8165 千趣会 2021-07-29 15:30:00
株式会社 千趣会 2021年度 第2四半期 決算説明会 [pdf]
株式会社 千趣会(東証1部:8165)
2021年度 第2四半期 決算説明資料
2021年7月29日
目次
1 2021年度 第2四半期 業績概況
2 2021年度 第2四半期 セグメント別概況
3 JR東日本との協業(進捗)
4 配当予想等
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1 2021年度 第2四半期 業績概況
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2021年度 第2四半期 連結決算損益(対前年同期)
(単位:百万円)
2020年度 第2Q 2021年度 第2Q 対前年
実績 売上比 実績 売上比 増減額 売上比差異
売上高 42,226 37,905 △4,320
売上原価 20,899 49.5% 18,463 48.7% △2,435 △0.8pt
売上総利益 21,327 50.5% 19,442 51.3% △1,885 +0.8pt
販管費 21,890 51.8% 18,968 50.0% △2,921 △1.8pt
営業利益 △563 △1.3% 473 1.2% +1,036 +2.5pt
経常利益 △2,898 △6.9% 499 1.3% +3,397 +8.2pt
親会社株主に帰属する
△3,000 △7.1% 478 1.3% +3,479 +8.4pt
四半期純利益
当社グループ内の事業ポートフォリオを見直したことで、売上高は減少したものの、売上総利益率の改善等により増益
売上高 : 第1四半期はブライダル事業における減収による影響、第2四半期は前年と比較して
コロナ禍による特需が落ち着いたことで通信販売事業が減収
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2021年度 第2四半期 連結貸借対照表(対前年度末)
(単位:百万円)
2020年度末 2021年度 第2Q 増減額
資産の部
⚫ 流動資産 37,612 35,287 △2,324
⚫ 固定資産 26,321 16,738 △9,582
資産合計 63,933 52,026 △11,907
負債の部
⚫ 流動負債 21,330 15,066 △6,263
⚫ 固定負債 10,514 3,464 △7,050
負債合計 31,845 18,530 △13,314
純資産の部
⚫ 株主資本 33,606 34,580 +973
⚫ その他の包括利益累計額 △1,518 △1,084 +433
純資産合計 32,088 33,495 +1,407
負債・純資産合計 63,933 52,026 △11,907
ブライダル事業の子会社が連結対象から外れた影響による、固定資産や借入金の減少
資産 :受取手形及び売掛金△12億円、固定資産△95億円
負債 :短期借入金△26億円、長期借入金△56億円
純資産:利益剰余金の増加+5億円、自己株式の処分+5億円 自己資本比率は 50.2% → 64.4% に上昇
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2021年度 第2四半期 連結キャッシュ・フロー計算書(対前年同期)
(単位:百万円)
2020年度 2021年度
増減額 2021年度 要因
第2Q 第2Q
◼ 仕入債務の増加(+882)
営業活動によるキャッシュ・フロー 113 388 +275 ◼ その他流動資産の減少(+713)
◼ その他流動負債の減少(△1,294)
◼ 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の
売却による収入(+2,773)
投資活動によるキャッシュ・フロー △681 1,486 +2,168 ◼ 有形固定資産の取得による支出(△309)
◼ 無形固定資産の取得による支出(△894)
◼ 短期借入金の減少(△2,100)
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,533 △2,672 △6,206 ◼ 長期借入金の返済による支出(△534)
現金及び現金同等物の期末残高 25,671 18,830 △6,841
ブライダル事業の再編による影響で、投資活動によるキャッシュ・フローが増加
・ 第2四半期時点で現預金は188億30百万円を保有
各財務諸表にあるとおり、収益・財務体質の改善を実現して、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消
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2 2021年度 第2四半期 セグメント別概況
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2021年度 第2四半期 連結セグメント別業績(対前年同期)
■売上高 (単位:百万円)
▲5.3% 2020年度2Q 2021年度2Q
34,672 32,842
▲55.6% ▲11.7% ▲1.8% ▲2.1%
3,902
1,733 2,537 2,239
178 174 935 916
通販 ブライダル 法人 保険 その他
■営業利益
+8.8% +1,096 百万円 ▲18.8% ▲30.4% △93 百万円
1,223 1,331
251 203 86 59 16
△77
△1,045
△2,142
通販 ブライダル 法人 保険 その他
※第2四半期より 「ブライダル」セグメントは連結除外
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※その他:子育て支援事業/化粧品製造販売事業 他 7
通信販売事業の概況(対前年同期)
2020年度 2021年度
増減 要 因
第2Q 第2Q
売上高(百万円) 34,672 32,842 △1,830 ◼ コロナ禍以前の19年比 + 1,860百万円
売上原価率(%) 50.4 49.2 △1.2pt ◼ バーゲン判断の適正化による値引き抑制
販管費(百万円) 15,959 15,339 △619
営業利益(百万円) 1,223 1,331 +107
半期購入会員数(万人) 209.9 174.5 △35.4
◼ 前年度は大規模な新規獲得・休眠復活
施策を実施したことによる反動減
半期新規購入会員数(万人) 39.4 32.1 △7.3
◼ 継続会員数は対前年同期比+4.4万人
半期継続購入会員数(万人) 106.5 110.9 +4.4
型数(型) 56,282 58,052 +1,770
型あたり売上額(千円) 560 515 △45 ◼ コロナ禍以前の19年比 + 90千円
在庫回転月数(月) 3.1 2.9 △0.2 ◼ 仕入枠管理による在庫増抑制
※ 20年実績はクレジット事業組替え後の数値
※ 半期購入会員数以下はベルメゾンの数値 8
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通信販売事業の月次売上高(過去3年比較)
コロナ禍以前よりも高水準で売上は推移
• 第1四半期:コロナ禍直前(2020年第1四半期)よりも好調、コロナ禍以前(2019年)と同レベルで推移
• 第2四半期:巣ごもり需要ピーク(2021年第2四半期)までは届かないものの、2019年以上の水準で推移
(コロナ禍以前) (巣ごもり需要ピーク)
※HPにて、月次データ報告を開示しております
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https://www.senshukai.co.jp/main/top/ir/monthly.html 9
通信販売・ベルメゾン事業の重点取組
◼ 通販事業の再成長へ向け、2019年度に蒔いた種の効果を発現させるとともに、
経営基盤強化への取り組みを実施
会員基盤の お客様に継続して購入いただける
再構築 会員プログラムの構築に向けた投資
商品力・
オリジナル商品の「開発力」・「提案力」強化、
提案力の
お客様視点での品揃え最適化
強化
継続的な「売上総利益率改善」と
オペレーション
「コスト最適化」の実現に向けた
改革 オペレーション改革
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ベルメゾン事業 「会員基盤の再構築」
• 前期に大きく増えた復活会員の「継続購入」促進を中心に、施策を切り替えて展開
会員基盤の • 引き続き会員の定着化を強める、同時に年間の購入頻度を向上させて売上拡大を目指す
再構築 • コロナ禍の通販利用の高まりに合わせて、生活提案を強化、SEO・EC販促も継続実施
➜ 計画どおり「継続会員数」が好調に推移
1件当たり受注単価 9,056円
(前年比 103.2%)
新規会員数
前年△7.3万人
復活会員数
前年△32.4万人
継続会員数
前年+4.4万人
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
上期 上期 上期 上期 上期
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ベルメゾン事業 「商品力・提案力の強化」
• 独自性の高い注力商品を対象にしたマーケティング戦略の強化
商品力・ • ジャンル間のクロス購入促進をテーマとした横断型企画商品の展開拡大
提案力の
強化 • 「ベルメゾンの看板商品創出」を目的とした商品開発の推進
➜ 型当たり売上高は高水準で推移
515千円
対前年 △45千円
対19年 +90千円
型数は2019年の
大幅削減後は維持
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
上期 上期 上期 上期 上期
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ベルメゾン事業 「オペレーション改革」
• 商品原価率、プロパー消化率、値引き率、残品率等のKPI管理運用の精度向上
オペレー • QCD改善活動の継続取組みによってオペレーション運用の効率化が向上
ション
改革
• バーゲン判断の適正化による値引き額の軽減、在庫・償却等の削減に伴う売上総利益の改善
➜ 構造的に売上総利益率が改善
50.8%
49.6%
通販事業
売上総利益率
対前年+1.2pt
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
上期 上期 上期 上期 上期
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ブライダル事業の再編
◼ コロナ禍の影響を大きく受けたことも契機にグループ全体の事業構造を見直し、ブライダル事業は2021年度から間接的な出資に変更
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
20,676 1,004 971
19,386
8,400
▲3,728
2018年 2019年 2020年 2018年 2019年 2020年
・ 当社グループ全体での事業ポートフォリオの検討を重ねた結果、ブライダル事業への資本政策を見直し、千趣会、及び対象会社の
財務基盤をより強固にすることが、企業価値向上につながり、双方のお客様・株主の皆様にもメリットが大きいと判断
・ 当社の長期的なリスクを限定化し、財務基盤も改善したことから、コロナ禍において社会的インフラとしての重要性が高まっている、
通信販売事業へ経営資源を集中投下する
・ 今後も、結婚というライフイベントにおける接点を維持し、当社の商品・サービスを提案するために、
改めて株式会社ディアーズ・ブレインホールディングスへ出資し資本業務提携契約を締結
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(詳細は、2021年3月23日公表の「連結子会社の異動(株式譲渡)及び業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください)
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法人事業・保険事業・その他事業の概況(対前年同期)
(単位:百万円)
2020年度 2021年度
増減額 要 因
第2Q 第2Q
売上高 2,537 2,239 △298
➢ 業務受託 1,791 1,782 △9
◼ DMサービスの大型案件の実施
➢ サンプリング 478 350 △128 が下期にずれた影響
◼ コロナ禍の感染防止対策関連
法人事業 ➢ ノベルティ 262 101 △160 商品の特需が落ち着き売上減
➢ その他 4 5 +0
営業利益 251 203 △47
営業利益率(%) 9.9 9.1 △0.8pt
売上高 178 174 △3
保険事業 営業利益 86 59 △26
営業利益率(%) 48.3 34.3 △14.0pt
売上高 935 916 △19
その他事業 営業利益 16 △77 △93
営業利益率(%) 1.8 △8.4 △10.2pt
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3 JR東日本との協業(進捗)
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JR東日本との協業(進捗)
⚫ JR東日本とお互いの経営資源を融合させ、協業サービスを開始
→ お客様の笑顔を大切に、お客様を想い、生活に寄り添ったヒトを起点としたサービスを提供することで、
お客様のくらしづくり・心豊かな生活に貢献していく
2021年3月1日~
JRE JR東日本が運営するECモール(JRE MALL)に、ベルメゾン店を出店
MALL 次なるビジネス協業の拡大に向け、
◼ チャネルの拡大により、自社独自ではアプローチが難しかったお客様(JRE POINT 両社のシナジー効果を追求
出店
会員)との接点の拡大とJRE POINTの利用促進が着実に進行
エキナカ催事の実施と、2021年5月21日~東京駅構内グランスタに
両社の経営資源を融合することで、
「BELLE MAISON」店舗を出店
多様なサービスをワンストップで提供し、
エキナカ ◼ 3月16日~品川駅構内に「Disney Fantasy Shop by BELLE MAISON」、 コロナによるお客様の消費行動の変化
5月17日~品川駅構内に「サラリスト」、6月8日~セレオ八王子イベントスペース に対応しつつ、
リアル出店 お客様にいつでも、どこでも便利に
に、期間限定で催事出店。鉄道利用者への接点とブランド認知の拡大を実施
ご利用いただき、
◼ 5月21日~「BELLE MAISON」店舗をグランスタ東京に出店
JRE MALLと連携したOMOモデルの店舗展開を開始 お客様のより良い生活につなげる
JRE JRE POINTが、ベルメゾンお買い物券にお得に交換可能となり、
ベルメゾンでのビューカード決済でJRE POINTが貯まる ベルメゾン・ポイントとJR東日本の
POINT JRE POINTの連携を推進
との連携 ◼ JRE POINT会員との相互送客を通じ、4千人以上の新規会員の獲得を実現
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4 配当予想等
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2021年度配当予想と決算発表予定日程
配当予想
・ 2021年度は復配させていただき、1株当たり中間配当金は3円、期末配当金は4円、
年間配当金としては7円を予定しております
・ なお、通期見通しにつきましては、前回発表予想(2021年3月23日付「連結子会社の異動
(株式譲渡)及び業績予想の修正に関するお知らせ」)から変更はございません
・ 今後も、中長期的な企業価値の向上を実現することで、株主の皆様へ安定的な配当を行い、
株主優待制度も含めてより多くの還元に尽力してまいります
決算発表日程
⚫ 第3四半期決算発表 2021年 10月29日(金)予定
⚫ 2021年度決算発表 2022年 2月10日(木)予定
⚫ 決算説明会(東京) 2022年 2月14日(月)予定
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、決算説明会を動画配信で実施する可能性がございます
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中期経営計画の見直し(2021年2月12日の決算説明会資料から抜粋)
< 環境認識 >
⚫ コロナ禍による不可逆的な消費者の価値観・行動の変化
⚫ ESG/SDGs等、企業の持続的発展に必要な新たな規範への対応要請
⚫ 社会のデジタル化の進展と、Eコマース需要の拡大に伴う他業種からの参入増加
< 当社グループの現況 >
⚫ 構造改革の着実な実行と、コロナ禍における通販ニーズの対応により、通販事業は好調に
推移もブライダル事業は苦戦するなど、各事業に様々な影響
⚫ REVICファンドとの提携解消と、JR東日本との資本業務提携による、成長戦略にむけた
資本政策の転換
このような内外の環境変化を起点に、持続可能な社会への貢献による更なる発展を遂げるため、
現行の中期経営計画を見直し、本日(2021年7月29日)公表いたしました
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お問い合わせ先
株式会社 千趣会
大阪市北区同心1-6-23
電話 06-6881-3220(IR直通)
メール ir@senshukai.co.jp
本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としたものではありません。
当決算発表資料記載内容のうち、将来予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき
作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります
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