8151 東陽テクニカ 2021-11-02 16:00:00
2021年9月期決算説明資料 [pdf]
株式会社東陽テクニカ
第69期 2021年9月期 決算説明資料
©TOYO Corporation
決算トピックス
増収増益(営業利益 38.1%増、純利益 20.6%増)
感染拡大による半導体や電子部品の不足により、広い
分野で納入遅延となり、売上に影響
2021年9月期 配当金は上方修正 43円予定
(中間16円支払い済み)
2022年9月期 配当金 50円(予想)
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目次
1. 2021年 9月期決算ハイライト
2. 2022年 9月期連結業績予想
3. 企業としての取り組み
4. はかる技術への取り組み
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1. 2021年 9月期決算ハイライト
2. 2022年 9月期連結業績予想
3. 企業としての取り組み
4. はかる技術への取り組み
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
ビジネス総括
注目分野
物性/エネルギー
全固体電池、EV向け急速充電が好調
情報通信/情報セキュリティ
5G、通信可視化、DDoS対策が堅調
海洋/特機
特機関連製品の受注が好調、売上は来期以降に貢献
ソフトウェア開発支援
ゲーム業界向けソフトウェア構成管理ツールが好調
海外ビジネス
中国:市場が回復し受注が好調、売上は来期以降に貢献
米国:感染拡大による活動制限により低調、営業活動は徐々に再開
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
業績ハイライト
増収増益
(億円) (億円) 2020年9月期 2021年9月期
260.0 25.0
240.0
20.0
220.0
200.0 15.0
180.0
160.0 10.0
140.0
5.0
120.0
100.0 0.0
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2020年 2021年
増減額 増減率
9月期 9月期
売上高 231.0億円 235.1億円 +4.0億円 +1.8%
営業利益 12.5億円 17.2億円 +4.7億円 +38.1%
経常利益 14.5億円 22.3億円 +7.8億円 +53.9%
当期純利益 14.3億円 17.3億円 +2.9億円 +20.6%
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
売上高推移(セグメント別)
(億円)
250
231億円 235億円
セキュリティ大型案件 情報通信/情報セキュリティ
200 64 68
自社製品SYNESIS
機械制御/振動騒音
150 半導体不足や電子部品
49 44 物性/エネルギー
の納入遅延
全固体電池 EMC/大型アンテナ
100 40 EV向け急速充電 49
海洋/特機
39
感染拡大による
33
50 大型案件納入遅延 ソフトウェア開発支援
14 13
15 ソフトウェア構成管理ツール 17
11 ライフサイエンス/マテリアルズ
0 10
2020年9月期 2021年9月期
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
営業利益(セグメント別)、経費
営業利益 38.1%増
情報通信/情報セキュリティの採算性の改善
物性/エネルギー(全固体電池/EV向け急速充電)の売上増
2020年 2021年
増減額
9月期 9月期
営業利益(合計) 12.5億円 17.2 億円 +4.7億円
セグメント別
情報通信/情報セキュリティ 0.8億円 7.6億円 +6.8億円
機械制御/振動騒音 9.5億円 7.4億円 △2.1億円
物性/エネルギー 5.7億円 8.5億円 +2.8億円
EMC/大型アンテナ 2.9億円 2.7億円 △0.2億円
海洋/特機 2.2億円 2.2億円 △0.1億円
ソフトウェア開発支援 2.5億円 3.8億円 +1.3億円
ライフサイエンス/マテリアルズ △1.0億円 △0.1億円 +0.9億円
全社費用(セグメント外費用) △10.1億円 △14.8億円 △4.7億円
経費 2021年9月期 85.9億円(2020年9月期 83.9億円)
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
経常利益、当期純利益、自己株式取得
2020年 2021年
増減額 増減率
9月期 9月期
経常利益 14.5億円 22.3億円 +7.8億円 +53.9%
当期純利益 14.3億円 17.3億円 +2.9億円 +20.6%
経常利益 前期比較 7.8億円増(53.9%増)
営業利益の増加、為替差益など
当期純利益 前期比較 2.9億円増(20.6%増)
自己株式取得 2021年9月期実績 959,000株
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
受注高推移(セグメント別)
(億円) 257億円
250 234億円 情報通信/情報セキュリティ
5G/ローカル5G 70
200 66
大型セキュリティ 機械制御/振動騒音
研究開発用センサー 47 物性/エネルギー
150 44
EMC/大型アンテナ
全固体電池 51
100 47 EV向け急速充電
海洋/特機
37
39 ソフトウェア開発支援
50
特機関連製品 23
13
15 ソフトウェア構成管理ツール 17 ライフサイエンス/マテリアルズ
10 12
0
2020年9月期 2021年9月期
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
受注残高推移(セグメント別)
前期比22億円増(28.6%増)
受注は順調に推移したことに加え、半導体や電子部品不足により
売上が遅れたため、受注残高が大きく増加
(億円)
97億円
100
情報通信/情報セキュリティ
15
80 75億円 機械制御/振動騒音
12
13
物性/エネルギー
60 8 20
EMC/大型アンテナ
18
40
29 海洋/特機
25
20 ソフトウェア開発支援
16
6 ライフサイエンス/マテリアルズ
2
0 4 4 1
2020年9月期 2021年9月期
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1. 2021年9月期 決算ハイライト
為替と売上総利益率
売上総利益率 為替 円/USD
55% 75
50% 85
45% 95
40% 105
35% 115
売上総利益率
為替レート
30% 125
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1. 2021年 9月期決算ハイライト
2. 2022年 9月期連結業績予想
3. 企業としての取り組み
4. はかる技術への取り組み
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2.2022年9月期 連結業績予想
2022年9月期業績予想値
(億円) (億円)
30.0 2020年9月期
280.0 2021年9月期
260.0 25.0 2022年9月期
240.0
20.0
220.0
200.0 15.0
180.0 10.0
160.0
5.0
140.0
120.0 0.0
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2022年9月期
2020年9月期 2021年9月期
予想値
売上高 231.0億円 235.1億円 260.0億円
営業利益 12.5億円 17.2億円 21.0億円
経常利益 14.5億円 22.3億円 23.0億円
当期純利益 14.3億円 17.3億円 16.0億円
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2.2022年9月期 連結業績予想
配当金予想 2022年9月期より
新しい配当方針に変更
詳細はP.18を参照下さい
(円/株)
55
50
(予想)
50 43
45 (予定)
40 38
35
33 30
30 期末
30 27
25 24
20
21
22
15
10 20 中間
14 16
5 12
8
0
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期 2022年9月期
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1. 2021年 9月期決算ハイライト
2. 2022年 9月期連結業績予想
3. 企業としての取り組み
4. はかる技術への取り組み
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3. 企業としての取り組み
「プライム市場」を選択
当社は2021年10月4日開催の取締役会において、株式会社東京証券取引所
(以下、東京証券取引所)の新市場区分について「プライム市場」を選択することを
決議いたしました。さらに新CGコードについても全項目にコンプライできるよう対応を進め
ています。
なお、当社は、2021年7月9日付で東京証券取引所より、2021年6月30日を
移行基準日とした「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次
判定結果について」を受領し、「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを
確認しております。
今後、東京証券取引所が定める申請スケジュールに従い、所定の手続きを進めて
まいります。
参照URL :新市場区分「プライム市場」選択に関する取締役会決議のお知らせ
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3. 企業としての取り組み
株主還元政策
新しい配当方針(2022年9月期~2024年9月期)
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営政策と考え、DOE(自己資本
配当率)4% または、連結配当性向60%のいずれか大きい配当額を選択して、
安定的かつ積極的な配当を行ってまいります。
<ご参考>2021年9月期までの配当方針:「連結配当性向60%程度」
自己株式取得
引き続き、自己株式の取得を適宜検討してまいります。
前中期経営計画“TY2021” における自己株式取得実績
・2019年9月期 273,700株
・2021年9月期 959,000株
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3. 企業としての取り組み
新・中期経営計画"TY2024"策定
持続的な企業価値の向上
当社グループでは、2022年9月期を初年度とする3ヵ年の新・中期経営計画
“TY2024”(2022年9月期~2024年9月期)を策定いたしました。
事業戦略、財務・資本戦略、経営基盤強化の3本柱を軸に成長戦略を実行し、
持続的な企業価値の向上によりステークホルダーへの還元を推進いたします。
■成長戦略 ■経営指標
連結売上高 連結営業利益 ROE
300億円 35億円 8.0%
参照URL:
https://www.toyo.co.jp/ir/management/plan/
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3. 企業としての取り組み
SDGsへの取り組み
持続可能な未来を創る“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、
社会課題の解決につながる新たな価値創造を推進
当社は、企業理念に基づいた事業活動そのものが
サステナビリティ推進であるという意識統一のもと、
SDGsの取り組みとして注力すべき事業領域や優先
課題の特定を行いました。その内容を当社Webサイ
トの「SDGs特設サイト」にて公開しています。
この優先課題をもとに、あらゆるイノベーションの基準
点となる“はかる”技術で社会や環境の課題解決に貢
献します。今後、優先課題に沿った事業内容や活動
目標など、特設サイトで順次公開してまいります。
参照URL:
https://www.toyo.co.jp/sustainability/
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1. 2021年 9月期決算ハイライト
2. 2022年 9月期連結業績予想
3. 企業としての取り組み
4. はかる技術への取り組み
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4. “はかる”技術への取り組み
セキュリティリスク可視化ソリューション「NetEyezTM Security」発売
脅威インテリジェンスを含めた複数機能を集約、セキュリティリスクの可視化を実現
当社は、自社開発製品のセキュリティリスク可視化ソリューション「NetEyezTM Security(ネットアイズ
セキュリティ)」を 2021年10月12日に発売しました。
同製品は、ネットワークの不正通信を分析し、わかりやすいユーザーインターフェースで最新の脅威情報
と検知状況を可視化、企業のセキュリティリスクに対して内部潜在脅威の早期発見・解決を支援する
ソリューションです。
近年、より高度化・巧妙化するサイバー攻撃
に対して、脅威インテリジェンスを含めた複数の
セキュリティ機能を1台に集約することで、効率
的かつ的確なセキュリティ対策を可能にし、
企業の快適なネットワーク利用を支援します。
参照URL: セキュリティリスク可視化ソリューション「NetEyezTM Security」
セキュリティリスク可視化ソリューション「NetEyezTM Security」発売
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4. “はかる”技術への取り組み
全周360度対応の実写映像再生ソフトウェア「Alpha Node」販売開始
EVや自動運転車両開発の効率化を支援
当社は、実写映像内をバーチャルドライビングできる、全周360度対応の実写映像再生ソフトウェア
「Alpha Node(アルファノード)」を、2021 年10月1日に日本ならびに米国で発売しました。
同製品は、全周360度の映像表示と、任意の領域での切り出し表示が可能なソフトウェアです。
円筒スクリーンや部分球スクリーンにも対応し、大型のドライビングシミュレータ設備での使用が可能で、
ADAS(先進運転支援システム)カメラ検証試験などにも適応します。
「Alpha Node」円筒スクリーンに投影した実写映像(左)と映像出力のイメージ(右)
参照URL: 大型ドライビングシミュレータやADASカメラ検証にも対応
全周360度対応の実写映像再生ソフトウェア「Alpha Node(アルファノード)」販売開始
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4. “はかる”技術への取り組み
特許戦略(2021年9月期中 7件の特許成立)
独自技術の自社開発製品を支える多様な特許発明
5G分野でも活躍するSYNESIS最高級機に
搭載の200Gbps高速パケットキャプチャ技術
全固体電池の電解質解析に特化した温度可変高インピーダンス試験機構
EMC試験における技術者の勘と経験を凌駕する
妨害電磁波発生源のAI推定機能からスペクトル
解析手法まで3件にわたる特許取得
自動車の異常を音により検知し、原因を予見する
異音発生源のAI推定機能
日本国内、および米国、中国でも特許を取得
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本資料にて開示されているデータおよび将来に関する予測は、本資料の発表日現在の判断
や入手可能な情報に基づくものであり、経済情勢や市場動向の変化等、様々な理由により
変化する可能性があります。従いまして、本資料は、記載された目標・予想の達成および将
来の業績を保証するものではありません。
お問い合わせ先
株式会社東陽テクニカ
経営企画部
toyo-ir@toyo.co.jp
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