8165 千趣会 2020-04-27 18:30:00
通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                  2020 年4月 27 日
各 位
                                  会 社 名      株式会社 千趣会
                                  代表者名       代表取締役社長 梶原 健司
                                  (コード番号:8165、東証第一部)
                                  問合せ先       コーポレート本部 本部長 髙橋 哲也
                                             (TEL.06-6881-3220)


                   通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2020 年4月 27 日開催の取締役会において、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を主要因とする
最近の業績動向等を踏まえ、2020 年 2 月 13 日に公表した 2020 年 12 月期(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31
日)の通期業績予想及び配当予想を下記のとおり修正することといたしましたので、お知らせいたします。



                                   記


1. 通期業績予想の修正について


 (1)   当期の連結業績予想数値の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
                                                     親会社株主に帰属      1株当たり
                   連結売上高       連結営業利益     連結経常利益
                                                     する当期純利益       連結当期純利益
                      百万円         百万円        百万円          百万円            円 銭
前回発表予想(A)
                      92,000      1,800      2,000         2,200          49.76

今回修正予想(B)             (未定)       (未定)       (未定)         (未定)            (未定)


増 減 額( B- A)           ―           ―          ―             ―


増 減 率(     %   )       ―           ―          ―             ―

(参考)前期連結実績
                      89,150       772       1,418         8,182         201.11
(2019 年 12 月期)



(2) 修正の理由
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い 4 月7日に発出された緊急事態宣言及び各自治体からの外出自粛要請
により、当社ブライダル事業において、挙式を延期されるお客様が増加傾向にございます。当社グループとし
ては、感染拡大防止への社会的責任を踏まえ、挙式の延期に係る費用については原則いただかず、お客様のご
要望にお応えできるよう努めており、また、全事業において新規集客イベントの開催中止等、積極的な営業活
動の自粛を行っております。
 これらの影響により、ブライダル事業におきまして、4~6月の挙式披露宴組数が現時点で当初想定と比較
して2割を下回っており、2020 年 12 月期の通期連結業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰
属する当期純利益ともに前回予想を大きく下回ることが予想されます。
 しかしながら、現時点では同感染症の終息時期の見通しが立たず、ブライダル事業の業績予想の算定が困難
なため、2020 年 2 月 13 日に公表した当社の連結業績予想は一旦取り下げ「未定」とさせていただきます。今
後、合理的な業績予想の算定が可能となった段階で改めて公表いたします。
 なお、当社の主力事業である通信販売事業は、引き続き中期経営計画に基づく事業構造改革を着実に実行し
ており、当第1四半期連結累計期間においては、カタログ起点での集客モデルの強化を図ったこと等により、
主力のベルメゾンにおける購入者数に下げ止まり傾向がみられる等、概ね当初想定通りに推移する見通しです。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止を進める中で、生活インフラとして、通信販売事業の社会的重要性は増
しているものと認識しております。当社グループは、政府及び地方公共団体からの要請等を踏まえた対策を講
じるとともに、日常生活を支える流通小売業としての責務を果たすことにより社会に貢献してまいります。



 2.配当予想の修正について


(1) 配当予想修正の内容
                                 年間配当金(円)
                 第2四半期末            期 末            合 計
                        円 銭              円 銭            円 銭
前    回   予   想
                          2.00            2.00           4.00

今 回 修 正 予 想               0.00           (未定)           (未定)

前    期   実   績
                          0.00            2.00           2.00
(2019 年 12 月期)



(2) 配当予想修正の理由
 当社グループにおいては、早期の業績回復及び安定化を実現するために抜本的な事業構造改革が必要と判断
し、2018 年 10 月において、2019 年度より始まり 2021 年度を最終年度とする新たな中期経営計画を作成し、
通信販売事業を中心に事業構造改革を進めております。
 2019 年 12 月期末の配当につきましては、経営の安定性・安全性の観点より自己資本の拡充を最優先課題と
しつつ、業績動向や今後の財務状況等を総合的に検討いたしました結果、1株当たり2円の復配をいたしまし
た。
 当期配当金につきましても、業績予想や今後の財務状況等を踏まえ、1株当たり中間配当は2円、期末配当
も2円の年間配当金4円を予定しておりました。しかしながら、上記の通り当期連結業績予想が前回予想を大
きく下回ることが予測されることから、今後の財務基盤を考慮した結果、内部留保及び手元流動性の充実を図
り今後の成長力を維持するため、誠に遺憾ではありますが、中間配当は見送ることとさせていただきます。な
お、株主優待につきましては継続いたします。また、今後の状況が不透明であることから期末配当につきまし
ても「未定」とし、配当予想の公表が可能となった時点で改めて公表いたします。
 株主の皆様には配当を見送りましたことを深くお詫び申し上げますとともに、安定的な配当の実現に向けて
努力してまいります。



                                                        以 上