8179 ロイヤルHD 2021-11-12 15:30:00
2021年12月期(第3四半期)決算参考資料 [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算
説明資料
(証券コード:8179)
https://www.royal-holdings.co.jp
2021年11月12日
目 次
Ⅰ 2021年12月期 第3四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
1
Ⅰ 2021年12月期 第3四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
2
Ⅰ-1.連結損益
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が、第3四半期末まで断続的に続いた
影響を受け、各事業で業績回復は停滞
対前年で減収となるも、構造改革の推進に伴う費用低減や助成金の収益計上な
どにより、損失額については大幅に縮小
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額 増 減 率
第3四半期 第3四半期
売 上 高 61,151 58,818 △2,333 △3.8%
営 業 利 益 △15,994 ▲7,159 8,835 -%
経 常 利 益 △16,920 ▲6,724 10,196 -%
親 会 社 株 主 に 帰 属 する
△18,629 ▲4,437 14,192 -%
四 半 期 純 利 益
E B I T D A △11,665 ▲1,941 9,724 -%
※EBITDA = 経常利益 + 減価償却費 + のれん償却額 + ネット支払利息 3
Ⅰ-2.連結経常損益の推移
2021年第3四半期期間(7月~9月)は、デルタ型の蔓延に起因した第5波
の影響を受け、第2四半期期間(4月~6月)に比して、経常損失が拡大
一方で、前年同期比(7月~9月)では、経常損失は約△6割減
連結経常損益推移(四半期)
時短協力金収益計上
第1Q期間: 161百万円
第2Q期間:1,292百万円
第3Q期間: 789百万円
4
Ⅰ-3.キャッシュ・フロー
特殊要因(早期退職金14億円、納税猶予消費税の一括納付20億円など)も
あり、営業キャッシュ・フローはマイナス
双日株式会社を割当先とする第三者割当による普通株式の発行、および、主要
取引銀行への優先株式の発行により、財務キャッシュ・フローはプラス
上記により、キャッシュ・フロー合計は68億円、現預金残高は+97億円増加(第
3四半期末で207億円)
(単位:百万円)
2020年度 2021年度
増減額
第3四半期 第3四半期
営 業 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △7,549 △5,840 1,708
投 資 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △10,326 2,157 12,483
( う ち 設 備 投 資 ) △2,307 △1,807 500
財 務 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 24,391 10,563 △13,828
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 合 計 6,516 6,877 361
現 金 及 び 預 金 10,959 20,748 9,789
5
Ⅰ-4.バランスシート
2021年9月末時点の自己資本は327億円、自己資本比率は30%まで回復
D/Eレシオ(ネット借入金ベース)は0.19倍まで低下し、財務基盤は改善
(単位:百万円)
2020年度 2021年度 当第3四半期
9月末 期末 9月末 増減
総 資 産 105,625 105,896 107,766 1,870
( 参 考 ) う ち 現 金 及 び 預 金 10,959 13,884 20,748 6,863
有 利 子 負 債 57,224 62,295 60,577 △1,718
借 入 金 30,455 30,147 26,865 △3,282
リ ー ス 債 務 26,769 32,148 33,712 1,564
自 己 資 本 30,174 20,896 32,712 11,815
自 己 資 本 比 率 28.6% 19.7% 30.4% 10.6%
固 定 長 期 適 合 率 133.4% 136.0% 90.3% △45.7%
(単位:百万円)
2020年度 2021年度 当第3四半期
9月末 期末 9月末 増減
ネ ッ ト 借 入 金 19,495 16,263 6,116 △10,146
対 自 己 資 本 比 ( D/E レ シ オ ) 0.65倍 0.78倍 0.19倍 △0.59倍
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Ⅰ-5.セグメント別損益
外食事業は、時短営業や酒類販売停止を余儀なくされたものの、第3四半期累
計期間で経常黒字を維持
他事業セグメントでは経常赤字となるも、対前年では損失幅は縮小
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期 前期比較
第3四半期 第3四半期
売上高 経常利益
売上高 ( 占有 ) 経常利益 売上高 ( 占有 ) 経常利益
(%) (%) (増減率)
増減額 増減額
(%)
外 食 事 業 33,905 (55.4) △3,470 32,138 (54.6) 489 △1,766 (△5.2) 3,959
コ ン トラ クト
13,795 (22.6) △2,344 11,930 (20.3) ▲876 △1,865 (△13.5) 1,467
事 業
ホ テ ル 事 業 9,599 (15.7) △5,905 11,741 (20.0) ▲2,643 2,142 (22.3) 3,261
食 品 事 業 5,498 (9.0) △661 6,164 (10.5) ▲217 665 (12.1) 444
そ の 他 事 業 2,131 (3.5) △1,728 485 (0.8) ▲666 △1,645 (△77.2) 1,061
セグメント間
△3,779 (-) - ▲3,643 (-) - 136 (-) -
相 殺
全 社 部 門 - (-) △2,809 - (-) ▲2,808 - (-) 0
合 計 61,151 (100.0) △16,920 58,818 (100.0) ▲6,724 △2,333 (△3.8) 10,196
※ 機内食事業(2021年度第3四半期売上高264百万円、経常利益△694百万円)は、当期から「その他事業」に含めております。
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Ⅰ‐6.主要セグメント別の経常損益推移
主力の外食事業は、2四半期連続での経常黒字を確保
コントラクト・ホテル事業は、経常赤字が続いているものの、損失額は縮小
食品事業は、グループ内向け売上が減少したことにより、経常赤字
主要セグメント別経常損益推移(四半期)
(百万円)
2019年1Q 2019年2Q 2019年3Q 2019年4Q 2020年1Q 2020年2Q 2020年3Q 2020年4Q 2021年1Q 2021年2Q 2021年3Q
(1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月)
外 食 582 438 968 391 ▲254 ▲2,830 ▲386 ▲343 ▲414 740 162
コ ン ト ラ ク ト 307 299 555 264 ▲308 ▲1,460 ▲576 ▲258 ▲420 ▲258 ▲198
ホ テ ル 392 983 1,149 1,098 ▲1,074 ▲2,979 ▲1,852 ▲1,091 ▲1,254 ▲840 ▲549
食 品 88 ▲15 29 140 32 ▲527 ▲166 ▲66 ▲53 23 ▲186
連 結 650 1,016 1,896 1,076 ▲2,806 ▲9,641 ▲4,472 ▲2,935 ▲3,823 ▲1,258 ▲1,641
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Ⅰ-7.主要事業ライン別損益
ロイヤルホスト・てんやが経常黒字を継続、対前期で減収となるも増益を確保
繁忙期に地域間移動が停滞し、空港ターミナル・高速道路店舗の回復は途上
宿泊需要回復の遅れにより、リッチモンドホテルでは赤字が継続、対前期比較では
収支改善
(百万円)
2020年12月期 2021年12月期 前期比較
第3四半期 第3四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 21,231 △55 20,381 1,148 △850 1,203
て ん や 7,391 △619 7,339 661 △52 1,281
そ の 他 外 食 5,281 △2,017 4,418 ▲569 △863 1,448
外 食 本 部 0 △777 0 ▲751 0 26
計 33,905 △3,470 32,138 489 △1,766 3,959
コン トラ クト 空 港 タ ー ミ ナ ル 3,280 △702 2,065 ▲35 △1,214 667
事 業 高 速 道 路 4,383 △736 4,079 ▲548 △303 188
事 業 所 内 等 6,131 △729 5,785 ▲9 △346 720
コントラ クト本部 0 △175 0 ▲283 0 △108
計 13,795 △2,344 11,930 ▲876 △1,865 1,467
ホ テ ル 事 業 リッチモンドホ テル 9,599 △5,782 11,741 ▲2,484 2,142 3,297
ホ テ ル 本 部 0 △123 0 ▲159 0 △36
計 9,599 △5,905 11,741 ▲2,643 2,142 3,261
食 品 事 業 工場・購買物流ほか 5,498 △513 6,164 32 665 545
食 品 本 部 0 △148 0 ▲249 0 △101
計 5,498 △661 6,164 ▲217 665 444
(注)てんやには台湾子会社、その他外食・高速道路・リッチモンドホテルの経常利益には持分法適用会社の損益を含んでおります。 9
Ⅰ‐8.既存店売上 対2019年比の推移
緊急事態宣言の全面解除により、足元10月は各事業で売上回復が顕著
てんや・ロイヤルホストは、ほぼコロナ禍以前の水準まで伸長
既存店売上対2019年比推移
8月 9月 10月
緊急事態宣言 GOTOトラベル 緊急事態宣言 緊急事態宣言 緊急事態宣言
(1回目) 7/22~12/28 (2回目) (3回目) (4回目) (速報値)
4/7~5/25 1/8~3/21 4/25~6/20 7/12~9/30
て ん や 90.7 89.6 101.3
ロ イ ヤル
70.5 71.1 95.7
ホ ス ト
高 速 道路 43.4 53.8 81.2
事 業 所内 56.8 62.7 72.1
専 門 店 50.2 53.6 71.5
リッチモンド
51.6 50.0 56.8
ホ テ ル
空 港
34.3 31.3 42.6
タ ーミ ナル
2020年 2021年
折れ線グラフ=既存店ベースの売上高2019年比
棒グラフ=全店ベースの売上高2019年比 10
Ⅰ‐9.リッチモンドホテル 客室稼働率の推移
緊急事態宣言の期間延長を受けた需要停滞により、8月~9月にかけて客室稼
働率は低下
一方で、10月の客室稼働率は、コロナ禍以降では最も高い水準
リッチモンドホテル客室稼働率推移
11
Ⅰ‐10.足元(10月)における各事業の概況
通常営業・酒類販売の再開で、回復が顕著
【ロイヤルホスト】 【てんや】 【専門店】
売上2019年比で 売上2019年比で シズラー等、レスト
外食事業 95.7%まで回復、 101.3%まで上昇、 ラン業態で売上増、
経常黒字を継続 経常黒字を継続 経常黒字に転換
地域間移動の制限緩和等により、各業態で回復基調
【高速道路店舗】 【空港店舗】 【事業所内等】
コントラクト 首都圏近郊の拠 国内線店舗は6割 百貨店内店舗で
点で回復が顕著、 程度まで回復、経 回復が顕著、経常
事業
経常黒字に転換 常黒字に転換 黒字に転換
客室稼働率はコロナ禍で最も高い水準まで回復
稼働率は79.6%まで上昇し、コロナ禍以降では最も高い水準
ホテル事業 緊急事態宣言解除後は、ビジネス・レジャー需要ともに回復基調
宿泊療養施設として8ホテルを継続(2021年10月末時点)
グループ店舗の売上増に伴い、工場稼働率が改善
グループ各事業の売上増を受けて、グループ内部向けが回復傾向
食品事業 家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の10月度単月の売上は、対前年
で3倍強
12
Ⅰ-11.2021年12月期 連結業績予想
(単位:百万円)
2020年 2021年12月期 増減額 増減率
12月期 予 想
売 上 高 84,304 82,500 △1,804 △2.1%
営 業 利 益 △19,269 ▲7,700 11,569 -%
経 常 利 益 △19,855 ▲6,500 13,355 -%
親 会 社 株 主 に 帰属 する
△27,532 ▲5,000 22,532 -%
当 期 純 利 益
1 株 当 た り
△737.44 ▲126.41 611.03 -%
当 期 純 利 益 ( 円 )
10月に入り、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の全面解除を受け、各事業で売上高は上昇傾向
に転じ、既存事業の売上高は、コロナ禍前の2019年比で7割~8割程度の水準まで回復
11月以降は、各自治体からの営業時間短縮要請も解除され、通常営業を再開できる状況となったことか
ら、今後、緊急事態宣言の再発令等の状況に至らないことを前提とした上で、第4四半期期間の既存事
業の売上高は、対2019年比で8割程度の水準と想定
また、第4四半期期間の経常利益については、助成金(時短協力金・雇用調整助成金)の収益計上
を約14億円想定(通期では約38億円)
上記の前提条件に基づき、2021年12月期(通期)の連結業績予想を算定
※ 詳細は本日開示の「通期業績予想に関するお知らせ」をご覧下さい。 13
Ⅰ‐12.連結業績予想の前提
業績回復の見通し
外食:通常営業や酒類販売を再開、4Q期間の既存店売上2019年比は、90%程度まで回復
コントラクト:地域間移動制限の緩和、4Q期間の既存店売上2019年比は、70%程度まで回復
ホテル:消費活動の回復にあわせて国内ビジネス・観光需要増、 4Q期間の客室稼働率は、
80%程度まで回復
外部環境の前提
年間69% ① ワクチン接種
(百万円)
11月、2回目接種率70%超
12月~、3回目接種開始
+220
② 営業状況
通常の営業時間に移行
酒類販売を再開
③ 消費活動の回復
外出自粛や移動制限の緩和に
伴う消費活動の活性化
政府の経済対策への期待
14
Ⅰ 2021年12月期 第3四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
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Ⅱ-1.構造改革の推進:基本戦略
基本戦略
① 各事業において新たなマーケットを創造
変化への対応 ② グループシナジーを最大限に発揮するCRMの構築
③ 各事業の強みを更に強化し、顧客満足を向上
① 事業再編を通じ効率的な体制へ(撤退、統合、本部)
経営効率化 ② 固定費・コスト見直しにより収益構造を変革
③ SCMの推進
① 食品事業の拡大(ロイヤルデリ、冷凍アントレ、業務食)
成長分野の育成 ② テイクアウト・デリバリーに強みを持つ業態開発
③ 海外事業展開
基盤強化と強靭な経営体質を再構築
16
Ⅱ‐2.構造改革の推進:取組と想定効果(2019年対比)
変化への対応 外食:テイクアウト・デリバリーの販売強化
外食:営業力の強化(商品戦略、改装)
(2021年通期効果) +31億円 ホテル:環境変化に対応した販売プランの多様化
経費削減・賃料減額の取り組み継続
経営効率化
早期希望退職、人件費の低減
(2021年通期効果)+100億円 グループ組織再編、不採算店撤退
成長分野の育成 ECサイトを中心としたロイヤルデリの販売拡大
ファストフード新業態(Lucky Rocky Chicken)
(2021年通期効果) +1億円 の複数出店
機内食事業の持分法適用会社への移行
事業再編等
関連会社の株式譲渡(持分法除外)
(2021年通期効果) +24億円 宿泊療養施設としてのホテル一棟貸し
上記施策効果と時短協力金等の収益 2021年通期予想(2019年差)
計上(38億円程度)により、対2019 売上高 ▲580億円
年比の減収に比して減益幅は抑制 経常利益 ▲111億円 17
Ⅱ-3.変化への対応:感染予防対策
感染予防対策
<グループ全体の取り組み>
新型コロナウイルス等感染症対策業務継続計画書(BCP)に則り、対応体制を構築
従業員の健康状態の確認、手洗い・消毒の徹底
テレワークの継続(対象:間接部門など対応可能な部門)
ワクチン接種の推進:外部の職域接種との連携による接種促進
<店舗での取り組み>
マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、換気、消毒、飛沫防止パーティションの設置、
感染予防対策の店内アナウンス(ロイヤルホスト)
各自治体からの要請に応じた休業や営業時間短縮などの変更
外食事業 ホテル事業
・客室 ・朝食会場
18
Ⅱ-4.変化への対応:外食事業①
テイクアウト・デリバリー販売の強化
<テイクアウト・デリバリー占有率>
※直営店舗
(%)
2020 2021
3Q累計 3Q累計
ロイヤルホスト 4.7 6.8
天丼てんや 43.8 49.9
専門店 4.4 6.8
※専門店=シズラー、シェーキーズ 軽食・ロイヤルデリセット ごちそう天重弁当 天然車海老天重弁当
今後、モバイルオーダーの導入を進め、更なる売上伸長、生産性向上を目指す
<テイクアウト・デリバリー売上高推移>※直営店舗
前年比 1.1倍
前年比 1.5倍 前年比 1.3倍
19
Ⅱ‐5.変化への対応:外食事業②
営業力・販促力強化
ロイヤルホスト、天丼てんや
目的来店につながる高付加価値メニュー 外食業界横断プロジェクトへの参画
ロイヤルホスト:ステーキメニュー(アンガスビーフ/黒毛和牛)の 来店と業界の活性化とを促進する、28社による
充実と訴求。50周年記念メニューの導入 「#外食はチカラになる」プロジェクトに参画(10月~)
天丼てんや :季節感のある素材を使用した天丼、単品展開
専門店
高品質なフェアメニュー、パーティ需要の取り込み
期間限定メニュー 京鴨のグリル クリスマスチキンの予約販売
(テイクアウト)※実施店舗限定 レストラン花の木 クリスマスディナー 20
Ⅱ‐6.変化への対応:コントラクト事業
ニーズに合わせた出店、誘因施策
空港ターミナル内店舗
業態転換
専門店からロイヤルホストへ 4店舗 ※9月末現在
2020年 1店舗(羽田)
2021年 3店舗(広島・鹿児島・那覇)
2021年7月オープン ロイヤルホスト鹿児島空港店
高速道路店舗
リニューアル
今後の高速道路需要の回復を見込んだエリアの
全面リニューアル
8月 めかりパーキングエリア(上り線)店舗
・飲食区画:門司港・関門海峡ならではの商品と
地産地消を取り込んだフードコート化
・物販区画:門司港レトロのコンセプト、動線改善
12月 寄居パーキングエリア(上り線)店舗
リニューアルオープン予定
21
Ⅱ-7.変化への対応:ホテル事業
1.環境変化に対応した多様な企画・プラン販売
観光需要取り込みを目的としたプラン販売
大人旅プラン ※ 8月~
全ホテル共通の選べる特典付き
当初は50歳以上限定シニアプランとして販売
⇒好評につき、年齢制限なしに変更
トラベルプラン ※ 9月~
各ホテル独自で取り組みを実施
『地域の食』と『アクティビティ』を
合わせた多様なプランを販売
期間限定キャンペーン『Regain, Memories and Delights.~取り戻そう、想い出と喜びを~』
1,000円割引クーポン付き手作りマップを配布 ※10月~
(全国のリッチモンドホテルにて利用可能)
都道府県を跨いだ宿泊需要の喚起とさらなる予約取込
2.グローバルセールス部門による営業強化
大型スポーツ大会関連 団体予約獲得 ※福島駅前:
感染軽症者療養宿泊受け入れ
(ホテル一棟貸し)の継続
選手の宿泊予約を
大会関係者の受入を実施 2021年11月現在
店舗にて直接受注
直営8棟で対応(東北・関東・中部・近畿・九州)
➡ 23,450泊/11棟 2,060泊/1棟
※期間はホテル毎に異なる
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Ⅱ‐8.成長分野の育成:食品事業の拡大
レストランクオリティの家庭用フローズンミール
デジタル広告の活用
<売上高および登録会員数推移> 広告運用での新規注文獲得率
2月(出稿開始)⇒ 10月末 約40% 伸長
緊急事態宣言下
百貨店、商業施設内販売
の巣ごもり需要
3月~10月 10ヵ所にて実施(札幌・東京・名古屋・福岡)
本格展開開始 売上
前年同期比
3倍 利便性向上
7月~ Amazon Pay決済を開始
決済方法が4種に
(クレジットカード/コンビニ先払い/PayPay/Amazon Pay)
※Amazon、Amazon Pay
および関連するすべてのロゴは、
Amazon.com, Inc. または
その関連会社の商標です。
商品展開
セット販売新商品や人気メニューの商品化で商品力向上
9月 「ディナーパスタ」3品を新発売(電子レンジ加熱対応商品) ※10月末現在:電子レンジ対応商品 11品
10月 レストラン店舗で人気の高いハンバーグ料理を商品化 国産の「黒毛和牛と黒豚のハンバーグ」 3品
「世界の食卓 ~ウィンターホリデーセット~」
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Ⅱ-9.成長分野の育成:ファストフード新業態
バターミルクフライドチキン専門店
テイクアウト・デリバリー中心
事業モデル確立に向けた取り組みを推進
5月29日オープン 1号店 武蔵小山店(東京都品川区)
オリジナルのモバイルオーダーシステムとデリバリーサービス5社との契約により、
武蔵小山店専用 2号店以降
テイクアウト・デリバリーに強い店舗体制を構築 オリジナルモバイルオーダー オリジナルアプリ
10月13日オープン 11月2日オープン
2号店 吉祥寺店(東京都武蔵野市) 3号店 新小岩店(東京都葛飾区)
①タッチパネル式セルフレジ設置 ①ランチセット販売開始
商品提供時間の短縮 お得感のある
少人数スタッフでの店舗運営が可能 ランチセットメニューの導入
②「天丼てんや」のオートフライヤー導入 ②オリジナルアプリの
遠赤外線効果で品質を改善 サービス開始
揚げ時間短縮、作業工程減 アプリ1つで
イートイン・テイクアウトともに
③チキンバーガー 注文から会計まで完結
3種類⇒7種類に変更
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Ⅱ‐10.成長分野の育成:海外事業
海外成長市場における事業基盤の確立、拡大
てんやFC事業の拡充 M&Aによる事業の拡大
既存事業の収益性向上 更なる市場成長が期待できる
事業環境変化への対応のため、小型モデル開発 ASEANの飲食企業等を対象
やテイクアウト・デリバリー強化を推進
スピーディ―に事業を確立し
同国内と周辺国への展開による成長
海外FC事業の拡充
中国、アジア、オセアニア等への進出を検討
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Ⅱ‐11.双日株式会社との業務提携:取組事例
双日グループの調達力を活かした購買コストの低減
購買・物流
物流効率化に向けた取り組みを検討
大手量販店向けなど、BtoB営業の強化
工場
双日グループの協力工場との協業検討
マーチャンダイジングの見直し(高速道路SA・PA)
コントラクト 双日グループのネットワークを活かした空港拠点への
出店検討
海外事業 海外事業パートナー・M&A案件を共同で発掘
レジャー需要の取り込み強化
ホテル
新たな事業領域への進出を検討
26
Ⅰ 2021年12月期 第3四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
27
Ⅲ‐1.外食事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第3四半期 第3四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
外 食 事 業 33,905 △3,470 32,138 489 △1,766 3,959
ロ イ ヤ ル ホ ス ト 21,231 △55 20,381 1,148 △850 1,203
て ん や 7,391 △619 7,339 661 △52 1,281
そ の 他 外 食 5,281 △2,017 4,418 ▲569 △863 1,448
外 食 本 部 0 △777 0 ▲751 0 26
〈〈 既存店売上前年( 2019年 )比 推移( % ) 〉〉
( 参考 ) ( 参考 ) ( 参考 )
第3四半期累計 第3四半期累計 第3四半期累計
ロイヤルホスト 97.8 てんや 111.8 105.4
その他外食
前年比 2019年比 前年比 2019年比 前年比 2019年比
200 600
160
500
160
120 400
120
300
80
80
200
40 40
100
0 0 0
12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月 12月 3月 6月 9月
28
Ⅲ‐2.コントラクト事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第3四半期 第3四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
コ ン ト ラ ク ト 事 業 13,795 △2,344 11,930 ▲876 △1,865 1,467
空 港 タ ー ミ ナ ル 3,280 △702 2,065 ▲35 △1,214 667
高 速 道 路 4,383 △736 4,079 ▲548 △303 188
事 業 所 内 等 6,131 △729 5,785 ▲9 △346 720
コ ン ト ラ ク ト 本 部 0 △175 0 ▲283 0 △108
〈〈 既存店売上前年( 2019年 )比 推移( % ) 〉〉
( 参考 ) ( 参考 ) ( 参考 )
第2四半期累計 第2四半期累計 第2四半期累計
72.4 95.4 92.8
29
Ⅲ‐3.ホテル事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第3四半期 第3四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
ホ テ ル 事 業 9,599 △5,905 11,741 ▲2,643 2,142 3,261
リ ッ チ モ ン ド ホ テ ル 9,599 △5,782 11,741 ▲2,484 2,142 3,297
ホ テ ル 本 部 0 △123 0 ▲159 0 △36
【リッチモンドホテル 直営のみ】
2020年12月期 2021年12月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第3四半期累計
1月-3月 4月-6月 7月-9月 10月-12月 1月-3月 4月-6月 7月-9月 1月-9月
店舗数(各四半期末) 41 41 41 42 42 42 42 42 42
各期末客室数(室) 8,312 8,311 8,309 8,498 8,498 8,498 8,485 8,277 8,277
直営ホテル客室稼 働率 70.7% 25.4% 52.9% 70.7% 55.0% 60.7% 65.5% 71.6% 66.0%
〈〈 客室稼働率推移 (%) 〉〉
30
Ⅲ-4.既存店売上2019年比
2021年度
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 第1四半期 第2四半期 第3四半期
(速報値) 累計 累計 累計
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 72.8 80.0 82.2 80.2 80.3 77.8 83.8 70.5 71.1 95.7 78.4 78.9 77.5
て ん や 86.2 94.9 86.5 91.3 91.5 89.2 93.5 90.7 89.6 101.3 89.0 89.8 90.3
専 門 店 50.8 64.1 62.1 57.9 47.7 51.7 61.9 50.2 53.6 71.5 59.1 55.6 55.4
コントラクト 空 港 タ ー ミ ナ ル 30.1 27.9 38.1 38.9 31.0 29.5 36.7 34.3 31.3 42.6 32.3 32.7 33.2
事 業 高 速 道 路 41.3 53.5 64.1 55.4 42.2 54.0 69.4 43.4 53.8 81.2 52.8 51.1 51.8
事 業 所 内 58.1 61.2 67.5 63.5 54.5 63.4 62.9 56.8 62.7 72.1 62.4 61.4 61.2
ホ テ ル 事 業 リ ッ チモンド ホ テル 42.8 45.7 59.8 49.9 48.5 52.9 61.2 51.6 50.0 56.8 49.9 50.1 51.6
2020年度
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2020年
累計
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 103.8 103.9 79.7 42.1 54.2 78.2 86.1 81.2 83.5 95.3 90.8 79.8 81.2
て ん や 95.9 98.2 79.1 58.1 63.6 80.1 81.6 86.4 83.6 92.0 88.6 84.1 82.3
専 門 店 105.1 100.5 52.3 11.5 12.3 40.3 52.1 55.9 64.2 72.0 68.7 60.8 56.1
コントラクト 空 港 タ ー ミ ナ ル 100.3 90.8 47.1 22.4 17.6 24.3 27.8 24.3 28.5 36.8 42.4 39.6 41.3
事 業 高 速 道 路 99.0 98.0 66.6 25.6 15.9 49.4 56.3 42.4 64.2 74.1 80.0 65.4 58.7
事 業 所 内 99.6 93.3 68.3 37.4 34.4 62.6 62.4 64.1 69.6 73.0 67.8 66.0 66.3
ホ テ ル 事 業 リ ッ チモンド ホ テル 96.7 82.5 41.8 16.6 12.7 26.5 35.2 33.3 47.5 55.9 60.1 55.9 45.4
既存店売上前年比の算定対象には、休業店舗や営業時間短縮店舗等を含んでおります。
なお、2021年10月度データは、速報ベースでございます。 31
Ⅲ‐5.店舗展開状況
2020年 2021年 第
通期実績 第3四半期実績
開店 閉店/異動 増減 期末 開店 閉店/異動 増減 期末
外 食 事 業 計 5 △58 △53 511 9 ▲29 ▲20 491
ロ イ ヤ ル ホ ス ト 2 △1 1 232 4 ▲4 232
直 営 217 ▲4 ▲4 213
国 内 F C ※1 2 △1 1 3 3 3 6
海 外 F C 12 1 1 13
て ん や 2 △34 △32 197 2 ▲14 ▲12 185
国 内 直 営 1 △24 △23 124 1 ▲5 ▲4 120
海 外 直 営 △3 △3
国 内 F C ※1 △6 △6 47 ▲7 ▲7 40
海 外 F C 1 △1 26 1 ▲2 ▲1 25
カ ウ ボ ー イ 家 族 △11 △11 7 ▲2 ▲2 5
シ ェ ー キ ー ズ △1 △1 20 1 ▲2 ▲1 19
直 営 12 1 1 13
F C 等 △1 △1 8 ▲2 ▲2 6
シ ズ ラ ー 10 10
ロ イ ヤ ル ガ ー デ ン カ フ ェ 1 △2 △1 8 ▲1 ▲1 7
直 営 1 △2 △1 7 ▲1 ▲1 6
F C 等 ※1 1 1
そ の 他 専 門 店 △9 △9 37 2 ▲6 ▲4 33
直 営 △9 △9 37 2 ▲6 ▲4 33
F C 等
コ ン ト ラ ク ト 事 業 計 10 △37 △27 186 3 ▲11 ▲8 178
空港内レストラン ・売 店等 △17 △17 33 33
高 速 道 路 内 レス トラ ン ・ 売店 1 △1 14 14
直 営 1 △1 12 12
F C 等 2 2
ビジネス&インダストリー 7 △8 △1 74 3 ▲7 ▲4 70
シ ル バ ー ・ ヘ ル ス ケ ア 2 △6 △4 40 ▲2 ▲2 38
百 貨 店 内 レ ス ト ラ ン 等 △5 △5 25 ▲2 ▲2 23
ホ テ ル 事 業 計 1 △4 △3 51 51
リ ッ チ モ ン ド ホ テ ル 等 1 1 44 44
直 営 1 1 42 42
F C 等 2 2
ホ テ ル 直 営 レ ス ト ラ ン △4 △4 7 7
グ ル ー プ 合 計 ※1 14 △99 △85 739 10 ▲40 ▲30 709
直 営 13 △90 △77 647 7 ▲29 ▲22 625
F C 等 ※1 1 △9 △8 92 3 ▲11 ▲8 84
(内、海外FC) 1 △1 38 2 ▲2 38
※1 グループ内FC店舗を含む。てんや「国内FC」 6 店舗、ロイヤルホスト「国内FC」4店舗、ロイヤルガーデンカフェ「FC等」 1 店舗
他のセグメントと重複カウントとなる為、グループ合計からは除外
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注意事項
○ 本資料に記載している売上高には、その他の営業収入を含めております。
○ 本資料に記載している営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
については、それぞれ営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する当期(四半期)純損失
の場合に「△」で表示しております。
○ 本資料に記載している業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因に
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本資料に関する問い合わせ先:
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