得の減少や雇用環境の悪化による消費マインドの
低下、節約志向の強まりなど、先行き不透明な状況が続いております。
こうした状況の中、当社グループは、5月に「衛生管理基本方針」を策定し、「お客様と従業員の命を守る」こ
とを最優先に、衛生管理の徹底や接触感染・飛沫感染防止策、営業時間や販促方法の見直しなど様々な感染症拡大
防止対策を講じてまいりました。
更に当社グループでは、2022年の創業100周年を見据え、6月に新たに企業理念を制定しました。また、次の成長
戦略に向けた基盤づくりのため9月に大幅な組織改編を実施し、店長に権限と責任を委譲することによって、これ
までの本部主導から店長主体の店舗運営に移行するとともに、本部は店舗での取り組みを徹底的にサポートする組
織体制を構築するなど、当社グループの使命である「顧客価値創造」の実現に向けて当社グループ一丸となって取
り組んでおります。
商品政策では、家庭で楽しむ食事や家飲みなど新しい生活様式に対応し、“プチ贅沢”や“おいしさ”にこだわ
った商品の品揃えを強化するとともに、独自性の高いバイヤーいち押し商品やフランテ独自のこだわり商品の拡充
に加え、新たに「Yamanakaスター」「Frante二つ星」「Frante三つ星」の三つのプライベートブランド商品を開発
し、“ヤマナカ・フランテならでは商品”の拡販に取り組みました。
販売政策では、毎週日曜日にお買い物をされたグラッチェカード会員様へ翌週の月曜日から土曜日にご利用いた
だける「5%割引得々クーポン券」の導入やボーナスポイント商品の拡充、電子マネーチャージキャンペーンなど、
カード会員様向けの販促を強化しました。
店舗政策では、地域特性やお客様ニーズに対応した商品構成や売場の見直し・刷新を図るため、10月に柴田店
(名古屋市南区)、御油店(愛知県豊川市)の改装を実施しました。また、お客様のレジ待ち時間の短縮による利
便性の向上やレジ業務の効率化を目的に二川店(愛知県豊橋市)など6店舗にセルフ精算レジを導入しました。
連結子会社のプレミアムサポート株式会社が運営する5店舗のスポーツクラブでは、緊急事態宣言期間中の臨時
休業や休会者の増加など新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、「ASTYオンラインレッスン」の開始や
運動不足解消のための様々なプログラムを提供するなど、その後一定の回復は見られたものの、新型コロナウイル
ス感染症が再拡大しており、事業環境は不透明な状況が続いております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高に営業収入を加えた営業収益は、コロナ
禍での内食需要の高まりやお客様のまとめ買いによる客単価の上昇により既存店売上高が前年同期比104.4%と伸長
し、749億42百万円(前年同期比4.0%増)となりました。利益面では、売上高の増加に加え、商品ロス削減の取り
組みによる粗利益率の改善により、営業利益は15億34百万円(前年同期は70百万円の営業利益)、経常利益は16億
41百万円(前年同期は1億47百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億15百万円(前年同期
は16百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、セグメント別の実績については、当社グループは「小売事業及び小売周辺事業」の単一セグメントである
ため、記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ56億53百万円増加し、421億16百万円となりま
した。これは主に土地が38億86百万円、現金及び預金が17億29百万円増加したことによるものです。
負債は前連結会計年度末に比べ48億81百万円増加し、262億62百万円となりました。これは主に、有利子負債が33
億64百万円、買掛金が4億57百万円増加したことによるものです。
純資産は前連結会計年度末に比べ7億72百万円増加し、158億54百万円となりました。これは主に利益剰余金が5
億23百万円、その他有価証券評価差額金が2億24百万円増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、本日公表いたしました「業績予想に関するお知らせ」をご覧くださ
い。
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株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月20日) (2020年12月20日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,529 5,259
売掛金 1,228 1,255
商品及び製品 2,550 2,851
仕掛品 0 0
原材料及び貯蔵品 48 80
その他 1,511 1,282
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 8,868 10,729
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,289 7,924
土地 9,584 13,470
その他(純額) 1,363 1,478
有形固定資産合計 19,237 22,873
無形固定資産
借地権 331 273
ソフトウエア 301 228
その他 29 135
無形固定資産合計 661 637
投資その他の資産
投資有価証券 2,422 2,755
差入保証金 4,849 4,739
繰延税金資産 67 27
その他 361 344
貸倒引当金 △50 △50
投資その他の資産合計 7,650 7,816
固定資産合計 27,549 31,328
繰延資産 44 59
資産合計 36,462 42,116
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株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月20日) (2020年12月20日)
負債の部
流動負債
買掛金 5,274 5,731
短期借入金 277 277
1年内償還予定の社債 1,240 1,360
1年内返済予定の長期借入金 1,374 1,940
未払費用 1,136 1,175
未払法人税等 155 401
賞与引当金 288 92
ポイント引当金 133 145
資産除去債務 10 -
その他 1,923 2,729
流動負債合計 11,813 13,853
固定負債
社債 3,090 3,885
長期借入金 3,429 5,280
リース債務 287 305
繰延税金負債 - 256
役員株式給付引当金 45 45
退職給付に係る負債 442 264
長期預り保証金 828 834
資産除去債務 1,343 1,321
その他 101 215
固定負債合計 9,567 12,409
負債合計 21,381 26,262
純資産の部
株主資本
資本金 4,220 4,220
資本剰余金 6,538 6,538
利益剰余金 5,858 6,381
自己株式 △1,962 △1,962
株主資本合計 14,655 15,178
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 633 858
退職給付に係る調整累計額 △207 △182
その他の包括利益累計額合計 426 675
純資産合計 15,081 15,854
負債純資産合計 36,462 42,116
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株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月21日 (自 2020年3月21日
至 2019年12月20日) 至 2020年12月20日)
売上高 68,279 71,338
売上原価 51,130 52,662
売上総利益 17,149 18,675
営業収入 3,807 3,604
営業総利益 20,956 22,280
販売費及び一般管理費 20,886 20,745
営業利益 70 1,534
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 52 49
持分法による投資利益 2 10
情報提供料収入 37 37
その他 88 103
営業外収益合計 181 200
営業外費用
支払利息 33 33
その他 71 60
営業外費用合計 104 94
経常利益 147 1,641
特別損失
固定資産除却損 19 40
減損損失 102 201
臨時休業等による損失 - 50
特別損失合計 121 292
税金等調整前四半期純利益 25 1,348
法人税、住民税及び事業税 56 447
法人税等調整額 △47 186
法人税等合計 9 633
四半期純利益 16 715
親会社株主に帰属する四半期純利益 16 715
―5―
株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月21日 (自 2020年3月21日
至 2019年12月20日) 至 2020年12月20日)
四半期純利益 16 715
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △78 224
退職給付に係る調整額 29 25
その他の包括利益合計 △48 249
四半期包括利益 △32 964
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △32 964
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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株式会社ヤマナカ(8190) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りについて)
前連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症の収束時期等について、感染の影響が2020年12月頃
まで継続すると仮定しておりました。
しかしながら、昨今新型コロナウイルス感染症は再拡大しております。スーパーマーケット事業においては
内食需要の継続により食料品を中心とした販売が見込まれる一方、連結子会社のプレミアムサポート株式会社
が運営するスポーツクラブ事業においては一定の回復が見られておりますが、事業環境は引き続き不透明な状
況が続いております。
このような状況を踏まえ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が2022年3月期に及ぶものと仮定を変更し、
固定資産の減損会計等の会計上の見積りを行っております。
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月21日 至 2019年12月20日)及び当第3四半期連結累計期間
(自 2020年3月21日 至 2020年12月20日)
当社グループは、「小売事業及び小売周辺事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
―7―