8165 千趣会 2020-07-30 17:00:00
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                             
 
                 2020年12月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                2020年7月30日
上場会社名       株式会社 千趣会                                                   上場取引所  東
コード番号       8165  URL  https://www.senshukai.co.jp
代表者         (役職名) 代表取締役社長                           (氏名)梶原 健司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 コーポレート本部長                         (氏名)高橋 哲也     TEL  06-6881-3220
四半期報告書提出予定日       2020年8月12日                        配当支払開始予定日     -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有  
四半期決算説明会開催の有無      :有 (新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、決算説明動画を配信予定)
 
                                                                   (百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)
   (1)連結経営成績(累計)                                           (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                   親会社株主に帰属する
                        売上高              営業利益             経常利益
                                                                       四半期純利益
                      百万円        %      百万円          %   百万円    %       百万円      %
  2020年12月期第2四半期      42,226  △3.8       △563        -  △2,898  -      △3,000    -
  2019年12月期第2四半期      43,888 △23.3         559       -    1,120 -        7,900   -
 
(注)包括利益 2020年12月期第2四半期 △3,148百万円 (-%)   019年12月期第2四半期
                                                    2               7,336百万円(-%)
 
                                     潜在株式調整後
                     1株当たり
                                       1株当たり
                    四半期純利益
                                      四半期純利益
                              円 銭                円 銭
  2020年12月期第2四半期             △74.66                 -
  2019年12月期第2四半期             196.58             149.10
 
   (2)連結財政状態
                        総資産              純資産            自己資本比率      1株当たり純資産
                             百万円                百万円                 %                円 銭
    2020年12月期第2四半期           71,442             39,164            54.8              800.29
    2019年12月期                73,664             42,490            57.7              880.56
 
(参考)自己資本         2020年12月期第2四半期       39,164百万円     2019年12月期   42,490百万円
 
2.配当の状況
                                          年間配当金
 
                   第1四半期末    第2四半期末      第3四半期末      期末       合計
                        円 銭        円 銭        円 銭       円 銭      円 銭
  2019年12月期               -         0.00        -       2.00      2.00
  2020年12月期               -         0.00                        
  2020年12月期(予想)                                 -         -         -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
      2.2020年12月期期末の配当につきましては、現時点では未定であります。
      3.上記「配当の状況」は、普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利関係の異なる種類株
         式(非上場)の配当状況については、後述の「(参考)種類株式の配当の状況」をご覧ください。
 
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
                                                      (%表示は、対前期増減率)
 
                                                  親会社株主に帰属   1株当たり
                    売上高       営業利益        経常利益
                                                  する当期純利益    当期純利益
                  百万円    %  百万円      %   百万円    %  百万円     %     円 銭
        通期          -    -     -     -     -    -    -     -        -
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
      2.2020年12月期の連結業績予想は、現時点において適切な予想値を算定することは困難な状況であるため未定と
         しております。
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
        (注)詳細は、添付資料9ページ、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結
             財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :無
      ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
      ③  会計上の見積りの変更                        :無
      ④  修正再表示                                  :無
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
       ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期2Q               52,056,993株   2019年12月期     52,056,993株
       ②  期末自己株式数                       2020年12月期2Q   11,865,534株   2019年12月期     11,865,448株
       ③  期中平均株式数(四半期累計)                2020年12月期2Q   40,191,459株   2019年12月期2Q   40,191,571株
        (注)2019年6月21日に消却した業績連動型株式報酬制度に係る信託保有の当社株式173,400株は、前第2四半期連結累計期間の期中
             平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   (将来に関する記述等についてのご注意)
   上記の予想は、本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後
   様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。業績予想に関しましては、添付資料3ページ「1.当四半
   期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
    
   (決算説明動画の閲覧方法及び決算補足説明資料の入手方法)
   当社は、2020年8月3日に当社ホームページで決算説明動画を配信予定です。この動画で使用する資料等について
   は、TDnetで開示するとともに、当社ホームページに掲載しております。
 
    
(参考)種類株式の配当の状況
 
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たりの配当金の内訳は以下のとおりです。
なお、以下の種類株式は2020年7月31日に金銭を対価とする取得請求権の行使により当社が全て取得し、会社法第178条
の規定に基づく消却を行う予定です。詳細につきましては、本日公表の「A種及びB種優先株主との投資契約の変更、A
種及びB種優先株式の取得及び消却、A種及びB種優先株式の発行に関する資金使途の変更並びに役員の異動に関するお
知らせ」をご参照ください。
 
                                         年間配当金
      A種優先株式
                  第1四半期末   第2四半期末        第3四半期末      期末            合計
                       円 銭         円 銭        円 銭         円 銭           円 銭
  2019年12月期              - 20,000,000.00        - 20,000,000.00 40,000,000.00
  2020年12月期              -          0.00                              
  2020年12月期(予想)                                 -            -           0.00
(注)1.上記のA種優先株式は、2018年3月30日に5株発行しております。
      2.2019年12月期の配当原資には、資本剰余金が含まれております。詳細は、後述の「資本剰余金を配当原資とす
         る配当金の内訳」をご覧ください。
 
                                         年間配当金
      B種優先株式
                  第1四半期末   第2四半期末        第3四半期末      期末            合計
                       円 銭         円 銭        円 銭         円 銭           円 銭
  2019年12月期              -            -         -            -             -
  2020年12月期              -            -                               
  2020年12月期(予想)                                 -            -             -
(注)上記のB種優先株式は、2018年3月30日に9株発行しております。
 
(参考)資本剰余金を配当原資とする配当金の内訳
2019年12月期の配当のうち、資本剰余金を配当原資とする配当金の内訳は以下のとおりであります。
 
        基準日         第2四半期末
 1株当たり配当金              20,000,000円00銭
   配当金総額                     100百万円
(注)純資産減少割合     第2四半期末 0.003
     
                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………       2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………       3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………       3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………       4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………       4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………       6
        四半期連結損益計算書                                            
         第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       6
        四半期連結包括利益計算書                                          
         第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       7
     (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………       8
     (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       9
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       9
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       9
       (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………       9
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………       9
       (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………      10
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………      11
    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………      12
      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………      12
 




                            - 1 -
                                     ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響による個人
  消費の低迷や経済活動の停滞が鮮明になってきており、国内外の経済は先行き不透明な状況が一段と高まってきて
  おります。
    小売業界におきましては、同感染症拡大に伴う不要不急の外出自粛や商業施設等の営業自粛により、個人消費は
  深刻な影響を受けました。同感染症の終息時期は未だ見通しが立っていないため、今後、消費者心理の一層の悪化
  に伴う家計消費支出の減少により、消費の低迷は長期間に及ぶ可能性があると想定しております。また、コロナ禍
  において、店舗を訪問する「外出型消費」や多人数で行うリアルなイベント活動が縮小する一方、「巣ごもり消
  費」という新たなトレンドが生まれるなど、消費構造にも大きな変化が生じております。小売業界におけるこれか
  らの課題は、この消費構造の変化にいかに対応できるかにあると考えております。
    このような経営環境の中、当第2四半期連結累計期間の当社グループは、通信販売事業においては、重点的に投
  資した集客プロモーションの奏功や継続的なオペレーション改革の実行による粗利率の改善など、中期経営計画に
  基づく事業構造改革の効果が着実に現れていることに加え、消費者の外出自粛による新たな需要の獲得もあり、増
  収増益となりました。その一方で、ブライダル事業において、同感染症拡大懸念の高まりにより、2020年4月~6
  月に予定されていた挙式披露宴の大多数が延期となるなど、外部環境の大きな変化により売上高は大きく減少いた
  しました。
    この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高422億26百万円(前年同期比3.8%減)、営業損失は5億
  63百万円(前年同期は5億59百万円の営業利益)となりました。また、持分法による投資損失の計上等により経常
  損失は28億98百万円(前年同期は11億20百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は30億円(前年
  同期は79億円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。これらの業績悪化を踏まえ、全取締役及び監
  査役から、役員報酬の一部について3ヶ月間の自主返納の申し出がありました。なお、前年同期は固定資産売却益
  及び投資有価証券売却益等の特別利益を計上しております。
   
  セグメント別の概況は、次のとおりであります。
 (通信販売事業)
    カタログ及びインターネットを中心とする通信販売事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は346億50百万円
  (前年同期比11.8%増)、営業利益は12億15百万円(前年同期は32百万円の営業利益)となりました。
    当第2四半期連結累計期間においては、一定期間ご購入がないお客様へ積極的なアプローチを行うなど、顧客基
  盤の再構築に注力した結果、減少傾向にあった主力のベルメゾンにおける購入者数が増加に転じております。この
  他、オペレーション改革による原価低減推進等の効果や、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費の増
  加、リモートワークに起因する家具・生活用品販売の拡大などの新たな需要をお客様視点で品揃えを最適化して獲
  得したことにより、前年同期と比較して大幅な増収増益となりました。
     
 (ブライダル事業)
    ハウスウエディングを中心とするブライダル事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は39億2百万円(前年同
  期比59.2%減)、営業損失は21億42百万円(前年同期は3億1百万円の営業利益)となりました。
    当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、挙式披露宴の延期等の発
  生や営業活動の自粛の影響が大きく、大幅な減収減益となっております。なお、当該影響は同感染症の終息まで継
  続すると考えられるため、当社ブライダル事業におきましては、当面は経費削減に注力するとともに、館内衛生管
  理の徹底や新たなニーズへの対応等の「withコロナ」を前提とした取り組みを推進することにより、業績の改善を
  図ってまいります。
   
 (法人事業)
    法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は25億37百万円(前年同期
  比14.1%増)、営業利益は2億51百万円(前年同期比49.8%増)となりました。
    当第2四半期連結累計期間においては、新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大に注力した結果、ノベルティ事業
  での新規顧客の獲得及びお届け商品にダイレクトメールを同梱する等のサービスを展開するサンプリング事業での
  売上増加の成果が得られるなど、全面的に好調に推移いたしました。
   
 (保険・クレジット事業)
    ベルメゾン会員を中心に保険選びのサポートやポイント率の高いクレジットカードをご紹介するサービスを提供
  する保険・クレジット事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は2億円(前年同期比27.0%減)、営業利益は93
  百万円(前年同期比35.9%減)となりました。
    当第2四半期連結累計期間における保険事業では、営業ルートの再検討を行い、ブライダル事業との連携や子育
  て世代へのアプローチなど新たな営業手法を実施しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う営業活動自粛
  の影響により減収減益となっております。緊急事態宣言の解除後、営業活動を徐々に再開しておりますが、同感染
  症の終息までは、対面相談や保険セミナー等での集客の減少も予想されます。
   
 (その他)
    子育て支援事業、化粧品製造販売事業等を行うその他の事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は9億35百万
  円(前年同期比10.1%増)、営業利益は16百万円(前年同期は88百万円の営業損失)となりました。
    子育て支援事業においては、2019年4月に開園した保育園2園と付加価値を追求した周辺事業として開始した学
  童保育事業の事業運営が順調に推移しております。
                           - 2 -
                                         ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

    (2)財政状態に関する説明
     (資産、負債及び純資産の状況)
       当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ22億21百万円減少し、714億42百万円
      となりました。
       流動資産は、前連結会計年度末に比べ7億46百万円増加し、430億40百万円となりました。これは、商品及び製
      品が12億64百万円、未収入金が3億86百万円、その他が3億54百万円それぞれ減少した一方で、現金及び預金が29
      億57百万円増加したことが主な要因であります。固定資産は、無形固定資産が3億6百万円増加した一方で、有形
      固定資産が5億31百万円、投資その他の資産が27億43百万円それぞれ減少したことにより前連結会計年度末に比べ
      29億67百万円減少し、284億2百万円となりました。
        流動負債は、前連結会計年度末に比べ4億27百万円増加し、205億22百万円となりました。これは、その他が25
      億16百万円減少した一方で、短期借入金が29億65百万円増加したことが主な要因であります。固定負債は、前連結
      会計年度末に比べ6億76百万円増加し、117億55百万円となりました。これは、長期借入金が8億6百万円増加し
      たことが主な要因であります。
       純資産は、前連結会計年度末に比べ33億26百万円減少し、391億64百万円となりました。これは、親会社株主に
      帰属する四半期純損失30億円を計上したことが主な要因であります。この結果、自己資本比率は54.8%となりまし
      た。
 
     (キャッシュ・フローの状況)
       当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は256億71百万円となり、前連結会計年度末と
      比較して29億57百万円の増加となりました。
       「営業活動によるキャッシュ・フロー」は1億13百万円の収入(前年同期は14億43百万円の収入)となりまし
      た。主なプラス要因は、持分法による投資損益23億69百万円、たな卸資産の減少額12億16百万円であり、主なマイ
      ナス要因は、税金等調整前四半期純損失29億46百万円であります。
       「投資活動によるキャッシュ・フロー」は6億81百万円の支出(前年同期は89億91百万円の収入)となりまし
      た。主なマイナス要因は、無形固定資産の取得による支出5億48百万円であります。
       「財務活動によるキャッシュ・フロー」は35億33百万円の収入(前年同期は52億28百万円の支出)となりまし
      た。主なプラス要因は、短期借入金の純増加額30億円、長期借入れによる収入14億50百万円であり、主なマイナス
      要因は、長期借入金の返済による支出6億77百万円であります。
 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
       新型コロナウイルス感染症拡大が終息しておらず、先行きについては依然として不透明な状況が継続しておりま
      す。当社におきましては、ブライダル事業において、同感染症拡大により4月~6月に挙式披露宴の2020年7月以
      降への延期が多数発生し、また営業時間の短縮や一部店舗の臨時休業等も実施するなど、同感染症の影響を大きく
      受けております。2020年5月25日に緊急事態宣言が全国で解除され営業活動を再開しておりますが、同感染症の終
      息の目途が立っておらず、ブライダル事業における影響を合理的に算定することが困難であるため、引き続き「未
      定」とさせていただきます。今後、同感染症の動向を見極めながら、業績予想の算定が可能となった段階で改めて
      公表いたします。




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                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                    (単位:百万円)
                           前連結会計年度             当第2四半期連結会計期間
                          (2019年12月31日)          (2020年6月30日)
    資産の部                                                        
     流動資産                                                       
       現金及び預金                         22,713              25,671
       受取手形及び売掛金                       3,854               3,614
       商品及び製品                          8,641               7,376
       未収入金                            5,285               4,899
       その他                             1,947               1,592
       貸倒引当金                           △148                △114
       流動資産合計                         42,293              43,040
     固定資産                                                       
       有形固定資産                                                   
         建物及び構築物(純額)                  11,703              11,189
         土地                            6,809               6,809
         その他(純額)                         833                 815
         有形固定資産合計                     19,346              18,814
       無形固定資産                                                   
         のれん                           1,483               1,373
         その他                             944               1,360
         無形固定資産合計                      2,427               2,734
       投資その他の資産                                                 
         投資有価証券                        6,046               3,388
         その他                           3,694               3,584
         貸倒引当金                         △143                △120
         投資その他の資産合計                    9,596               6,853
       固定資産合計                         31,370              28,402
     資産合計                             73,664              71,442
 




                       - 4 -
                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

 
                                                   (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                          (2019年12月31日)         (2020年6月30日)
    負債の部                                                       
     流動負債                                                      
       電子記録債務                         6,523               7,090
       買掛金                            3,495               3,078
       短期借入金                          1,240               4,205
       未払法人税等                           107                  45
       販売促進引当金                          225                 205
       役員賞与引当金                           23                  -
       賞与引当金                            233                 168
       その他                            8,244               5,727
       流動負債合計                        20,094              20,522
     固定負債                                                      
       長期借入金                          8,558               9,365
       退職給付に係る負債                          3                   4
       資産除去債務                           851                 854
       その他                            1,665               1,531
       固定負債合計                        11,078              11,755
     負債合計                            31,173              32,277
    純資産の部                                                      
     株主資本                                                      
       資本金                              100                 100
       資本剰余金                         39,544              39,544
       利益剰余金                         10,891               7,713
       自己株式                          △6,800             △6,800
       株主資本合計                        43,736              40,557
     その他の包括利益累計額                                               
       その他有価証券評価差額金                     366                 235
       繰延ヘッジ損益                           49                  20
       土地再評価差額金                      △1,516             △1,516
       為替換算調整勘定                       △120                △133
       退職給付に係る調整累計額                    △24                   -
       その他の包括利益累計額合計                 △1,245             △1,392
     純資産合計                           42,490              39,164
    負債純資産合計                          73,664              71,442
 




                       - 5 -
                                        ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第2四半期連結累計期間)
                                                        (単位:百万円)
                            前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                             (自 2019年1月1日          (自 2020年1月1日
                              至 2019年6月30日)         至 2020年6月30日)
    売上高                                 43,888                42,226
    売上原価                                21,902                20,899
    売上総利益                               21,986                21,327
    販売費及び一般管理費                          21,426                21,890
    営業利益又は営業損失(△)                          559                 △563
    営業外収益                                                           
     受取利息                                   12                    11
     受取配当金                                  22                    28
     持分法による投資利益                            448                    -
     債務勘定整理益                               141                   115
     貸倒引当金戻入額                                0                    58
     その他                                    69                    59
     営業外収益合計                               693                   273
    営業外費用                                                           
     支払利息                                   66                    62
     持分法による投資損失                             -                  2,369
     支払手数料                                  21                    15
     その他                                    44                   160
     営業外費用合計                               132                 2,608
    経常利益又は経常損失(△)                        1,120               △2,898
    特別利益                                                            
     固定資産売却益                             5,619                    -
     投資有価証券売却益                             926                    -
     関係会社株式売却益                             336                    -
     補助金収入                                 255                    18
     持分変動利益                                 -                     13
     特別利益合計                              7,138                    32
    特別損失                                                            
     固定資産除売却損                               57                     3
     固定資産圧縮損                               230                    18
     減損損失                                    1                     5
     投資有価証券評価損                              -                     38
     関係会社株式売却損                               4                    -
     事業構造改革費用                               18                    -
     災害による損失                                 0                    14
     その他                                     2                    -
     特別損失合計                                316                    80
    税金等調整前四半期純利益又は
                                         7,942               △2,946
    税金等調整前四半期純損失(△)
    法人税等                                    42                   53
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                    7,900               △3,000
    親会社株主に帰属する四半期純利益又は
                                         7,900               △3,000
    親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
 




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                                    ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第2四半期連結累計期間)
                                                    (単位:百万円)
                        前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                         (自 2019年1月1日          (自 2020年1月1日
                          至 2019年6月30日)         至 2020年6月30日)
    四半期純利益又は四半期純損失(△)               7,900                △3,000
    その他の包括利益                                                   
     その他有価証券評価差額金                   △377                  △128
     繰延ヘッジ損益                         △67                   △20
     為替換算調整勘定                           2                     4
     持分法適用会社に対する持分相当額               △121                    △3
     その他の包括利益合計                     △564                  △147
    四半期包括利益                         7,336                △3,148
    (内訳)                                                       
     親会社株主に係る四半期包括利益                7,336                △3,148
 




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                                          ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                          (単位:百万円)
                              前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                               (自 2019年1月1日          (自 2020年1月1日
                                至 2019年6月30日)         至 2020年6月30日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     税金等調整前四半期純利益又は
                                          7,942                △2,946
     税金等調整前四半期純損失(△)
     減価償却費                                  926                   893
     減損損失                                     1                     5
     貸倒引当金の増減額(△は減少)                       △22                   △57
     賞与引当金の増減額(△は減少)                      △113                   △64
     販売促進引当金の増減額(△は減少)                     △54                   △20
     受取利息及び受取配当金                           △34                   △39
     支払利息                                    66                    62
     持分法による投資損益(△は益)                      △448                  2,369
     固定資産除売却損益(△は益)                      △5,562                     3
     固定資産圧縮損                                230                    18
     投資有価証券売却損益(△は益)                     △1,258                    -
     投資有価証券評価損益(△は益)                         -                     38
     補助金収入                                △255                   △18
     事業構造改革費用                                18                    -
     売上債権の増減額(△は増加)                       1,200                   254
     たな卸資産の増減額(△は増加)                      1,137                 1,216
     その他の流動資産の増減額(△は増加)                   1,542                   622
     仕入債務の増減額(△は減少)                      △1,281                   335
     その他の流動負債の増減額(△は減少)                  △1,783                △2,694
     その他                                    607                   132
     小計                                   2,859                   111
     利息及び配当金の受取額                             64                    84
     利息の支払額                                △66                   △61
     法人税等の支払額                              △43                    △6
     事業構造改革費用の支払額                        △1,371                  △13
     営業活動によるキャッシュ・フロー                     1,443                   113
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                 
     有形固定資産の取得による支出                      △1,372                 △299
     有形固定資産の売却による収入                       8,516                     0
     無形固定資産の取得による支出                       △166                  △548
     補助金の受取額                                152                    18
     投資有価証券の取得による支出                        △50                   △15
     投資有価証券の売却による収入                       1,449                    -
     連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
                                          △186                      -
     支出
     連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
                                            398                     -
     収入
     その他                                    250                    162
     投資活動によるキャッシュ・フロー                     8,991                  △681
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                  
     短期借入金の純増減額(△は減少)                        -                   3,000
     長期借入れによる収入                              -                   1,450
     長期借入金の返済による支出                        △756                   △677
     新株予約権付社債の償還による支出                    △4,340                     -
     配当金の支払額                               △75                   △179
     その他                                   △56                    △58
     財務活動によるキャッシュ・フロー                    △5,228                  3,533
    現金及び現金同等物に係る換算差額                        △3                     △7
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                   5,202                  2,957
    現金及び現金同等物の期首残高                       17,147                 22,713
    現金及び現金同等物の四半期末残高                     22,349                 25,671
 


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                                          ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
         該当事項はありません。
     
    (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
    (税金費用の計算)
         税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
        用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、
        当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使用す
        る方法によっております。
 
    (追加情報)
    (会計上の見積りの不確実性について)
         新型コロナウイルス感染症拡大の状況、及び政府より発出されました緊急事態宣言による外出自粛要請等を受
        け、ブライダル事業では、同感染症拡大防止の観点から、営業時間の短縮及び一部店舗の臨時休業等をいたしまし
        た。2020年5月25日に緊急事態宣言が全国で解除され営業活動を再開しておりますが、感染拡大前の状況に戻るに
        は一定の期間を要するものと想定しております。
         当社グループにおいては、当社が現在入手している情報等を踏まえて、同感染症による影響が年内まで続くもの
        と仮定し固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。




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     (セグメント情報)
          【セグメント情報】
      Ⅰ    前第2四半期連結累計期間(自                     2019年1月1日                    至    2019年6月30日)
      1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                                            (単位:百万円)
                                              報告セグメント                                                                                           四半期連結
                                    保険・ク                                                                  その他                                   損益計算書
                     通信販売 ブライ                                                                                              合計               調整額
                               法人事業 レジット                                                     計           (注)1                                    計上額
                      事業  ダル事業                                                                                                                   (注)2
                                     事業
    売上高                                                                                                                                             
     外部顧客への売上高           30,982            9,557           2,223            274             43,038           850           43,888             -        43,888
     セグメント間の内部
                           496                 0               0               -              497              0             497            △497          -
     売上高又は振替高
           計             31,479            9,557           2,224            274             43,535           850           44,386           △497       43,888
    セグメント利益又は
                            32               301             167            146               647            △88             559              -           559
    損失(△)
     (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子育て支援事業、化粧品製造
             販売事業等であります。
           2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
         
      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
           重要な発生及び変動はありません。
       
      Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
      1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                                                            (単位:百万円)
                                              報告セグメント                                                                                        四半期連結
                                    保険・ク                                                                  その他                            調整額 損益計算書
                     通信販売 ブライ                                                                                              合計
                               法人事業 レジット                                                     計           (注)1                           (注)2 計上額
                      事業  ダル事業                                                                                                                (注)3
                                     事業
    売上高                                                                                                                                             
     外部顧客への売上高           34,650            3,902           2,537            200             41,290           935           42,226             -        42,226
     セグメント間の内部
                           134                 3             38                -              176              0             176            △176          -
     売上高又は振替高
           計             34,785            3,906           2,575            200             41,467           935           42,403           △176       42,226
    セグメント利益又は
                         1,215            △2,142             251               93           △581              16           △564                1        △563
    損失(△)
     (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子育て支援事業、化粧品製造
             販売事業等であります。
           2.セグメント利益又は損失の調整額1百万円は、セグメント間取引消去であります。
           3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
 
      2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
        重要な発生及び変動はありません。
       




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                                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

    (重要な後発事象)
    (A種優先株式及びB種優先株式の取得及び消却)
     当社は、2020年7月30日開催の取締役会において、当社発行のA種優先株式及びB種優先株式(以下A種優先株式
    とB種優先株式を併せて「本優先株式」といいます。)の取得並びに当該取得を条件として会社法第178条の規定に
    基づき、消却を行うことを決議いたしました。なお、2020年7月31日に本優先株式を取得するとともに消却いたしま
    す。
 
    1.取得及び消却の理由
     当社は、2018年3月よりREVICパートナーズ株式会社が無限責任組合員として運営管理する地域中核企業活性化投
    資事業有限責任組合から①本優先株式の引受を通じた資金面に加え、②人材面及び③戦略立案面からの多大なる支援
    を受けながら、事業の再構築に向けた取り組みを開始し、当社が策定した中期経営計画の実現に向けて着実に実行し
    てまいりました。その結果、2019年度の連結決算損益は、通期での黒字化を当初計画よりも前倒しで達成することが
    できました。当期についても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるブライダル事業の大幅な業績悪化はある
    ものの、構造改革を実施した通信販売事業の売上高及び利益がいずれも大きく伸長したことにより、第2四半期連結
    営業損失は563百万円に留まっております。上記の結果を受けて、事業の再構築に一定の目途が立ったことから、新
    たな成長ステージに移行することを目的とした意思決定の迅速化及び資本政策の柔軟性の確保、並びにA種優先株式
    の配当負担回避等の観点から、両社合意のうえ、本優先株式を取得することが望ましいとの結論に至り本優先株式の
    取得及び消却をすることといたしました。
 
    2.取得の内容
    (1) 取得する株式の種類      A種優先株式及びB種優先株式
    (2) 取得する株式の総数及び取得価額
         A種優先株式5株    1株あたり523,342,466円(総額2,616,712,330円)
         B種優先株式9株    1株あたり598,775,479円(総額5,388,979,311円)
    (3) 取得日   2020年7月31日
    (4) 取得先   地域中核企業活性化投資事業有限責任組合
         
    3.消却の内容
    (1) 消却する株式の種類及び総数
         A種優先株式   5株
         B種優先株式   9株
    (2) 効力発生日 2020年7月31日
    (3) 消却については上記2.によりA種優先株式5株及びB種優先株式9株を当社が取得することを条件とします。
      




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                                      ㈱千趣会(8165)2020年12月期 第2四半期決算短信

3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
 当社グループは、前連結会計年度において、営業利益7億72百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を81億82百万
円計上したものの、2017年12月期及び2018年12月期において、営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上した
ことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
 当社グループでは、当該事象又は状況を解消するため、2019年度より始まり2021年度を最終年度とする中期経営計画
に基づき、通信販売事業を中心に事業構造改革を進めております。
 計画初年度の前連結会計年度におきましては、事業規模の適正化と通信販売事業を中心としたオペレーション改革に
注力してまいりました。この結果、構造的に商品評価損の発生が抑えられたことによる粗利率の改善と固定費の削減が
実現し、当初業績予想を上回る連結営業利益を計上いたしました。
 また、計画2年目の当連結会計年度においては、引き続きオペレーション改革を推進していくとともに、カタログ起
点での集客モデルを強化し、会員基盤の再構築に取り組んでおります。当第2四半期連結累計期間において、主力のベ
ルメゾンにおける購入者数は前年同期と比べて増加しており、下げ止まりの傾向が現れております。
 今後も、各種の改善施策を確実に実行することにより、強固な収益基盤の構築と再成長を実現し、業績回復及び安定
化に努めてまいります。
 また、当第2四半期連結会計期間末において現金及び預金256億71百万円を保有しております。さらに、取引金融機
関との総額100億円(当第2四半期連結会計期間末における未使用枠70億円)のコミットメントライン契約を締結して
おり、十分な運転資金が確保できている状況であることから、資金繰りの懸念はありません。
 以上により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
 なお、当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ブライダル事業の挙式披露宴
組数の減少による業績悪化を見込んでおりますが、予定されていた挙式披露宴は翌連結会計年度を含む2020年7月以降
への延期が大多数であることから、挙式ニーズは持続しており、同感染症の終息に伴い業績は改善するものと見込んで
おります。また、同感染症の終息までは、販売費及び一般管理費の削減・効率化を図っていくとともに、引き続き感染
動向を注視しつつ、政府及び地方公共団体からの要請等を踏まえた対策を講じながら、ブライダル事業の戦略見直し及
び新規サービスの検討等、同感染症終息後を見据えた準備を進めてまいります。




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