8160 木曽路 2021-01-29 14:40:00
特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し並びに2021年3月期通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2021 年1月 29 日
各    位
                                            会社名   :株式会社 木曽路
                                            代表者名 :代表取締役会長兼社長 吉江 源之
                                                (コード番号 8160 東証 1 部・名証 1 部)
                                            問合せ先 :経理部長 戸谷 明宏
                                                    (052-872-1811)

                         特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し
                 並びに 2021 年 3 月期通期業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は 2021 年3月期第3四半期(2020 年4月1日~2020 年 12 月 31 日)において特別損失の
計上及び繰延税金資産の取り崩しとともに、2020 年 10 月 26 日に公表した 2021 年3月期通期業
績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。

                                        記

1.   特別損失の計上について
      新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、当第3四半期会計期間において収益性の低下
     が見られる店舗に係る減損損失として 456 百万円を特別損失に計上いたしました。

2.   繰延税金資産の取り崩しについて
      現時点での将来課税所得を保守的に見積り、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結
     果、繰延税金資産を 958 百万円取り崩すこととし、法人税等調整額に計上いたしました。

3.   2021 年3月期通期業績予想の修正について

     2021 年3月期通期個別業績予想数値の修正(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                                     1 株当たり
                          売 上 高      営業利益       経常利益       当期純利益     当期純利益
                               百万円      百万円          百万円       百万円       円    銭
     前回発表予想(A)
                           35,500    △1,600      △1,220     △1,400   △54.83
     今回修正予想(B)             30,800    △4,540      △3,890     △5,730   △224.42

     増減額(B-A)             △4,700     △2,940      △2,670     △4,330        ―

     増減率(%)                △13.2         ―            ―         ―         ―
     (ご参考)前年実績
         (2020 年 3 月期)
                           43,924     1,426       1,446        573     22.45


     修正の理由
      2021 年3月期の業績予想につきましては、前回、2020 年 10 月 26 日の時点で入手可能な情
     報に基づき算定し開示しておりました。秋期には既存店の業績は復調となっておりましたが、
     その後 11 月以降再び俄かに新型コロナウイルス感染症が拡大し始め、結果的に年末期の主に
     忘年会需要の売上高減少への影響は当初の想定を上回るものとなりました。前年同期には実施
     していなかった「お持帰り用しゃぶしゃぶ」や「ふぐ鍋セット」等を新たに年末需要に向け販
     売いたしましたが、  減少する売上高を完全には補えきれませんでした。        利益面につきましても、
     売上高の減少が主な要因となり営業利益、経常利益は前回予想から減少の見込みとなりました。
     さらに当期純利益は上記の特別損失及び繰延税金資産の取り崩しが影響し前回予想を下回る
     結果となりました。
      今後につきましては現時点で入手可能な市場動向等の情報を踏まえ、新型コロナウイルス感
     染症の感染拡大の影響は翌事業年度に及ぶものと想定しております。

     ※上記の業績予想は、感染症拡大・収束や時期の変化、それによる景気動向などの外的要因等
     の変化により変動する可能性があります。
                                             以上