8136 サンリオ 2019-02-14 16:00:00
2019年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月14日
上 場 会 社 名 株式会社サンリオ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8136 URL http://www.sanrio.co.jp/corporate/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 辻 信太郎
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 江森 進 (TEL) 03-3779-8058
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 43,623 △1.2 3,810 △12.6 4,586 △2.6 3,016 21.3
2018年3月期第3四半期 44,135 △6.4 4,359 △27.5 4,706 △25.7 2,486 △57.0
(注) 包括利益 2019年3月期第3四半期 1,979百万円( △49.2%) 2018年3月期第3四半期 3,896百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 35.55 -
2018年3月期第3四半期 29.31 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 94,110 52,183 55.2
2018年3月期 98,274 52,734 53.4
(参考) 自己資本 2019年3月期第3四半期 51,904百万円 2018年3月期 52,491百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 40.00 - 15.00 55.00
2019年3月期 - 15.00 -
2019年3月期(予想) 15.00 30.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 60,600 0.6 5,200 △9.3 6,000 △0.3 3,700 △24.9 43.61
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 89,065,301株 2018年3月期 89,065,301株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 4,208,583株 2018年3月期 4,218,473株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 84,849,774株 2018年3月期3Q 84,847,046株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(海外:2018年1月1日~2018年9月30日、国内:2018年4月1日~2018
年12月31日)においては、国内は、テーマパーク事業が好調で、特に東京都多摩市のサンリオピューロ
ランドは、メルヘンシアターの「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」、フェアリーランド
シアターの「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」、夏の「ピューロ夏フェス」、秋の「ピューロハロウ
ィーンパーティ」が好評でした。物販事業では、上半期に台風や地震による自然災害が相次いだことか
ら、地域によっては、インバウンドの減少や、一部地域店舗の営業休止などによる集客の減少の影響が
ありました。第3四半期連結会計期間においても、その影響が残りましたが、店頭イベントの実施やプ
ロモーションの展開により国内需要の獲得に努めました。海外は、アジアでは中国、香港・マカオにお
けるロイヤリティ収入が堅調に推移しました。欧米では、各子会社において回復に向けた施策に取り組
んでいるものの業績回復が遅れております。
これらの結果として、売上高は436億円(前年同期比1.2%減)、営業利益は38億円(同12.6%減)と
なりました。営業外収益として投資事業組合運用益を3億円計上したこと等により、経常利益は45億円
(同2.6%減)、特別利益に、米国子会社の固定資産に関してセールアンドリースバック取引が期前解
約されたことに伴う、繰延収益の実現益による固定資産売却益5億円、投資有価証券売却益5億円、特
別損失に投資有価証券評価損5億円、事業構造改善費用として米国子会社のリストラクチャリングに係
る費用3億円等を計上し、法人税等合計で16億円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益
は30億円(同21.3%増)となりました。
なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当第3四半期連結累計期間の対象期間
は、2018年1月~9月であります。
〔報告セグメント〕 (単位:億円)
売上高 セグメント利益(営業利益)
前第3 当第3 増減 増減率 前第3 当第3 増減 増減率
四半期 四半期 四半期 四半期
日本 物販その他 266 265 △1 △0.4%
ロイヤリティ 71 72 1 1.6% 31 27 △4 △13.4%
計 337 338 0 0.0%
欧州 物販その他 0 0 △0 △25.5%
ロイヤリティ 15 13 △1 △9.9% △1 △2 △0 -
計 15 13 △1 △10.1%
北米 物販その他 8 7 △1 △12.3%
ロイヤリティ 13 11 △1 △11.9% △6 △7 △1 -
計 21 18 △2 △12.0%
南米 物販その他 0 0 △0 △1.0%
ロイヤリティ 6 3 △2 △36.1% 0 0 △0 △78.9%
計 6 4 △2 △35.4%
アジア 物販その他 5 6 0 6.0%
ロイヤリティ 54 55 0 1.5% 23 24 0 4.0%
計 60 61 1 1.9%
調整額
- - - - △4 △4 0 -
連結 物販その他 280 279 △1 △0.6%
ロイヤリティ 160 157 △3 △2.1% 43 38 △5 △12.6%
計 441 436 △5 △1.2%
(注)海外地域の子会社は、ロイヤリティ収入に対して相応の額を売上原価として著作権所有者である
日本の親会社に支払っており、それを親会社は売上高として計上しておりますが、連結消去されるため
上表の日本の売上高にはその相当額は含まれておりません。セグメント利益(営業利益)には反映され
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
ております。
なお、ここに示す売上高は、外部顧客に対する売上高であり、前述のロイヤリティに限らず報告セグ
メント間売上高は内部取引高として消去しております。
① 日本:売上高338億円(前年同期比微増)、営業利益27億円(同13.4%減)
物販事業は、7月以降、猛暑の影響や、台風、地震等の自然災害による一部地域店舗の営業休止など
により、インバウンドを含む集客の減少が売上に大きく影響しましたが、10月以降は、ハロウィーン、
クリスマスなどのシーズンを強調した店舗環境づくりや、集客策としての店頭イベントの提案、実施、
さらにはトップギフトシーズンに向けた商品提案やプロモーションの展開により国内需要を獲得するこ
とができました。その中でも、ケーブルバイトやクッションブランケットといった重点販売商品や、他
社キャラクターとのコラボレーション商品などの販売施策が好評を博しました。その結果、既存店売上
(直営店及び百貨店の当社直営ショップベース)は前年同期比100.0%となりました。今後については、
伸長しているEコマースの一層の強化や、実店舗においてはバレンタイン、ホワイトデー、入園入学用
品といったシーズン提案の強化や、新たなインバウンド施策を実施し、話題づくり、販売増に努めてま
いります。
ライセンス事業は、商品化権ライセンスでは、12月まで続いた温暖な気候によるアパレル関連の不振
はありましたが、サンリオキャラクターのワイド展開や、アニメ系コンテンツとのコラボレーション企
画、『ハローキティ』45周年に向けた新企画が好調でした。企業向け企画では、品川区の観光大使に就
任している『シナモロール』企画の拡充があります。区からの各種通達封筒への利用やマンホールデザ
インでの活用に加え、ふるさと納税の返礼品にオリジナルぬいぐるみが採用され、突出した申込み数が
ありました。また、杏林製薬株式会社のベビーグッズ消毒製品の「ミルトン」やクラシエホールディン
グス株式会社のシャンプーなどのドラッグアイテムが堅調でした。トピックスとしては大型商業施設
「相模大野ステーションスクエア」のシーズン装飾に『アグレッシブ烈子』が採用され大きな反響があ
りました。
テーマパーク事業は、東京都多摩市のサンリオピューロランドは、入園者数が1,083千人(前年同期
比6.9%増)と前年同期比69千人増加しました。前年3月からスタートした、松竹株式会社とのコラボ
レーションによるメルヘンシアターの新作「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」が評判と
なり、さらに6月に、フェアリーランドシアターで前作に続き、株式会社ネルケプランニングとのコラ
ボレーションによる男優だけの新作ミュージカル「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」をスタートした
ことが好調の要因となりました。また、夏季には、「ピューロ夏フェス」と題し内容を変え実施、9月
からの「ピューロハロウィーンパーティ」も好評を博しました。さらに、福利厚生代行サービスなどを
行っている企業向けの企画や当日券、ネット割引、国内及び海外代理店のeチケット販売などによる海
外からのお客様も増加しました。しかしながら、株主優待券の利用期限を12月末から1月末に1か月延
長したことの影響があったとみられ、第3四半期連結会計期間での入園者数は366千人と前年同期比微
増でした。なお、1月の入園者数は株主優待券の利用期限を延長したことにより、大幅増員を見込んで
おります。入園者増により、チケット売上、お土産などの商品売上、レストラン売上などのすべての売
上高が前年同期に比べ増収となりました。さらに、コスプレやタレント出演といったイベントや対企業
のバーゲン等の場所貸しによる売上も前年同期に比べ5割増加しました。
大分県のハーモニーランドでは、上半期は、西日本豪雨や台風の影響、記録的な猛暑などの影響があ
りましたが、入園者数は前年同期を13千人上回り、10月以降も台風などの大きな影響もなく、前年悪天
候で伸び悩んだハロウィーンナイトやクリスマスといった各イベント開催日の集客も堅調に推移しまし
たので、入園者数は累計で359千人(前年同期比5.5%増)と18千人の増加となりました。売上は、商品
売上においてシーズン毎のオリジナル商品等が伸長しました。通期に向けては、特に3月のイースター
イベントに注力し、集客の増加を目指します。
その他の事業のロボット事業に関しては、海外の博物館向け恐竜ロボットや、H.I.Sグループの「変
なホテル」の受付案内ロボット、スポーツシューズの耐久試験機の納品などが売上に貢献しました。
なお、国内事業全体の営業利益につきましては、海外からのマスターライセンス収入の減少等により
前年同期を下回りました。
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
② 欧州:売上高13億円(前年同期比10.1%減)、営業損失2億円(同74百万円損失増)
欧州では、主要諸国及び中近東、東欧におきましても、売上は依然厳しく、家庭用品をはじめ各ライ
センスカテゴリーにおいて前年を下回る状況です。『ミスターメン リトルミス』のアジア展開におき
ましては、中国における新代理店との契約がまとまり、今後の中国本土でのさらなる伸長を目指しま
す。販売費及び一般管理費では、英国の販売代理店との契約を解除し、直接営業に切り替えたことによ
る販売手数料の減少が営業利益に寄与したものの、営業面での厳しい状況は続いておりますが、有名
YouTuberなどインフルエンサーを活用したマーケティングを行い、有名ブランドとのコラボレーション
や大手ファストファッションとの取り組みを強化し、主要カテゴリーであるソフトラインの底上げを図
ってまいります。
③ 北米:売上高18億円(前年同期比12.0%減)、営業損失7億円(同1億円損失増)
米国では、サンフランシスコの子会社の本社、倉庫設備及び賃貸施設の売却に伴い、賃貸収入が無く
なりましたが、物販では、直営店売上、EC事業売上が前年同期実績を大きくクリアしました。ライセン
ス売上では、ConverseやPUMAとのコラボレーションが貢献したものの、主要カテゴリーであるアパレル
やヘルス&ビューティにおいて前年を大きく下回りました。キャラクター別では、4月からNetflixで
配信が始まり、反響を呼んでいる『アグレッシブ烈子(Aggretsuko)』やミックスキャラクターの提案
が好調ですが、『ハローキティ』や『ぐでたま』の売上減を補うには至りませんでした。今後もグロー
バルなライセンシーの拡大とともに、既存ライセンシーのフォローアップを続けてまいります。
④ 南米:売上高4億円(前年同期比35.4%減)、営業利益14百万円(同78.9%減)
南米地域は、メキシコ、ブラジル、チリ、ペルーといった主要諸国が不調で、減収減益となりまし
た。ブラジルでは、当連結会計期間においてアパレルやヘルス&ビューティが好調でしたが、当連結累
計期間の落ち込みをカバーするには至りませんでした。メキシコではヘルス&ビューティや文房具が好
調でしたが、他のカテゴリーは全般に不調でした。今後も、小売業者との直接ライセンス取引や、SNS
や空間ライセンス施設を通じたキャラクターの露出を行ってまいります。
⑤ アジア:売上高61億円(前年同期比1.9%増)、営業利益24億円(同4.0%増)
香港では、香港・マカオ市場が引き続き好調に推移しました。香港老舗テーマパークとの新規取組、
ドラッグストア等大手流通との販促キャンペーンや、金融機関との取り組みが貢献しました。前連結会
計年度において、高成長を遂げたタイにつきましては、ヘルス&ビューティが好調も、大手メーカーや
コンビニエンスストアとのキャンペーン関連売上の大幅減少により苦戦しました。フィリピン、インド
ネシア、ベトナムにつきましては、まだ市場規模は小さいですが、前年同期実績をクリアしました。
台湾では、商品化権ライセンスの主要カテゴリーである、アパレル、家庭用品が好調でした。また、
ファミリーマートやセブンイレブン等のコンビニエンスストアとの取り組みが好調でしたが、前年実績
が高かった食品カテゴリーや、イベント等は前年同期を下回りました。
韓国では、ヘルス&ビューティや食品カテゴリーが売上に貢献しましたが、家庭用品や、企業プロモ
ーション等前年好調であった企業特販の落ち込み等により、業績が前年同期を下回りました。
中国では、空間ライセンス事業が堅調に推移しております。商品化権ライセンスでは、アクセサリー
関連、ヘルス&ビューティ関連においての主要ライセンシーの落ち込みにより苦戦しておりますが、中
国最大手スポーツブランドの子供服を中心にアパレルが好調で業績を牽引しました。また、上期苦戦し
ていた企業特販でも広告代理店との連携でノベルティプロモーションを実施し前年同期実績を超えるこ
とができました。
キャラクターの多様化では、中国においてアパレルの展開が好調な『バッドばつ丸』や『ぐでた
ま』、韓国ではアニメのヒットにより『リルリルフェアリル』、台湾では『マイメロディ』、その他地
域で『ポムポムプリン』『シナモロール』『リトルツインスターズ』の伸長が、『ハローキティ』以外
のキャラクターの構成比増に貢献しました。
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
参考:海外子会社 売上高・営業利益(現地通貨ベース:連結消去前個別財務諸表数値)
売上高 営業利益
ロイヤリティ 物販 計
ドイツ 千EUR 8,452 51 8,503 △347
(前年同期比増減%) △13.0 △20.6 △13.0 ―
英国 千GBP 2,948 36 2,984 △512
(前年同期比増減%) △20.8 △90.1 △27.1 ―
北米 千USD 10,475 6,740 17,215 △6,910
(前年同期比増減%) △10.0 △10.2 △10.1 ―
ブラジル 千BRL 13,002 386 13,388 459
(前年同期比増減%) △25.8 △9.3 △25.4 △76.2
チリ 千CLP ― 15,018 15,018 1,935
(前年同期比増減%) ― ― △29.4 ―
香港 千HKD 99,187 51,595 150,782 53,611
(前年同期比増減%) 0.1 7.9 2.7 7.9
台湾 千NTD 257,676 53,476 311,152 91,625
(前年同期比増減%) 1.3 △5.6 0.0 △6.6
韓国 千KRW 5,733,436 217,600 5,951,036 1,153,743
(前年同期比増減%) △8.9 △2.3 △8.7 △27.1
上海 千CNY 145,737 47,506 193,244 69,515
(前年同期比増減%) 6.7 △25.9 △3.7 9.8
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は941億円で前連結会計年度末比41億円減少しました。資産の
部の主な減少項目は現金及び預金16億円、受取手形及び売掛金8億円、未収入金4億円、建物及び構築
物3億円、投資有価証券5億円、投資その他の資産のその他5億円です。
負債の部は419億円で36億円減少しました。主な減少項目は有利子負債(1年内償還予定社債を含
む)10億円、未払法人税等10億円、退職給付に係る負債11億円、固定負債のその他7億円です。主な増
加項目は支払手形及び買掛金が7億円です。純資産の部は、退職給付に係る調整累計額5億円、親会社
株主に帰属する四半期純利益30億円の増加に対し、配当金の支払による利益剰余金25億円の減少、その
他有価証券評価差額金5億円、為替換算調整勘定10億円の減少により521億円と5億円減少しました。
自己資本比率は55.2%で前連結会計年度末比1.8ポイント上昇しました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、2018年5月11日に公表しましたように、当連結会計年度を初年度とする、3ヶ年の中期経営
計画『Marketing Innovation Project 2021』をスタートさせました。“ソーシャル・コミュニケーシ
ョン・ギフトビジネスの会社として戦略的なグローバル企業に変革する”ことを目指しております。
海外事業における欧州、米州両地域における業績回復の見通しは、期初計画に対し遅れている一方、
国内事業では、テーマパーク事業は引き続き好調に推移しております。今後とも中国の景気の動向や、
来日観光客の動静により業績が左右される可能性はありますが、引き続き中期経営計画の各施策を推進
し、初年度の営業利益目標、そして最終年度の営業利益目標の達成を目指しております。
なお、連結業績予想に変更はありませんので、当期末の配当につきましては、計画通り15円の配当を
予定しております。
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(参考)海外地域別損益~第3四半期の3期推移
(単位:百万円)
外部顧客に対する売上高 営業利益
増減率 増減率 増減率 増減率
地域 2016/12 2017/12 2018/12 2016/12 2017/12 2018/12
(%) (%) (%) (%)
ドイツ 1,951 1,218 △37.6 1,106 △9.2 △291 △61 - △45 -
欧州 英国 334 306 △8.3 264 △13.8 △50 △84 - △175 -
小計 2,285 1,525 △33.3 1,371 △10.1 △341 △146 - △220 -
北米 米国 3,018 2,145 △28.9 1,887 △12.0 △328 △637 - △759 -
ブラジル・
南米 721 635 △11.8 410 △35.4 181 68 △62.5 14 △78.9
チリ
香港 2,443 2,162 △11.5 2,108 △2.5 858 818 △4.7 851 4.0
台湾 1,136 1,046 △7.9 1,069 2.2 367 360 △2.0 337 △6.4
アジア 韓国 715 639 △10.7 597 △6.6 161 156 △3.5 116 △25.3
中国 1,981 2,185 10.3 2,374 8.6 866 1,044 20.6 1,169 11.9
小計 6,277 6,034 △3.9 6,149 1.9 2,254 2,379 5.6 2,474 4.0
合計 12,302 10,340 △15.9 9,819 △5.0 1,766 1,663 △5.8 1,508 △9.3
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 44,290 42,593
受取手形及び売掛金 7,824 7,019
商品及び製品 4,069 4,623
仕掛品 26 63
原材料及び貯蔵品 116 255
未収入金 880 431
その他 737 678
貸倒引当金 △74 △103
流動資産合計 57,871 55,561
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,876 5,545
土地 8,487 8,484
その他(純額) 2,065 1,924
有形固定資産合計 16,430 15,953
無形固定資産 3,905 3,581
投資その他の資産
投資有価証券 11,513 11,007
繰延税金資産 2,890 2,781
その他 6,934 6,432
貸倒引当金 △1,305 △1,242
投資その他の資産合計 20,033 18,978
固定資産合計 40,368 38,514
繰延資産 33 34
資産合計 98,274 94,110
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,563 5,283
短期借入金 6,737 6,468
未払法人税等 1,564 546
賞与引当金 491 166
返品調整引当金 94 28
株主優待引当金 50 13
ポイント引当金 90 88
事業構造改善引当金 - 378
その他 10,914 10,003
流動負債合計 24,506 22,977
固定負債
社債 3,263 2,470
長期借入金 7,523 8,165
退職給付に係る負債 6,149 5,011
その他 4,097 3,303
固定負債合計 21,033 18,950
負債合計 45,539 41,927
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 3,423 3,409
利益剰余金 53,779 54,250
自己株式 △11,789 △11,762
株主資本合計 55,413 55,898
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △219 △783
繰延ヘッジ損益 △2 △1
為替換算調整勘定 247 △776
退職給付に係る調整累計額 △2,947 △2,431
その他の包括利益累計額合計 △2,921 △3,993
非支配株主持分 243 278
純資産合計 52,734 52,183
負債純資産合計 98,274 94,110
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 44,135 43,623
売上原価 15,368 15,522
売上総利益 28,767 28,101
返品調整引当金繰入額 8 -
返品調整引当金戻入額 - 66
差引売上総利益 28,759 28,167
販売費及び一般管理費 24,399 24,357
営業利益 4,359 3,810
営業外収益
受取利息 409 334
受取配当金 118 118
為替差益 45 66
投資事業組合運用益 - 332
その他 156 190
営業外収益合計 729 1,043
営業外費用
支払利息 127 76
支払手数料 100 169
支払補償費 92 -
その他 61 21
営業外費用合計 382 267
経常利益 4,706 4,586
特別利益
固定資産売却益 3 553
投資有価証券売却益 545 502
その他 - 13
特別利益合計 548 1,069
特別損失
固定資産処分損 18 12
投資有価証券評価損 - 515
減損損失 17 12
事業構造改善費用 - 366
その他 - 15
特別損失合計 35 922
税金等調整前四半期純利益 5,219 4,733
法人税、住民税及び事業税 1,695 1,531
過年度法人税等 1,176 -
法人税等調整額 △170 151
法人税等合計 2,701 1,683
四半期純利益 2,518 3,050
非支配株主に帰属する四半期純利益 31 33
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,486 3,016
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 2,518 3,050
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 433 △564
繰延ヘッジ損益 3 0
為替換算調整勘定 459 △1,022
退職給付に係る調整額 481 515
その他の包括利益合計 1,378 △1,070
四半期包括利益 3,896 1,979
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,872 1,944
非支配株主に係る四半期包括利益 24 35
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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株式会社サンリオ(8136) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 33,794 1,525 2,145 635 6,034 44,135 - 44,135
(うちロイヤリティ売上高) (7,150) (1,508) (1,307) (621) (5,456) (16,044) (-) (16,044)
セグメント間の
4,517 19 4 1 1,334 5,876 △5,876 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (4,357) (19) (-) (-) (0) (4,376) (△4,376) (-)
計 38,311 1,544 2,149 636 7,368 50,011 △5,876 44,135
セグメント利益又は損失(△) 3,149 △146 △637 68 2,379 4,812 △452 4,359
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △452百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 33,804 1,371 1,887 410 6,149 43,623 - 43,623
(うちロイヤリティ売上高) (7,266) (1,358) (1,151) (397) (5,537) (15,711) (-) (15,711)
セグメント間の
4,267 19 5 0 1,081 5,375 △5,375 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (4,049) (19) (-) (-) (0) (4,069) (△4,069) (-)
計 38,072 1,390 1,893 411 7,231 48,999 △5,375 43,623
セグメント利益又は損失(△) 2,725 △220 △759 14 2,474 4,234 △424 3,810
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △424百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
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