8165 千趣会 2020-02-13 15:30:00
株式会社 千趣会 2019年度 決算説明会 [pdf]

株式会社 千趣会(東証1部:8165)
2019年度 決算説明会
                      2020年2月13日
目次




                                         1 2019年度 連結業績について
                                         2 セグメント別概況について
                                         3 2020年度 連結業績予想について
                                         4 2020年度の取り組みについて




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中期経営計画 3カ年の取り組み
                          売上高 :事業規模適正化により減少                                                (単位:億円)
                          営業利益 :2021年度に営業利益40億円を目指す
   売上高                                                                                        営業利益
                          1,133                                                                50
     1,000                                                                           920

                                                        890                        営業利益
                                                                                   40億円
       500                                                                                    0
                                                         ▲7
                            ▲40


           0                                                                                  △50
                            2018                        2019            2020        2021
                  再成長にむけた                            再成長にむけた
                                                                         効果の発現・再成長
                   下地作り                                種まき
               • 事業領域の再設定                           • ライフステージに      • 最初の接点「子育て」をスタートに、
               • 事業規模の適正化                             合わせたマーケティング     ライフステージの変化に長く寄り添う存在に
               • 組織・人員体制の
                                                    • カタログの持つ強みの    • 差別化されたオリジナル商品の提供により
                 合理化
                                                      最大化             安定的な収益構造を確立
               • グループ会社の再編
               • コスト削減・ノンコア                         • 開発・生産・調達      • グループ内シナジーの最大化と新規事業を
                 資産処分                                 構造の見直し          含めた収益基盤の拡大
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                                           1 2019年度 連結業績について




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中期経営計画 2019年度重点施策の進捗

                                        上半期                    下半期

                      収益基盤再構築のための                       会員基盤再構築のための
                        オペレーション改革                       新たなマーケティング戦略
         • 在庫適正化ルールの策定と運用                           • 実効会員数を維持できる会員獲得・育成モデルの
                                                      模索・実験
         • 調達改革の道筋づけ
                                                    • 会員を惹きつける魅力的な商品開発




         ◤ 主な取り組み                                   ◤ 主な取り組み

         ❖ 取引先との取り組みを深化、                            ❖ 会員獲得 → 育成 → 休眠復活の各フェーズの
           直輸入コストを適正化                                 精度・効率を引き上げるための各種施策テストの
                                                      計画・実施
         ❖ 売上・売上総利益率、仕入、在庫を連動                       ❖ ライフステージに合わせたジャンル横断型
           させた調達とKPI管理の運用開始                           コンセプトカタログ発刊
         ❖ 在庫抑制のPDCA体制の構築                           ❖ ベルメゾンの新ブランドスローガン制定


            通販事業の再生へ向けたオペレーション改革により、在庫コントロール・コスト改善は実現
            再成長実現へ向けた会員基盤の取り組みは次のフェーズへ
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2019年度 連結決算損益(対前年度)
                                                                                             (単位:百万円)

                                                       2018年度            2019年度              対前年
                                                                                                   売上比
                                                    実績        売上比      実績       売上比      増減額
                                                                                                   差異
        売上高                                         113,344            89,150            △24,194

        売上原価                                        65,019     57.4%   43,969    49.3%   △21,050    △8.1pt

        売上総利益                                       48,325     42.6%   45,180    50.7%   △3,144     +8.1pt

        販管費                                         52,388     46.2%   44,408    49.8%   △7,980     +3.6pt

        営業利益                                        △4,063    △3.6%      772      0.9%   +4,836     +4.5pt

        経常利益                                        △4,277    △3.8%     1,418     1.6%   +5,696     +5.4pt

        親会社株主に帰属する
                                                    △6,027    △5.3%     8,182     9.2%   +14,210   +14.5pt
        当期純利益

          売上高:通販事業の減収(構造改革に伴うベルメゾン事業の規模適正化、㈱フィールライフの清算、
              ㈱モバコレ・㈱ベルネージュダイレクトの連結除外等)による売上高減
          営業利益:原価率の大幅な改善および販管費の減少により、営業黒字化を達成し前年から大幅改善
           構造改革の推進により、売上総利益率の大幅改善と販管費の効果的な削減が実現し、
           収益体質が強化
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2019年度 連結決算損益(対2019年7月25日発表業績予想)

                                                                                            (単位:百万円)
                                                    2019年7月25日予想         2019年度           対7/25予想
                                                                                                  売上比
                                                              売上比      実績       売上比      増減額
                                                                                                  差異
        売上高                                          89,000            89,150             +150

        売上原価                                         45,400    51.0%   43,969    49.3%   △1,431   △1.7pt

        売上総利益                                        43,600    49.0%   45,180    50.7%   +1,580   +1.7pt

        販管費                                          44,300    49.8%   44,408    49.8%    +108       0pt

        営業利益                                          △700    △0.8%      772      0.9%   +1,472   +1.7pt

        経常利益                                          △200    △0.2%     1,418     1.6%   +1,618   +1.8pt

        親会社株主に帰属する
                                                      6,300     7.1%    8,182     9.2%   +1,882   +2.1pt
        当期純利益

         営業利益:事業構造改革による原価率の改善と販売促進施策の実施タイミングの見直しによる利益増
         経常利益:持分法投資利益増
          当期純利益:税効果会計による法人税等調整額の減(繰延税金資産の計上)
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2019年度 連結貸借対照表(対前年度)
                                                                            (単位:百万円)
                                                    2018年度末     2019年度末      増減額
         資産の部
              流動資産                                    40,406      42,293     +1,887
              固定資産                                    35,542      31,370     △4,172
             資産合計                                      75,949      73,664     △2,285
         負債の部
              流動負債                                    28,770      20,094     △8,675
              固定負債                                    12,326      11,078     △1,247
           負債合計                                        41,096      31,173     △9,923
         純資産の部
              株主資本                                    35,558      43,736     +8,177
              その他の包括利益累計額                              △789       △1,245      △455
              非支配株主持分                                     84           0       △84
           純資産合計                                       34,853      42,490     +7,637
         負債・純資産合計                                      75,949      73,664     △2,285

            資産:現預金の増加+5,562百万円、商品の減少△1,091百万円、固定資産売却△3,570百万円
            負債:社債の満期償還△4,340百万円、借入金の返済△1,240百万円
            純資産:当期純利益+8,182百万円                           自己資本比率:45.8% → 57.7% に改善
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2019年度 連結キャッシュ・フロー計算書(対前年度)
                                                                                           (単位:百万円)

                                                    2018年度 2019年度      増減額            2019年度要因

                                                                                 営業利益(+772)
       営業活動によるキャッシュ・フロー                             △1,950     2,911   +4,862    売上債権の減少(+1,025)
                                                                                 たな卸資産の減少(+564)


                                                                                 有形固形資産の取得(△1,690)
       投資活動によるキャッシュ・フロー                               3,196    8,685   +5,488    有形固形資産の売却(+8,529)
                                                                                 投資有価証券の売却(+1,460)



                                                                                 長期借入金の返済(△1,398)
       財務活動によるキャッシュ・フロー                             △1,414    △6,027   △4,613  新株予約権付社債の償還(△4,340)




       現金及び現金同等物の期末残高                                17,147   22,713   +5,566



           オペレーション改革等による営業キャッシュ・フローの増加および固定資産の売却収入による
           投資キャッシュ・フローの増加にて、資金繰りは改善

            十分な運転資金は確保されており、資金繰りの懸念はない状況
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                                           2 セグメント別概況について




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2019年度 連結セグメント別実績(対前年度)
    ■売上高                                                                                 (単位:百万円)
              △29.1%                                                         2018年度      2019年度
           86,452
                                                     6.7%
                       61,300
                                                               △7.8%
                                            19,386 20,676
                                                                             △8.5%           7.3%

                                                              5,161 4,757
                                                                             627   574    1,715 1,841

                   通販                               ブライダル        法人         保険・クレジット         その他
                                                                            ※その他:子育て支援事業、化粧品製造販売事業他
    ■営業利益                                           △3.3%
                                                                 5.6%         19.9%
                                              1,004     971
                                                              339   358      256   307

                                                                                          △31   △60
                       △805


          △5,633
              通販                                    ブライダル        法人         保険・クレジット         その他

            通販事業にて赤字縮小。ブライダル事業は増収減益。法人事業、保険・クレジット事業は増益
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通販事業の概況(対前年度)

                                                    2018年度    2019年度     増減              要因
                                                                                   事業規模適正化により減少
     売上高(百万円)                                        86,452    61,300   △25,152    モバコレ等の連結範囲対象外
                                                                                   仕入原価率の大幅改善
     売上原価率(%)                                          61.1      52.1     △9.0     在庫評価損・償却の減少
                                                                                   モバコレ等の連結範囲対象外
     販管費(百万円)                                        39,240    30,183   △9,056      による減
                                                                                   コスト見直しによる各費用削減

     営業利益(百万円)                                       △5,633     △805    +4,828


     在庫回転月数(月)                                          4.4       3.5     △0.9     仕入枠管理による在庫増抑制

                                                                                   カタログ非掲載型を中心に利益・
     型数(千型)                                             130       78       △52      品揃え観点より精査し、型数削減

                                                                                   型数削減、カタログ売場面積
     型あたり売上額(千円)                                        490      688      +198      適正化、販促施策精選・実施

     年間購入者数(万人)                                       265.0     237.9    △27.1
                                                                                  ※ベルメゾン会員のみの集計
     年間新規購入者数(万人)                                      56.1      56.6     +0.5

          構造改革により、売上総利益率・販管費は大幅改善。在庫適正化により回転月数は改善
          ⇒会員基盤の再構築が次年度の優先課題     ※ 在庫回転月数以下は頒布会事業を除いたベルメゾンの数値
Copyright SENSHUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.                   ※ 型あたり売上額は型数の重複なしにて算出             12
ブライダル事業の概況(対前年度)


                                                    2018年度    2019年度    増減              要因


        売上高(百万円)                                     19,386    20,676   +1,289    施行件数増及び組単価の上昇


                                                                                  鹿児島・新店オープン及び大阪
        営業利益(百万円)                                     1,004      971      △33      ・迎賓館「WEDDING CAMP」
                                                                                   リニューアルの費用先行発生等


        営業利益率(%)                                        5.2       4.7    △0.5




                                                                                  鹿児島・新店オープン
        ゲストハウス数(店舗)                                     24        25       +1      (2019年1月)


        施行件数(組)                                       4,868     5,124    +256


        平均組単価(万円)                                     373.5     376.2    +2.7



            施行件数、組単価ともに過去最高水準となり、売上高は200億円を超過

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法人事業の概況(対前年度)
                                                                                      (単位:百万円)

                                                    2018年度    2019年度    増減額           要因


         売上高                                          5,161     4,757    △403


                                                                                 物流・コールセンターの業務
              業務受託                                   3,777     3,841    +64      受託増


              サンプリング                                 1,100      645     △454    アウトバウンド中止による減



              ノベルティ                                   261       259      △1


              その他                                      22        11     △11


         営業利益                                          339       358     +18     構造改革による販管費減



         営業利益率(%)                                       6.6       7.5    +1.0


            非効率事業の見直し実施により減収も、構造改革による販管費減等にて増益
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保険・クレジット事業の概況(対前年度)

                                                                                     (単位:百万円)

                                                    2018年度    2019年度    増減額           要因



         売上高                                           627       574     △53



                                                                                 営業ルートの絞り込みによる
            保険                                        572       522     △50      規模縮小


            クレジット                                      55        52      △3


         営業利益                                          256       307     +51     構造改革による販管費減



         営業利益率(%)                                      40.8      53.5   +12.7



            保険にて、ブライダル事業との連携や子育て世代へのアプローチなど新たな営業手法のテストを実施。
            次年度、本格稼働を予定


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2019年度の取り組み(トピックス)

      通販                  再成長に向け、事業構造改革を実行
      事業                    再成長のシナリオづくりと種まき。オペレーション改革と顧客接点の再構築への取り組み


          オペレーション改革による収益体質の改善と効果の発現
            ❖ 在庫最適化ルールの策定・運用が定着。余剰在庫発生の構造的な抑制を実現

            ❖ 商品型数・カタログ・品揃えの見直しにより、事業規模を最適化


           子育て、自分磨きを中心とした主要お客様に対するマーケティングの見直し
            ❖ ベルメゾン新ブランドスローガン「愛、のち、アイデア。」を策定
              「#7秒ハグ」のTVCM、WEBCMを全国展開

            ❖ 50代後半~女性向けジャンル横断型カタログ「花笑むとき」創刊

            ❖ カタログとWEBとのコンテンツ連動アプリ「カタログプラス」を配信

          集客ルートの多様化に向けた新市場の開拓
            ❖ 「楽天」、「Amazon」、「Yahoo!」等、外部モール出店拡大・強化

            ❖ 中国市場におけるPB商品の販売拡大に向けた取り組み強化

            ❖ 出産・育児カタログの産院設置の再強化

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2019年度の取り組み(トピックス)

      ブライ                 都市型・郊外型を組み合わせた新規出店・改装で事業を拡大
      ダル
                            ディアーズ・ブレイン:1月 「THE BAYSUITE SAKURAJIMA TERRACE」(鹿児島)をオープン
      事業
                            プラネットワーク:5月 「迎賓館 WEDDING CAMP」(大阪府:千里万博)を改装オープン




                                                                      ※5月改装OPEN
                    ※1月OPEN
                                                                      「迎賓館 WEDDING CAMP 」
                    「THE BAYSUITE SAKURAJIMA TERRACE」


     子育て                  新園の開園と、「学童保育事業」の開始による周辺事業の拡大
     支援
                            4月 東京都台東区と杉並区にて認可保育所2施設を開所
                            4月 大阪市北区で民間学童保育事業をスタート
                            ”笑顔でつなぐ。ママと子どもと、地域と未来” をコンセプトに子育て支援事業を展開




                                                    ※4月OPEN 杉並区            ※4月OPEN 大阪市北区
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                                           3 2020年度 連結業績予想について




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中期経営計画 2020年度の取り組み

      中期計画2年目を迎え、再成長へ向け、収益基盤のさらなる強化とともに 千趣会ならではの
      提供価値による差別性の確立と、経営基盤強化のための投資を継続して実施

                           グループ全体で収益基盤のさらなる強化と千趣会ならではの提供価値を確立



                 通販事業                                             ブライダル事業
                 ❖ 会員基盤の再構築                                       ❖ ディアーズ・ブレイン、プラネットワーク、
                   (継続投資による効果の発現を目指す)                               ワタベウェディング それぞれの強みと
                                                                    有機的な連携で市場を開拓
                 ❖ 商品力・提案力の強化
                 ❖ オペレーション改革
                                                           シナジー   法人事業
                                                            強化    ❖ 営業力強化による業務基盤の再構築
                   その他/子育て支援
                 ❖ 付加価値を追求した学童保育等の                                保険・クレジット事業
                   周辺事業の展開を模索                                     ❖ ライフステージに合わせた商品提案の強化




                                                    経営基盤強化のための投資を継続して実施

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2020年度通期 連結業績予想(対前年度)
                                                                                            (単位:百万円)

                                                      2019年度            2020年度              対前年
                                                                                                 売上比
                                                    実績       売上比      予想       売上比      増減額
                                                                                                  差異

      売上高                                           89,150            92,000            +2,850

      売上原価                                          43,969   49.3%    45,000   48.9%    +1,031   △0.4pt

      売上総利益                                         45,180   50.7%    47,000   51.1%    +1,820   +0.4pt

      販管費                                           44,408   49.8%    45,200   49.1%     +792    △0.7pt

      営業利益                                            772      0.9%    1,800     2.0%   +1,028   +1.1pt

      経常利益                                           1,418     1.6%    2,000     2.2%    +582    +0.6pt

      親会社株主に帰属する
      当期純利益
                                                     8,182     9.2%    2,200     2.4%   △5,982   △6.8pt


            商品力・外部モール強化・顧客関係強化等による売上高増

            事業構造改革の継続的な取り組みと効果の発現により、増収増益を見込む
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2020年度通期 連結業績予想営業利益改善内容
                                                                                            金額単位:百万円

                                                    原価率
                                                    の改善
                                                    +420                                          2020年度
                             売上増に伴う
                                                                                                   営業利益
                              粗利増
                                                                                                 1,800百万円
                              +1,400
                                                           運賃値上等                       その他販管費の
                                                           による荷造費                       効率化と削減
                                                             の増加                         +708
                                                             ▲350

     2019年度
      営業利益
     772百万円                                                         会員獲得の
                                                                    ための販促      外部モール
                                                                      強化      強化等による
                                                                     ▲1,000   支払手数料増
                                                                                ▲150




            グループ全体での売上高増加と、構造改革の継続的な取り組みによる売上総利益率等の
            改善により、営業利益18億円を目指す

            再成長に向けた会員基盤拡大へ、通販事業中心に会員獲得・維持のための販売促進費を投下

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2020年度通期 連結セグメント別業績予想(対前年度)
    ■売上高                                                                                      (単位:百万円)
                 3.3%

          61,300 63,320                                                        2019年度実績      2020年度予想
                                                    1.1%

                                            20,676 20,900         9.3%
                                                                                 △16.4%         14.0%

                                                               4,757   5,200
                                                                                 574   480    1,841   2,100

                  通販                                ブライダル          法人           保険・クレジット         その他
                                                                                 ※ その他:子育て支援事業、化粧品製造販売事業他
    ■営業利益                                           2.9%
                                                       1,000
                                                                  36.5%          △34.9%
                                               971
                                                                358      490
                                                                                 307   200
                           80                                                                           30

                                                                                               △60

           △805
                   通販                               ブライダル          法人            保険・クレジット         その他

            通販事業の売上高増・営業黒字化を見込む
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                                           4 2020年度の取り組みについて




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通販事業 2020年度の取り組み

    ■ 通販事業の再成長へ向けた、経営基盤強化への取り組み



                              会員基盤の                      お客様に継続して購入いただける
                               再構築                      会員プログラムの構築に向けた投資




                                 商品力・
                                                    オリジナル商品の「開発力」・「提案力」強化、
                                 提案力の
                                                           お客様視点での品揃え最適化
                                  強化



                                                         継続的な「売上総利益率改善」と
                             オペレーション
                                                          「コスト最適化」の実現に向けた
                               改革                               オペレーション改革


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通販事業 2020年度の取り組み

                                                お客様に継続して購入いただける会員プログラムの構築に向けた投資
                                                    ❖ 会員数の下げ止めに向けた各種施策テストを行い、有効な施策を見極め、
        会員基盤の                                         上期を中心に本格展開を計画
         再構築                                        ❖ お客様のニーズ・ライフスタイルに即したジャンル横断カタログによるアプローチ強化と、
                                                      カタログ配布の最適化による適時・適量のアプローチを実現
                                                    ❖ アナログ・デジタル連携の集客モデルの構築

             ◎個々のお客様 × タイミング:ECでの来店やカタログ配布、そして購買スタイルを意識した会員プログラムの構築

                                                              2回目           ロイヤル          ロイヤル
                                               新規会員
                                                              購入            会員化           会員維持



                                                                    離脱防止・休眠のお客様へもアプローチ



             ◎「働きママ」「自分磨き」「50代向け」:ライフスタイルやライフイベント、年代ならではのニーズなど、
                                  おひとりおひとりのライフスタイルにもっと寄り添うカタログへ




                                    妊娠・出産・子育て               トータル提案型        ライフスタイル提案       50代向け
                                     妊娠~育児期を             オールジャンル、ベストバイを   日々の暮らしと自分を    自分らしさに向き合い
                                    情報とモノで応援                セレクトして提案       磨くきっかけをつくる   もっと暮らしに輝きを
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通販事業 2020年度の取り組み

                                            オリジナル商品の「開発力」・「提案力」強化、お客様視点での品揃え最適化
          商品力・
                                              ❖ 新規会員増、復活会員増に繋がる看板商品育成
          提案力の
                                              ❖ 取引先様との情報共有・連携強化による商品力の強化
           強化
                                              ❖ ブランドスローガンに合わせて品揃えや媒体・顧客コミュニケーションを再整理




                                                              商品・品揃え



                                                               売場



                           千趣会ならではの提供価値                        伝え方          お客様のライフステージ
                                                                           お客様のニーズ・インサイト


                                       継続的な「売上総利益率改善」と「コスト最適化」の実現に向けたオペレーション改革

      オペレーション                                   ❖ 2019年度策定の在庫適正化ルール運用の徹底強化による余剰在庫の削減
        改革                                      ❖ KPI管理の徹底強化による売上総利益率の改善

                                                ❖ 全社挙げて「コスト最適化」の取り組みを継続

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ブライダル、保険・クレジット 2020年度の取り組み

    ■ グループ全体で強固な収益基盤の構築と成長を実現

                                       ❖ 旅行事業を行うグループ会社「コンパクトシーク」との連携強化により、
                                         ブライダル店舗での営業体制を整備。ハネムーンの受注拡大を推進
            ブライダル
                                       ❖ ディアーズ・ブレインとワタベウェディングとの連携により、海外挙式帰国後の
                                         パーティ事業 「Dears Produce TOKYO」 を強化

                                       ❖ お客様のニーズに合わせたリニューアル等既存事業の収益基盤を強化

                                       ❖ 提供サービスの一部内製化を通じた商品力強化と原価率の低減

                                       ❖ 営業支援システムの本格稼働による営業スタッフの事務作業負荷軽減、
                                         2019年から実施のワンダーワーク制度(育児・介護休業制度等)の
                                         利用促進等を通じた働きやすい環境整備の推進




                                       ❖ ライフステージ別「お役立ちBOOK」訴求によるプル型顧客アプローチを
              保険・                        本格稼働
             クレジット
                                       ❖ 新郎新婦へ向けたライフプラン作成相談など、お客様のライフイベントに
                                         合わせた商品提案強化

                                       ❖ 子育て世代のお客様との新たな接点開発の強化


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子育て支援、法人事業 2020年度の取り組み

    ■ グループ全体で強固な収益基盤の構築と成長を実現
                                       ❖ 関東・関西を中心にした、認可保育所の継続的な新園開発
           子育て支援                       ❖ 民間学童保育施設の安定運営と、新規施設の開発
                                       ❖ 全国約40,000施設の幼稚園教諭や保育士に向けたカタログ『えがおのせんせい』創刊
                                       ❖ さらなる子育て周辺事業の拡大模索

                                               保育事業               学童事業

                                                                              周辺事業




                                       ❖ 物流センターのスペース効率の見直しと庫内管理システムの刷新により物流受託を拡大
            法人事業                       ❖ 通販事業における商品販売履歴に基づいたノベルティ商品の開発、販売の強化

                                       ❖ 通販フルフィルメントを中心としたセミナーやイベントでの営業活動を強化

                                       ❖ 外部との業務提携によるサービスメニュー拡大により収益基盤の模索


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    千趣会はこれからも
    「ウーマン スマイル カンパニー(女性を笑顔にする会社)」であり続けます。




            千趣会は、1955年の設立から一貫して、女性の一生を通じ、
            就職や結婚、出産など、さまざまなライフステージに寄り添ったビジネスを展開してきました。
            今一度、お客様志向の原点に立ちかえり、事業構造の抜本的改革を成し遂げます。
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2020年度配当予想と決算発表日程(予定)
      配当予想

      当社グループは、経営基盤の強化を図ると共に、株主各位に対しましては配当性向を考慮し安定的な
     配当の維持及び業績に応じた適正な利益還元を基本としておりますが、2017年12月期以降は、経営の
     安定性・安全性の観点より自己資本の拡充を優先課題として、無配を継続しておりました。
      2019年12月期末の配当予想につきましては、上記方針を踏まえ当初未定としておりましたが、当期の
     業績動向や今後の財務状況等を総合的に検討いたしました結果、期末配当予想を1株当たり2円に
     修正し、復配する予定といたしました。
      次期配当金につきましては、業績予想や今後の財務状況等を踏まえ、1株当たり中間配当は2円、
     期末配当金も2円の年間配当金4円を予定しております。

      決算発表日程(予定)

           第1四半期決算発表                                5月 1日(金)
           第2四半期決算発表                               7月30日(木)
           決算説明会(東京)                               7月31日(金)
           第3四半期決算発表                               10月30日(金)

      当決算発表資料記載内容のうち、将来予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき
      作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

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