8165 千趣会 2020-05-01 15:30:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 

                                                                                
 
                 2020年12月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                2020年5月1日
上場会社名        株式会社     千趣会                                                     上場取引所  東
コード番号        8165     URL  https://www.senshukai.co.jp
代表者          (役職名) 代表取締役社長                               (氏名)梶原   健司
問合せ先責任者      (役職名) 取締役        コーポレート本部       本部長         (氏名)高橋   哲也      TEL  06-6881-3220
四半期報告書提出予定日  2020年5月14日                                  配当支払開始予定日      -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                                            (百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                         親会社株主に帰属する
                   売上高         営業利益                           経常利益
                                                                           四半期純利益
                          百万円         %     百万円          %   百万円       %    百万円   %
    2020年12月期第1四半期        19,850    △5.3   △1,001        -   △1,782    -   △1,722 -
    2019年12月期第1四半期        20,952   △21.4    △395         -      141    -    6,974 -
 
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 △1,907百万円 (-%)  019年12月期第1四半期  2                     6,561百万円(-%)
 
                                         潜在株式調整後
                        1株当たり
                                           1株当たり
                       四半期純利益
                                          四半期純利益
                               円 銭                円 銭
  2020年12月期第1四半期              △44.09                 -
  2019年12月期第1四半期              173.55             121.87
 
   (2)連結財政状態
                          総資産                純資産            自己資本比率           1株当たり純資産
                              百万円                百万円                  %                円 銭
  2020年12月期第1四半期              69,270             40,402             58.3              829.85
  2019年12月期                   73,664             42,490             57.7              880.56
 
(参考)自己資本        2020年12月期第1四半期        40,402百万円      2019年12月期   42,490百万円
 
2.配当の状況
                                                  年間配当金
 
                    第1四半期末        第2四半期末         第3四半期末            期末              合計
                           円 銭             円 銭            円 銭          円 銭             円 銭
  2019年12月期                  -              0.00            -            2.00           2.00
  2020年12月期                  -                                                       
  2020年12月期(予想)                             0.00            -              -              -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
      2.2020年12月期期末配当につきましては、現時点では未定としております。詳細につきましては、2020年4月27
         日公表の「通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
      3.上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株
         式(非上場)の配当状況については、後述の「(参考)種類株式の配当の状況」をご覧ください。
 
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
                                                               (%表示は、通期は対前期増減率)
 
                                                               親会社株主に帰属          1株当たり
                     売上高           営業利益            経常利益
                                                               する当期純利益           当期純利益
                   百万円      %    百万円         %   百万円        %   百万円         %          円 銭
        通期            -     -        -       -       -      -      -        -             -
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
      2.2020年12月期の連結業績予想は、現時点において適切な予想値を算定することは困難な状況であるため未定と
         しております。詳細につきましては、2020年4月27日公表の「通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関す
         るお知らせ」をご覧ください。
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
        (注)詳細は、添付資料8ページ、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結
             財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :無
      ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
      ③  会計上の見積りの変更                        :無
      ④  修正再表示                                  :無
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
       ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)             2020年12月期1Q   52,056,993株   2019年12月期     52,056,993株
       ②  期末自己株式数                       2020年12月期1Q   11,865,448株   2019年12月期     11,865,448株
       ③  期中平均株式数(四半期累計)                2020年12月期1Q   40,191,545株   2019年12月期1Q   40,190,286株
        (注)前第1四半期連結会計期間の株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する当社の株式については、期中平均
             株式数の計算において控除する自己株式に含めております。なお、2019年4月19日開催の取締役会において業績連動型株式報酬
             制度を廃止することを決議し、信託が保有する当社株式173,400株を2019年6月21日に消却いたしました。
         
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     上記の予想は、本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想
     数値と異なる可能性があります。業績予想に関しましては、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想
     などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
 
(参考)種類株式の配当の状況
 
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たりの配当金の内訳は以下のとおりです。
 
                                   年間配当金
      A種優先株式
             第1四半期末  第2四半期末        第3四半期末      期末                    合計
                 円 銭         円 銭       円 銭          円 銭                   円 銭
  2019年12月期        - 20,000,000.00       -  20,000,000.00         40,000,000.00
  2020年12月期        -                                                           
  2020年12月期(予想)          20,000,000.00       -    20,000,000.00   40,000,000.00
(注)上記のA種優先株式は、2018年3月30日に5株発行しております。
 
                                       年間配当金
      B種優先株式
                第1四半期末   第2四半期末        第3四半期末        期末              合計
                    円 銭          円 銭       円 銭            円 銭             円 銭
  2019年12月期           -             -        -              -               -
  2020年12月期           -                                                      
 2020年12月期(予想)                -              -              -                -
(注)上記のB種優先株式は、2018年3月30日に9株発行しております。
      
(参考)資本剰余金を配当原資とする配当金の内訳
2019年12月期の配当のうち、資本剰余金を配当原資とする配当金の内訳は以下のとおりであります。
 
    基準日           第2四半期末
 1株当たり配当金           20,000,000円00銭
   配当金総額                  100百万円
(注)純資産減少割合    第2四半期末 0.003
                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………       3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………       4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………       4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………       6
        四半期連結損益計算書                                            
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       6
        四半期連結包括利益計算書                                          
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       7
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       8
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       8
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       8
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………       8
       (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………       8
    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………       9
      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………       9
 




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                                    ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に、景気は緩やかな回復基調にありま
  したが、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の停滞が世界経済及び国内経済に与える影響の懸念等に
  より、先行きは不透明な状況が続いております。
   小売業界におきましても、2019年10月の消費税増税や暖冬の影響により個人消費が低迷していた上、当第1四半
  期連結累計期間には同感染症の影響の急拡大から、全国的な自粛ムードの広がりや経済の先行き不安による個人消
  費の落ち込みが懸念される状況となりました。また、同感染症の影響で中国を中心に各国からの商品の調達や生産
  に支障が発生しており、業界全体で市場への商品供給に関し大きな問題が生じております。当社におきましては、
  現時点では大きな生産・入荷遅延などは発生しておりませんが、予断を許さない状況です。
   また、ブライダル業界におきましては、同感染症の急拡大により、挙式の延期や新規集客イベントの開催中止な
  どが発生しており、大変厳しい状況となりました。
   このような経営環境の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、通信販売事業における株式会社モバコレの連
  結範囲除外等の影響により、198億50百万円(前年同期比5.3%減)となりました。通信販売事業は、引き続き中期
  経営計画に基づく事業構造改革を着実に実行しており、当第1四半期連結累計期間においては、カタログ起点での
  集客モデルの強化を図ったこと等により、主力のベルメゾンにおける購入者数に下げ止まり傾向がみられておりま
  す。
   利益面に関しましては、通信販売事業における集客プロモーションの重点的な投資により販売促進費を増加させ
  たことから、営業損失は10億1百万円(前年同期は3億95百万円の営業損失)、持分法による投資損失の計上等に
  より経常損失は17億82百万円(前年同期は1億41百万円の経常利益)となりました。また親会社株主に帰属する四
  半期純損失は17億22百万円(前年同期は69億74百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。な
  お、前年同期は固定資産売却益及び投資有価証券売却益等の特別利益の計上を行っております。
   
  セグメント別の概況は、次のとおりであります。
   なお、前第2四半期連結会計期間から、「その他」に含まれていた「保険・クレジット事業」について量的な重
  要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。以下の前年同期比較については、前年
  同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
   
 (通信販売事業)
   カタログ及びインターネットを中心とする通信販売事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は145億68百万円
  (前年同期比4.7%減)、営業損失は6億39百万円(前年同期は2億65百万円の営業損失)となりました。
   当第1四半期連結累計期間においては、2019年3月の株式会社モバコレの連結範囲除外等の影響により減収とな
  りましたが、一定期間ご購入がないお客様への積極的なアプローチを行うなど、会員基盤の再構築に注力し、主力
  のベルメゾンにおける購入者数は前年同期と比べて増加しており、一定の成果が得られております。
  
 (ブライダル事業)
   ハウスウエディングを中心とするブライダル事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は35億62百万円(前年同
  期比11.7%減)、営業損失は5億5百万円(前年同期は2億34百万円の営業損失)となりました。
   当第1四半期連結累計期間においては、2019年にオープンした新店とリニューアル施設の稼働もあり堅調に推移
  しておりましたが、期間終盤に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により、挙式の延期等が発生し、減収減
  益となっております。なお、今後におきましても、同感染症の終息までは、挙式の延期や新規集客イベントの開催
  中止などの発生が予想され、厳しい状況が続くものと見込まれます。
   
 (法人事業)
   法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は11億83百万円(前年同期
  比7.1%増)、営業利益は1億10百万円(前年同期比52.0%増)となりました。
   当第1四半期連結累計期間においては、営業力を強化し、新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大に注力してお
  り、お届け商品にダイレクトメールを同梱する等のサービスを展開するサンプリング事業での売上の増加により好
  調に推移しております。
   




                           - 2 -
                                        ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

    (保険・クレジット事業)
      ベルメゾン会員を中心に保険選びのサポートやポイント率の高いクレジットカードをご紹介するサービスを提供
     する保険・クレジット事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は90百万円(前年同期比23.4%減)、営業利益は
     27百万円(前年同期比42.5%減)となりました。
       保険事業においては、営業ルートの再検討を行い、ブライダル事業との連携や子育て世代へのアプローチなど新
     たな営業手法を実施しておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い営業活動の自粛を行っており、終息
     までは予断を許さない状況です。
      
    (その他)
      子育て支援事業、化粧品製造販売事業等を行うその他の事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は4億45百万
     円(前年同期比9.7%増)、営業利益は5百万円(前年同期は16百万円の営業損失)となりました。
      子育て支援事業においては、2019年4月に開園した保育園2園と付加価値を追求した周辺事業として開始した
     「学童保育事業」の事業運営が順調に推移しております。
        
    (2)財政状態に関する説明
     (資産、負債及び純資産の状況)
       当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ43億93百万円減少し、692億70百万円
     となりました。
      流動資産は、前連結会計年度末に比べ30億83百万円減少し、392億10百万円となりました。これは、現金及び預
     金が32億16百万円減少したことが主な要因であります。また固定資産は、無形固定資産が83百万円増加した一方
     で、有形固定資産が2億75百万円、投資その他の資産が11億17百万円それぞれ減少したことにより前連結会計年度
     末に比べ13億9百万円減少し、300億60百万円となりました。
      流動負債は、前連結会計年度末に比べ18億71百万円減少し、182億22百万円となりました。これは、買掛金が3
     億99百万円増加した一方で、その他が15億72百万円、電子記録債務が7億58百万円それぞれ減少したことが主な要
     因であります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ4億33百万円減少し、106億45百万円となりました。これ
     は、長期借入金が3億16百万円、その他が1億19百万円それぞれ減少したことが主な要因であります。
      純資産は、前連結会計年度末に比べ20億88百万円減少し、404億2百万円となりました。これは、親会社株主に
     帰属する四半期純損失17億22百万円を計上したことが主な要因であります。この結果、自己資本比率は58.3%とな
     りました。
 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
      当社の連結業績予想につきましては、引き続き中期経営計画に基づく事業構造改革を着実に実行する所存でござ
     いますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4月7日に発出された緊急事態宣言及び各自治体からの外出自粛
     要請により、当社ブライダル事業において、挙式を延期されるお客様が増加傾向にございます。当社グループとし
     ては、感染拡大防止への社会的責任を踏まえ、挙式の延期に係る費用については原則いただかず、お客様のご要望
     にお応えできるよう努めており、また、全事業において新規集客イベントの開催中止等、積極的な営業活動の自粛
     を行っております。これらの影響により、ブライダル事業におきまして、4~6月の挙式披露宴組数が現時点で当
     初想定と比較して2割を下回っておりますが、同感染症の終息時期の見通しが立たず、持分法適用関連会社を含め
     たブライダル関連事業の業績予想の算定が困難なため、2020年2月13日に発表いたしました当期(2020年1月1日
     ~2020年12月31日)の業績予想を一旦取り下げ、「未定」としております。
      なお、当社の主力事業である通信販売事業は、生活インフラとして、社会的重要性が増しているものと認識して
     おり、業績は概ね当初想定通りに推移する見通しです。今後も引き続き顧客ニーズに合致した品揃えや生活提案を
     行うことで、日常生活を支える流通小売業としての責務を果たすことにより社会に貢献してまいります。
      詳細につきましては、2020年4月27日公表の「通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご
     参照ください。今後、同感染症の動向を見極めながら、業績予想の算定が可能となった段階で改めて公表いたしま
     す。
 




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                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                    (単位:百万円)
                           前連結会計年度             当第1四半期連結会計期間
                          (2019年12月31日)          (2020年3月31日)
    資産の部                                                        
     流動資産                                                       
       現金及び預金                         22,713              19,496
       受取手形及び売掛金                       3,854               3,994
       商品及び製品                          8,641               8,322
       未収入金                            5,285               5,135
       その他                             1,947               2,373
       貸倒引当金                           △148                △113
       流動資産合計                         42,293              39,210
     固定資産                                                       
       有形固定資産                                                   
         建物及び構築物(純額)                  11,703              11,449
         土地                            6,809               6,809
         その他(純額)                         833                 811
         有形固定資産合計                     19,346              19,070
       無形固定資産                                                   
         のれん                           1,483               1,428
         その他                             944               1,082
         無形固定資産合計                      2,427               2,510
       投資その他の資産                                                 
         投資有価証券                        6,046               4,874
         その他                           3,694               3,725
         貸倒引当金                         △143                △120
         投資その他の資産合計                    9,596               8,479
       固定資産合計                         31,370              30,060
     資産合計                             73,664              69,270
 




                       - 4 -
                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

 
                                                   (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                          (2019年12月31日)         (2020年3月31日)
    負債の部                                                       
     流動負債                                                      
       電子記録債務                         6,523               5,764
       買掛金                            3,495               3,895
       短期借入金                          1,240               1,225
       未払法人税等                           107                  18
       販売促進引当金                          225                 210
       役員賞与引当金                           23                  -
       賞与引当金                            233                 436
       その他                            8,244               6,671
       流動負債合計                        20,094              18,222
     固定負債                                                      
       長期借入金                          8,558               8,242
       退職給付に係る負債                          3                   3
       資産除去債務                           851                 853
       その他                            1,665               1,545
       固定負債合計                        11,078              10,645
     負債合計                            31,173              28,867
    純資産の部                                                      
     株主資本                                                      
       資本金                              100                 100
       資本剰余金                         39,544              39,544
       利益剰余金                         10,891               8,989
       自己株式                          △6,800             △6,800
       株主資本合計                        43,736              41,833
     その他の包括利益累計額                                               
       その他有価証券評価差額金                     366                 195
       繰延ヘッジ損益                           49                  27
       土地再評価差額金                      △1,516             △1,516
       為替換算調整勘定                       △120                △136
       退職給付に係る調整累計額                    △24                   -
       その他の包括利益累計額合計                 △1,245             △1,430
     純資産合計                           42,490              40,402
    負債純資産合計                          73,664              69,270
 




                       - 5 -
                                        ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                        (単位:百万円)
                            前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                             (自 2019年1月1日          (自 2020年1月1日
                              至 2019年3月31日)         至 2020年3月31日)
    売上高                                 20,952                19,850
    売上原価                                10,903                10,092
    売上総利益                               10,049                 9,758
    販売費及び一般管理費                          10,445                10,759
    営業損失(△)                              △395                △1,001
    営業外収益                                                           
     受取利息                                    6                     5
     受取配当金                                   7                     9
     持分法による投資利益                            476                    -
     債務勘定整理益                                73                    56
     貸倒引当金戻入額                                0                    58
     その他                                    38                    26
     営業外収益合計                               601                   157
    営業外費用                                                           
     支払利息                                   33                    29
     持分法による投資損失                             -                    841
     支払手数料                                   7                     7
     その他                                    22                    60
     営業外費用合計                                64                   938
    経常利益又は経常損失(△)                          141               △1,782
    特別利益                                                            
     固定資産売却益                             5,617                    -
     投資有価証券売却益                             926                    -
     関係会社株式売却益                             336                    -
     補助金収入                                   4                    18
     特別利益合計                              6,885                    18
    特別損失                                                            
     固定資産除売却損                               16                     2
     固定資産圧縮損                                 4                    18
     減損損失                                    1                     0
     関係会社株式売却損                               4                    -
     事業構造改革費用                               18                    -
     災害による損失                                 0                    16
     その他                                     1                    -
     特別損失合計                                 46                    39
    税金等調整前四半期純利益又は
                                         6,980               △1,802
    税金等調整前四半期純損失(△)
    法人税等                                     5                 △80
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                    6,974               △1,722
    親会社株主に帰属する四半期純利益又は
                                         6,974               △1,722
    親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
 




                            - 6 -
                                    ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                    (単位:百万円)
                        前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                         (自 2019年1月1日          (自 2020年1月1日
                          至 2019年3月31日)         至 2020年3月31日)
    四半期純利益又は四半期純損失(△)               6,974                △1,722
    その他の包括利益                                                   
     その他有価証券評価差額金                   △356                  △168
     繰延ヘッジ損益                         △30                   △18
     為替換算調整勘定                         △2                      4
     持分法適用会社に対する持分相当額                △24                    △2
     その他の包括利益合計                     △413                  △185
    四半期包括利益                         6,561                △1,907
    (内訳)                                                       
     親会社株主に係る四半期包括利益                6,561                △1,907
 




                        - 7 -
                                                                 ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
     (継続企業の前提に関する注記)
       該当事項はありません。
 
     (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
       該当事項はありません。
 
     (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
     (税金費用の計算)
       税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
      用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、
      当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用す
      る方法によっております。
 
     (セグメント情報)
    Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
    1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                            (単位:百万円)
                            報告セグメント                                                                四半期連結
                                   保険・ク                          その他                               損益計算書
                 通信販売  ブライダル                                                  合計           調整額
                              法人事業 レジット                  計       (注)1                               計上額
                  事業     事業                                                                         (注)2
                                    事業
    売上高                                                                                                   
     外部顧客への売上高   15,288   4,034   1,105           117   20,546      406       20,952          -     20,952
     セグメント間の内部
                    226       0       0           -        227        0         227         △227       -
     売上高又は振替高
          計      15,515   4,034   1,106           117   20,773      406       21,180        △227    20,952
  セグメント利益又は
              △265   △234   72   47   △379   △16   △395    -   △395
  損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子育て支援事業、化粧品製造販売
      事業等であります。
   2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
       
 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
      重要な発生及び変動はありません。
       
 Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                          (単位:百万円)
                           報告セグメント                                                              四半期連結
                                  保険・ク                           その他                        調整額 損益計算書
                 通信販売 ブライダル                                                   合計
                             法人事業 レジット                   計       (注)1                      (注)2 計上額
                  事業    事業                                                                       (注)3
                                   事業
    売上高                                                                                                   
     外部顧客への売上高   14,568   3,562   1,183           90    19,405      445       19,850          -     19,850
     セグメント間の内部
                    88        2     29            -        120       -          120         △120       -
     売上高又は振替高
          計      14,657   3,564   1,213           90    19,525      445       19,971        △120    19,850
     セグメント利益又は
               △639 △505 110 27 △1,006 5 △1,001 0 △1,001
  損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子育て支援事業、化粧品製造販売
       事業等であります。
   2.セグメント利益又は損失の調整額0百万円は、セグメント間取引消去であります。
   3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
        
 2.報告セグメントの変更等に関する事項
   前第2四半期連結会計期間より、「その他」に含まれていた「保険・クレジット事業」について量的な重要性が増
  したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
   なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第1四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づ
  き作成したものを開示しております。
      
 3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
   重要な発生及び変動はありません。

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                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第1四半期決算短信

3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
 当社グループは、前連結会計年度において、営業利益7億72百万円、親会社株主に帰属す当期純利益を81億82百万円
計上したものの、2017年12月期及び2018年12月期において、営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したこ
とから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
 当社グループでは、当該事象又は状況を解消するため、2019年度より始まり2021年度を最終年度とする中期経営計画
に基づき、通信販売事業を中心に事業構造改革を進めております。
 計画初年度の前連結会計年度におきましては、事業規模の適正化と通信販売事業を中心としたオペレーション改革に
注力してまいりました。この結果、構造的に商品評価損の発生が抑えられたことによる粗利率の改善と固定費の削減が
実現し、当初業績予想を上回る連結営業利益を計上いたしました。
 また、計画2年目の当連結会計年度においては、引き続きオペレーション改革を推進していくとともに、カタログ起
点での集客モデルを強化し、会員基盤の再構築に取り組んでおります。当第1四半期連結累計期間において、主力のベ
ルメゾンにおける購入者数は前年同期と比べて増加しており、下げ止まり傾向も現れております。
 今後も、各種の改善施策を確実に実行することにより、強固な収益基盤の構築と再成長を実現し、業績回復及び安定
化に努めてまいります。
 また、当第1四半期連結会計期間末において現金及び預金194億96百万円を保有しております。さらに、取引金融機
関との総額100億円のコミットメントライン契約を締結しており、十分な運転資金が確保できている状況であることか
ら、資金繰りの懸念はありません。
 以上により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ブライダル事業の業績悪化が見込まれますが、現時点では影響額の
算定は困難であります。引き続き感染動向を注視しつつ、政府及び地方公共団体からの要請等を踏まえた対策を講じる
とともに、ブライダル事業の戦略の見直し及び新規サービスの検討等、感染症終息後を見据えた準備を進めてまいりま
す。




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