8151 東陽テクニカ 2020-07-30 14:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年 7 月 30 日
各    位
                                        上場会社名            株式会社東陽テクニカ
                                        代表者名             代表取締役社長 五味 勝
                                        (コード番号           8151)
                                        問合せ先責任者          常務取締役 十時 崇蔵
                                        (TEL             03-3279-0771)

                       業績予想の修正に関するお知らせ
 最近の業績動向を踏まえ、2019 年 11 月 5 日に公表した 2020 年9月期の通期連結業績予想を下記の通り
修正いたしましたのでお知らせいたします。
                                        記


● 業績予想の修正について
    2020 年9月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年 10 月 1 日~2020 年9月 30 日)
                                                              親会社株主に帰属       1株当たり
                             売上高        営業利益        経常利益                     当期純利益
                                                               する当期純利益
                               百万円       百万円         百万円            百万円            円 銭
    前回発表予想(A)                  25,600     1,900       2,000          1,400          57.18
    今回修正予想(B)                  23,000     1,300       1,400          1,300          53.07
    増減額(B-A)                  △2,600      △600        △600           △100
    増減率(%)                     △10.2     △31.6       △30.0           △7.1
    (ご参考)前期実績
                               25,547       1,861     1,865          1,141          46.47
    (2019 年 9 月期)

修正の理由
 新型コロナウイルス感染拡大(以下、感染拡大)の影響、商品評価損の発生、および政策保有株式の売却見
込みを検討した結果、業績予想を修正いたしました。
<感染拡大の影響>
 当第 3 四半期は、第 2 四半期まで感染拡大の影響が軽微だった国内ビジネスにおいても、業績に影響を及
ぼす結果となりました。第 4 四半期においても引き続き納入遅れや活動制限などの懸念があります。
<商品評価損の発生>
 海外ビジネスにおいて、海外企業に大型システムの納入を行いましたが、感染拡大の影響もあり、同社は
契約履行が困難な状況にあることが判明しました。同社と協議を重ねましたが、契約金の回収は非常に難し
くなり、納入品の取戻しも容易ではない状況のため当第 3 四半期に商品評価損として約 2 億円を売上原価に
計上しました。なお、本件については法的手続きを進めております。また、他の案件において同様のリスク
が発生する可能性を調査し、現時点では可能性は非常に低いと考えております。
 また、当社の戦略投資として在庫を保有していた取扱いメーカが買収され、代理店契約解消の手続きを進
めております。現在、当該在庫について販売活動に注力すると共に、取り扱いについて買収元企業と交渉を
しておりますが、結果が出ない場合、第 4 四半期に商品評価損として最大で約 2 億円を売上原価に計上する
可能性があります。
<政策保有株式の売却>
 第 1 四半期に続き、第 4 四半期においても政策保有株の売却を予定しております。

配当予想について
 配当予想に関しては、2019 年 11 月 5 日に公表した金額から修正はありません。

 (注) 上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
                                                以 上