8179 ロイヤルHD 2021-08-13 15:30:00
2021年12月期第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算
説明資料
(証券コード:8179)
https://www.royal-holdings.co.jp
2021年8月13日
目 次
Ⅰ 2021年12月期 第2四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
1
Ⅰ 2021年12月期 第2四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
2
Ⅰ-1.連結損益
期初から続く、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響を受け、各事業で
業績回復が停滞
対前年で減収となるも、構造改革の推進に伴う費用低減などにより、損失額につ
いては大幅に縮小
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額 増 減 率
第2四半期 第2四半期
売 上 高 40,501 38,668 △1,832 △4.5%
営 業 利 益 △11,659 ▲5,275 6,383 -%
経 常 利 益 △12,447 ▲5,082 7,365 -%
親 会 社 株 主 に 帰 属 する
△13,163 ▲3,168 9,995 -%
四 半 期 純 利 益
E B I T D A △8,963 ▲1,906 7,057 -%
※EBITDA = 経常利益 + 減価償却費 + のれん償却額 + ネット支払利息 3
Ⅰ-2.連結経常損益の推移
2021年第2四半期期間(4月~6月)の経常損失は、前年同期比(4月
~6月)約△9割減
コロナ禍の影響が顕在化した2020年第1四半期以降では、損失額は最小
連結経常損益推移(四半期)
時短協力金収益計上
第1Q期間: 161百万円
第2Q期間:1,292百万円
4
Ⅰ-3.キャッシュ・フロー
特殊要因(早期退職金14億円、納税猶予消費税の一括納付20億円など)が
影響し、営業キャッシュ・フローは大きくマイナス
政策保有株式等の売却収入計上などにより、投資キャッシュ・フローはプラス
双日株式会社を割当先とする第三者割当による普通株式の発行、および、主要
取引銀行への優先株式の発行により、財務キャッシュ・フローはプラス
(単位:百万円)
2020年度 2021年度
増減額
第2四半期 第2四半期
営 業 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △7,591 △5,073 2,517
投 資 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー △9,638 2,347 11,986
( う ち 設 備 投 資 ) △1,535 △1,273 261
財 務 キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 25,535 13,251 △12,284
キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 合 計 8,306 10,525 2,219
5
Ⅰ-4.財務基盤
自己資本は341億円、自己資本比率は31%の水準まで回復
固定長期適合率は90%を下回る水準まで低減
(百万円)
自己資本推移
2019年度 2020年度 2021年度
期末 期末 6月末
総 資 産 102,540 105,896 109,944
自 己 資 本 比 率 49.6% 19.7% 31.1%
固 定 長 期適 合率 100.0% 136.0% 89.4%
2021年3月末の短期借入金175億 2021年3月末期限のコミットメントラ
円は、長期借入金(5年)へ振替 イン100億円は1年延長
6
Ⅰ-5.バランスシート
2021年6月末時点の現預金残高は243億円
自己資本比率は31%の水準まで回復、D/Eレシオ(ネット借入金ベース)は
0.13倍まで低下し、財務基盤は改善
(単位:百万円)
2020年度 2021年度 当中間期
6月末 期末 6月末 増減
総 資 産 109,214 105,896 109,944 4,048
( 参 考 ) う ち 現 金 及 び 預 金 12,745 13,884 24,394 10,510
有 利 子 負 債 58,370 62,295 59,878 △2,416
借 入 金 31,177 30,147 28,847 △1,300
リ ー ス 債 務 27,193 32,148 31,031 △1,116
自 己 資 本 35,641 20,896 34,187 13,290
自 己 資 本 比 率 32.6% 19.7% 31.1% 11.4%
(単位:百万円)
2020年度 2021年度 当中間期
6月末 期末 6月末 増減
ネ ッ ト 借 入 金 18,431 16,263 4,453 △11,810
対 自 己 資 本 比 ( D/E レ シ オ ) 0.52倍 0.78倍 0.13倍 △0.65倍
7
Ⅰ-6.セグメント別損益
外食事業では時短営業を実施する中で、コロナ禍前(2019年)の約8割まで
売上が回復し、第2四半期累計期間で経常黒字に転換
他事業セグメントでは経常赤字となるも、対前年では損失幅は縮小
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期 前期比較
第2四半期 第2四半期
売上高 経常利益
売上高 ( 占有 ) 経常利益 売上高 ( 占有 ) 経常利益
(%) (%) (増減率)
増減額 増減額
(%)
外 食 事 業 21,488 (53.1) △3,084 21,240 (54.9) 326 △248 (△1.2) 3,411
コ ン トラ クト
9,450 (23.3) △1,768 7,640 (19.8) ▲678 △1,809 (△19.1) 1,090
事 業
ホ テ ル 事 業 6,511 (16.1) △4,053 7,402 (19.1) ▲2,094 890 (13.7) 1,959
食 品 事 業 3,653 (9.0) △495 4,312 (11.2) ▲30 658 (18.0) 465
そ の 他 事 業 1,816 (4.5) △1,147 397 (1.0) ▲545 △1,418 (△78.1) 601
セグメント間
△2,419 (-) - ▲2,325 (-) - 94 (-) -
相 殺
全 社 部 門 - (-) △1,897 - (-) ▲2,060 - (-) △162
合 計 40,501 (100.0) △12,447 38,668 (100.0) ▲5,082 △1,832 (△4.5) 7,365
※ 機内食事業(2021年度第2四半期売上高264百万円、経常利益△566百万円)は、当期から「その他事業」に含めております。
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Ⅰ‐7.主要セグメント別の経常損益推移
主力の外食事業は、第2四半期期間を通じて時短営業を余儀なくされたものの、
6四半期ぶりに経常黒字に転換
食品事業も、製造部門の増益により、経常利益を確保
コントラクト・ホテル事業は、収益構造の改善もあり、損失額は縮小
主要セグメント別経常損益推移(四半期)
(百万円)
2019年1Q 2019年2Q 2019年3Q 2019年4Q 2020年1Q 2020年2Q 2020年3Q 2020年4Q 2021年1Q 2021年2Q
(1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月) (7月~9月) (10月~12月) (1月~3月) (4月~6月)
外 食 582 438 968 391 ▲254 ▲2,830 ▲386 ▲343 ▲414 740
コ ン ト ラ ク ト 307 299 555 264 ▲308 ▲1,460 ▲576 ▲258 ▲420 ▲258
ホ テ ル 392 983 1,149 1,098 ▲1,074 ▲2,979 ▲1,852 ▲1,091 ▲1,254 ▲840
食 品 88 ▲15 29 140 32 ▲527 ▲166 ▲66 ▲53 23
連 結 650 1,016 1,896 1,076 ▲2,806 ▲9,641 ▲4,472 ▲2,935 ▲3,823 ▲1,258
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Ⅰ-8.主要事業ライン別損益
ロイヤルホスト・てんやが経常黒字。一方で、宿泊需要の回復が遅れるリッチモンド
ホテルや持分法損失を含むその他外食・高速道路店舗などで赤字が継続
構造改革(組織再編・不採算店撤退等)の効果により、各事業で収支改善
(百万円)
2020年12月期 2021年12月期 前期比較
第2四半期 第2四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 13,289 △656 13,463 671 173 1,327
て ん や 4,879 △504 4,856 536 △22 1,041
そ の 他 外 食 3,319 △1,428 2,921 ▲479 △398 949
外 食 本 部 0 △494 0 ▲402 0 92
計 21,488 △3,084 21,240 326 △248 3,411
コン トラ クト 空 港 タ ー ミ ナ ル 2,549 △542 1,318 ▲87 △1,231 455
事 業 高 速 道 路 2,813 △493 2,543 ▲364 △270 128
事 業 所 内 等 4,086 △572 3,779 ▲46 △307 526
コントラ クト本部 0 △160 0 ▲180 0 △20
計 9,450 △1,768 7,640 ▲678 △1,809 1,090
ホ テ ル 事 業 リッチモンドホ テル 6,511 △3,982 7,402 ▲2,008 890 1,973
ホ テ ル 本 部 0 △71 0 ▲86 0 △14
計 6,511 △4,053 7,402 ▲2,094 890 1,959
食 品 事 業 工場・購買物流ほか 3,653 △382 4,312 104 658 487
食 品 本 部 0 △113 0 ▲135 0 △21
計 3,653 △495 4,312 ▲30 658 465
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Ⅰ‐9.既存店売上 対2019年比の推移
テイクアウト・デリバリー売上増もあり、ロイヤルホスト・てんやの2業態で回復が先行
2021年は緊急事態宣言が断続的に発令され、各事業で回復速度は鈍化
既存店売上対2019年比推移
緊急事態宣言 緊急事態宣言 緊急事態宣言 緊急事態宣言
GOTOトラベル
(1回目) (2回目) (3回目) (4回目)
4/7~5/25 7/22~12/28 1/8~3/21 4/25~6/20 7/12~
2020年 2021年
折れ線グラフ=既存店ベースの売上高2019年比
棒グラフ=全店ベースの売上高2019年比
11
Ⅰ‐10.リッチモンドホテル 客室稼働率の推移
感染再拡大による需要回復の停滞はあるものの、オリンピック・パラリンピック関連の
販売増もあり、足元(7月)の客室稼働率は77%程度まで上昇
一方で、客室単価は低水準に留まり、収益の回復は途上
リッチモンドホテル客室稼働率推移
12
Ⅰ‐11.足元(7月)における各事業の概況
時短営業・酒類販売休止も、収益は回復傾向
【ロイヤルホスト】 【てんや】 【専門店】
売上2019年比で 売上2019年比で 週末を中心に、シ
外食事業 80%程度であるが、 90%超を維持し、 ズラー等、レストラ
経常黒字を継続 経常黒字を継続 ン業態で回復傾向
地域間移動制限はあるが、高速道路店舗が回復が顕著
【高速道路店舗】 【空港店舗】 【事業所内等】
コントラクト 売上は、コントラク ロイヤルホストへの 社食・百貨店内店
ト事業の中で最も 業態転換店舗が 舗で緩やかな回復
事業
早い回復 堅調な推移 傾向
オリンピック関連の需要を取り込み、稼働率は上昇
稼働率は77%まで上昇し、コロナ禍以降では最も高い水準
ホテル事業 ホテル事業子会社においては、7月度単月では経常黒字に転換
宿泊療養施設として8ホテルを提供(2021年7月末時点)
グループ店舗の売上増に伴い、工場稼働率が改善
グループ各事業の売上増を受けて、グループ内部向けが回復傾向
食品事業 家庭用フローズンミール「ロイヤルデリ」の7月度単月の売上は、対前年で
2.5倍
13
Ⅰ-12.2021年12月期 連結業績予想について
2021年12月期第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイ
ルスワクチンの国内接種に進展がみられるものの、より感染力が強いデルタ型
が全国で拡大していることから、足元ではグループ店舗が多く出店する首都圏
(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)や大阪府、および、沖縄県において
は「緊急事態宣言」が発令されており、また、13の道府県では「まん延防止等
重点措置」が適用されております。
このような状況下において、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは、
依然として不透明であり、また、感染拡大の状況や緊急事態宣言の有無など
によって、当社グループの業績は大きな影響を受けることを勘案した上で、現
時点では業績予想の合理的な見積もりが困難であると判断し、2021年12
月期連結業績予想については、引き続き、未定とさせていただきます。 公表
が可能になった段階で速やかに公表させていただきます。
14
Ⅰ 2021年12月期 第2四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
15
Ⅱ-1.構造改革の推進:基本戦略
基本戦略
① 各事業において新たなマーケットを創造
変化への対応 ② グループシナジーを最大限に発揮するCRMの構築
③ 各事業の強みを更に強化し、顧客満足を向上
① 事業再編を通じ効率的な体制へ(撤退、統合、本部)
経営効率化 ② 固定費・コスト見直しにより収益構造を変革
③ SCMの推進
① 食品事業の拡大(ロイヤルデリ、冷凍アントレ、業務食)
成長分野の育成 ② テイクアウト・デリバリーに強みを持つ業態開発
③ 海外事業展開
基盤強化と強靭な経営体質を再構築
16
Ⅱ‐2.構造改革の推進:取組と想定効果
変化への対応 外食:テイクアウト・デリバリーの販売強化
外食:営業力の強化(商品戦略、改装)
(見込) +32億円 ホテル:環境変化に対応した販売プランの多様化
経費削減・賃料減額の取り組み継続
経営効率化
早期希望退職、人件費の低減
(見込)+101億円 グループ組織再編、不採算店撤退
成長分野の育成 ECサイトを中心としたロイヤルデリの販売拡大
ファストフード新業態(Lucky Rocky Chicken)
(見込) +1億円 の複数出店
機内食事業の持分法適用会社への移行
追加施策
関連会社の株式譲渡(持分法除外)
(見込) +27億円 ホテル一棟貸し推進
効果額見込(対2019年比)+160億円
※ 別途、時短協力金・雇用調整助成金+29億円程度の収益計上を想定
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Ⅱ-3.変化への対応:感染予防対策
感染予防対策
<グループ全体の取り組み>
◆新型コロナウイルス等感染症対策業務継続計画書(BCP)に則り、対応体制を構築
◆従業員の健康状態の確認、手洗い・消毒の徹底
◆テレワークの継続(対象:間接部門など対応可能な部門)
<店舗での取り組み>
◆マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、換気、消毒、飛沫防止パーティションの設置、
感染予防対策の店内アナウンス(ロイヤルホスト)
◆各自治体からの要請に応じた休業や営業時間短縮などの変更
外食事業 ホテル事業
・客室 ・朝食会場
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Ⅱ-4.変化への対応:外食事業①
テイクアウト・デリバリー販売の強化
・期間限定キャンペーン実施(ロイヤルホスト、専門店)
・ 「元気応援キャンペーン」(天丼てんや)
<テイクアウト・デリバリー占有率>
※直営店舗
(%)
2020 2021
2Q累計 2Q累計
ロイヤルホスト 5.1 7.4
天丼てんや 44.9 49.4
専門店 3.2 6.9
・高付加価値食材のセットメニュー ・グループ・ファミリー需要対応メニュー ・お得なキャンペーン訴求
<テイクアウト・デリバリー売上高推移>※直営店舗
前年比 1.1倍
前年比 1.5倍 前年比 1.1倍 前年比 2.5倍
19
Ⅱ-5.変化への対応:外食事業②
営業力の強化
◆目的来店・購入の促進につながる付加価値向上
◆店舗改装の推進(ロイヤルホスト) ◆効率化の推進
2名席のワイド化 キッチンディスプレイ導入(ロイヤルホスト)
一部、半個室の客席導入
上半期66店舗⇒全店導入完了
ロイヤルビバレッジカウンター設置
労働時間の効率化 △2 %減
改装実施:新フライヤーに入替(てんや)
上半期26店舗実施⇒
今期末までに、全店実施完了予定
実施済店舗:売上高 +3 % 増
予約、団体利用向けにも活用可能な半個室の客席への改装例
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Ⅱ-6.変化への対応:コントラクト事業
ニーズに合わせたリニューアル、出店
【空港店舗】 ロイヤルホストへの転換4店舗目
◆業態転換 7月オープン ロイヤルホスト鹿児島空港店
空港内専門店(コーヒーショップ)からロイヤルホスト業態へ
2020年3月 ロイヤルホスト羽田空港店
2021年3月 ロイヤルホスト広島空港店
ロイヤルホスト那覇空港店
来客数 10 %増 客単価 100円 向上
【高速店舗】
◆ちゃんぽん専門店へリニューアル ◆売店の活性化
4月 2店舗(上里SA・古賀SA) 双日㈱、ハイウェイロイヤル㈱とのシナジー
魅力的な商品展開、売り場づくりへの取り組み
6月 1店舗(那須高原SA)
7月 1店舗(羽生PA)
客単価 140円 向上
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Ⅱ-7.変化への対応:ホテル事業
新たな事業機会の創出
◆環境変化に対応したプラン販売
デイユース・テレワークプラン
ウィークリー・マンスリープラン
宿泊・デイユースのサブスクリプションプラン 2021年1月~6月 販売効果
ステイホテルキャンペーン 稼働率 +4 % 増
個人会員訴求プラン
2021年7月より
順次販売開始
シニアプラン トラベルプラン
◆販路拡大による新たな需要獲得 ◆感染軽症者療養宿泊受け入れ
2020年
(ホテル一棟貸し)の継続
旅行代理店・法人予約専門のグローバルセールス部門 設置
2021年7月現在
2021年6月末現在 直営8棟で対応
法人会員 新規登録数 164 % ※2019年比
(月平均)
(東北・関東・中部・近畿・九州)
※期間はホテル毎に異なる
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Ⅱ-8.経営効率化:取組および想定効果の詳細
経営効率化 内容
2021年度年間想定額
(対2019年度比較)
経費削減、賃料減額、不採算店舗撤退
経費削減 △67億円
設備投資抑制による減価償却費減
早期希望退職の実施、人件費の低減
人件費低減 △34億円
グループ組織再編による間接人員適正化
追加施策 内容 2021年度年間想定額
(改善効果)
機内食事業の持分法適用会社への移行
事業再編等
関連会社の株式譲渡(持分法除外)
△27億円
ホテル一棟貸し 新型コロナウイルス無症状者・軽症者の受入れ
助成金等
時短協力金申請(1Q:15億円、2Q予定:12億円)
助成金等
雇用調整助成金(1Q:2億円)
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Ⅱ-9.成長分野の育成:食品事業の拡大
レストランクオリティの家庭用フローズンミール
◆商品展開
・顧客ニーズに合わせたラインアップ、セットを新発売 <売上高および登録会員数推移>
緊急事態宣言下
6月 世界の食卓シリーズ「夏カレー」(期間限定) の巣ごもり需要
父の日向けセット
7月 「夏に食べたいアメリカン ハーブ&スパイシー」
本格展開開始
<2021年 第2四半期>
・売上高 前年同期比 2 倍
・累計会員数 前年同期比 4 倍
◆百貨店、商業施設内でのテスト販売(3月~7月) ロイヤルデリブランドとして初のコラボキャンペーン
・札幌 1ヵ所 東京都内 4ヵ所 名古屋 1ヵ所 福岡 1ヵ所 シンガポール政府観光局とのタイアップ
(8月6日~10日)
◆PR
・デジタル広告の活用
◆利便性向上
・決済方法の拡大
◆インセンティブの導入
・ECポイントの付与を検討
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Ⅱ-10.成長分野の育成:ファストフード新業態
テイクアウト・デリバリーに強みを持つ新業態の開発
バターミルクフライドチキン専門店
テイクアウト・デリバリー中心
5月29日オープン
テイクアウト・デリバリー占有率 91 %
1号店 武蔵小山店(東京都品川区)
キャッシュレス決済売上占有率 53 %
売上高 計画比 123 % ※オープン翌月 ※オープン翌月
2021年秋オープン予定
2021年度 展開モデルを検証
2号店 吉祥寺店(東京都武蔵野市)
5~10店舗オープン予定
ほか 駅前・住宅街周辺立地への出店検討
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Ⅱ-11.成長分野の育成:海外事業
海外市場における成長基盤の確立、拡大
◆シンガポール現地法人設立
・海外市場における事業機会の発掘
双日株式会社との共同出資 ・案件検討の調査支援
2021年7月 合弁契約を締結 ・対象事業への出資
M&Aを視野に事業開拓を積極化
◆海外展開状況
2021年6月末 シンガポール2号店(2021年7月オープン)
37店舗 TENYA ION Orchard
<ロイヤルホスト>
台湾 13
< 天丼てんや >
タイ 14 フィリピン 7 香港 2 シンガポール 1
てんや業態の出店を推進
・香港、シンガポール
・新たな市場開拓(中国など)
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Ⅱ‐12.双日株式会社との業務提携:進捗状況
当社グループの企業価値向上を目的に、双日株式会社との共同での委員
会および共同プロジェクト統括室(PMO)を設置
7つの分科会を組成し、課題検討が進行
1.購買・物流:サプライチェーンの効率化によるコストダウン
2.ロイヤルデリ:内食市場をターゲットにした販売拡大
3.工場:CK及び機内食工場の稼働率向上と生産性の改善
4.コントラクト:高速道路SA・PAの売店売上増、新規拠点の獲得
5.海外事業:事業基盤の確立、ローカルパートナーの確保と市場調査
6.CX・CRM:デジタル化されたCRM基盤の確立
7.ホテル:新たな需要創造、運営形態の多様化
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Ⅱ‐13.双日株式会社との業務提携:取組事例
双日グループの調達力を活かした購買コストの低減
購買・物流
物流効率化に向けた取組を検討
大手量販店向けなど、BtoB営業の強化
工場
双日グループの協力工場との協業検討
マーチャンダイジングの見直し(高速道路SA・PA)
コントラクト 双日グループのネットワークを活かした空港拠点への
出店検討
共同出資によるシンガポール現地法人の設立
海外事業 (2021年8月予定)
海外市場におけるグループ事業機会の発掘
ホテル 新たな事業領域への進出を検討
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Ⅰ 2021年12月期 第2四半期 実績報告
Ⅱ 構造改革の推進
変化への対応
経営効率化
成長分野の育成
双日株式会社との業務提携の進捗
Ⅲ Appendix
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Ⅲ-1.外食事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第2四半期 第2四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
外 食 事 業 21,488 △3,084 21,240 326 △248 3,411
ロ イ ヤ ル ホ ス ト 13,289 △656 13,463 671 173 1,327
て ん や 4,879 △504 4,856 536 △22 1,041
そ の 他 外 食 3,319 △1,428 2,921 ▲479 △398 949
外 食 本 部 0 △494 0 ▲402 0 92
〈〈 既存店売上前年( 2019年 )比 推移( % ) 〉〉
( 参考 ) ( 参考 ) ( 参考 )
第2四半期累計 第2四半期累計 第2四半期累計
102.9 113.5 110.7
30
Ⅲ-2.コントラクト事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第2四半期 第2四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
コ ン ト ラ ク ト 事 業 9,450 △1,768 7,640 ▲678 △1,809 1,090
空 港 タ ー ミ ナ ル 2,549 △542 1,318 ▲87 △1,231 455
高 速 道 路 2,813 △493 2,543 ▲364 △270 128
事 業 所 内 等 4,086 △572 3,779 ▲46 △307 526
コ ン ト ラ ク ト 本 部 0 △160 0 ▲180 0 △20
〈〈 既存店売上前年( 2019年 )比 推移( % ) 〉〉
( 参考 ) ( 参考 ) ( 参考 )
第2四半期累計 第2四半期累計 第2四半期累計
60.7 91.5 92.4
31
Ⅲ-3.ホテル事業
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
増 減 額
第2四半期 第2四半期
売上高 経常利益 売上高 経常利益 売上高 経常利益
ホ テ ル 事 業 6,511 △4,053 7,402 ▲2,094 890 1,959
リ ッ チ モ ン ド ホ テ ル 6,511 △3,982 7,402 ▲2,008 890 1,973
ホ テ ル 本 部 0 △71 0 ▲86 0 △14
【リッチモンドホテル 直営のみ】
2020年12月期 2021年12月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 通期 第1四半期 第2四半期 第2四半期累計
1月-3月 4月-6月 7月-9月 10月-12月 1月-3月 4月-6月 1月-6月
店舗数(各四半期末) 41 41 41 42 42 42 42 42
各期末客室数(室) 8,312 8,311 8,309 8,498 8,498 8,498 8,485 8,485
直営ホテル客室稼 働率 70.7% 25.4% 52.9% 70.7% 55.0% 60.7% 65.5% 63.1%
〈〈 客室稼働率推移 〉〉
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Ⅲ-4.既存店売上2019年比
2021年度
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 第1四半期 第2四半期
(速報値) 累計 累計
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 72.8 80.0 82.2 80.2 80.3 77.8 83.8 78.4 78.9
て ん や 86.2 94.9 86.5 91.3 91.5 89.2 93.4 89.0 89.8
専 門 店 50.8 64.1 62.1 57.9 47.7 51.7 61.9 59.1 55.6
コントラクト 空 港 タ ー ミ ナ ル 30.1 27.9 38.1 38.9 31.0 29.5 36.7 32.3 32.7
事 業 高 速 道 路 41.3 53.5 64.1 55.4 42.2 54.0 69.1 52.8 51.1
事 業 所 内 58.1 61.2 67.5 63.5 54.5 63.4 58.1 62.4 61.4
ホ テ ル 事 業 リ ッ チモンド ホ テル 42.8 45.7 59.8 49.9 48.5 52.9 60.9 49.9 50.1
2020年度
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2020年
累計
外 食 事 業 ロ イ ヤ ル ホ ス ト 103.8 103.9 79.7 42.1 54.2 78.2 86.1 81.2 83.5 95.3 90.8 79.8 81.2
て ん や 95.9 98.2 79.1 58.1 63.6 80.1 81.6 86.4 83.6 92.0 88.6 84.1 82.3
専 門 店 105.1 100.5 52.3 11.5 12.3 40.3 52.1 55.9 64.2 72.0 68.7 60.8 56.1
コントラクト 空 港 タ ー ミ ナ ル 100.3 90.8 47.1 22.4 17.6 24.3 27.8 24.3 28.5 36.8 42.4 39.6 41.3
事 業 高 速 道 路 99.0 98.0 66.6 25.6 15.9 49.4 56.3 42.4 64.2 74.1 80.0 65.4 58.7
事 業 所 内 99.6 93.3 68.3 37.4 34.4 62.6 62.4 64.1 69.6 73.0 67.8 66.0 66.3
ホ テ ル 事 業 リ ッ チモンド ホ テル 96.7 82.5 41.8 16.6 12.7 26.5 35.2 33.3 47.5 55.9 60.1 55.9 45.4
既存店売上前年比の算定対象には、休業店舗や営業時間短縮店舗等を含んでおります。
なお、2021年7月度データは、速報ベースでございます。 33
Ⅲ‐5.店舗展開状況
2020年 2021年 第5
通期実績 第2四半期実績
開店 閉店/異動 増減 期末 開店 閉店/異動 増減 期末
外 食 事 業 計 5 △58 △53 511 7 ▲20 ▲13 498
ロ イ ヤ ル ホ ス ト 2 △1 1 232 3 ▲3 232
直 営 217 ▲3 ▲3 214
国 内 F C ※1 2 △1 1 3 2 2 5
海 外 F C 12 1 1 13
て ん や 2 △34 △32 197 1 ▲10 ▲9 188
国 内 直 営 1 △24 △23 124 1 ▲2 ▲1 123
海 外 直 営 △3 △3
国 内 F C ※1 △6 △6 47 ▲6 ▲6 41
海 外 F C 1 △1 26 ▲2 ▲2 24
カ ウ ボ ー イ 家 族 △11 △11 7 ▲2 ▲2 5
シ ェ ー キ ー ズ △1 △1 20 1 ▲1 20
直 営 12 1 1 13
F C 等 △1 △1 8 ▲1 ▲1 7
シ ズ ラ ー 10 10
ロ イ ヤ ル ガ ー デ ン カ フ ェ 1 △2 △1 8 ▲1 ▲1 7
直 営 1 △2 △1 7 ▲1 ▲1 6
F C 等 ※1 1 1
そ の 他 専 門 店 △9 △9 37 2 ▲3 ▲1 36
直 営 △9 △9 37 2 ▲3 ▲1 36
F C 等
コ ン ト ラ ク ト 事 業 計 10 △37 △27 186 3 ▲11 ▲8 178
空港内レストラン ・売 店等 △17 △17 33 33
高 速 道 路 内 レス トラ ン ・ 売店 1 △1 14 14
直 営 1 △1 12 12
F C 等 2 2
ビジネス&インダストリー 7 △8 △1 74 3 ▲7 ▲4 70
シ ル バ ー ・ ヘ ル ス ケ ア 2 △6 △4 40 ▲2 ▲2 38
百 貨 店 内 レ ス ト ラ ン 等 △5 △5 25 ▲2 ▲2 23
ホ テ ル 事 業 計 1 △4 △3 51 51
リ ッ チ モ ン ド ホ テ ル 等 1 1 44 44
直 営 1 1 42 42
F C 等 2 2
ホ テ ル 直 営 レ ス ト ラ ン △4 △4 7 7
グ ル ー プ 合 計 ※1 14 △99 △85 739 8 ▲31 ▲23 716
直 営 13 △90 △77 647 7 ▲22 ▲15 632
F C 等 ※1 1 △9 △8 92 1 ▲9 ▲8 84
(内、海外FC) 1 △1 38 1 ▲2 ▲1 37
※1 グループ内FC店舗を含む。てんや「国内FC」 6 店舗、ロイヤルホスト「国内FC」4店舗、ロイヤルガーデンカフェ「FC等」 1 店舗
他のセグメントと重複カウントとなる為、グループ合計からは除外
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注意事項
○ 本資料に記載している売上高には、その他の営業収入を含めております。
○ 本資料に記載している営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
については、それぞれ営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する当期(四半期)純損失
の場合に「△」で表示しております。
○ 本資料に記載している業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
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