8160 木曽路 2020-01-30 14:40:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年1月30日
上場会社名 株式会社木曽路 上場取引所 東名
コード番号 8160 URL http://www.kisoji.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名) 吉江 源之
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 戸谷 明宏 TEL 052-872-1811
四半期報告書提出予定日 2020年2月6日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 32,925 1.0 869 △25.5 910 △20.5 471 △37.4
2019年3月期第3四半期 32,603 0.8 1,167 19.1 1,145 11.4 752 24.5
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 18.45 ―
2019年3月期第3四半期 29.46 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 39,588 29,391 74.2
2019年3月期 39,444 29,803 75.6
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 29,391百万円 2019年3月期 29,803百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 11.00 ― 19.00 30.00
2020年3月期 ― 15.00 ―
2020年3月期(予想) 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 46,000 2.0 2,330 △9.5 2,370 △7.6 1,270 △23.5 49.73
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 25,913,889 株 2019年3月期 25,913,889 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 380,816 株 2019年3月期 380,261 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 25,533,470 株 2019年3月期3Q 25,534,261 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、〔添付資料〕4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 4
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
- 1 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(第3四半期累計期間)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円
2020年3月期 32,925 869 910 471 18.45
2019年3月期 32,603 1,167 1,145 752 29.46
増減率(%) 1.0 △25.5 △20.5 △37.4 -
当第3四半期累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善
から景気は緩やかな回復基調が続いているものの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題など海外経済の不確実性の高
まりから先行きの不透明感が一層強まっている状況にあります。
外食業界におきましては、人件費や原材料費、物流費の高騰が続く中、多様化する消費者ニーズや根強い節約志
向、そして、消費増税により税率10%の外食と軽減税率8%の中食などの業種、業態の垣根を越えた競争が激化して
おり依然、厳しい状況が続いております。
このような経営環境の中で当社は、定期的なTVCMにより季節毎のフェアを告知するとともに、コア商品のブラ
ッシュアップを行いました。
費用面においては、ワークスケジュールの管理と機械化により更なる生産性の向上と、経費管理の徹底に努めまし
た。
店舗展開、改築・改装につきましては、6店舗の新規出店、1店舗の業態転換、4店舗の改装、2店舗の退店を実
施し、その結果、当第3四半期会計期間末の店舗数は174店舗(前年同期比 6店舗増加)となりました。当事業
年度は既存業態と新業態の積極的な新規出店を行い、収益拡大を図ってまいります。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は329億25百万円(前年同期比 1.0%増加)、営業利益は8億69百万
円(同 25.5%減少)、経常利益は9億10百万円(同 20.5%減少)、四半期純利益は4億71百万円(同 37.4%減少)
を計上しました。
なお、台風19号の影響により、お客様と従業員の安全を確保するため10月12日(土)に関東全店舗の休業と中部地
区においても営業時間の短縮を行いました。今後も安全、安心を最優先にした企業作りにも努めてまいります。
(部門別の概況)
部門別売上高
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
前年同期比
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
増減率
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
百万円 百万円 %
木曽路 27,354 27,697 1.3
居酒屋 2,713 2,529 △6.8
じゃんじゃん亭 1,673 1,617 △3.3
鈴のれん 679 726 7.0
その他 183 355 93.5
計 32,603 32,925 1.0
- 2 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
木曽路部門
しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」部門は、3店舗の新規出店により、当第3四半期会計期間末店舗数は122
店舗(前年同期末比 4店舗増加)となりました。
営業面では新規顧客の獲得、来店動機づくりにTVCMを引き続き実施するとともに、ご来店のお客様へ新元号に
因んだクーポンの配布など、再来店を促すことで客数増に努めました。そして、木曽路の強みであるハレの日需要へ
のアプローチを引き続き実施し、最適なおもてなしの提供に注力してまいりました。その結果、売上高は276億97百
万円(前年同期比 1.3%増加)となりました。
居酒屋部門
9月1日付で営業力強化、業務効率化、及び人員の最適配置等のため、「素材屋」「とりかく」「ウノ」「ここ
の」を「居酒屋」部門に統合しました。「居酒屋」部門は1店舗の業態転換(「素材屋」から新業態酒場「大穴」
(ダイアナ)への転換)を実施し、当第3四半期会計期間末店舗数は25店舗となりました。
営業面において、「素材屋」では味噌串かつ・手羽先の唐揚げなどの名古屋めしやこだわりの串焼き、また自家製
の惣菜料理や旬の食材を活かした季節メニューの販売、焼酎一升瓶のお値打ち販売を実施するとともに、少人数から
大人数まで様々な宴会でご利用いただける店舗として営業活動を行いました。「とりかく」では引き続き「手作
り」、「鶏」にこだわった料理と旬の逸品料理の販売を行うとともに、ハイボールフェアなどを定期的に開催しまし
た。その他、ワイン食堂の「ウノ」、九州味巡りの「ここの」についても宴会需要を中心に販売促進活動を行いまし
た。しかし、前年同期と比べ、2店舗を出店した一方で、2店舗の退店、1店舗の改装休業及び客単価の低下によ
り、売上高は25億29百万円(同 6.8%減少)となりました。
じゃんじゃん亭部門
焼肉の「じゃんじゃん亭」部門は、1店舗の改装と1店舗の新規出店により、当第3四半期会計期間末店舗数は
15店舗(前年同期末比 1店舗増加)となりました。
営業面では、サラダバーやデザートバーを設置するなど新たなコンセプトでファミリー層を中心とした顧客獲得を
目指し1店舗の改装と12月に「じゃん亭岐阜六条店」をオープンしました。既存店舗においては、食べ放題メニュー
の拡販とスピード提供、先手のサービスに取り組み、インスタグラムのハッシュタグキャンペーンや学生応援企画の
実施などの販促により予約獲得に努めました。しかし、1店舗の改装休業及び既存店の客数の減少などにより、売上
高は16億17百万円(同 3.3%減少)となりました。
鈴のれん部門
和食レストランの「鈴のれん」部門は、店舗の異動はなく、当第3四半期会計期間末店舗数は7店舗であります。
営業面では、「しゃぶしゃぶ祭り」や生ビール・ハイボールの平日半額販売を実施しました。御膳料理を充実させ
るとともに慶弔などのお集まりに対応したメニューと個室、送迎バスをアピールし、来店客数の増加に努めました。
その結果、売上高は7億26百万円(同 7.0%増加)となりました。
その他部門
その他部門は、からあげ専門店の「からしげ」、天丼の「てんや」、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸
等であります。
前年度の「からしげ」、「てんや」の新規出店により、売上高は3億55百万円(同 93.5%増加)となりました。
- 3 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
前事業年度末 当第3四半期
増 減
(2019年3月31日現在) (2019年12月31日現在)
総資産(百万円) 39,444 39,588 143
純資産(百万円) 29,803 29,391 △412
自己資本比率(%) 75.6 74.2 -
1株当たり純資産(円) 1,167.24 1,151.11 △16.13
当第3四半期会計期間末の総資産は395億88百万円で前事業年度末比1億43百万円の増加となりました。主な要因
は、設備投資、賞与、配当金、法人税等の支払による預金の減少の一方で固定資産の増加、季節的要因で売掛金と棚
卸資産が増加したことによるものであります。一方、負債は、101億96百万円で前事業年度末比5億55百万円の増加
となりました。これは主に季節的要因で買掛金が増加した一方で未払法人税等が減少したことによるものでありま
す。また、当第3四半期会計期間末の純資産は293億91百万円で前事業年度末比4億12百万円の減少となりました。
主な要因は、四半期純利益4億71百万円の計上と剰余金の配当8億68百万円及びその他有価証券評価差額金の減少13
百万円によるものであります。
以上の結果、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は74.2%(前事業年度末は75.6%)、1株当たり純資産は
1,151.11円(同 1,167.24円)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は2019年10月31日の「2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」にて発表いたしました2020
年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)を以下の理由により修正しました。
売上高につきましては、相次ぐ台風上陸や消費増税などに起因する消費マインドの悪化から客数が減少し客単価も
低下したこと、及び新規出店を順延したこと等により業績予想を下回る見込みとなりました。
営業利益、経常利益及び当期純利益につきましては、生産性向上に努めましたが、賃率の上昇による人件費の増加
等により業績予想を下回る見込みとなりました。
(通期の業績予想数値の修正)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益(円)
前回発表予想(A) 47,000 2,650 2,700 1,680 65.80
今回修正予想(B) 46,000 2,330 2,370 1,270 49.73
増減額(B-A) △1,000 △320 △330 △410 -
増減率(%) △2.1 △12.1 △12.2 △24.4 -
(ご参考)前年実績
45,086 2,573 2,564 1,659 64.98
(2019年3月期)
- 4 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 15,435 13,377
売掛金 1,331 1,846
商品及び製品 36 59
原材料及び貯蔵品 688 976
その他 476 714
貸倒引当金 △0 △1
流動資産合計 17,969 16,973
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 5,541 5,850
土地 5,723 5,723
その他(純額) 1,928 2,161
有形固定資産合計 13,193 13,735
無形固定資産 215 356
投資その他の資産
差入保証金 4,419 4,585
その他 3,677 3,966
貸倒引当金 △29 △29
投資その他の資産合計 8,067 8,522
固定資産合計 21,475 22,614
資産合計 39,444 39,588
負債の部
流動負債
買掛金 1,253 2,042
短期借入金 920 920
未払法人税等 641 22
賞与引当金 596 240
その他の引当金 356 373
その他 2,629 3,215
流動負債合計 6,398 6,814
固定負債
退職給付引当金 975 968
資産除去債務 1,343 1,365
その他 923 1,047
固定負債合計 3,242 3,382
負債合計 9,640 10,196
純資産の部
株主資本
資本金 10,056 10,056
資本剰余金 9,875 9,875
利益剰余金 10,713 10,316
自己株式 △927 △929
株主資本合計 29,718 29,320
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 85 71
評価・換算差額等合計 85 71
純資産合計 29,803 29,391
負債純資産合計 39,444 39,588
- 5 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 32,603 32,925
売上原価 10,330 10,307
売上総利益 22,273 22,618
販売費及び一般管理費 21,105 21,748
営業利益 1,167 869
営業外収益
受取利息 15 16
受取配当金 19 20
協賛金収入 5 7
その他 8 7
営業外収益合計 49 51
営業外費用
支払利息 5 5
和解金 1 3
その他 65 2
営業外費用合計 72 11
経常利益 1,145 910
特別利益
固定資産売却益 2 -
投資有価証券売却益 63 20
特別利益合計 65 20
特別損失
固定資産除却損 2 93
減損損失 30 -
特別損失合計 32 93
税引前四半期純利益 1,178 837
法人税、住民税及び事業税 251 190
法人税等調整額 174 175
法人税等合計 426 365
四半期純利益 752 471
- 6 -
(株)木曽路(8160)
2020年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
- 7 -