8160 木曽路 2021-01-29 14:40:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                       2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                                    2021年1月29日

上場会社名 株式会社木曽路                                                                                          上場取引所               東名
コード番号 8160    URL http://www.kisoji.co.jp/
代表者      (役職名) 代表取締役会長兼社長                                          (氏名) 吉江 源之
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長                                                 (氏名) 戸谷 明宏                          TEL 052-872-1811
四半期報告書提出予定日       2021年2月5日
配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :           無
四半期決算説明会開催の有無            :   無

                                                                                                                    (百万円未満切捨て)

1. 2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 経営成績(累計)                                                                                       (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                 売上高                        営業利益                    経常利益                       四半期純利益
                                百万円          %               百万円         %          百万円            %             百万円          %
2021年3月期第3四半期                   23,520   △28.6           △3,480      ―           △3,090        ―               △4,974     ―
2020年3月期第3四半期                   32,925     1.0              869      △25.5          910        △20.5              471     △37.4
                                                             潜在株式調整後1株当たり四半期
                            1株当たり四半期純利益
                                                                   純利益
                                                        円銭                               円銭
2021年3月期第3四半期                                    △194.81                   ―
2020年3月期第3四半期                                      18.45                   ―

(2) 財政状態
                                     総資産                               純資産                               自己資本比率
                                                    百万円                                 百万円                                   %
2021年3月期第3四半期                                    43,565                              23,983                                 55.1
2020年3月期                                         38,160                              29,210                                 76.5
(参考)自己資本     2021年3月期第3四半期                 23,983百万円               2020年3月期    29,210百万円


2. 配当の状況
                                                                    年間配当金
                    第1四半期末                 第2四半期末                   第3四半期末                期末                         合計
                                    円銭                      円銭                 円銭                       円銭                  円銭
2020年3月期                    ―                            15.00         ―                               15.00               30.00
2021年3月期                    ―                             0.00         ―
2021年3月期(予想)                                                                                           15.00               15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無



3. 2021年3月期の業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
                                                                                                               (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                                    1株当たり当期
                    売上高                     営業利益                      経常利益                    当期純利益
                                                                                                                      純利益
                    百万円              %      百万円               %       百万円           %          百万円              %           円銭
     通期            30,800       △29.9      △4,540        ―           △3,890    ―              △5,730       ―            △224.42
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無                           :   有
※   注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更   :       無
    ② ①以外の会計方針の変更          :       有
    ③ 会計上の見積りの変更           :       無
    ④ 修正再表示                :       無
    (注)詳細は、【添付資料】P.7「(3)四半期財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)」をご覧くださ
    い。

(3) 発行済株式数(普通株式)
    ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)       2021年3月期3Q      25,913,889 株 2020年3月期     25,913,889 株
    ② 期末自己株式数                 2021年3月期3Q         381,128 株 2020年3月期        380,868 株
    ③ 期中平均株式数(四半期累計)          2021年3月期3Q      25,532,926 株 2020年3月期3Q   25,533,470 株


※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、〔添付資料〕4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
                                                    (株)木曽路(8160)
                                      2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………     2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     4
     (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………     4
    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………     5
     (1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………     5
     (2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………     6
     (3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………     7
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………     7
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………     7
       (会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) …………………………………………     7
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………     8
    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………     8
 




                            - 1 -
                                                                              (株)木曽路(8160)
                                                                2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 (第3四半期累計期間)
                                                                                        1株当たり
                        売上高          営業利益             経常利益           四半期純利益
                                                                                       四半期純利益
                            百万円               百万円           百万円                  百万円               円

     2021年3月期           23,520        △3,480          △3,090              △4,974        △194.81

     2020年3月期           32,925           869              910                  471        18.45

       増減率(%)           △28.6                -             -                   -             -
  
     当第3四半期累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の
 世界的な流行拡大による訪日客の入国・行動制限や、国内における消費活動が一気に冷え込んだ結果、景気は急速に
 悪化し、経済の先行きも不透明な状況にあります。
  外食業界におきましては、緊急事態宣言の発令により全国に外出自粛要請の要請等がなされた結果、臨時休業や営
 業時間の短縮等を余儀なくされ多大な影響を受けました。また、大都市圏では、自治体より12月18日から飲食業への
 営業時間の時短要請を受けており、厳しい状態が続いております。
  当社におきましても、臨時休業や営業時間短縮等により売上高は激減しましたが新型コロナ感染症対策を実施しな
 がら「うなぎフェア」・「北海道祭り」等のイベントの開催や、持ち帰り弁当やしゃぶしゃぶセット等の販売を新た
 に開始しました。
  費用面においては、店舗休業や売上状況に合わせた労働時間の管理等により人件費を抑えると共に、日常経費の管
 理と保守契約等の一時的な見直し、家賃の減額交渉や新規投資の抑制等により費用を徹底して抑えました。
     資金面では安定経営の維持、手元流動性の確保のため取引金融機関からの借入(135億円)を実行いたしました。
     また、当社は11月に株式会社大将軍の株式を取得し、子会社化するための株式譲渡契約書を締結することを決議
 し、木曽路グループに迎え入れることとしました。今後は両社の双方の強みを存分に生かすことで、付加価値の高い
 商品・サービスを提供してまいります。
  店舗展開、改築・改装につきましては、4店舗の新規出店、3店舗の業態転換、2店舗の改装、11店舗の退店を
 実施し、当第3四半期会計期間末の店舗数は166店舗(前年同期末比8店舗減少)となりました。
  この結果、当第3四半期累計期間の売上高は235億20百万円(前年同期比28.6%減少)、営業損益は34億80百万円
 の損失(前年同期実績8億69百万円の利益)、経常損益は30億90百万円の損失(同9億10百万円の利益)、四半期純
 損益は49億74百万円の損失(同4億71百万円の利益)を計上しました。
  
 (部門別の概況)
  部門別売上高

                          前第3四半期累計期間                 当第3四半期累計期間
                                                                                     前年同期比
                          (自 2019年4月1日               (自 2020年4月1日
                                                                                       増減率
                            至    2019年12月31日)         至   2020年12月31日)

                                             百万円                         百万円                       %

     木曽路                            27,697                      20,952                    △24.4

     居酒屋                             2,529                         770                    △69.5

     じゃんじゃん亭                         1,898                       1,369                    △27.9

     鈴のれん                              726                         347                    △52.3

     その他                                73                          80                       9.8

                計                   32,925                      23,520                    △28.6
  




                                             - 2 -
                                                       (株)木曽路(8160)
                                         2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
木曽路部門
 しゃぶしゃぶと日本料理の「木曽路」部門は、4店舗の新規出店、4店舗の退店、2店舗の改装、1店舗の業態転
換により、当第3四半期会計期間末店舗数は123店舗(前年同期末比1店舗増加)となりました。新型コロナウイ
ルス感染症拡大の影響により、4月16日から76店舗の休業を実施いたしました。その後、一時は売上高回復の兆し
が見えましたが、12月18日から再度、大都市圏を中心に時短営業を余儀なくされました。その結果、年末の法人の宴
会需要が激減する等厳しい状況が続いております。
 このような環境の中で店内飲食営業の回復に向けた施策や新規顧客の獲得、来店動機づくりにTVCMを引き続き
実施するとともに、お持ち帰りお弁当販売やご自宅でお楽しみいただける「しゃぶしゃぶセット」等の販売で客数増
に努めました。
    その結果、売上高は209億52百万円(前年同期比 24.4%減少)となりました。
 
居酒屋部門
 居酒屋部門は、5店舗の退店、2店舗の業態転換により、当第3四半期会計期間末店舗数は19店舗(前年同期末
比6店舗減少)となりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、4月16日から全店舗の休業を実施いた
しました。6月1日から全店舗を再開し、お弁当販売等を実施したものの、年末のからの緊急事態宣言による時短営
業や法人需要の急減や休業が大きく影響し、売上高は7億70百万円(同 69.5%減少)となりました。
 
じゃんじゃん亭部門
 焼肉部門の「じゃんじゃん亭」部門は、12月よりからあげ専門店の「からしげ」部門、天丼の「てんや」部門を統
合しました。当第3四半期会計期間末店舗数は19店舗(前年同期末比1店舗減少)となりました。新型コロナウイ
ルス感染症拡大の影響により、4月16日から9店舗の休業を実施いたしました。前事業年度に1店舗の出店があった
ものの、臨時休業や時短営業が大きく影響し、売上高は13億69百万円(同 27.9%減少)となりました。
 
鈴のれん部門
 和食しゃぶしゃぶの「鈴のれん」部門は、2店舗の退店により、当第3四半期会計期間末店舗数は5店舗(前年同
期末比2店舗減少)であります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、4月16日から4店舗の休業を実施い
たしました。店舗数の減少や休業が大きく影響し、売上高は3億47百万円(同 52.3%減少)となりました。
 
その他部門
  その他部門は、外販(しぐれ煮、胡麻だれ類)、不動産賃貸等であります。
  売上高は80百万円(同9.8%増加)となりました。




                             - 3 -
                                                                (株)木曽路(8160)
                                                  2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
                       前事業年度末                 当第3四半期
                                                               増   減
                     (2020年3月31日現在)        (2020年12月31日現在)
     総資産(百万円)             38,160                43,565          5,405

     純資産(百万円)             29,210                23,983         △5,226

     自己資本比率(%)              76.5                  55.1              -

     1株当たり純資産(円)        1,144.01                939.33         △204.7
 
     当第3四半期会計期間末の総資産は435億65百万円で前事業年度末比54億5百万円の増加となりました。主な要因
は、流動資産の現金及び預金が新型コロナウイルス感染症の長期化に備え資金を借入れたことにより40億65百万円の
増加となったことによるものであります。一方、負債は、195億82百万円で前事業年度末比106億31百万円の増加とな
りました。主な要因は、短期借入金が新型コロナウイルス感染症の長期化に備え104億80百万円増加した一方で、未
払法人税等及び未払消費税が減少したことによるものであります。また、当第3四半期会計期間末の純資産は239億
83百万円で前事業年度末比52億26百万円の減少となりました。主な要因は、四半期純損失49億74百万円、剰余金の配
当3億82百万円であります。
  以上の結果、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は55.1%(前事業年度末は76.5%)、1株当たり純資産は
939.33円(同 1,144.01円)となりました。
   
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
 通期の業績予想につきましては、本日公表しております「特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し並びに2021
年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。




                                   - 4 -
                                                      (株)木曽路(8160)
                                        2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
    (1)四半期貸借対照表
                                                   (単位:百万円)
                            前事業年度             当第3四半期会計期間
                         (2020年3月31日)          (2020年12月31日)
    資産の部                                                        
     流動資産                                                       
       現金及び預金                       13,893                17,959
       売掛金                             780                 1,769
       商品及び製品                           57                    60
       原材料及び貯蔵品                        670                 1,527
       その他                             488                 1,117
       貸倒引当金                           △1                    △1
       流動資産合計                       15,890                22,432
     固定資産                                                       
       有形固定資産                                                   
         建物(純額)                      5,516                 5,613
         土地                          5,723                 5,723
         その他(純額)                     2,171                 2,029
         有形固定資産合計                   13,412                13,367
       無形固定資産                          332                   280
       投資その他の資産                                                 
         差入保証金                       4,641                 4,447
         その他                         3,914                 3,068
         貸倒引当金                        △29                   △29
         投資その他の資産合計                  8,525                 7,486
       固定資産合計                       22,270                21,133
     資産合計                           38,160                43,565
    負債の部                                                        
     流動負債                                                       
       買掛金                             785                 1,720
       短期借入金                           920                11,400
       未払法人税等                          281                    18
       賞与引当金                           575                   207
       その他の引当金                         377                   334
       その他                           2,654                 2,805
       流動負債合計                        5,594                16,486
     固定負債                                                       
       退職給付引当金                         976                   959
       資産除去債務                        1,353                 1,249
       その他                           1,026                   886
       固定負債合計                        3,356                 3,096
     負債合計                            8,950                19,582
    純資産の部                                                       
     株主資本                                                       
       資本金                          10,056                10,056
       資本剰余金                         9,875                 9,875
       利益剰余金                        10,419                 5,061
       自己株式                          △929                  △929
       株主資本合計                       29,421                24,064
     評価・換算差額等                                                   
       その他有価証券評価差額金                  △211                   △80
       評価・換算差額等合計                    △211                   △80
     純資産合計                          29,210                23,983
    負債純資産合計                         38,160                43,565
 




                      - 5 -
                                                          (株)木曽路(8160)
                                            2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
    (2)四半期損益計算書
     (第3四半期累計期間)
                                                          (単位:百万円)
                               前第3四半期累計期間            当第3四半期累計期間
                               (自 2019年4月1日          (自 2020年4月1日
                                至 2019年12月31日)        至 2020年12月31日)
    売上高                                    32,925                23,520
    売上原価                                   10,307                 8,346
    売上総利益                                  22,618                15,174
    販売費及び一般管理費                             21,748                18,655
    営業利益又は営業損失(△)                             869               △3,480
    営業外収益                                                              
     受取利息                                      16                    17
     受取配当金                                     20                    19
     協賛金収入                                      7                     7
     雇用調整助成金                                   -                    499
     その他                                        7                    10
     営業外収益合計                                   51                   554
    営業外費用                                                              
     支払利息                                       5                    29
     賃貸借契約解約損                                   0                   132
     その他                                        5                     2
     営業外費用合計                                   11                   164
    経常利益又は経常損失(△)                             910               △3,090
    特別利益                                                               
     固定資産売却益                                   -                      1
     投資有価証券売却益                                 20                    -
     特別利益合計                                    20                     1
    特別損失                                                               
     固定資産除却損                                   93                    84
     減損損失                                      -                    541
     新型コロナウイルス感染症による臨時休業損失                     -                    225
     特別損失合計                                    93                   852
    税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△)                   837               △3,941
    法人税、住民税及び事業税                              190                    74
    法人税等調整額                                   175                   958
    法人税等合計                                    365                 1,032
    四半期純利益又は四半期純損失(△)                         471               △4,974
 




                              - 6 -
                                                          (株)木曽路(8160)
                                            2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
 該当事項はありません。
 
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    該当事項はありません。
 
(重要な後発事象)
 (株式取得による会社の買収)
         当社は、2020年11月10日開催の取締役会において、株式会社大将軍の株式を取得し、当社の子会社とすること
        について決議し、2020年11月20日付で株式譲渡契約を締結し、2021年1月27日付で全株式を取得し、子会社化い
        たしました。
         
        1.株式取得の概要
         (1)被取得企業の名称及び事業内容
             被取得企業の名称   株式会社大将軍
             事業内容       飲食店経営、惣菜調理・加工・販売
         (2)株式取得の理由
           当社は、「よりおいしい料理をお値打ちに真心を込めたサービスで提供し、多くの人々に外食の楽しさを感
            じていただく」という基本理念のもとに「よろこびの食文化」を創造し、日本一質の高い外食企業を目指して
            おります。大将軍は、おいしさ、サービス、空間、価格、すべてに価値を感じていただける食の創造を通じて
            お客様からも、社員一人ひとりからも、「日本一」と呼ばれる焼肉店を目指し、千葉県を中心に「和牛・国産
            牛にこだわった本格焼肉」を提供する「大将軍」業態、及び「国産牛がリーズナブルにお腹一杯食べられる」
            がコンセプトの「くいどん」業態の2つの主要業態を展開し、お客様の支持を得ております。当社及び大将軍
            は、ともに飲食業界に属する中で、互いの企業理念は非常に親和性は高く、両社の双方の強みを存分に生かす
          ことで、付加価値の高い商品・サービスが提供できるものと判断し、本件株式譲渡契約の締結に至りました。
         (3)取得した議決権比率
             100%
         
        2.取得の対価の種類ごとの内訳
          取得の対価  現金  1,800百万円
         
        3.主要な株式取得関連費用の内容及び金額
            アドバイザリーに対する報酬・手数料等   34百万円
         
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
 有形固定資産の減価償却方法の変更
     当社は、従来、有形固定資産の減価償却方法について定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建
    物附属設備を除く)については定額法)を採用しておりましたが、第1四半期会計期間より定額法に変更しており
    ます。
     この変更は、幅広い世代の顧客層や多様化する顧客ニーズに対応した出店戦略の再構築が求められているなか、
    店舗レイアウトや取り扱いメニュ-の刷新及び新規業態の展開、主要業態の木曽路を含む既存業態の新規出店計画
    の策定を契機に、店舗における有形固定資産の使用実態を調査した結果、有形固定資産は耐用年数にわたって安定
    的かつ継続的に使用されるものと見込まれることから、定額法により均等に費用配分を行うことが実態をより適切
    に反映すると判断したことによるものであります。
     これにより、従来の方法によった場合と比べて、当第3四半期累計期間の減価償却費は140百万円減少し、営業損
    失、経常損失及び税引前四半期純損失がそれぞれ140百万円減少しております。
     




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                                                       (株)木曽路(8160)
                                         2021年3月期 第3四半期決算短信(非連結)
 (追加情報)
      当第3四半期累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い2020年4月16日から114店舗
     の臨時休業を実施しましたが、緊急事態宣言の解除後、休業店舗は徐々に営業を再開し2020年6月1日には全店が
     稼働体制になりました。また、その後の店内飲食営業の回復に向けた施策や新たに始めたテイクアウト販売の促進
     等により業績は回復基調にありました。しかしながら、2021年1月に再び緊急事態宣言が発出されて店舗営業時間
     の短縮を余儀なくされております。
      このような状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は翌事業年度に及ぶものと仮定を変更
     し、固定資産の減損会計及び繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
      その結果、当第3四半期会計期間において、固定資産の減損損失456百万円を計上し、繰延税金資産958百万円を
     取崩しております。
      
3.その他
 (1)継続企業の前提に関する重要事象等
    当社は、2020年4月7日に政府、自治体による緊急事態宣言が発出されたことにより、4月から5月上旬にかけ
     て営業時間の短縮及び一部店舗の営業休止を実施しましたが、緊急事態宣言の解除後、休業店舗は徐々に営業を再
     開し2020年6月1日には全店が稼働体制になりました。また、その後の店内飲食営業の回復に向けた施策や新たに
     始めたテイクアウト販売の促進等により業績は回復基調にありました。しかしながら、2021年1月に再び緊急事態
     宣言が発出されて店舗営業時間の短縮を余儀なくされております。
      このような状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響は翌事業年度に及ぶものと想定しております。
      この影響に伴い、当事業年度に売上高が著しく減少する可能性があり、重要な営業損失、経常損失及び当期純損
     失並びにマイナスの営業キャッシュ・フローを計上する可能性があります。また、これらの影響は翌事業年度に及
     ぶ可能性があることから、現時点においては継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在
     しております。
      しかしながら、当社は、2020年4月末日から2020年5月20日までに新規の借入を実行しており、当面の資金を確
     保していることから、重要な資金繰りの懸念はありません。従って、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認
     められないと判断しております。
      なお、当該事象又は状況の解消のため、各店舗において、お持ち帰り「お弁当販売」や、木曽路部門の各店舗で
     は、ご自宅でお楽しみいただける、お持ち帰り「しゃぶしゃぶセット」・「すきやきセット」の販売を行いまし
     た。また、休業店舗の従業員の一時帰休等により人件費を抑えると共に、家賃の減額交渉及び、新規投資の抑制
     等、経費削減の取り組みを行っております。
  
 (2)役員の異動
    代表取締役の異動
       代表取締役の異動につきましては、2021年1月28日公表の「代表取締役の異動(社長の交代)に関するお知ら
      せ」をご参照ください。




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