8154 加賀電子 2021-11-04 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月4日
上場会社名 加賀電子株式会社 上場取引所 東
コード番号 8154 URL https://www.taxan.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)門 良一
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理本部長 (氏名)川村 英治 TEL 03-5657-0111
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 223,009 18.1 8,300 87.2 8,452 94.8 5,624 △47.8
2021年3月期第2四半期 188,859 △18.1 4,434 △15.4 4,338 △21.8 10,772 207.5
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 6,595百万円 (△40.1%) 2021年3月期第2四半期 11,011百万円 (351.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 207.39 -
2021年3月期第2四半期 392.30 -
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 233,461 96,618 39.6
2021年3月期 237,004 95,062 38.4
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 92,379百万円 2021年3月期 90,967百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 30.00 - 50.00 80.00
2022年3月期 - 45.00
2022年3月期(予想) - 45.00 90.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
2021年3月期 期末配当金の内訳 普通配当30円00銭 特別配当 20円00銭
2022年3月期 中間配当金の内訳 普通配当40円00銭 特別配当 5円00銭
2022年3月期(予想) 期末配当金の内訳 普通配当40円00銭 特別配当 5円00銭
配当予想の修正については、本日(2021年11月4日)公表しました「通期業績予想および配当予想の修正ならびに
剰余金の配当に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 470,000 11.3 15,000 30.8 14,500 29.0 9,000 △21.1 336.84
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
連結業績予想の修正については、本日(2021年11月4日)公表しました「通期業績予想および配当予想の修正なら
びに剰余金の配当に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.11「2. 四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 28,702,118株 2021年3月期 28,702,118株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 2,461,879株 2021年3月期 1,229,877株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 27,120,191株 2021年3月期2Q 27,458,682株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予
想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期
決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法について)
当社は、2021年11月25日(木)に機関投資家およびアナリスト向け決算説明会を開催する予定です。なお、決算
説明補足資料につきましては本日(2021年11月4日(木))、当社ウェブサイトに掲載いたします。なお、決算説
明会内容(動画)については、当日使用する決算説明資料とともに、11月25日(木)に当社ウェブサイトに掲載す
る予定です。
(和文)https://www.taxan.co.jp/jp/ir/event/event_01.html
(英文)https://www.taxan.co.jp/en/ir/event/event_01.html
加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 ……………………………………………………………………………… 8
第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 11
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における国内外の経済情勢は、新型コロナウイルス感染症の収束は未だ見通せない状
況が続くものの、ワクチン接種進行や行動制限緩和により景気は緩やかながら持ち直し、製造業全般において設備
投資や生産活動に回復の兆しが見られました。
当社グループが属するエレクトロニクス業界における半導体や電子部品の需給逼迫は、車載製品や空調機器、通
信・産業用製品など業界各社の生産計画に広く影響を与えながらも、コロナ禍の落ち込みからの回復を背景にした
旺盛な需要が続きました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、第1四半期から継続して当社グループの中核事業
である電子部品事業が牽引し、2,230億9百万円(前年同四半期比18.1%増)となりました。
利益面では、売上増加および売上総利益率の改善にともなう売上総利益の増加に加え、テレワークやオンライン
会議などを活用促進し、経費の縮減・抑制に努めた結果、営業利益は83億円(前年同四半期比87.2%増)、経常利
益は84億52百万円(前年同四半期比94.8%増)となり、第2四半期累計期間として過去最高を更新しました。親会
社株主に帰属する四半期純利益は、前連結会計年度に実施した企業買収にともない特別利益として計上した「負の
のれん発生益」(79億63百万円)が解消したことにより、56億24百万円(前年同四半期比47.8%減)となりまし
た。
2022年3月期は、当社グループが2019年4月より始動した3ヶ年の経営計画「中期経営計画2021(2019-2021)」
の最終年度となります。電子部品事業の需要回復に加え、加賀FEI株式会社や株式会社エクセルなど買収会社に
おける順調なPMIによる利益貢献もあり、その利益目標達成については計画を上回るペースで進捗しておりま
す。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しており、当第2四半期連結累計期間の売上高が23億58百万円減少しております。詳細については、
「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご参
照ください。
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
増減
(自2020年4月1日 (自2021年4月1日
至2020年9月30日) 至2021年9月30日)
百万円 百万円 百万円
売上高 188,859 223,009 34,149 18.1%
売上総利益 21,641 27,133 5,491 25.4%
(利益率) 11.5% 12.2% 0.7pt -
販売費及び一般管理費 17,206 18,832 1,625 9.4%
営業利益 4,434 8,300 3,866 87.2%
経常利益 4,338 8,452 4,113 94.8%
税金等調整前四半期純利益 12,126 8,229 △3,897 △32.1%
親会社株主に帰属する
10,772 5,624 △5,147 △47.8%
四半期純利益
為替レート(期中平均)
USドル 106円92銭 109円80銭 2円88銭 -
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
セグメントごとの業績概況は次のとおりであります。
(注)
①電子部品事業(半導体、一般電子部品、EMS などの開発・製造・販売など)
当事業では、部品販売ビジネスは、半導体や電子部品の需給逼迫が続くなか、独立系商社としての調達力の強み
を活かし広範な業界からの旺盛な需要に対応して、増収となりました。また、EMSビジネスも、車載や産業機
械、医療向けなどが引き続き好調に推移し、増収となりました。新型コロナウイルス感染拡大にともなうロックダ
ウンや電子部品不足によるライン休止も一部工場で発生しましたが、徹底した工程管理により影響低減に努めまし
た。
これらの結果、売上高は1,944億6百万円(前年同四半期比23.9%増)、セグメント利益は71億23百万円(前年同
四半期比131.1%増)となりました。
なお、2020年4月から連結化した株式会社エクセルの海外子会社は12月決算のため、連結前となる2020年1-3月
期業績が前年同四半期には計上されておりませんでしたが、当第2四半期連結累計期間には2021年1-3月分が計上
されております。
(注)Electronics Manufacturing Serviceの略語。製品の開発・生産を受託するサービス。
②情報機器事業(パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品およびオリジナルブランド商品などの
販売など)
当事業では、法人向けパソコン販売ではリモートワーク需要の一巡に加えて、電子部品不足による製品供給難の
影響を受け、低調に推移しましたが、教育機関向けパソコンおよびセキュリティソフトなどのPC周辺機器は、引
き続き好調な販売が持続しました。また、LED照明機器やネットワーク機器などの設備設置ビジネスにおいて
も、部品不足にともなう製品や資材などの納期遅延による工期延伸の影響を受けました。
これらの結果、売上高は187億13百万円(前年同四半期比19.3%減)となり、セグメント利益は9億10百万円(前
年同四半期比21.6%減)となりました。
③ソフトウェア事業(CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発など)
当事業では、巣ごもり需要を背景としたスマートフォンゲーム向けCG制作の受注獲得に注力いたしましたが、
開発費など費用増となりました。
これらの結果、売上高は12億37百万円(前年同四半期比2.9%減)、セグメント損失は1億9百万円(前年同四半
期は86百万円の利益)となりました。
④その他事業(エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販
売など)
当事業では、パソコンおよびPC周辺機器などのリサイクルビジネスが、電子部品不足を受けて完成品の供給難
が続く中、リユース品やリサイクル品への需要が高まり、好調に推移しました。
これらの結果、売上高は86億51百万円(前年同四半期比15.3%増)となり、セグメント利益は3億20百万円(前
年同四半期比787.3%増)となりました。
<セグメント別業績の状況>
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
増減
(自2020年4月1日 (自2021年4月1日
至2020年9月30日) 至2021年9月30日)
百万円 百万円 百万円
電子部品事業 売上高 156,887 194,406 37,519 23.9%
セグメント利益 3,083 7,123 4,040 131.1%
売上高 23,192 18,713 △4,478 △19.3%
情報機器事業
セグメント利益 1,160 910 △250 △21.6%
売上高 1,274 1,237 △37 △2.9%
ソフトウェア事業
セグメント利益 86 △109 △195 -
売上高 7,505 8,651 1,146 15.3%
その他事業
セグメント利益 36 320 284 787.3%
売上高 188,859 223,009 34,149 18.1%
合計
セグメント利益 4,434 8,300 3,866 87.2%
(注)「セグメント利益」については、各セグメントでは調整前の数値を記載し、合計は調整後の数値で記載しております。
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(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,334億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億43百万円の
減少となりました。
流動資産は1,962億45百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億33百万円の減少となりました。これは主に、受
取手形及び売掛金が126億37百万円、現金及び預金が54億45百万円それぞれ減少し、商品及び製品が84億48百万円増
加したことによるものであります。
固定資産は372億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億90百万円の増加となりました。これは主に新基幹
システムの構築などにともないソフトウェアが5億6百万円増加したことによるものであります。
負債は1,368億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億99百万円の減少となりました。これは主に、支払手
形及び買掛金が93億67百万円減少したことによるものであります。
純資産は966億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億55百万円の増加となりました。これは主に、親会社
株主に帰属する四半期純利益を計上し、配当金と自己株式の取得を行った結果、株主資本合計が5億83百万円、為
替換算調整勘定が7億15百万円それぞれ増加したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物の期末残高は、393億43百万円と前連結会
計年度末に比べ49億89百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、20億13百万円の支出(前年同期は70億17百万円の支出)となりました。
これは主に、法人税の支払いによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、36億99百万円の支出(前年同期は29億96百万円の支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得と無形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、5億29百万円の収入(前年同期は8億55百万円の支出)となりました。
これは主に、短期借入金および自己株式の取得と配当金の支払いによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、当第2四半期累計期間における業績進捗ならびに今後の見通しを踏まえて、本日(2021年11月4日)公
表しました「通期業績予想および配当予想の修正ならびに剰余金の配当に関するお知らせ」のとおり、2022年3月
期連結業績予想および配当予想を修正いたしました。詳細は下記のとおりであります。
①2022年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)
親会社株主
1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A ) 470,000 13,000 12,000 8,000 291.20
今 回 修 正 予 想 ( B ) 470,000 15,000 14,500 9,000 336.84
増 減 額 ( B ) - ( A ) - 2,000 2,500 1,000 -
増 減 率 ( % ) - 15.4 20.8 12.5 -
(ご参考)前期実績
422,365 11,467 11,241 11,399 415.07
(2021年3月期)
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
<業績予想の修正>
2022年3月期第2四半期は、電子部品事業において車載向けや医療機器、産業機械などを中心に販売が回復し、
利益面では売上増加および売上総利益率の改善にともなう売上総利益の増加に加え、テレワークやオンライン会議
などを活用促進し経費の縮減・抑制に努めた結果、当初計画を上回る着地となりました。
通期業績予想につきましては、売上高は半導体や電子部品の需給逼迫の状況を勘案し前回予想を据え置きまし
た。一方、営業利益は、上期における順調な業績進捗を踏まえ上振れ分を織り込むとともに、下期は一定の下振れ
リスクを勘案し、前回予想から20億円増の150億円に上方修正いたしました。これにともない経常利益および親会社
株主に帰属する当期純利益も、それぞれ145億円、90億円に上方修正いたしました。
②配当予想の修正
第2四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭
前回発表予想
40.00 40.00 80.00
(2021年5月13日発表)
45.00 90.00
今回修正予想 (普通配当 40.00) (普通配当 80.00)
(特別配当 5.00) (特別配当 10.00)
45.00
当期実績 (普通配当 40.00)
(特別配当 5.00)
30.00 50.00 80.00
(ご参考)前期実績 (普通配当 30.00) (普通配当 30.00) (普通配当 60.00)
(2021年3月期) (特別配当 20.00) (特別配当 20.00)
<配当予想の修正>
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけ、長期的視点に立った財務体質
と経営基盤の強化に努めるとともに、連結業績に鑑みながら株主の皆様に対する安定的かつ継続的な配当の維持を
基本方針としております。
上述のとおり、2022年3月期通期連結業績の利益計画において前回予想を上回る見通しとなりましたので、中間
配当につきましては、前回予想の1株当たり40円に特別配当金5円を加えまして、1株当たり45円とし、期末配当
につきましても、特別配当金5円を加えまして、1株当たり45円にそれぞれ増額修正いたします。
これにより、年間配当金は前期実績から10円増配の1株当たり90円となります。
(注)上記の業績予想につきましては、当社が公表日現在において入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいてお
り、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 45,636 40,191
受取手形及び売掛金 103,773 91,135
電子記録債権 4,621 5,516
有価証券 302 323
商品及び製品 29,727 38,175
仕掛品 1,280 1,619
原材料及び貯蔵品 6,940 11,374
その他 9,921 8,166
貸倒引当金 △2,024 △258
流動資産合計 200,179 196,245
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,021 6,608
機械装置及び運搬具(純額) 4,642 5,062
工具、器具及び備品(純額) 1,378 1,059
土地 5,074 5,074
建設仮勘定 107 121
有形固定資産合計 18,225 17,927
無形固定資産
のれん 209 152
ソフトウエア 2,338 2,844
その他 62 51
無形固定資産合計 2,609 3,048
投資その他の資産
投資有価証券 10,771 11,151
繰延税金資産 2,252 2,032
差入保証金 931 887
保険積立金 910 912
その他 1,629 3,468
貸倒引当金 △504 △2,213
投資その他の資産合計 15,990 16,239
固定資産合計 36,825 37,215
資産合計 237,004 233,461
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 79,854 70,486
短期借入金 10,800 17,001
未払費用 5,957 6,567
未払法人税等 2,136 1,762
役員賞与引当金 126 80
その他 9,642 7,742
流動負債合計 108,517 103,640
固定負債
長期借入金 25,166 25,150
繰延税金負債 1,685 1,739
役員退職慰労引当金 106 115
退職給付に係る負債 2,272 2,254
資産除去債務 343 344
その他 3,850 3,598
固定負債合計 33,424 33,202
負債合計 141,942 136,843
純資産の部
株主資本
資本金 12,133 12,133
資本剰余金 14,327 14,327
利益剰余金 64,568 68,827
自己株式 △1,984 △5,659
株主資本合計 89,045 89,629
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,378 1,519
繰延ヘッジ損益 50 13
為替換算調整勘定 470 1,186
退職給付に係る調整累計額 21 30
その他の包括利益累計額合計 1,921 2,750
非支配株主持分 4,095 4,238
純資産合計 95,062 96,618
負債純資産合計 237,004 233,461
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 188,859 223,009
売上原価 167,218 195,875
売上総利益 21,641 27,133
販売費及び一般管理費 17,206 18,832
営業利益 4,434 8,300
営業外収益
受取利息 62 68
受取配当金 132 111
受取手数料 86 99
為替差益 - 114
その他 352 343
営業外収益合計 634 738
営業外費用
支払利息 156 148
持分法による投資損失 284 403
為替差損 256 -
その他 32 33
営業外費用合計 730 586
経常利益 4,338 8,452
特別利益
固定資産売却益 1 2
投資有価証券売却益 39 11
負ののれん発生益 7,963 -
事業譲渡益 7 7
米国子会社資金流出事案に伴う見積損失戻入 - 172
その他 11 15
特別利益合計 8,023 209
特別損失
減損損失 - 36
固定資産除却損 15 9
投資有価証券評価損 163 56
関係会社清算損 - 174
貸倒引当金繰入額 - 131
その他 56 24
特別損失合計 235 432
税金等調整前四半期純利益 12,126 8,229
法人税、住民税及び事業税 1,107 2,130
法人税等調整額 317 339
法人税等合計 1,424 2,469
四半期純利益 10,701 5,759
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,772 5,624
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰
△70 135
属する四半期純損失(△)
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 994 135
繰延ヘッジ損益 △28 △36
為替換算調整勘定 △727 621
退職給付に係る調整額 13 8
持分法適用会社に対する持分相当額 57 106
その他の包括利益合計 309 835
四半期包括利益 11,011 6,595
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 11,085 6,453
非支配株主に係る四半期包括利益 △73 142
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 12,126 8,229
減価償却費 1,505 1,869
減損損失 - 36
のれん償却額 56 56
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 4 8
貸倒引当金の増減額(△は減少) 15 △61
受取利息及び受取配当金 △363 △180
支払利息 156 148
持分法による投資損益(△は益) 284 403
投資有価証券売却損益(△は益) △39 △10
投資有価証券評価損益(△は益) 163 56
負ののれん発生益 △7,963 -
米国子会社資金流出事案に伴う見積損失戻入 - △172
売上債権の増減額(△は増加) 10,547 12,706
棚卸資産の増減額(△は増加) 1,835 △12,908
未収入金の増減額(△は増加) 1,607 1,749
前渡金の増減額(△は増加) △393 △320
仕入債務の増減額(△は減少) △21,540 △10,121
未払費用の増減額(△は減少) △993 550
未収消費税等の増減額(△は増加) 285 △244
その他の流動資産の増減額(△は増加) 24 △181
その他の流動負債の増減額(△は減少) △2,298 △1,731
その他 △265 174
小計 △5,242 58
利息及び配当金の受取額 203 189
利息の支払額 △163 △146
法人税等の支払額 △1,814 △2,286
その他 - 171
営業活動によるキャッシュ・フロー △7,017 △2,013
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3,289 △1
定期預金の払戻による収入 390 466
有形固定資産の取得による支出 △1,290 △1,586
有形固定資産の売却による収入 15 14
無形固定資産の取得による支出 △691 △723
投資有価証券の取得による支出 △851 △883
投資有価証券の売却による収入 204 215
短期貸付けによる支出 △140 -
長期貸付けによる支出 - △1,179
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 2,707 -
その他の支出 △73 △137
その他の収入 22 116
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,996 △3,699
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,166 6,607
長期借入金の返済による支出 △639 △652
自己株式の取得による支出 △0 △3,675
配当金の支払額 △1,088 △1,372
その他 △292 △378
財務活動によるキャッシュ・フロー △855 529
現金及び現金同等物に係る換算差額 △236 194
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △11,105 △4,989
現金及び現金同等物の期首残高 42,693 44,333
現金及び現金同等物の四半期末残高 31,588 39,343
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年8月5日開催の取締役会決議に基づき、自己株式1,231,700株の取得を行いました。この結果、
当第2四半期連結累計期間において自己株式が3,674百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末において自己株
式が5,659百万円となっております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転したと判断した時
点で、当該財またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、顧客との約束が財またはサービスを他の当事者によって提供されるように手配する履行義務である
場合には、代理人として純額で収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第2四半期連結累計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第2四半
期連結累計期間の期首の剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第2四半期連結累計期間の期首より前までに従前の
取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、従来の方法と比べて、当第2四半期連結累計期間の売上高が2,358百万円減少しております。営業利
益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高への
影響は軽微であります。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期連結財務諸表への影
響はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大にともなう会計上の見積りについて)
固定資産の減損および繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りにつきましては、当第2四半期連結会計
期間末日現在で入手可能な情報に基づき実施しており、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した内容から重要
な変更はありません。
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加賀電子株式会社(8154)2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益及び包
調整額
括利益計算
電子部品 情報機器 ソフトウェア その他 (注)1
計 書計上額
事業 事業 事業 事業
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 156,887 23,192 1,274 7,505 188,859 - 188,859
セグメント間の内部
1,280 2,569 513 2,030 6,394 △6,394 -
売上高又は振替高
計 158,167 25,761 1,788 9,536 195,254 △6,394 188,859
セグメント利益 3,083 1,160 86 36 4,366 68 4,434
(注)1.セグメント利益の調整額68百万円には、セグメント間取引消去68百万円が含まれております。
2.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益及び包
調整額
括利益計算
電子部品 情報機器 ソフトウェア その他 (注)1
計 書計上額
事業 事業 事業 事業
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 194,406 18,713 1,237 8,651 223,009 - 223,009
セグメント間の内部
1,484 2,310 349 3,306 7,451 △7,451 -
売上高又は振替高
計 195,891 21,023 1,587 11,957 230,460 △7,451 223,009
セグメント利益又は
7,123 910 △109 320 8,245 55 8,300
損失(△)
(注)1.セグメント利益の調整額55百万円には、セグメント間取引消去55百万円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
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