8160 木曽路 2021-08-06 14:40:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月6日
上場会社名 株式会社木曽路 上場取引所 東名
コード番号 8160 URL https://www.kisoji.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 内田 豊稔
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 戸谷 明宏 TEL 052-872-1811
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 7,169 ― △1,713 ― △413 ― △330 ―
2021年3月期第1四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 △370百万円 (―%) 2021年3月期第1四半期 ―百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 △12.96 ―
2021年3月期第1四半期 ― ―
※前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しておりますので、2021年3月期第1四半期の数値及び対前年同四半期増減率については記載しておりませ
ん。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 44,910 22,715 50.6
2021年3月期 46,344 23,469 50.6
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 22,715百万円 2021年3月期 23,469百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 15.00 15.00
2022年3月期 ―
2022年3月期(予想) 8.00 ― 8.00 16.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日∼2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 15,360 ― △3,220 ― △550 ― △560 ― △21.93
通期 40,900 ― △1,750 ― 900 ― 370 ― 14.49
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※前連結会計年度は連結財務諸表の作成初年度であり、連結子会社のみなし取得日を連結会計年度末日としているため、対前期増減率及び対前年同四半
期増減率については記載しておりません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.7「2. 四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 25,913,889 株 2021年3月期 25,913,889 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 381,339 株 2021年3月期 381,209 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 25,532,606 株 2021年3月期1Q 25,533,029 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる
条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、〔添付資料〕3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 7
(企業結合関係) …………………………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する重要事象等) ……………………………………………………………………………… 7
- 1 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国の経済環境は、新型コロナウイ
ルス感染症の収束が見えず現在もなお厳しい状況が続いております。
外食産業におきましては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による営業時間の短縮、酒類の提供禁止や提供
時間の制限により、依然として非常に厳しい経営環境が続いております。
このような環境の中で、当社グループは、新型コロナウイルス感染症対策として、従業員のマスク着用、個人衛
生チェックの徹底、アルコール消毒液の店内設置、客席のパーテーション設置など、感染予防対策を引き続き実施
し、ご来店頂けるお客様に安心してお食事を楽しんでいただけるよう努めております。また、各業態において、巣ご
もり需要の獲得に向けたテイクアウトの強化に努めております。TVCMや新聞折り込み広告等による認知の向上、
お持ち帰り「お弁当販売」に加え、ご自宅でお楽しみいただける、お持ち帰り「しゃぶしゃぶセット」・「すきやき
セット」の販売、季節やお客様のオケージョンに合わせた「お花見折詰」「GW弁当」「父の日弁当」等の販売に取
り組んで参りました。
費用面においては、引き続き、休業及び時短営業店舗の従業員の一時帰休、客数予想をもとにしたシフト管理の
徹底等により人件費を抑えると共に、家賃の減額交渉及び、新規投資の抑制等を行い、経費削減に努めました。
なお、営業外収益には、営業時間短縮要請に係る時短協力金等助成金収入を12億98百万円計上しました。
店舗展開、改築・改装につきましては、1店舗の改装(現在改装中)、1店舗の退店を実施し、当第1四半期連
結会計期間末の店舗数は201店舗となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は71億69百万円、営業損益は17億13百万円の損失、経常損益は4
億13百万円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は3億30百万円の損失となりました。
なお、働き方改革の一環として株式会社木曽路において、5月10日、11日の2日間、全店一斉休業を実施しまし
た。今後も働き易い魅力ある企業作りにも努めてまいります。
(2)財政状態に関する説明
2021年1月27日(みなし取得日 2021年3月31日)に行われた株式会社大将軍の企業結合について、前連結会計年
度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第1四半期連結会計期間に確定しております。この暫定的な
会計処理の確定に伴い、当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の当
初配分額に重要な見直しが反映されています。前連結会計年度末との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の
確定による取得原価の当初配分額の見直しが反映された後の金額を用いています。
資産、負債及び純資産の状況
前連結会計年度 当第1四半期会計期間
増 減
(2021年3月31日現在) (2021年6月30日現在)
総資産(百万円) 46,344 44,910 △1,433
純資産(百万円) 23,469 22,715 △754
自己資本比率(%) 50.6 50.6 -
1株当たり純資産(円) 919.20 889.66 △29.53
当第1四半期連結会計期間末の総資産は449億10百万円で前連結会計年度末比14億33百万円の減少となりまし
た。主な要因は、流動資産の現金及び預金が15億31百万円の減少となったことによるものであります。一方、負債
合計は、221億95百万円で前連結会計年度末比6億79百万円の減少となりました。主な要因は、買掛金、賞与引当
金が減少したことによるものであります。また、当第1四半期連結会計期間末の純資産は227億15百万円で前連結
会計年度末比7億54百万円の減少となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失3億30百万円、
剰余金の配当3億82百万円であります。
- 2 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
(部門別の概況)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
前年同期比
会社名 部門 事業内容 (自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
増減率
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
百万円 百万円
しゃぶしゃぶ・日本料理の
木曽路部門 40.2%
「木曽路」 3,955 5,547
居酒屋 133 136 2.8%
株式会社木曽路
焼肉の「じゃんじゃん亭」 351 346 △1.4%
その他部門 和食 しゃぶしゃぶの
81 99 21.4%
「鈴のれん」
その他 11 11 2.7%
焼肉の「大将軍」・
株式会社大将軍 大将軍部門 ― 1,027 ―
「くいどん」
木曽路部門
しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」業態は、1店舗の改装(現在改装中)により、当第1四半期連結会計期間末
店舗数は123店舗(前年同期末比 4店舗増加)であります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、時短
営業を実施いたしました。
店内飲食での法人の宴会需要や予約獲得状況は回復しておらず厳しい状況が続いております。
このような環境の中で新規顧客の獲得、来店動機づくりにTVCMを実施するとともに、引き続き、お持ち帰りお
弁当販売やご自宅でお楽しみいただける「しゃぶしゃぶセット」等の販売で客数増に努めました。
前年同期は、店舗休業を実施したこともあり、売上高は55億47百万円(前年同期比 40.2%増加)となりました。
その他部門
居酒屋(素材屋、とりかく、ウノ、大穴)業態は、1店舗の退店により、当第1四半期連結会計期間末店舗数は15
店舗(前年同期末比 7店舗減少)となりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、酒類の提供禁止や
制限により店舗の休業と時短営業を実施いたしました。ランチ営業やお弁当販売等を実施したものの、居酒屋への消
費マインドの冷え込みや時短営業、酒類販売の制限などが大きく影響し売上高は依然として低迷しております。前年
同期は、全店舗が休業したこともあり、売上高は1億36百万円(同 2.8%増加)となりました。
焼肉の「じゃんじゃん亭」業態は、店舗の異動はなく、当第1四半期連結会計期間末店舗数は19店舗(前年同期末
比 1店舗減少)であります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、時短営業、酒類販売の制限などが大き
く影響し、売上高は3億46百万円(同 1.4%減少)となりました。
和食 しゃぶしゃぶの「鈴のれん」業態は、店舗の異動はなく、当第1四半期連結会計期間末店舗数は5店舗(前
年同期末比 1店舗減少)であります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、時短営業を実施いたしまし
た。店舗数の減少や時短営業が大きく影響しましたが、前年同期は、店舗休業を実施したこともあり、売上高は99百
万円(同 21.4%増加)となりました。
その他業態は、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。売上高は11百万円(同 2.7%増加)と
なりました。
大将軍部門
株式会社大将軍(焼肉の「大将軍」「くいどん」他)は、店舗の異動はなく、当第1四半期連結会計期間末店舗数
は39店舗であります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、時短営業、酒類の販売制限の影響を大きく受
け、厳しい営業となりました。その結果、売上高は10億27百万円となりました。
なお、前連結会計年度に株式会社大将軍の全株式を取得し、完全子会社化を行い連結範囲に含めております。連結
子会社の企業結合日(みなし取得日)を前連結会計年度末としているため、前連結会計年度においては連結範囲に同
社の業績は含めておりません。そのため、前年同期との対比は行っておりません。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループの業績予想につきましては、本日2021年8月6日公表いたしました「業績予想及び配当予想に関す
るお知らせ」のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を合理的に算定することが困難であったことか
ら、2022年3月期の業績予想は開示しておりませんでしたが、当第1四半期累計期間の業績動向を踏まえ、現時点で
入手可能な情報に基づき業績予想を算定しました。2022年3月期通期の業績予想は、売上高 409億円、営業損失 17
億50百万円、経常利益 9億円、親会社株主に帰属する当期純利益 3億70百万円としております。
- 3 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 16,002 14,470
売掛金 1,238 782
商品及び製品 36 46
原材料及び貯蔵品 1,483 1,618
その他 1,594 2,144
貸倒引当金 △1 △1
流動資産合計 20,354 19,060
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,564 6,442
土地 6,379 6,379
その他(純額) 1,836 1,838
有形固定資産合計 14,779 14,659
無形固定資産
のれん 2,090 2,046
その他 1,092 1,124
無形固定資産合計 3,183 3,170
投資その他の資産
差入保証金 4,638 4,623
その他 3,418 3,425
貸倒引当金 △29 △29
投資その他の資産合計 8,027 8,019
固定資産合計 25,990 25,849
資産合計 46,344 44,910
- 4 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,123 821
短期借入金 11,400 11,400
1年内返済予定の長期借入金 363 363
未払法人税等 121 102
資産除去債務 254 248
賞与引当金 509 201
ポイント引当金 316 -
その他 2,426 2,885
流動負債合計 16,515 16,022
固定負債
長期借入金 2,622 2,534
退職給付に係る負債 966 973
資産除去債務 1,321 1,312
その他 1,448 1,352
固定負債合計 6,359 6,172
負債合計 22,874 22,195
純資産の部
株主資本
資本金 10,056 10,056
資本剰余金 9,875 9,875
利益剰余金 4,458 3,744
自己株式 △930 △930
株主資本合計 23,460 22,746
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6 △32
退職給付に係る調整累計額 2 2
その他の包括利益累計額合計 9 △30
純資産合計 23,469 22,715
負債純資産合計 46,344 44,910
- 5 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年6月30日)
売上高 7,169
売上原価 2,599
売上総利益 4,570
販売費及び一般管理費 6,283
営業損失(△) △1,713
営業外収益
受取利息 5
受取配当金 11
助成金収入 1,298
その他 6
営業外収益合計 1,322
営業外費用
支払利息 19
その他 2
営業外費用合計 21
経常損失(△) △413
特別利益
投資有価証券売却益 9
特別利益合計 9
特別損失
固定資産除却損 18
特別損失合計 18
税金等調整前四半期純損失(△) △423
法人税、住民税及び事業税 31
法人税等調整額 △123
法人税等合計 △92
四半期純損失(△) △330
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △330
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年6月30日)
四半期純損失(△) △330
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △39
退職給付に係る調整額 △0
その他の包括利益合計 △40
四半期包括利益 △370
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △370
非支配株主に係る四半期包括利益 -
- 6 -
株式会社木曽路(8160)
2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、一部顧客への収益について、総額計上から純額で収益を認識する方法に変更しております。また、
従来は、付与したポイントの利用に備えるため、将来利用されると見込まれる額をポイント引当金として計上し、
ポイント引当金繰入額を売上高から控除しておりましたが、付与したポイントを履行義務として識別し、将来の失
効見込み等を考慮して算定された独立販売価格を基礎として取引価格の配分を行う方法に変更しております。
この結果、当第1四半期累計期間の売上高が14百万円増加、営業損失、経常損失及び税金等調整前四半期純損失
がそれぞれ14百万円減少しております。
また、収益認識会計基準第84項のただし書きに定める経過的な取扱いに従っておりますが、収益認識会計基準第
86項に定める方法を適用した結果、利益剰余金の当期首残高に与える影響はありません。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法に
より組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3
月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる
収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定め
る新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はあ
りません。
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な会計処理の確定)
2021年1月27日(みなし取得日 2021年3月31日)に行われた株式会社大将軍との企業結合について前連結会計年
度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当第1四半期連結会計期間に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報におい
て取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されており、無形固定資産に8億8百万円、繰延税金負債に2億71百
万円が配分された結果、暫定的に算定されたのれんの前連結会計年度末金額は26億26百万円から5億36百万円減少
し、20億90百万円となっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りに重
要な変更はありません。
3.その他
(継続企業の前提に関する重要事象等)
当社グループは、2021年4月5日に新型コロナウイルス感染症拡大による「まん延防止等重点措置」が適用さ
れ、さらに4月25日から3回目の緊急事態宣言が発出されたことにより、当第1四半期累計期間において、営業時
間の短縮及び一部店舗の営業休止を実施しました。緊急事態宣言は、6都府県で8月末まで延長されるなど、店舗
の営業時間短縮を余儀なくされております。このような状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は当
面の間、継続すると想定しております。
また、前連結会計年度は売上高が著しく減少し、重要な営業損失、経常損失及び当期純損失並びにマイナスの営
業キャッシュ・フローを計上しました。当連結会計年度も引き続き損失を計上する可能性があり、現時点において
は継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。しかしながら、当社グルー
プは、前連結会計年度に借入を実行し、さらに2021年の4月、及び5月にも借り換える手続きを行っており、当面
の資金を確保していることから、重要な資金繰りの懸念はありません。従って、継続企業の前提に関する重要な不
確実性は認められないと判断しております。
- 7 -