8145 中部水 2019-08-09 13:50:00
令和2年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
令和2年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
令和元年8月9日
上場会社名 中部水産株式会社 上場取引所 名
コード番号 8145 URL https://www.nagoya-chusui.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)脇坂 剛
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)中川 正一 TEL 052-683-3001
四半期報告書提出予定日 令和元年8月9日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期第1四半期の業績(平成31年4月1日~令和元年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期第1四半期 9,746 0.2 57 269.6 109 75.3 79 75.6
31年3月期第1四半期 9,723 △2.8 15 7.6 62 △0.7 45 5.7
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期第1四半期 44.97 -
31年3月期第1四半期 25.33 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2年3月期第1四半期 15,283 12,607 82.5
31年3月期 15,450 12,811 82.9
(参考)自己資本 2年3月期第1四半期 12,607百万円 31年3月期 12,811百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
31年3月期 - 40.00 - 40.00 80.00
2年3月期 -
2年3月期(予想) 40.00 - 40.00 80.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.令和2年3月期の業績予想(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
19,500
第2四半期(累計) 0.1 40 1.9 109 0.3 76 0.3 43.32
通期 41,000 0.1 149 0.3 275 0.1 185 604.3 105.03
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期1Q 1,926,900株 31年3月期 1,926,900株
② 期末自己株式数 2年3月期1Q 165,551株 31年3月期 165,441株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年3月期1Q 1,761,377株 31年3月期1Q 1,780,824株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料の3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………… 6
第1四半期累計期間 …………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………… 7
(セグメント情報等) …………………………………………………………… 8
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、雇用、所得環境の改善が進んでおりますが、米
中貿易摩擦の影響による世界経済の減速や10%への消費増税を控えるなど、依然として消費者の節
約志向は根強く、先行きは不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、水産資源の減少や気候の変動による漁獲量の減少、日本食ブームなどで
海外における水産物需要の増加による仕入価格の上昇など、厳しい経営環境となりました。
このような外部環境のもとで、当社は、販売競争に対応した調達力、営業力の強化を図るととも
に、業務の効率化や諸経費の削減を推し進めるなど、業績の向上と企業体質の強化に取り組んでま
いりました。
この結果、売上高は、飼料工場が養鰻飼料の輸出が減少し減収となりましたが、卸売部門での取
扱数量の減少を販売単価の上昇で補うことができ、全体で9,746百万円(前年同四半期比0.2%増)
となりました。利益については、利益率の改善による売上総利益の増加、一般管理費の減少などに
より79百万円の四半期純利益(前年同四半期比75.6%増)となりました。
売上面に関しては、今後も自然の影響を受けやすい天然魚の漁獲量の減少に対して、出荷者との
繋がりを深め、養殖魚や他魚種及び他海域からの集荷で対処するなど、安定供給を図ります。利益
面では、個々の取引条件の見直しや工場原価及び一般管理費の削減に努め、利益率の改善を図りま
す。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(卸売部門)
鮮魚は、養殖カンパチ、養殖マダイが餌の高騰による価格高で販売数量の減少、ホタテ貝柱が不
漁で減収となりましたが、養殖ブリの加工品の需要増による取扱増、養殖ウナギが順調な入荷によ
る売上増、量販店向け加工用養殖本マグロ、キハダ製品の売上増があり増収となりました。
冷凍魚は、カニが価格高騰による売上減、ボイルホタテが漁獲減少による取扱減となりました
が、加工原料のイカや鯛フレーク、ウナギは順調な販売、エビは価格高で増収となりました。
加工食品は、納豆製品、ブランド色のある餃子の販売が好調で、量販店向け銀サケが取扱量の増
加により売上増となりましたが、チリメンが入荷量の増加により単価安、小女子の入荷減少もあ
り、減収となりました。
この結果、売上高は9,408百万円(前年同四半期比1.7%増)、営業利益96百万円(同12.7%増)
となりました。
(飼料工場部門)
養鰻用飼料が、シラスウナギの減少により、韓国向け輸出用飼料の販売が減少し、減収となりま
した。
この結果、売上高は180百万円(前年同四半期比39.8%減)、営業利益は8百万円(同0.7%減)
となりました。
(冷蔵工場部門)
給食関係の冷凍食品が順調な入庫で取扱増となりましたが、倉庫の満庫状態が続き、貨物の荷動
きが悪く、減収となりました。
この結果、売上高は120百万円(前年同四半期比9.9%減)、営業利益は17百万円(同188.0%
増)となりました。
(不動産賃貸部門)
家賃収入などが堅調に推移した結果、売上高は36百万円(前年同四半期比8.2%増)、営業利益
は21百万円(同0.8%増)となりました。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末における総資産は、15,283百万円となり、前事業年度末に比べ167百万
円(1.1%)減少しました。これは主に、有価証券の増加601百万円、土地の増加168百万円、商品
及び製品の増加145百万円などがありましたが、投資有価証券の減少905百万円、現金及び預金の減
少168百万円などによるものであります。
負債は、2,675百万円となり、前事業年度末に比べ36百万円(1.4%)増加しました。これは主
に、繰延税金負債の減少94百万円、賞与引当金の減少37百万円などがありましたが、買掛金の増加
156百万円などによるものであります。
純資産は、12,607百万円となり、前事業年度末に比べ203百万円(1.6%)減少しました。これは
主に、その他有価証券評価差額金の減少212百万円によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期累計期間は、業績予想の想定内で推移しており、令和元年5月13日発表の業績予想
は変更しておりません。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,993,632 1,825,508
受取手形及び売掛金 2,073,751 2,098,354
有価証券 2,200,498 2,801,750
商品及び製品 1,560,672 1,705,746
仕掛品 49,982 40,780
原材料及び貯蔵品 394,016 367,159
その他 47,968 37,907
貸倒引当金 △13,336 △13,516
流動資産合計 8,307,186 8,863,691
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 763,617 798,778
その他(純額) 798,562 947,641
有形固定資産合計 1,562,179 1,746,419
無形固定資産 14,379 13,418
投資その他の資産
投資有価証券 5,460,194 4,554,460
その他 119,839 117,756
貸倒引当金 △13,568 △12,743
投資その他の資産合計 5,566,465 4,659,473
固定資産合計 7,143,025 6,419,310
資産合計 15,450,211 15,283,002
負債の部
流動負債
買掛金 1,430,074 1,586,858
受託販売未払金 150,602 141,614
未払法人税等 44,972 34,949
賞与引当金 47,940 10,153
資産除去債務 5,324 5,324
その他 249,235 257,845
流動負債合計 1,928,150 2,036,744
固定負債
退職給付引当金 377,597 377,822
その他 333,311 261,053
固定負債合計 710,908 638,876
負債合計 2,639,058 2,675,621
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,450,000 1,450,000
資本剰余金 1,045,772 1,045,772
利益剰余金 10,025,189 10,033,935
自己株式 △641,390 △641,665
株主資本合計 11,879,571 11,888,041
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 931,581 719,339
評価・換算差額等合計 931,581 719,339
純資産合計 12,811,153 12,607,380
負債純資産合計 15,450,211 15,283,002
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
売上高 9,723,629 9,746,740
売上原価 9,298,687 9,302,535
売上総利益 424,941 444,204
販売費及び一般管理費 409,473 387,042
営業利益 15,467 57,161
営業外収益
受取利息 3,146 5,340
受取配当金 32,813 34,917
その他 11,246 12,368
営業外収益合計 47,205 52,626
営業外費用
雑損失 80 87
営業外費用合計 80 87
経常利益 62,592 109,700
税引前四半期純利益 62,592 109,700
法人税、住民税及び事業税 25,288 35,107
法人税等調整額 △7,805 △4,610
法人税等合計 17,482 30,496
四半期純利益 45,109 79,203
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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中部水産㈱(8145) 令和2年3月期第1四半期決算短信(非連結)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
合計
飼料工場 冷蔵工場 不動産賃貸 (注)1 計上額
卸売部門
部門 部門 部門 (注)2
売上高
外部顧客への
9,256,094 299,902 133,573 34,059 9,723,629 - 9,723,629
売上高
セグメント間
の内部売上高 35,640 38,059 28,095 - 101,795 △101,795 -
又は振替高
計 9,291,734 337,961 161,669 34,059 9,825,424 △101,795 9,723,629
セグメント利益 85,538 8,636 6,167 21,646 121,989 △106,521 15,467
(注)1 セグメント利益の調整額△106,521千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
合計
飼料工場 冷蔵工場 不動産賃貸 (注)1 計上額
卸売部門
部門 部門 部門 (注)2
売上高
外部顧客への
9,408,974 180,549 120,363 36,852 9,746,740 - 9,746,740
売上高
セグメント間
の内部売上高 1,819 - 29,911 - 31,731 △31,731 -
又は振替高
計 9,410,793 180,549 150,275 36,852 9,778,471 △31,731 9,746,740
セグメント利益 96,363 8,575 17,763 21,819 144,522 △87,361 57,161
(注)1 セグメント利益の調整額△87,361千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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