8151 東陽テクニカ 2019-11-05 14:00:00
2019年9月期決算について（ニュースリリース） [pdf]
発行No.68009
2019年11月5日
株式会社東陽テクニカ
東陽テクニカ、2019年9月期決算発表
前期比 増収・営業利益増益、配当金は3円増の33円へ
5Gビジネスが伸張
㈱東陽テクニカ（8151︓東京都中央区 五味勝社長）は、本日（2019年11月5日）午後２時、
TDnetにおいて2019年9月期の決算を発表しました。
【概要】
売上高は255億4千7百万円（前期比+8.3％）、営業利益は18億6千1百万円（前期比+30.4%）、
経常利益は18億6千5百万円（前期比+29.1%）、親会社株主に帰属する当期純利益は11億4千1百万
円（前期比▲6.5%）でした。この結果、１株あたり年間配当金は前期比3円増の33円となります。
中期経営計画（目標数値︓2021年9月期、売上高260億円、営業利益20億円、ROE5%）につきま
しては、計画達成に向け実行した施策の結果が反映され、また、5G（第5世代移動通信システム）ビジネスの
伸張もあり、順調に進捗しております。詳しくは、同日付でTDnetに掲載しております決算説明資料をご参照くだ
さい。
【売上動向】
国内取引高は243億2千9百万円（前期比+8.6％）で、海外取引高は12億1千8百万円（前期比
+2.8％）でした。
セグメント別では、情報通信／情報セキュリティ分野では、5Gに対応する試験装置の需要が高まっており、売
上を大きく伸ばすことができました。さらに、主力のキャリア向けネットワーク機器性能試験装置や、自社製品
SYNESISの販売も好調で、売上・利益共に大幅に増加しました。自動車関連の研究開発投資が引き続き旺
盛であったことなどから、機械制御／振動騒音、物性／エネルギーの各分野でも売上が好調に推移しました。
【受注動向】
情報通信／情報セキュリティ分野で、5Gに対応する大型試験装置の複数受注があり、機械制御／振動騒
音分野のセンサーや、EMC／大型アンテナ分野の国内外の自動車関連も好調でした。一方、物性/エネルギー
分野の電源関連や、ライフサイエンス／マテリアルズ分野の新しい電子顕微鏡ビジネスは低調でした。
その結果、受注高は256億円で前期に比べ16億5千万円増（前期比+6.9％）と増加しました。
【受注残動向】
受注残は、79億4千8百万円で前期に比べ5千3百万円増（前期比+0.7%）となりました。
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【売上総利益率】
売上総利益率は前期比1.4ポイント低下し43.4％となり、売上総利益は111億円（前期比＋5.0%）と
なりました。売上総利益率の低下は、複数の大型試験装置の納入があったことが要因です。なお、当期（2018
年10月～2019年9月）の平均為替レートは対ドルで110円（前期111円）、対ユーロで125円（前期
132円）でした。
【経費】
経費は92億3千9百万円で、前期比+1.0％の増加となりました。新規ビジネス立ち上げや中国・米国へのビ
ジネス展開のための先行投資、自動車関連計測設備の増強を含めて、計画どおりでした。
【当期純利益】
2019年9月期は、営業利益・経常利益ともに前期比増益でしたが、前期に比べ実効税率が高くなったため、
当期純利益のみ前期比減益となりました。
【連結対象子会社】
東揚精測系統（上海）有限公司、東陽精測國際有限公司、TOYOTech LLC、PolyVirtual Corpo-
ration、北京普利科技有限公司
【2020年9月期 通期予想】
売上高 256億円、営業利益 19億円、経常利益 20億円、当期純利益 14億円、
配当金1株あたり年38円（うち、中間配当 14円）
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社 東陽テクニカ
と と き しゅうぞう
常務取締役 十時 崇蔵
Tel:03-3279-0771 Fax:03-3246-0645 E-Mail:toyo-ir@toyo.co.jp
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更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
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