8145 中部水 2019-11-11 13:20:00
令和2年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
令和2年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
令和元年11月11日
上場会社名 中部水産株式会社 上場取引所 名
コード番号 8145 URL https://www.nagoya-chusui.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)脇坂 剛
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)中川 正一 TEL 052-683-3001
四半期報告書提出予定日 令和元年11月11日 配当支払開始予定日 令和元年12月9日
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期第2四半期の業績(平成31年4月1日~令和元年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期第2四半期 19,357 △0.7 94 141.0 166 52.9 109 44.1
31年3月期第2四半期 19,486 △2.9 39 △5.6 108 3.9 76 8.7
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益 1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期第2四半期 62.20 -
31年3月期第2四半期 42.70 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2年3月期第2四半期 15,066 12,553 83.3
31年3月期 15,450 12,811 82.9
(参考)自己資本 2年3月期第2四半期 12,553百万円 31年3月期 12,811百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
31年3月期 - 40.00 - 40.00 80.00
2年3月期 - 40.00
2年3月期(予想) - 40.00 80.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.令和2年3月期の業績予想(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 41,000 0.1 149 0.3 275 0.1 185 604.3 105.03
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期2Q 1,926,900株 31年3月期 1,926,900株
② 期末自己株式数 2年3月期2Q 165,572株 31年3月期 165,441株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年3月期2Q 1,761,362株 31年3月期2Q 1,780,822株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料の3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………… 6
第2四半期累計期間 …………………………………………………………… 6
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………… 7
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………… 8
(セグメント情報等) …………………………………………………………… 9
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易戦争の影響を受け世界経済が緩やかな
減速傾向にある中で、国内においても人件費や物流費の上昇などにより企業業績に減速感が強ま
るなど、依然として消費者の節約志向は根強く、先行きは不透明な状況で推移しております。
当業界におきましては、水産資源保護のための漁獲規制や自然環境の急激な変動で海水温が変
化したことなどによる漁獲量の減少、日本食ブームなどもあって海外における水産物需要の増加
による輸入水産物の減少、さらには市場外流通の増加など、厳しい経営環境となりました。
このような外部環境のもとで、当社は、限られた水産資源での販売競争に対応した調達力、営
業力の強化を図るとともに、業務の効率化や諸経費の削減を推し進めるなど、業績の向上と企業
体質の強化に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は、卸売部門が取扱数量は減少したものの、販売単価の上昇で増収となりま
したが、飼料工場で養鰻飼料の輸出の減少や配合飼料向け魚粉の生産量が減少するなど、全体で
19,357百万円(前年同四半期比0.7%減)となりました。経常利益は、利益率の改善による売上総利
益の増加、一般管理費の減少などにより166百万円(前年同四半期比52.9%増)となり、四半期純利
益は、109百万円(前年同四半期比44.1%増)となりました。
売上面に関しては、今後、自然の影響を受けやすい天然魚の漁獲量の減少に対して、出荷者と
の繋がりを深め、養殖魚や他魚種及び他海域からの集荷で対処する等、安定供給を図ります。利
益面では、個々の取引条件の見直しや工場原価及び一般管理費の削減により利益率の改善を図り
ます。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(卸売部門)
鮮魚は、養殖ウナギが順調な入荷により販売数量を伸ばし、量販店向け加工用養殖本マグロの
取扱増、養殖車エビが天然物の不漁で売上増となりましたが、養殖カンパチ、養殖真タイが餌の
高騰で入荷減、サンマ、ヤリイカの不漁、養殖アトランティックサーモンが高値で取扱減、ホタ
テ貝柱の入荷減で減収となりました。
冷凍魚は、北海道産ボイルホタテが漁獲減少による単価高で販売数量が減少し、カレイ類、ウ
ナギの取扱減で売上減となりましたが、タラバガニは価格高でも販売が伸長し、養殖バナメイエ
ビが量販店向けに販売増、加工原料の紋甲イカの順調な入荷があり増収となりました。
加工食品は、時サケの漁獲減による販売数量の減少、チリメンが豊漁により単価安となり、小
女子も入荷減少により売上減となりましたが、健康志向ブームによる納豆製品、ブランド色のあ
る餃子、加工原料であるカラスカレイの販売が好調で増収となりました。
この結果、売上高は18,683百万円(前年同四半期比0.0%増)、営業利益は175百万円(前年同四半
期比8.9%増)となりました。
(飼料工場部門)
養鰻用飼料は、韓国向け輸出飼料の売上減、配合飼料向け魚粉が原料不足により生産量が減少
したため、減収となりました。
この結果、売上高は358百万円(前年同四半期比24.0%減)、営業利益は9百万円(前年同四半期
比21.0%増)となりました。
(冷蔵工場部門)
コンビニ向けや給食関係の冷凍食品が順調な入庫で売上増となりましたが、コンテナ貨物の減
少により、減収となりました。
この結果、売上高は240百万円(前年同四半期比11.4%減)、営業利益は34百万円(前年同四半期
比58.9%増)となりました。
(不動産賃貸部門)
主な事業である賃貸マンションが順調に稼働した結果、売上高は74百万円(前年同四半期比
11.0%増)、営業利益は43百万円(前年同四半期比3.2%増)となりました。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態の変動状況
当第2四半期会計期間末における総資産は、15,066百万円となり、前事業年度末に比べ384百
万円(2.5%)減少しました。これは主に、現金及び預金の増加288百万円、商品及び製品の増加
273百万円などがありましたが、投資有価証券の減少833百万円、有価証券の減少200百万円など
によるものであります。
負債は、2,512百万円となり、前事業年度末に比べ126百万円(4.8%)減少しました。これは
主に、受託販売未払金の減少41百万円、退職給付引当金の減少11百万円などによるものでありま
す。
純資産は、12,553百万円となり、前事業年度末に比べ257百万円(2.0%)減少しました。これ
は主に、その他有価証券評価差額金の減少296百万円などによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は、財務活動の結果、配当金の支払額等に
より70百万円の減少となりましたが、営業活動の結果、売上債権の減少等により196百万円、投
資活動の結果、投資有価証券の償還による収入等により261百万円それぞれ増加となったため、
前事業年度末に比べ387百万円(10.3%)増加し、当第2四半期会計期間末には4,144百万円とな
りました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期累計期間におきまして、令和元年5月13日に公表いたしました業績予想との間に差
異が生じました。詳細につきましては、本日公表の「業績予想値と実数値の差異に関するお知ら
せ」をご参照ください。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,993,632 2,282,063
受取手形及び売掛金 2,073,751 1,896,484
有価証券 2,200,498 2,000,000
商品及び製品 1,560,672 1,834,552
仕掛品 49,982 46,034
原材料及び貯蔵品 394,016 399,171
その他 47,968 18,298
貸倒引当金 △13,336 △11,439
流動資産合計 8,307,186 8,465,165
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 763,617 797,354
その他(純額) 798,562 1,058,464
有形固定資産合計 1,562,179 1,855,819
無形固定資産 14,379 14,975
投資その他の資産
投資有価証券 5,460,194 4,626,260
その他 119,839 116,558
貸倒引当金 △13,568 △12,609
投資その他の資産合計 5,566,465 4,730,209
固定資産合計 7,143,025 6,601,004
資産合計 15,450,211 15,066,169
負債の部
流動負債
買掛金 1,430,074 1,556,701
受託販売未払金 150,602 109,256
未払法人税等 44,972 46,689
賞与引当金 47,940 45,000
資産除去債務 5,324 -
その他 249,235 147,657
流動負債合計 1,928,150 1,905,304
固定負債
退職給付引当金 377,597 365,635
その他 333,311 241,685
固定負債合計 710,908 607,321
負債合計 2,639,058 2,512,625
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(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,450,000 1,450,000
資本剰余金 1,045,772 1,045,772
利益剰余金 10,025,189 10,064,292
自己株式 △641,390 △641,716
株主資本合計 11,879,571 11,918,348
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 931,581 635,195
評価・換算差額等合計 931,581 635,195
純資産合計 12,811,153 12,553,543
負債純資産合計 15,450,211 15,066,169
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(2)四半期損益計算書
(第2四半期累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
売上高 19,486,814 19,357,768
売上原価 18,655,009 18,492,682
売上総利益 831,805 865,085
販売費及び一般管理費 792,541 770,440
営業利益 39,263 94,644
営業外収益
受取利息 9,445 8,899
受取配当金 36,005 38,194
受取手数料 15,656 15,313
その他 8,425 10,227
営業外収益合計 69,533 72,634
営業外費用
雑損失 80 1,069
営業外費用合計 80 1,069
経常利益 108,716 166,209
特別損失
投資有価証券評価損 - 7,728
特別損失合計 - 7,728
税引前四半期純利益 108,716 158,481
法人税、住民税及び事業税 26,940 42,404
法人税等調整額 5,725 6,515
法人税等合計 32,666 48,920
四半期純利益 76,049 109,561
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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 108,716 158,481
減価償却費 53,690 49,067
貸倒引当金の増減額(△は減少) △10,556 △2,855
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △3,190 -
賞与引当金の増減額(△は減少) △1,680 △2,940
退職給付引当金の増減額(△は減少) △3,253 △11,961
受取利息及び受取配当金 △45,451 △47,093
投資有価証券評価損益(△は益) - 7,728
売上債権の増減額(△は増加) 22,612 181,262
たな卸資産の増減額(△は増加) △349,559 △275,087
仕入債務の増減額(△は減少) 137,962 85,280
未払金の増減額(△は減少) 201,099 △18,152
未払費用の増減額(△は減少) 5,385 6,253
未払消費税等の増減額(△は減少) △81,966 5,261
その他 31,718 61,896
小計 65,525 197,139
利息及び配当金の受取額 48,044 52,107
法人税等の支払額 △34,583 △52,514
営業活動によるキャッシュ・フロー 78,986 196,731
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の償還による収入 400,000 300,000
定期預金の預入による支出 △24,500 △22,700
定期預金の払戻による収入 127,000 21,700
有形固定資産の取得による支出 △7,288 △343,327
有形固定資産の除却による支出 - △5,324
投資有価証券の取得による支出 △807,896 △301,758
投資有価証券の売却による収入 - 2,770
投資有価証券の償還による収入 - 600,000
その他 - 10,000
投資活動によるキャッシュ・フロー △312,684 261,359
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得による支出 △39 △326
配当金の支払額 △71,219 △70,396
財務活動によるキャッシュ・フロー △71,259 △70,722
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △304,957 387,369
現金及び現金同等物の期首残高 4,510,224 3,756,869
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,205,267 4,144,238
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第2四半期決算短信(非連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
合計
飼料工場 冷蔵工場 不動産賃貸 (注)1 計上額
卸売部門
部門 部門 部門 (注)2
売上高
外部顧客への
18,676,479 471,583 271,702 67,049 19,486,814 - 19,486,814
売上高
セグメント間
の内部売上高 5,280 - 59,267 - 64,548 △64,548 -
又は振替高
計 18,681,759 471,583 330,970 67,049 19,551,362 △64,548 19,486,814
セグメント利益 161,261 7,832 21,911 41,873 232,879 △193,615 39,263
(注)1 セグメント利益の調整額△193,615千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
合計
飼料工場 冷蔵工場 不動産賃貸 (注)1 計上額
卸売部門
部門 部門 部門 (注)2
売上高
外部顧客への
18,683,972 358,617 240,730 74,446 19,357,768 - 19,357,768
売上高
セグメント間
の内部売上高 4,033 - 60,341 - 64,374 △64,374 -
又は振替高
計 18,688,006 358,617 301,072 74,446 19,422,142 △64,374 19,357,768
セグメント利益 175,630 9,479 34,819 43,194 263,123 △168,479 94,644
(注)1 セグメント利益の調整額△168,479千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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