2020 年 3 月期
決算説明会資料
2020年5月 8日
株式会社いなげや
代表取締役社長
本杉吉員
ごあいさつ
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に
対し、謹んでお悔やみ申し上げます。
また、罹患された方々、そのご家族の皆様には、心よりお見舞い
申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発出・延
長されるなど、小売業がいかに地域にとって欠かせない存在で
あるかを改めて認識すると共に、社会的責任を痛感しているとこ
ろでございます。
まずは、感染拡大防止に向けて様々な対策を講じることで、お
客様と従業員の安全を確保してまいります。そして地域のお役
立ち業としてライフラインを確保し、安心安全な食の提供と、地
域の豊かな社会の実現に寄与すべく、取り組んでいきたいと考
えております。
また今年度は、創業120周年を迎えます。大きな節目の年とし
てその重責を実感しつつ、次の10・20年に向けて、皆様の期待
にお応えできるよう、精進してまいる所存です。
本来であれば決算説明会を開催すべきところ、資料でのご説 株式会社いなげや 代表取締役社長
明となりますこと、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解の程宜
しくお願い申し上げます。 本杉 吉員(もとすぎ よしかず)
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当社グループについて
小売事業
スーパーマーケット事業 ドラッグストア事業
小売事業
総店舗数
㈱いなげや ㈱三浦屋 ㈱ウェルパーク
281店舗
135店舗 9店舗 137店舗 (△ 1)
2020.3月末時点
(△4) (△2) (+5)
(カッコ) は前期末との増減
小売支援事業
㈱サビア ㈱いなげや
㈱サンフードジャパン ㈱いなげやウィング
コーポレーション ドリームファーム
食品卸し ※ 施設管理・警備 特例子会社(障がい者雇用) 農業事業
※商品製造開発は2020年3月をもって終了
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1
2020年3月期
連結決算状況
3
連結経営成績
2019年3月期 2020年3月期
増減
売上
金額 売上 前年比 額
金額 前年比
(億円)
高比
(%) (億円) 高比 (%) (億円)
(%) (%)
営業収益 2,516 - 98.7 2,542 - 101.0 26.1
売上高 2,429 100.0 98.8 2,454 100.0 101.0 24.7
売上総利益 701 28.9 100.0 703 28.7 100.3 1.7
販管費 765 31.5 101.5 768 31.3 100.3 2.6
営業利益 22 0.9 63.4 23 0.9 102.2 0.5
経常利益 25 1.1 67.2 26 1.1 101.5 0.3
親会社株主に帰属する
当期純利益 △13.0 △0.5 ー 6.8 0.3 - 19.8
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連結 5期推移 営業収益・営業利益
2,600 50
営業収益 営業利益
45
2,550
40
2,500
35
2,450
30
2,400 25
20
2,350
15
2,300
10
2,250
5
2,200 0
(億円) 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 (億円)
4期ぶり 増収増益
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連結 財政状態
2019年3月期 期末 2020年3月期 期末
増減額
億円 構成比
億円 構成比 (億円)
(%) (%)
流動資産 330 34.6 357 37.1 26.9
固定資産 623 65.4 607 62.9 △16.4
流動負債 310 32.5 320 33.2 9.9
固定負債 123 12.9 126 13.1 3.4
純資産 520 54.6 517 53.7 △2.8
総資産 954 100.0 964 100.0 10.5
自己資本比率 52.6%(53.6%) 設備投資(キャッシュフローベース)
前期比 △1.0P 連結合計 85.3億円
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2020年3月期
セグメント別状況
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2020年3月期 セグメント別 決算状況
スーパーマーケット ド ラ ッ グ ス ト ア
連結
事業 事業
売上高(億円) 2,015 431 2,454
増減前年比(%) 0.6% 3.0% 1.0%
増減前年比(%)
(既存店)
△0.6% 1.5% △0.2%
売上総利益率(%) 29.0% 26.4% 28.7%
増減前年比P △0.3 P △0.2 P △0.2 P
営業利益(億円) 11.5 8.9 23
増減前年比(%) 31.8% △22.4% 2.2%
売上高営業利益率(%) 0.6% 2.1% 0.9%
差異は小売支援事業
SMは増収増益、Drgは増収減益
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スーパーマーケット事業 新店・改装・閉店 状況
新店 2店舗(前年3)
川崎市川崎区
いなげや 川崎京町店
東京都 小金井市
いなげや 小金井東町店
改装 11店舗(前年19)
お花茶屋店、横浜星川駅前店 他
川崎京町店(19.6.21 オープン)
閉店 8店舗(前年5)
・スクラップ&ビルド
・業態転換
⇒ ウェルパークへ
・事業撤退
⇒ クックサン惣菜路面店
・事業縮小
⇒ 三浦屋グルメ(小型店)
横浜星川駅前店(20.2.7 改装オープン)
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いなげや 3期前年比推移
2018.3 2019.3 2020.3
売上高(全店) 98.3% 98.7% 100.9%
売上高(既存店) 98.9% 97.9% 99.6%
売上総利益 99.8% 99.4% 99.9%
販管費 98.5% 101.2% 99.9%
営業利益 151.9% 42.1% 113.3%
新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり需要に伴い、全店売上高
は増収。しかし、既存店売上高は前年割れが続いている。
商品の配送に伴う単価上昇により運送費が増加したものの、人件費や管
理費を削減し、販管費全体では減少。
販管費の削減が売上総利益の減少を補い、営業利益は増益。
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ウェルパーク 新店・改装・閉店 状況
新店 5店舗(前年4)
東京都 立川市
立川北口大通り店
(調剤薬局併設)
東京都 立川市
武蔵砂川店
川崎市 多摩区
川崎中野島5丁目店
東京都 西東京市 清瀬北口店(19.11.13 オープン)
武蔵砂川店(19.9.18 オープン)
フレスポひばりが丘店
東京都 清瀬市
清瀬北口店
改装 11店舗(前年9)
東大和南街店 他
閉店 -店舗(前年4)
フレスポひばりが丘店(19.10.25 オープン)
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ウェルパーク 3期前年比推移
2018.3 2019.3 2020.3
売上高(全店) 102.4% 101.2% 103.0%
売上高(既存店) 100.5% 100.5% 101.5%
売上総利益 104.0% 102.6% 102.3%
販管費 102.5% 103.3% 104.9%
営業利益 113.0% 93.4% 77.8%
ウェルパーク単体数値の比較です
消費税増税後の反動減はあったものの、新店効果や新型コロナウイルス
感染症拡大の影響もあり、全店・既存店とも増収
人手不足や労働単価上昇による人件費の増加や、新POS導入や新規出店
による管理費の増加など、販管費が増加したため営業利益は減益。
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3
2021年3月期
経営方針
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いなげやグループ 社是・経営理念・ビジョン
◆ グループ社是 (経営上の方針)
いなげやグループは販売を通じ広く世の中に奉仕し会社の発展と従業員の幸せを
常に一致せしむる事をもって社是とする。
◆ グループ経営理念 (最終的に目指す姿)
~すこやけくの実現~
お客様の健康で豊かな、暖かい日常生活と、より健全な社会の実現に貢献する。
~商人道の実践~
お客様のお喜びを、自分自身の喜びとして感じることができる人間集団。
◆ グループビジョン (存在意義)
”地域のお役立ち業”として社会に貢献する
※地域社会のお役に立つことが存在している意義である
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いなげやグループ ビジョン実現に向けて
いなげやグループは、企業の社会的責任を果たすべく、ビジョンである『“地域のお役立ち業”として社会に貢献す
る』 の実現に向けて、現在様々な社会課題に取り組んでいます。今後は 『SDGs』 を切り口に、更に取り組みを
深め、全てのステークホルダーの皆様と共に様々な取り組みを通じて、 『SDGs』 の達成に貢献してまいります。
<取り組みの一部>
障がい者の自立支援活動 ・・・特例子会社いなげやウィング、盲導犬募金
地産地消の推進 ・・・いなげやドリームファーム、給食食材販売事業(三浦屋)
少子高齢化社会への対応 ・・・とくし丸、認知症サポーター
資源の持続可能性向上への取り組み ・・・資源リサイクル、すこやけくの森
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いなげやグループ 経営方針
2020~22年度 グループ中期3ヵ年経営計画
テーマ グループの組織力と収益力の強化
1.スーパーマーケット事業
●既存店の再構築による安定した事業基盤の確立 最終年度 数値目標
●経費削減による高コスト体質の脱却 (2022年度)
2.ドラッグストア事業 グループ連結 売上高
●出店地域での商圏シェアの拡大 2530億円
●競争力のある価格を提供できる仕組みの構築 グループ連結 営業利益
35億円
3.商流・物流の再構築
グループ連結 純利益
4.新たな競争力の創造 10億円
5.いなげやグループの成長を支える人財の育成
6.グループガバナンス体制の確立
新型コロナウイルス感染拡大に伴う経営課題を洗い出し、
まずは、緊急対応・収束・回復 の各フェーズを想定し、事業環境変化に対応
※ 必要に応じて経営計画の見直しを検討
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喫緊の経営課題 “新型コロナウイルス感染拡大”
緊急対応フェーズ ~混乱時の緊急対応~
従業員の お客様の 事業インフラ
安全確保 安全確保 の継続
予防処置 商品の安定供給 BCP体制
不安の解消 に注力 の維持
収束フェーズ ~事業環境の大きな変化~
アフターコロナにおける中期ビジョンを描き、戦略と計画に落とし込む6STEP
業務.システム.働き方 消費環境の変化
前提 ~バックキャスティングとフォアキャスティング
STEP1 未来予測 ~起こり得る変化の整理
各事業の評価.再編
の再構築 に対応
STEP2 現状分析 ~自社の強み弱み・資産の整理
STEP3 事業アイディアの発散 ~過去に縛られない未来思考
の検討
STEP4 事業ミッション・ビジョンの言語化 ~10年先のあるべき姿定義
STEP5 事業ミッション・ビジョンの具体化 ~何によって成長するのか?
組織.人員体制 売場.商品構成
STEP6 中期経営計画への落とし込み ~ミッション・ビジョンと計画の接続
アフターコロナの変化を見据え、中長期のミッション・ビジョンを描きなおしている
EC事業
の再構築 の再構築
コロナショックにより、現在の中計が機能しないのでは?という不安がある
変化の必要性は理解しているが、具体的にどのように進めればよいのかわからない
等の拡大
回復フェーズ ~新たな成長戦略へ~
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緊急対応フェーズ
現在の取り組み
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緊急対応フェーズ ①
2020年1~4月 週別売上・客数・客単価推移(いなげや)
130%
売上前年比
125%
120% 客数前年比
115%
110% 客単価前年比
105%
100%
95%
90%
8週 ・・・誤情報による紙製品の “買占め需要”、休校要請に伴う “内食需要”
12週・・・都内感染者の急増、緊急事態宣言報道に伴う “買いだめ需要”
15週・・・外出自粛・買物頻度低下に伴う “巣ごもり需要” の拡大
感染者の推移や政府等の宣言などにより、消費行動が大きく変化
長期化を見据え、“新しい生活様式” への変化を捉え、対応していく
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緊急対応フェーズ ②
安全性の確保(3密対策、密集・密接・密閉)
●レジ待ちの間隔をテープで誘導
●お客様へのお願い
(マスク着用、少人数でのお買物など)
●店内換気 ●品薄商品の購入数を制限
●入店制限 ●営業時間の短縮 など
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緊急対応フェーズ ③
利便性の制限(いなげや)
●惣菜・手づくりパンのバラ売り販売中止
●チラシ広告特売、ポイント倍セール中止
●試食・試飲販売を中止
●くつろぎスペース(イートインコーナー)閉鎖 など
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緊急対応フェーズ ④
従業員の感染拡大防止対策(いなげや)
●飛沫感染の防止対策(マスク・手袋着用、レジフィルムガード、フェイスガード)
●チェック表を活用した体調管理を徹底
(37.5℃以上の発熱がある場合は、出勤を控えるよう指示。体調変化時の報告を徹底)
●手洗い、消毒、うがいの徹底 など
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緊急対応フェーズ ⑤
お客様への周知活動(いなげや)
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緊急対応フェーズ ⑥
お客様への周知活動(いなげや)
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緊急対応フェーズ ⑦
感染拡大防止対策の組織化(グループ)
●対策会議を日々開催(グループ各社で情報共有)
⇒ 現在はリモート対応
●対策マニュアルの作成・更新(家族へも共有)
●本社入館時、アルコール消毒・体温検査実施 など
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緊急対応フェーズ ⑧
従業員感染時の対応
●体調不調者の集計管理(経過観察・追跡調査)
●PCR検査受診時報告の徹底(本人・家族など)
●行動歴、濃厚接触者の調査(自宅待機を指示)
●保健所等と情報共有し、店舗の消毒を実施
●プライバシー保護の為、個人情報を統制
※4月下旬、都内で従業員感染者発生。現在は営業再開
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5
2021年3月期 通期
業績予想
27
2021年3月期(通期) 設備投資計画
設備投資
(キャッシュフローベース)
リース資産含まず
新店 改装店 その他 合計
スーパーマーケット
4.5 5 39 48.5
事業(億円)
ドラッグストア
7 0.5 3 10.5
事業(億円)
小売事業計(億円) 11.5 5.5 42 59
新店投資 その他投資
いなげや 上期 1店舗を計画 新青果センター 他
情報システム
PC端末、サーバー
ウェルパーク 上期 2店舗を計画 物流・会計システム 他
下期 5店舗を計画 新型コロナウイルス対策
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2021年3月期(通期) 小売事業計画
売上高 売上高(億円) 前期比増減(%)
スーパーマーケット事業 2,015 0.0%
ドラッグストア事業 443 2.6%
小売事業計 2,458 0.4%
利益率 営業利益率
スーパーマーケット事業 0.6%
ドラッグストア事業 2.3%
小売事業計 0.9%
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2021年3月期(通期) 連結 業績予想
連結 金額(億円) 前期比増減(%)
営業収益 2,550 0.3%
営業利益 24 3.0%
経常利益 27 2.9%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 8 16.7%
注) 新型コロナウイルスの感染拡大について、現時点において当社グループが把握している情
報を基に算出しております。新型コロナウイルスの収束時期等により、当予想は大きく変動する
可能性があるため、業績動向を踏まえて修正がある場合には、速やかに開示致します。
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トピックス
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トピックス
いなげや 創業120周年記念事業 ①
2020年5月20日 おかげさまで創業120周年を迎えます
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トピックス
いなげや 創業120周年記念事業 ②
2020年5月下旬、いなげや本社に「すこやけく史料室」を開設
します。“温故知新“をテーマに、創業から120年の社史を学
び、新たな知識や見識を発見する場としています。
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トピックス
いなげや 創業120周年記念事業 ③
東京都青梅市のすこやけくの森(2018年)
2020年6月上旬、環境保全活動の一環として、東京都
日の出町に新たな「すこやけくの森」を開設します。
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トピックス
CO2削減に向けて(レジ袋有料化スタート)
先行実施店舗の様子
2020年7月1日より、いなげや・ウェルパーク全店で、バイオマス
プラスチックを配合したレジ袋で有料化をスタートします。
(三浦屋は2019年10月より実施済)
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トピックス
青果・生鮮センター 移転
いなげや立川立飛 青果・生鮮センター(イメージ図)
2020年7月上旬、機能拡充・拡大による店舗作業の軽減と
センターの効率的な稼働を目的に、青果・生鮮センターを移設します。
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グループ経営理念
すこやけくの実現
お客様の健康で豊かな、暖かい日常生活と、より健全な
社会の実現に貢献する。
商人道の実践
お客様のお喜びを、自分自身の喜びとして感じることが
できる人間集団。
グループビジョン
すこやけく の像
“地域のお役立ち業”として社会に貢献する
この資料には、当社現在の計画や業績見通しなどが含まれております。これら将来の計画や予想数値などは、現在入手
可能な情報をもとに、当社が計画・予測したものであります。実際の業績などは、今後の様々な条件・要素によりこの
お問い合わせ
計画などとは異なる場合があり、この資料はその実現を確約・保証するものではありません。
㈱いなげや 社長室
担当 植原・奥田
Tel 042-537-5031
Fax 042-537-5070
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