8151 東陽テクニカ 2019-07-30 14:00:00
2019年9月期第3四半期決算補足説明資料 [pdf]

     2019年9月期 第3四半期
     決算補足説明資料



        2019年7月30日



TOYO Corporation
                   決算概要




TOYO Corporation    2
受注動向

         第2四半期に引き続き、好調に推移

       受注高   201.7億円
       前年同期比 +33.8億円(+20.2%)

   5Gビジネス                 JAXA衛星関連
大型試験装置の複数受注              大型プロジェクトの受注

    ※5G(第5世代移動通信システム)は、第2四半期に引き続き
     第3四半期も受注獲得。
     JAXA衛星関連は第2四半期に受注済み。
TOYO Corporation     3
2019年9月期第3四半期の受注トピックス

    【国内】
     5Gビジネス大型試験装置
     通信関連メーカ向け   受注高 4.8億円

        ハブ結合式シャシダイナモメータシステム
        自動車関連メーカ向け 受注高 1.5億円

    【自社製品・米国初受注】
     “SYNESIS”100GEパケットキャプチャシステム
     米国国立研究所向け 受注高 18百万円


TOYO Corporation      4
受注残の状況
     5Gの複数受注と衛星関連の受注により、大きく増加
     受注残高 101.0億円
     前年同期比 +37.0億円(+57.8%)
   ※5Gと衛星関連の受注案件は、2019年9月期第4四半期から来期以降にかけて順次納入予定
   120 億円
                                                                                                             101億円
    100

       80
                                                                         64億円
                                     55億円
       60

       40

       20

         0
                   2017/9   2017/9   2017/9   2017/9   2018/9   2018/9   2018/9   2018/9   2019/9   2019/9   2019/9
                     Q1       Q2       Q3       Q4       Q1       Q2       Q3       Q4       Q1       Q2       Q3


TOYO Corporation                                                5
業績サマリー
     前年同期比 増収も減益
 四半期純利益が大きく減少しているのは、前年同期に特別利益にて、投資有価
証券売却益3.7億円を計上したため。(当四半期は0.5億円)
                   2019/9             2018/9
                             構成比                構成比      増減額      増減率
                     Q3                 Q3

         売上高       179.6億円   100.0%   179.1億円   100.0%   +0.4億円   +0.2%

     売上総利益         80.2億円    44.7%    81.1億円    45.3%    △0.8億円   △1.1%

     販売費及び
                   67.2億円    37.5%    66.7億円    37.2%    +0.5億円   +0.9%
     一般管理費

       営業利益        13.0億円     7.2%    14.4億円     8.1%    △1.4億円 △10.1%

       経常利益        13.0億円     7.2%    14.2億円     8.0%    △1.2億円   △8.6%

   四半期純利益           8.4億円     4.7%    12.0億円     6.7%    △3.5億円 △29.7%

TOYO Corporation                      6
セグメント別の業績
2019年9月期第3四半期
               情報通信/     機械制御/振    物性/      EMC/         海洋/     ソフトウェア   ライフサイエンス/
                                                                                       全社        合計
              情報セキュリティ    動騒音     エネルギー    大型アンテナ        特機      開発支援      マテリアルズ


 売上高          44.1億円     45.5億円   33.2億円   21.4億円       11.4億円   10.3億円   13.4億円        ー      179.6億円

セグメント
               2.2億円     9.7億円    4.1億円    △0.1億円       2.8億円    1.5億円     0.5億円      △7.9億円   13.0億円
 利益


2018年9月期第3四半期
               情報通信/     機械制御/振    物性/      EMC/         海洋/     ソフトウェア   ライフサイエンス/
                                                                                       全社        合計
              情報セキュリティ    動騒音     エネルギー    大型アンテナ        特機      開発支援      マテリアルズ


 売上高           37.5億円    44.7億円   31.5億円   25.1億円       17.7億円   11.2億円   11.1億円        ー      179.1億円

セグメント
              △0.3億円     10.4億円   5.0億円    0.1億円        5.4億円    2.8億円    △0.2億円      △8.7億円   14.4億円
 利益


前年同期増減
               情報通信/     機械制御/振    物性/      EMC/         海洋/     ソフトウェア   ライフサイエンス/
                                                                                       全社        合計
              情報セキュリティ    動騒音     エネルギー    大型アンテナ        特機      開発支援      マテリアルズ


 売上高          +6.5億円     +0.8億円   +1.7億円   △3.7億円       △6.3億円   △0.9億円   +2.3億円        ー      +0.4億円

セグメント
              +2.5億円     △0.6億円   △0.8億円   △0.2億円       △2.6億円   △1.3億円   +0.7億円      +0.7億円   △1.4億円
 利益




TOYO Corporation                                    7
セグメント別の状況説明
          情報通信/情報セキュリティ
      第2四半期に引き続き、5Gの大型試験装置を複数受注。主力のキャリア向けネット
     ワーク機器性能試験装置、自社製品SYNESISの販売が好調。情報セキュリティのビ
     ジネスについては立ち上げ中のため、引き続き経費が先行。
          機械制御/振動騒音
      センサーの新規事業の販売が好調。自社開発中の自動運転車両向け開発支援シ
     ステムの開発や米国事業立ち上げのために経費が増加。
          物性/エネルギー
      自動車向け次世代電池やパワーエレクトロニクスの評価システムの販売が堅調。電池
     の基礎研究分野向け自社開発システムの販売も順調。米国での新規ビジネス立ち上
     げなどの経費が増加。
          EMC/大型アンテナ
      主要顧客である国内外の自動車関連市場への受注が継続して堅調。顧客の都合
     (設置場所など)により複数の大型システムが納入遅延し売上が減少。受注残が大幅
     に増加。

TOYO Corporation          8
セグメント別の状況説明
          海洋/特機
      製品のコモディティ化による価格競争の激化、前期にあった大型システムの販売が今
     期には無かったこと、一部の製品の納入が遅れたことにより売上が大幅に減少。一方、
     防衛省向けの受注が好調だったため受注残が大幅に増加。
          ソフトウエア開発支援
      主力の静的解析ツールやセキュリティ脆弱性検査ツールの販売が堅調に推移したが、
     延期となった案件もあり、売上は若干の減少。仕入コスト増により営業利益が低下。
          ライフサイエンス/マテリアルズ
      医療機関向けの画像診断システムや国内医療機器メーカ向けOEM製品、電子顕
     微鏡などの売上が順調に推移。立ち上げ中の新しい電子顕微鏡ビジネスは、第4四半
     期から素材開発業界を中心に受注を見込む。




TOYO Corporation            9
   配当について
【利益配分に関する基本方針】(2015年9月期より実施)
 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営施策と考えており、健全な財務体
質を維持することを前提に、配当性向の下限を連結当期純利益の60%程度とし、経
営環境を勘案した積極的な配当を行ってまいります。一方で、資本効率の向上のため
に自己株式の取得を適宜検討してまいります。

【当期の配当】                           (円/株)

          2019年    中間        期末   年間
           9月期     12        20   32
※第2四半期にて、当初の配当予想から2円増配(期末18円⇒20円)

TOYO Corporation        10
   2019年9月期通期業績予想
     通期業績予想変更なし
                   2019年9月期    2019年9月期
                                                差額
                   第3四半期実績     通期業績予想                   前期実績
                                              (B)-(A)
                      (A)         (B)
売上高                  179.6億円        240.0億円   60.3億円    235.9億円

営業利益                 13.0億円         15.0億円     2.0億円    14.2億円

経常利益                 13.0億円         15.0億円     1.9億円    14.4億円

四半期(当期)純利益            8.4億円         11.0億円     2.5億円    12.2億円

一株当たり純利益              34.31円         44.92円         ー    49.38円

年間配当                      ー          32.00円         ー    30.00円



TOYO Corporation               11
                   APPENDIX




TOYO Corporation      12
会社概要
 会社概要
                   商       号   株式会社東陽テクニカ                  資       本   金 41億5,800万円
                   英 文 商 号     TOYO Corporation            従   業   員   数 521名(連結) / 487名(単体)
                                                                                    *2018年9月30日現在
                   代   表   者   代表取締役社長 五味         勝
                   本 社 住 所     東京都中央区八重洲一丁目1番6号 上場証券取引所 東京証券取引所市場第一部 コード : 8151
                   設       立   1953年9月4日                   W e b サ イ ト https://www.toyo.co.jp/




 役         員
                   代表取締役社長       五味    勝                   社外取締役           秋山 延義
                   常 務 取 締 役     十時 崇蔵                     社外取締役           大久保 信行
                   常 務 取 締 役     高野 俊也                     常勤監査役           野﨑 一彦
                   取   締   役     加藤 典之                     監   査       役   森川 紀代
                   取   締   役     小野寺 充                     監   査       役   堀之北 重久
                   取   締   役     熊川    靖




TOYO Corporation                                      13
財務推移
                                   売上高                                          自己資本
           (億円)                                         (億円)

                      237                         235              317
           250                      216    215          350               301                  299
                             209                                                 287    290
                                                        300
           200
                                                        250
           150                                          200

           100                                          150
                                                        100
            50
                                                         50
                0                                            0
                     2014   2015   2016   2017   2018             2014   2015   2016   2017   2018


                                   営業利益                                         当期利益
          (億円)                                          (億円)

                                                                  17
           30        26                                 18
                                                        16
                                                        14                                     12
           20                                           12                10
                                    13            14    10                        8
                             12            12
                                                         8
           10                                            6                               4
                                                         4
                                                         2
            0                                            0
                    2014    2015   2016   2017   2018            2014    2015   2016   2017   2018


                                                                         (事業年度:10月1日から翌年9月30日まで)

TOYO Corporation                                        14
 企業理念
 “はかる”技術で未来を創る
  はかる技術のリーディングカンパニーとして、豊かな社会、
  人と地球に優しい環境創りに貢献する
 テクノロジーインターフェース
  最先端の計測ソリューションを世界の産業界に提供し、
  技術革新を支援・促進する
 企業価値の向上
  計測システム・製品・サービスを創造し続けることで
  企業価値を向上させ、ステークホルダーと社員に繁栄をもたらす
行動指針
 プロフェッショナルであれ      誠実に物事に取り組み、品位と能力の向上に努める
 イノベーターであれ         柔軟な発想と勇気を持って、新しい技術や事業に挑戦する
TOYO Corporation         15
   当社の事業特性
     事業内容
海外の高性能、最先端の計測ソリューションを研究開発市場へ提供する
                                Biomation社製ロジックアナライザ
                                (1976年発売)




  ビジネスモデル
   ・研究開発市場に特化           ニッチ市場
   ・販売後は手厚い技術サポートを提供    高利益率
   ・カスタマイズにより価値を付加



                                東陽テクニカ製パケットキャプチャ
                                (2015年発売)



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“はかる”技術で、未来を創る。


世界最高水準の“はかる”技術

    あらゆる分野における最先端計測機器・技術を提供
    自社開発製品・サービスによる新たな価値の創出
    日本国内だけでなく世界のマーケットへ向けてビジネスを展開



                          代表取締役社長 CEO
                               五味 勝


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あらゆる分野で活躍する、東陽テクニカの“はかる”技術


                   情報通信                        海洋 / 特機




             機械制御 / 振動騒音                      ソフトウェア開発支援
                                  世界最高水準の
                                   計測技術

          物性 / エネルギー                          ライフサイエンス / マテリアルズ




                   EMC / 大型アンテナ             セキュリティ&ラボカンパニー




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自社開発 / カスタマイズ

    最先端計測機器の輸入事業を通じて蓄積したノウハウをもとにしたオリジナル製品の開発
    海外メーカーの先進計測機器のカスタマイズ
    異なる製品や技術を組み合わせて高度な計測ソリューションを実現
              主な開発製品
              パワーブースター            二次電池特性計測システム        液晶材料評価システム
              比抵抗 / ホール効果測定システム   多チャンネル自己放電評価システム    モータトルク自動測定システム
              強誘電体特性評価システム        矩形波インピーダンス測定システム    車載型ブレーキ解析装置
              燃料電池評価システム          インピーダンス解析支援ソフトウェア   DDoS対策システム




                   強誘電体特性評価システム   インピーダンス解析支援ソフトウェア   多チャンネル液晶材料評価システム




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 ワン・テクノロジーズ・カンパニー

 東陽テクニカの持つシーズをベースとした新製品開発と新規事業立ち上げを担う社内カンパニーです。
 “はかる”技術を追求し、テクノロジーイノベーターとして世界で“オンリーワン”、“ナンバーワン”の革新的な製品
 とソリューションを提供しています。

                           https://www.toyo.co.jp/onetech/



    主な開発製品
    パケットキャプチャ / 解析システム
    EMI自動測定ソフトウェア
    イミュニティ自動測定ソフトウェア
    不純物イオン測定装置
                         パケットキャプチャ / 解析シス   イミュニティ自動測定システム
                            テム「SYNESIS」




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技術研究所


                              自動運転に代表されるような、異なる分野の技術を
                              組み合わせて新たな価値を生み出す技術の複合
                              化・融合化へのニーズに応え、時代を先取りした新し
                              い技術を創り出します。




                   テクニカルリサーチラボ
                   最新技術の研究や製品のデモンストレーションなどを
                   行うオープンラボ。最先端の計測ソリューションを身近
                   に体感できます。
                                                   テクニカルリサーチラボ




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グローバルビジネス
 世界中のメーカーとのパートナーシップを通じて積み重ねてきた技術やノウハウをもとに開発した、
 自社オリジナルの計測システムやソリューションを世界のマーケットへ向けて提供しています。
                                                               東陽テクニカ本社   TOYO Tech
                                   北京普利科技        東揚精測系統




                   事業拠点

                          東揚精測系統
                                                                           Fremont
                                            北京                   東京
                                                                             Uila

                                                                          Santa Clara




                                            「自動車・情報通信・有機ELディスプレイ」
                            上海
                                                  計測事業への進出




                                        「EMC・バッテリー・燃料電池・液晶ディスプレイ」
                                                   計測事業
                     海外子会社

                     関連会社




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中期経営計画

当社グループでは成長市場における業容の拡大と、
環境変化に影響を受けない新たな事業モデルの確立を目指し、
成長のための投資を続けてまいりました。                中期経営計画

このたび中期経営計画を策定し、
これまでの投資を収益化することで、                  2021年9月期
                                   連結売上高
売上拡大を目指してまいります。                    260億円
                                   連結営業利益
                                    20億円
                                    ROE
  https://www.toyo.co.jp/TY2021     5.0%

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今日も社会のどこかで東陽テクニカ

      当社の活動と社会の関わりについて、ステークホルダー
      の皆様に知っていただくため、Webサイトを開設。
     【コンテンツ紹介】
     1. IoT教材による学校授業のイノベーション
     理科離れを防ぎ未来の科学者を育てる”IoT教材を活用した教育“
     2. 潜水艦探索への情熱にテクノロジーで答える
     第二次世界大戦後に海没処分された潜水艦「呂500」の探索にエンジニアが参加




  https://www.toyo.co.jp/social_contribution/
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   本資料にて開示されているデータおよび将来に関する予測は、本資料の発表日現在の判
   断や入手可能な情報に基づくものであり、経済情勢や市場動向の変化等、様々な理由に
   より変化する可能性があります。従いまして、本資料は、記載された目標・予想の達成およ
   び将来の業績を保証するものではありません。




                     お問い合わせ先
                   株式会社東陽テクニカ
                      経営企画部
                   toyo-ir@toyo.co.jp



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