8140 リョーサン 2020-05-14 16:00:00
株式会社リョーサン 長期ビジョン RSイノベーション2030 [pdf]
株式会社リョーサン 長期ビジョン
RSイノベーション2030
2020年5月14日
長期ビジョンの作成にあたり
当社はこの度、今後10年間を展望した新たな長期ビジョンとして、「RSイノベーション
2030」を策定しました。
2019年に第10次中期経営計画を凍結して以降、新たな成長の絵姿を整理すべく
準備を進めて参りましたが、新型コロナウィルスの影響により、足元の経営環境の
不透明感が拡大しつつある状況であることに鑑み、投資家を始めとするステーク
ホルダーの皆様に、新たな体制での当社の長期的な方向性をお示しするべく、今回
このビジョンを取り纏めることと致しました。
この長期ビジョンとその実現に向けてのイノベーション推進の具体施策として、
第11次中期計画を本年下期を目標に別途お示しして参ります。
2
2
リョーサン長期ビジョン
RSイノベーション2030
3
3
長期ビジョン RSイノベーション2030の位置付け
過去の取組み、当社の強み・弱みを総括し長期的視点に立った方向性
を整理。
2020年度は危機対応に軸足を置いた事業運営。
2021年度より持続的成長に向けた新たな取り組みに着手。
• 事業・業界環境の変化
• マクロ経済の減速
2020年度
収益向上
第10次中期経営 第11次中期経営
計画
対応策 計画
2020 2021
2030
事業体質 危機対応に
改善への 軸足置いた
取組み 経営
4
4
リョーサンの強み 重きを置きたい付加価値
リョーサンの強み
お客様のビジネスの「現場にこだわる 当社になら「安心」してご依頼頂ける
DNA」「現場力」 ということ ~ 安心
幅広いお客様との接点・経験に裏打 「当社ならでは」を持つということ
ちされた仕様書の行間が読める技術 ~ ユニーク
的な「勘どころ」力 迅速に対応するということ
これらを可能にする強い財務体力 ~ スピード
スピード
現場にこだわる 「勘どころ」力
DNA
ユニーク
安心
財務基盤
5
5
2030年に目指すグループの姿
エレクトロニクスの領域で、社会にとっての
安心・最適を創り出していく企業
半導体・電子部品のみならず、現場で求め
エレクトロニクスの領域 られるあらゆるニーズに対応する。
お客様・サプライヤー・社員・株主等様々
社会にとって
なステークホルダーに貢献する。
最新のテクノロジーからBest Fitなサービス
安心・最適を創る
、新たな付加価値を提供する。
6
6
目指すべき姿実現に向けての基本方針:成長に向けての3つのイノベーション
「現場にこだわる」当社DNAを活かし、ビジネス、ネットワーク、チャネル3つの
イノベーションを成長の柱と位置付ける。
ビジネス・イノベーション
積極的リスクテイクを通じた
新たなビジネスモデル・付加
価値の提供。
ネットワーク・イノベーション チャネル・イノベーション
内外サプライヤーネット 販売チャネル見直し・強化
ワークを強化し、あらゆる による内外顧客ネットワー
お客様ニーズへ対応。 クの拡充。
売上高5,000億円 ROE8% への挑戦
7
7
実現に向けての事業インフラの整備:5つのイノベーション
成長を支える事業インフラとして「業務プロセス」「技術力(ナレッジ)」「人材
(リソース)」「財務(ファイナンス)」「ガバナンス」 5つの領域を強化。
業務プロセス
デジタル技術を積極活用し、コ
スト・品質最高水準のビジネス
インフラを構築する。
技術力(ナレッジ) ガバナンス
時代の最先端ニーズのみなら 持続可能な事業運営、積極的
ず、内外のあらゆるエレクトロ なリスクテイクを可能にする管
ニーズにお応えできる目利き 理体制を整備する。
集団を育成する。
人材(リソース) 財務(ファイナンス)
労働人口の更なる超高齢化、 コストを念頭に置いた投資案
グローバル化を展望した組 件選別。適切なレバレッジ活
織・人事制度の高度化を推進 用を前提とする資本収益性の
する。 向上を行う。
8
8
SDGsへの貢献
リョーサンは、エレクトロニクス領域で、安心・最適を創り出していくことを通じ、お客様・サプライヤー・
社員・株主等様々なステークホルダーとともに持続的に成長していくことを目指します。私たちの取り
組みの多くはSDGsに貢献するものと考えています。
関連
成長戦略 概 要 SDGs目標
SDGs
1 ビジネス・ 積極的リスクテイクを通じ 目標8:働きがいも経済成長も
*新たなビジネス提供で人材の活躍促進、働きがいを向上
イノベーション た新たなビジネスモデル・
付加価値の提供
目標9:産業と技術革新の基盤を作ろう
*エレクトロニクス+テクノロジーで付加価値を生み出し
持続可能な社会づくりを推進
2 ネットワーク・ サプライヤーネットワーク 目標12:つくる責任・つかう責任
*商品・サービスの最適で責任ある供給で豊かな生活
イノベーション を強化し、あらゆるお客様 づくりに貢献
ニーズへ対応
目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
*パートナーシップ強化による事業発展で持続可能な社会
づくりに貢献
3 チャネル・ 販売チャネル見直し・強化 目標9:産業と技術革新の基盤を作ろう
*お客さまとともに技術革新を加速し豊かな生活づくりを
イノベーション による内外顧客ネットワー 推進
クの拡充
目標17:パートナーシップで目標を達成しよう
*パートナーシップ強化による事業発展で持続可能な社会
づくりに貢献
9
9