8153 モスフード 2019-05-10 15:00:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 10 日
各 位
会 社 名 株式会社モスフードサービス
代表者名 代表取締役社長 中村 栄輔
(コード:8153 東証第1部)
問合せ先責任者 常務取締役執行役員 福島 竜平
(TEL.03-5487-7371)
中期経営計画策定に関するお知らせ
当社グループは、2019 年度を初年度とする 3 年間の中期経営計画を策定しましたのでお知らせいた
します。
1.中期経営計画の策定について
当社グループは、「人間貢献・社会貢献」の経営理念のもと、 「感謝される仕事をしよう」という
創業の心を大切にし、経営ビジョンの「食を通じて人を幸せにすること」の実現に一貫して取り組
んでおります。また、前中期経営計画(2016~2018 年度)にて掲げた全社ミッション「世界で認め
られる日本の美味しさとおもてなしを確立する」を実現するため、国内および海外での事業拡大に
取り組んでおります。
2019 年度から始まる 3 年間の中期経営計画においては、モスバーガー事業(国内)の業績回復を
最優先課題と位置付けております。また、モスバーガー事業(海外)およびその他飲食事業につい
ては、グループの中長期的な成長領域として位置づけ、経営資源の配分にメリハリを付けながら積
極的な展開を目指して参ります。
2.中期経営方針
着実な売上成長を図りながら、中長期的な成長を見据えた投資を大胆に実行して参ります。具体
的には、マーケティング施策の見直しと強化を図ることで、時短・増税等の減収要因をカバーしな
がら、既存店業績の改善を目指します。同時に、国内・海外ともに構造改革に取り組み、中計後半
から 2022 年度以降に成長を加速するための土台をつくります。
・国内モスバーガー事業の収益性改善を最優先
・海外市場で成長を加速する仕組みの整備
・新たなビジネスへの積極的な投資
・働き方改革・デジタル技術の活用を推進
3.中期目標
2021 年度 トップライン※目標 2021 年度 連結業績目標
モスバーガー事業(国内) 1,150 億円 売上高 785 億円
モスバーガー事業(海外) 350 億円 営業利益 37 億円
その他飲食事業全店売上高 50 億円 親会社株主に帰属する当期純利益 25 億円
合計 1,550 億円 営業利益率 4.7%
ROE 5.2%
※トップライン=飲食店ビジネスの店舗売上高+その他ビジネスの売上高
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4.セグメントごとの中期計画
(1)モスバーガー事業
国内:中期方針「モスバーガーの復活と新生」
既存店成長
お客様のニーズを起点とする、マーケティングの見直し
デリバリー/テイクアウトサービス強化
出店・改装推進
多様化するお客様の利用動機に、より合致する店づくり
FC 加盟店へのインセンティブ制度の導入
基盤強化
デジタル技術の活用による店舗オペレーション改革
スタッフが長く働き続けられる採用・育成の仕組み整備
加盟店オーナーの世代交代、社員独立の推進
海外:中期方針「国際フランチャイズビジネスモデルの創出」
出店加速
現地ニーズへの柔軟な対応による既存国深耕
新規国展開
ASEAN 域内のバリューチェーン整備
ASEAN 域内における安全・安心な食材供給体制の構築
現地採用人材の教育・研修の充実
(2)その他飲食事業
中期方針「既存事業の自立運営と新たな付加価値の創造」
FC 展開に向けた成功モデルの確立
育成業態の改善継続(ミアクッチーナ、マザーリーフティースタイル、玄米食堂あえん 等)
M&A 機会の活用
国内パッケージの海外展開
既存進出国におけるニーズ探索
本部収益の多様化
モスブランドを活用した新ビジネス展開
(3)全社横断テーマ
中期方針「モス社員の幸せを実現するための働き方改革」
働き方改革
同一労働同一賃金等の法制度への対応
健康経営の推進
SDGs の推進
「人間貢献・社会貢献」の実践を通じた社会課題の解決
5.株主還元の基本方針
当社は業績や経営環境との連動を図りつつ安定的な利益還元を継続することを基本方針としてい
ます。また株主の皆様との対話機会の創出に積極的に取り組んでおります。
以 上
※ 上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報にもとづき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含んで
おります。実際の業績等は予想数値と異なる場合があります。
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